2017年08月29日

盆栽は芸術なのか?  世代を越えて受け継がれる盆栽

遠山記念館・学芸員の依田徹さんをお迎えしています。

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江戸時代は将軍、明治以降も政財界の人が
夢中になるなど、権力者が盆栽を混んでいました。
盆栽の鑑賞が盛んだった時代というのは?
依田さん「江戸時代でしょうね。
陶器も関わってきました。珍しい植物に
高額の金額がついてきましたから、江戸時代は
とても大きな時代だった言えますね。あとは、
明治の後半から大正にかけても政財界がものすごく
盆栽に力を入れていたので、その時期は江戸時代の
次のピークと捉えるべきではないでしょうか?」

盆栽は芸術と言っていい?
依田さん「芸術という言葉は結構難しい言葉で
僕の本業は美術なんですけど、美術や芸術というのは、
自然に対しては、人の手を加えて作るものが芸術なんですね。
人間の手を加えるということがポイントなんです。
そういうことでいうと、盆栽というのが芸術と
言い切れない部分がある。なぜかというと盆栽には、
木の個性というのが入ってくるんですね。
美術・芸術の世界では素材が大切で、
その素材に手を加えて作品を作っていく。
植物は放っておくと育っていく。
植物の自己主張が入ってくるんですね。
だから私は盆栽を芸術と言いにくいんですね。」

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依田徹 著書「盆栽の誕生」(大修館書店)
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今夜の選曲:A FELICIDADE / SYLVIA TELLES

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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