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やりたいことを見つける方法は「圧倒的にすごい経験をすること」

J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。7/27のオンエアでは、登山ガイドの山田淳さんが登場しました。

2002年5月17日にエベレストの山頂に登り、23歳と9日で世界七大陸最高峰最年少登頂を達成した山田さんは現在34歳。東大卒、マッキンゼーを経て、アウトドアベンチャーの世界へ飛び込んだそうです。もともと喘息で体が弱かった山田さんは、運動をするために中学でワンダーフォーゲル部に入部。中学1年生のときに夏合宿で行った屋久島の大自然を見て、山登りに本格的にのめり込んでいったそうです。

登山といえば、富士山が世界遺産に登録されましたが、山田さんはなんと富士山に160回は登っているそうで、毎回40人のお客さんをガイドするため、これまで約6500人もの人を富士山に連れて行ったそうです。富士山は今回、文化遺産として登録されましたが、以前に富士山を自然遺産に登録しようとした際、ゴミの問題などで登録ができませんでした。しかし現在はとても綺麗になりトイレも充実しているので、山田さんは多くの人に富士山に登ってもらいたいと願っているそう。

日本は昔と比べて豊かになりましたが、そうなったことで「やりたいこと」が見つからない人も増えています。山田さんは「なぜ山を登るのか」という問いに対しては理屈ではなくピュアな気持ちで「得意とか儲かるとか稼げるとか社会的にカッコイイとか全部抜きにして、自分がこれをやっているときが一番気持ちいいって自分自身が満足できるってことだと思うんですね」と話します。不安や世間体に縛られず、そういうものをピュアに見るためには、「圧倒的にすごい経験をすること」で、他のしがらみや固定概念を吹き飛ばすことになるとか。山田さんにとっては、それが屋久島だったそう。

ちなみに、山田さんの今の夢は、日本の人口の7割が普通に登山を楽しんでいる国になることなのだとか。富士山が世界遺産に登録されたことで、日本でも登山がもっと身近になればいいですね。

【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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