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古川雄輝も納得! 学校に行きたくないときの対処法

古川雄輝も納得! 学校に行きたくないときの対処法

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「AVALON」(月曜担当ナビゲーター:古川雄輝)。9月18日のオンエアでは、「新学期、学校に行きたくない時の対処法」をテーマにお送りしました。

新学期が始まってしばらくすると、疲れや不安を感じやすくなる学生が増えてくることが大きな社会問題にもなっています。いわゆる「夏休み明けブルー」と呼ばれるこの症状について、精神科医の和田秀樹さんに、対処法をお聞きしました。

和田:学校や職場は嫌だけど、家に帰ると大丈夫になる「新型うつ病」や「適応障害」はなかなか治りづらいんですが、病院でカウンセリングをしていきます。学校に行かなくても、たとえば高校生だったら公認試験を受けて大学に行くとか、学校の人間関係が辛いなら塾に行ったり、スポーツクラブに入ってそこで人間関係を作ればいいなど、他の可能性を考えると重さがかなり減ってきます。また、いじめられている事を誰にも言えずに自分で抱え込んでしまう子が自殺をする傾向にあるので、抱え込まず、人に頼ればラクになると思います。

ここで、中学2年から20歳まで、壮絶なひきこもり生活を送っていた、お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世さんをお迎えしました。まずは、山田さんがひきこもりになったきっかけをお聞きしました。

「登校の途中にウンコを漏らしたことがきっかけです。中高一貫の進学校で、その中で勉強もできて部活も頑張っていて、リーダー的存在だったので、クラスのヒエラルキーからすると大失墜だったんです。優等生のふりをしてたから、夏休み明けに突然『学校に行かない』って言ったら、父にドロップキックされました。それくらい、親も戸惑ったんだと思います」(山田さん)

ちなみに、中学受験に成功した人がその街で山田さんくらいしかいなかったため、ひきこもりになる前は近所で「神童」と呼ばれていたそうです。ひきこもり中は、2階の窓から天体望遠鏡で家の前の通りを見て、成長していく同級生を観察したり、本を読んだり、もの思いにふけったりしていたそうです。

古川:どのようにして、ひきこもり生活から脱出されたんですか?
山田:自分と同世代の人たちの成人式のニュースをテレビで見て。勉強なら追いつけると思っていたけど、彼らが社会に出て大人になってしまったら、もう追いつけないという焦りと恐怖でやっと動けたんです。そこで、大検を取って大学受験をして大学に行って、ひきこもり生活に区切りをつけました。
古川:今まさに学校に行きたくないと思ってる学生たちに、ぜひアドバイスを。
山田:非常に難しいですが…いじめられてるんだったら、学校に行かなくていい。逃げた方が良いと思うんです。ただ、がんばったら行けそうだなって人は、「学校行かなくても負けじゃないしリカバリーはできるけど、結構、あとあと面倒くさくなる」ってことは確実に言えると思います。

と経験者だから言えるアドバイスをしてくれました。

さて、次回25日(月)の放送では大切なお知らせがあるそうです。 お聴き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:「AVALON」
放送日時:月・火・水・木曜 22時-23時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/

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