

みなさん、こんばんわー。
毛皮のマリーズの志磨遼平です。
今日はですね、SPEAK OUT!スタッフを引き連れて、
今、港区は白金にきています。
シロガネーゼ。
おっと、今ブロンド美女とすれ違いました。
さすが白金。
早くもちょっと…杉並区とは違う雰囲気が漂っています…
今日、僕は白金に何をしにきたかと言いますと。
懸命なSPEAK OUT!リスナーならば、もお分かりでしょう。
今週はリスナー家庭訪問に来ました。
この企画、僕もリスナーのみなさんからそろそろもてなされたいと。
もう、そういう時期なのではないかと。
で、家庭訪問で、おもてなし内容を明記の上、募ったわけです。
そしたら、たくさんメールをくださいまして。
そして、この中で1通気になるメールが届いたわけです。
みなさんも、よーく知っている…コーヘイくん。
まずコーヘイくんの状況を振り返ってみますと…
コーヘイくんは北海道生まれのバンドマンで東京に上京してきましたが
家庭の事情で実家に戻らなくてはいけなくなりました。
で、実家に帰ったコーヘイくんは本屋でバイトをしながら
実家の事情と自分の夢、どちらを優先させるべきか
悶々と考えながら過ごしていました。
そして、その相談に番組でちょくちょくのっていました。
で、ある日、バイトしていた本屋で正社員にならないか、という話しがきて
このまま就職するのか、上京してバンド活動をするか悩んでいるので
志磨さん後押しを!というメールが着まして…
僕はそこで…
「もう、東京来たらいいじゃないか。
とりあえず来たらなんとかなるかもしれないじゃないか!」と。
そしたら、その次の週とかには東京に来たみたいで
確かその時は代々木の友達の家に転がり込んでたのかな?
で、僕はお金もないやろうし、大変やから
お腹すいたら、ごはんとかおごるからね、という話しをしていたわけです。
それからちょっと連絡が途絶え....
この家庭訪問企画に
久しぶりにコーヘイくんがメールをしてきたわけです。
そして、いつの間にか住所が港区白金に変わっていたのです。
しかも、彼女と同棲しています、と。
おもてなしは、自分が毛皮のマリーズの曲を歌って
自分が尊敬する彼女の手料理を食べてもらいたい、と。
ちょっと待て、と。
これどういうことだと。
みなさんも応援してくれていたコーヘイくん。
下手したら彼の好感度ガーン下がることにもなりかねませんよ、これ。
上京していきなり彼女と白金で同棲?
今日の成り行き次第では、えらいことになります。
そろそろ着きそうですね。
今白金の坂を登っています。
え、これ?これ?あった?あった!?
到着しました。
わお。これはちょっと….
それでは潜入しましょう。

オートロックですね。
呼び出し….
カメラ付きじゃん。
?「はーい。」
志磨(以下、志)「あ、コーヘイくんのお宅でしょうか?
これ、今映ってるのかしら?」
?「あ、こっちに志磨さん映っています。
今、開けます!」
開いたぜ。

どこだ?こっちか。

ピンポーン。

志「おーーー!」

コーヘイ(以下、コ)「こんばんわ!!」
志「初めまして、コーヘイくんですか!?
毛皮のマリーズの志磨遼平です。」
コ「初めまして、コーヘイです!」
志「あらー、お邪魔致します。
うわーーー………」

志「こら、ちょっとまぁなんと。
ラグジュアリーな。
そうですかー。
綺麗なお部屋で。
僕が東京へ出てきて最初に住んだところは
5畳半、ガスコンロと水道の蛇口のみ…
コーヘイくん宅には…
薄型液晶テレビがありまして
カメラ付きオートロックでしょ。
風呂トイレ別だね、これは…
あ、手料理が用意されています!」


彼女「すいません、ちょっと冷めちゃいました..」
志「そーーんな、全然おかまいなく!
立ち話もなんですし。すいません。よいしょ。
これは、得意メニューですか?」

彼女「得意ってわけではないんですけど
すごい色々話しをして、健康的な和食にしようと
一緒につくったんですよ。」
志「これは、和風おろしハンバーグ。コーヘイくんも一緒につくったの?」
コ「こねました。」
志「んで、これはマグロサラダ?
ベーコンと大根の煮物。
よし、じゃあちょっと頂きますよ。
まずハンバーグを。
ん、んまい!」




コ「やったぁ!」
志「さっそくですけど、最初東京にいつ来たの?
生まれは北海道だよね?」


コ「生まれは北海道です。
1番最初東京に出てきたのは18の時ですかね。
僕高校中退してコンビニで働いて、
父親に東京に行ってこいと言われて。
僕が音楽をやってることを知ってて
音楽の専門学校に行って、デビューするまで帰ってくるなと。
なんですけど家庭の事情で帰らなくてはいけなくなって。
その時に、俺何やってんだろうって。
音楽も出来なくなったし…彼女にも相談して…」
志「あ、はい!1つ質問!彼女とはその時から付き合ってたの?」

コ「そうです。同じ音楽の専門学校で18歳の時にはもう付き合ってました。」
志「東京に北海道から出てきて
お金もないやろうから、
お腹すいたらごはんでも連れてったろうと思ってたのに
それがいつの間にか白金に引っ越して
しかも彼女と同棲してるなんて。
これは完全にヒモやな、と。
事の次第によっては好感度がーんとさがると思ってたけど
なんだ、良かった。
18歳からってことは、もうそろそろ3年?
彼女はこちらの生まれ?
ってことは遠距離をしてたわけだね?
それは大丈夫だったの?」

