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世界的タップダンサー熊谷和徳、表現力の源は失恋?

世界的タップダンサー熊谷和徳、表現力の源は失恋?

J–WAVE日曜深夜の番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。1月14日のオンエアでは、タップダンサーの熊谷和徳さんをゲストにお迎えしました。

日本が世界に誇るタップダンサー、熊谷さんは15歳でタップを始め、19歳で単身ニューヨークへ。地下鉄からジャズクラブまで、様々な場所でタップの技を磨き上げ、その存在感は「世界で観るべきダンサー25人」に選ばれるほど。

岡田は熊谷さんのダンスを映像ではけっこう観ているそうですが、まだ生では観られていないそう。しかし、そのカッコよさにはかなり魅了されているようです。「タップって意外と身近にあったんですよ。ジャニーズって。やる人いるし、けっこうハマる人いるし」(岡田)

しかし、岡田自身はタップに一度も惹かれたことはなかったそうですが、「でも熊谷さんのタップを観て、初めてタップをカッコいいと思いました」と明かしました。

タップのルーツはアフリカにあるのですが、そこには悲しい歴史があります。奴隷としていろんな国に連れて行かれたアフリカの人たちは、歌や楽器を禁止されていました。「足だけが自由だったんで、それでコミュニケーションを取るために足を踏んでいたっていうところから始まって」(熊谷さん、以下同)

その後、アイリッシュなどいろんな民族の音楽と混じり合いながら現在のカタチになったそう。ただ足を踏んで音を鳴らせばいいというものではなく、その音には悲しさ、笑い、怒りなど様々な感情が込められているのだそうです。

今回、岡田のリクエストにこたえて、スタジオで実際にタップを踏んでくれた熊谷さん。もはや音だけ聴くと、足がどう動いているかわからないほどの連打! 思わず岡田も声をあげて盛り上がります。

岡田には、向いている向いていないに関わらず、どんな人でも努力と練習を積み重ねればある程度の技術は身につく、という思いがあるそうなのですが、熊谷さんのタップからは練習だけではどうしても到達できない領域の音を感じるといいます。

「どういう経験でそこまで辿り着くのか?」という岡田の質問に、熊谷さんは「失恋が大きいですかね…(笑)」とおっしゃいます。これには岡田も「そこなんだなあ」と笑いながらも納得。

「僕の知り合いもこの前、言ってて。曲を作っている人なんですけど、『やっぱり恋しないとアルバム作れない』って言ってました(笑)」と岡田。表現者にとって、恋愛の影響はかなり大きいのですね。

ぜひ生で熊谷さんのタップを観たい! という方もいると思います。気になった方は公式サイトなどで確認してみてください。

【番組情報】
番組名:「GROWING REED」
放送日時:毎週日曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/

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