2011年05月31日

主役の<まえだまえだ>は天才肌

電車に乗っているとアイデアがひらめくので乗るのは好きだけど、詳しくはないという映画監督の是枝裕和さん
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最新作「奇跡」の主役の兄弟は、小学生お笑いコンビの「まえだまえだ」です。二人はオーディションに来たそうで、是枝監督は実は漫才をやっている兄弟だとはしらなかったとか。でも、とても魅力的な兄弟でほぼ初対面で決めたそうです。

とても自然な演技。これは台本を渡して演技しているわけではなく、その場その場で「こう言って!」と口で説明して、それを二人が自分の言葉に直して言っているんですって。だからこそ、生きている感じ、リアリティがあるんですね。 kiseki.JPG 奇跡 (C)2011『奇跡』製作委員会 6/11(土)全国ロードショー

今夜の選曲: WALK AWAY RENEE / FOUR TOPS

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2011年05月30日

最新作「奇跡」について

映画監督の是枝裕和さんの最新作、最新作「奇跡」
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物語は、両親の離婚で大阪から鹿児島と福岡にそれぞれ離れて暮らす兄弟が、九州新幹線が開通する日の一番列車が行きかう瞬間を見ると奇跡が起こるという噂を信じて、家族が元通りになるように、その“奇跡”を起こそうと奔走する子供の小さな冒険を描いた映画です。
是枝監督曰く、九州新幹線は地元の人々にとって、本当に特別な存在なんだけど、乗るとタイアップな感じがするので、乗らずにやってみようというところからスタートしたそうです。
役者さんは大物ぞろい、でも大人は全員脇役で7人の子供たちが主役というある意味、贅沢な映画です。
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今夜の選曲: STAND BY ME / BEN E.KING

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2011年05月27日

5月30日から6月3日のゲストは

映画監督の是枝裕和さんです。
九州新幹線の開通と家族を描いた最新作「奇跡」のお話を中心にたっぷりとお伺いします。


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2011年05月27日

【Podcasting 第270回】 東本三郎さん

今回のポッドキャスティングは、5月23日から5月27日放送分、
株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎さんです。


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2011年05月27日

消費のススメ

株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎さんのブログを拝見すると、3月の震災以来、さまざまに起きた社会現象について書かれています。自粛ムード…分かち合う、苦しいから自分たちも苦しまなくちゃいけないと思いがちですが、みんながおにぎりを食べていたら、みんながおにぎりの体力になってしまいます。丈夫な人は、より丈夫になって、弱い人を助けに行った方がいい…とおっしゃっています。

また、NYの9.11の時、ジュリアーニ市長はお金を使えと言っていました。本来、こういったことを国が発信して行かないといけないわけで、経済を回さないといけない、とも。消費と浪費は違う!浪費はしなくてもいいけどある程度の消費はしないと、とおっしゃっています。

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東本さんプロデュース、「明るい鬱展」は、渋谷東急文化村で6月2日〜8日まで開催されます!<鬱>をアートに!入場無料です。 utu.jpg


今夜の選曲: MARDI GRAS IN NEW ORLEANS / PROFESSOR LONGHAIR
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2011年05月26日

逃げるが勝ち、鬱とのつきあい方

「明るい鬱展」をプロデュースされた、株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎さん、ご自身も鬱経験者。そして、やわらいではいるけど完治はしていないそうです。鬱は完治しない病気。東本さんは、男って逃げちゃいけないと思っていたけど、鬱になって逃げるが勝ちと思ったそうです。


『治らないからってがっかりしないで、生活の中に取り入れて、自分の友達にしちゃいましょう。今日は調子がいいなとか思えば、精神的に楽になります。出来ることだけやればいいんです。鬱は眠れないから午前中は調子が悪い。午後になると調子が出てくるから怠け病だと思われてしまいます。この理解を得るためには、国を挙げて取り組んで行かないと!』

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今夜の選曲: JEALOUS BLUES / RAY LEWIS

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2011年05月25日

「あかるい鬱展」豪華なクリエイター、その作品とは?

