2017年06月05日

SMAPと歩んだ10年。デビュー当時の苦労とは?

音楽プロデューサーの野澤孝智さんをお迎えします。

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野澤さんは武蔵野音楽大学卒業後、大手レコード会社に入社。
SMAPや松本伊代、荻野目洋子など、
数々のアーティストをプロデュース。
特にSMAPはデビューから10年間担当され、
数々のヒット曲を手掛けられています。
デビュー当時のSMAPの印象はというと、
街ですれ違うのような素朴な
男の子たちだったと野澤さんはおっしゃいます。
「当時ジャニーズ事務所の第1のコンセプトが
『かぼちゃの馬車に乗ってきた王子様が女の人を迎えに来る』
というのがコンセプトだったんですね。
それでSMAPと初めて会ったときに、
香取は13歳くらいで、木村、中居は17歳で
高校生だったですね。それで会った時に、
この子たちジャニーズ事務所っぽくないなと思ったんですね。
その辺の街ですれ違うような男の子たちって感じだなと…
この子たちを王子様にするのはするのは無理かもしれないなと
思ってまず考えたのが、『地下鉄でぶつかった女の子と恋に落ちる』
みたいな道端に落ちているようなことをテーマして
音楽を作ってみようっていうのがSMAPの始まりでしたね。」


SMAPを担当して2年間は
中々芽が出ずに苦悩の日々が続いたそう。
そんな中、「夢がMORI MORI(フジテレビ系)」
という番組をきっかけにSMAPは飛躍していきます。
「当時、SMAPはテレビのバラエティに
起用されていて、毎週露出があったんですね。
それである楽曲がその番組とのタイアップが
決まっていて、番組プロデューサーや編成などから
オッケーを貰っていたのですが、撮りの2日ぐらい前に
曲を変えたいって、プロデューサーからありまして、
僕は勘弁してくださいと…
でもそのプロデューサーが素晴らしかったのは、
2分ぐらい考えて、「野澤さん本当に売れると思います?」
と聞かれて僕はもちろん「絶対売れると思います」と言ったですね。
そしたらプロデューサーが「わかりました」と乗ってくれて、
シングルになったのが、「$10(テンダラーズ)」という曲なんです。」
「実はこの曲、ほとんど会社のスタッフにも聞かせていないし、
ほとんど誰にも聞かせずにシングルにしたんですね。
そしたら社長は聞いてない!と激怒し、もう知らないから
勝手にやりなさいと帰ってしまったんですね。
ここまでやってしまったし、これがダメだったらもうやめようと
思っていたら爆発的なヒットになったんです。」

今夜の選曲: $10 / SMAP


staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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