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ソーシャルゲームのヒットは“分析力”にあり?

J-WAVE 朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING VISION」。10/21のオンエアでは、「パズドラ(パズル&ドラゴン)」に代表されるソーシャルゲーム、オンラインゲームの世界に焦点をあてました。

日本でのダウンロード数は1900万回を越え、北米、韓国でも100万回を超えたという大ヒットソーシャル、オンラインゲームのパズドラ。その制作会社ガンホーが先日、ソフトバンクとともにフィンランドのゲーム会社を買収すると発表しました。これにより、ソーシャルゲーム界の勢力図にも変化があるのか、この買収の意味するところを知りたいという別所さんの質問に、ITをはじめソーシャルゲーム市場に詳しいフリージャーナリストの西田宗千佳さんは以下のように答えました。

「フィンランドはソーシャルゲームでは日本に並んで先進的な国。ヒットを多く持つ会社を買収することで、グローバルなヒット商品の開発ができます。ゲームは、グラフィックだけでなく、各国で面白いと思うポイントが違うので、どうやって相手国の感覚を取り入れるか、というときにも役立ちます」(西田さん)。

「ゲームそのものがヒットするかどうかは分かりませんが、ヒットした商品からどのように収益を上げるか、という法則はある程度見えています」とも話す西田さん。面白さを追求していた今までのゲームに比べ、オンラインゲームはプレイヤーの嗜好を分析し、より面白く、より収益をあげる方向に修正しやすいそう。出来上がったら終わりではなく、徐々に改善していくところがポイントなのだとか。

スマートフォンの普及により簡単で、しかも多くの人がはまってしまうゲームが登場しています。最近のパズドラ人気は40代から50代の年齢層にも広がっているそう。今後も続々と登場する新しいゲームに注目しつつ、上手に付き合って楽しんでいけたらいいですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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