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『タラレバ娘』作者・東村アキコの異常な日常

『タラレバ娘』作者・東村アキコの異常な日常

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU KEY TO LIFE」。1月19日(木)のオンエアは、『東京タラレバ娘』作者の漫画家・東村アキコさんをお迎えする予定でしたが、体調不良のため、『東京タラレバ娘』の編集を担当している助宗ユミさんに来ていただきました。

東村アキコさんはレバーにあたってしまったそうです…。番組とリスナー宛に「急に欠席することになってすみません」と、手紙をしたためてくださいました。『東京タラレバ娘』は、2014年に連載がスタート。「たられば」な話の多い30代の女性3人が、仕事や恋愛に自分のアイデンティティーを求めて、奮闘していくストーリーです。第2巻では恋愛を回転寿司に例えていて、「自分の目の前に何度もまわってくると思ったら、まわってこない。仕事も恋愛もチャンスは何度もまわってこない」といったことを伝えています。漫画全体を通して「時間は絶対に巻き戻らない」ということをテーマにしているそうです。坂倉も読んでいるそうで「34歳の私にとって、グサっときますが気持ちがいい」と言っていました。

現在は7巻まで発売されていて、電子書籍版と合わせると330万部にも上る、まさに大ヒット漫画なのですが、第1巻が発売された時からヒットの兆候はあったそうです。

「1巻が発売されたとき、社内のエレベーターで『東京タラレバ娘』に関する仕事の話をしていたら、私の前に立っていた女性が急に振り向いて『タラレバ娘はあなたが担当してるの? すごくひどいけど、面白い』って言ってきたんです。こんなテンションで反響があるのは珍しくて、これはヒットすると思いました」(助宗さん、以下同)と語っていました。

そこで気になるのが、東村アキコさんの普段の仕事の様子です。 いつも同時にたくさんの連載を抱えていますが、一度も締め切りを破ったことがないそうです。

「先生は決断が早いんです。昔、ある編集者が駅に着いて『今から行きます』って言って、そこから編集者が到着する20分ぐらいの間でネーム(簡単な下書き)を書いちゃうんです」と、聞いていて驚くばかりです。

助宗さんが東村アキコさんのサポートをしていて思うことは、「ものすごい才能を間近で見ることができて、打ち合わせもLINEなどでやっていて、二人で密室空間で作ったような作品が多くの人に読まれているという快感があります。もちろん、先生の才能ありきですけど」とのこと。そんな助宗さんが元気でいられる秘訣は、東村アキコさんと一緒に2PMなど、男性アイドルを見て騒ぐことだそうです(笑)。東村アキコさんから、これから生み出される作品も楽しみですね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ACOUSTIC COUNTY」
放送日時:月・火・水・木曜 14時ー16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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