6月2日〜8日まで渋谷東急文化村1階ギャラリーで開催される「明るい鬱展」。このプロデュースをされているのが、株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎さん

『見ただけでも暗い気持ちになる「鬱」の一文字。 何とかあかるい気持ちになって欲しい。 それがこの展覧会の役目。』 tomoto_wed.JPG

参加アーティストも豪華で広告界の重鎮たち…仲畑貴志さん、浅葉克己さん、井上嗣也さん、葛西薫さん、青木克憲さん、麻生哲郎さん、日本を代表する写真家・坂田栄一郎さんなどなど。東本さんご自身も短編映画を作られたそうで、ルー大柴さん主演の映像なんですって。「明るい鬱展」は入場無料。ぜひ、お出かけ下さい。

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今夜の選曲: BAT-LEE SWING / GEORGE MILLER&HIS MID-DRIFFS

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2011年05月24日

来月開催「あかるい鬱展」

今週のゲストは、株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎さんです。
東本さんは来月開催「明るい鬱展」のプロデュースをされていますが、開催のキッカケは…自殺者が多い世の中、自分が社会に何か恩返しがしたいと思い、暗い鬱を明るい鬱にしてみたいと考えたのだそうです。東本さんご自身、いままでいろいろなクリエイターと接してきたそうですが、鬱をテーマにトライした人はいなかったとか。約60人のアーティストや職人さんが共感してくれたそうで、1年半くらいかかったそうです。

「まったくミスマッチ、明るい鬱なんてありえないと叱られるかもしれない。それを覚悟で、いろんな視点からやっていくと、鬱が楽しくなるんじゃないかな…」 tomoto_tue.JPG


今夜の選曲: NEVER MISSED MY BABY / ERLINE HARRIS
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2011年05月23日

49歳で鬱に…

株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎さんがプロデュースする「明るい鬱展」が、6月2日から6月8日まで、渋谷東急文化村の1階ギャラリーで開催されます。

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実は東本さんご自身も鬱経験者。いろいろな相談をされることが多い東本さん。49歳のときに心臓の鼓動が激しくて眠れなくなってしまい、病院にいくつかいったところ、抑うつで体が悲鳴を上げていると診断されたん出そう。そして治療法は、とにかく休養と言われたんですって。

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今夜の選曲: PACK YOUR RAGES AND GO / LARRY DARNELL

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2011年05月20日

5月23日から27日のゲストは

株式会社アドビジョン取締役会長、東本三郎(とうもと・さぶろう)さんです。
来月開催「明るい鬱展」、“鬱”との上手な付き合い方など、おうかがいします。

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■■プロフィール■■
1945年、岡山生まれ東京育ち。
これまでに、広告の企画立案から制作、映画の企画制作、出版プロデューサー、絵画、エッセイ、絵本の制作、作詞等を手がけられ、ACC賞グランプリ、ニューヨークADC賞グランプリ、カンヌ国際映画祭短編部門・ヤング批評家賞など、数々の賞を受賞されていらっしゃいます。

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2011年05月20日

【Podcasting 第269回】 佐藤慧さん

今回のポッドキャスティングは、5月16日から5月20日放送分、
NPO みんつな共同代表の佐藤慧さんです。


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2011年05月20日

伝えることの大切さ

NPO みんつな共同代表の佐藤慧さんは、写真で世界平和芸術賞を受賞されました。
その作品はコチラ ↓

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【ゴミの中の祈り】
ザンビアの首都、ルサカの路上脇のゴミの中で、一心不乱に祈りを続ける男性がいた。
祈りとは何なのか。それは自由が奪われた人に残された最後の声ではないのか。
都会の排泄物に埋もれた男性は、澄み切った顔で光を放っているようだった。

受賞したことによって、彼の祈りが世界の届くのではないか…と佐藤さん。6月にはニューヨークで写真展があるそうです。

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『ジャーナリストは一つのツール。すべての根源は大切な人が幸せに生きれる世界であればいいなと思っています。今のところは伝える。報道の力を信じて活動して行きたいと思っています。そして、これからもメインフィールドはアフリカ!』


今夜の選曲: Albatros / Fleetwood Mac

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2011年05月19日

ザンビアでのNPO活動

大学中退後、バックパッカーに。そしてアフリカに住みたい!と思い、ネットで検索してアメリカのNGOに入った、NPO みんつな共同代表の佐藤慧さん。最初はザンビアで活動をしたそうです。ザンビアではHIVエイズの啓蒙活動がメインで、そのほか公衆衛生の授業や初等保育の補助などをされていたとか。

