音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
安藤桃子「ワガママ」に生きることのススメ

安藤桃子「ワガママ」に生きることのススメ

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RADIOFAST」(ナビゲーター:安藤桃子)10月14日のオンエアでは、“タダの値段”をテーマにお届けしました。

このテーマについて「“タダ”なんだから値段はないだろう。“タダの値段”って、とんちか禅問答のようですけども…」と安藤。まず“無償の労働”で思いつく ボランティアの活動について、日本ボランティアコーディネーター協会・後藤麻理子さんにお話を伺いました。

そもそもボランティアの語源は「自発的」「自らが進んで何かする行為」のことを指しているそうで「そういう意味では非常に自由な、やってもやらなくてもいいですけれど、やるからには自分の特技であるとか自分の志を生かして行動に表していくもの…だと思うんですね。それが原点だと思います」(後藤さん、以下同)とのこと。

ただ自発的にやるものというのは「趣味」や「仕事」にもいえるため、「ボランティア」というカテゴリーで捉えたときには「社会性とか公共性、誰かのために、地球のために、社会のために、あるいはもう少し大きく、地球のためにとか。そういう視点が入ってくる活動かな」と続けてくれました。

そして今回のテーマである報酬については、「ボランティア活動そのものは無償のものと、私どもは考えています。無償というのはいろんな意味があるんですけども、『一切何ももらわない』という方もいらっしゃいますが、ここ数年、ボランティア活動にかかる交通費や材料費など、『かかった分はいただく』というのは“無償の範囲”だという考え方は一般的になってきていると思います」と最近のボランティアについて教えてくれました。

「“良いことをする”というよりは、“好きなことをやることが社会や地域のためになる”というような考え方をした方が、ボランティア活動の効果は発揮されると思っています。自発的だからこそお金を一切もらわずに活動していく方々はものすごいパワーを発揮しますので、そういう意味の良さがボランティア活動にはあるかなと思っています」とも。

これを聞き安藤は「なんか答えが出たような…」と感心。「聞けば聞くほど、ボランティアという方が本質的な考え方、生き方だなと思ったんです。“自発的でやってもやらなくてもいい”“好きなことをすることが社会・地域のためになる”“自発的だからこそパワーを発揮する”…これじゃない? 生き方」と後藤さんの言葉を反芻していました。

そして安藤は「言い方を変えたら“ワガママ”。でも“ワガママ”って私いい言葉だなと思っていて。『我(われ)がままに生きる』ってことですね。ワガママに生きることはすごく本質だと思うんです」と持論を展開。しかし、ただ“ワガママ”を肯定しているわけではなく、「その軸をどこに置くか」が大事だと語りました。

さて、次回10月21日(金)のオンエアでは、フィギュアスケーター高橋大輔さんへの単独インタビューをお届けするほか、トップスケーターたちも利用する数々のスケートリンクを手掛けてきた「パティネレジャー社」の技術にフォーカス。ミクロンの世界で製造される「氷」の世界に迫ります。どうぞお楽しみに!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIOFAST」
放送日時:毎週金曜 24時ー24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiofast/pc/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。