2017年04月28日

5月1日から5月5日は

写真家で切り絵作家の今森光彦さんをお迎えします。

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里山の保全、植林など、環境を見守り撮影する
その活動についてたっぷりと伺います。


【プロフィール】
1954年滋賀県生まれ。
近畿大学理工学部卒業後、昆虫写真専門の写真家を志し、
フォトスタジオ勤務を経て、
1980年にフリーランスの写真家として独立されます。
その後、活動拠点を滋賀県大津市に移され、
里山の運営などにも携われていらっしゃいます。

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2017年04月28日

キリマンジャロの未来

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブ代表の
藤沢俊介さんをお迎えしています。

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環境NGO タンザニア・ポレポレクラブは、
会員からの会費、使用済みのハガキや切手などを資金化、
最近では、クラウドファンドィングなどを資金源に活動しています。

かつては、現地の暮らしを体験しながら植林活動を行う
ワークキャンプも行っていました。
しかし、キリマンジャロが国立公園(=世界遺産)になってしまったため、
植林活動が行えなくなったと藤沢さんはおっしゃいます。

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この問題は絶対に解決しなければいけない
と言う藤沢さんは最後に、現地の方に教えを
請うことが大事だとおっしゃっていました。
「私たち先進国の人間は、自分たちが
考えていることこそ正しいと考えがちなので、
どうしてもトップダウンでいってしまうんですね。
やってもらいたいのは、彼らに教えを請う姿勢こそ大事なんですね。」
「とにかく多くの方にこの問題を知ってもらって、
おかしいよねって思って頂ける方を
1人でも2人でも増やしていきたいです。」

今夜の選曲:THEME OF KILIMANJARO/MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO

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2017年04月27日

キリマンジャロ世界遺産登録とその弊害

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブ代表の
藤沢俊介さんをお迎えしています。


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1987年、キリマンジャロの山麓の森が
世界遺産に登録され、国立公園となりました。
一般的に世界遺産登録は良いこととされていますが、
キリマンジャロの環境では少し違うようです。
「国際機関にしろ政府しろ、人の影響で森が減っているとした時に
『人』っていうのはそこに住む人たちのことを指すんですね。
彼らは森林資源を利用しながら、
生活している一方で、ずっと森を守ってきたんです。
だけど、(国際機関や政府は)それを見ないで、
彼らを森の中に入れなくしてしまおうとするんですね。」
「何人たりとも入ってはいけないっていうのが、
国立公園法ですから、彼らが住む地域も
国立公園に取り込んでしまえとするわけです。」


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たとえ違反になったとしても
敷地内で生活してきた人たちは
中に入らざる終えないのが現状です。
「今、キリマンジャロ山の森の中にあるものは何かといったら、
国立公園という名の無法地帯ですよね。
そういうやり方が、本当に世界遺産の森を守るやり方として、
正しいのか。国立公園というやり方はやめた方が良いっていうのが、
私たちや地域の人たちが政府に訴えていることです。」


今夜の選曲:A WOMAN CHANGED MY LIFE/MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO

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2017年04月26日

タンザニア・キリマンジャロの人々の暮らし

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブ代表の
藤沢俊介さんをお迎えしています。

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コーヒの産地として有名なキリマンジャロ。
現地に暮らすほとんどの方がコーヒー農家を営んでいたそうです。
しかし、2000年代に入ってから生産者価格の低下により、
コーヒーの農家を辞めていく人が後を絶たないそう。
「やればやるほど、赤字っていう状況が
 生まれたらみんな辞めちゃいますよね。」
「キリマンジャロ山の若者で将来、
コーヒー農家になりたいという人は恐らく1人もいないです。
みんな山から出たいって言います。」

コーヒーの他に、現地では蜂の養蜂も盛んです。
特に日本では聞き馴染みのない、
「針なし蜂」の蜜には、プロポリスを多く含んであり、
現地では薬として用いられています。