「すごく強烈な原色に彩られた命のような強い力!生と死が隣り合わせにある自然。それがアフリカに魅せられた理由かな。」 kei_thu.JPG


今夜の選曲: OH WELL / FLEETWOOD MAC

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2011年05月18日

被災地での支援のあり方

NPO みんつな共同代表の佐藤慧さんは、海外での支援活動もされていますが、被災地での支援の在り方をどう考えているのでしょう?
「被災した人と、外側の人と、区切りがあると、なかなか人と人の交流が育まれません。だから今回も直接つながって、その人のために何かしたいという土壌さえ作れば、あとは勝手に人々は動いていくものです。」

kei_wed.JPG 「そばにいるだけで話したい人は話してくるので、その中から見つける。話すことで救われることはたくさんある。」

「NPO みんつな」の活動もノミネートされたロハスデザイン大賞の新宿御苑展が今週末、5月20日から22日の3日間、開催されます。今年も最終審査・投票だけでなく、イベントやさまざまなロハスデザインを発見できるので、是非、遊びに来てください!
「みんつな」は、少しでも被災地の様子を身近に感じてほしいと、写真を展示したり現地に行ったスタッフが対応して人と人とか顔を合わせて伝えていこうと考えていらっしゃいます。

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【希望の松】佐藤さん撮影
陸前高田には、日本百景にも数えられる、7万本の松の木があった。
未曾有の大津波の中、たった1本、この松だけが倒れずに残った。
人々はこの松を「希望の松」と呼び、復興のシンボルと見做している。


今夜の選曲: EVIL WOMAN BLUES / PETER GREEN

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2011年05月17日

「みんつな」とは?

佐藤慧さんが共同代表をつとめるNPO みんつな。「みんつな」とは、皆(みん)なが繋(つな)がって、津波(つな・み)をひっくり返そうという想いからの名前。

ザンビアから日本に緊急帰国するときにツイッターで両親が被災したことを発信していたら、友達が自然発生的に集まって出来た団体なんだそう。陸前高田で物質的ニーズ調査、そして長期的に教育や事業再生に関わっていこうと考えているとのことです。実際、これまでに支援したものとしては、大きなものは行政などに任せて、細かなニーズ…たとえば爪切りやコンタクトケア用品、哺乳瓶などを運んだそうです。

『今回の震災で、命・縁というものを深く考えました。これまでにアフリカのボランティアで人は死ぬものだと実感しているつもりだったけど、よりいっそう命は与えられたものではないか、死はこちらで選ぶことが出来ない。限りある人生の中で巡り会った人には意味があるのではと感じるようになりました。』 kei_tue.JPG


今夜の選曲: LOOKING FOR SOMEBODY / FLEETWOOD MAC

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2011年05月16日

陸前高田でご両親が被災

NPO みんつな共同代表の佐藤慧さんです。
実は、佐藤さんのご両親は、3月に起きた東日本大震災で、甚大な被害を受けた陸前高田市に住んでいらして、お父様はご無事でしたが、残念ながらお母様を亡くされています。お父様は、高田病院副院長として病院に勤務中だったそうです。

佐藤さんご自身は、地震があった3月11日はザンビアに取材中。現地のテレビを見て知ったのだとか。CNNで陸前高田は津波で壊滅的というニュースを見て緊急帰国。3月19日は岩手でお父様と合流し、3月21日には陸前高田へ。お母様のご遺体と対面したのは4月9日のことだったそうです。

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今夜の選曲:  Looking For Somebody / Fleetwood Mac

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2011年05月13日

5月16日から20日のゲストは

スタディオアフターモード所属、ジャーナリストで、NPO みんつな共同代表の佐藤慧(さとう・けい)さんです。
岩手県・陸前高田での支援活動、そしてアフリカのお話をお伺いします。

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■■プロフィール■■
1982年生まれ。岩手県盛岡市出身、大阪芸術大学を中退。
世界を放浪されたあと、国際協力の現場に携わり、アフリカ、中米などで経験を積まれ
現在、通信社スタディオアフターモードに所属し、ジャーナリストとして
アフリカを中心に世界各国で活動していらっしゃいます。

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2011年05月13日

【Podcasting 第268回】 税所篤快さん

今回のポッドキャスティングは、5月9日から5月13日放送分、
e-Educationプロジェクト代表の税所篤快(さいしょ・あつよし)さんです。


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2011年05月13日

日本とバングラディッシュをつないで授業?

e-Educationプロジェクト代表の税所篤快さん。e-Educationプロジェクトは現地に10人くらいのスタッフがいます。バングラディッシュの東大といわれるダッカ大学の学生ばかり!
去年は1ヶ所での授業でしたが、今年は会社として運営し活動を本格化させ、5ヶ所300名くらいの生徒さんに!

