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予備軍かも? アルコール依存症チェック

予備軍かも? アルコール依存症チェック

J-WAVE平日(月~金)夜の番組「JAM THE WORLD」(火曜ナビゲーター:津田大介)のワンコーナー「CASE FILE」。6月24日のオンエアでは、アルコール依存症について紹介しました。

今月1日から施行されたアルコールに関する新たな法律「アルコール健康障害対策基本法」。不適切な飲酒を排除しようという法律ですが、なんと、アルコール関連で世界では年間330万人が死亡しているというデータがあり、10秒に1人が亡くなっているという計算になるそうです。そこで、この日のオンエアでは、「アルコール依存症になるまでの過程について」と題し、アルコール薬物問題全国市民協会の代表・今成知美さんに話を伺いました。

まず、スタートラインは、「習慣的にお酒を飲んでいる」こと。すると脳がアルコールに慣れて(鈍感になり)だんだんと飲む量が増えます。「前はビール1杯で酔っていたのに、今では1杯くらいじゃ水みたいなもんだ」といった具合です。世間では「お酒に強くなる」と表現されるようですが…。

次にリラックスしたい時や眠る時にお酒が必需品になり、これを「精神依存」と呼びます。「今日は飲まないでおこう」と思っても飲んでしまったり、「1杯だけ」と思っても2杯、3杯と飲んでしまったりすることが特徴だとか。

さらに症状が進むと、お酒が切れて来る時間帯の朝方に、びっしょり汗をかいたり、イライラするといった、アルコールの離脱症状、禁断症状がでてきます。最初は「体調が悪いのかな?」と思う人が多いそうですが、見極め方は簡単。お酒を飲んで、この症状がでなくなったら離脱症状、禁断症状と思って間違いないそうです。これがひどくなると幻覚が見えるなどの症状がでますが、その手前はこういった軽い症状なのだとか。

このような、アルコール依存症になる前の「予備軍」のうちから休肝日を作るなど予防や対策をすることがとても重要。なぜなら、アルコール依存症になってしまうと、治すことはできるそうですが、一生お酒を飲めなくなってしまうそうです。

ビールがおいしい季節ですが、お酒好きなあなた、いくつ当てはまりましたか?

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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