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編集に3年以上の歳月を費やした三宅一生さんの大型本 4月8日に発売!

J-WAVE平日夜の番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。4月4日(月)からは5日間、三宅デザイン事務所の代表取締役社長・北村みどりさんをお迎えしています。北村さんは、1976年よりISSEY MIYAKEのアタッシェ・ド・プレス(広報・PR)として、三宅一生さんの全ての活動に携わり、また、香水や時計などプロダクトのクリエイティブ・ディレクションとプロデュースを手掛けていらっしゃいます。

先日、フランス政府からの最高勲章である「レジオン・ドヌール勲章コマンドール」を受章した三宅一生さん。この勲章は、民間人が贈られる最高位の勲章。国立新美術館で3月16日からはじまった「MIYAKE ISSEY展」の開会式に来日したジャック・ラング元仏文化相は、三宅さんに直接勲章を手渡しました。

そのラングさんは三宅さんに対して、「三宅一生さんがいたからこそ、パリという町をクリエイションの都にすることができた」と語っていらっしゃったそうです。

「パリはクチュールの街ですからね、そういう意味ではクチュールは決まったような形ですので、(三宅一生さんが)そこに新しく服の風を入れたということだと思います」(北村さん)

そんな三宅さんのお仕事を、40年に渡り支えてこられたのが北村さん。その北村さんが構想し、編集に3年以上もの歳月を費やした大型本『Issey Miyake 三宅一生』が4月8日に発売されます。これまで、三宅さんのすべての歴史をまとめた本はなかったのだそうです。

「これまで私たちが出版した本は、各展覧会のカタログ的な本でした。各展覧会をひとつの仕事の区切りにしているのですが、各展覧会の前後、間が歯抜けになっていました。展覧会の間には、研究やリサーチをしています。ですので、三宅の歴史を(最初から最後まで)一気に俯瞰できるものがなければいけないと考え、学生の頃からスタートして、現在の仕事まで入っています」

「さっきみどりさんに、ぱらっと見せていただいたのですけど、ぜんぜん僕も知らないことがずいぶん入っていて」(小黒)

ドイツの出版社が製本したという今回の大型本。これまで目にしたことのない、三宅一生さんの作品や歴史を見ることができそうです。

【関連サイト】
「LOHAS TALK」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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