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東京オリンピックに向けた“ホストタウン”という取り組み

東京オリンピックに向けた“ホストタウン”という取り組み

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。8月17日(水)のオンエアは、2020年に開催される東京オリンピックに向けて始まった“ホストタウン制度”をピックアップしました。

政府は、東京オリンピック、パラリンピックへ向けた取り組みとして、参加する国や地域との交流を図る地方公共団体をホストタウンとして登録する制度をスタートさせました。

世田谷区はアメリカ、青梅市はドイツ、武蔵野市はルーマニア、調布市はサウジアラビアと、それぞれ大会前の事前合宿の誘致など、おもてなしの準備を今後本格化させていくことになっています。

中でも町田市は、南アフリカ共和国のホストタウンとして登録されました。去年のラグビーワールドカップ前、事前の強化試合で代表チームが来日した際、その歓迎を行ったという縁から、ホストタウン登録に至ったそうです。

番組では、町田市役所スポーツ振興課長の能條敏明さんに話を伺いました。

昨年のワールドカップの時は、日本の学生が選手たちにラグビーを教えてもらったり、町田市の全ての小学校で南アフリカの郷土料理を出したり…と南アフリカという国を知ってもらうための活動を行ったそうです。

今後は、さらに市民の理解を深めるために、市内のデパートなどで物産展を開いていきたいとのこと。

そして2020年の東京オリンピックでは、「町田市民が日本の応援だけでなく、他の国の選手を応援してほしい。それだけでなく、他の国の文化や歴史や風土を知る機会を設けて、子どもたちの心のレガシーとして残るような活動を展開していきたい」と能條さんは語りました。

オリンピックは、スポーツの祭典であり、世界各国の国々の架け橋となる平和の祭典でもあります。2020年はホストタウンとして“おもてなしの精神”で世界中の人々を受け入れたいですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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