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スピッツ「醒めない」歌詞に出てくる“メモリー”とは

スピッツ「醒めない」歌詞に出てくる“メモリー”とは

J-WAVE日曜13時からの番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。7月31日のオンエアでは、先日ニューアルバムをリリースしたばかりのスピッツのみなさんをゲストにお招きしました!

3年ぶりとなるアルバム「醒めない」。このタイトルにはどんな想いが込められているのでしょうか?「ロックにハマって、こんな50歳近くになるまでハマり続けてるとは思っていなかったんですけど、いまだに『醒めてない』なという想いをタイトルにしてみました」と語るヴォーカルの草野マサムネさん。

今回のアルバムは、ストリングスアレンジなどもあまり入れずに、ライブのことを意識して「バンド中心の音でシンプルに」挑んだと話すスピッツのみなさんですが、これを聞いてクリスも「アルバムとライブの音の構成があまり変化がないということか」と感心の様子。

というのも、レコーディングの際も楽器ごとに録音したわけではなく「基本的に4人で『せーの』で演奏した音」なのだとか。「『せーの』のほうがやっぱりいいですか?」と素朴な質問をするクリスに「やっぱりラクだし早いし」とシンプルな回答が(笑)。

一時期はスタジオでしかできないような凝ったレコーディングも多かったというスピッツ。しかし最近、特にベテランのバンドは「せーの」で一斉にレコーディングする風潮があるそうで、草野さん曰く「聴き比べるとわかるんですよ」とのこと。そしてスピッツ自身としては「長い時間やってられなくなってる」「集中が続かないし」という理由もあるということを聞き、「いろんな意味で『せーの』が最善の方法ということで」と話をまとめるクリスでした(笑)。

そして、アルバムのリード曲「醒めない」の中の歌詞

まだまだ醒めない アタマん中で ロック大陸の物語が
最初ガーンとなったあのメモリーに 今も温められてる


の部分について気になったクリスが「『最初ガーンとなったあのメモリー』とは何ですか?」と質問。

「The Knackの『My Sharona』とか、KISSの『Strutter』かな。あの頃の洋楽で、リフがしっかりしてる音がかっこいいなって思って」(草野さん)

草野さんが小学校5年生の頃、お姉さんのいる友達が「これ、かっこいいんだよ」と聴かせてくれたそう。これらの音楽に「ガーン」となり、ロックにハマり、その熱はいまだに「醒めない」というスピッツのみなさん。これからも生み出す音楽でファンを魅了し続けていただきたいです!

【関連サイト】
「SAISON CARD TOKIO HOT 100」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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