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春香クリスティーン「政治好きで永田町に引っ越した」

春香クリスティーン「政治好きで永田町に引っ越した」

J-WAVE日曜朝6時からの番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「LISTEN FIRST!」。今気になることを街で聞いた声を交えてお送りするコーナーです。6月19日のオンエアでは、春香クリスティーンさんをお迎えして、政治への関心に関する、日本とスイスの学生の違いなどをお聞きしました。

●18歳、19歳の提案
選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられました。そこで、18歳、19歳のみなさんに未来のために提案したいことについて渋谷でお聞きしました。

・祖父も祖母も認知症にかかってしまい、施設に入るのにも時間がかかった。そういった点を改善されるとともに、介護の仕事に就く人がもっと増えれば…

・上京してきて街の汚さが気になる。ゴミ箱を増やすべき

・地方の過疎化が進んでいるので、都会に人口が集まるのではなく、日本全体で社会がうまく回っていけば…

など身近な問題から提案をしてくださる方が多かったです。ちなみに、18歳と19歳の方に選挙に行くかどうか、聞いてみたところ、およそ3分の1の人は「難しいから」「知識が不足しているから」という理由で「行かないかもしれない」と答えたそう。

●日本とスイスの学生のギャップ
では、海外から日本に来た方はどう思っているのでしょうか。スイスのチューリッヒ出身の24歳。趣味は「永田町散策」「国会見学」「政治家の追っかけ」。いつでも国会議事堂に行けるように、永田町界隈に引っ越した…という春香クリスティーンさんにお話をお聞きしました。

春香さんがまず驚いたのは、日本の高校生で政治経済などの話をする人が、まわりにほとんどいなかったことだそうです。

「スイスは徴兵制があることもあって、日常会話の中に政治経済の話が出てくることがあるんです。自分の意見を言うのが普通なのですが、日本は意見を言いづらい雰囲気なのではないかと思いました」(春香さん、以下同)

とのことでした。確かに、自分の意見を言って人に嫌われることを恐れている風潮はあるかもしれません。また、授業の様子も日本とスイスでは違うようです。

「日本は黒板に書かれたことを写したり、覚える授業が多いイメージですが、スイスは先生がみんなに『◯◯について、みんなはどう思う?』と質問して、みんなで意見を言って答えを出していく感じです」

つまり、普段から自分の意見を言う環境や風潮であるか否かといったところに違いがあるようです。

●関心のあることを入り口に考える
では、投票に行くことを決めかねている人は、選挙についてどう考えればいいのでしょうか? 平井理央も「結局、誰に投票すればいいのか、最後まで迷ってしまう」とのことでしたが…

「自分の関心のあることを入口にして考えていけばいいと思います。学生だったら教育問題について、それぞれの政党の候補者がどういったことを訴えているのかを見ていくと良いです。

あとは地域が抱えている問題について、各候補者がどのような提言をしているのかを見ていくのもいいと思います。投票に行かないと、政治との結びつきが絶えてしまうから、まずは投票へ行きましょう!」

と訴えていました。18歳、19歳に限った問題ではないと思いますので、みなさんもぜひ参考にされてみては。

次回もリアルな街の声を交えてお送りします。平井理央がナビゲートする日曜朝6時からの「WONDER VISION」をどうぞお楽しみに!

【関連サイト】
「WONDER VISION」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

「週に3、4回は国会へ」 政治オタクだった春香クリスティーン(2013年07月18日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2013/07/post-479.html

水曜日のカンパネラ・コムアイ×鈴木哲夫、「18歳選挙」に物申す(2016年03月14日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/03/-18.html

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