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キングコング西野亮廣が絵本を描く時に「決めた」こと

キングコング西野亮廣が絵本を描く時に「決めた」こと

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「SUNDAY SESSIONS」。この番組は、月替わりの特集型プログラムとなっており、日曜日の夜にじっくり聴きたい内容をお送りしています。3月第1週、第2週は西野亮廣(キングコング)がナビゲーターを担当し、西野が校長を務める“おもしろい先生しか登場しない学校”「SA-CUS」のJ-WAVEバージョンをお届けしました。

3月12日(日)のオンエアでは、前週に引き続き、プラスワン・マーケティング株式会社代表取締役・増田薫さんが登場。SIMフリー端末メーカーである同社は1年半ほど前から海外進出も行なっており、中南米のチリで2週間、iPhoneやGalaxyを抑えてシェア1位になったことがあるのだとか! その時、チリの人たちは「日本のメーカーは素晴らしい」と食いついてくれたそうです。

そこで増田さんは、日本のメーカーへの支持を下げないために、「良い製品を作る」ことに集中しようと決めたと語ります。

「どんなにおいしい条件の話があったとしても、それが『良い物を作る』ことから外れることだったら絶対受けないって『決めた』んですよね」(増田さん)

そう決めると応援してくれる人も増え、次第に売れるようになり、さらに口コミで広がっていき、結果的に現在では海外30ヵ国・地域に展開しているそうです。

増田さんの話を聞き、西野も「『決めちゃった』というのがすごい良いと思ったんですけど…」と自らの絵本制作について話し始めました。

西野は10年ほど前に、「絵本を描く!」と突然決めたそうですが、それと同時に「芸人のくせに」と言われないようにとも考えたそうです。絵を描いたこともなく、出版のノウハウも無い西野が「戦える所で戦おう」で考えた結果、「時間なら勝てる」という考えに行き着いたそう。

「プロの絵本作家さんは絵本の売り上げで生活をしておられるので短いスパンで作品を出していかなきゃいけないですけど、僕の場合は、絵本の売り上げは収入源の柱に無かったので、極端な話、1冊の絵本を作るのに10年かけることだってできると思ったんです」と話す西野。世間のイメージとは逆で、実際はプロの人はあまり時間がかけられず、兼業の人のほうが制作に時間をかけられることに気付いたことを明かすと、増田さんも「おもしろい…」と興味深げ。

そして西野は文房具店に行って、一番細いペンを買い「この0.03ミリの黒のボールペンだけで描く」ということも決め、4年かけて絵本を仕上げたそうです。しかし制作途中で青色が使いたくなり、とはいえ「黒ボールペンだけ」と決めた以上、どうしようか悩んだ時に「黒のペンも重ね方で青色に見えなくもない」と気づき、「決めちゃうと(その条件で達成するために)工夫が生まれるからいいですよね」と話すと増田さんも賛同していました。最初に決めてしまうと工夫するしかないそうです!

番組後半では“現代の魔法使い”と呼ばれている落合陽一さんも招き、こちらも興味深いトークが展開されました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SUNDAY SESSIONS」
放送日時:毎週日曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sundaysessions/

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