2017年03月30日

「FM KMAEDA」ファイナル・エディション!

最終回! 第970回目のテーマは…

「FM KMAEDA」ファイナル・エディション!

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こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

…という「おなじみのナレーション」でスタートする「FM KAMEDA」も
いよいよ本日の放送を持って最終回を迎えることになりました。
今まで聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

スタートしたのは2012年4月2日(月曜日)。
当初はハリー杉山くんの「PARK IN THE SKY」内で、
その後、サッシャの「BEAT PLANET」内でのオンエアとなりました。

最終日の今日は、サッシャと、そしてリスナーの皆さんと一緒に
「FM KAMEDA」の5年間を振り返っていきました!

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●ラストソングは、「FM KAMEDA」がスタートした2002年4月2日にオンエアした曲、亀田さんが大好きな曲、そして亀田さんのメッセージがいっぱい詰まった曲。

M. VIDEO KILLED THE RADIO STAR / BUGGLES

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亀田:
「この曲は、"VIDEO KILLED"だけど、今の時代は"VIDEO SHARE"する時代になってきたなって思います。とても素敵な循環が生まれている気がしますね。」

●5年間の間に「radiko」が登場。タイムフリー機能も

亀田:
「ラジオの電波が強くなってどこまででも届くようになったイメージ。こういう技術が発展して、たくさんの人が音楽を、そしてパーソナリティーの人柄を日本全国いつでも楽しめるっていうのは、とても素晴らしいことで、これからもどんどん発展して行って欲しいな。」

●「FM KAMEDA」は音楽を作る側、支える側の想いや気持ちが伝わる番組でしたね

亀田:
「僕は音楽がとにかく好きで。一番やりたいことって"いい曲に関わりたい"なんです。関わり方は作曲でもいい。作詞でもいい、ベース演奏だけでもいい、もちろんプロデュースでもいい。"良い曲あるよ!"って、レコメンするだけでもいい。その中にFM KAMEDAっていうラジオがあって。いい曲をいろんな人に伝えて行くっていうお仕事をずっとやっていきたいと思っているんです。」

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日はサッシャと、そしてリスナーの皆さんと一緒に
「FM KAMEDA」を振り返りました。

この5年間、本当にありがとうございました!
また音楽のある素敵な場所でお会いしましょう。
亀田誠治でした。

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STAFF| 13:39 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月29日

クイズ! カメオネア・ザ・ファイナル

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第969回目のテーマは…

クイズ! カメオネア・ザ・ファイナル

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さあ、お伝えしている通り、このFMKAMEDAは今日含めて、
あと2回でファイナル!!完結となります。
恒例企画「クイズカメオネア ザ ファイナル」では、
5年間を振り返り、問題を出題!!
FMKAMEDAフリークのあなたなら、
どれも答えられる問題ばかりです。

クイズは3択です!
早速、一問目いきますよ!
「クイズカメオネア ザ ファイナル 」
スタート!!!!!!

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何回か、この番組でも話していますが、5年間続いたこのFM KAMEDAのそもそものスタートは小学生の時、遊びで作った「仮想放送局」その名も「FM亀田」からスタートしました。自ら番組を構成して、DJを務め、リスナーもやるという1人3役。これを、小6から高2までの5年間、毎週末にやっていました。(そうか初代 FM亀田もちょうど5年間だったんだ!)この初代FM亀田の設定として、自分の中のイメージでは、今のFM KAMEDAに偶然通じることがありました。それは次のうちのどれでしょうか??

A  東京タワーと富士山の見えるビルでやっている設定だった。

B   お昼の10分番組という設定だった

C  カメオネアのように、たまに音楽クイズを企画していた

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…A
東京タワーと富士山の見えるビルでやっている設定だった。

ビルは33F(!)。社長室とレコード室あり。
夢は忘れた頃にかなう!
夢が叶うとは実に時間がかかるものだなぁ!!

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さあ、続いての問題です!!

この番組から生まれたイベントといえば!!「THE BASS DAY」!!11月11日、棒が4本を4弦に見立てて、「ベースの日」と記念日協会に申請して正式にベーシストにスポットが当たる日を制定しました。
さあ、僕はベースデイを制定するにあたり、いかに普段、ベーシストが日の目を当たっていないポジションか、自らの「悲しい経験」をもとに話したのですが、皆さん覚えていますでしょうか?さて、その「悲しい経験」とは次のうちどれでしょうか??

A 恋人に「あなたのギターだけ、弦少ないね!お金ないの?」と言われた。

B 友達に「ベースって影の薄いやつが担当する楽器だろ?」と言われた

C 親に「ギターかボーカルに転向しろ」と言われた。

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…こちら! C
親に「ギターかボーカルに転向しろ」と言われた。

でした。ズコーン!!これお話したの覚えていますか?
これはショックだった(笑)。
でもね、このFM KAMEDAから生まれた
「THE BASS DAY」のおかげで
ベースをやりたい!と思うキッズたちが増え、
もっと音楽が好きになる!人が増えたのではないかな?
まだまだ道半ばなのでがんばります!

これも、タイミングとご縁なんですよ。
ハマ・オカモトくんや、KENKENという
若い世代のカリスマ的ベーシストの
存在が大きかった!彼らの存在に大いに助けられました!
そして人が集まれば、何かが動く!

さあ、最後の問題の前に一曲いきましょう!!

M. 能動的三分間 / 東京事変

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ここFM KAMEDAには本当に
たくさんのゲストが来てくれました。
平井堅さんとか、GLAYとか
僕とつながりのあるミュージシャンから
ネイザンイースト、スティングなんて大物も!!
5年もやっているとたくさんの人とお会いできましたね。

では問題です。

2014年6月にゲストに来たのは、椎名林檎さん!(ちょうどシングル「NIPPON」をリリースした時でしたね)僕はトーク中に、林檎さんに将来の夢をたずねました。その時に林檎さんはなんと答えたか覚えているでしょうか??


A 海外で飲食店を経営したい

B みんなが集まれるキャバレーを開きたい

C 舞台などの音楽監督をやりたい

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…こちら!

B みんなが集まれるキャバレーを開きたい

「キャバレー!」。
これは単におっさんの集まる場所ではないですよ。
いわゆるパリにある、ムーラン・ルージュや
クレイジー・ホースなど音楽と、踊りと、
舞台そが三位一体となった本格的エンタテイメントの場です。

今でも林檎さんに会うとこの話するんです。
「師匠、ちゃんとカラダの方仕上げておいてくださいね」
(ナンノコッチャ?)

それにしても、
本当にたくさんのゲストの方に来て頂きました。
皆さん本当にありがとうございました。

さあ、「クイズ カメオネア ザ ファイナル」。
あなたは何問正解しましたか?

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明日はいよいよ最終回。
この番組で感じたこと、改めてリスナーの皆さんに
お伝えしたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いします!!

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STAFF| 15:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月28日

亀少年物語〜アーティストのトレードマーク〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第968回目のテーマは…

亀少年物語〜アーティストのトレードマーク〜

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亀少年
「あー、桜も咲き始めて、4月にばれば、もうすぐ入学式。
あの子供達のようにのランドセルを背負って、
小学校へ行っていた頃が懐かしいな。…あれ!?
あの小学生たちの中にひときわ大きい子供がいるな…。」

ユキヒロ先輩
「よーっ亀!」

亀少年
「げーっ!!ユキヒロ先輩!!ランドセル背負ってなにやってるんですか!?
もともとおかしかったけど、ついにおかしくなった!(小声で独り言のように:もうすぐ番組が終わっちゃうからって、何やっても良い訳じゃないんですよ。)」

ユキヒロ先輩
「バーカ!ランドセルを背負ってるのは
このミュージシャンに最近ハマってるからだよ!!!

<♪ Back In Black / AC/DC>

ユキヒロ先輩「音楽業界で学生服にランドセルをトレードマークにしている
ミュージシャンといえば、この人!AC / DCのギタリスト アンガスヤング!!
スクールキッズの出で立ちで、激しくギターを弾く姿はイカしてるよな!!
イェーイ!!オラオラ!!(ギターを弾く)


亀少年「先輩、お母さんたちが、こっち見てるのでやめてください!!」

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さあ、今日のFM KAMEDAは「アーティストのトレードマーク」について。
このアーティストといえば…これ!というものに注目してみたいと思います。
さあ、次はどんなトレードマークが出てくるのかな?

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ユキヒロ先輩「よー亀!!」

亀少年「あっ!ユキヒロ先輩!…あれ?ランドセルはもうやめたんですか!?
って、なんですかその大きな帽子は?ノッポさんですか?」

ユキヒロ先輩「バーカ、このおしゃれがお前には分からねえのか
このインパクト大な帽子といえば、このアーティストだろうが!!」

<♪ HAPPY / Pharrell Williams>

亀少年「あー!!Pharrell Williams!!?

ユキヒロ先輩「2014年グラミー賞で着用した、
ヴィヴィアンウエストウッドのバッファローハットだよ!」

亀少年「あはっ!!涙が出るくらい似合わないですね!!」

ユキヒロ先輩「うるせ」

亀少年「いて」

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はい、帽子をトレードマークにしているアーティストは多いですよね。
例えば、5月に来日するこのアーティスト!!
インディン風のものから、ふわふわのファー帽子。
はい、ジャミロクワイのJKです。今度の来日の時もどんな被り物をするのか楽しみですね
さあ、顔周りのアイテム、やはりこちらも忘れてはならないでしょう!

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亀少年「…あれ?ユキヒロ先輩じゃないですか?
どうしたんですか?室内なのにサングラスなんてして…。
今度は誰に憧れてるんですか?」

ユキヒロ先輩「ふっ。亀よ、お前にはこのセンスは分かるまい。
俺にぴったりだろ!?このレイバンのサングラス」

亀少年「あっ!分かった!!タモリさん!?」

ユキヒロ先輩「んなわけぁない!(タモリ風)、
違う!ノーベル文学賞を受賞したボブディランだよ!!」

亀少年「井上陽水!!」

ユキヒロ先輩「お元気で…違うって言ってるだろ!!」

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はい!
メガネやサングラスがトレードマークの
アーティストは本当に多いです。
ジョン・レノン、エルトンジョン、エルビスコステロなどなど。
僕、亀田誠治もメガネがトレードマークです。

さあ、ユキヒロ先輩も色々なアーティストに憧れて、
たくさんのアイテムを身につけていましたが、
こうやってみると一つのアイテム身につけるだけで
誰々っぽくなっちゃう!ってすごいと思いませんか?

例えば
マイケルジャクソン!この人はもはやトレードマークの宝庫。
「ラインストーンの白い手袋」「Ray-Banのサングラス」
「赤いレザージャケット」「ミリタリージャケット」
「G.H.Bassのローファー」。
どれか一つのアイテムを身につけているだけでも、
マイケルっぽさが出ますよね。

それでは一曲お届けした後、アーティストにとってのトレードマーク、
解説したいと思います。

レオタードに上半身ハダカがトレードマークのこの人!
フレディ・マーキューリー率いる、クイーン!!!

M. We Are The Champion / クイーン

20170328_fm.jpg

さあ、本日のFM KAMEDAでは
アーティストのトレードマークについて考えています。

トレードマークは、
単なる奇抜なファッションとはちょっと違います。
アンガスのランドセルも、ファレルの山高帽も、
フレディのレオタードも、
それが、彼らの音楽やパフォーマンスと
深く関わりながら僕らにインプットされています。
まずは音楽ありきなんですね。

とってつけのファッションでは
トレードマークにはならないのです。
特徴あるファッションでまずはヒット&ブレイクして、
そしてそれを長く続けて初めてトレードマークになるのです。
だから、トレードマークがあるということは、
スーパースターの証というわけです。

古くはビートルズのマネージャー、
ブライアン・エプスタインが
メンバーが当時着ていた革ジャンを脱がせ、
スーツを着させ、
リーゼントをマッシュルームカットに…。
見事なビジュアルイメージの転回で、
世間に「ビートルズ」として受け入れられ、
のちにそれらは彼らのトレードマークとなりました。

もちろん、戦略的ではなくても、
カリスマ性のあるアーティストが
身につけているだけで、
いつの間にかそれが自身の代名詞になったり…。
(カートコバーンのボーダーセーター、
ネルシャツ、コンバースジャックパーセルみたいに!!)
90年代グランジ以降は、
この「アーティストのお気に入り」から
自然発生的なトレードマークも主流になってきました。

最近では、TwitterやインスタグラムなどのSNSを通して、
ファッションだけでなく、そのアーティストの独特の言葉使いや
写真のカット、絵文字使いまでもトレードマークになっています。
ニッキー・ミナージュとか面白いですよね。

こうなって来ると、
今の時代のアーティストのトレードマークは、
SNS以前とSNS以後で、
格段と多様化していることが見えてきます。

ちなみに、僕も自身も椎名林檎さんを
プロデュースしていた頃は、
モヒカンがトレードマークになっていました。
なんでモヒカンにしたかというと、
ツアー直前に、林檎さんに

「笑顔が素敵な師匠と真逆の、ハードモヒカンなんていかがかしら?」

と言われたからです。
そして、僕は、モヒカンになって初めてわかりました。
トレードマークを持つことで、
僕自身ミュージシャンとしてのスイッチが入るのです。
しかもお客さんも喜んでいる。

トレードマークは見るお客さんにとってだけでなく、
ステージに立つアーティストにとっても
効果絶大なのです。

もうすぐ新生活の季節です。
もしかしたら、ラジオの前のあなた!
ミュージシャンでなくても、新しい環境で
トレードマークで自分を印象づけするのもありかも??
でも、一番大事なのは、中身だからね。
仕事の中身、人間の中身。
だから、やりすぎ注意してね〜〜〜。

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ユキヒロ先輩「亀、今日で俺とはお別れだ。今までありがとな。」


亀少年「先輩、どこへ行ってしまうんですか?」

ユキヒロ先輩「なーに、風の吹くまま気の向くまま…」

亀少年「あれ?ジャケットを肩にかけて……
はっ!!このトレードマークは…、まさか…寅さん!?」

ユキヒロ先輩「さくら!!!
…いや、これは流行りの"肩掛けコーデ"だよ。」

亀少年「あっ、ああ!普通のおしゃれか。最後まですみません」

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明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
「クイズカメオネア ザ ファイナル!!」をお届けします。
お楽しみに!

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STAFF| 11:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月27日

亀田サイエンス〜奇跡を起こす音楽

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第967回目のテーマは…

亀田サイエンス〜奇跡を起こす音楽

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先日、僕が見ていたある音楽サイト
BARKS(2月21日付け)に、
うれしいニュースが載っていました。

その記事とは…

The 1975のシンガー、マシューの父で
俳優のティム・ヒーリーは去年の春、
ドラマの撮影中に気分が悪くなり、
その後、昏睡状態に陥ってしまいました。
その数日後、彼は意識を取り戻したそうですが、
実は、昏睡状態にあるとき、ティムの奥さんが、
息子のバンド音楽をかけ続けていたそうなんです。
ティムはインタビューの中で

「僕が昏睡状態にあるとき、息子の音楽をかけ続けてたって言われた。アルバムを繰り返し繰り返しね。数日後、僕は微笑み始め、意識が戻ったんだ。だから、僕をこの世に呼び戻したのは息子の音楽だ」

と、答えています。

BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
きょうは亀田サイエンスと題して、
音楽が起こす、素敵な奇跡について、
お届けします。

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続いて、こちらは、2011年におこった音楽の奇跡です。

イギリスで、7歳の女の子、
シャーロットちゃんは、脳出血で倒れ、
昏睡状態になっていました。
家族も、お医者さんも、
もう回復する事がないと思い諦めていました。
そんなとき、ラジオから、
シャーロットちゃんのお気に入りの
ADELEのRolling in the Deepが
流れて来たんですね。
お母さんは、シャーロットちゃんのために、
その曲を口ずさみ始めたとき、
なんとシャーロットちゃんは「微笑んだ」
そうなんです。
奇跡が起きた瞬間です。
数日後、シャートッロちゃんは、
ベッドから起き上がれるようになり、
退院し、障害は残ったそうですが、
ダンスのレッスンを受けられるまでに回復したそうです。

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アメリカで、認定音楽療法士の佐藤由美子さんは、
ホスピスで、音楽療法をおこなっていました。
佐藤さんは著書
「ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽」(ポプラ社)
の中でこう書いています。

佐藤さんは、アルツハイマーを患うハーブさんという
昔、ジャズシンガーだった80歳の男性に音楽療法を行います。
しかし、ハーブさんの症状は悪化し、
ほとんど話すこともなくなり、
言葉を認識する能力さえ失ってしまったそうです。

ところがある日奇跡が起こります。
佐藤さんがジャズを何曲か弾いたあと、
最後に「What a wonderful World」を唄い、
時間がきたので佐藤さんが帰ろうとしたとき、
「君のために唄うよ」と、後ろからハーブさんの声がした!
振り返ると、人懐っこい彼の笑顔があった。
最後のセッションから2日後、
ハーブさんが亡くなったという知らせを受けた。
この曲は、昔、ハーブさんが良く歌っていたと言う事でした。

では、こんな音楽がもたらす素敵な奇跡、1曲お届けした後、
現役の脳神経外科医の菅原先生に、
音楽が人間に影響を与えるメカニズムについて
伺います。

M. What a wonderful world / Lius Armstrong

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2012年のap bank fesで、
不慮の事故で半身不随になって懸命にリハビリ中の
rougeの奥野さんの動画と、ステージ上の僕ら
Bank Bandがセッションした大切な曲です。
ルイ・アームストロングのように歌う、
パワフルな奥野さんの歌声と、
櫻井くんの歌がひびきあい
「きぼう」と「愛」の波動を広げていました。

★ 菅原道人さん ----------------

菅原道人と申します。菅原脳神経外科クリニックで医院長をしています。専門は、脳神経外科をやっています。音楽が体に与える影響は、ある特定の音楽を聴くと、特定の情景を思い出す。音楽と言うのは、閉ざされた記憶の扉をあけるカギのような役割がある音楽を治療に使えないかと考えた方がいて、最初は第一次世界大戦のトラウマに関して使われたのが最初と言われている。その後、認知症や、その他の様々な患者さんに応用されている。
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お話を伺うのは、脳神経外科の菅原さんです。
よろしくお願い致します。
先生も言ってましたが、音楽を聴くと、
過去の情景を思い出す、
これはみなさん誰もが体験している事でしょう。
ぼくも、音楽と記憶ってすごいつよい結びつき
があるように思います。
続いては、菅原さんに、
人と音楽の関係性についても伺っています。

★ 菅原道人さん ----------------

音楽療法と言う分野があり、資格を持った、音楽療法師よって提供される治療法の一つ。音楽って言うのは様々な効果があり、高齢者の方に、なじみの音楽を歌ったり、演奏させたりすると、コミュニケーション能力が上がったり、認知力が上昇したりする作用がある、発達障害などの子供には、いい影響を与えたり寝たきりの方に、刺激を与えることがある。リウマチ、癌などの痛みや不安感が改善されるといわれている。
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また、先程、THE 1975にまつわるお話でも
あったように、音楽診療が多くの成果を
出している事についても伺っています。

★ 菅原道人さん ----------------

色々な音楽療法の成果がある。日本においては、音楽と運動を組み合わせた大阪芸術大学の野田先生と言う方がいらっしゃるのですが、その方が、くも膜下出血などで植物状態になった26人の方に音楽運動療法をおこない、大半の方が改善したと言うのが論文になっている。
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菅原先生がおっしゃっいた

「音楽と言うのは、閉ざされた記憶の扉を
あけるカギのような役割がある」

というのはとても合点がいきますよね。

誰もが、音楽を聴いて、昔の思い出や記憶や
匂いがフラッシュバックすることって
ありますものね。

そして、今回の取材を通して、
何よりも、音楽そのものが、
脳をすごく刺激する魔法に溢れている
ということがわかりました。

音楽は、「感動」という、「生きるエネルギー」を
人間の脳に焼き付けているのですね。
素敵な音楽を作らなければ!
と思います。

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明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
亀少年物語〜アーティストのトレードマークをお届けします。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2017年03月23日

音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督 編〜(GUEST : 加藤マニ)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第966回目のテーマは…

音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督 編〜(GUEST : 加藤マニ)

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様々な専門職の方々の力で成り立っている音楽業界。
ラジオ局のスタッフ、レコード会社のスタッフ、
コンサートに関わるスタッフ… 様々ですが、
実際はどんな事をやっているのか? その仕事にどんな情熱を傾けているのか?
音楽業界のお仕事を「FM KAMEDA」が紹介する! そんな企画です。

今回注目するお仕事は… 『ミュージックビデオ監督』


亀田:近年、CDや配信サービスではなく、まずは、動画共有サービスで最新音楽を聞く!という方も多いのではないでしょうか?そのときの付きものというと"ミュージックビデオ”ですよね!今日は、そんなミュージックビデオを作っているお仕事に注目!…というワケで、この方にお話を伺いたいと思います。ミュージックビデオ監督の加藤マニさんです!こんにちは!

加藤:こんにちは。加藤マニです。宜しくお願いします。

亀田:ようやくお会いできました!

加藤:本当に嬉しいです。

亀田:今から僕の抑えきれないこの興奮を伝える為に加藤さんが1年間どんなミュージックビデオを手がけているか紹介しますね。加藤さんが今までに手がけたアーティストは、SISTER JET、Superfly、SOIL&"PIMP"SESSIONS、クリープハイプ、キュウソネコカミ、フレデリック、高橋優、GLIM SPANKY、夜の本気ダンス などなど、数多くのアーティストのミュージックビデオを手がけています!もうどれも素晴らしいですよね。

加藤:ありがとうございます。

亀田:加藤マニさんが、この仕事に就くことになったきっかけってなんですか?最初から目指していたんですか?

加藤:そうですね。自宅にビデオカメラが結構転がっているような家で、父親がそんなに専門職じゃなかったんですけど、当時のアナログのビデオカメラがなんとなく置いてあって、それを結構自由に触れるような環境ではあって、それで小学生ぐらいから。

亀田:小学生!?

加藤:そうなんです。自由研究どうやってやったらいいか、みたいなテレビ番組があって、それでコマ撮りのアニメをやったらいいんじゃないかっていうプログラムがあって、面白くてずっと作っていたぐらいから、あんまり将来の夢が変わらずいて、でも音楽のビデオは、今思い出そうとするとポケットビスケッツのイエローイエローハッピーが確かその時の番組で、バラエティ発信のバンドだったのですが、いよいよこの後プロモーションビデオ公開です。ってCMまたいで、その間なんでこんなにワクワクしてしまうんだって思ったのが、多分。

亀田:でもこれはお家にカメラが転がっていたっていうことですもんね。

加藤:そうですね。ラッキーだったと思います。

亀田:で、ミュージックビデオの監督っていうと、よく「カット!」とかそういうイメージでなんとなくお仕事をしているような雰囲気っていうのはラジオ聴いている人もイメージできると思うんですけど、どんなことを具体的にやっているのか教えていただけますか?

加藤:まず、曲と歌詞をいただいてそれを読んで、結構歌詞に合わせることが私は多いんですけど、それで歌詞からもどういうお話にするのか、それともお話じゃなくて光がどんどん足されていくとか、ビジュアルの方なのかお話の方なのかお芝居してもらうのかとかを企画をして、私絵コンテを描けないので文字で全部書くんですね。それで例えばイントロが0秒〜5秒までがイントロの一回し目で、5秒〜10秒までがイントロの二回し目とかで、その時にどういうことが起こるっていうこと…

亀田:文字で書く!?

加藤:はい。

亀田:絵コンテ使わないのはなぜなんですか?

加藤:絵コンテはそもそもデッサンとかが出来ない場合に遠近感とかが凄い正確に描けていたりすると絵コンテって意味がありそうな気がするんですけど、なんとなく棒人間が横に2人並んでますみたいに描いてしまって、安心してその通り撮っちゃうと、ちょっと構図的に間が抜けてしまうっていうか。

亀田:魂が注がれてないみたいな?

