2015年06月23日

薄れつつある薬草文化と、町おこしのヒント。

ロハスデザイン大賞2015 ソトコト賞を受賞した、
食卓研究家の新田理恵さんをお迎えしています。

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蓮のお茶は、お腹の調子を良くし、消化を助ける事で、
顔色が良くなるという、美容の効果のあるお茶。
このお茶は、楊貴妃も飲んだと言われています!

薬草の文化は、年配の方々には浸透しています。
戦後、病院が増えたことが、
薬草文化が衰退しているの要因の1つだとか。
ですが、現在の薬草の生産者は30代前後、
若者の力で支えられているところもあります。

新田さんが、直接伺った場所の1つである、
熊本県八代地方にある「水の子会」
「水の子会」では、今では貴重な在来種のレンコンを
有機栽培で育てています。
ここは、公害があった水俣が近いため、
オーガニックへの意識が高い地域なのだとか。

元々、レンコンを野菜として販売していたものの、
新田さんは蓮の葉茶が欲しかったために、
間引きの分の葉を頂く事になったそう。

これが、地元の人が気付かなかった、
「まちおこし」のヒントに!
現在、八代のカフェでは、
蓮の葉のお茶を取り扱うようになりました。

今夜の選曲 : CANADA / PILOT

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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