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メディチ家の婚礼でふるまわれたお菓子が日本に上陸!

メディチ家の婚礼でふるまわれたお菓子が日本に上陸!

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。10月4日(水)のオンエアでは、国内初のチャルダ専門店「ラ・チャルダ」を紹介しました。

チャルダとは14世紀、トスカーナ地方で、メディチ家の婚礼のお祝いのお菓子として使われたもの。それが後に派生して、クリームを挟んだものがフランスに渡ってゴーフルになったり、ベルギーに渡って少し厚くなったのがワッフルになったり、今私たちが目にしているお菓子の原型と言われています。

10月1日に自由が丘にオープンしたばかりの、同店オーナーいわく、お世話になっているイタリアンレストランのオーナーシェフから、「イタリアに行ったときに美味しかったから食べてみて」と言われて食べたのが出会いだったそう。そしてチャルダのストーリーを聞いて素晴らしいと思い、日本でも広めたくて専門店をオープンするに至ったそうです。

原料は、小麦粉、卵黄、牛乳、バター。その生地を円盤型の鉄の焼き型に流して薄く焼き上げるシンプルな焼き菓子です。14世紀当時は食材が高価だったため、王族や貴族の間で、主に婚礼の時に食べられていたそう。新郎新婦それぞれの家紋の型で生地を焼いて、ふたつをピッタリ重ね合わせ、両家の結びつきや繁栄を象徴するおめでたいお菓子だったそうです。

後に庶民にも食べられるようになり、今ではトスカーナ地方の故郷の味として知られています。中には、くるっと丸めて中にクリームを入れたり、アイスのコーンにしたりいろいろな形が。

「ラ・チャルダ」では、先述のイタリアンシェフの監修で試行錯誤で生地を作り、イタリアから取り寄せた焼き型を使って、1枚1枚手焼きして販売しています。

生地は2種類。

「イタリアでも一般的な甘いタイプの、オーガニックのきび糖とバターを混ぜたプレーンタイプと、もうひとつ、パルメザンチーズを生地に練りこんだチーズチャルダがあります。プレーンはきび糖を使っているのでサクサクしていて香ばしい香りで、『懐かしい』という方が多いです。チーズの方はもう少ししっかりした食感と、チーズの濃厚な味が広がります。お菓子というより、ワインのおつまみに合うかもしれません」(ラ・チャルダ オーナー)

お店ではゴーフルの起源とも言われる、クリームを挟んだ“スプレッドサンド”もあり、9種類あるスプレッドから好きなものを選ぶと、Sサイズのチャルダでサンドして作ってもらえるそうです。

大人のおやつにも、お土産にもピッタリなチャルダ。一度試してみてはいかがでしょうか?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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