加藤:そうなんですよね。字だと「ケンカをしだす」って書いた時に、その場でどういう風な向きでケンカをしてもらうか決めちゃって、その人っぽいケンカをやってもらって、こっちから撮ろう!みたいにすることが多いです。

亀田:なるほどね。絵コンテにしちゃうと映像のイメージが具体的すぎちゃって演じるそのアーティストの方々がそれに縛られちゃうっていうか、それよりも本人がケンカをするっていうならば「俺たちこういうケンカだよな」とか自分のイメージでやったほうが面白いものが出来るっていうことなのかもしれないですね。ちなみに僕ね、加藤さんってバンドマンの表情とか弾きっぷりを引き出して撮るのが凄い上手だと思うんですけど、噂によるとご自身がバンドをなさっているという…?

加藤:そうですね。やっています。

亀田:バンドはどんな感じのバンドなんですか?

加藤:フォークなシューゲイザーみたいな感じです。

亀田:フォークなシューゲイザー!?なるほど!俯きがちですか?

加藤:そうですね。でも出来るだけ楽しく演奏しているように見えるようには演奏しようとはしています。

亀田:加藤さんにまつわる曲を1曲かけたいんですけど、多分加藤さんがミュージックビデオを撮っているアーティストはきっとミュージックビデオを見た方がはやいと思うので、今日聴く曲は実は加藤さんの活動されているバンドの曲を1曲聴かせていただきます。

M. beach / lowtide

20170323_fm2.jpg

亀田:「FM KAMEDA」今日は「音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督編」。多くのアーティストのミュージックビデオを手がけている、加藤マニさんにお話しをうかがっています。これね、今日のラジオを聴いてもそうですし、加藤さんの撮られた作品を見て、いつかは私も僕もミュージックビデオの監督をしたいって考えている人もたくさんいると思うんですけど、まずそう人たちに向けて、仕事にしていく上で1番気をつけていることとか心得ってありますか?

加藤:”カメラ転がっている”で思ったんですけど、もう今ってどの家にもスマートフォンが転がっているから、全然今始められることではあるような気もしていますし、直接バンドと知り合いになれなくても何かしら、最近Twitterとかでも自主制作で作られている方とかもいらっしゃるので、皆さん見る機会は多いので、自分が作ったものとこの人が作ったもので随分差があるなと自分も思うことがあったんですけど、それで諦めて捨てちゃうよりはちゃんと今はこれが精一杯です!っていう感じで完成させることとか。

亀田:今の自分のベストをとにかくどんな環境でも作り遂げる!それを繰り返していくと「あっ!お前ちょっとうちのバンドのミュージックビデオ撮ってよ!」なんて言われたりしてそこから広がっていったりとかもあり得るってことですね。「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」今日は、「音楽仕事百科」と題して、ミュージックビデオ監督として活躍している、加藤マニさんにお話しをうかがいました。ありがとうございました!

加藤:ありがとうございました。

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【加藤マニ】

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STAFF| 13:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月22日

亀田リサーチ! あなたの卒業ソングを教えて!!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

さて昨日、
この3月の放送をもって、BEAT PLANETが終了、
というアナウンスが
サッシャからありましたが…(さみしい…)
およそ5年!続いてきた この番組、
BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDAも、
この3月をもって、終了することになりました。
(とってもさみしい…)

冒頭から寂しい発表になってしまいました…
だけど、春は 出会いと別れの季節!
お別れのあとには、きっと素敵な出会いがあるはず!
そこで

第965回目のテーマは…

亀田リサーチ! あなたの卒業ソングを教えて!!

====================

卒業ソングの定番…「仰げば尊し」。心に染みます…
耳にしたことがない人はいないでしょう!
なんでもこの曲は、明治時代から伝わる卒業ソング、
なんですって。
この曲を聴くと、自分の青春時代を思い出す…
そんな方も多いのでは??

ちなみに最近では、1991年に埼玉県の
中学校の先生によって作られた
「旅立ちの日に」を卒業式に歌う学校が多いみたいです。
(10代から20代くらいの人には、「仰げば尊し」よりも
こっちの方が定番かもしれないですね。)

はい。どうやら卒業ソング ひとつ取っても、
年代ごとに違いがあるようです!
そこで、今日、FM KAMEDAでは、
そんな卒業ソングにフォーカス!
「あなたの世代の卒業ソングは?」という質問を、
街行く人に訊いてきました!
ご協力してくれてみなさん、ありがとうございました!

番組をお聞きのあなたは「卒業ソング」と聞いて、
どんな曲が 思い浮かびますかー?
(意外とギャップがあるかも!?)

まず、そんな街の声を、世代別にまとめてみました!
各年代、卒業ソングの傾向を見ていきましょう!
まずは10代の皆さん、どんな曲思い浮かびますか?

-----------------------
「小学生の時に歌ったから…『旅立ちの日に』かな。」

「EXILEの『道』かな。卒業式に歌ってた。」

「(ミスチル)『365日』、感動するから。」

「レミオロメンの3月9日です。」

「3月9日とか。」

「レミオロメンの3月9日です!」
-----------------------

レミオロメン、強し!!
「3月9日」強し!意見をくれた人のうち、
半数以上がこの曲を挙げていた、ということです。

さて、続いて20代!
どんなアーティストが並ぶんでしょう…?

-----------------------
「私の世代の卒業ソングは『翼をください』です。

「レミオロメンの『3月9日』大体そのシーズンってその曲流れてた。」

「ケツメイシの『さくら』よく流れてた。」

「キロロの『ベストフレンド』です。」

「Mr.Childrenの『旅立ちの歌』。」

「『贈る言葉』FLOWの。学校で流れていたので。友達と歌ったり、流れているイメージ。」
-----------------------

コメントを聴くと「よく流れてた」と、
そのとき流行していた曲が
ラジオやテレビから流れていた記憶がある、
なんてコメントが多かったのも、
この20代が多かった、と調査員から聞いています!

ではここで、一曲お届けした後に、30代の声、
そして、そんな卒業ソングの年代ごとの傾向を僕が分析していきます!

M. サクラ〜卒業できなかった君へ / 半崎美子

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61OqMQmVKPL._SL1000_.jpg

さぁ、今日のFM KAMEDAは、各世代の卒業ソングに注目しています。
10代、20代と聞いてきましたが、30代は、
どんな卒業ソングが思い出に残っているのでしょうか?

-----------------------
「だいぶ遠い記憶なので…ゆずとか、19とか??」

「『仰げば尊し』くらいしか思いつかない。小学生の時に歌ったかも。」

「何歌ったかな…全然憶えて無いけど…『未来予想図供戮箸かな。」

「ユーミンの『卒業写真』この時期になるとカラオケで歌う人が。」

「卒業ソング…SPEEDの『my graduation』。」

「SPEEDの『my graduation』かな。教卓の上に並んで踊って…my graduationのタイミングだった気がする!」
-----------------------

30代はSPEED強し!!でした。
他の世代よりも「カラオケで歌った/踊った」
という声が一番多く聞かれた一方、
「覚えてない」、「特に無い」
そんな声が多かった世代でもありました。

考えてみれば
<カラオケ=みんなで歌う(楽しむ)=合唱ソング>
というのは、
この年代よりも前から(昭和の時代から)ありました。

そう、フォークソングの時代です!
芹洋子さんの「四季の歌」
「翼をください(赤い鳥)」、
「あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦 北山修)」
「今日の日はさようなら(森山良子)」など…

僕、亀田誠治の年代も学校の授業や音楽朝礼(懐かしい!)
で歌っていた曲の中には、当時の旬なポップソングである
フォークソングもたくさんあったのです。

卒業ソングではないけれど、広い意味では学校生活での
思い出ソングがたくさん浮かび上がってきます。

さて!卒業ソングに必要なフレーズやメロディーは?
必ず、シーンがイメージできる言葉が入ること。
リサーチで引っかかった曲はみんなそうですよ。
「仲間、教室、校庭、桜、日付、別れ、出会い、笑顔、泣き顔」
たくさんの誰でも、自分の思い出に
重ね合わせることができる言葉が登場しますね。

そして、今後も卒業ソングは生まれていくと思います。
SNSの浸透でますます「個」と「個」の
繋がりが強くなっていますが、
日本には四季があります。
そして日本人には季節を慈しみ、
けじめを大切にする素晴らしい情緒があります。

仲間と別れ、新しい生活の扉を開ける、
そんな、思い出の栞として、卒業ソングは
背景になるシーンを変えながら、
永遠に残っていくのではないでしょうか!

卒業の季節、思い出に花を添えてくれる音楽。
新年度前、改めて、卒業ソングを聞いて
「あの頃」を思い出してみるのも
良いかもしれませんね!

-----------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は『ミュージックビデオ』にフォーカス!
数多くのビデオを監修されてきた、
加藤マニさんをスタジオにお迎えします!
お楽しみに!

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STAFF| 19:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月21日

亀田文庫!<「ひとごろしのうた」著者:松浦千恵美さんをお迎え>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第964回目のテーマは…

亀田文庫!<「ひとごろしのうた」著者:松浦千恵美さんをお迎え>

====================

亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
思いを伝えるという意味では、 「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本をご紹介する「亀田文庫」。
今回、僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介する一冊は…
…音楽業界を舞台にしたミステリー。
早川書房 松浦千恵美さんの書籍「ひとごろしのうた」です。

20170321_fm2.jpg

どんな本なのか? あらすじを簡単に説明しますと…
大手レコード会社に勤める元ミリオンセラー・アーティストの大路樹は、
「ひとごろしのうた」と題されたデモ音源の歌声と、
69年型レスポール・カスタムのギター演奏に魅せられる。
「瑠々」というアーティスト名以外、詳細が一切不明のまま
CDリリースに踏み切った大路だったが、
ある日、この曲に影響されたという殺人事件の記事が週刊誌に掲載される…

作者の松浦千恵美さんは大学職員として勤務する傍ら、小説を執筆されていて、
2014年、「しだれ桜恋心中」で「アガサ・クリスティー賞」を受賞。
「ひとごろしのうた」は2作目の作品となっています。

-------------------

亀田:
そして今日は、この作品の著者、松浦千恵美さんをスタジオにお迎えしています。
こんにちは!


松浦:
こんにちは!


亀田:
実は、亀田文庫で本の著者の方をゲストにお迎えしたのは初めてなんです!


松浦:
そうなんですね!
ありがとうございます、よろしくお願いします。


亀田:
ちなみに松浦さんは1965年生まれということで、ほぼ僕と同世代なんですね!

この「ひとごろしのうた」は音楽業界の中で繰り広げられる
色々な事件や人間模様も描いたストーリーなんですよね。
レコード会社や音楽業界を扱うストーリーって、今までもあるんですけど
大抵どこかに突っ込みどころがあるんですよ。
おいおい!こんなプロデューサーいないよ!とか、
レコーディングこんな状態でやらないでしょ!みたいな突っ込みどころがあって
僕らはクスクス笑うんですけど、
今回この「ひとごろしのうた」に関しては、突っ込みどころが全くないんですよ。
これはよほど丁寧なリサーチをなさって作られたんじゃないですか?


松浦:
うれしい!ありがとうございます。
実は私、20〜30代半ばまでレコード会社やプロダクションなどの
音楽業界で働いていたときがあったので、
そのときのベースがあったことが一番の強みだと思います。
だから時間は経ってしまっているんですけど
リサーチというよりかは、当時の自分の経験を元に書きました。
こんなニュアンスだろうなという感じの部分部分を切り取って
人物形成をしたり、シチュエーションを考えたり。
ただ、今現在のフレーバーにおいては
今もレコード会社でディレクターをしている友人に取材をして
チェックしてもらいました。


亀田:
とにかく中で繰り広げられる人間模様、またミステリー的な謎解きみたいなところも
ワクワクするんですけど、
とにかく松浦さんの音楽に対する愛情みたいなものを
ミステリーにも関わらず僕はビシビシと感じたんですよ。


松浦:
ありがとうございます。


亀田:
例えばギブソンのレスポールというエレキギターの69年型の音が
このミステリーの色々なところでポイントになってくるんですけど、
これはなぜ69年のレスポールを選ばれたんですか?


松浦:
まず、レスポール自体が私にとって一番ロックを感じさせるギターなんです。
また、大好きなシーナ&ロケッツの鮎川さんがいつも弾いていらっしゃるので
もうこれしかないだろう!と思いました。


亀田:
ちなみにこの69年型の通称レスポールブラックビューティーは
表紙にも載っていて、こういうところにもこだわりを感じました。
ギターを持って誰かが演奏しているような、
それを俯瞰みているのではなく、
楽器そのものが登場し、表紙を飾るというところに
「ああ、これはよほどの音楽愛が松浦さんの中にあるんだな」
音楽を通して伝えていこうというところを強く感じるんですよ。

それでは、ここで一曲お送りした後で松浦さんにまたお話を伺っていきたいんですが、
今日かける曲はぜひ松浦さん選んでください!


松浦:
やはり大好きな、シーナ&ロケッツの「ユーメイドリーム」をお願いします。

M. ユーメイドリーム / シーナ&ロケッツ

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亀田:
お聴きいただいたのは、シーナ&ロケッツの「ユーメイドリーム」。
日本のこういうロックが小説の裏でずっと流れているストーリーなんですよね。

まあとにかく色んなものが色んなところでシンクロしていて
本当に面白い本なんですよ!
しかも遊び心も満点ですね。
これはどこのレコード会社かってすぐにわかるし(笑)
あれ?これひょっとしてJ-WAVEじゃないの?みたいな放送局もありましたよね。

松浦:
え?あれあれ?
…でてきますね(笑)

亀田:
あとはバンド名とかにもひねりが効かせてあって、
色んなところに音楽ネタが満載です!
しかもその音楽ネタにはどれもちゃんと愛情があります!
ただ遊んでいるだけじゃない、というところがとても素敵です。

ちなみにこのストーリーを書くときに、松浦さんの中でイメージした
人や歌、声はあったんですか?


松浦:
それは特にないんです。
逆に決めると、それに沿って書いて引っ張られちゃうので、
それが読み手に伝わって、これあの曲だなとかわかると
急につまらなくなってしまうじゃないですか。
なので今回は、
曲の印象、特に主人公がデモ音源を聴いたときに感じたことを書いて、
あとは読み手の想像にお任せします。みたいになるように意識しました。
「想像のメロディで、想像の歌声で歌ってください」
というのが私からのメッセージです。


亀田:
僕はすぐに想像のメロディをイメージしましたよ。
そして、こういう声の人なんじゃないのかなというのもすごく想像できてます。
僕の中のイメージですけどね。


松浦:
ドキドキ。後で教えてください!
ただ、歌詞に関してははっきり書かないと物語にならないので、
それは私の大好きな柴山俊之さんに自分がなったつもりで書いてしまいました。


亀田:
へえ!面白いですね。
音楽、曲、登場人物の色々なものがシンクロして進んでいく
素晴らしいミステリーだと思います。
みなさん「ひとごろしのうた」ぜひ読んでください!
少なくとも僕はこの本を読んで、
若い人たちにもぜひ読んで欲しいなと思って。
大人が読むミステリーというよりも、音楽から色々なものが広がって、
あとは社会的も総合的に扱っているじゃないですか。
だからこそ若い人に読んで欲しい本だなあと僕は思いました。


松浦:
ありがとうございます!


亀田:
というわけで、今日は「ひとごろしのうた」の著者
松浦千恵美さんをお迎えしました。ありがとうございました!


松浦:
ありがとうございました!

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STAFF| 16:45 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月16日

カリスマドットコムからの「音楽のギモン」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第963回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"〜カリスマドットコム編〜

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は…アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

★ MCいつか -------------

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聴きのみなさん、ごきげんよう。Charisma.comいつかです!
--------------------

20170316_fm1.jpg

今回は、Charisma.comのMCいつかさんです!

Charisma.comは、
遊び心満点のラップとサウンド。
日本でしかありえない。HIP HOPスタイル。
僕はHATEとイイナヅケブルーという曲が大好き。

そんなMCいつかさんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

★ MCいつか -------------

音楽のギモン、亀田さんに質問したいギモンがあります。エモい歌い方ってなんですかね?私は、なかなか"エモい"っていうのがわからず、ラップにも反映しづらいです。ロボットのように歌うことが多いです。教えてくださ〜い!
--------------------

はい、Charisma.com MCいつかさん
ありがとうございます!
いつかさんからの質問は…

【"エモい" 歌い方って?】

とのこと。

確かに良く聞く、「エモい」!って言葉。
僕がわかりやすく解説しましょう!

それでは、そのヒントになる曲から…

M. 染まるよ / チャット・モンチー

20170316_fm2.jpg

ラストのサビのえっちゃんの歌、
エモいですよね〜〜〜

さて、今日は、Charisma.comの
MCいつかさんからいただいた、
音楽のギモン、
「エモい歌い方って?
について答えていきます。

ちなみに、日本語俗語辞書によると「エモい」とは…

<感情・感動といった意味の英語"emotion"を略したものに形容詞化する接尾語『い』をつけたもので、なんとなく寂しい気持ちや悲しい気持ちを表すコギャル語である。>

…とあります。(!?!?)
コギャル語だったとは!!!

しかし、いつかさんをはじめ、
僕らミュージシャンが使う「エモい」とは、
このコギャル語の「エモい」ではなく、
情熱・切なさ・物悲しさなど、感情、
言葉で伝えきれない気持ち、まさに
「抑えきれない感情を爆発させて表現している」
パフォーマンスを「エモい」と
呼ぶことが多いみたいですね。

もちろん、これは、物差しでは測れない
「感情」の尺度な訳で
十人いれば十人それぞれ「エモい」という
感じ方があると思います。

でも、ここで肝心なのは、ボーカルやサウンドという、
パフォーマンスの熱量が「エモい」の
尺度になっているのだと思います。

だから歌詞だけを見て、どんなに情熱的で、
叙情的で、感情を吐露していても、
その歌が、「感情を爆発させて表現していない」限り
「エモい」とは呼ばれないでしょう。
この哲学的な部分が、往々にしてロックの分野で
「エモい」という言葉が使われる所以だと思います。

僕の周りにも「エモい」人や「エモく」ない人、
色々なタイプのアーティストがいますが、
それは、表現のアウトプットの違いでしか過ぎず、
どっちがいいとか、悪いとか、ましてや、
どっちが伝わるかということでもありません。
逆に、「エモ」も度が過ぎると、
引かれちゃってお腹いっぱいで、
かえって伝わらないということもあると思います。

ラップでいうと、洋楽のラップも
ビースティ・ボーイズやエミネム、カニエなんかは、
超エモいですよね。
これに比べて、チャンス・ザ・ラッパーや
ケンドリック・ラマーは、温度感低めです。
きっと「エモい」とは言わない。
でも、感情揺さぶられるじゃないですか。

というわけで、Charisma.comのラップのスタイルは
「ロボットのようで」と、いつかさんはおっしゃっていますが、
そのおかげで、言葉のフォントがくっきり聞こえたり、
お二人のキャラが立ったりして、
Charisma.comの世界観に
グイグイ引き込まれていくよさがあると思います。

いい歌、いいパフォーマンスは感情を揺さぶります。
それは、「エモい」という
ものさしで測るものではないと思いますよ。

もしも、ラップに「エモさ」反映させるとしたら…
ブレス(息継ぎ)とか、語尾のニュアンスを強調して
人肌の温度感を、まっすぐに出した感情的なラップにすると、
聞き手には「溢れ出す感情」を伝えている
「エモい」状態で届くと思います。
なんてね…もしも、Charisma.comのお二人に
ぴったりフィットしたらやってみても
おもしろいかも!!

でも、繰り返し言いますよ。Charisma.comは
今のままで十分かっこいいよ!

--------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
来週月曜日は、祝日のためお休みで、
21日 火曜日からとなります。
どうぞ、お楽しみに!

【カリスマドットコム】

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STAFF| 14:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月15日

チェリストの徳澤青弦さんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第962回目のテーマは…

チェリストの徳澤青弦さんを迎えて

====================

亀田:今日は、スタジオにゲストをお迎えしてお送りします。チェリストの徳澤青弦さんです!こんにちは!

徳澤:こんにちは。

亀田:青弦さんは、くるり、ハナレグミ、クラムボンからさだまさしさんまで。ジャンルも幅広く数多くのアーティストの作品に参加しています、チェリストの徳澤青弦さん。ちなみに僕も参加した、J-WAVE THE BASS DAY LIVEではクラムボンのミトくんと一緒にバンドで登場されていました。チェロだけでなく、キーボードを弾いたりしていましたね。僕も日々のレコーディングや武道館で開催したイベント、亀の恩返しのときにもお世話になっています。もう今や売れっ子の青弦さんなんですけど、青弦さんがチェロという楽器に出会ったのはいくつぐらいのとき?

徳澤:僕は8歳ですね。小学校3年になって。ある程度チェロは体が大きくないと。

亀田:バイオリンみたいに何分の1スケールとかあったり?

徳澤:ありますよ!16分の1とか。

亀田:16分の1!?そんなの手のひらになる?そこまではいかないか!

徳澤:バイオリンぐらいの大きさ。

亀田:へえー!それはご自分が弾きたいと思ったんですか?

徳澤:うまく誘導されましたね。親がチェロ好きで。

亀田:ご両親もどちらか音楽家だったりしたんですか?

徳澤:そうですね。バイオリン弾きだったり。

亀田:チェロを選んだのは何故なんだろう?

徳澤:元々チェロが好きで、息子にはチェロをやらせたかったって言ってました。

亀田:青弦さんもチェロがピンときた?

徳澤:チェロを小学校で始める前に、バイオリンとかピアノとか触らせてもらっていたんですけど、全然相性良くなくて。やっぱそういうのがあるんでしょうね。それでうまくおだて上げられて。

亀田:チェロだよチェロだよ!って?

徳澤:そういうの大事ですよね?

亀田:で、チェロっていうと元々クラシック楽器っていうイメージもあるけれども、その音楽のルーツはどこにあるんですか?このチェリストが好きだ!とか。

徳澤:母がオープンリールを持っていて、数ある無伴奏チェロ全曲持っていたんですけど、それは覚えていますね。あとは、何人かいるんですけど、元々母が現代音楽大好きで、そこから入った。あと、THE BEATLES世代で。

亀田:ということは、クラシック、現代音楽もそうですし、でもTHE BEATLESのロックとかも分け隔てなく青弦さんは聴けたの?

徳澤:そうですね。もう最初からボーダーレスの状態だったので。

亀田:あー!そこはやっぱり今の青弦さんを作っているのかもしれないですよね。

徳澤:有り難かったですね。

亀田:青弦さんは、アーティストたちの作品に参加するとともに、映画や演劇のための音楽も手掛けています。

M. カジャラのテーマ / 徳澤青弦

20170315_fm2.jpg

亀田:この曲、待てども待てどもチェロが出てきませんでした。青弦さん、どういうことですか?

徳澤:自分のチェロはあんまり好きではないんです。

亀田:えー!そんなこと言わないでー。でもチェロっていう楽器ってボーカルぐらいの威力の主張があるから。

徳澤:そう。色がついちゃうので、パッと弾けるツールだからこそ、そのへんはちょっと気をつけて作るときは考えていきたいなと思っています。

亀田:なるほど。さっき言った現代音楽的なフィーリングはやっぱり詰まっていますよね。

徳澤:そうですね。

亀田:ずーっと無限ループで繰り返されて何が混ざっているか分からないけど、段々トランス状態に達するっていう。それはトランス・テクノ世代だったりするっていうのも?

徳澤:やっぱり、大いにあると思います。

亀田:はあー、面白い世代ですね。そんな徳澤青弦さんは昨年から今年にかけて大ヒットを続けている2本の映画、「君の名は。」そして「この世界の片隅に」のサウンドトラックに参加されています。これ以外にもたくさんの作品に参加されていると思うんですけど、僕が思うのは青弦さんがやっぱり日本を代表する2つの作品のサウンドトラック、大ヒット作の要になっているっていうのが凄いことだと思うんです。

徳澤:本当、棚からぼた餅な状態ですね。

亀田:そ、そんな!棚からぼた餅だなんて!「君の名は。」の場合、野田洋次郎さんからご指名があったわけでしょ?

