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吉岡里帆×KenKen「好きなことで生きていくとは」

吉岡里帆×KenKen「好きなことで生きていくとは」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(ナビゲーター:吉岡里帆)。9月10日(日)のオンエアでは、RIZEのベーシスト、KenKenさんをお迎えしました。

KenKenさんは1985年、東京・下北沢出身です。小学生の頃からベース、ドラム、ギターを始め、15歳の時にベーシスト、コンポーザーとしてバンドを結成。下北沢のライブハウスを拠点に活動をスタートします。その後、2005年にRIZEに加入。ソロとしても活動するほか、CM音楽、アニメ主題歌も担当しています。

KenKenさんは、RIZEの他にもDragon Ashのメンバーでもありますが、今年は両バンドとも20周年イヤーである上、他にもさまざまバンドに参加しているため、出演するライブは年間で150本を超えているそうです!

そんなKenKenさんに、まずはずっと格好良くいるための秘訣を聞きました。

KenKen:やっぱり「子どもの頃にずっとなりたかったミュージシャン像になれているか」というところですかね。世の中に媚を売って売れる人もいるけど、自分がやりたかった事を世の中に合わせず、むしろ世の中に合わせてもらうまで頑張るところが大事だと思います。
吉岡:本当にそうですよね。唯一無二でずっと最前線を走っていますよね。

KenKenさんは、ご両親もお兄さんもミュージシャンですが、決して親の影響を受けて楽器を始めたわけではないそうです。「今31歳なんですけど、僕が小学校の頃にロサンゼルスに格好良いバンドがたくさんでてきたんです。『親とかのバンドと全然違う』と思ったりして。その中にベースヒーローみたいなのがいっぱいいて、『なんで外国にはイケてる人がいっぱいいて、日本にはベースヒーローがいないんだろう』って思って、『俺がやるぞ』って思ったんです。そこからひたすら、ベースだけをやってきました」と語るKenKenさんに、吉岡はこんな質問をぶつけました。

吉岡:ずっと一途でいられる理由はどこにあるのでしょう?
KenKen:「好きなことで生きていく」っていう言葉を、「楽をして生きていく」という意味と、はき違えている人が最近多い気がして。好きなことで生きるっていうことは、好きなことを嫌いになるギリギリまで追い詰められたりするじゃん。でも、他の事だったらやめてたけど、好きなことだからやめられなくて続いていくし、その気持ちがいつまで持てるかだと思うし…。好きなことで生きていくっていうことは、気楽に遊べる好きなものがなくなるっていうこと。だから、一番幸せな時間って俺にとっては音楽をやっている時じゃなくて、家でゲームをしている時だし。世に媚びて楽に生きるか、イバラでもいいから自分の道を進んでいくか、ギリギリの選択をし続ける。ダサいことだけはしたくないっていうだけ。媚を売るのは簡単だけど、続けていけば自分が世の中の正解になるの。
吉岡:面白い話ですね。

さらに、時間の経過について心がけていることを話してくれました。

KenKen:人間の心は日々変わっていくから、昨日までの自分を守ろうとして止まってしまうことよりも、次のことに進んだ方が良くて。停滞するって後ろに下がってるのと一緒だと思ってるよ。
吉岡:確かに…。では、満たされてないという感じですか?
KenKen:幸せだけど、こんなもんじゃないと思ってます。自分がなりたいミュージシャン像の20%にもたどり着いていません。

と意外な話も飛び出しました。RIZEの8枚目のアルバム「THUNDERBOLT~帰ってきたサンダーボルト~」は現在リリース中です。要チェックです! 

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「UR LIFESTYLE COLLEGE」
放送日時:毎週日曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/

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