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様々な「○○がない世界」 実践してみた結果は…

J-WAVE午後の番組「RENDEZ-VOUS」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「PAGE BY PAGE」。9/24のオンエアではユトレヒトの江口宏志さんが登場。今週で最終回を迎えるこのコーナーに合わせて、「ハッピーエンド」をテーマにオススメの本を紹介しました。

今回紹介したのは「ない世界」という一冊で、実は江口さんご自身の著書。内容について次のように説明します。

「これは『○○がない世界』というものを毎月やってみようという本です。自分がいつも持ち歩いているものとか、知らぬ間にやっちゃってることから、毎月ひとつをなくしてみようと。例えば、携帯がない世界、お酒がない世界、怒らない世界、毛がない世界とか」(江口さん)

これに思わずレイチェルさんが「毛がない世界ですか?」と尋ねると「ほら僕、一時期坊主にしてたの覚えありません? あの頃やってたんですよ」とのこと。一年をかけてそうした試みを行い、その内容を収録したこの一冊。まさに体を張った内容になっています。

一年を通じた様々な試みの中で一番つらかったものを江口さんに聞いてみると、やはり携帯がない生活が大変だったようです。

「携帯がない世界っていうのは言うのは簡単ですが、やれないんですよね。仕事に差し障りが出てしまうし、まるで『あなたと連絡を取りたくない』と言っているように思われるんじゃないかと。1カ月やる予定が、いろいろ悩んでしまって結局、最後の2週間くらいだけ携帯を持たない生活をしました」(江口さん)

「そういえば、なかなか連絡つかない時ありましたね」とレイチェルさんも思い当たる様子。ちなみに「それ以来携帯がなくても結構大丈夫になっちゃって、しょっちゅう忘れるようになっちゃいました」とその後も後遺症(?)があったようです。

そんな中で、江口さんが「意外に良かった」と話すのが「明日がない世界」。

「明日がない世界っていうのは、明日になる前に寝ちゃうっていう生活です。夜12時を越える前に。これをやると、例えば朝6時に起きて、朝ご飯を食べる前に何時間か仕事をやってという生活ができて、結構役に立ちました」(江口さん)

様々な「ない世界」を体験した江口さん。ちなみに読者の方にぜひ読んでもらいたいというのが「終わりのない世界」。これは「ハッピーエンドについて考えてみた」のだそうです。

なかなか自分では実践できない「ない世界」。江口さんの体験記を読んで、参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

【関連サイト】
「RENDEZ-VOUS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

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