徳澤:そうですね。2年前に急に呼ばれたんです。もう過ぎましたけど3月11日に毎年RADWIMPSはYOUTUBEにあげていますよね。それにカルテットを入れたいと呼んでくれたのが初めての出会いです。

亀田:野田洋次郎くんはRADWIMPSで日本のトップバンド・トップアーティストでありますし、「この世界の片隅に」のコトリンゴちゃんも凄く繊細な楽曲の持ち主じゃないですか。そういう独特で主張のあるアーティスト頭の中で「こいつら絶対完成図が鳴っている」ようなアーティストだと思うんです。そういう人たちの言葉を聞いて、それを実際ストリングセクションにオーケストレーションしていくっていうのは、どういう作業なんですか?

徳澤:まず自分をなくして、どういう趣旨でその曲、その曲を作っているのかっていうのを納得するまで聞き込むようにはしています。

亀田:そして何回もやりとりっていうのは重ねて?

徳澤:そうですね。

亀田:あれでしょ?アーティストさんだけではなくて、映画の場合は映画サイドからもいっぱい注文がきたりするでしょ?

徳澤:そうですね。今回「君の名は。」に関しては、全部野田洋次郎くんが1年ぐらいやりとりしていたみたいなんですよね。僕が参加したのはレコーディングの2ヶ月ぐらい前からだったんで洋次郎くんの注文だけ聞いて。色々大変そうだなっていうのはなるべく…。僕は音楽のことだけ考えるように。

亀田:でもそうやって音楽の部分で関わってくれるっていうところがやっぱりアーティストにとっては絶対心強いと思うんですよね。僕も本当にそこにいつも重きを置いていて、亀田さんには音楽の部分を任せればいいんだ!っていう。きっと青弦さんにもそういう音楽の部分を任せれば安心、自分の思い描いているサウンドを作れるっていうのはきっとアーティストさんからの安心感になっているんじゃないかな?コトリンゴちゃんからは色々あったんですか?

徳澤:コトリンゴも長い付き合いなんです。この映画に関してはレコーディングの前に資料をもらっていたんですけど、ほとんど何も僕からは注文はなく、スムーズに。

亀田:じゃあそれはあれだ!音楽の向いている方向性がきっと近いんですよね!

徳澤:うん、きっとそうなんですよね。コトリンゴのときは、弦のアレンジも全部コトリンゴが。

亀田:書いてきたのを、現場のリーダーとして青弦さんが関わっているっていう?凄いな〜。もしかしてストーリーに涙をしているかもしれないけれど、その後ろで音楽が支えているって本当に素晴らしい仕事だと思っていて、日本にも青弦さんみたいに表舞台に登場しない裏方として音楽を作ったアーティスト・ミュージシャンたちに光を当てる仕組みっていうか、アワードみたいなのを。本当にグラミーみたいにそういうことが出来るといいと思うんですよね!

徳澤:この間アカデミー賞とってましたけどね!コトリンゴ。

亀田:良かったですよね!ということで、徳澤青弦さん、今後はどのような活動を予定されています?ソロアルバムの制作の予定とかは?

徳澤:つくりたいとは思っているんですけど、トウヤマタケオさんっていう素晴らしいピアニストとチェロとピアノだけのアルバム作ってます。で、今年はこれの2枚目を出そうと動いています。

亀田:楽しみです。やっぱり「君の名は。」や「この世界の片隅に」っていうオーバーグラウンドのトップの音楽を支えつつも、こうやって自分のやりたい音楽をやり続けるというのは本当に素晴らしいです!僕もいつも刺激受けています。僕の現場でも弾いてくれてありがとうございます。これからも宜しくお願いします!「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今日は、チェリストの徳澤青弦さんをゲストにお迎えしました。どうもありがとうございました。

徳澤:ありがとうございました。

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【徳澤青弦】
★ニューアルバム「カジャラの音楽」本日リリース!

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STAFF| 16:27 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月14日

音楽評論家・星加ルミ子さんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第961回目のテーマは…

音楽評論家・星加ルミ子さんを迎えて

====================

亀田:
今日は、スタジオに"スペシャル"なゲストをお迎えしています。
音楽評論家 星加ルミ子さんです。


星加:
こんにちは、星加です。
よろしくお願いします!


亀田:
よろしくお願いします!
初めましてですね!


星加:
あれ、でも私は初めましてじゃないような気がします。
テレビ番組で校長先生の役をやられていたとき、よく見てました。


亀田:
ありがとうございます!

星加さんは、まだインターネットなど無い時代、1960年代から
海外のロックやポップスを「雑誌」というメディアを介して
日本に紹介していらっしゃいました。
また、僕、亀田誠治も愛読していた「ミュージックライフ」の編集長もなさっていました。

星加さんは昨年秋に、
「私が会ったビートルズとロック・スター」という本を
シンコーミュージックから出されました。
星加さんの編集者時代のお話しから、ビートルズをはじめ
夢のようなスターたちとの交流など非常に興味深く読ませていただきました。

20170314_fm2.jpg

星加:
私がこの本を書いたのは、60年代という、
スマホもなければインターネットなんてもちろんなくて、
本当にレコードとラジオしかない時代に勇敢にイギリスへ行って
最初に行ったのは24歳だったんですけども、
何とか自分がやりたいことをやり遂げてきた
女の子がいたんだよと言うことを書きたかったんです。
今はみんな知識ばっかり増えて頭でっかちになって
臆病になってるんじゃないかなと思って。
だからこの本を読んで少しでも若い人が
勇気を持って「やってみよう」という気になってくれたらいいな。
ちょっと私の力不足でそこまで伝えられたかわからないのですが、
そういうことを伝えたくてこの本を書きました。


亀田:
なるほど!僕は64年生まれで、物心つくかつかないかぐらいの時代でしたが、
やっぱり星加さんの本を読んでやっぱり勇気をもらいました。
自分の会いたいスターに会いに行く。
あとは、上司の命令で行かされて、どうしよう!という状況下、
スタジオの中で一生懸命取材をするとか。


星加:
これは威張るわけじゃないですが、人間って究極の状態になると
そこから脱出するために何か考えるものだということを私は実体験から学びました。
もう自分しか頼れる人間がいないと思ったら、
もう何でも「あれはどうか、これはどうか」って必死に考えるんですね。
だから途中で諦めてしまわないで、とことん自分の力試しでもあるわけですから、
考えて、考えてベストを探す。
それで失敗したらそれはそれでやり直せばいいんですよ。
若いときはいくらでもできますからね。
だからもっと色々なことをやってほしいなと思います。


亀田:
しかも僕がこの本を読んで驚いたのは、
ビートルズのレコーディングにも立ち会ってらっしゃったというお話!
立ち会った方ってなかなかいないと思うんですよ。


星加:
私も我ながら不思議なことをしたなと思うんですけど、
67年、「フール・オン・ザ・ヒル」という局のレコーディングでした。
私はその前の年のアメリカ公演で会ってますから、
翌年のイギリス公演へも取材に行かされたんですね。
そしたら4人がレコーディングするからスタジオに来るよというのを聞いて
スタジオの中で待っていたら、
ポールマッカートニーがくちゃくちゃの紙に歌詞を書いたものを持ってきて
ピアノの前に座って弾きはじめたんです。
そのうち他の3人も集まってきて、
いつの間にかレコードセッションというかリハーサルが始まっていたんです。
それを見ていた私とカメラマンはどうしていいのかわかりませんでした(笑)


亀田:
でもそれこそ「フール・オン・ザ・ヒル」誕生の瞬間に
立ち会われていたということですよね?!


星加:
そうです。まさにその瞬間!
だんだんと曲が形を成す瞬間を見させていただきました。
THE BEATLESの曲がどうやってできていくのか
この目に焼き付けておこうと思ってずっと見入ってしまいました。


亀田:
やあ…。すごいですね。
こんなことを聞くのも野暮なんですけど、
星加さんがビートルズの曲の中で一番好きな曲は何ですか?


星加:
うーん。何でもすきです!
この本にもそんなことを聞く人は蹴飛ばす!みたいなことを書きました(笑)
これ聞かれるの地獄ですね。
でも!しいて言うなら、私は「レディマドンナ」という曲が好きです。


亀田:
いい曲ですよね。僕も大好きです。


星加:
何度も読んでもいまだによくわからないのですが、
歌詞を聞くと物語のが浮かんでくるんですよね。
ポールの作った曲には物語が浮かぶものが多いですよね。
こういう曲を聴くとイギリス人だなと思いますね。


亀田:
本当にひとつの小説を読んでいるようですよね。
「エリナー・リグビー」とか「オブラビ・オブラダ」もそうですよね。


星加:
だから私はポールマッカートニーが好きだ嫌いだとかじゃなくて、
なんて言うんだろう…尊敬のひとつ上くらい(笑)


亀田:
じゃあその曲を聴いていただきましょう。
星加さん、ご紹介お願いします。


星加:
はい、ビートルズで「LADY MADONNA」。

M. Lady Madonna / The Beatles

20170314_fm3.jpg

亀田:
お聴きいただいたのは、ビートルズで「LADY MADONNA」でした。
ご機嫌なナンバー!

僕がビートルズを好きになったのは、
実はリアルタイムじゃなくてもう解散したときでした。
僕が小学校2年生のときに赤盤と青盤が出たんですよ。
その青盤に入っていた曲で、もう大好きでしたね。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
この時間は、音楽評論家で元ミュージックライフの編集長、星加ルミ子さんに
お話しをうかがっています。

星加さんは、最近の音楽シーンとかはチェックなさっているんですか?


星加:
すいません、私ほとんどラジオを日中はつけっぱなしなんです。
もちろんJ-WAVEも聴いています。
ただ、耳に残る曲や気になる曲がないのが残念です。
世代的なギャップかなと思ってちょっとがっかりしてるんですけど…。
たまにいいなと思う曲があるとアデルだったり。


亀田:
やっぱりメロディだったり何かのツボがあるんでしょうか。


星加:
そうですね。やっぱり歌が上手くてメロディが良くて歌詞も良い。
これに尽きますね。


亀田:
歌が上手い。メロディが良い。詞が良い。
みなさん、これ大事ですよ!


星加:
その3つが揃っているということが、
人の耳をそばだたせる一番大切な要素なんじゃないかなと思います。


亀田:
そして永遠に長く愛され、残っていく曲になるんですね。


星加:
そうですね。だからビートルズの曲は
50年経った今も聴き継がれているものばかりなんですよね。
だから世代が変わっても彼らの曲が素直にいいねと言えるのは、
この3つの要素をどの曲も持っているからじゃないかなと思うんですが、どうでしょう?


亀田:
その通りだと思います!

そしてビートルズといえば、
星加さんも参加されるビートルズの映画上映イベントがあるそうですね。


星加:
はい。
ビートルズの1作目の映画「HARD DAYS NIGHT」。
初めて動く彼らを見たのはこの映画でした。
なんて可愛い4人の男の子たちなんだろう!と思いましたよ。
あちこち走り回ったり、なんとも漫画チックなストーリーなんですけどね。

そんな「HARD DAYS NIGHT」を見て、
もう一度キャー!とかワー!とか言いたい方。
あるいは静かに見たい方。
私も少しトークで若いときのビートルズを紹介しますので、
そういう話を聞きたい方、是非集まってください!


亀田:
はい!こちらのイベント「ザ・ビートルズ「A HARD DAY'S NIGHT」
一夜限りの大迫力上映会 〜ビートルズと騒ごうヤァ!ヤァ!ヤァ!〜
日時は、5月1日(月曜日) 午後7時スタート
場所は、ZEPP DIVERCITY東京

これ若い方にも見て欲しいなあ!

さて星加さん、本当はもっとお話伺いたいんですけど、
また機会があれば是非よろしくお願いします。

星加:
また機会があれば是非しゃべらせてください。


亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日は、音楽評論家の星加ルミ子さんをゲストにお迎えしました。
ありがとうございました。

星加:
ありがとうございました!

20170314_fm1.jpg

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 16:05 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月13日

亀田ロードショー「ラ・ラ・ランド」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第960回目のテーマは…

亀田ロードショー「ラ・ラ・ランド」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、「第89回アカデミー賞授賞式」で
6冠を達成したミュージカル映画
「ラ・ラ・ランド」を紹介します!!

20170313_fm2.jpg

僕も早速、公開初日に劇場で観てきました。
いや、もう、最高です。
2017年一番の作品です!

監督は映画『セッション』で
注目を浴びたデイミアン・チャゼル…

舞台はロサンゼルス。女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、売れないジャズピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)の恋を描いたミュージカル映画。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる…。

夢を追いかけるふたりの恋の行くへは…

注目すべきは、やはり「音楽」!!

主演を務めたライアンとエマは歌、ダンス、ピアノ、
全編吹き替えなしで撮影に挑んだそうです、
(作品のために3カ月ピアノを猛特訓したライアン)

ライアンはピアノは初めてですが…
実は子役時代にテレビシリーズ
『ミッキー・マウス・クラブ』に出演しており、
歌って踊る人気子役として活躍。
同期はジャスティン・ティンバーレイクや、
ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラなど!
確かな音楽的な素養があったんですね。

楽曲を手がけたのは、「アカデミー賞作曲賞」を
獲得したジャスティン・ハーウィッツ。
チャゼル監督の大学時代からの友人。
前作『セッション』
(あの、鬼コーチ登場のドラマー物語!)
でも作曲を担当。
このコンビが最強ですね。

全編に繰り広げられる、ピアノやストリングス、
ビッグバンドジャズを使った
カラフルな音楽はまさに、今のハリウッドサウンド。
王道、定番と言われてもいいものはいい!
とにかく、LAの街と素敵な音楽が
この映画を全編にわたって盛り上げていきます。

主題歌「City Of Stars」は、
2人の愛と夢を歌ったバラード。

それではここで、1曲お送りした後、
僕が思う、映画「LALALAND
の見どころ、さらにお話ししましょう。

M. City Of Stars / RYAN GOSLING AND EMMA STONE

20170313_fm1.jpg

亀田ロードショー、
監督賞、主演女優賞、美術賞、撮影賞、
作曲賞、歌曲賞、6冠を達成した
「ラ・ラ・ランド」を取り上げています。

アメリカってすごいな…と思いました。
フルキャストで大人数で踊るシーン、
ミアとセブがふたりで踊るシーン
どちらも、ダンスの重み、
音楽の重みが全く変わらないのです。
採算とか度外視して、
自分の作りたいものを作っている。
そんな、デミアン・チャゼル監督の音楽への愛情、
情熱を感じました。

ダイナミックな映像と、綺麗なハリウッド英語。
エンタテイメントとビジネスが、
高いレベルでちゃんと存在している。
驚くべきは、監督が有名だからとか、
キャストや仕掛けが豪華だからという理由ではなく、
役者の演技そのもの、音楽そのもの、
単純に映画のストーリーそのものに、
観ているお客さんが素直に感動できるんです。


音楽以外で注目すべきところは、
LAの街が、とても魅力的に描写されています。
LAの街に行かれたことのある人なら、
あ!あそこだ!って場所がきっと
出てくると思いますよ!

ちなみに、LA LA LANDとは、
カリフォルニア州ロス・アンゼルスのことをさしています。
つまりLA。のLA LAですね。
さらにLA LA LANDには
「現実離れした、おとぎの国」という意味もあります。
夢をおいかける、夢追い人のことを
見事に言い表していますね。
LAにはハリウッドもあります。
今年のグラミーも、アカデミー賞も
LAで開催されました。
まさにLA LA LANDことロス・アンジェルスは
「おとぎの国」ですね。

一生に一度出会うか出会えないかの、
本気で愛せる人、命の半分とも言える人、
そんな運命の人との出会いを
音楽いっぱいで、切なく、爽やかに描いた、
素晴らしい映画です。
観ている人誰もが、人生って素敵だな。
自分の人生も間違っていなかった。
そんな風に思えるでしょう。
「LA LA LAND」

観ているみんなに、生きていく夢と力を与えてくれる、
最高のミュージカル映画だと思います。


「FM KAMEDA」、今日はアカデミー賞6冠に輝いた
「LALALAND」をご紹介しました。

【ラ・ラ・ランド】

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明日のFMKAMEDAは
元ミュージック・ライフ編集長の星加ルミ子さんを
お迎えしてお届けします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月09日

BOOM BOOM SATELLITESの功績

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第959回目のテーマは…

BOOM BOOM SATELLITESの功績

====================

日本のみならず、世界的に評価が高い
BOOM BOOM SATELLITES。

中野雅之さん、川島道行さんによる、
エレクトロニック、ロック・バンドですが…
去年10月、川島さんが脳腫瘍のため
亡くなったという訃報は、
あまりにも大きな衝撃でした。

そんなBOOM BOOM SATELLITESですが、
3月1日には、ベストアルバム
『19972016』がリリースされ、
さらにオフィシャル・バンド・スコアが
今月10日・金曜日に発売されます。

そこで、今日のFM KAMEDAでは、
日本の音楽シーンに大きな功績を残した、
BOOM BOOM SATELLITESの軌跡を
辿っていきたいと思います。

---------------------

幼い頃にマイルス・デイビスに影響を受けた中野さんと、
高校時代、デヴィッド・ボウイ、
プライマル・スクリームに影響を受けた川島さん。

そんな2人が同じ大学で出会ったのをきっかけに、
1990年に結成されたBOOM BOOM SATELLITES。
(もう、これは運命の出会いです)

その後、1997年、ベルギーの名門レーベルR&Sより、
リリースされた12インチシングルが、
彼らの大きな転機となります。

彼らがリリースしたシングルを受けて、
ヨーロッパの音楽誌「Melody Maker」は、

"ケミカル・ブラザーズ、
プロディジー以来の衝撃!"

と報じました。

ヨーロッパでブレイクを果たし、
ライブ・バンドとしても定評があった
BOOM BOOM SATELLITESは、
2007年のフジロックで、
ホワイトステージのヘッドライナーを務め挙げます。

作品をリリースしながら、
精力的にライブ活動を行うなかで、
川島さんは、1997年に発覚した脳腫瘍と
戦い続けていました。

2013年、8枚目のアルバムがリリースされる直前に
川島さんは、3度目の脳腫瘍を発症。
ここで、初めて川島さんの病気が公表されるのと同時に、
BOOM BOOM SATELLITESの音楽活動は
停止を余儀なくされます。

そして2016年6月にリリースされたシングル
「LAY YOUR HANDS ON ME」を最後に、
BOOM BOOM SATELLITESは、活動を終えます。

---------------------

壮絶な病と戦いながら、
音楽活動を続けてきた川島さん。
その傍らで、15年以上、
2人で作品を作り続けることにこだわった中野さん。

20年以上に渡り、真摯に音楽を作り続けてきた
BOOM BOOM SATELLITES。

そんな彼らの楽曲のなかから、1曲お届けしまししょう。
いつだって、BOOM BOOMは最新が最良ということで、
この曲をお送りしたいと思います。

M. LAY YOUR HANDS ON ME / BOOM BOOM SATELLITES

20170309_fm.jpg

実は、この曲をバックに、全国のファンの方、
アーティストやクリエイターが参加した
映像「LAY YOUR HANDS THE "SUN"」も
YOUTUBEで見ることができます。

色んな人が太陽に手をかざしているミュージックビデオ、
僕も少し参加していますよ。

ちょうど、僕が椎名林檎さんの
デビューアルバムをレコーディングしていた頃に
BOOM BOOMが颯爽と登場します。

僕は、J-POPシーンに革命を起こすべく
悪戦苦闘していた時代に、何も飾らず、
世界に目を向け、世界に羽ばたいていく二人を見て、
僕は大きく刺激を受けました。

その直後、僕はDo As Infinityを手がけますが、
この制作チームとBOOM BOOMの制作チームが
同じだったこともあり、
さらに大きな刺激をもらうことになります。
スタジオでもたまにすれ違いました。

川島さんも、中野さんもオープンで純粋で、
今でも全然変わらない、
とても素敵な人です。

2015年のVIVA LA ROCKのJ-ROCK ANTHEMSという
日本のロックの名曲をカバーするコーナーで、
川島さんに、HIDEの「ピンク・スパイダー」を
歌ってもらったんですが、
「僕、人前で日本語で歌うの初めてなんです」
っておしゃっていて、
「あ〜、悪いことしたな〜」って、
ちょっと後悔していたんです。
そして、川島さんのお別れの会で、
奥様の理彩さんが

「亀田さん、川島は、あの時、すごく楽しそうに、
一生懸命家で練習していたんですよ〜」

っておっしゃっていて、川島さんって
本当に素晴らしいアーティストだなあって
思いました。

---------------------

BOOM BOOM SATELLITESの最大の魅力は、
ロックとデジタルの両立を、
日本人的な情緒を捨てずに繊細に行ったこと。

ファッションなどとクロスカルチャーせずに、
音楽の力だけで戦ったこと。
そして、全世界、
どこに行ってもその場にいる人の時空を解放する、
圧倒的なライブパフォーマンス。
これを90年代からやっていたことがすごい。
心からリスペクトしています。
そして、同じ時代を走り抜けたことを本当に誇りに思います。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、BOOM BOOM SATELLITESについお話しました。

【BOOM BOOM SATELLITES】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
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STAFF| 18:42 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月08日

30秒動画で話題! カノエラナ登場

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第958回目のテーマは…

30秒動画で話題! カノエラナ登場

====================

亀田:今日はスタジオにゲストをお迎えしています。 この方です!

カノエ:はい!佐賀県唐津市出身、シンガーソングライターのカノエまでが苗字でラナが名前、カノエラナです!宜しくお願いします。

亀田:ありがとうございます!カノエまでが苗字でラナが名前なんだね!今日はどっちで呼べばいいですか?

カノエ:じゃあカノエくんで!

亀田:カノエくん!?カノエさんでもいいですか?

カノエ:カノエくんで…

亀田:わかりました!ではカノエくんで行きます!カノエくんは佐賀県出身の21歳。高校卒業後上京し、昨年メジャーデビューしたシンガーソングライターです。リアルな歌詞、そしてポップで変幻自在のメロディーとアレンジが話題をよんで今人気を集めています。先月、セカンドミニアルバム「カノエ上等」をリリースしました。実は初めましてではないんだよね?ここJ-WAVEのロビーで。

カノエ:あわわー!ってなりましたね。

亀田:なりましたね。実は共通するスタッフが居て、「あっこの人がカノエくんだ!」と思って今日色んなお話を聞きたくて、僕の方からリクエストしてスタジオに来ていただきました。カノエくんは子供の頃から地元のコンテスト荒らし?

カノエ:そんなことないです!!荒らしてはいないです!1回しか出ていないっていう。

亀田:1回しか出てない!?ええ?コンテストに出るっていうぐらいだから、行ってやろう!って思ったきっかけが何かあると思うんです。

カノエ:んー…ちっちゃい頃から歌うのはめっちゃ好きで、勝手に歌ってたりしていたんですけど、ピアノもおばあちゃんちにあったので弾いてみたりだとか。でも結局、お母さんに「ピアノ習わしてー!」って言っても習わせてくれなくて。小学校3年生までかかったんですよ。

亀田:説得するのに?「お母さん、ピアノ習いたいよ〜
って?

カノエ:そうです。「お母さんお願いやけんピアノ習わしてー!」って言って。

亀田:それはお母さんは何だったんだろう?我慢させる教育方針かな?

カノエ:自分がやめたけん、どうせやめるやろっていう感じでしたね。

亀田:お母さんもピアノ習っていたんだ!

カノエ:はい。でもやめちゃったから。ピアノの先生も恐いし、「あんたはせんほうが良かよ!」って言われて。

亀田:じゃあお母さんなりの愛情だったんだね。それで、3年生のときにピアノ始めて?

カノエ:クラシックのピアノを始めて、そこから音楽に触れる機会が増えてきて。でもピアノよりは歌をやりたいなと思っていたんですけど、それを誰にも言わず。でも小学校の先生から「お前ちゃんと音楽やりなよ。歌の仕事やりたいなら口に出して言えよ。」って色んな先生に言われて。

亀田:凄い先生!凄い学校!色んな先生が「君歌いなよ」と?逆はよくあるけどね!芸能活動禁止!とか。そういうのはあるのに、先生たちが背中を押してくれたんだ?

