vol.178 フィンランドJAZZ

Progression in Finnish Jazz

10人中7人が毎日音楽を聴き、世界で最も進んだ音楽教育システムに打ち込むフィンランドは、豊かなアーティストを生み続け、音楽大国として発展しています。2005年にワールドデビュー、ヘルシンキを拠点とする気鋭のミュージシャンで結成されたジャズ・コレクティヴ「The Five Corners Quintet」のメンバーであるトランペッターのユッカ・エスコラとサックス奏者のティモ・ラッシーも子供の頃に当たり前のように学校で楽器に触れたそうです。
「フィンランドでは、教育システムの中に音楽が自然と入っています。音楽教育がフィンランドのカルチャーの一部と言ってもいいでしょう。」

しかし、影響を受けたフィンランドのJAZZアーティストはあまりいないと言います。
「フィンランドのジャズの歴史は、そんなに古くはありません。教育に音楽、ジャズが取り入れられらのはここ20〜30年です。ですので、我々が今まさにフィンランドJAZZの歴史を作り上げています。」

そんなフィンランドのJAZZシーンですが、DJの須永辰緒さんがThe Five Corners Quintetを紹介するなど世界中のクラブDJたちの間でも人気が高く、若い世代がクラブ・カルチャーとクロスする事で確実に新しいファンを増やしています。

このようにまだまだ進化し続けているフィンランドJAZZ。歴史が浅くても、その勢いから今後も目が離せません。

2010年08月28日

THE FIVE CORNERS QUINTETのメンバーをはじめフィンランドのモダン・ジャズ・シーンを代表する若手ミュージシャンが集まっている「RICKY TICK BIG BAND」。トラディショナルなスタイルのビッグ・バンドが伝統をベースにしながらもスタイリッシュな音楽を奏で、幅広い層のオーディエンスから人気を得ています。