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杉山愛親子の絆を深めた「手作り春巻き」とは

杉山愛親子の絆を深めた「手作り春巻き」とは

J-WAVEでは5月5日に「J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL KidZania Tokyo presents LOVE MY FAMILY」(ナビゲーター:クリス智子)を9時間に渡ってオンエアしました。番組では、元プロテニスプレイヤーの杉山愛さんと、お母さんの芙沙子さんにご登場いただき、家族について話を伺いました。

世界的テニスプレーヤーの愛さんは、どんなお子さんだったのでしょうか。

芙沙子:愛ちゃんは小さい頃から活発で、話し相手になる子どもでしたね。それに、妹が生まれるまでは2人きりだったので、私にべったりでした。当時流行していた“だっこちゃん”みたいでした。

:確かにママが大好きで、ずっと離れなかったね。

愛さんがテニスを本格的に始めたのは7歳のとき。芙沙子さんは料理が得意で、中でも手作りの春巻きは愛さんのお気に入りだったそうです。実は「(愛さんが)子どもの頃はあまり食べる方ではなかったため、どうやったらバランス良く食べてもらえるかを考えて、疲れをとる豚肉や筍、ニラ、春雨、干し椎茸、卵などを入れた春巻きにして、一度に栄養を摂れるようにしました」(芙沙子さん)とのことでした。まさに愛情の詰まった春巻きだったのです。

愛さんは17歳の時にプロのテニスプレーヤーになり、しばらくは壁にぶつからずにこれたそうですが、25歳の時に初めて大きなスランプに陥ります。テニスを辞めてしまいたいと芙沙子さんに相談したところ、「ここでテニスを辞めたら、ほかのこともうまくいかなくなるんじゃない? あなた、全てをやりきったの?」と一言。「まだやりきれてない」と思い、テニスを続けようとした愛さんでしたが、テニスを続けるにしても、どうしたらいいのか先が全く見えなかったそうです。

すると芙沙子さんは「(どうすればいいか)見えるわよ」と返しました。お母さんに見えるのなら、自分の将来はお母さんに託そうと思い、コーチをお願いしたそうです。果たして、芙沙子さんはその時、本当に愛さんの将来が見えていたのでしょうか。

芙沙子:(その時は)愛ちゃんが愛ちゃんらしくすれば、また世界で戦えるって思ったの。スランプの時に会ったら、顔も、佇まいも、技術も彼女らしくなかったんです。これを私が知ってる元の愛ちゃんに戻してあげれば、再び世界で戦える選手になれると思ったので、「見えるわよ」って答えたのよ。

:あの言葉には励まされたし、あの言葉がなかったら、今のようにはなってなかったと思います。そこから夢のトップ10に入ったし、シングルスの最高は8位でダブルスは1位になって、これ以上のテニス人生はなかったし、ママには感謝です。

逆に、芙沙子さんは愛さんがコーチを任せてくれたことに感謝しているそうです。選手とコーチという関係はなくなって、母と子という関係に戻った今、芙沙子さんは愛さんに今後も楽しい人生を送ってもらいたいと願っていました。芙沙子さんの方は大学院で勉強中だそうで、愛さんはそのパワフルさがゆえに健康が心配な様子。これからはもっと一緒に過ごしていくことも願っているそうです。杉山親子にとって、ますます楽しい日々になりそうですね。

【関連サイト】
「J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL KidZania Tokyo presents LOVE MY FAMILY」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/holiday/20160505/

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