2009年02月15日

CARNAVAL 2009 レポート

11日(水・祝)、麻布十番WAREHOUSE702で開催した毎年恒例のイヴェント「J-WAVE NOEVIR SAUDE! SAUDADE... CARNAVAL 2009」。600人近いお客様にご来場いただき、開催13年目にして最多動員記録を更新しました。ありがとうございました。

お客様には入場に際して長時間お待ちいただき、申し訳ございません。また場内も立錐の余地のない大混雑となりましたが、カルナヴァルの熱気を実感していただけたと思います。

当日のレポートです。今年は「パーカッシヴ」をテーマに、リオ、バイーア、レシーフェの三大カーニヴァルのパーカッション・サウンドをフィーチャーしました。

オープニング・アクトはブラジル北東部レシーフェのカーニヴァルのリズム「マラカトゥ・ナサォン」を中心に演奏する11人のパーカッション・アンサンブル、BAQUEBA(バッキバ)。カラフルな衣装、叩きながらダンスも披露するパフォーマンスをフロアーで繰り広げ、気分はレシーフェのストリートに。

二番手はmocidade vagabunda bateria nota 1000(モシダーヂ・ヴァガブンダ・バテリア・ノタ・ミウ)。パーカッション隊を中心にホーン・セクションやコーラスも加えた総勢25名がステージに登り、リオのカーニヴァルのサンバをはじめロック、ファンク、ヒップホップもミックス、「今」を感じさせる多彩なサウンドでフロアーを熱狂させませた。バトゥカーダ(パーカッション・アンサンブル)のパフォーマンスが圧巻!

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フロアーには横浜のバハカォン・ダ・モシダーヂがブライリアン・フードのブースを出店。早々に完売となる大人気でした。

三番手は3年連続の出演となったBarravento(バハヴェント)。「ブロコ・アフロ」と呼ばれるバイーアのパーカッション・グループの編成でパワフルな演奏を展開、貫禄のパフォーマンスで心をバイーアのストリートへと誘いました。

レシーフェ、リオ、バイーア。三大カーニヴァルのパーカッション・サウンドをお届けしたところで、ファイナル・アクトは東京のカーニヴァル! あらゆるブラジリアン・グルーヴを飲み込んだオリジナル・ワールドを繰り広げる快男児、Saigenji(サイゲンジ)が7年連続の出演。初のトリをつとめ、小泉克人(ベース)、福和誠司(パーカッション)とのトリオで番組のオープニング・テーマ曲「走り出すように」などのオリジナル曲とブラジルの曲を披露。オーディエンスのコーラスもフィーチャーし、ステージとフロアーが一体となって気分は最高潮に。

SaigenjiとBarraventoの初のコラボレーションも実現。バイーアの暴れん坊将軍ことカルリーニョス・ブラウンの名曲「Magalenha」(Saigenjiのベスト盤CD「Selecao」に収録)を共演しました。"チェーチェーチェチェレチェ" のコーラスをオーディエンスも一緒に大合唱。

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超満員にふくれあがったフロアー。ご来場ありがとうございました。2010年2月にまたお会いしましょう。

staff| 07:57 | カテゴリー:


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