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ジェーン・バーキン「セルジュとの共通点は…」

ジェーン・バーキン「セルジュとの共通点は…」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。7月24日(月)のオンエアでは、歌手で女優のジェーン・バーキンさんに行った電話インタビューの模様をお届けしました。

バーキンさんは1946年、英ロンドン生まれ。初舞台は17歳の時で、それ以降、数々の映画、音楽、ファッション、恋のエピソードで世界中を魅了してきました。

2011年に東日本大震災が起こった時はいち早く来日し、チャリティコンサートを開いてくれたバーキンさん。今も支援活動を続けてくれています。

15年ほど前にバーキンさんにインタビューしたことがあるクリスは、その時の印象として「ジーンズにTシャツ、化粧っ気がなく、バーキンバッグを持って、世の中のイメージどおりでしたが、ステージに出たら、かっこいい女性の代表格である彼女の中に、もうひとつ、壊れそうな部分というか、可憐で危ういところも見え印象深かったです」と語りました。

来る8月19日(土)には、最新アルバム「シンフォニック・バーキン&ゲンズブール」を携えた来日コンサートがBunkamuraオーチャードホールで行われます。今回のコンサートは、東京フィルハーモニー交響楽団をバックに迎えた一夜限りのものです。

来日公演を控える中、フランスに住むバーキンさんに直接電話でお話を聞きました。

まずはすっかり長くなったフランスでの生活について。フランスに住むようになってもう50年。それだけ居心地がいいそうです。「いつも素晴らしいと思うし、大好きな街。イギリスに帰ることもあるけれど、我が家という感じはないかな。ロンドンにいても外国みたいな気がするの。両親はすでに他界しているし、兄弟はウェールズに住んでいるし。だから自分はフランスで地に足をつけているのがいいの」と語っていらっしゃいました。ちなみに家の中で好きな場所を聞くと、答えは「キッチン」。最近はこのようにパリの自宅にいながら、ゆったりとしたペースでコンサートツアーに出かける日々だそうです。

さて、今回バーキンさんが世界中で行っているコンサートは、長年のパートナーでもあった故セルジュ・ゲンズブールが書いた曲を、各地の交響楽団をバックに歌うというもの。ここ30年ほどは、彼が作った曲を大切にしたいと思って歌い続けているそうです。ちなみに今回の楽曲は、ジェーンさんが震災時のチャリティコンサートで出会った日本人ピアニスト、中島ノブユキさんがオーケストラアレンジを担当しているのだとか。

オーケストラをバックに歌うことは、バーキンさんにとってどういう意味をもっているのでしょうか。

「ものすごく感動的なこと。だからこそ泣かないよう気を付けないといけないの…気を付けないと声が出なくなっちゃうし、そういうことは人前でやることじゃないから。でもとても心を動かされる、そんな時間なの。いらっしゃる方は泣かないように用心してね」(バーキンさん)

最後にちらりとセルジュ・ゲンズブールとの共通点を伺うと、「ユーモアのセンス。どんな環境でも笑うことは大切よ。美しいとかそういうことよりもね」と語っていました。

年を重ねながらさらに輝き続けるジェーン・バーキン。貴重な来日コンサートを訪れてみてはいかがでしょうか。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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