カノエ:凄い押してくれて「じゃあなんか将来的にはそういう仕事に就こうかな?」とぼんやりしていたぐらいだったんですよね。それで中学2年生のときに学校に配布されたプリントに音楽祭のチラシがあって、友達7人くらいと面白がって「応募してみようぜ!」みたいになって、個人個人でデモテープを送ったんです。そしたら通ってしまって「え、本選で歌わないけんやん!」ってなって。結局本選で歌ったら私が優秀賞を頂き、そこから完全に音楽の道に進むしかなくなったんです。

亀田:もう自分で切り開いたんだね。

カノエ:そうですね。

亀田:本選で歌ったのは自分の歌ですか?

カノエ:じゃなくて、EGO-WRAPPIN'さんのくちばしにチェリーを歌いました。

亀田:まあまた難しい!

カノエ:まあ渋いですよね!中2で歌う歌ではないですよね。そういう意味ではコンテスト荒らしはしたのかなって。

亀田:中2で歌う歌ではないね!そういう意味では!!!1回だけど、インパクトでは荒らしたと!

カノエ:そうですね!!インパクトでは荒らしたかなって。

亀田:なるほど!!でもなんかこの音楽家としての心意気みたいなものが、やっぱりカノエくんの今の音楽すべてに現れていますよね!

カノエ:そうですね。

M. トーキョー / カノエラナ

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亀田:今回、僕がカノエくんをお呼びしたのには訳があって、Twitter30秒ソング、僕参ったんですよ!めくってもめくっても出てくるし、これ何やってるんだ?と思って。このTwitter30秒ソングについて、カノエくんから説明してもらえますか?

カノエ:はい。そもそも私がやり始めようと思ったきっかけが、Twitterに動画をあげられますよ機能がついた頃だったんですよね。1年ちょっと前くらいのその頃、30秒尺しかあげられないと。「おお〜そうなんだ!」と思って、そこで自分で動画をあげてみようかなと思って、最初チューリップのうた「咲いた〜咲いた〜」っていうのをカバーしてあげたんですよ。

亀田:カバー!?カバーっていうか歌ってね。

カノエ:はい!カバーっていうか歌って、いつもよりもお気に入りとかリツイートが凄く多くて「あーこれもしかして続けていったらライブに来てくれる人が増えるのかもしれない」と思って、そんな感じで続けていったんです。そしてオリジナルをあげ出すと、どんどん増えたんです。それで今となってあばばばばーってなっているっていう。

亀田:へぇ〜。反応が分かるじゃないですか。それでその反応によって凹んだりすることってないんですか?

カノエ:あ〜あります!あるんですけど、あんまり気にしていないです!

亀田:タフだね〜。

カノエ:最初はやっぱりすべてを否定されている気がして「なんも知らんくせに〜」って辛かったんですけど、今はもう分けよう!と思って。カノエラナであることと、自分自身であることを分けたらカノエラナが言われていることは私には言われていないと思って「知らん!」みたいな。

亀田:それいただきました!僕も!人生相談をなんかしちゃってる感じだけど。ちなみにリツイートが増える曲、跳ねる曲ってなにか傾向があったりする?

カノエ:そうですね、やっぱりちょっと変なヤツ、面白いヤツ、日常キリトリソングがリツイートが多いですね。

亀田:なるほど。実はね今日カノエくんにはギターを持ってきてもらっているんですけど、ここでその30秒ソングを1回実演してみてもらってもいいですか?

M.  たのしいバストの数え歌 / カノエラナ                    (実演予定)

亀田:凄い!!!というかこれは30秒だからいいのかな?これ、もっと長くやりたくなっちゃったりしないんですか?

カノエ:でもフルがあるんです!出来たんです!

亀田:出来たってことは、初めは30秒しかなかったものが段々フルになっていくんだ?

カノエ:そうなんです。

亀田:で、そのリプライとかリツイートとかで聴いている方の反応も分かるし。

カノエ:そうなんですよね。作っている段階で反応が分かっちゃうから「あ〜じゃあこの曲の続き作ろう〜」とか「この曲はちょっと30秒だけで完結しちゃってるから置いておこう」とかそういうのが出来るので、ラッキーですね!

亀田:なるほど〜。今のカノエラナの30秒ソング、この世界をもっと楽しみたい方はカノエラナさんの30秒ソングが30曲も入った「30秒〜カノエの楽しい歌日記」も先月リリースになっています。実は僕も聞かせてもらったんですが、車の中で流すともう大変なことになりますよ!

カノエ:なんかシュールなんですよね!

亀田:そうそうそう!街の景色が違った景色に見えてきますから!お楽しみいただけると思います。今後も新作をやっぱりTwitterで発表していったりしていくんですか?

カノエ:そうですね。やっぱりメジャーだとかインディーズだとか関係なく今までやってきたことをそのままやっていきたいので、もう好きな時に好きなタイミングで動画をあげられたらいいなと思います。

亀田:いいですね。伝えたいことがちゃんと自分のセンターにどんとあって。これからの音楽の表現の形や、アーティストのある姿を今日はカノエくんに教えていただいたような気がします。「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」今日は、シンガーソングライターのカノエラナさんをゲストにお迎えしました。どうもありがとうございました!

カノエ:ありがとうございました!

【カノエラナ】
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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 17:47 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月07日

美しき人生 〜ジョージ・ハリスン〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第957回目のテーマは…

美しき人生 〜ジョージ・ハリスン〜

====================

ビートルズのメンバーの中で誰が一番好き?
こんなことを問いかけられたら、
迷わず ジョージ・ハリスン!
と、僕は答えたでしょう!
で、"答えた"といったのは、なぜかと言うと、
僕は、THE BEATLESが好きになった少年時代、
ジョージ・ハリスンに夢中だったんです!
THE BEATLESの楽曲は、
本当にジョージから入ったといっても過言ではない。

ジョン・レノン、ポール・マッカートニーという
本来同じバンドにいるのが奇跡の様な二人を擁したビートルズ。
しかし、その二人にも引けを取らない
優秀なソングライターでありミュージシャンが
ジョージ・ハリスンでした。
ボーカリストとしても秀逸。

ジョンやポールのシャウトするボーカルに対して、
ジョージのボーカルは優しく、甘かった。
しかもどこか憂いがある。
だから、something や
while my guitar gentlyweeps
のような名バラードが生まれたのです。

残念ながらジョージは2001年に
この世を去ってしまいましたが
ビートルズを含め、ジョージの残した音楽遺産は
この先もずっと残っていきます。

そんなジョージ・ハリスンが残した13枚のアルバムが、
SHM-CD&紙ジャケット仕様で
リイシューされ明日リリースになります。
オリジナル・アルバムに加え、
1991年に行われたジャパン・ツアーの模様を収めた
「ライブ・イン・ジャパン」も!

…というワケで、今日は、
僕なりにジョージ・ハリスンの功績について
お話ししたいと思います。

-------------------------

レノン=マッカートニーという世界で
最も有名なソングライターと同じバンドに在籍した
ジョージ・ハリスンでしたが、
そのビートルズでも多くの名曲を残しています。

「タックスマン」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」
「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」…

ポールのようなキャッチーさではなく、
ジョンのような実験性やメッセージでもなく
美しいメロディを書き、ギターを通じて
音楽を掘り下げるということに尽きるのです。
目立たなかったぶん、誠実に音楽に取り組んだ。

ビートルズ時代からミュージシャン同士の交流が
盛んだったと言われるジョージ。

ボブ・ディラン、レオン・ラッセル、
ビリー・プレストン、ラビ・シャンカール、
エリック・クラプトン、エルトン・ジョンなど、
ソロ・アルバムやコンサートには
優れたミュージシャンが参加しています。

とくにエリック・クラプトンとの友情は
知られているところで、
80年代にツアーをやらなかったジョージを
エリック・クラプトンが誘い、
17年ぶりのコンサートツアーを
なんと日本で開催しました!
(なかなかステージに立ちたがらないジョージを
励ましたのはエリック・クラプトンだったそうです。
涙…)

その優しく温和な人がらと、
イギリス人らしいユーモアのセンス。
何よりも、一番ハンサムでした。
僕は、青盤のジャケットで動物園で
ビートルズの4人が並んでいるショットがあるのですが、
幼ないながらにジョージって
ハンサムだなーって思っていましたよ。

M. クラウド・ナイン / GEORGE HARRISON

20170307_fm.jpg

1991年に日本で行われたライブから。
ちなみに、演奏は当時のエリック・クラプトンバンドです。

George Harrison - Lead vocals, guitars
Eric Clapton - Guitar, backing vocals
Greg Phillinganes - Keyboards, backing vocals
Nathan East - Bass, backing vocals
Steve Ferrone - Drums
Ray Cooper - Percussion

改めてジョージ・ハリスンの音楽の功績に迫ってみます。

ジョージ・ハリスンの最大の魅力は、
ソングライターとしての作曲のセンスです。
そしてそのセンスを生かして、
何よりも最高のメロディアスな
リードギタリストとしてビートルズを支えました。

交流のあったクラプトンや、ジミー・ペイジも
素晴らしいギタリストでしたが、
彼らの根っこにあるのはブルースギターです。

一方、ジョージはまるで歌メロのような
美しいギターソロを弾くのです。

ジョージのギタープレイは、アドリブではないんですね。
まさに、ギターソロまで作曲されているのです。
さらに、そのセンスはソロだけでなく、
バッキングギターにも生かされています。
ビートルズ時代からジョージのバッキングは、
アレンジされていて美しい響きを持っています。

そのバッキングがなければ、
その曲が成立しないギターを弾くんです。

さらに、ジョージは音楽的好奇心が強かった。
インドまで渡ってシタールをラビ・シャンカールに教わり、
ビートルズではいち早くシンセサイザーを導入。
このように、ビートルズ時代もソロになってからも
好奇心を音楽で表現したジョージ。
80年代になっても、トム・ペティや
ジェフ・リン、ボブ・ディランなどと交わり、
トラベリング・ウイルベリーズを結成。
ルーツミュージックをPOPに表現しました。
名脇役と主役の両方をはれるところが、
ジョージの音楽性そして人間性の
なせる技だったのです。

ビートルズ時代の作品も素晴らしいですが、
もしかしたらビートルズ時代、ジョンとポールという
二人の天才に挟まれ発揮できなかった才能が
いかんなく発揮された、ジョージのソロ時代の輝きに
改めて注目してみてはいかがでしょうか?

ジョージ・ハリスンがアップルレーベル、
そしてダーク・ホース・レコーズに残した
13枚のアルバム、
紙ジャケットでのCDリイシュー盤、明日発売です!

【ジョージ・ハリスン】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2017年03月06日

駐車場から生まれるストーリー

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第956回目のテーマは…

駐車場から生まれるストーリー

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<夏色 / ゆず>

♪駐車場のネコはアクビをしながら 今日も一日を過ごしてゆく〜

聞こえてきたのはゆずの大ヒット曲、「夏色」。
はい、どんな風景が浮かんできましたか?
ねこがのんびりアクビしている駐車場、
どんな駐車場なんでしょうね〜
住宅街の中にある砂利引きの駐車場かなー?
猫は車の下に入ってポカポカあったまっていたりー。
ボンネットの上かも!
…もういろんな情景が目に浮かびますね。

東京でも、地方でも、日本中どこでも、
いや世界中にある「駐車場・パーキング」。
今日は、そんな駐車場が場面設定に登場する
J-POPナンバーをピックアップ、
そこには、どんなストーリーがあって、
どんな気持ちが歌われているのか?
想像していきたいと思います。

<リフレインが叫んでる / 松任谷由実>

♪ひき返してみるわ ひとつ前のカーブまで
いつか海に降りた あの駐車場にあなたがいたようで

松任谷由実さんの大ヒット曲
「リフレインが叫んでる」ですね。

海沿いの駐車場…
分かれてしまった(離れてしまった)
相手の影が見えたようで…
もう、これだけで、二人の間に
どんなドラマがあったのか、わかってしまいます。
さすがユーミン!
(実は僕、これね、どこの海岸の駐車場か
昔探したことあるんですよ!おそらく鎌倉あたり。)

<BGM: 伝えたいこと / 阿部真央>

♪真夜中の駐車場 夜が明けるまで
手をつないだり肩を抱いたりふたりでずっと話してたね

こちらは阿部真央さんの「伝えたいこと」。
この歌詞…皆さんも同じような経験、
あるんじゃないですか?

駐車場…車…密室…二人の間で起こるドラマは?
(ムフフ)

でもね、この歌詞の秀逸なところはね、
駐車場がステージになっているだけで、
別に車に乗っていなくてもいいんですよ。
高校生くらいでね、車止めなんかに座ってね
そこでラブラブキュンキュンみたいな。

<どこもかしこも駐車場 / 森山直太朗>

♪どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ
どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ
どこもかしこも駐車場 こんなになくてもいいのにさ

お見事!
これは哲学的?
森山直太朗さんの「どこもかしこも駐車場」。
自分の身の回りでおこる不条理を、
駐車場の乱立にたとえています。

---------------------

というわけで、いくつか駐車場ソングを
ピックアップしてみましたが、
続いてお送りするのは…
切なくて、ロマンティックで、愛に溢れた1曲です。
RCサクセション、「スローバラード」

M. スローバラード / RCサクセション

20170306_fm.jpg

清志郎さんの、優しい愛がいっぱい詰まった名曲!

「夜露が窓を包んで
悪い予感のかけらもないのさ」

二人だけのたいせつな時間が
とても美しく描写されています。

駐車場というシチュエーションが
歌にもたらすものを一緒に考えていきましょう。

駐車場ソングは、ドライブソングのように、
流れていく景色という場面設定がない分、
そこで繰り広げられる恋愛模様は
全て静止画像としてインプットされるんです。
つまり、恋愛の一挙手一投足が、
記憶の中のタイムカプセルにしっかりと
保存されるのですね。
まさにスローバラードのように、
ゆっくり景色が展開するんです。

直太朗くんも歌っていましたが、
最近では都内でも空き地やちょっとしたスペースが
どんどん駐車場になっていきます…
これは、自分の感情や記憶だけそのままで、
周りがどんどん変わっていくことに対しての
ノスタルジックな感情を表現できます。

「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
鴨長明の方丈記の世界観、
日本人ならではの無常観にも通じますね。

クルマの中にいても、車の外にいても
「駐車場」といステージは、
これから起こりそうな恋愛模様や、
あの時起こった記憶の中の恋愛模様を、
鮮やかに映し出す最高のステージなのかもしれません!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は…
先日ボックスセットもリリースになった
ジョージ・ハリスンについて
お話しします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:01 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月02日

平井堅が憧れのアノ人を歌っちゃった!?【GUEST : 平井堅】Part. 2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
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第955回目のテーマは…

平井堅が憧れのアノ人を歌っちゃった!?【GUEST : 平井堅】Part. 2

====================

亀田:今日は、昨日に引き続き、この方をスタジオにお迎えしています。

平井:平井堅です。宜しくお願い致します。

亀田:宜しくお願いします。昨日はニューシングル「僕の心をつくってよ」のレコーディング秘話で盛り上がりましたが、今日は実はこの「僕の心をつくってよ」のカップリングの曲になんと亀田誠治が大きく反応しました!

平井:そうなんですね!なんでしょうか?

亀田:僕の知らないところでこんなことをしていたなんて!ぐらい!

平井:そうですね。亀田さんに隠れて…

亀田:これはどういう曲か平井さんの方から説明していただけますか?

平井:説明ですか!?

亀田:まずタイトルは?

平井:YUMINGっていう曲で、まんまなんですけど。どういう曲かっていうと、僕がどんなにユーミンのことが好きかっていうことをただ歌っている歌なんですけども。

亀田:これがもう本当にユーミン愛に溢れていまして、ぶっちゃけアーティストとしての平井堅さんの中には何%かユーミンというDNAがある?

平井:ありますね。亀田さんともスタジオでユーミンの話をしたことがあるんですけど。でも、あるけど、僕は結構10代の時ちっちゃい頃から聴いてたんですけど、実は大人になってからの方が凄くハマったんですね。

亀田:それは具体的にはどんなところですか?

平井:年代的には80年代から僕はJ-POPを聴き始めたので、その時その時のユーミンも聴いていたのですが、それ以前の荒井由実時代の楽曲っていうのはほぼ知らなくて、で大人になってそれこそ「卒業写真」のような有名な曲もそうですけど、荒井由実時代のアルバムを聴いて、なんて素晴らしいんだと思って、でもそれは楽曲ですね。メロディと歌詞かな。もちろんアレンジも素晴らしいけど、あの歌の世界・景色がぶわっと広がる。

亀田:そうですね。ユーミンさんの曲ってそうですよね。

平井:そこですね。そこにもう恋をしてしまったという。

亀田:なるほど。これ多分ラジオを聴いている皆さんは「一体どういうことを平井堅はしよったのか!
みたいな感じだと思うんですよ。なので、ちょっと百聞は一見にしかず。ん?一聴にしかず?聴いてみましょうか。

M. YUMING / 平井堅

20170301_fm2.jpg

亀田:凄いですね。

平井:いいんですかね?こんな曲出して。

亀田:フルオマージュ!

平井:趣味みたいな曲なんですけど。

亀田:いやもうイントロからもう色んな曲が散りばめられていて、でね、僕「ドルフィンもキャンティも君が連れてってくれた」とかね、これ僕もハッキリ同じことをしていたんですよ!しかも、僕はほぼほぼリアルタイムで!

平井:ドルフィンに行ってたんですか?

亀田:行ってたよ〜!

平井:僕行ったことないんですよね!

亀田:本当!?

平井:違う!違う!脳内で連れてってくれたってこと!サーフもスキーも!

亀田:なるほど!なるほどね!僕は、このユーミン詣でというかユーミン周りを知っているんです。

平井:あの今流行りの聖地巡りみたいな!

亀田:聖地巡りなことをその時の彼女のことを連れてこうドルフィンに行って。

平井:大丈夫すか?奥さん聴いてますよ!

亀田:あああやばい!やばいですね。ソーダ水の中に本当に船が通るかもね!みたいな。本当にキャンティも行きましたし、カンヌ8号船とかも。

平井:カンヌ8号船も行きました!?凄い!

亀田:とにかく聖地巡りをして、僕はリアルタイムをユーミンと一緒に。ちなみにこの曲はユーミンさんご本人はお聴きになっているんですか?

平井:はい。一応僕が作ったラフのピアノの弾き語りをそのままレコーダーで録ったいつも亀田さんにお聴かせする段階で、一応許諾とかもあるかなと思って松任谷ご夫妻にお聴かせして、正隆さんが「もう光栄です、ありがとう!是非楽しみにしています!」みたいなコメントをくださって、それでご婦人・由実さんは一言「ウケる」って。

亀田:ということはもう太鼓判ですよ!いやでもこんなに愛情が詰まっていればやっぱりオリジナルで曲をかかれたアーティストさんの方も嬉しいと思いますね。

平井:だといいんですけど。本当にふぁっと出来て、丁度中トロ(曲と曲の間)でアレンジで入ってるんですけど、サーフ天国スキー天国っていう曲をiPodで聴いてて、それでその曲を聴きながらもうサビが出てきちゃったんですよね。サーフもね、スキーもねとか、ねぇユーミンとかっていうのがふぁっと出てきて「あっ出てきた!」って。あんまりないんですけど。それでもうせっかく出てきたから曲にしようと思って。

亀田:素晴らしいですね。これは本当に新しい!今の平井堅さんだからこそ出来る。世代も含め。堅ちゃんの積んできたキャリアも含め、素晴らしい音楽愛のひとつのだと思います。

平井:もうそう言っていただけると嬉しい。でもなんか味をしめたわけじゃないんですけど、こういうのをどんどんやりたいなって思いました。趣味としても。例えば、サザンっていう曲をかいてとか。宇多田ヒカルっていう曲をかいてみたりとか。そういうのも出す出さないは別にして。

亀田:次の平井堅のアルバムはそういうのが来るかもよ?そんな感じするぞ!

平井:なんかちょっと面白いなーとは思いましたが。

亀田:でも本当に素敵なことですね。平井堅さんがやるってことが意味があると思います。そして平井さんは来月「平井堅 2017 Special Live !! " THE STILL LIFE "
を大阪と東京で開催します。東京は、4月18日(火)、19日(水)、 日本武道館です。これは所謂アコースティックスタイルのKEN'S BARとは違った形?

平井:はい!バンド背負って動く、多少動く平井堅。

亀田:あれが最高ですよね。平井堅さんの多少動くライブパフォーマンス。僕も何回か見せていただいてるんですけど。

平井:来ていただいてありがとうございます。

亀田:本当に素晴らしいエンターテインメントでとにかく歌が届いてくるライブなので。

平井:頑張って歌います。

亀田:僕も是非見に行きたいと思います。

平井:是非是非来てください。

亀田:そして!なんと来週3月8日のBEAT PLANETで、この「平井堅 2017 Special Live !! "THE STILL LIFE"
のチケット先行予約を行うようです!

平井:ありがとうございます。ゲットしていただけると!

亀田:予約するしかないよ!チェックしてね。

平井:是非です。

亀田:「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」昨日と今日の2日間は、ニューシングル「僕の心をつくってよ」をリリースしたばかりの平井堅さんをお迎えしてお送りしました。どうもありがとうございました!

平井:どうもありがとうございました!

20170301_fm1.jpg

【平井堅】
★ニューシングル「僕の心をつくってよ」リリース!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 16:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月01日

亀田誠治と平井堅が音作りを語る<GUEST : 平井堅>Part.1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第954回目のテーマは…

亀田誠治と平井堅が音作りを語る<GUEST : 平井堅>Part.1

====================

亀田:今日と明日の2日間は、この方と一緒にお送りします。

平井:平井堅です。宜しくお願い致します。

亀田:どうもお久しぶりですね。ラジオはね。

平井:そうですね!ラジオの前にもちろんお会いしてますけど。

亀田:平井堅さんは、今日、ニューシングル「僕の心をつくってよ」をリリースされました。

平井:呼んでいただいてありがとうございました!リリース日ですね。

亀田:ちなみにこの曲は、映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の主題歌です。実はこの曲は僕と一緒に制作しました!

平井:そうです!ありがとうございました!

亀田:ドラえもんソング。歴代のいろんな楽曲やイメージがあると思います。今回「主題歌を書いてください」とオファーが来て、まずどう取り組んだのですか?

平井:まず驚いて、僕アニメーションのお話しをいただいたのが初めてなんです。平井堅とアニメって合わないと勝手に思っていて、それでお話し来てもちろんやりたいということで、さあやろうとなったんですけど、いざドラえもんにビビっちゃって。老若男女、特にちびっ子に大人気なので、ジメッとした歌ばっか歌ってるイメージがあって平井堅に。一生懸命元気な曲を作ろうと思って、最初アップテンポの"ひまわり"みたいな…あ、ひまわりって言ったら秦くんになっちゃうか!なんかこう元気な曲を書こうと思って、一生懸命書いていたんですけど、どうにもこうにも自分でしっくりこなくて、あれ?無理してるな?自分。と気づいて、逆に振れて書いたのがこの曲なんです。

亀田:打ち合わせの時に凄くアレンジのサウンドイメージに、物凄い例を出してきたじゃないですか。覚えてる?

平井:覚えてますよ。

亀田:映画「レヴェナント」の坂本龍一さんと2CELLOSのやっている、「僕の心をつくってよ」っていう本当にこの美しいピアノの旋律のバラードに、平井堅さんは僕に向かって「こういうチェロだけとかバッキング」みたいな。

平井:言いましたね。

亀田:俺もうビックリしちゃって!堅様?お気は確かですか?みたいな。ドラえもんですよ!って。

平井:そうですよね。

亀田:ぐらい衝撃で。でも今までの経験上、堅ちゃんは僕にサウンドプロデュースを頼む時に、必ず振り切った何かを提案してくるんですよ。

平井:何か打破したいと思っているんでしょうね。

亀田:きっとそういう強い曲に対して、平井堅っていうアーティストは、並々ならぬ自分の曲に対する愛情、そしてその裏返しがこのぐいっと攻めてくる感じを希望してくるのかな?と思いつつ。

平井:そうですね。あえて言いますけど、ポップマスターの亀田さんにあえてそれを投げかけて、そこをそういう手法で目指したいということなんだと思うんですけどね。

亀田:もう亀ちゃんあれですよ?平井堅の掌の上で…

平井:いやいやいやいや!一緒にもがいてくれますか?みたいな感じですけど。

亀田:これ、1回曲の感じを聴いてみましょうか。

平井:音数も極力少なくして。

M. 僕の心をつくってよ / 平井堅

20170301_fm2.jpg

亀田:今日リリースの平井堅さん、41枚目のニューシングル「僕の心をつくってよ」でした。ピアノ1本の弾き語りとトランペットだけ。

平井:サウンドプロデュース手がけてくださった亀田誠治にベースを弾かせないっていう、こんな贅沢な発注あるかってね。

亀田:僕らにとってはいい冒険をした感じがするね。のび太も冒険してたけど俺らも冒険したみたいな。

平井:そうですね。なんかもう思い切りが。

亀田:レコーディングしている時の風景とか堅ちゃんが汗だくになりながら。

平井:お互いね。

亀田:そう。平井堅さんも僕も一緒に汗っかきなんですよね!2人でスタジオの中でぽんぽん汗かいて、よく着替えるもんね!

