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消費者が牽引? ワイン業界の「相乗効果」と日本ワインの人気

J-WAVE 朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。11/18のオンエアでは、11/21のボジョレーヌーボーの解禁日を前に、国内のワイン事情と「日本ワイン」に着目しました。

赤ワインに含まれる“ポリフェノール”の健康効果に注目が集まった90年代後半のワインブームに迫る勢いで、ここ数年ワインの消費量が増えています。その理由をワイン専門誌『ワイナート』編集長の小松由加子さんはこう言います。

「以前は、たくさんのワインの中から何を選んで飲んでよいかわからない部分がありましたが、手軽に手に入る今、買うことに抵抗がなくなりました。また、店で飲むよりも家で飲む機会が増えた時期があったので、そこでさらに(ワインを飲む層が)広がりました。インターネットの普及により、取り寄せが簡単に可能になったことも理由のひとつです」

ワインを飲める店や買える店が増えたことと、景気が低迷した結果、家飲みが増えたことがワインの消費量を増加させたのですね。

最近では、消費者のワインを見極める目が確かになってきたため、商品の質を上げないと売れなくなっているのも事実なのだとか。各メーカーが売上を伸ばすため品質強化に取り組んで、新たにおいしいワインが生まれ、それがまた売れるという相乗効果がみられるそうです。

中でも今脚光を浴びているのが「日本ワイン」。一般に“国産”と表示されて売られているワインも、原料は“輸入品”であることが多いのですが、日本国内でとれたぶどうだけで作る日本ワインは進化を遂げているそうです。海外で修行して戻ってきた、比較的若い作り手が、新しくワイナリーを始めたり、既存のワイナリーもより良いワインづくりのために研究を重ねています。

芳醇、スパイシー、フレッシュ、華やかなど、ワインの味や香りを表現する言葉は多種多様。ボジョレーヌーボーから日本ワインまで、いろいろな味を楽しんでみませんか?

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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