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『ラ・ラ・ランド』好きはハマる!? 話題のミュージカル映画

J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。2月1日(木)のオンエアでは、アカデミー賞にノミネートされた2作品をピックアップ。映画ライターのよしひろまさみちさんが、その魅力を解説しました。

3月に開催を控えた、第90回アカデミー賞授賞式。今回も話題の作品が目白押しです。今回は、「STEP ONE」が注目する『スリー・ビルボード』と『グレイテスト・ショーマン』を紹介しました。

まずは、『スリー・ビルボード』から。

映画の舞台はアメリカ・ミズーリ州の片田舎。何者かに娘を殺された主婦・ミルドレッドは、進展しない警察の捜査に怒り、3枚の巨大な広告看板を掲載します。この行動に町は大騒ぎ。警察や住民と対立したミルドレッドは、孤立無援に。そこに新たな事件が起こり、事態は思わぬ方向に向かっていきます。

アカデミー賞に作品賞、主演女優賞ほか6部門で7ノミネートを果たした『スリー・ビルボード』。よしひろさんは、高い評価を得る本作の魅力を次のように語りました。

「この映画は、今のアメリカ社会の闇を切り取ったことが評価され、アカデミー賞にノミネートされました。たとえば、田舎町の村社会にはびこる権力者と市民の間の大きな格差や、教育問題、DV問題などが詰め込まれています」

ちなみに『スリー・ビルボード』は、トロント国際映画祭で観客賞を受賞。この映画祭で観客賞を獲得した作品は、アカデミー賞でも作品賞を受賞する確立が高いとも説明しました。

次に紹介するのは、『グレイテスト・ショーマン』!

この作品は、アメリカで有名なサーカス団「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」の創始者P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル映画です。

19世紀半ばのアメリカで、貧しい家に生まれ育ったバーナム。妻と子どもを幸せにするため、様々なことに挑戦しては、失敗を繰り返していました。そんなある日、才能はあっても、それを生かしきれていない人たちの存在に気づきます。「彼らを集めてショーを開けば、きっと素晴らしいものになる」というバーナムの予想は的中し、見事ショーは大当たり。興行師として成功を収めるバーナムですが、その先に困難が待ち受けていました。

ハリウッドではこの20年、オリジナルのミュージカル映画は作られていませんでした。ただし、よしひろさんは、昨年の『ラ・ラ・ランド』のおかげで、ミュージカルの勢いが増してきていると説明。驚いたことに『グレイテスト・ショーマン』の企画は、なんと7年半前からあったとか。主演を務めたヒュー・ジャックマンが、この企画をずっとあたためていたそうです。

ほかにも、『ラ・ラ・ランド』の音楽を手がけたメンバーが、『グレイテスト・ショーマン』の音楽も担当。よしひろさんは「とっても曲がキャッチーなんです。観たとたんに『自分も一緒に歌いたい!』という曲ばかり。『ラ・ラ・ランド』にハマった人はぜひ観ていただきたい作品です!」と太鼓判を押していました。

『スリー・ビルボード』は現在公開中。『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日(金)全国ロードショーです。

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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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