2018年05月20日

5/20のゲスト:クレール・エルジエール

5月20日はフランスのシンガー、クレール・エルジエール(Claire Elzière)をゲストにお迎えしました。

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クレール・エルジエールは1971年、パリ生まれ。1999年、新人発掘のシャンソン・フェスティヴァルに出場し、ジュリエット・グレコのレパートリーをグレコ本人の前で歌い絶賛されました。

2003年、ピエール・バルーのレーベル「サラヴァ」からファースト・アルバムをリリース。

近年は、この番組にも2回ゲストにお迎えしたことがあるフランスのギタリスト、ドミニック・クラヴィクのグループにも参加しています。

★ピエール・バルーの思い出

「ピエール・バルーとの出会いは90年代の後半で、コンサートで私の歌を聴いてデビューの機会を与えてくれました。2003年にファースト・アルバムを発表し、私と彼との冒険が始まりました。

その後もサラヴァ・レーベルから3枚のアルバムをリリースし、私のコンサートにピエールを招いたり、彼のコンサートに私が呼んでもらい、交流が続きました。

サラヴァ・レーベルは、フランスで最も歴史のあるインディーズ・レーベルで、ピエールの、オープンマインドで人との出会いを大切にする精神に基づいています。

また彼は、ブラジル音楽に造詣が深い人でしたが、同時に伝統的なシャンソン、特に歌詞を、とても大切にしていました。そういうところから、私に門戸を開いてくれたんだと思います」

★5月のパリ

「5月はパリジャン、パリジェンヌがずっと待ち焦がれていた季節です。特に今年は冬が長かったので、なおさらでした。

 5月になると、カフェのオープンテラスがオープンして、そこでランチやディナーを楽しみ、サンマルタンの運河、セーヌ川の岸辺を、シャンソンの一節を口ずさみながら散歩します。

 庭園には花が咲き、夏への予感もただよう、とても陽気になる季節です」。

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スタジオライヴの生演奏は、100年以上前に作られたシャンソンのスタンダード・ナンバー「Sous les ponts de Paris(パリの橋の下)」。アコーディオンの演奏は田ノ岡三郎さんでした。この曲は、クレールのニューアルバムにも入っています。

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クレール・エルジエール
「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン&フレンチポップ〜」
Claire Elzière “CHANSONS D’AMOUR DE PARIS ~ d’aujourd’hui et de toujours”

Respect Records RES-306
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STAFF| 17:44 | カテゴリー:GUEST


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