バングラディッシュは教育のニーズが高い国。大学に入っても授業を受けられないだろうかというニーズもあり、そこで日本とバングラディッシュの大学をスカイプでつないで同時に授業を行おうと考えてるのだそうです。

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今夜の選曲: HERE COMES THE SUN / GEORGE HARRISON

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2011年05月12日

日本とバングラディッシュの架け橋

自ら行動を起こし、19歳でグラミン銀行の研究ラボ「GCC」初の日本人コーディネーターとなった、e-Educationプロジェクト代表の税所篤快さん。日本とバングラディッシュの架け橋になり、日本の学生をバングラディッシュに100人近く送り込んだそうです。

e-Educationプロジェクトは、そんなGCCでの活動中、バングラディッシュに日本人を案内しているうちに、バングラディッシュの学校に先生が足りない現実を知り、そこで東進ハイスクールのDVD授業を思い出し、バングラディッシュではじめたんですって。

「DVDの授業こそ、バングラディッシュで必要としているのでは?」 saisyo_thu.JPG

今夜の選曲: BANGLA DESH / GEORGE HARRISON

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2011年05月11日

人生を大きく変えたグラミン銀行

e-Educationプロジェクト代表の税所篤快さんの人生を大きく変えた「グラミン銀行」。
「グラミン銀行」とは、貧困層の女性をメイン対象にしてマイクロクレジットと呼ばれる低金利の無担保融資をし、すなわちお金を貸して、小さなビジネスをはじめてもらって自立してもらうというソーシャルビジネス。

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税所さんはいきなりバングラディッシュのグラミン銀行の門を叩きます。本部はダッカにありますが、メインフィールドはそれぞれの小さな村で、90%くらいの村に支店があるそうです。
本部に行ったら、偶然、創設者のムハマド・ユヌスさんがいて「働きたいんです!」と懇願したそうですが…その時はダメだったそう。そこで、日本でグラミン銀行とプロジェクトを組んでいるところは無いか探したところ、九州大学がITのプロジェクトを行っていたとか。そこですぐに九州大学に行って「やとってください!」と話し、プロジェクトに参加出来たんですって。


今夜の選曲: SOMETHING / GEORGE HARRISON

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2011年05月10日

ソーシャルビジネスに興味を持つまで

e-Educationプロジェクト代表の税所篤快さんが、このe-Educationプロジェクトが成功するまでを綴った本「前へ!前へ!前へ!」が、木楽舎から発売となっています。

表紙に「足立区の落ちこぼれが、バングラディッシュでおこした奇跡」とあります。そんな、落ちこぼれが早稲田大学に入れた理由は…高校3年生で入った東進ハイスクール!DVDでの授業だったそう。税所さんは、この東進ハイスクールで体験したことをバングラディッシュで行ったんですね。 saisyo_book.jpg

ソーシャルビジネスに興味を持ったのは大学一年生の頃。書籍「チェンジメーカー」や「グラミン銀行を知っていますか」を読んで、社会貢献=ボランティア、NGO、チャリティではないことを知ったんですって。チャリティではなくてビジネス…すぐに「グラミン銀行を知っていますか」著者の大学の先生に電話をしたそうです。

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今夜の選曲: RUN OF THE MILL / GEORGE HARRISON

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2011年05月09日

バングラディッシュで教育革命!

今週のゲスト:税所篤快さんが立ち上げ、バングラディッシュに教育革命を起こしたと言われているe-Educationプロジェクト
アジアの最貧国:バングラディッシュでは4万人の先生が足りないと言われています。なのにバングラディッシュは実は受験競争が激しく、予備校に行かないと大学に受からない、予備校命のような現状があります。でも授業料が高いため、予備校にいけない高校生も多数います。そこで、DVDを使っての映像授業を!と去年スタートさせました。バングラディッシュで映像を使っての授業は、はじめてだったとか。

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ダッカから川を下って4時間、車で1時間の小さな村に、日本から中古PCを持ち込み、DVDによる塾(予備校)を開校。1期生の去年は授業料無料で30人の高校3年生の生徒さん。バングラディッシュの東大と言われるダッカ大学を目指し、猛勉強!一人の合格者を出したそうです。そのほかにも20人近くが国立大学合格。「村に奇跡が起きた!」とみんなビックリ、大騒ぎになったそうです。


今夜の選曲: RUN OF THE MILL / GEORGE HARRISON

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2011年05月06日

5月9日から5月13日のゲストは

バングラディッシュで教育革命を起こした、e-Educationプロジェクト代表の税所篤快 (さいしょ・あつよし)さんです。

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■■プロフィール■■
1989年生まれ。東京、足立区出身。
19歳で、バングラディッシュのグラミン銀行の研究ラボ「GCC」初の日本人コーディネーターとなり、2010年、大学受験生を対象にした映像による授業を行う「e-Educationプロジェクト」を設立。同年「みんなの夢アワード2010」で大賞と特別賞を獲得しています。現在、バングラディッシュのダッカ在住。

