2017年07月20日

有事の際、ルールは時に破ることも必要。その体験談を語る。

アルピニストの野口健さんをお迎えしています。

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熊本地震が発生した際、避難所として、
益城町にテント村を設置。
被災者への支援活動を行っていらっしゃいました。
テント村という形は、これまで事例のなかったことだけに、
開設するまで様々な苦労がったそうです。
野口さん「(開設至るまでは)結構大変で
まず許可は出ないんですよ。これまでに事例がないので、
なんじゃそりゃということになるんですよ。
それで以前に岡山県の総社市で仕事をした時があったんですけと、
その時お世話になった総社市の市長・職員に協力してもらって、
総社市の職員と益城町の市長・職員を説得してもらうんですね。
それでも中々許可は簡単にでない中で、
総社市と野口健サイドで最後まで責任持って運営していきますと
話したら、最後の最後で許可を出してくれたんです。」


野口さん「ところがここから問題があって…
町長からのオッケーもらったので、
大量のテントを持って現場に行ったんです。
でも、避難所を運営している指定管理団体って
また別にいるわけなんですね。その指定管理団体が
今度は認めないぞって話しになるんです。
多分その時は指定管理の方が町より力が
あったのかもわからないんだけど、
もう現場は大混乱ですよね。認めないぞってあちら側は
言ってきて、僕らは町から認めてもらったと
言い張る状況だったんです。
この問題ですごい難しかったのは、彼たちも
彼らなりの言い分があって、公平性をどうするのかって
ことを言ってくるんですね。テント村には最大
600人しか入れない中で、入れなかった人が
いた場合はどうするのかと聞いてくるんです。
それで僕は、入れなかったもなにも
早い者勝ちでいいのでは?と言ったら絶句していましたね。
公平性をどうするかって問題は物資とかにもあるらしくて、
いろんな団体から支援がある中で、同じものが避難者に
1つずつ行き渡らないと返すって話になるらしいんです。
要するに公平性… 全員に同じものが行き渡らないと
配ってはいけないっていうのがあるみたいなんですね。」

「それで僕らと総社市が指定管理の方に提案したのは、
もうルールは破ろうと、ルールを守っていたら何もできない。
これ前提にしないと、全員を助けられなければ、
1人も助けてはならないってことになってしまうと伝えたんです。」


今夜の選曲: LEE HARVEY OSWOLD / SKATALITES

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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