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現地の深刻な問題としてあげられるのが、診療所の人で不足。
藤沢さんが活動を行なっているテマ村では
人口4000人に対して、診療所は1ヶ所だそうです。
「そもそもお医者さんがいないんですね。
看護婦さんがたまにいるかいないかなんですが、
あまり役に立てていないですよね。」


今夜の選曲:SWEET LAS COKE/MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO


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2017年04月25日

キリマンジャロが抱える環境問題と人々の暮らしへの影響

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブ代表の
藤沢俊介さんをお迎えしています。

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植林活動では村のニーズ、
森への圧力を考慮しながら、
植える木を決めていきます。
「例えば、煮炊きするには薪が必要になりますよね。
ただ、原生種というのは、植えても中々根付かないのと、
根付いても育ちに時間がかかるという問題と、
もう一つは、煮炊きする薪として
適しているのかという問題があるんですね。」

一方、原生種と比べて成長の早い、
地元の木であれば、村のニーズに応えることができます。
「そういう木(暮らしに必要な木)は、
中々手に入らないものですから、
使ってしまうとすぐに無くなってしまうんですね。
そうすると残っている森に圧力がかかってしまう。
そういうことを避けるために、成長の早い木を
植えるという選択肢も当然入ってきます。」

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植林活動を行なっていく中で、
専門家と意見が対立してしまうことも。
「世界遺産ともなると、すごい注目を浴びるんですね。
森が減っているとなると何とかしろ!ということになります。
しかし、そこに暮らしいている人もいるんですね。どっちも大事なんです。」
藤沢さんは、植林活動は自然だけでなく、
生活する人々の生活のためでもある、
ともおっしゃいます。


今夜の選曲:SYMPATHY/MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO


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2017年04月24日

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブの活動は?

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブ代表の
藤沢俊介さんをお迎えしています。

環境NGO タンザニア・ポレポレクラブは、
タンザニアの中でもキリマンジャロ山に暮らす人たちへ、
主に環境分野の協力活動を行なっていらっしゃいます。

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キリマンジャロ山はこの100年間で
約3割の森林が失われたと言われています。
「昔に比べて、雨が降らなくなっている、水が減っている、
作物が育たなくなっている… それはなぜだろうと考えた時に、
周りの木が減ってしまったからではないか? 
と彼らは(キリマンジャロに暮らす人々) 考えて
植林活動に立ち上がったんですね。」
「そういう彼らと私たちが知り合いまして、
是非、一緒にやらせて頂きたいということで、
タンザニア・ポレポレクラブを立ち上げました。」


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現在、40の村と植林協力を行なっている藤沢さん、
それぞれの村には平均20種類ほどの苗木を育てており、
村の標高などによって、植える苗木は変わってくるそうです。
「(育ちが)早いのもあれば遅いのもあります。
その土地、村のニーズもありますので、
現地の環境と照らし合わせて行なっているという形です。」

今夜の選曲:SUPER JOCK STRUT/MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO

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2017年04月21日

4月24日から4月28日は

4月24日から4月28日は
環境NGO タンザニア・ポレポレクラブ代表の
藤沢俊介さんをお迎えします。

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キリマンジャロ山麓の環境と村人の暮らし、
世界遺産登録の弊害ついてたっぷりと伺います。


【プロフィール】
1963年東京生まれ。駒沢大学経営学部卒業後、
電子部品メーカーに就職。
8年間勤務された後に退職されて、
NGO職員としてタンザニアやベトナムでの植林事業に従事。
1997年に環境NGOタンザニア・ポレポレクラブを設立されて、
現在も代表として活動していらっしゃいます。

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2017年04月21日

詩写真展「琉宮百景」への思いと琉歌の魅力、ポイントは「8・8・8・6」その理由は?

