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「寿司アイス」に「トンカツアイス」世界のすごいアイス事情

「寿司アイス」に「トンカツアイス」世界のすごいアイス事情

J-WAVE金曜午前の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。5月9日はアイスクリームの日ということで、海外のアイスクリーム事情がトピックスに。2か国の番組通信員に話を聞きました。

まず、ニュージーランドはクライストチャーチの晝間尚子さんに、ニュージーランドのアイスの消費量について聞いてみました。

「ニュージーランドの人はアイスをよく食べています。ある調査では国民1人当たりの消費量が世界一なんです」(晝間さん)

世界一とはびっくり。国民のアイス好きは生活の様々な場面から感じられると言います。

「ニュージーランドの各家庭には、2リットル入りの箱に入ったアイスクリームがいくつか常備されていて。結構大きいんですよ。アイスは必ず食後に出てきます。なのでホームステイするとちょっと太っちゃうんですよね~、美味しくて。それに、アイスをすくう量もまた多いんですよ。街角で買うと、すくってくれる量が多いです。『今日は暑いね~』っていうと、1スクープだけしか頼んでいないのに、2、3スクープ乗せてくれて、タワーみたいになっちゃうこともあります(笑)」(晝間さん)

さすがはアイス消費量世界一、ボリュームもかなりあるようですね。では、フレーバーはどんなものが人気なのでしょうか。

「代表的なものとして『ホーキーポーキー』というのがあるんです。バニラアイスにキャラメルの粒が入っていて。キャラメルっていうと甘そうですが、意外とバニラと一緒に食べるとあっさりしていて、キャラメルのカリカリ感もあって美味しいんですよ」(晝間さん)

話を聞いているだけでも美味しそうなホーキーポーキーアイス。一度食べてみたいですね。

続いてもう1か国、タイはバンコクのアイス事情をピックアップ。通信員・山崎幸恵さんに話を聞きました。

「タイの伝統的なアイスクリームとして、ココナッツ味のものがあるんです。そのトッピングがちょっと変わっていまして、食パンやコーン、小豆などをかけるのが一般的です。なぜだか、タイの人は食パンをお菓子だと思っているみたいなんです」(山崎さん)

また、アイスクリーム専門店ではタイ独自のメニューがあるのだとか。

「アイスクリーム専門店もたくさんあるのですが、世界中にネットワークを持つ Swensen's というアイスクリーム店が最大で、ここがタイ限定の、期間限定の新商品を頻繁に出しているんです。特に注目を集めたのが、去年出た『寿司アイス』。お寿司の形をしているアイスなんですが、シャリ型のバニラアイスの上に、ゼリーで作ったトロやサーモン、玉子が乗っていたり、チョコレートで作った軍艦巻の中に、イクラのような粒ゼリーが乗せたり。見た目は本当にお寿司のようで、話題を呼んでいましたよ。私も食べたんですが、アイスが少なくてゼリーがちょっと多いかな、という気はしたんですが、味は本当に普通の、おいしいバニラアイスでした」(山崎さん)

さらに、アイスを使った個性的な活動もあるそうです。

「タイにはアイスクリームを使ったアート活動をしているグループもあります。『ICEDIA』というショップも持っていて、BTS国立競技場駅に直結の『バンコクアート&カルチャーセンター』という現代美術館に入っています。アイスで作ったトンカツ定食やハンバーグなど、面白アイスをいろいろ出しているんですね。なかでも面白いと思ったのが、アメリカンステーキ。焼き加減を聞かれて、『ミディアム』を頼んだら、ちゃんと中身がストロベリーとチョコレートで赤みの部分を作ってあって芸が細かいんですよ」(山崎さん)

さすがは常夏の国、かなり面白アイスが展開されているようです。タイに旅行に行った際は、チェックしておきたいところですね。

【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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