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2011年05月06日

【Podcasting 第267回】 宮川秀之さん

今回のポッドキャスティングは、5月2日から5月6日放送分、
イタリアのワイン農園ブリケッラ代表、宮川秀之さんです。


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2011年05月06日

これからの日本がすべきこと

海外経験の長い、イタリアのワイン農園ブリケッラ代表、宮川秀之さん。東日本大震災以降、日本はどのように進むべきか、国づくりをしたらいいか…2つ考えがあるそうです。

1)日本人のコミュニケーションのまずさ
  これからは国際社会へのコミュニケーションが必要!
2)次の世代につなげる新しい東北を作ってほしい!
  そのデザインを今、出すべき。
  みんなで叡智をつかってやろう!

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今夜の選曲: BRAVA / MINA

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2011年05月05日

映画「ピンク・スバル」

これまでに様々なもののプロデュースをされている、イタリアのワイン農園ブリケッラ代表、宮川秀之さん。映画「ピンク・スバル」のエグゼクティブプロデューサーも努めていらっしゃいます。

物語は、イスラエルのパレスチナの境界の街:タイベで、主人公の男が妹の結婚を前に20年間コツコツと貯めたお金で憧れの車スバルを買ったとたんに盗まれ、取り戻すまでの顛末を描いています。イスラエルやパレスチナの紛争地の悲惨な様子はニュースなどで見たりしますが、日々の暮らしを描いた映画はあまりありませんでした。背後のおおらかな市民の様子…ケセラセラ…。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011のコンペティション部門で審査員賞とシネガーアワードの2冠を獲得しています。

■映画「ピンク・スバル」は渋谷アップリンクで公開中です。

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今夜の選曲: ケ・セラ・セラ / 雪村いづみ

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2011年05月04日

30年近く前から作っている有機ワイン

日本とイタリアの自動車産業業界で活動してきた宮川秀之さんが、1983年にイタリア・トスカーナ州でワイン農園ブリケッラを設立されました。当時、イタリアでは新生活運動が流行っていました。脱サラ、脱都会で、自分たちの生活を豊かにしようという動き。スローフードが始まる、まだずっと前のことです。

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今でこそオーガニックワイン(BIOワイン)は当たり前になっていますが、ブリケッラがBIOワインを作りはじめたのは30年近く前。BIOワインが「安かろう、まずかろう」と言われていたのを、これではいけないと思って、とにかく飲んでもらっておいしくってラベルを見たらBIOだった!そういう風にしたかったそうです。

1999年に世界レベルのワインを作ることに挑戦、2004年には欧州有機ワイン・ コンクールで金賞受賞栄誉を与えられるほどの品質に!本日、スタジオに持ってきてくださった「ルビーノ」は高島屋などで販売しています。 ita_wed2.JPG


今夜の選曲: MY HEART AND I / STING

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2011年05月03日

イタルデザイン社創設と、生み出した車たち

イタリアのワイン農園ブリケッラ代表、宮川秀之さんは、1968年に、自動車の世界的なデザイナーのジウジアーロと共に「イタルデザイン社」を創設されています。当時のジウジアーロはまだ若手有望デザイナー。「いすゞ117クーペ」「アルファロメオ」「ランボルギーニ」「マセラーティ」など、イタルデザイン社は多くのファンを魅了した車を世に送り出しました。エポックメイキングなモデルが多く、企業的にも大成功をおさめられました。

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今夜の選曲: MALAGA / FRED BONGUSTO

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2011年05月02日

1950年代に、バイクで世界一周チャレンジ!

イタリアのワイン農園ブリケッラ代表、宮川秀之さんをお迎えする一週間。1950年代、早稲田大学在学中にバイクで世界一周の旅にチャレンジします。当時は簡単にはパスポートが降りない時代、発行されるまでになんと3年かかったそうです。その間に旅の準備をしたり、日本一周もしてしまったそうですが…。

旅の途中、イタリアで運命的な出会いをします。トリノの自動車ショーで日本のプリンス自動車のコンパニオンをしていた女性との出会い。その女性とは、後に奥様になったマリーザさん。お互いに雷にうたれた状態で、宮川さんんはそのままイタリアに住んでしまいました。世界一周は、半周で終わってしまったのです。

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今夜の選曲: I HAVE BUT ONE HEART / AL MARTINO

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