平井:着替えます。めちゃめちゃ着替えます。

亀田:でも本当にもう1曲入魂で歌っているんだろうなっていうのは伝わってきたし、こんなにシンプルなサウンドなのに色んなトライをしたっていう。

平井:ピアノ1本でざっくりやろうっていうのではなく、さあどんな風にピアノ1本でやるかっていうのは凄く考えて話し合いましたし。

亀田:そうそう。それでピアノは全部書き譜で、全部のフレーズを僕が決めて。

平井:亀田さんが書いてる!っていう、ピアノの1フレーズ、1フレーズ。

亀田:そう。それでピアニストの斎藤有太くんに弾いてもらって。なんか思い出深いレコーディングになりました!

平井:本当に僕も凄く覚えています。1つ1つを。

亀田:実はこのシングル、初回限定盤、通常盤、期間限定生産盤と3パターンあって、ジャケットが全て違うんです。

平井:そうなんです。松尾潔がよくメールをくださるんですけど、「ジャケット見たよ!相変わらずこじらせてるね」ってメールが来て。

亀田:これはグッときますよ!グッとつかまれますよ確かに。

平井:この1日のためだけに、髪をオレンジにしたんですよ。本当おもちゃにされて。すぐ戻したんですけど。

亀田:でもオレンジって中々難しくない?

平井:大変です。金髪にしてそこからオレンジ入れて大変でしたね。

亀田:色抜いて大変でなんとかで大変で、大変やったわー!みたいな話。

平井:そんな関西弁で喋ってへんわ!

亀田:喋っとるやん!今思い出した!平井堅さんとのお話しは、まだまだ続く…ということで「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」明日も引き続き平井堅さんをゲストにお迎えします、平井さん、よろしくお願いします。

平井:宜しくお願いします。

20170301_fm1.jpg

【平井堅】
★今日ニューシングル「僕の心をつくってよ」リリース!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月28日

Kが出会った新しい曲作りとは?<GUEST : K>Part. 2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
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第953回目のテーマは…

Kが出会った新しい曲作りとは?<GUEST : K>Part. 2

====================

亀田:
今日は、昨日に引き続き、この方をスタジオにお迎えしています。


K:
どうも!こんにちは、Kです!


亀田:
はい、今日もありがとうございます。
いやー昨日は我々がクインシー・ジョーンズの曲をカバーして、盛り上がりましたね。


K:
盛り上がりましたね。
マニアックな話にもなりましたね(笑)


亀田:
今日はカバーではなく、K君ご自身のニューシングルなどのお話を伺いたいと思います。


K:
はい、よろしくお願いします!


亀田:
先週17枚目となるシングル「シャイン」をリリース。
こちら新曲3曲と、その3曲のバックトラックが収められていて
プロデュースは寺岡呼人さんですね。


K:
すべての楽曲を歌詞先行で作ろうっていう
それで担当を振り分けて、歌詞をまず書いてもらって、
そこに僕がひたすらメロディを乗っける作業を今回はやっているんです。
それこそ今回の僕の曲「シャイン」や「春の雪」もそうなんですけど、
言葉を見るだけでメロディが聴こえてくる瞬間ってあるじゃないですか。
それこそ友達からもらった手とかも勝手にBGMが流れたり。
そういうものを描いたらすごく説得力があるかなと思って。
普段だったらパソコンに打ち込んだりして曲作りを始めたりするんですけど、
今回は全くパソコンもいじらない、ピアノも触らない、曲作りでしたね。


亀田:
それは呼人監督、うまいコーチングだね!


K:
それも全部LINEだけでやり取りをして、
これも言葉が先だからこそできるのかもしれませんね。
ボイスメモで「こんなのどうですか?」ってAメロだけ送ったり、
ゲームのような、パーツを集めて進める作業でした。


亀田:
そういう中で、表題曲の「シャイン」はどんな世界観が表現できたの?

K:
これはドラマ「科捜研の女」の主題歌なんですけど、
最初は「大きくて、背中を押せるようなラブソングを書いてほしい
と言われたんです。
でも大きいラブソングって、歌、愛、平和とか僕らしくないなと思って、
目の前の小さな幸せを育てていきたい。
それを大切にしていけば何かが変わるんじゃないかということをずっと呼人さんと話していたんです。


亀田:
なるほど。
そういう気持ちをプロデューサーである呼人くんにKくんが伝えながら作るって
それは正直ですごく素敵なプロダクションだね。


K:
かっこつけない制作をやりたいなと思って、
そこが割とポイントだったかもしれません。


亀田:
そこからこの曲が生まれたわけですね。

じゃあこの曲を聴いてみましょうか!
では今日はKくんから曲紹介お願いします。


K:
それでは、2月22日にリリースになりました。
僕のミューシングル「シャイン」です。


M. シャイン / K

20170228_fm.jpg

亀田:
はい、お聴きいただいたのはKさんで「シャイン」です。
本当に素晴らしいね。
これは、その方法で作った甲斐があったかもね。
本当に言葉が届くもん。

K:
そうですね。
これは音楽的な話になってしまうんですけど、
歌詞が先にあると、普段作っているパターンに行けないんです。
普通はBメロが4小節!とか、だいたい決まってくるじゃないですか。
それも言葉の数に合わせて作るので、そういう決まりにはまらなかったです。


亀田:
これは呼人マジックですね。
やっぱりこれ素晴らしいプロデュースだなあ。

さあ、Kさんはレーベルも移籍して心機一転、
この感じで行くと今年は久しぶりにアルバムを出すのかな?


K:
今、一生懸命制作中です。
アルバムは出したいですね、、曲が書ければ!(笑)


亀田:
ふわっとしてるね(笑)
でも終わらないレコーディングはないから大丈夫ですよ。
楽しみにしてます!

そしてKさんはずっとインストアイベントを続けていらっしゃいますが、
ライブ会場ではないところでのミニライブって、どんな感じですか?


K:
僕の音楽を聴いたことない方との出会いがすごく多くて、
ショッピングセンターやCDショップのインストアライブだと、
「あれ歌ってる人誰?」って聴きに来て、
CDを購入してくれる方もいらっしゃいます。
音楽のあり方というか、流れて聴いたものがよかったら手を出すっていう
買い方をしてくださることが、本当に素晴らしいなと僕は思います。
お客さんも素晴らしいし、心からやって良かったなと感じます。


亀田:
インターネットを使って一度に大量の情報を発信できる時代なので、
一方で、一対一で向き合って、触れ合って、
直接聴いて渡したりとか、それはとても素敵なことですよね。

東京では3月29日に銀座山野楽器本店で、そのミニライブがあります。
さらに、「CLUB K special night〜Kの部屋〜2017」が開催!
これは何ですか?


K:
これはファンクラブイベントで、普段なかなかできないライブを行います!
今までタイアップがついてた曲だけをセットリストで歌うとか、、


亀田:
おお!それは面白そうじゃないですか。
クライアントの方も大喜びですね。


K:
なかなかライブだとできないじゃないですか。
特にアルバムとか出すとそういうライブができないので。


亀田:
こちらが3月19日に品川ステラホールで開催されるそうです。
ファンクラブ限定!

ということで、幅広く活躍しているシンガーソングライターのKさん、
2日間いかがでしたか?


K:
いやー、楽しかったです!
音を出せるのっていいですね。
1年ぶりくらいにお会いしたのに、音がわかちあう感じが良かったです。


亀田:
なんか久々でも戻ってこれるよね。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
昨日と今日の2日間は、Kさんをお迎えしてお送りしました。
どうもありがとうございました!


K:
ありがとうございました!

【K】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 16:18 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月27日

Kとスタジオセッション!<GUEST : K>Part. 1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第952回目のテーマは…

Kとスタジオセッション!<GUEST : K>Part. 1

====================

亀田:
今日と明日の2日間は、この方と一緒にお送りします。


K:
どうも!Kです!


亀田:
お久しぶりです!
K君がスタジオに来てくれました!
K君は先週、ニューシングル「シャイン」をリリース。
素晴らしいバラードですね。
もう、いつ聴いても本当に良い声だね。


K:
いやいや…ありがとうございます。


亀田:
作詞は寺岡呼人さん?


K:
そうです!
作詞と、プロデュースも呼人さんにしていただきました。


亀田:
へえ!
でもね、「シャイン」の話は明日たっぷり聴かせていただくことにして、
今日は、まず僕、亀田誠治とK君がどういう関係にあるのか、
なんてところをお話していきたいと思います。

K君と一番初めに会ったのはいつだっけ?


K:
ビリー・ジョエルのトリビュートアルバムで
「HONESTY」をカバーしたときですかね。


亀田:
そうだね!それがなんと2006年のことらしいよ。
もう10年も経っちゃったんだね!


K:
ええ!
でもその後も現場でちょこちょこお会いしたりしましたね。


亀田:
そうだね。
もうK君はいつでも好青年ぶりを発揮していて、
遠くから見ても、明るいオーラで「あれはK君じゃないのか」ってわかるんですよ(笑)

その後は、2013年の夏に行われたクインシー・ジョーンズの来日公演で
僕が務めたトリビュート・パートで、Kさんに出演してもらいました!


K:
あれも3年前ですね。
もちろんあのステージに立たせてもえることも嬉しかったのですが、
亀田さんに声を掛けてもらえたとことが本当に嬉しかったです。


亀田:
やっぱりビリー・ジョエルのカバーをしたときの、
K君の音楽に対する真摯な姿勢というか、
ピアノのフレーズも自分で考えてくるんですよ。
練りに練って考えてきて、「このピアノとこの歌に対してこういうアレンジをしていく

っていう作り方をして、あのやり方がとても素敵だなと思って
やっぱりシンガーソングライターというか、
表現するK君のやり方にぴったりなんだなと思いました。
クインシーのときもカバーをしたんですけど
あの時僕たちは何の曲をしたんでしたっけ?


K:
「ONE HUNDRED WAYS
という素敵な曲ですね!


亀田:
これもまずK君が僕にピアノのアレンジを弾き語りで聴かせてくれたんだよね。
これはもう秘蔵盤ですよ!
今でも持ってますけどね、これみんな聴いたらぶっ飛びますよ!

オリジナルは81年のクインシーのアルバム「THE DUDE」に収録されていて、
ジェームズ・イングラムが歌ってるこの曲が素晴らしいんですよ。


K:
この曲は僕が高校生のときに始めて聴いたんですよ。
リアルタイムではないんですけど、ブラックミュージック好きの友達がいて、
色々なCDを薦めてくれたんですけど、
その中で自分の中でヒットしたのがこの曲だったんです。
でも、それには理由があるんです。
あるコード、1の後に来る「裏コード」が当時全然とれなくて、
そこにはまっちゃったんですよね。


亀田:
裏コードって?


K:
1の後に来る、4に行くための裏コードというのがあって…
ジャーン(ピアノを弾きながら解説)


亀田:
もう亀田音楽専門学校を越える素晴らしい講義をK先生がしてくれてます!(笑)
でも、あの二つ目のコードに行くときは思わずゾクッとしますよね。わかる!


K:
そこにブラックミュージックのパワーを感じます。
おしゃれで、でもメロディを邪魔しない。
素敵ですよね。


亀田:
そこでこの曲に惹かれたんだ。
それからは自分で歌っていたりしたんですか?


K:
いや、でも当時は裏コードができす耳コピができなかったので、諦めちゃったんです。
そこで友達にオケだけ作ってもらって、でもその友達も裏コードがとれなくて、
似た音を入れたりしていて、でも本物みたいな雰囲気にはならなかったですね。

だからこの曲はプロになってから歌うようになりました。


亀田:
なるほど。
ここまで裏コードの話とか、「ONE HUNDRED WAYS」をチラ見せして、
僕たちここで歌わなかったらみんなチャンネル変えちゃうよ!(笑)

ということで、今日はスタジオで、僕のベースとK君のピアノボーカルで
スペシャルセッションをやってみたいと思います!


K:
はい!


亀田:
ちなみにこの曲ってどんなことを歌っているの?


K:
ラブソングなんですけど、一人者じゃなくて、
「彼女に告白するためには100通りの良い方法があるんだよ
ってことを
友達に聴かせてるんです。
100本のバラをプレゼントしたり、ヴァイオリンや裏コードを弾いてあげたり(笑)

いやーいいなあ!
あの日のことを思い出しますね。


亀田:
はい!ということで、僕と一緒にやりましょう。
Kと亀田誠治で「ONE HUNDRED WAYS」

M. ONE HUNDRED WAYS / K & 亀田誠治 (スタジオライブ)

20170227_fm.jpg

K:
わー!緊張した!


亀田:
僕はもう鳥肌が立ちました!


K:
こういうセッションは気持ち良いですね。
楽器が少ないのが良いですね。鬼セッション!(笑)


亀田:
大事な裏コードのとき、思わず力が入りましたね。


K:
本当に気持ち良い!


亀田:
ということで皆さんにもきっと、
この裏コードマジックを感じてもらえたんじゃないでしょうか!

ていうか今日僕たち裏コードの話がテーマじゃないんだけど!(笑)


K:
裏コード大好きミュージシャンですね(笑)


亀田:
ちなみにジェームス・イングラムも本当に素晴らしい。
僕らがクインシーと一緒にやってたときも歌ってたもんね。

K君は他に影響を受けたアーティストはいますか?


K:
やっぱり僕はこの時代のミュージシャン達にたくさん影響を受けたので、
スティービー・ワンダー、ブライアン・マックナイト、エリック・ベネイとか。
そういうブラックミュージック系が多かったんですけど、
それがここ10年近くは結構幅広く聴くようになっているので、
ジェイミー・カラムだったり、そっち系も聴くようになりましたね。


亀田:
ああ!
でもこうやって聴いていくと、メロディアスな歌の中にソウルがある音楽が好きだっていうのが伝わってくるね。
それは今K君が作っている歌と何ら違いがないような気がします。


K:
ありがとうございます!


亀田:
明日は、K君のその作品についてもお聴きしたいと思います。

Kさんとのお話しは、まだまだ続く…ということで
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日も引き続きKさんをゲストにお迎えします、
Kさん、よろしくお願いします。


K:
よろしくお願いします!

【K】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月23日

大量来日! 音楽界の2017年問題<ジェイムス・ブレイク編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第951回目のテーマは…

大量来日! 音楽界の2017年問題<ジェイムス・ブレイク編>

====================

今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」
をピックアップ。
初めてそのアーティストのライブに行く人でも大丈夫!
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を
「FM KAMEDA」でしておきましょう!

最終日、4日目の今日、ピックアップするアーティストは…

JAMES BLAKE

です!
(今週末、2月25日・金曜日 東京国際フォーラム ホールAでライブがあります。)

後ほど、スガシカオさんの熱烈応援コメントもありますが、
まずは聞くべき5曲・その1からいきましょう!

---------------------

<聞くべき5曲・その1>

LIMIT TO YOUR LOVE

イギリス、ロンドンで生まれ育ったジェイムス・ブレイク。
6歳のころからクラシック・ピアノを習い
音楽の基礎知識を学んでいる中
10代で出会ったクラブ・ミュージックに衝撃を受け、
音楽ソフトを使ってトラック制作を始めたところ、
その独特なトラックを聞いたレーベルの人間が
リリースを決めインディーズ・デビュー。
その後、2011年にメジャーからアルバム
「JAMES BLAKE」でデビューしました。

(ラジオを通してどれぐらい聞こえるかわかりませんが、重低音が…)

このブロロロとい重低音!
スピーカーが悲鳴をあげていますよ!
音を通じてドラマを作る。
音を使って遊んでいる…好きだなあ。
確か初期の作品は自宅のベッドルームで録音していたとか!
典型的な宅録世代!
セルフコントロールのワンマンレコーディング!!!

---------------------

<聞くべき5曲・その2>

A CASE OF YOU

天才、プリンスもカバーした
ジョニ・ミッチェルの名曲「A CASE OF YOU」をカバー。
この曲に関してサウンドは、
生音重視の"普通(ノーマル)"ですが…
ジェイムス・ブレイクの最大の魅力は、
このソウルフルな声!
歌がうまい!UKっぽい!
(アデルとかサム・スミスに通じる憂がありますよね〜)
ブルーアイドソウルしているんです!

そして"声"が素晴らしい日本のアーティストといえば…この方!
スガシカオさん!
実は、ジェイムス・ブレイクの大ファンということで
なんでも以前、リキッドルームのライブにも
足を運んでいるそうなんですね。
僕がジェイムス・ブレイクについてコメントして!
って頼んだら、すぐに送ってくれました!

さて、スガさん。
ジェイムス・ブレイクを聞いて
相当驚いたことがあったようなんですが、
それってどんな事だったんでしょうか?

★ スガシカオさん -------------

なんかビックリしたのは「歌」?普通は歌があって伴奏っていうものがあってそれで成り立つ…まぁカラオケなんかもそうですが。そういうのがあって歌というのは、コードの上に乗っかるみたいな…、そういう「人類の長きにわたる決まり」みたいなのがあったわけですよ。ピアノでコードを出して歌を歌う、みたいな。でも、ジェイムス・ブレイクのスゴいところは、それを一緒にしちゃったことだと思うんですよね。要するに、彼の使うボイスチェンジャーというのは、自分の声でコードが積めるんですよね。

だからもちろんコードを積んでいるのは彼の左手なんですが、彼は右手のキーボードでは、ソロなどいろんな事をやって、左手のキーボードは、自分の声のコードの詰みを決める指なんですよね。だからそっちでコードを決めて自分で歌うと自分の唄に勝手にコードがどんどん付いていく…っていうそういうやり方をやっていて、そうすると何がすごいかって言うと、メロディを歌った時に伴奏がいらないという!勝手にコードが付いてきてくれるので、伴奏がいらないし伴奏がいらないっていうのはスゴイことでベースも変わらなくていいし、滅茶苦茶歌のことを無視したカッコいいトラックが鳴っていてもそれはそれで歌が出ればコードが成立して曲になるという…まぁ説明として難しいかもしれせんが、そういうスゴさがあったんですよね。 一番驚いたのは、その根本的な音楽のコンセプト、あり方を変えたことが、ビックリしましたね。
--------------------------

「音楽のコンセプト、あり方を変えた!」
と言ってましたね。
スガくんが言っていたのは、
まさにジェイムス・ブレイクの
ワンアンドオンリーの世界観のことです。
これはね!一言で言うと、
「コードネームで表せない」音楽ということです。

POPミュージックの歴史の中で原理原則になっている、
マイナーやメジャーと言った「和音の響き」で、
音楽の表情を作り出していないんです。
ジェイムス・ブレイクの音楽は、
メロディとメロディの組み合わせでできている。

スガさんが言っていたことが、一体どういうことなのか?
一番よく実感できる1曲を聞いていただきましょう。

---------------------

<聞くべき5曲・その3>

M. RETROGRADE / JAMES BLAKE

20170223_fm.jpg

この「RETROGRADE」をライブで見ると、
自分で歌った歌声をループさせて、
その上に、リアルタイムで歌や楽器を
重ねていく手法をジェイムスは見せてくれます。

先日のグラミー賞でエド・シーランが、
ギターの弾き語りで同じ手法でやっていましたよね。

この手法の良さは、環境を問わず、
自分の思いのままのパフォーマンスができること。
そして、ジェイムスのように、
一人で音を重ねていく音楽は、
耳から入ってくる情報以外にも、
「次なにが起こるんだろう?」
「今、何をしているんだろう?」という、
目から入ってくるワクワク感があるんです。
まさに「音のパフォーマー」!
しかも、主役はアーティスト本人しかいないので
常に歌にフォーカスが当たることも見逃せません!

「FM KAMEDA」、今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」
をピックアップ。
ライブ前に「この5曲を聞けば大丈夫!」
というレクチャーを、僕、亀田誠治がしています。
さぁ、どんどんいきましょう。

---------------------

<聞くべき5曲・その4>

RADIO SILENCE

うわーっ! 冒頭から変態!
(音飛んでませんよ。)
こちらは昨年リリースしたアルバム
「THE COLOUR IN ANYTING」から
「RADIO SILENCE」。

でも、この隙間だらけのシンプルな音の作り、
この感じ…いま皆さんが聞いてる
ヒットチャートのサウンドじゃないですか?
このトラックにチャンス・ザ・ラッパーの
ラップが乗ってもおかしくありませんよ!

では、聞くべき5曲・その5、最後はちょっと番外編
BEYONCEの最新アルバム
「LEMONADE」に収録されていた
ジェイムス・ブレイクをフィーチャーしたナンバー、
「FORWARD」です。

---------------------

<聞くべき5曲・その5>

FORWARD featuring JAMES BLAKE / BEYONCE

女性R&Bシーン、いや、現在のアメリカのミュージックシーンで
色々な意味でトップに立つビヨンセの
最新アルバム「LEMONADE」で
フィーチャーされているジェイムス・ブレイク。
(しかもジェイムス自身の作品と何ら変わりないモノを…
相手によってパフォーマンスが変わらないところがすごい!)

ちなみに、ジェイムスは、ビヨンセの他にも、
チャンス・ザ・ラッパー、フランク・オーシャン、
ボン・イヴェールなどとも音楽で交流しています。

シンプルな音数、1音1音にこだわったアレンジ。
スガさんの言っていた
「音楽のコンセプト、あり方を変えた!」その衝撃。

リスナーの皆さん!ここまで聞いて見みてどうですか?
ジェイムス・ブレイクの音楽は、無色透明です。
色をつけるのは、それを聞く人の「想像力」なのです。

スガくんが言っていたのは、
まさにこの世界観のことなんですね!
一言で言うと、
「コードネームで表せない」音楽ということです。
音楽の歴史の中で、暗黙のルール原則になっている、
マイナーやメジャーとかで音楽の表情を
作り出していないんです。

メロディとメロディの組み合わせによって
サウンドが構築されている。
そしてその隙間を埋めるのは無音か、
「必要最小限」の「個性的な」楽器の音色のみ。
だから、歌声が残る。歌詞が残る。
このワンアンドオンリーの世界観が生まれるんです。

実はこのサウンドって、ジェイムス・ブレイクの
音楽性とはベツモノに聞こえる
いまのHIP-HOP、R&Bの最新のサウンドや
アーティストにも大きな影響を与えています。
オリジナリティーのある先駆者が切り開き、
バトンを渡す素晴らしき音楽のリレー!

ジェイムス・ブレイクの来日公演は
2/25(土曜日) 東京国際フォーラムホールA

野外でもなく、ライブハウスでもなく、ホールで…、
彼のワールドがどんな風に展開されるのか?
楽しみですね!

【James Blake】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 18:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月22日

大量来日! 音楽界の2017年問題<ノラ・ジョーンズ編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第950回目のテーマは…

大量来日! 音楽界の2017年問題<ノラ・ジョーンズ編>

====================

今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」
をピックアップ。
初めてそのアーティストのライブに行く人でも大丈夫!
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を
「FM KAMEDA」でしておきましょう!
3日目の今日、ピックアップするアーティストは…

NORAH JONES

先日、グラミー賞が、おこなわれ、
アデルが主要3部門を含む5冠を達成し
話題を独占しましたが、
今日FM KAMEDAでピックアップするノラ・ジョーンズは、
デビューした2002年に、
なんと8部門を独占すると言う、大偉業を達成しています。

彼女の来日公演は…4月13、14、15日、日本武道館。
(4月9日、仙台を皮切りに、札幌、東京、
大阪、福岡、広島、名古屋と7都市をまわります)

そんなノラ・ジョーンズの魅力。
今日は、ナント!
彼女とセッションした経験をもつこの方にも助けていただきます。
先日活動再開を発表したSOIL&PINP SESSIONS、
ドラムのみどりんです!
みどりんは、ノラ・ジョーンズが
ニューアルバム「デイ・ブレイクス」の
リリースタイミングにプロモーション来日した際、
行われたショーケースライブで
ノラと一緒にステージに立ち、ドラムを叩いているんです!