彼女「毛皮のマリーズがメジャーデビュー前から
ずっと好きって言ってて
自分のバンドも頑張ってて、いつか毛皮のマリーズと対バンしたいって
言ってたし、それを私もすごく応援してて。
で、遠距離になったけど
帰ってもずっと志磨さん、志磨さんって言ってるから
まぁ、これはいつか帰ってくるんだろうなって思ってたんですよ。
信じてました。
そしたら3ヶ月ぐらいでいきなり…。」

コ「その前からチョクチョク、再上京のこととか考えてて
まぁ、僕にしては一大事というか
覚悟を決めなければならないから。
慎重には話し合ってて。
で、僕の地元J-WAVEが聞けないんで、聞けない間は
ブログを見てて、
志磨さんの後押しで、もうすぐこっちに来ました。」
志「素晴らしい。
SPEAK OUT!が
人の人生を後押しして..
コ「僕は、正直今、志磨さんと喋ってる、
今、志磨さんが家にいるってことが信じられなくて…
ぶん殴って欲しいです…」
志「あ、じゃぁ、1つ良い事を教えて上げる。
僕は、すごく靴下嫌いなのね。
なんか恥ずかしいの。
でも、今日お宅にお邪魔するってことで
セブンイレブンで急遽靴下を買って履いてきました。

これはかなり、レアです。
今日はかしこまってきましたから。
ここのお家は、物が少ないね?」


彼女「まだ、全然日が浅くて…
私は元々実家暮らしで一人暮らしは初で。
1つ聞きたい事があるんですけど、
志磨さんの頭の中はどうなってるんですか?
感性がすごいあるので
いつもどんなものに触れているのかとか知りたいです。」
いつもこの人(彼氏)が、
志磨さんはどういう風に曲かいてるんだろうって言ってて…
俺には絶対あんな曲は書けない…って。」

志「曲をつくるのは簡単なことやって清志郎さんが言ってたから
僕にとっても難しいことじゃないのね。
でもあんまり、近くの目標は立てないようにしてる。
あのライヴでやったらかっこいいかも!とか
お客さんが盛り上がるように、とか。
近い未来の為には曲は書かない。
100年前とか100年先のことを考えながらつくるようにしてます。
コーヘイくんは曲は割とすぐできる方?」
コ「精神的に落ちた後が、とんでもなく良い曲ができるんですよ。
だけど、自分が調子良い時は全くできない。
最近つくった曲が、電気止まった時にできたんですけど
つくってみたら周りにすごくウケが良くて。」
志「物事がうまくいってたら結局、音楽いらんのよね。
音楽は我々に何をしてくれるか、それを常に考える。
気分の落ちた時に、ちょっと良くしてくれるものなのね。
気分の良い時は音楽はいらないのね。
常に楽しいから。
音楽は満たされてない時に、自分を満たすためのものだから。」
志「そういえば、1曲うたってくれるって…
ここでいつも歌ってるんですか?
大丈夫なんですか?」
彼女「多分大丈夫だと思います。」
コ「じゃぁ….あー緊張してきた。
こんなこと….
“ボニクラ”のゆっくりアレンジを…
うわー緊張する….」



志「あー、なんか僕も緊張してきた!」
(拍手)
志「感動しました。
良い声ね!
自分の曲人に歌ってもらうの初めてかも!
ありがとう。嬉しい。」
コ「事の重大さに今気づいた。
じゃぁ、続いて自分の曲…
電気止まった時につくった『スピカ』を…」


志「贅沢な生歌を。ありがとうございます。
いつからバンドやってるんですか?」
コ「僕は中学2年生の時に初めてバンドを組みましたね。
小6の時はひとりでやってました。
中1ぐらいから曲をつくり始めて、
中2の時にヴォーカルがいないからって友達に誘われて
やらされて、次も誘われてやって…
で、初めて稚内でライヴハウスのステージに立ったんですけど
お客さんがすごくいて、
なんじゃこりゃって。
その時に初めて、ライヴハウスのステージに立った時に
あ、僕音楽やりたいって思いました。」
志「あの〜、一緒にライヴをしたいじゃない?
我々も頑張るじゃない?
待ってる人を追っかけてもつまらないし。
僕らは追いつかれないように必死で走ります。
一生懸命。
だから、コーヘイくんは3倍速ぐらいで追いかけないと
一緒にライヴができないのでよろしくお願いします。」
コ「はい。必ず、追いかけます。3倍速で。」
志「素敵な彼女さんを大事に…
今日はコーヘイくんのおうちにお邪魔しました。
どうもありがとうございました。
なんか歌いますか?
なんかリクエストありますか?」
コ「え、え、え、え?いんですか?
僕もちろん『ティン・パン・アレイ』全部すごく好きなんですけど
「星の王子さま」が1番好きで。ずば抜けてどストライクで。」
志「じゃぁ、やりましょか。」
コ「すげーーー。え、え、え、え、え、え。」



志「寒いんで、もうここで大丈夫ですよ。」
コ「夢の日々だった…」
志「お邪魔しました。ごちそうさま。」
アレが毎日食べられるなんて、羨ましいよ。
僕はウサギ小屋だよ、帰ったら。
ひとりで。
じゃぁ、またね〜。」
さてと、これにてリスナー家庭訪問は終了でございます。
コーヘイくんはとても好青年だった。
良い声だった。
彼女さんは美人だし。
なんか自分が情けなくなりましたね〜。
彼にはぜひ成功して大物になっていただきたいですね。
それでは今週はこのへんで。
毛皮のマリーズの志磨遼平でした〜。