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チョコの達人が伝授「チョコは20度で食べるべし」

チョコの達人が伝授「チョコは20度で食べるべし」

J-WAVE日曜6時からの番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」(ナビゲーター:野村友里)。5 月22日のオンエアでは、ショコラ・コーディネーター、チョコレート・ジャーナリストの市川歩美さんをお迎えしてチョコレートにまつわる最新情報をお聞きしました。

まず気になるのが市川さんの「ショコラ・コーディネーター」という肩書きです。どんなことをされているのでしょうか。

「もともと、様々なメディアにチョコレートの情報を発信していました。お仕事で色々な人に出会っていくうちに『この人とこの人が出会ったら面白いんじゃないか』と思うようになり、チョコレート業界を盛り上げるべく、仕事の縁結びを行うことも多くなったんです」(市川さん、以下同)

まさにチョコレート業界になくてはならない人物なのです。ところで、チョコレートはショコラと言ったり、チョコレートと言ったりしますが、違いはあるのでしょうか。市川さんによると、チョコレートは英語、ショコラはフランス語ですが、意味の違いは無いそうです。日本では別の物として捉えられているのではないかと市川さんは推測しています。

「ショコラは、ヨーロッパで日常に存在する文化をまとった言葉だと思うんです。女性は『チョコレートを買いに行こうかな』というより、『ショコラを買いに行こうかな』というと、ワクワクしたり、素敵なことをする気分がくっついてきて、ロマンチックなのではないかと思います」

確かにショコラと呼ぶ方が、リッチだったり、オシャレなイメージがありますね。そんな市川さんは、なんと年間2,000種類ものチョコを召し上がるそうです。そこで市川さんにチョコレートを楽しむポイントをお聞きしました。

「チョコレートのパッケージや、売っているお店や、リボンといったものまで、全てを表現と捉えています。『箱を開けた時の感動』『チョコレートのビジュアルの美しさのチェック』『半分に切った断面を見て味を想像する』『チョコレートは温度によって状態が変わるので、温度計を持って20度前後で食べる』」とのこと。ナビゲーターの野村友里も「温度が大事なんですか!」と、その細かさに驚き。

「これからの季節、常温でボンボンショコラなどを置いておくと、トロトロに溶けてしまってベストな状態ではなくなるんです。なので20度前後で食べるのが美味しいです」

チョコレートには温度計が不可欠とのことでした。また、最新のチョコレート事情についてお聞きしたところ…

「カカオ豆自体に注目をする動きが出てきています。産地(ベトナム産なのか、コロンビア産なのか、キューバ産なのかなど)、品種、焙煎温度など、カカオ自体の扱いに注目されています。美容や健康に配慮したチョコレートにも注目で、コエンザイムQ10だったり、体に良いものがたくさん配合されたものがあります」

気になるお味も、非常に美味しいそうです。そのほか、市川さんはチョコと甘さのあるシャンパンの組み合わせもおすすめしています。双方の美味しさを2倍以上に増幅させてくれるそうです。チョコレートは「出会いを紡ぐお友達」という市川さん。市川さんの話を聞くと、チョコレートが一層楽しくいただけそうですね。

【関連サイト】
「WONDER VISION」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

注目の「東大カカオ」 なぜ東大がカカオを栽培?(2016年05月10日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1554.html

J-WAVEが番組発「究極のチョコレート」を販売、パリ進出も(2015年01月19日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2015/01/post-930.html

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