★みどりんさん -------------------------

ノラさんの方からプロモーションで自分は一人で行くのでリズム隊を日本で用意できないか? という打診がユニバーサルにあって、いろいろこういうドラムやベースがいるよ」という中にベースのPちゃんがいて、まぁ僕に話が来たらしいんですよ。それもホセ・ジェイムズくんが推薦してくれたと。で、ノラさんに「なんで僕だったの?」って聞いたら「I saw you on Youtube」って言ってて、Youtubeをホセが紹介してくれたらしいですね。ソイルとホセくんでやってるYoutubeの映像があるんですが、それを見て選んでくれたらしいんですよね。
-----------------------------------

ノラもYoutubeで共演相手を探すのか!!!

★みどりんさん -------------------------

指示なんですが特になかったんですよね〜
音源を聞いてサラっとやってみて、彼女が引くピアノと歌があれば、それでいい、みたいな。そこにベースとドラムのグルーブ感を付け足していく…という作業で彼女を聞いていればスルっとイケる感じだったんですよね。唯一「DON'T KNOW WHY」は、久々にやるっていう事でだったみたいで、途中に「♪I DON‘T KNOW WHY I DIDN'T COME ダララ」っていう風に3音入るんだけど、そこを強調してくれと。 そこが昔のソウルな感じ?そこでもっとグルーブを出したい、と。 それ以外の指示はなかったですね。

-----------------------------------

それでは、ダララに注目して
オリジナルバージョンのCDで聞いてみましょう。

<聞くべき5曲・その1>

M. DON'T KNOW WHY / NORHA JONES

20170222_fm.jpg

「FM KAMEDA」、今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」
をピックアップ。
ライブ前に「この5曲を聞けば大丈夫!」
というレクチャーを、僕、亀田誠治がしています。
さぁ、どんどんいきますよ!

-------------------------

<聞くべき5曲・その2>

SUNRISE

彼女のセカンドアルバム、
「FEELS LIKE HOME」からのファーストシングル
前作同様、ジャズをベースにしたノラ独特の音楽で、
非常に静かな日の出を表現した曲ではないでしょうか。

この曲が収録されているアルバム
「FEELS LIKE HOME」もプロデューサーは、
アリフ・マーディン、アルバム全体を通じては、
ジャズや、カントリー、ポップなどの
垣根を超えた作品になっています。

あえて言えば、リズム&カントリー&ブルースという
カテゴリなのかな。
要はジャンルを超えた良質なアメリカーナということ。

-------------------------

<聞くべき5曲・その3>

HAPPY PILLS

2012年にリリースされたアルバム
「Little Broken Hearts」から
「HAPPY PILLS」です。

サウンドが変わりましたね!
なぜなら、このアルバムのプロデューサーは、
デンジャー・マウス。(意外!!!)

〜Gorillas/Beck「Ganmma Ray
/Red Chili Hot Peppers「Gate away」〜

POPさの中の気だるい感じが絶妙。!

アルバム全曲がノラと
デンジャー・マウスによる書き下ろしの共作で、
ほとんどの楽器を2人で演奏したそうです。

-------------------------

<聞くべき5曲・その4>

CARRY ON

こちらは… 最新アルバム「DAY BREAKS」
から「CARRY ON」。
ライブでは、このアルバムからも
多くの曲が演奏されることが予想されますね。
原点回帰となった、このアルバム、
自身のルーツであるジャズとピアノと
シンプルなサウンドに仕上がっています。

-------------------------

<聞くべき5曲・その5>

IT'S A WONDERFUL TIME FOR LOVE

こちらもニューアルバム「DAY BREAKS」からのナンバー。
普通の4ビート?な感じですが…
ノラが歌うとナゼかポップなイメージが…
(みどりんが出たショーケースライブでも、
演奏されたようですよ。)

…と、いった感じでノラ・ジョーンズの
聴くべき5曲、ピックアップしてみました。

こうやって聞いてみると、ノラはアルバムごとに
必ず新しい挑戦をし進化してきました。
そして、その「進化」は、常に「イマココ」の
自分に向き合うということを意味しています。

最新作「DAY BREAKS」は、
全編アコースティック楽器で奏でられ、
まさに、アナログレコードを聞いているような
心地よい波動に満ちています。
CDや配信などデジタルの時代を、一通り体験して、
アナログが再び注目されている「今の時代」っぽいんですよ。
ノラはここでも「イマココ」を大事にしているんですね。

2000年代の頭に、ブルー・ノートという、
ジャズの老舗レーベルから
ジャズの新しい時代を切り開く歌姫として
鮮烈なデビューを飾り、
一躍トップアーティストに踊りだしたノラ。

今、まさにここにきて、本来のブルー・ノートらしい、
オーセンティックなジャズを奏で、
Youtubeで共演相手を探したり、
様々なアーティストと心を開いて音楽を楽しんでいる。

この、ノラの持っている多様性を受け容れる
自由な音楽観はジャズの本質とも言えますね。
ジャズとは決して難しい音楽ではありません。
相手の音に反応して、どんどん変化していく自由な音楽。

さあ、皆さんも、音楽を楽しむ、
ノラのあのスモーキーな極上のボーカルを楽しむ!
そんなつもりでライブに足を運んでください!

【Norah Jones】

-------------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、今週末、土曜日に来日公演をおこなう、
JAMES BLAKEの「聞くべき5曲」をピックアップします。
スガシカオさんからの応援コメントもありますよ〜♪
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:24 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月21日

大量来日! 音楽界の2017年問題<コールドプレイ編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第949回目のテーマは…

大量来日! 音楽界の2017年問題<コールドプレイ編>

====================

今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」
をピックアップ。
初めてそのアーティストのライブに行く人でも大丈夫!
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を
「FM KAMEDA」でしていただきます。
そして、今日ピックアップするアーティストは…

COLDPLAY

3年ぶりとなる来日公演を4月19日に
東京ドームで行うことが決定しているCOLDPLAY。
ゲストアクトとしてRADWIMPSが出演する
ということでも話題となる中、
チケットはソールドアウト!

東京ドームをソールドアウトさせる、
ということは…
純粋なファンはもちろん、
正直、あまりアーティストに詳しくないけれども、
「あの曲きいたことがある!」とか、
その音楽に惹かれてライブを見に行く!
という方も多いはず。
さあ、COLDPLAY。
なぜ、彼らはこんなにも人を惹きつけるのか?
お話ししていこうと思います。

------------------------

<聞くべき5曲・その1>

YELLOW / COLDPLAY

COLDPLAYにとって初めてのシングルヒットであり、
今でも大事に演奏している曲、「YELLOW」。
この曲が収録された、2000年リリースの
ファーストアルバム「パラシューツ」は、
当初レーベルの予想していた売り上げ枚数を大きく裏切り、
イギリスでナンバーワンを記録しました。

この頃のCOLDPLAYサウンドは…
OSASIS やBlur のキャッチーさに
Radioheadのような陰影を持ったサウンドが印象的でした。

ちなみに、年末まで行われていた
ワールドツアーのセットリストにありましたよ!
日本でも演奏する可能性高いんじゃないでしょうか?

------------------------

<聞くべき5曲・その2>

CLOCKS / COLDPLAY

そして、COLDPLAYがロックのフィールドを超え、
世界的に大ブレイクを果たしたのが
2002年リリースのセカンドアルバム「静寂の世界」でした。
「IN MY PLACE」、そして今バックで流れている
「CLOCKS」はライブでも人気のナンバー。

「CLOCKS」のようなスピード感のあるロックサウンドは
彼らの代名詞に。

ピアノのリフが印象的でした。

ちなみに、アルバムの
オープニング・トラックとなっている「Politik」は、
前年に起きた「アメリカ同時多発テロ事件」を受けて
書かれた曲だそうです。

COLDPLAYは慈善活動をしている団体のバックアップなどを
積極的に行っているバンドでもありますが、
社会で起きている事件や問題に目を向ける…
という姿勢(=ロックの使命ともいえます)を、
この頃からすでに行っていました。

------------------------

<聞くべき5曲・その3>

Viva La Vida / COLDPLAY

今や世界の多くのバンド(もちろん日本のバンドも…)が
自然な形で取り入れている
"多幸感あふれるロックサウンド"の原型ともなった?
と言えるのが、この曲
「Viva La Vida」なのではないでしょうか?

COLDPLAYの名前を世界の隅々まで広げたロックアンセム。
ロックアンセムがスタジアムアンセム、
サッカーアンセムとなった歴史的瞬間ですね。

今回の来日公演でも、この曲で「オオオ〜オ〜オ〜」
と、歌うのが楽しみ!という人もいるはずです。
(イントロからサビから終わりまで「幸せ感」で溢れてますよね。)

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<聞くべき5曲・その4>

多幸感がさらに溢れる!空から降ってくる!
そんな1曲、お送りしましょう。

M. EVERY TEARDROP IS A WATERFALL / COLDPLAY

20170221_fm.jpg

「あ〜、ドームで聞きたい!」by亀田誠治
すべてのフレーズが素晴らしいです!

「FM KAMEDA」、今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」をピックアップ。
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を、
僕がレクチャーしています。
ここまでCOLDPLAYの4曲お送りしましたが、
最後の1曲は、この曲です!

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<聞くべき5曲・その5>

Adventure of a Lifetime / COLDPLAY

COLDPLAYは音楽性の高い作品だけではなく、
ライブバンドといても、常にチャレンジャーであり続けています。

ライブの演出〜テクノロジーの発展を
上手に取り入れてきた彼らは
2012年「ザイロバンド」を導入。
(彼らが初めて使用)
いまでは世界のアーティストがライブで導入している、
あの「光る」リストバンドです。
ここから、お客さんを演出に参加させるという
画期的なコミュニケーションが生まれました。
ライブの楽しみ方が大きくひろがりましたよね。

さらに、ペンライトなどと違ってお客さんが
つねに手ぶらで居られることも大きい。踊ったっ
ていい、手拍子したっていい。
まさにロックアンセムが似合うバンド
COLDPLAYならではの発明品です。

シンプルなギターサウンドから始まったCOLDPLAYは、
つねに最新のサウンドに向き合い、
自分たちのテリトリーの中でEDMのような
エレクトロニックなサウンドも上手に取り入れてきました。
プロデューサーやゲストもジャンルを超え、
リアーナ、ビヨンセ、TOVE LOなど、
ロック以外のアーティストもフィーチャーしてきました。
ここが、まさに今の時代の
トップランナーである所以かもしれません。
つねに一点にとどまることなく、
新しいファンをつかんで離さないのです。

ライブで見るCOLDPLAYの一番の魅力は、
完璧なまでの音源の再現力です。
音源で聴くあの世界観が、スタジアにそのまま、
いや、照明などの演出と相まって、
それ以上の感動を得ることができるのです。
さらに、ライブを素晴らしい空間にしてくれるのは、
メンバーのかざらない人柄です。
特にクリス・マーティンとドラムのウィル・チャンピオンは、
歌いっぷり、ドラムのタタッキプリ、
そこにいるだけで僕らを幸せにしてくれます。
音響も世界トップレベル。
どの席で聴いてもいい音で聞こえますよ。

前売りチケットは残念ながらソールドアウトですが…
チケットをすでにお持ちの方!
全力でライブ、楽しんできてください!

【Coldplay】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、COLDPLAYと同じく4月に来日公演を行う
ノラ・ジョーンズの「聴くべき5曲」、教えちゃいます。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 21:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月20日

大量来日! 音楽界の2017年問題<ジャミロクワイ編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第948回目のテーマは…

大量来日! 音楽界の2017年問題<ジャミロクワイ編>

====================

今週は「2017年 今年来日する注目アーティスト」をピックアップ。
初めてそのアーティストのライブに行く人でも大丈夫!
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を
「FM KAMEDA」でしておきましょう!
初日、今日ピックアップするアーティストは…

JAMIROQUAI

フロントマンのJK率いるジャミロクワイ。
日本でも大人気のUKのアーティストですが、
改めて確認しておくと…
ジャミロクワイはバンドです!
ただし、現在、オリジナルメンバーはJKのみ

そんなジャミロクワイ。
今年になって嬉しいニュースが続々と届きました。
1つは、5月に来日公演を行うことが発表されました。
5年ぶりの来日公演は、5月25日(木)東京国際フォーラム!
そして、それに先駆けて、3月31日、
7年ぶり8枚目となるニューアルバム
「オートマトン」のリリースも発表されました。

1992年にデビュー、
世界の音楽ファンに影響を与えたジャミロクワイ、
どんなところがスゴいのか?
ライブに行く前に聞いておくべき5曲をピックアップしながら
お話ししようと思います。

<聞くべき5曲・その1>

WHEN YOU GONNA LEARN / JAMIROQUAI

とにかくデビューが衝撃的だったジャミロクワイ。
バンドなのソロなの? ソウルフルだけど、
白人なの?黒人なの?
なにしろ初めはキャラクターとなっている
「メディシンマン」しか画像がなかったので
ナゾだらけの存在でした。

新人ながらレーベルと8枚のアルバム契約を結んだ!
と、いうニュースにも度肝を抜かれましたが、
とにかく音がカッコよかった!

この曲「WHEN YOU GONNA LEARN」では、
「自然界のバランスを崩し、
欲に走ることを続けると、大変なことになるよ?
いつまでこんな事を続けるつもり?」
といった、メッセージ性の強い歌を歌っています。

当時はインコグニートや
ブラン・ニュー・ヘビーズなどと並んで、
アシッド・ジャズなんてジャンル分けされていましたね。
スティービー・ワンダーが最新型になって
戻ってきた!そんな印象でしたね。

<聞くべき5曲・その2>

SPACE COWBOY / JAMIROQUAI

ソウル、ファンクをベースにしたサウンドで
衝撃を与えたジャミロクワイ。
自然や環境をテーマにしたものの
他にイメージされるものが宇宙や未来。
この曲「スペース・カウボーイ」も大ヒットしました。

とにかく、ソウルフルなんだけど、洗練されている。
あと、ジャミロクワイの音楽は、いつもルーツがみえるんですよ。
スティービー・ワンダーや、マービン・ゲイからP-FUNKまで。

そんなルーツミュージックから、
うまくちの出汁をブレンドしてできている。
そこに、JKのダンスとファッションセンスがトッピングされ、
規格外で、どんどんはみ出していくところに
世界中の若者の支持を得たのだと思います。

<聞くべき5曲・その3>

VIRTUAL INSANITY / JAMIROQUAI

それでは…
ジャミロクワイのサウンドがある意味頂点に達したナンバー、
ここで聞いてみましょう。

M. VIRTUAL INSANITY / JAMIROQUAI

20170220_fm.jpg

1996年にリリースされたジャミロクワイの
アルバム「TRAVELLING WITHOUT MOVING」から
ここ日本でも大ヒットした
「VIRTUAL INSANITY」をお送りしました。

〜ミュージックビデオも衝撃だったこの曲、
どれだけヒットしたのか?というと…
お茶の間でバンバン流れた日清カップヌードルの
テレビコマーシャルにJK本人が登場。
「ハラヘッタ! ハラヘッタ!」と言いながら、
踊ってました!(憶えてるかな?)

洋楽アーティストが、 TVを通じて
お茶の間に浸透した最後の世代かもしれません。
当時、日本はミリオンヒットが続出していた時代。
逆に言えばJ-POPは飽和していたのです。
そこに、ジャミロクワイが、フレッシュで
ファッショナブルな登場感で風穴を開けたのです。

「FM KAMEDA」、今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」をピックアップ。
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習、
僕がレクチャーしています。
ここまで、JAMIROQUAIの3曲をお送りしましたが、続いては…

<聞くべき5曲・その4>

CANNED HEAT / JAMIROQUAI

1999年、J-WAVE「TOKIO HOT 100」の年間チャートでも
ナンバーワンを記録した「キャンド・ヒート」。
4つ打ちのハウスビート、疾走感のあるナンバーです。

ストリングスの生演奏へのこだわりもジャミロクワイらしい!
ジャミロクワイのアルバムが出ると、
ジャミロクワイのアレンジにそっくりな、
J-POPのヒット曲が生まれましたね〜〜〜

<聞くべき5曲・その5>

CLOUD9 / JAMIROQUAI

そして、ジャミロクワイの「聞くべき5曲」。
最後は…ニューアルバムから「CLOUD9」。
前作から7年ぶりとなるアルバム「オートマトン」を
引っ提げての来日公演という事で
新作からも多くの曲が演奏されることが予想されます。

ニューアルバムについてJKは、
「テクノロジーやA.I.による
オートメーション化によって、人としての楽しみや、
他人との関りを忘れ去っていないか?」
そんな事からインスピレーションを受けたそうです。

まさに、ポップ・ミュージック、ダンス・ミュージックに、
どんどん電子楽器とコンピューターが生み出す、
打ち込みのグルーブが導入される中、
ジャミロクワイは、
ひたすらヒューマンなグルーブを大切にした。
「本能」という人間の「才能」を信じているのだと思います。

さらに、ジャミロクワイの楽曲は、どこか湿り気があります。
日本人が好む、泣きやワビ、サビのようなものが、
プンプン香ってくる。
4コードがループするだけで作られる、
イマドキの多くのPOPソングとは
楽曲の作りが一線を画しているのです。
スティービー・ワンダー、ファレル・ウィリアムスも絶賛し、
日本のバンド、アーティストにも影響を与えているのは、
サウンドの格好良さだけでなく、
そんな味わい深い、陰影のある、
メロディーセンスにあると思います!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、4月に来日公演を行う
COLDPLAYの「聞くべき5曲」をピックアップしたいと思います。
お楽しみに!

【Jamiroquai】

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STAFF| 15:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月16日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<家入レオ>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第947回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<家入レオ>

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

★ 家入レオ ------------------

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聴きのみなさん、こんにちは。家入レオです!
---------------------------

20170216_fm1.jpg

今回は、家入レオ さん です!

家入レオちゃんは、二十歳の時に、
新成人の誓いということで、
FM KAMEDAに来てくれました!

そんな家入レオちゃんから届いた
「音楽の疑問」さっそく聞いてみましょう。

★ 家入レオ ------------------

亀田さん、お久しぶりになるんですけど、今日私から、亀田さんに聴きたい音楽のギモンなんですけど、私が聴きたいのは、「ベースを弾きながら歌うコツ」ってあるんですか?っていうことです。私はですね、普段唄っているんですけど、結構、ドラムを叩いてこの前歌うっていうお遊びをリハの最中にしていてピアノとかギターとか弾きながら歌うっていうことはあったんですけど、一番やっぱベースが難しいんじゃないかなと個人的には思っているので、ぜひぜひ、ちょっとアドバイス、よろしくお願いします!
---------------------------

はい、家入レオちゃん ありがとうございます!
レオちゃんからの質問は…

「ベースを弾きながら、歌うコツ」

とのこと。
(まさか、レオちゃんから、
ベースに関してのギモンがとんでくるとは!!)

それでは、そのヒントになる曲から聞いて見ましょう。

M. OB-LA-DI, OB-LA-DA / The Beatles

20170216_fm2.jpg

さて、今日は、家入レオちゃんからいただいた、
音楽のギモン、
「ベースを弾きながら、歌うコツ」について答えていきます。

最近、バンドでベースボーカルも増えてきていますよね…
THE BAWDIES のROYくん、
凛として時雨の345ちゃん、
MONGOL800のキヨサク、
WANIMAのKENTAくん、
04 Limited SazabysのGENくん
などなど、
みんな、ほんとに素晴らしい!
っていうかうらやましい!!!

そうなんです…実は、わたくしカメダは、
ベースを弾きながら歌うのが正直苦手です。
まさに、レオちゃんのいう通り!
「ベースを弾きながら歌うのは難しい!」のです!

ギター、ピアノ、ドラムなどたくさん楽器ある中で、
なぜベースだけが歌いながら弾くのが難しいのか、
その訳を、苦労人の僕がお答えします!

ベースは、ピアノやギターのように、
和音を鳴らす伴奏ではなく、
常に単音のベースラインを弾かなければならない楽器です。

つまり、ベースを弾きながら歌うということは
「歌メロ」と「ベースライン」という別々の二つのメロディを
同時にあやつらなければいけないということなのです。
ギターソロを弾きながら、
ボーカルをとるアーティストってほとんどみないでしょ?
それと同じ理屈で、ベースを弾きながら歌う
というのは難しいわけです。

さらにベースはリズム楽器という側面があります。
ベースラインが持っているリズムと、
歌のリズムがちうともう、大変!!!
ベースが歌と同じリズムになっちゃったりするんです。

ちょっと実験です。
さきほどの「OB-LA-DI, OB-LA-DA」を実演してみます!

20170216_fm3.jpg

まずは、メロディラインを弾くのは…

1)
シンプルな8ビートの単音弾きなら、ギターをかき鳴らす感じで
簡単なのですが…

ほら!

2)
これがベースラインになると超難しくなる!


ま、僕の場合は、それ以前にボーカリストとして、
へなちょこという問題もありますが…

あとは!ベースは、縁の下の力持ちというくらいですから、
ベーシストは
「ベースをちゃんと弾いて、バンドをささえなければ!」
と思っている、責任感の強い人が案外多いのです。
(僕もそうですよ!)

だから、歌とかけもつのではなく、
できるかぎりベースのプレイに集中したいという
願望が強い人が多いかも!

「ベースを弾きながら歌う」ための対処法としては、
まずは
1)
その曲の歌メロを頭にいれる!
次に、
2)
ベースラインを何度も練習して体で覚える!

この地道な練習あるのみ!
とはいえ、メインボーカルにはならなかったとしても、
コーラスとかできると、楽しいし、
バンドの厚みも広がるし、いいことづくめです。
レオちゃんは、そもそも歌がしっかり上手だし、
シンガーソングライターとして、
自分のメロディと歌詞を持っているので
きっと、ベースを弾きながらでも、すぐ歌えるんだろうなー。

レオちゃん、今度弟子入りさせてください!

【家入レオ】

------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
来週は…「2017年、今年来日する 注目アーティスト」の曲を大予習!
「これを聴けば大丈夫!」という5曲をご紹介します!
どうぞ、お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月15日

亀田トラベル 〜CDジャケット聖地巡礼〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第946回目のテーマは…

亀田トラベル 〜CDジャケット聖地巡礼〜

====================

カメダトラベル、略してKTBへようこそ!
今日は、レコード、CDジャケットに使われた場所を
巡る旅に出掛けたいと思います。
なぜ、このテーマなのかと言うと…

今日、2月15日に、井上陽水さんの名曲
「夢の中へ」が再発売されました。
再発売にあたり、装い新たにリリースされる
CDのジャケットなんですが
若き日の陽水さんの写真が使われています。

20170215_fm1.jpg

よく見てみると…
サングラスをかけるスタイルが確立する前の陽水さんの姿が!!
どこかの街の、街路樹の横の柵に
陽水さんがカメラを持って腰掛けている!!
そんなジャケットです!

しかし実はその写真が、古すぎて、
どこで撮影したものか不明だったそうです。
時期については「夢の中へ」をリリースした
1973年の夏ではないかと言われていますが、
場所については「三軒茶屋」という説、
「宇都宮」という説、などなど諸説あったそうです。
しかし、このジャケットが様々なメディアで発表されると、
所属レコード会社であるユニバーサルミュージックに
ファンから多数の情報が寄せられました。
その中で一番多かった情報は
「有楽町・東京交通会館」という情報。

背景の建物の特徴。
当時、有楽町近辺でよく貼られていたという、
貼り紙の情報、などなどを精査していくと、
有楽町・東京交通会館である可能性が
極めて高いということがわかりました。

と、言うことで、今日は、
「ここどこだろう?」とファンの心をくすぐる
素敵な風景が使われたジャケットを巡る旅に
出掛けたいと思います。

では、出発!

