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マニアが教える!極上の「定番パン」3選

J-WAVE日曜午前の番組「SMILE ON SUNDAY」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「THERMOS SMILE LABO」。9月27日のオンエアでは、極上の「定番パン」を紹介しました。

日本人が長い間、慣れしたんできたパン。さまざまな種類のパンがありますが、今回注目したのは、懐かしく、どこにでも売っている「定番パン」。そこで、全国のパンを1万個以上も食べ歩いたパンマニアでパン料理研究家、そして「パン屋さんめぐりの会」代表の片山智香子さんに、定番パンの魅力を聞いてみました。

「日本の定番パンは、日本の文化に根ざしていると思っていて、諸外国に比べると独特だと思ってるんですね。というのも、おにぎりとか風呂敷とか、日本って包む文化が発達しているので、定番パンには何かしら具材が入ってるものばかり。定番パンの魅力って、そういった昔からの日本の文化の馴染みがあるので、食べるとホッと安心感を感じるおいしさなんじゃないかなと思います」(片山さん)

そんな日本独特の定番パン。さっそくオススメを教えていただきました。

【あんぱん】
ブーランジェリースドウ「薄皮粒あんぱん」(世田谷線・松陰神社前駅)
・・・あんぱんといえば、明治天皇に献上したことで、明治時代にパン文化をもたらした「木村屋」が有名ですが、このあんぱんも片山さんのイチオシ。薄皮の中にあんこが贅沢にぎっしり詰まっており、あんこをそのまま食べているような濃厚な粒あんが口いっぱいに広がります。

【カレーパン】
カトレア「カレーパン」(大江戸線・森下駅)
・・・カレーパン発祥の店と知られる同店。甘口と辛口があり、片山さんのお気に入りは甘口。舌の上でクリーミーなカレーの甘さが広がっていきます。

【チョココロネ】
ますだ製パン「チョココロネ」(北参道)
・・・古さと新しさが同居したパン店で、パンを一つひとつ丁寧に作っています。こぼれそうなくらい、ぎっしり詰まったチョコ、パンもフワフワで弾力があり、童心に帰るようなおいしさです。

ちなみに、最近できたパン屋で片山さんがオススメするのは、9月5日、神田万世橋にオープンしたばかりの「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」。ハプスブルク家から“王家御用達”の称号も与えられたオーストリアの老舗ベーカリーで、海外で支店を持つのは日本の同店が初。定番の人気パンは「ハンドカイザー」4種。片山さんのオススメは、カンパーニュなど固めのパンをスライスした上に具材をのせる「オープンサンド」。手のひらサイズで、具材との一体感を出すために、あえて柔らかめのパンに仕上げているそう。

定番パンから、最新のパン屋まで、どれも食べたくなるものばかり。食べると幸せな気分になれる・・・そんな、あなたのお気に入りの定番パンは何ですか?

【関連サイト】
「SMILE ON SUNDAY」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/smileonsunday/

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