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杏が大倉眞一郎に「読んじゃダメ」な歴史本を紹介?

杏が大倉眞一郎に「読んじゃダメ」な歴史本を紹介?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「BOOK BAR」(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。4月8日(土)のオンエアでは、「大倉さんは読んじゃダメ」というキャッチフレーズで、杏がある本を紹介しました。

その本というのは、半藤一利さんの『もう一つの幕末史』(三笠書房)。杏からすると「このタイトルでこの作者で…読まないでいられるか!」というほどの本とのこと。というのも作者の半藤さんが数年前に出版した「幕末史」という本には書かれなかったことが書かれているそうで、サブタイトルも「“裏側”にこそ『本当の歴史がある』」とされているそう。

「今、私たちがなんとなく頭の中にインプットされている、なんとなくの幕末史っていわゆる薩摩長州…“官軍”が作り出した歴史なんじゃないかと(されていますが)、『官軍って何?』というところから半藤さんは入るんです」と本の内容を紹介する杏。半藤さんはこの本の中で一貫して「西軍」と書き表し、「西の人たちがやったこと」と記しているのだとか。そのため杏は「長州藩のあった山口県出身の大倉が読むと良い気がしないのでは?」というところから、先ほどのキャッチフレーズを付けたそうです(笑)。

大倉は、地元にいた頃は「長州」ということは意識していなかったそうですが、大学に進学して上京したときに同級生と話していて「山口出身」と告げると、「おお! 長州か!」と言われることが多く「山口県出身というと長州って思うんだ!」と驚いたのだとか。そこから「俺たちは勝ち組だから」と思うようになったそう(笑)。

しかし杏の心配とは裏腹に、大倉はこのことに関しては冷静な目線を持っているようで「戦後の歴史を振り返ってみると、明治維新あたりから相当おかしなことになったんじゃないか」と思っているそう。そして杏いわく、この本によれば「明治維新」という言葉も明治10年以降にしか使われていないそうで、さらに「戦後の歴史で『キレイな言葉にしよう』という思惑があったんじゃないか」と触れていました。

作者の半藤さんについては、杏も大倉も大好きで尊敬しているそうで、最後に杏は「歴史を読んだことをない方も、この本は手に取ってみてください」とリスナーへ呼びかけていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BOOK BAR」
放送日時:毎週土曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/

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