20170215_fm2.jpg

<ケツメイシ>

まずは、国内!
ケツメイシです。
彼らのアルバム、ケツノポリスは1から7まで
沖縄の首里城をバックに4人が映っています。
ケツノポリス8、9は、タイ、
そして沖縄県の名護市で撮影していますが、
去年リリースの10では、再び首里城に戻ってきています。

続いては、

20170215_fm3.jpg

<股旅 / 奥田民生>

聴こえてきたのは、
奥田民生さんのアルバム「股旅」です。

ジャケットの山は岩手県岩手郡雫石町にある生森山で、
ファンから「OTマークに見える山がある」
との情報を受けたスタッフが実際に見に行き、
撮影したものだそうです。
ちなみに、この山の線が走っているところは、
電線が通っているそうです。

続いては、海外に出発しましょう!

20170215_fm4.jpg

<HOTEL CALIFORNIA / EAGLES>

聴こえてきたのは、EAGLESの
HOTEL CALIFORNIAです。

このアルバムのジャケットの建物は、
実際にあるホテルなんですが、
名前は「ホテル・カリフォルニア」ではなく、
L.A.にある高級ホテル「ビバリーヒルズ・ホテル」、
通称ピンク・パレスと呼ばれています!

当時は、大人気の観光スポットになり、
数年先まで予約の取れないホテルになったそうですよ!
ちなみにジャケットの表紙は、
このビバリーヒルズ・ホテルなんですが、
ジャケットの内側に映っているのは、
もっと安いホテルが使われたと言われています!

20170215_fm5.jpg

<ANIMALS / ピンクフロイド>

流れてきたのは、1977年リリースの
PINK FLOYEDのアルバムANIMALSです。
発電所の煙突の間を、豚が空を飛んでいますね…

このジャケットは、ロンドンの
テムズ川沿いにあるバターシー火力発電所です。
レンガ作りの発電所としては
世界最大級の大きさとして有名なんだそうです。

そして、その火力発電所の煙突の間を、
豚が飛んでいるんですが、
実際に長さ12メートルの巨大な豚の風船を飛ばして
撮影が行われたそうです。
このバターシー発電所、発電所としての稼動はしておらず、
建物だけが残っているそうです。

そして、きょうオンエアするのは、この曲です。
まずは、聴いて下さい。

M. BECAUSE / THE BEATLES

20170215_fm.jpg

お送りしたのはBEATLESのアルバム、
『アビー・ロード』から「BECAUSE」でした。

今では、世界で最も有名なジャケットの一つと言われていますが
元々は、エンジニアスタッフの吸っていた
タバコの銘柄「エベレスト」にちなんで、
アルバムタイトルが「エベレスト」になる予定だったそうです!

もちろんジャケットもエベレストの麓でおこなう予定でしたが
撮影が面倒(!)だから、レコーディングスタジオ近くの
アビー・ロードで撮影しようとポールが提案し、
ジャケット、タイトルが
「アビー・ロード」になったそうですよ!

撮影は、1969年8月8日の午前10時頃行われ、
あの有名なジャケットが完成しました。

ここは、一昨年僕も訪れているけど、
案外フツーの住宅街の中を通り抜ける
車の往来がけっこう激しい道なんです。

僕がビートルズそっくりな写真を撮ろうとすると、
車の運転手さんは、僕が横断歩道渡り終わるまで、
止まって待ってくれましたよ!

もう、ここまでくると文化ですね!

20170215_fm6.jpg
※その時撮った写真

改めて見渡してみると、CDジャケットも素晴らしいけど、
やはり、レコード時代の方が、
印象に残るジャケットは多いですね。
単純にCDは12cm四方、レコードは30cm四方、
表現できるカンバスの大きさが違いますね。

さらに、ケースという、プラスティック製の
ショーウインドウに入っているCDジャケットと
直に触れるレコードジャケットでは、
目に飛び込んでくる色の鮮やかさと、
手にした時のダイレクト感が違いますよね。

考えてみればスクラップ&ビルドの激しい、
日本はこういった風景や、建物を使ったジャケットが
欧米に比べて意味を持ちにくいですよね。
映画「君の名は。」で、映画を見た人が、
映画で使われた景色の場所を訪れるのも
実在する「あの場所」に憧れる、
日本人独特の感性なのかもしれません。

----------------------

明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
恒例企画、アーティストの疑問。
家入レオさんの疑問を僕が解決します!
どうぞお楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2017年02月14日

亀田コーヒー 〜バレンタイン編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第945回目のテーマは…

亀田コーヒー 〜バレンタイン編〜

====================

いらっしゃいませ 亀田コーヒーへようこそ。
(おや、珍しいなぁ、若い二人組のカップルだ。デートかなぁ?
そうだよなぁ、今日はバレンタインデーだし。)

えっ、この曲? いいでしょ。
はい、ちょっと音楽にはうるさい"たち"でして…
ほら、やっぱりバレンタインデーなんで、
今日はお店のBGMも、とびきりのあま〜い
「ラブソング」を選んでるんですよ。

----------------------

一日のはじまりはコーヒーから!
時にはシャッキリするために…
時にはリラックスするために…
僕も毎日、その時々のコーヒーを楽しんでいます。

そんな亀田誠治が
「コーヒーと音楽のいい感じの関係」を、
「ゆったりと」ご紹介する
「FM KAMEDA」の恒例企画"亀田コーヒー"。
今日は「バレンタインデー」ということで、
「コーヒーとチョコレート」のような素敵な関係を
「音楽」にあてはめてみよう、と思い
甘いデュエットソングをいくつか選んでみたいと思います。

----------------------

<Everything Has Changed feat. Ed Sheeran / Taylor Swift>

イギリスとアメリカの一番イケてる
シンガーソングライター同士の最強デュエットがこちら!
テイラー・スウィフトとエド・シーランの
「Everything Has Changed」。

♪ 運命の人に出会ったその日から すべてが変わってしまったの…

甘い! 甘すぎる! (はい、落ち着いて… コーヒーをお飲みください)

----------------------

<What's Come Over Me? / Glenn Lewis & Amel Larrieux>

♪ いつもはクールな俺だけど、君に出会ってからは
不思議なことが身の回りに起きているんだ。 一体どうなっちまったんだ?

そんなラブラブな気持ちを歌っているこの曲は
グレン・ルイスとアメール・ラリューのデュエット、
「What's Come Over Me?」
やっぱり甘い! マスター、コーヒーもう一杯!
(あ、ボクがマスターか。)

----------------------

<Hate That I Love You feat. Ne-Yo / Rihanna>

♪ イヤなところいっぱいで、文句ばかり言いあっちゃう二人…
でも情けないことに好きになっちゃっている…

エッジの効いたヒットナンバーを次々とチャートに送り込む
リアーナがNE-YOをフィーチャーした
「Hate That I Love You」。
ちょっと苦みばしった感じが、
コーヒーによく合うと思いませんか??
でも、ちょっぴり酸味も効いていて、「モカ」な気分!?

----------------------

<Who You Love feat. Katy Perry / John Mayer>

恋多き男? 様々なスターと浮き名を流す
ジョン・メイヤーが"過去のパートナー"
ケイティ・ペリーと歌ったのが、
この曲「Who You Love」。

♪ 誰かを好きになってしまったら どうしてもその人のことを諦められない
やっぱり好きになるんだよ…

そんな風に歌っていますが、
その後の二人の関係を知ると…
これは苦い! 後味も苦い!!

さらにジョン・メイヤー、
「Half Of My Heart」という曲では
同じく浮き名を流したテイラー・スウィフトを
フィーチャーしちゃっています。
(すぐ作品に登場させてしまう…
芸は人生のこやし?(恋愛は芸の肥やし))

ジョン・メイヤーもテイラー・スウィフトもすぐに、
自分のラブをラブソングにしちゃうんだから…
Sweet Emotion、
懲りないね〜

では、ここで1曲!
数々のアーティストが歌ってきたデュエットの名曲を
マイケル・ブーブレとリーズ・ウィザースプーンの
バージョンでお届けしましょう。
「サムシング・ステューピッド」。

M. Something Stupid feat. Reese Witherspoon / Michael Buble

20170214_fm.jpg

ちょっと苦いデュエットソングも
甘すぎるラブソングも、美味しいコーヒーでちょうどいい?

今日は割と新しいラブソングをピックアップしましたが
「SOMETHIN' STUPID」のように、
名曲は歌い継がれていきますし、
古いジャズやソウルにも
素敵なデュエットナンバー、ラブソングはいっぱいあります。

男女のデュエットソングは、
なんといっても恋愛のシチュエーションが
視覚的に豊かに広がりますよね。
見つめあって歌っちゃったりとか!ロマンチック!
歌詞も、お互いにラブラブな思いを伝え合うので、
今日、バレンタインデーは特に、男女のデュエットソングが
あなたの「告白仲介人」として
活躍してくれるかもしれません!

ま、恋する人も、寂しい人も、別にいつもと同じという人も!
バレンタインデーの今日、せっかくですから、
チョコレートと一緒に
素敵なコーヒータイムをお楽しみください。

----------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日は、アルバムジャケットを旅する亀田トラベルです。
どうぞお楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 18:25 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月13日

どうなる今年の「グラミー賞」

第944回目のテーマは…

どうなる今年の「グラミー賞」

====================

今日は、BEAT PLANETのスタジオに亀田誠治が生登場。
BEAT PLANETナビゲーターのサッシャとともに
開催中の「グラミー賞」の途中経過をチェックしながら、
その魅力についてお話ししました!

●今年の「グラミー賞」について

亀田:「今年は、最新型のニューアティストとレジェンドの交わりっぷりが素晴らしいですね。2017年って本当に変わる時に来ているんだなという感じがしますね。」

●「グラミー賞」って日本の音楽界にとってどんな存在?

亀田:「日本とかアメリカとかUKとかを超越して音楽というものがなぜこんなに人々に愛されて、そしてアーティストは音楽を作るのか…そのシンプルな図式をお祭りにしているだけだと思う。ここに全ての答えがある!グラミーは音楽のミュージアム、"生きた博物館"。グラミーに行けば今ある音楽、昔からある音楽、素晴らしい音楽の息づかいが全てわかる。そのために僕たちはグラミーに注目したほうがいいですよ。」

●亀田さんはミュージシャンとしてプロデューサーとして何を感じる?

亀田:「音楽を作るということは、天から力をいただいて、それを多くの人に届ける。それが人の幸せや共感を生んでいくという図式。グラミーを見ていると、音楽を作る、そしてそれをパフォーマンスする、それを見てみんなが感動する。たったこの3点で集約されているんだな、ということを感じます。」

●グラミーの賞が選ばれるポイント

亀田:「グラミーは賞を選んでいる方々は、専門家たちというのがポイント。投票する人たちも音楽の重要性、自分の生みの苦しみや、チームとしてどう音楽を作って届けるかということを理解している。ビジネス点ももちろん重要だけど、アートとしてのクリエイティブ点に重きを置かれているところが"信用できるなぁ〜!"という感じなんです。」

●そして、主要3部門を「アデル」が受賞

亀田:「今、何に戻ってきているかというと、音楽そのもの、声そのもの。そして"人がら"…アーティストという人間そのものというところに集約されてきていると思うんです。ショービズから生まれるので華やかであって欲しいし、いろんな形があるのは当然ですけども、やっぱりアデルの歌は、神様のギフトですよ。僕らはよく"声オバケ"っていうんですけど、あの声があるだけで全てを包み込んでいる。アデルが歌っているということは、聞き手の心の奥のものをアデルが代弁して歌って、全部外に開放してくれるんですよ。ソウルとか魂って言ってしまうと薄っぺらく感じてしまうかもしれないけど、そこが音楽の本質的なところで、アデルは実直なまでそこを伝えきっている。傷ついた心は癒し、嬉しい心はさらに解放される、こういう音楽を僕は作りたい。僕は幸運にもコンピューターも生の音楽も両方作れる時代に生まれてきたので、このアデルのシンプルさは常に大事にしていきたいですね。」

【第59回グラミー賞授賞式】

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STAFF| 16:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月09日

亀田ロードショー/映画「ブルース・ブラザース」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第943回目のテーマは…

亀田ロードショー/映画「ブルース・ブラザース」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、コメディであり、音楽映画であり、
ヒューマンストーリーでもある
最高の映画をご紹介したいと思います。
その映画は、「ブルース・ブラザース」です!

20170209_fm2.jpg

1980年、アメリカのコメディアン、
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドによる
ドタバタの喜劇作品「ブルース・ブラザース」。

ジョン・ベルーシ扮する刑務所から出てきた兄のジェイク、
それを迎えに行ったダン・エイクロイド扮する弟のエルウッド。
二人が子供の頃にお世話になった孤児院に挨拶に行ってみると、
資金難で税金が払えず差し押さえの道を辿っている事を知ります。
これを助けるには金を稼ぐしかない!
お金を稼ぐなら…バンドだ!
というワケで、昔組んでいたバンドを再結成すべく、
苦労の末、仲間を探し出しステージに立ちます。
やがて大金を稼ぐためにコンサートを開催、
さて借金を返せるのか?
そして彼らの運命は??

----------------

劇中に出てくるソウルやブルースの名曲、
そして登場するミュージシャンたちにも注目です!
ストリートミュージシャンにジョン・リー・フッカー、
レストランの店員に、アレサ・フランクリン、
楽器屋のオヤジに、レイ・チャールズ、
牧師役にジェームス・ブラウン…、
教会の聖歌隊のリーダーにチャカ・カーン…、

みんないい味だしていますよ!

さらにギターには、超売れっ子のミュージシャン、
スティーブ・クロッパーやソウルベースの神様、
ドナルド・ダック・ダンも
実際のバンドマン役で出演しています。

さらに先日亡くなった、あのキャリー・フィッシャーも
ジェイクの元恋人役で登場。
直前で大ヒットしていたスター・ウォーズのレイア姫が、
「謎の女」として痛快に機関銃を撃ちまくります!

音楽の使われ方がとにかくカッコイイ!
シビれます!
「ブルース・ブラザース」は
ミュージカル映画と言っても良いと思います!

オリジナル曲が一曲もないこの映画は、そのかわりに、
ブルース、ロック、ソウル、リズム&ブルース、
カントリー、ラテン、ポップス、クラシックまで、
アメリカで長年愛されてきたアメリカーナの名曲たちが、
ブルース・ブラザースのファンキーな演奏で
映画をゴキゲンに盛り上げてくれるんです。

それではここで、1曲お送りした後、
映画「ブルース・ブラザース
の見どころ、お話ししましょう。

M. シェイク・ユア・ティルフェザー / レイ・チャールズ

20170209_fm1.jpg

劇中、突然歌い出すアレサやレイ・チャールズのカッコよさ!
レイ・チャールズのシーンを見ていたら思わず、
僕はファレルを思い出しました。
映画を通じて、ハッピーオーラ全開なんですよ。
この映画では、全身全霊で「音楽人生
を生きるミュージシャンたちの、
本物のソウルに触れることができるんです。
そして音楽をするということは、神と繋がる行為で、
すべてが幸せにむかっていることを感じることができます。

映画の公開は1980年。
ヒットチャートはディスコとヘビィメタルが全盛をきわめていました。
リズム&ブルースやロックンロールのような、
それまでの音楽がかすんでしまうような、
まさに変革の時代。
そこに、あえてアメリカが長年育んできた
ブルースをもってきたところが、
この映画をエバーグリーンにしているんだと思います。
どんなにつらいときでも、
「音楽とダンスがあれば」生きていける!
そんなシンプルな発見の連続です。

僕は、まさに2017年、今このタイミングで、
この映画、「ブルース・ブラザース
をみなさんに観てもらいたいと思います。

たとえば、シカゴのストリートで、
大勢の人たちがレイ・チャールズの歌に合わせて
思わず踊り出しちゃうシーンは圧巻です。
その中には白人、黒人、ヒスパニック系、東洋人まで、
様々な肌の色の人たち、お年寄りから、
子どもたちまで様々な人たちが
一つになって共存しているのです。

いい人・悪い人、社会的立場が強い人・弱い人、
男性女性、様々な人種。
みんなが音楽と、ちょっとした思いやり、
ユーモアで繋がってゆく…
これこそが本来のアメリカの姿ではないでしょうか?
「分断」という言葉が叫ばれるいまの時代に
ぜひ観ておきたい映画です。

残念ながらジョン・ベルーシは
1982年にお亡くなりになっています。
死後「ブルース・ブラザース2000」
という作品も公開されていますが、
もし、彼が、今の時代に生きていたら、
どんなパンチの効いたコメディをやってくれたのか!?
本当に見たかった!

「BEAHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日は、音楽映画としても傑作中の傑作!
「ブルース・ブラザース」をご紹介しました。

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この番組、「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから"音楽に関するギモン"をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、
なんでも聞いてください!
さらに!
皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、
皆さんのオーダーにもお応えします。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて
FM KAMEDAのウェブサイトからオーダーしてください。

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STAFF| 16:47 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月08日

水曜日のカンパネラ〜ケンモチヒデフミさんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第942回目のテーマは…

水曜日のカンパネラ〜ケンモチヒデフミさんを迎えて

====================

亀田:さあ、今日はこの番組、ゲストをお迎えしています。水曜日のカンパネラのトラックメーカー、ケンモチヒデフミさんです!

ケンモチ:どうもこんにちは。水曜日のカンパネラのトラックメーカー、ケンモチヒデフミです!

亀田:いや〜爽やかですね〜

ケンモチ:いやいやいやいや、何言ってるんですかー!亀田さんもいい声しているじゃないですか!

亀田:いやいや、今日はね、ケンモチさんお1人に来ていただきました。

ケンモチ:僕でいいんですか?

亀田:いや、訳があるんです!聞きたいことがあって僕はケンモチさんお1人を指名しました!

ケンモチ:え?怖いですね。

亀田:実はね、水曜日のカンパネラですけども、本日メジャー1st FULL ALBUM「SUPERMAN」をリリース!おめでとうございます。

ケンモチ:ありがとうございます。

亀田:で、ですね。このアルバムを聞くと本当に音がかっこいい!これは本当にケンモチさんのサウンドメイキングが研ぎ澄まされてきているんじゃないのかなって。僕ね、いつも水曜日のカンパネラを聞いていて思うんですけど、いわゆる宅録から始まったヒップホップ精神で尊重されるような音のチープさがないんですよ。しっかりとしたポップスの土台が音に感じられるんですよ。音圧とか音色とか1個1個に。

ケンモチ:なるほどなるほど。

亀田:手作りでコンピューターの中だけで作るヒップホップの良さもあるんですけど、そうじゃない何か力強さっていうのがあって、これはきっとケンモチさんが何か魔法をかけているんじゃないかなと思って、今日そこは聞きたくてお呼びしたんです。

ケンモチ:さすが音楽プロデューサーならではの着眼点ですね。そうですね、僕がいつも気をつけているのはベースの鳴りを結構気を使っているかもしれないです。普通のJ-POPに比べると。

亀田:ベース?おお、ちょっと僕もベーシストをやらせていただいていますけども、ベースの鳴り?

ケンモチ:バンドで鳴るときのエレキベースの音とかフレージングとか、人間臭さっていうものにはやっぱり打ち込みっていうのは中々勝てないんですね。で、じゃあ打ち込みならではのいいベースを表現しようとすると周波数帯的にもっと下の方でブーンと鳴っている音で。

亀田:あの低い音の方がね。それが腰に響くとかね。っていう重低音ってことですね。

ケンモチ:それがボーカルに届くとどう絡み合って、まあ元々コムアイの声ってあんまり迫力がいい意味で薄いんですよ。

亀田:確かに。柔よく剛を制すみたいな感じですよね。柔らかさが。

ケンモチ:上にふわっと乗っている感じなんですけど、それを補うように下にブーンって太いベースが入っていて、キックとベースと曲のスピードをうまいこと調整するのが多分音色選びのコツなんじゃないですかね。

亀田:こんなこと喋っちゃっていいんですか?

ケンモチ:いいんです!

亀田:みんな真似しますよ。メモしながらラジオ聴いているかも。

ケンモチ:そうですね、でもそこは凄い気を使っていますね。

亀田:凄い企業秘密ですね!でも今回ニューアルバムの中でベースがヤバすぎる1曲っていうのがあるんですよ!

M. 一休さん / 水曜日のカンパネラ

20170208_fm2.jpg

亀田:このベース生じゃないんですね!

ケンモチ:これはですね、生で弾いているサンプルとか打ち込みとかを色々混ぜ合わせて作っているんです。

亀田:生のグルーヴを知っている人が作り出しているなっていう感じがしましたよ。

ケンモチ:あああ、そんなベーシストの方に言っていただけると嬉しいですね。

亀田:本当にこれコピーして俺練習しようかなって感じです。これね、例えばこういうベースのサウンドに乗っけて、ビートに乗っけて、歌詞も16ビートうんぬんとか出てきたりとか、言葉の遊びっていうのも素晴らしいと思うんです。これケンモチさんがやっぱり作詞作曲をなさっていることによって何か化学反応が起きているんじゃないかって思うんですけど、どういう風に考えてそのあたりは作っているんですか?

ケンモチ:元々僕は20代の頃にインストでずっと活動していて、30代を過ぎてから歌ものっていうのを初めて作ったんですね。なので他のみなさんがやるような本当にオーソドックスでいいメロデイ、いい歌詞っていうので勝負したら僕は多分勝てないと思ったんですね。で、僕が持っている個性やコムアイが持っている個性っていうのをぶつけ合って、人たちがいないところで勝負するっていうのをいつも心がけています。

亀田:なるほど、素晴らしい!でもそれってある意味、独立していることだと思っていて、みんなと同じことがポップっていうことではないと思うんですよ。やっぱりその今のケンモチさんがおっしゃっていたコムアイさんとこういうことをやりたいという、その精神が本当に唯一無二の個性を生み出しているんだなっていうのが今日わかりましたよ。

ケンモチ:ありがとうございます。

亀田:これね、歌詞についてコムアイさんとディスカッションしたりするんですか?意外と素直に聞いてくれる?

ケンモチ:今回のアルバムは割と素直でしたね。

亀田:素直じゃないときもある?

ケンモチ:素直じゃない時期もありますね、何回か。気を遣って気を遣って…

亀田:ね、本当に。きっとコムアイちゃんの方からも良かれと思ってクリエイティブなアイディアが出てくるし、後は単純にこういう言葉の方がノリが良いとかみたいなのもないと、あの水曜日のカンパネラのあの独特の歌詞の世界とかっていうのは出来ないと思うんですよね。

ケンモチ:そうですね。作業の工程としては最初にコムアイがこういうテーマでこういう人名で曲を作りましょう!って言ってまずはお題を出してくるんですよね。

亀田:え?コムアイさんの方から?

ケンモチ:そうですね。だから例えば、今回のアルバムだと「SUPERMAN」っていうタイトルで、じゃあチャップリンっていう人名で曲を作りましょう!ってなると、よし!って言って僕が家に持ち帰ってチャップリン…チャップリン…って言って結局抹茶プリンを作るお料理番組みたいな曲になっているんですけど、本当に大喜利みたいな感じなんですよね。このテーマで1曲って言われて、それをなるべく新鮮なうちに面白いように言って笑かすっていう。その繰り返しです。

亀田:この笑かす精神っていうのはどこから?

ケンモチ:主に僕のくだらないダジャレみたいな感じなんですけどね。それを出しているのと。

亀田:なるほど。どちらかというとラップでいうライムを踏むとか韻とかっていうのよりもダジャレ?

ケンモチ:ダジャレに近い感じです。はい。

亀田:そうか。そこが水曜日のカンパネラの独特の世界観を生んでいるんですね。だからヒップホップマナーみたいなものを踏襲しているところもあるんですけど、それよりも言葉の面白さとか、でも人にこうやってフォーカスを当てるっていうのは何かケンモチさん流の何かがあるんじゃないですか?

