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高層レストランを舞台にした大人のストーリー

高層レストランを舞台にした大人のストーリー

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)で期間限定で始まった新コーナー「TABLE 9 TOKYO EIGHT STORIES」。

羽田空港、成田空港へのアクセス、新幹線の乗車駅として、そして首都圏のあらゆる場所へつながる品川を起点に、ビジネスやホリデー、それぞれの理由で旅をしている8人の架空のショートストーリーをお届けします。

初日となる12月4日(月)のオンエアは、「プロセッコ」「ベネチア」「パリ」「東京」をキーワードにしたストーリーです。

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高層ホテルの最上階にあるレストランとバーのスペース。新しくオープンしたばかりの店内は、とてもにぎわっています。特に予約をしていなかった私はバーカウンターに案内されましたが、そこでも食事はできるし、そこからは店内全体と、ガラス窓の向こうに広がる東京のスカイラインと、すべてを眺めることができて、むしろ特等席。

夜の最初はスパークリングと決めているので、プロセッコを頼みました。実は前から、スプマンテとの違いがよくわからず、外国人のバーテンダーに聞いてみると、偶然にも彼はイタリア人。

彼いわく、イタリアのスパークリングワインの全体がスプマンテ。プロセッコはその中でも北イタリア、ベネト州で作られているグレーラ種のブドウを使ったもの。さらにプロセッコには、3種類あり、それぞれ味わいに違いがあるそうです。

バーテンダー:お待ち合わせですか?
:いま旅の途中で、朝のフライトが早いので、このホテルに泊まっています。
バーテンダー:どちらに?
:フランス、パリです。
バーテンダー:それはいいですね。今頃はもうクリスマスの雰囲気が素晴らしいでしょうね。

2杯目は別のプロセッコを。グラスをカウンターに置いてから、バーテンダーがこう言いました。

バーテンダー:作家のヘミングウェイはアメリカ人だけれど、キューバやスペインなどずっと異国で暮らして書いていました。そんな彼が特に愛していた街が2つあります。ベネト州のベネチアと、パリ。

そしてヘミングウェイには、こんな有名なセリフがあるそうです。

「そこにパリとベネチアがあるというのに、なんでニューヨークなんかに住めるというのだろう」

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「TABLE 9 TOKYO EIGHT STORIES」コーナーは、12月14日(木)まで続きます。8つのショートストーリー、どうぞお楽しみに。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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