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6秒動画女王の19歳 「テキストの時代は終わった」

6秒動画女王の19歳 「テキストの時代は終わった」

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR Ora2 MORNING INSIGHT」。6月13日(月)の放送では映画・映像から切り取る“今”に注目! 6秒動画「Vine」で国内外から絶大な人気を誇る19歳の大関れいかさんが、動画ネイティブ世代ならではの“感覚”を語ってくれました。

「Vine」とは6秒間のループ動画を作って共有できるSNS。10代の若者を中心にLINEやTwitterのようなコミュニケーションツールのひとつとして支持されています。Vineの人気ユーザーを“ヴァイナー”と呼びますが、その中で現在最も注目を浴びているのが大関れいかさん。

同世代のあるあるネタや変顔、三段落ちネタなどで人気を博し再生回数はなんと8億回以上、そしてTwitterのフォロワーは76万人越え! テレビや映画にも出演し、別所が主宰する「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2016」のSNSアンバサダーとしても活躍しています。

「事前に考えることもあるんですけど、その場で思いついて撮ることもあります」――Vine動画の撮影方法について聞かれ、こう話す大関さんがはじめて動画そのものを撮りはじめたのはなんと幼稚園の頃。「両親の携帯電話を勝手に使って、人形に変な声をあてて撮ったりしていました」という大関さんは、生まれたときから動画を撮る行為が日常の中にあった、動画ネイディブ世代です。

「動画でコミュニケーションは当たり前ですね。動画を友だちと送り合うアプリも出てきていますし、動画でみんなとやりとりすることもありますね。友だちのビデオにビデオで返したり……。Twitterのつぶやきと一緒ですね」(大関さん)

Vineに「自分を捨てて変な顔の動画を投稿することもある」という大関さん。動画を撮ることに抵抗がないうえに、コミュニケーションツールとして活用している世代の感覚は、映像世界の最先端だといえるでしょう。別所が「テキストでも写真でもないんだ。僕は最近まで“call me(電話して)”から“text me.(メールして)”の時代に変わったと言っていたんだけど……」と話すと、大関さんは「テキストの時代は終わっちゃいましたね」と即答していました。

そんな動画ネイティブ世代の大関さんは、テレビ文化にも辛口のコメント。テレビや映画はVineとは全然違うもので、以前より好きになったと前置きしつつ……「テレビを観ていて、このシチュエーションならこのぐらい面白くできるのにな、と思っちゃったりします」。

「日本にコメディの動画を流行らせたいんです。お笑い芸人さんがやっている動画ではなくて、短い時間で映像化されたコメディ動画を作りたいですね」と、今後の夢を語った大関さん。確実にひとつの勢力を築いている動画ネイティブ世代。彼らの感覚こそ、これからの映像業界を引っ張っていくのかもしれませんね。

6月14日(火)のこのコーナーには、俳優・満島真之介さんをゲストに迎え、アツい映画トークをお届けします。明日のオンエアもお楽しみに♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

写真家のレスリー・キーが撮った映像に秋元梢も出演!(2016年06月06日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1713.html

ショートショートフィルムフェス、2つの注目ポイント(2016年06月01日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/2-8.html

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