
2006年5月、NYのメトロポリタン美術館で
恒例のファッションイベントが開かれた。
毎年、この時期にVogueを出版している
コンデナスト社が主催するイベントは、
各有名ブランドがスポンサーとなって開催するもので、
(ちなみに、'03年は、グッチ、'04年は、ガラード、
'05年はシャネル。)
有名デザイナーがスーパーモデルを伴って出席し、
ハリウッドスターや、セレブも挙って参加する。
'06年のパーティーは、バーバリーがスポンサーとなって、
英国をテーマにした「「AngloMania」を魅せた。
しかし、毎年パーティで最も話題を集めたるのは、
スターでも、モデルでもデザイナーでもなく、
アナ・ウインター。
特に、'04年彼女は髪を金髪に染めて、出席。
単なる、エディターが髪を染めただけで、
ニュースとして取り上げられるなんて例のないこと。
それだけ、アナの存在感と影響力が、群を抜いていることの証拠でもある。
アナ・ウインターは、米国:VOGUEの編集長。
彼女は、38歳のとき、米国:VOGUE誌の
編集長に抜擢されて以来、
彼女が注目したコレクションや、ブランドは、
それだけでファッション界に衝撃と影響を与えてきた。
例えば、NYコレクションでデビューしたTHAKOON。
アナは、そのコレクションでTHAKOONを一目で気に入り、
その作品をすべて押さえたため、他のファッション誌は、
その作品を掲載できずに、ウィントゥアーが注目したことを記事に。
又、'00年、賛否両論だったジョン・ガリアーノによる
ディオールの春夏オートクチュールコレクション「ボロドレス」も、
ガリアーノ贔屓のアナが支持したからこそ成功をおさめたという話もある。
とにかく、彼女が流行る!と銘打った作品が、
そのシーズンの流行になってしまうのだ。
アナは、映画「プラダを着た悪魔」のミランダ編集長の
モデルになったといわれていて、
編集長に就任して以来、毎朝5:45に起床するという
規則正しい生活とワークアウトを続け、
その体系をキープしているという。
毎朝、彼女の出勤のためにスタッフが、
15分ごとにコーヒーを準備するというのは有名な話。
さらに彼女は、VOGUE編集長としての
高額なサラリー以外にも、衣装代として、
1000万円以上の支給を受けてるとの噂もある。
しかし何をもったら、ここまで人に影響力と、
存在感を与えられるのか、きっと、お金や才能だけではない、
説明のつかないなにかが彼女には、備わっているのかも
しれない。
ドルチエ&ガッバーナや、ガリアーノもひれ伏す、
ファッション界の重鎮の影響力は、
まだまだこの先も続きそうだ。