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アルバイト不足、「付加価値」つきバイトで人材確保

アルバイト不足、「付加価値」つきバイトで人材確保

J-WAVE平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO
TOKYO DICTIONARY」。1/30のオンエアでは、「バイト争奪戦」というキーワードに注目しました。

実は今、首都圏を中心にアルバイトの数が不足しているそうです。そもそも少子化が進み、アルバイト現場の主戦力である大学生そのものの数が減少傾向にあるということなのですが、アルバイト不足の理由のひとつとして「景気回復」が挙げられるそうです。現在、大型商業施設が次々と誕生しており、各企業が他よりも高い時給を設定するなどしてアルバイト確保に力を入れているため、こうした新規の大型施設に人が流れているのだとか。

特にアルバイが不足している業界は、飲食店業界とコンビニ業界。そんな“バイト争奪戦”が繰り広げられている今、各企業が人材を確保するために、バイト現場にさまざまな「付加価値」を付け始め、トレンドとなりつつあるそうなんです。社会保険労務士・庄司英尚さんによれば、下記のような付加価値をつけるアルバイトがあるそうです。

【前給制度】
・働いたうちの一定額を給料日の前に引き出すことができる制度。飲食店大手のコロワイドが導入しており、大学生に人気。離職率の低下にも大きく貢献している。

【無料就職支援セミナー】
・居酒屋「塚田農場」などを展開するエー・ピーカンパニーが導入しており、就活サイトの使い方から模擬面接まで毎月1回程度開催。ここで相談した人はほとんど就職が決まっており、ここで推薦をもらうとITベンチャー企業など約10社の一次面接が免除されるという特典も。

このように、ただ時給を高く設定するだけでなく、こうした付加価値をつけることがキーポイントになっているようです。今後はどんな付加価値のついたアルバイトが登場するのか注目ですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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