2017年12月14日

12月18日から12月21日は

来週は、ローカルジャーナリストの田中輝美さんをお迎えします。

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定住でも交流でもない「関係人口」とは? 
新たな地域との関わり方を考える
その活動についてたっぷりと伺います。

1976年島根県浜田市生まれ。
大阪大学文学部卒業後、山陰中央新報社に入社されて、
報道記者として政治、医療など幅広い分野を取材、
2013年に、琉球新報社との合同企画
『環りの海 竹島と尖閣』で、日本新聞協会賞を受賞。
現在は、新聞社を退社されて、ローカルジャーナリスト
として活動されていらっしゃいます。

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2017年12月14日

【Podcasting 第560回 】福岡伸一さん

今回のポッドキャスティングは、
12月11日から12月14日放送分、
、生物学者の福岡伸一さん


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2017年12月14日

新著「動的平衡3」についてと、自身の研究について

今週は、生物学者の福岡伸一さんをお迎えしています。

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「動的平衡」の理論のもと「生命とは何か」
という問いを追究し続けていらっしゃいますが、
福岡さんの研究分野は今年いかがだったのでしょうか?
福岡さん「私の生命論の定義は動的平衡ということで、
それを理論的に考える理論生物学者みたいな感じのを
目指しています。昔はネズミを殺したり細胞をすり潰したり
する実験をしていたんですけど、物理みたいに理論物理学者が
重力波を予言して、100年後に物理学者がそれを
立証するっていうのが、本当の学問のあり方だと思っているので
私は理論生物学者を目指して理論を今まで出してきたんですね。
動的平衡っていうは私のコンセプトの中心なので、
どこか地球の38億年の生命史の最初に偶然ながら動的平衡が
成り立ったんです。動的平衡っていうのは壊しながら
回していくサイクルが成り立っているということなので
そういうことが海底火山の中で物質を壊しながら、
作り変えられるっていうのが生命の起源なんです。

先日新著「動的平衡3」が刊行されました。
福岡さん「動的平衡っていうのは生命論だけじゃなくて
会社組織とか、社会とかスポーツとか組織論に
色々使えて、その辺の本屋さんに売っているような
ハウツー本ではなくて、もっと生命に学んだ組織論として
動的平衡を考えようっているのが「動的平衡3」になっています。

それから、私のライフワークともなっていますが、
フェルメールの研究がありまして、実は2017年は
日本であまり話題になりませんでしたけど、
世界的には一大フェルメールフィーバーが巻き起こって
いたんですね。それはパリのルーブル美術館を皮切りに
大フェルメール展が世界を巡回して年末にはアメリカの
ワシントンで開催されたんですね。37枚しかない12枚が
結集しました。多少内容が変わるとも聞きましたが、
日本もやってくる予定でして2018年秋に来るみたいです。」

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