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年間36トンの衣類が集まる「洋服ポスト」とは

年間36トンの衣類が集まる「洋服ポスト」とは

J-WAVE平日夜の番組「JAM THE WORLD」(火曜ナビゲーター:津田大介)のワンコーナー「CASE FILE」。5月27日のオンエアでは、洋服ポストネットワーク協議会の副理事長で、古着屋シカゴの物流部部長の郡司清春さんが登場し、「洋服ポスト」を紹介しました。

「洋服ポスト」とは、家に眠っている衣類を新たに活用する機会を生み出す取り組み。開催場所に不要になった衣類を寄付という形でお客さんに持ってきてもらい、そのまま海外マーケットに運ぶそうです。流行により、特に女性はワンシーズンかツーシーズンで同じ服を着なくなりますが、実は日本の古着は海外で評判が高く、ニーズがあるのだそうです。

日本では多くの洋服が家に眠ったままになっていたり、処分されたりする中で、世界には洋服が足りない国もあります。古着屋シカゴが輸入している衣類の中でも、サイズが大きすぎたり、デザインの問題で売ることができないものがあり、その活用を考えたことが「洋服ポスト」を始めたきっかけだと郡司さんは話します。

ちなみに、以前は活用できない洋服を処理するのに、月に50~60万円の処理費がかかっていたそうです。現在、洋服ポストに一日に集まる洋服は重さにして700キロ~900キロ。去年は一年で36トンも集まったそうです。その莫大な衣類の量にも驚くばかりですが、環境を考える上でも「洋服ポスト」を活用して、手持ちの服をリユースしてみてはいかがでしょうか?

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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