
突然の発表にして、
目まぐるしくニュースが飛び交った先週。
志磨遼平にとって“音楽やること”は、
いったいどういうことなのだろうか…。
個人的にそんなことを思い続けたここしばらく。
この前の放送の冒頭でお伝えした解散ニュース。
既にスタジオ入りして出番を待っていた
だいち69くんの表情が忘れらない。
インディーズ時代からの良きライバルであり、
盟友である、だいち69くんの放送中の発言がこちら。
「毛皮のマリーズがメジャーに移籍してから、
俺は一枚も(俺の中での本来の)“毛皮のマリーズ”
というものを聴いていない…。」
そこへ、放送を聴いていたと思われる
志磨くんから一通のメールが…
「だいち69へ。
ロックンロールは怒りだけじゃねぇ。
人間のすべてだ。」
人間のすべてだ。…と。
思えば、1年間にも及んだ
志磨遼平ナビゲートによる「SPEAK OUT!」は
お世辞抜きにして、聴いてくれている人に
真摯に向き合うことが貫かれた時間だったように思う。
時には考えが上手くまとまらず、
収録が深夜から朝方に及んだこともしばしば。
リスナーの一人暮らしの自宅を訪問して
やったことのない弾き語りを披露したり、
自分の昔のバイト先にリスナーを招待して
お手製での公開放送を実施したり、
その姿勢は一貫している。
裏切ることは絶対にしないし、
彼自身、裏切るようなことはさせない。
先日、番組では彼に放送を通して
「直接、自分の口から全てを話して欲しい。」
と出演のオファーをかけました。
その時が来るまで、
今一度、REAL-EYES、
引いては彼がラジオから伝えたかったことを
もう一度思い返しておいて欲しい。
J-WAVE TOKYO REAL-EYES
毛皮のマリーズ志磨遼平ナビゲートの「SPEAK OUT!」
2010年4月から2011年3月まで。
そこにはメジャーデビューを果たし、
『ティン・パン・アレイ』という愛と幸せに満ち溢れた音楽集を書き上げ、
「マリーズ・メイニア」と題した全国ツアーに出発し、
最中、未曾有の震災が起こった中での
彼の一部始終が記録されている。