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グラミー賞ノミネートの38歳遅咲きシンデレラガイ

グラミー賞ノミネートの38歳遅咲きシンデレラガイ

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「BEAT PLANET」(ナビゲーター:サッシャ)。12月27日(火)のオンエアでは、第59回グラミー賞最優秀アルバム賞にノミネートされた、スタージル・シンプソンさんへ、電話での生インタビューをお届けしました。

ナッシュビルは22時、家族とのクリスマスから帰ってきたところでインタビューに答えてくれたシンプソンさん。グラミー賞のアルバム・オブ・ザ・イヤー部門に「A Sailor's Guide To Earth」がノミネートされ大きな注目を集めています。初のメジャー作品ながら、他のノミネートアーティストがアデル、ビヨンセ、ジャスティン・ビーバー、ドレイクといったヒット作品の常連に名を連ねる中での快挙です。

サッシャ:今回のグラミー賞へのノミネートについての気持ちは?

シンプソン:本当に信じられないです。想像すらしていなかったのでびっくりしました。ツアーを終えたら、次のアルバムを作ろうと思っていたのだけれど、今回のノミネートで多くの人が注目してくれたので、さらにツアーを続けることになったんです。

35歳で初めてアルバムをリリース、36歳で作った2作目はたった40万円の予算で制作、37歳で「A Sailor's Guide To Earth」 でメジャーデビューし、38歳で同作がグラミーノミネートという、遅咲きのシンデレラストーリーについての心境も聞きました。

シンプソン:情熱があるからここまでこれたと思います。セカンドアルバムもグラミーにノミネートはされたけれど、あまり注目はされなくて。ただ、それがきっかけでテレビ番組に出ることができたり、今回につながっているということもあります。

サッシャ:実は日本にも縁があり、住んでいたこともあるそうですが?

シンプソン:高校を卒業してから海軍に入って、2年間、横須賀に駐在していました。船を降りてすぐにバックパックを背負って街中をさまよって、川崎、横浜、色々なところを見て周ったけれど、人々が本当にフレンドリーでその記憶が忘れられないですね。とてもいい時間を日本で過ごしたので、いつかライブでこの国に戻ってくるのが夢でした。フジロックのステージで出来たらカッコイイよね(笑)。

サッシャ:その他で何か日本の行ったところや想い出はありますか?

シンプソン: 代々木公園や新宿、渋谷、六本木でクラブに行くのも楽しかった。あと恵比寿のフードマーケットとか、築地とか…ありすぎて大変なんですけど、いっぱいあります!

さらに番組でオンエアした楽曲 「Welcome To Earth」については、「このアルバムは、1つのテーマで作ったコンセプトアルバムです。1曲目のこの曲は“誕生”がテーマで、アメリカの音楽の自分の好きな要素…R&B、ガーシュウィン、ディズニーのサウンドなどを詰め込みました」とコメント。オンエア後には「フルでかけてくれるなんて信じられないよ!」と喜んでいました。

アルバム「A Sailor's Guide To Earth」は、息子さんの誕生について歌っている作品で、漁師が海に出る前に、自分の新しく生まれた子どもと奥さんに手紙を残して出ていくというストーリーがコンセプトにあるそうです。

2月に日本国内盤が出るタイミングで「飛行機に飛び乗ってでも、日本に行きたい。そうしたらJ-WAVEのスタジオに行かない理由はないです」と来日時の出演も約束してくれたシンプソンさん。グラミー賞や来日公演への期待なども含め、来年の要注目アーティストの1人となりそうです!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BEAT PLANET」
放送日時:月・火・水・木曜 11時30分-14時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

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