シンガーソングライターの宮沢和史さんをお迎えしています。

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宮沢さんは現在、京橋 Island Galleryにて、
詩写真展『琉宮百景~りゅうぐうひゃっけい~』を開催中です。
「ギター&カメラみたいな感じで、
その二つを持って旅をしてます。全然知識もないですけど、
自分の見たものを残しておきたいという思いでやっています。」

詩写真展は30点ほど展示おり、
その全ての写真には、沖縄琉歌の形式で
宮沢さんの歌が流れてきます。

沖縄琉歌の特徴として、
和歌は「5・7・5・7・7」
琉歌は「8・8・6 」という形式で、
和歌は音楽的にいうと、4分の4拍子。
一方で、琉歌はそれに当てはまらず、
ふわっと終わる所に琉球の文化が
よく現れているとおっしゃっていました。


詩写真展『琉宮百景~りゅうぐうひゃっけい~』
京橋 Island Galleryにて、4月14日(金)〜23日(日) まで。
入場料は無料です。
詳しくは『琉宮百景~りゅうぐうひゃっけい~』の
ホームページをご覧ください。

今夜の選曲:とぅばらーま/宮良 康正

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2017年04月20日

沖縄からブラジルへ! 日本人移民の苦労とアグロフォレストリーの誕生

シンガーソングライターの宮沢和史さんをお迎えしています。

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代表曲「島唄」は2001年に
アルゼンチンのマルチタレント、
アルフレッド・カセーロさんが
カヴァーしたことで再び注目をされました。
アルフレッドさんがカヴァーした経緯について。
「(彼は)日本食が大好きでブエノスアイレスの
日本料理屋によく行っていたそうなんですよ。
で、自分のアルバムのレコーディングが
終わって店に行ったら流れていたそうなんです。」
「この曲はなんだ!今のアルバムに入れたい!ってことになって、
そこから言葉を覚えて録音したんですね。」


宮沢さんは、2008年(ブラジル移民100周年)に、
日系人との交流を中心に書かれた
著書「足跡のない道」を出版されています。
日本人移民が興した街である、トメアス(アマゾン)地域について
「サンパウロの方は巨大農園に正式な移民として入りまして、
大変黒されて扱き使われたんですが、
アマゾンに入った方はもっとひどかったんですね。」
「トメアスの日系人は本当に頑張りましてね、
何も植えてもダメな時期があって、シンガポールから
胡椒の苗を12本ぐらい持ってきて育てたら、1本だけ根付いたんです。
そこから、胡椒産業が始まったのですが、
単一作物でしたから病害で全部やられてしまった。」
「ただ、現在はアグロフォレストリーっていう、
いろんな物を一つの所に植えるっていうのを考え出しまして、
1年中、何かが栽培できるシステムを今でも日系人が行なっています。」


今夜の選曲:足跡のない道/宮沢 和史

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2017年04月19日

代表曲「島唄」のヒット、その陰に隠された葛藤と沖縄への思い。

シンガーソングライターの宮沢和史さんをお迎えしています。

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宮沢さん(THE BOOM)の代表曲『島唄』のヒットで、
沖縄楽器「三線」も全国的に知らせるきっかけになりました。
当時は沖縄の方々に「沖縄のいまを歌ってくれてありがとう」と
感謝される一方で、「島唄などけしからん」という声もあったそうです。

「三線っていうのは、沖縄では床の間に飾るようなものなんですね。
そういうものをロックで振り回すというのは、タブーとされていますし、
僕もわかっていましたので、丁寧にやったつもりなんです。」
「ただ島を通り過ぎた男じゃないっていうのは
示したかったので、今でも沖縄と付き合っています。」


一番心が苦しかったと語るのは、
「島唄」のヒットで、三線の需要が増え、
材料が少なくなってしまったことだったそう。
「広い層に広まることはいいことなんだけど、
ふさわしい人にふさわしい素材が行き渡らない流れを
僕が作ってしまったとしたら、まずいことをしたぞと、、、」

そんな宮沢さんは現在、
少しでも力になれればという思いで、
三線の材料となる木の植林活動
「くるちの杜100年プロジェクト in 読谷」
活動もされていらっしゃいます。


今夜の選曲:世界でいちばん美しい島/宮沢 和史

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