4月5月の紫外線量は、もう夏とほぼ同じ。
湿度が低くて、空気が澄んでいるこの時期は、むしろ夏より、紫外線が地上にとどく量は多いそうです。
UVケア…みなさんは、どのように取り組んでいますか?
10年、20年先の肌のことを考えて、今から、しっかりケアしていきましょう!
大人のスキンケア再入門』や、『ラブ肌 愛されるスキンケア』など、皮膚科医の立場から、スキンケアに関する著書を発表している、よしき皮膚科クリニック銀座、院長の、吉木伸子先生にお話を伺いました。
紫外線対策を確実にするには、普段メイクアップをある程度していただくことです。
吉木先生がお話してくださる、スキンケアのポイントは・・・
1.いつでもどこでもファンデーション
2.体の中から美しく!
3.保湿&クールダウン
外側と内側。両方からのケアが、美肌作りのヒケツのようです。
「紫外線対策」といえば・・・日焼け止めクリーム。
化粧の下地に使ったり、スポーツをする時は、日焼け止めクリームだけを塗っている人もいるのでは?この「日焼け止めクリーム」に対する認識。間違っている方が意外と多いそうです。
日焼け止めクリームを選ぶときはSPFの数字を選ぶ基準にしていると思うが、数値が10・30・50と数字が高くなると安心感を覚える人が多い。
でも数字が倍になったからといって紫外線の遮断率が倍になるわけではないんです。
あくまで日焼けして肌が赤くヒリヒリになるまでの状態を防ぐための目安で、シミや老化現象を防ぐ目安ではありません。あとは、数字が倍になったからといって、効能も倍になるわけではない。
もう一つ忘れてはいけないのは、あの数字は「肌の1平方センチメートルあたり2ミリグラムを塗ったときの量として測定されている。実際女性が塗ってる量は、1平方センチメートルあたり2ミリグラムの約1/4〜1/5しか塗ってない方が非常に多い。塗る量が半分になると効果は5分の1。だから塗る量が少なければ、SPF50を塗っても、塗ってないのとあまり変わらない状態である場合もあります。
紫外線をブロックするには、SPFの数字よりも、塗る「量」がカンジン。
「肌の1平方センチメートルあたり2ミリ」ということです。
・・・でも、想像してみてください。
「クリームを2ミリ」って、かなり分厚いですよね。
顔がベタベタになって真っ白になりそう!?
そこで頼りになるのが、紫外線対策・ポイントの一つ目。「ファンデーション」です。
ファンデーションはほとんどが金属や粘土や土など、粉のようなものを練り合わせて色を出して作っています。そういうものは物理的に紫外線を反射する力をもっている。肌の上に膜を作って紫外線を跳ね返す。だから日焼け止めと似たような効果が得られるんです。SPF○○という表示がなくても、ほとんどのファンデーションは、きっちり塗ればSPF20くらいの効果があります。
だから化粧を毎日している人のほうが、化粧しないで日焼け止めクリームだけを塗ってる人よりシミができる量が圧倒的に少ない。だからファンデーションを最小限、必ず塗ることが必要。
また、仕事中に気をつけるポイントは、「窓」からの紫外線。
窓に近いところに席がある方。
営業など、車で移動することが多い方。
鏡を見る時は、ファンデーションのチェックをお忘れなく。
ポイントの一つ目は、肌の外側のケア=「ファンデーションを塗ること」でした。
そして2つめは、肌の内側のケアです。
「体の中から美しく」!
紫外線が肌の中で活性酸素を発生して、それがシワやシミの原因になる。その活性酸素を自分で除去する力=「抗酸化力」を人間は生まれながらにしてもっている。体の中から抗酸化力を高める方法は、食物から取り入れてください。
ビタミンA,C,Eは抗酸化力が高い。緑黄色野菜を多めにとったり、キャベツやジャガイモのような白い野菜もビタミンCが多い。食品からとったほうが吸収率が高いんです。
あとはローズヒップティー、イキナセヤやカモミールのような抗酸化力の高いハーブティーや、最近はやっているポリフェノールのカテキンや、リコピンやリグナンが入っている食材を摂ると紫外線対策になります。
「ビタミンA・C・E」を含む食べ物が、抗酸化力を高めてくれるそうです。
サプリメントにたよらず、キャベツやジャガイモなど、できるだけ食品から摂取して、体の中から、紫外線のダメージを防ぎましょう。
でも、じゅうぶん気をつけていても、日焼けしてしまうことってありますよね。
そんな時のために、アフターケアの方法も伺ってあります!
ほてりがある間は、とにかく冷やす。肌が乾燥するからある程度の保湿は必要。
自分が普段使っている化粧水や美容液を大めに付け、その上から冷やす。冷やす場合は濡らさないほうがいいので、おしぼりはあてない。
肌を頻繁に濡らすとそれだけで肌はよけいに乾燥する。氷や保冷財をビニールやタオル、ハンカチにまいて冷やす。ほてりがなくなったら美白ケアなどに切り替える。
これからゴールデンウィークもありますし、夏が近づくにつれて、アウトドアを楽しむ機会が増えますよね。
日焼けしたあとは、普段使いなれている化粧水や美容液をつけて、「濡らさないように冷やす」。
アフターケアのポイントも、覚えておきましょう!