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KenKenにまつわる都市伝説「街で見かけると…」

KenKenにまつわる都市伝説「街で見かけると…」

【連載】やきそばかおるのEar!Ear!Ear!(vol.34)

「世の中に媚を売るのは簡単だけど、ださいことはしたくないし、続けていけば自分が世の中の正解になるの!」

「昨日までの自分を守ろうとして止まってしまうことよりも、次のことに進んだ方が良くて。停滞することって、後ろに下がってるのと一緒」

日曜の夜、J-WAVEの吉岡里帆さんの番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(日曜18時)を聴いていると、ラジオから激アツなメッセージが聞こえてきました。もちろん、吉岡さんの発言ではありません。声の主は、RIZEとDragon Ashのベーシストとして活動しているKenKenさんです。KenKenさんは同じくJ-WAVEの番組「AVALON」(月曜~木曜 22時)の水曜ナビゲーターとしても出演中です。「AVALON」では熱のこもった話に思わず聞き入ってしまうこともしばしば。ある回では「人間が不安になってることの9割は、まだ起こっていないことで不安になってる」と言っていて、思わず納得してしまいました。

KenKenさんは1985年生まれ、東京・下北沢出身です。駅の近くにある踏み切り付近の家に生まれ育ったそうです。いつも賑やかな場所なので、静かな場所は苦手だとか。RIZEとDragon Ashのほかにもさまざまバンドに参加しているため、今年は年間で150本以上のライブに出演しているそうです。

小学生の頃から、ベース、ドラム、ギターを始め、15歳の時には、ベーシスト、コンポーザーとしてバンドを結成。ライブハウスを拠点に活動をスタートし、2005年にRIZEに加入。ソロとしても活動するほか、CM音楽、アニメ主題歌も担当しています。

KenKenさんは子どもの頃に、海外にはベース・ヒーローがいるのに、日本にはいないことに気付きます。そこで自分がベース・ヒーローになることを決意。とかく“地味”と思われがちなベースの魅力をライブ、ラジオやテレビなどで伝えています。それはまるで、パクチーの魅力を広めたくてパクチー専門店を開いた人や、カセットテープが好きな人のためにカセットテープの専門店を開いた人に漂う、ある種の使命感に似ています。

私は、ライターという職業柄、使命感を抱いている人にお会いすると、ついつい根掘り葉掘りと話を聞いてしまいます。中でも、私が取材した方の中で印象的だったのは、新宿駅周辺の地下街や地下鉄、地上につながる階段を1人で歩いて調査して、カーテンほどの大きさの地図を作った藝大生でした。その学生は新宿生まれで、子どもの頃から新宿で遊んでいたという都会っ子ですが、地下鉄や百貨店が発行しているそれぞれの地下地図はあるものの、全てをまとめたような地図がないことに気づき、「ないものは自分で作ろう」と、1人で広大な地下を歩いて調査。大きな1枚の地図に仕上げ、大学で展示しました。まさに、新宿育ちならではの使命感が起こした行動なのでした。

話が逸れましたが、KenKenさんは以前、普通のベースより短めのベースを、5万円代で販売したことがあります。子どもや女性でもベースを始められるように…という思いを込めて作ったそうで、見事に完売したそうですが、楽器自体が良いものなので儲かってはいないとのこと。当時、KenKenさんは出演した番組でこのベースを作ったきっかけについて「やっぱり、手が小さくて始められないとか、楽器が重いから触りもしないみたいなことが1番悔しいんですよね、ベーシストとしては…」と話していました。こうした動きも「ベースの魅力を伝えたい」という使命感から…だと思われます。

一方、KenKenさんには変わったエピソードがあります。一部を紹介すると…

■パンツを履いていない
基本的にノーパンだそうです。むしろ、パンツを履くと違和感が生じるそうなのです。少し前ですが、数年前には「今日は久しぶりにパンツをはいて出かけている。が!ものすごい違和感だ。ズボン2本履いてるみたいだ。脱ぎたい!パンツ脱ぎたい!」とツイートしていました。逆に、なぜこの日にパンツを履いたのかが気になるところです。家ではパンツ1枚で過ごすそうです。

■ムチャなステージも敢行
ライジング・サン・ロック・フェスティバルでは2日間で8ステージを行ったことがあるほか、ある夏フェスでは13時過ぎからのステージにも関わらず、昼の11時過ぎまで飲んでいたとか。それをこなしてしまうところが凄いです。

■ナビゲーター病欠で、急遽生放送に駆けつける
ある日、「AVALON」で、他の曜日のナビゲーターが病欠することに…。KenKenさんは、急遽駆けつけて代役を果たしました。実に人間思い・番組思いです。

■見ると運気が上がるという都市伝説
17歳の頃、なぜか「下北沢で、ロン毛で着物の人を見ると幸せになれる」という都市伝説が流れたそうです。おそらくそれは、当時髪が長くて和服を着ていたKenKenさんのことではないかと言われています。

■初対面なのに…
韻シストのギターTAKUさんが、ライブハウスで初めてKenKenさん(当時19、20歳)と会った時、KenKenさんは裸に毛皮を着ていた…。

などなど、「AVALON」で話題になった話だけでも、ザクザク出てきました。そういえば、以前、Dragon AshのKjさんと桜井誠さんに「KenKenに直してほしいところ」を聞いたところ、「たくさんあるから、答えるのに5時間ほしい」というお答えが。どうやら、まだまだ無数のエピソードが眠ってそうです。そんな、ミステリアスな一面もありますが、ベースの魅力を広めるためにまさに我流の道を突き進む男、KenKenさん。このままパンツを履かない生活を続けていけば、履かないことが世の中の正解になる…かもしれません。

AVALON https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/

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