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熊本地震復興宝くじ発売開始 これまでの使われ方は?

熊本地震復興宝くじ発売開始 これまでの使われ方は?

J-WAVEの平日20時からの番組「JAM THE WORLD」(火曜ナビゲーター:堀潤)のワンコーナー「CASE FILE」。5月10日(火)のオンエアでは、5月11日(水)に熊本地震復興宝くじが発売されることに関連して、これまでの復興宝くじの収益金の使われ方を紹介しました。

お話をうかがったのは宝くじを研究して39年、宝くじ評論家の長利正弘さんです。

「1995年の『阪神・淡路大震災復興宝くじ』は170億円の収益があります。2011年の『東日本大震災復興宝くじ』は190億円が復興に充てられました。今回の熊本地震復興宝くじでは、40億円が予定されています。収益金は、被災した団体(県や市などの自治体)に納められ、学校・住宅・道路の再建などに使われます」とのことでした。

ちなみに、東日本大震災復興宝くじの場合は、下記のように使われたそうです。

青森県:被災した方の生活再建のため、被災家屋の取り壊し費用の支援。
岩手県:被災した生徒に、教科書や運動着などを支援。
福島県:風評被害を払拭するための対策。
茨城県:災害時の断水対応のための非常用の井戸を設置。
栃木県:鉄道を復旧するため、線路やプラットホーム等の修繕支援。
千葉県:液状化等の被害を受けた住宅の解体や補修に対する助成。

使われ方は各自治体に任されているので、各都道府県によって異なります。

これを聞いた堀潤も、「私も実際に取材してわかったんですけど、お金は必要なんです。農家の方に『今、必要なものは何ですか?』と聞いたところ、『率直に言っていいですか? 現金です』と言われました。仮住まいで暮らすにしても、『冷蔵庫も家具もテレビも買えば数万円がなくなるのできついんです。仕事もどうなるかわからないし』という方もいらっしゃるんです。お金は大事なんです」とのこと。

私たちも、それぞれにできることで支援を続けていくことが必要ですね。

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

地震が起きたときに、ペットの不安を和らげる方法(2016年04月27日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1468.html

家入一真 ネットで熊本地震支援金900万集める(2016年04月25日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/-900.html

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