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プレゼンの達人が提唱する“バスガイド流プレゼン術”

プレゼンの達人が提唱する“バスガイド流プレゼン術”

J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。5月28日のオンエアでは、“バスガイド流プレゼン術”を提唱する、ナレッジステーション代表、伊藤誠一郎さんが登場しました。

「右手に見えますのは…」というバスガイドさんの名調子に、旅をより楽しませてもらったという方も多いのでは? そんなバスガイドさんを見習えば、プレゼンがうまくいくと提唱しているのが伊藤さんです。伊藤さんは、コンペの勝率8割というプレゼンの達人。 著書『バスガイド流プレゼン術 天才ジョブズよりも身近な達人に学べ』(阪急コミュニケーションズ)やプレゼン指導塾を通して、プレゼンの上達法を伝授しています。そんな伊藤さんに、明日から使えるプレゼン術をご紹介いただきました。

それにしても、プレゼンターとバスガイド、一体どんな共通点があるのでしょうか。

「キーワードは案内するということです。プレゼンテーションというと、自分の思いを訴えるとか、相手を説得するんだと思いがちですが、これは一番良くない。自分の思いを押し付けるのではなく、情報を分かりやすく案内しながら、相手に意識を向けて、どうすれば分かってくれるのかな、喜んでくれるのかなというふうに考えるのが一番大事なんです。それを体現しているのがバスガイドさんなんです」(伊藤さん)

プレゼンにも、バスガイドさんのように、見どころや目的地を明確に示すことが大切なんですね。また伊藤さんは、プレゼン前に話したい言葉を書き出してみることも効果的だと言います。頭の中で言葉を巡らせるだけでなく、内容を書き出し、プレゼンの台本をつくることで、伝えたいことが整理でき、プレゼン時の余裕も生まれてくるのだとか。さらには、台本を覚える際のこんな秘訣も。

「机にじーっと向かったり、静かな部屋にこもってやる人も多いんですけど、私がお勧めするのは、書き出したシナリオをポケットに入れて、散歩しながら覚えること。プレゼンテーションって、リズムが大切なので、歩きながらブツブツ声に出して覚えることで、自然と話し言葉にもリズムがついてくるんですね」(伊藤さん)。

たしかに、バスガイドさんの案内には、心地よいリズムがありますよね。明日からのプレゼンはバスガイドさんになりきって、上手に聞き手を案内してみては?

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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