2009年04月10日

SMART FRIDAY - シークエンスデザイン

金曜日は、首都高にやさしさを広げるプロジェクト[TOKYO SMART DRIVER] にまつわるトピックをスマドラの発起人である小山薫堂さんとご紹介します。今夜も先週に引き続き、アーバンスケープ・アーキテクトの韓亜由美さんをお迎えしてお送りするSMART FRIDAY。

韓さんは様々なデザインをされていますが、今夜は首都高のデザイン「シークエンスデザイン」のお話をお聞きしました。これは、ドライバーに向けてのデザイン。首都圏は非常に過密なところを縫って走っているので、なかなか難易度が高い道路。カーブや勾配が多かったり、分岐が次から次へと出てきたり。。。それを少しでもデザインの力を使ってドライバーの方のアシストができればという思いから。
ここはカーブになっていますよ。」や「ここは下り勾配になっていますよ。」というような道路の形の情報や環境の情報を標識を立てるわけではなくて、路面や壁面を使って感覚的に感じられるようなデザインを取り入れる。言語や記号の文字でいっぱいにすることなく視覚的に分かりやすく表示するということなんですね。
大宮線の下り美女木ジャンクションのあたりに、下り坂を知らせる「オプティカルドット」というものがあります。これにより速度超過の車が減ったそうです。ストレスなく、自分から自然にスピードを落とせるデザイン。シークエンスデザインは直接的に事故を減らすものというよりは、首都高をより快適に楽しみながら走れる環境にすることを実現するための体質改善のようなものだとおっしゃっていました。

最近、韓さんは「首都高サイエンスデザインプロジェクト」というのを立ち上げました。これは、シークエンスデザインを実行していくにあたってデザインという側面だけでは充分ではないので、多方面にわたる科学の諸分野の先生方に集まっていただいて、ひとつひとつ、どのように次に活かしていけるか相談しあいながら進めているんだとか。これからどんなデザインが出てくるのか楽しみです。

WEB: Studio Han Design
WEB: (shutoko + science) design

ShareSmile Staff| 22:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:smart-friday

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