ケンモチ:そうですね!考えているのは歴史上の人物とその人の設定っていうのがあるじゃないですか、それと逆のことを現代の世の中に反映させて歌詞を作っています。例えばドラキュラっていう曲は、凄い可愛らしいほのぼのとした曲で、ヴァンパイアハンターたちと一緒に忘年会をするっていう。本来、ドラキュラの持っているイメージと全く違うもので笑かしてやろうとか。

亀田:もう首ガブっとかじゃないんですね!忘年会!なんかでもそういうシャレ、トンチがきいているところが水曜日のカンパネラの最大の魅力だと思うな。

ケンモチ:そうですね、全力でふざけるというのが1つのモットーになっているのかもしれないですね。

亀田:なのでみんなも楽しめるし、でもそこの根っこにはしっかりとした音楽性であったりサウンドがあるっていうのがたくさんの人の心に届いているんじゃないでしょうかね?ちなみに3月には日本武道館でライブも行う水曜日のカンパネラ。僕らの想像のつかない使い方をなさるんじゃないかと思います。

ケンモチ:本当にそうですね、僕も結構ライブは演出にそんなに口出さないようにしていて、お客さんと一緒に見て楽む。あっこんなことやるんだ!っていうのを割と僕も知らされないで見に行くっていうのが楽しみなんです。

亀田:これは本当に行ってみなきゃ分からないって感じですね。

ケンモチ:そうですね。みなさんも一緒に楽しみましょう。

亀田:はい。「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今日は、水曜日のカンパネラ、トラックメーカーのケンモチヒデフミさんにお話をうかがいました。色々音楽の話ありがとうございました!

ケンモチ:こちらこそありがとうございました!

20170208_fm1.jpg

【水曜日のカンパネラ】

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2017年02月07日

昭和が生んだ偉大な作詞家・阿久悠さん

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第941回目のテーマは…

昭和が生んだ偉大な作詞家・阿久悠さん

====================

今日2月7日は
昭和の偉大なる作詞家、
阿久悠さんの生誕日です。

1966年から本格的に作詞家としての
キャリアをスタートさせ、
70年代にはヒットチャートを席巻。
日本レコード大賞での大賞受賞曲は、
作詞家として最多5曲。
生涯で5000曲以上の楽曲を手がけ、
日本の音楽界の礎を築きました。
本当に偉大な方です!

2007年に70歳で亡くなり、今年でちょうど10年。
今日のFM KAMEDAは
僕が特に好きな 阿久悠さんの歌詞を取り上げながら、
その魅力と功績を振り返りたいと思います。

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♪ また逢う日まで / 尾崎紀世彦(1971)

ふたりでドアを閉めて
ふたりで名前消して
その時心は何かを話すだろう

筒美京平さんの作曲。
男女の二人の生活の終わり、
そして、別れの現実を目の当たりにした時に
言えなかった想いが「心の中で言葉になる。」
という情景描写ですね。

この曲、僕が小学生の時に、大ヒットしたんですけど、
テレビでこの歌が流れている時に僕の母が、
「ふたりで名前消して」というのは、
一緒に住んでいる人と別れるということなのよねぇ…
なんて、教わりました。
まさにお茶の間でテレビを囲んで家族の会話があり、
ヒット曲を共有した昭和という時代です。

------------------

♪ あの鐘を鳴らすのはあなた / 和田アキ子(1972)

町は今 眠りの中
あの鐘を鳴らすのは あなた

今でも人気のある名曲。
時代や人生を歌った壮大な曲です。
眠りの中=時代が停滞している。
鐘を鳴らす=声をあげる。
つまり、「重苦しい時代に別れを告げ、新しい時代が幕をあける
ことの例えも捉えられます…
が!その一方、
「辛い気持ちを、あなたの存在が明るく変えてくれる

ともとれるんです。
このように、阿久悠さんの歌詞は、同じ一行でも幾重にも意味を持っている。
その結果、聴く人によって、心揺さぶられるポイントが変わってくるんですね。
多くの人が共感できる、すなわち時代に受け入れられる作品になるのです。

------------------

♪ どうにもとまらない / 山本リンダ」(1972)

ああ今夜だけ ああ今夜だけ
もうどうにもとまらない

実は当初のタイトルは『恋のカーニバル』。
「もうどうにもとまらない」に変えたことで、楽曲に命が吹き込まれました。
※「もうどうにもとまらない」〜ほんとに、強いキャッチですよね。
当時の僕は小学2年生。
幼ないながらも、なんかセクシーな衝動が大人にはあるんだなーと察知しました。
ヒット曲から人生を学べた時代です。

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♪ UFO / ピンクレディー(1977)

それでもいいわ 近頃少し 地球の男にあきたところよ

ある意味、ファンタジー!
設定自体がぶっ飛んでいる!
こんなストーリーを書けるのも阿久悠さんのすごいところです!
僕は小6くらいだったんだけど、
セクシーなピンクレディーの二人に、
この言葉を投げかけられると、「もう、降参!まいりました!
って子どもながらなりました。
今の若者には、どんな気持ちで聞こえるでしょうか??

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♪ 津軽海峡・冬景色 / 石川さゆり(1977)

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で

海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り

こごえそうな 鴎見つめ
泣いていました
ああ 津軽海峡冬景色

なんという情景描写!まるで映画を見ているような映像的な歌詞。
主人公の目からみえる景色→その主人公を俯瞰で眺めている描写。
それが「心の描写」につながっていく。
まさにカメラワークまで見えるようです。

他にもキリがないほど、名曲がたくさんあります。
では、その中から特に僕の好きな曲を一曲。

M. 勝手にしやがれ / 沢田研二

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71n2Nmwmu7L._SL1024_.jpg

壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている
やっぱりお前は出てゆくんだな

歌い初めのたったの一行で、
主人公の「素直になれない」心理や、二人の関係、
部屋の様子まで想像できちゃう!!!

そうなんです。ここに阿久悠さんの歌詞の魅力があるのです。
それでは阿久悠さんの歌詞の魅力、解説して生きましょう。

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一つは、巧みな情景描写。
阿久悠さんは、短い言葉で聴き手に情景を浮かばせるのが
超人的に優れていました。
歌詞からさまざまな景色がみえてくる。
早い話が、すべての言葉が映像的なんです。
それが、テレビから数々の歌番組が生まれ、
テレビというメディアが大衆との接点になった70年代、
つまり昭和という時代に、ピッタリと はまったのです。

そんな阿久悠さんは、
80年代にヘッドフォンステレオの登場によって、
大衆は音楽を個人で楽しむようになり、
街に鳴り響くヒット曲が生まれにくくなったとおしゃっていました。
テレビやラジオで"大衆"に向けて、
みんなで聴く歌を発信できた時代から、
ヘッドフォンで、個人で聴く音楽を発信する時代へ、
まさに昭和から平成へ移っていったんです。
それでも阿久悠さんの歌詞は、
そんな時代に生まれ、時代を生き抜きました。
それは、いつの時代にも変わらない、
「人の根っこにある感情」と、
その「時代の一歩先にある空気
を、絶妙なさじ加減でブレンドさせる
「阿久悠マジック」のなせる業なのです。

阿久悠マジックといえば、阿久悠さんのジャンルレス、
そして、ボーダレスな表現の幅の広さも特筆ものです!
その作風は、アイドルから演歌、
あとは、「宇宙戦艦ヤマト」など
アニメソングまで手掛けられています。
それができるのも、作詞家としてだけではなく、
プロデューサーの目線を持って活動されていたからだと思います。
中でも「スター誕生」という、
テレビのオーディション番組を企画したり、
新しい才能を発掘し育て、ヒットに導いたことが、
日本の音楽を大きく前に推し進めたことは間違いありません。

今回、阿久悠さんの手がけた曲を改めて聞いてみると、
「曲」
と「その曲がヒットしていた時代
が鮮やかに蘇ってくることに驚きます。
そして、不思議なことにその「曲」の次に
歌い手やアーティストの顔が見えてくる。
つまり、楽曲が強いんですね。
実は、今の時代はその逆で
「アーティストの顔」が先に見えて来て、
曲自体がなかなか思い出せない曲が多い時代なんです。

阿久悠さんは、作品に永遠の命を吹き込む、
本当の意味でのアーティストなのかもしれません。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は水曜日のカンパネラを支えるトラックメーカー、
ケンモチヒロユキさんを迎えてお届けします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月06日

The Invisible Band !! TRAVISが日本にやってくる!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第940回目のテーマは…

The Invisible Band !! TRAVISが日本にやってくる!

====================

美しいメロディで数々のヒットを持つ
イギリス、スコットランドの人気バンドTRAVIS。
ライブにも定評のある彼らの来日公演が、来週スタートします。
東京は、2月13日(月曜日)、14日(火曜日)
いずれもZEPP DiverCity TOKYO です。

デビューから20周年という節目を迎える彼らのライブを
心待ちにしている方もいらっしゃると思いますが…
今日の「FM KAMEDA」では、そんなTRAVISの魅力、
なぜ彼らの"楽曲"はみんなに支持され続けるのか?
お話ししたいと思います。

-------------------

スコットランドで芸術学校に通っていた
ボーカル&ギターのフランを中心に結成されたバンドが
メンバーチェンジを経て今の4人になったのは1995年のこと。

翌年1996年にシングルデビュー、
翌年97年にアルバム・デビューを飾りました。

そんな彼らが大きくブレイクしたのは
99年のセカンド・アルバム「The Man Who」です。
いまバックで流れている「Writing To Reach You」の他、
「Why Does It Always Rain on Me?」
「Turn」などのヒットシングルを収めたこのアルバムは、
全世界で400万枚のセールスを記録しました。

「The Man Who」の大ヒットを受けて
2001年にリリースされたサードアルバム「The Invisible Band」。
これも、またまた大ヒット。

UKだけでミリオン、全世界で300万枚のセールスを記録しました。
そして、この2枚のアルバムに関わっていた
プロデューサーが、ナイジェル・ゴッドリッチ。

RADIOHEADとの仕事でも知られるナイジェルですが、
TRAVISでも素晴らしいサウンド・プロデュースをしています。

ナイジェルのような、エンジニアプロデューサーは、
音楽を精神面だけでなく、技術面からコントロールできるし、
何よりも、レコーディングしている間、アーティストとずっと
一緒にいるわけですから、アーティストと
腹を割って話あう一番良き理解者ともいえますよね。

一聴するとストレートでシンプルなTRAVISのサウンドですが、
ナイジェルのおかげで。奥行きのある音像になっていて、
楽器が叙情的に響きあっていす。
これぞUKサウンドって感じがたまんないです!

-------------------

その後、4枚目のアルバム「12 Memories」では、
メッセージ性の強い歌詞やエッジーなサウンドに
チャレンジしたTRAVISでしたが
次のアルバム「The Boy With No Name」では
再びナイジェル・ゴッドリッチにプロデュースを依頼しています。

その後もほぼ2〜3年おきに新作をリリース。
日本にもたびたび来日し、美しいメロディを聞かせてくれています。

メジャーデビュー以来変わることない4人のメンバー、
そして心の琴線に触れる美しいメロディ。
そんな姿は、日本のアーティスト、
バンドにも影響を与えているんですが、
ここで1曲お送りした後、そのあたりのお話しを続けましょう。

数あるTRAVISの名曲の中から、僕はこの曲を選びます。

M. Driftwood / Travis

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マンドリンの音が泣ける!
サビのエレキのアルペジオが泣ける!
気がついたら、チェロが歌っている!
このサウンドに乗って、どこまでもいけそうな気がしますね。

「FM KAMEDA」
今日は、イギリス、スコットランドの4人組バンド、
TRAVISの魅力についてお話ししています。

TRAVISは、日本でも数多くのフォロワーを生みました。
なんといってもTRAVISのメロディと
サウンドが持っている「泣き」や「わび、さび」が
J-POPのメロディやコードと親和性高いんです。

さらにギターを中心に、ドラム、ベースが
音数を抑えた演奏になっていて、
サウンドに空間と隙間がある。
サビだからといって、ことさらドッカーンとはこないんです。
透明感のあるエレキのアルペジオだったり、
ストリングスだったり、コーラスだったり、
音圧ではなくて、空間を広げることによって、
聴き手を曲の中に引き込んでいくのがTRAVISの得意技です。
ラウドすぎないちょうどいいギターロック加減なんですね。

だから、TRAVISの楽曲はボーカルがよく聞こえます。
メロディも細かい音符を詰め込まずに、
ゆったり流れるような動きをする曲が多いです。
フランの、シャウトしない抑制の効いたボーカルスタイルが
(トム・ヨークもそうです)
草食系のギターバンドのボーカルに
置き換えやすいといところもあります。
同じUKでも、オアシスやBlurとはちがった、
クールなエモーショナル度数で聞こえてくる。
そんなところがJ-POP、J-ROCKとの相性が抜群なのです。

常にメロディの良さ・美しさを大切にしているTRAVISは、
エレキギターだけでなく、バンジョーやマンドリンといった
アコースティックな楽器もよく使います。
楽器そのもの持っている音色で、楽曲の背景を描き出すから、
サウンドの流行にも踊らされることがありません。
つまり、いつの時代にもTRAVISは時代遅れになることはありません。

そう、永遠の甘酸っぱさを奏でてくれるバンド。
それがTRAVISなんです。

大ヒットとなったサードアルバムの
ライナーノーツの文章を拝借させていただくと…
フランは、

「バンドがどれだけ有名なのかということは、あまり重要じゃない。バンドより曲のほうが有名なんだと思う。みんなはバンドのことを知らなくて曲を憶えている。ベスト・バンドは透明バンドなんだよ。」

そう!まさしく「THE INVISIBLE BAND」ですね。
来週行われるTRAVISの来日公演でも、
きっと美しい「音楽」を届けてくれることでしょう!

【TRAVIS】

-----------------------

明日は、昭和が生んだ夢想の作詞家、
阿久悠さんについてお話したいと思います。
どうぞお楽しみに。

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STAFF| 17:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月02日

亀田文庫「Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第940回目のテーマは…

亀田文庫「Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲」

====================

亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今回、僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介する一冊は… 哲学書!
…と、言っても読みやす〜い本なのでご安心ください。
ピックアップしたのは、講談社文庫 戸谷洋志さん著
「Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲」 です。

20170202_fm2.jpg

どんな本なのか? 簡単に説明しますと…

「自分」や「愛」や「生き方」といった「人生」のさまざまな局面を
テーマにしながら、その歌詞はシンプルで、
多くの人の胸に響き・共感されるJポップ。
そんなJポップの名曲を題材に「哲学」について考えてみよう!
という、ある意味、とてもフレンドリーな「哲学の入門書?」 が、
この本「Jポップで考える哲学」です。

僕は、ちょうど自分の関わっているアーティストの
歌詞の方向性について考えている時に
偶然書店で目にしました。これは運命の出会いだ!と…
ところが、いざ読み始めてみると、
この本はよくある「ヒットの秘密」みたいな分析本とは、
全く違う内容だったのです!
この本が教えてくれるのは、
まさに「哲学する」ことの楽しさと素晴らしさです。
そのきっかけとして
哲学するのにかかせない、
「自分」「恋愛」「時間」「死」「人生」、
この5つのテーマに15曲のJ-POPの名曲達の歌詞が取り上げられています。
どんな曲かというと…ちょっと、紹介します!

----------------

<テーマ:自分>
名もなき詩( Mr.Children)
私以外私じゃないの(ゲスの極み乙女)
君の名は希望(乃木坂46)

<テーマ:恋愛>
Story(AI)
会いたくて会いたくて(西野カナ)
誰かの願いが叶うころ(宇多田ヒカル)

<テーマ:時間>
天体観測(BUMP OF CHICKEN)
キラキラ(aiko)
閃光少女(東京事変)


<テーマ:死>
おしゃかしゃま(RADWIMPS)
Dearest(浜崎あゆみ)
A new one for all, All for the new one(ONE OK ROCK)

<テーマ:人生>
Believe(嵐)
RPG(SEKAI NO OWARI)
YELL(いきものががかり)

----------------

以上15曲です。
もう、このラインナップを観ただけでもワクワクしますよね。
では、その中から、ここで1曲お送りした後、
この本「Jポップで考える哲学」について、お話ししましょう。

M. 会いたくて 会いたくて / 西野カナ

20170202_fm1.jpg

「FM KAMEDA」。
僕 亀田誠治が選んだ1冊をご紹介する「亀田文庫」、
今回は、戸谷洋志さん著
「Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲」
をご紹介しています。

今、聞いているのは西野カナの「会いたくて 会いたくて」…

「何回「会いたくて」って言っとるんや!」
とか
「会いたくて、マジで震えるんかい?」
なんてツッコミを何度も聞いたことがある…大ヒット曲です。

ちなみに!最近、「ヒット曲の秘密を解き明かす」とか
「ヒット曲の構造を分析する」番組が多いじゃないですか。
そういう番組では、
「会いたくて 震える」とは神フレーズだ!
「西野カナ」は、若者の感情を敏感に切り取ってを歌詞にしているから、
多くの人が共感する なんて感じのヒット分析をしますよね。
ところが、この本、「Jポップで考える哲学」が教えてくれるのは、

「会いたくて 会いたくて 震える」

というのはいったいどういうことなのか?
何がそうさせるのか?を、
感覚だけではなく、哲学者の言葉を引用して
「哲学的視点」から説明してくれるのです。

哲学的に言うと、「他人を自分のもの!」と思い込む恋愛は、
「他者との共同性」と説明されるそうです。
それに対して「失恋」は
「他者との共同性」が失われてしまった状態です。

つまり、西野カナの「会いたくて 会いたくて」では、
主人公の彼女は失恋して、
自分の存在を失った状態になってしまい、
「震えている」というわけです。
なるほど!!がってんでしょ!?

「なんとなく感覚でわかっていた」J-POPの歌詞が、
「哲学する」ことによって
「なるほど!そういうわけだったのか!」
という新しい発見があるのです。

同じヒットという「普遍性」を語るのにも、
「ルーツやトレンド分析して導くヒット論」と、
古代から「人生」について考え続けられている
「哲学の視点」では、
まったく違った解説になるのが面白いですね。

さらに、この本では15曲分の哲学が
哲学の「先生」と、その助手を務める
(イマドキの)現役女子大生の麻衣さんの会話で
読み解かれていきます。
こういった、先生と弟子の対話から
「真理」を読み解くスタイルのおかげで、まるで
孔子と弟子達の会話を収めた「論語」のように、
「格言」がすとんと読む人の心に入ってくるのです。
さらに、15曲それぞれの歌詞が、
バタイユやルソーなど15人の哲学者の思想とひも付けて解説されるので、
偉大な賢人達の素晴らしい言葉にふれることができます。

最後に、先生の言葉をかりて、
僕がとても共感した言葉をお伝えします。

「J-POPを通じて哲学することから見えてくるのは、今を生きている私たちにとって何が問題なのか、何が大切なことなのか、何を考えなければならないのか、ということです。それは哲学自身に新しい一ページを書き加えることにもなるでしょう。」

そう、この本はJ-POPと哲学の両方に光を当てた
まったく新しい、そしてとびきり楽しい
クロスカルチャー本だと思います。

----------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日、「亀田文庫」でピックアップしたのは、
講談社文庫 戸谷洋志著
「Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲」でした。

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STAFF| 13:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月01日

音大生と話そう!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第939回目のテーマは…

音大生と話そう!

====================

亀田:受験シーズン真っ只中、ラジオをつけながら受験勉強しているリスナーの方もたくさんいるのではないでしょうか??中には将来、"音楽の仕事"を夢見る学生さんもいるかもしれません。今日のBEHIND THE MELODY FM KAMDEAでは、「音楽大学」に注目してみたいと思います。さあ、スタジオには現役の音大生お2人をお迎えしています。自己紹介をお願いします。

葛西:東京音楽大学作曲指揮専攻映画・放送音楽コース3年の葛西竜之介です。

榎本:昭和音楽大学大学院修士課程ピアノ科2年の榎本智史です。

亀田:榎本さんは大学院の2年生ということですね!葛西さんは映画・放送音楽コース、これは一体どういうことを学ぶんですか?

葛西:普段から映画やテレビのサウンドトラックとして音楽をつけることを目標としてやっていくために色んなジャンルの音楽に触れていくっていう。

亀田:なんか楽しそうですね。

葛西:はい!本当に色々です。

亀田:そして、榎本さんは?大学院ピアノ科2年生、どんなことを勉強しているんですか?

榎本:ピアノ科なんでもちろんピアノの練習はするんですが、ピアノを弾くにあたっての楽曲の背景を勉強した上で取り組むために、そっちの勉強もいっぱいします。

亀田:モーツァルトはこの時に恋に落ちたから、みたいな?そんな軽い話じゃない?

榎本:そういう話もしますね!

亀田:ある!ピアノの実技もやられると。

榎本:どちらもやります。

亀田:ピアノ科の榎本さんはピアノは何歳の頃から?

榎本:僕はピアノは5歳からやっていました。

亀田:葛西さんは映画・放送音楽コースですけど、楽器は小さい頃習っていました?

葛西:そうですね、ピアノを3歳からやっていまして…

亀田:ちょっとちょっとやっぱりみんなピアノを小さい頃からやってるね!お2人に聞きたいのが、音楽大学を決意した時は、それから音大向けの特別な訓練やトレーニングは始めるんですか?

葛西:そうですね、受験の為に和声学っていうのがあるんですけど、普通にやると3年ぐらいかかっちゃうぐうらいの内容をやらなきゃいけないと言われて。

亀田:楽典や和声学を習うための先生がつくのですか?

葛西:そうですね。

亀田:普通の学校じゃ教えてくれないですよね!榎本さんはどうですか?

榎本:高校に入ってから受験勉強始めた感じです。

亀田:受験勉強というのは?

榎本:ピアノ科なのでピアノの練習をひたすらという感じでした。

亀田:それは映画とかドラマで見ているような怖い先生の特訓みたいな?

榎本:割と合ってます、あれは!

亀田:本当ですか!それは1日何時間ぐらいの練習ですか?

榎本:1日休憩なしで6時間とか弾いていたこともあります。

亀田:本当ですか。そうやって見事お2人とも目標とされていた音楽大学に通う事になるということですよね。音大に入ったら音楽だけなんですか?勉強する事は。

葛西:普通に英語もあります。

亀田:教養課程としてのそれはあるかもしれないですね!

葛西:そうですね。絶対取らなきゃいけない枠があるので、必ずしも音楽だけかと言われたらそうでもないですね。

亀田:榎本さんの場合は?

榎本:こっちも葛西さんが言ったような必修はあるんですが、うちの大学の特徴としては声楽科だとイタリア語が必修になります。

亀田:あ〜なるほどね〜。音楽用語としてイタリア語が出てきたり、曲の中にイタリア語の歌詞が出てきますよね。

榎本:むしろみんなが語学で苦戦します。

葛西:それはそうですね。

亀田:みなさんよく聞いといてくださいよ!なるほど!侮れない。語学を落として進級できないみたいな。

榎本:いやありますよ!

葛西:よくあります。

亀田:本当ですか。多分僕が行ってたらまんまとその仕組みにハマってしまうパターンですね。後は、所謂コンクールとか作品の練習や成果を発表する場というのはあるんですか?

榎本:結構大学内で部会というか、先生方が企画してコンクールやコンテスト
を開いてくれる事はあります。作曲学科だと多分作品発表会とか。

葛西:そうですね、大体年に2回とか演奏者を集めてご自分の作品をやっていただく、みたいな。

亀田:その期間とかは凄く緊張したり大変じゃないですか?

榎本:いややっぱり直前はみんな修羅場ってますね。

亀田:修羅場る!?なるほど。

M. 僕らのゆめ / いきものがかり

20170201_fm1.jpg

亀田:さあ、今受験シーズン真っ只中なんですけど、今年受ける人、来年受験される方っていうのもいらっしゃると思いますが、入試に向けてのアドバイスがあれば是非お聞きしたいと思います。

葛西:とりあえず、自分が何をしたいかという意思をまず強く持って、それを貫く意思を持つと必ず花は開くと思います。

亀田:凄いですね、なんかもう僕の先輩みたいな感じですね!

榎本:やっぱりコツコツと着実に力をつけていくというのが大事だと思います。受験期だけ勉強すればいいやではなくて、音楽ってどんどん溜まっていくものですから、それを出して進んでいくものなので、是非頑張ってください。

亀田:素晴らしいお言葉ですね。ちゃんとしたモチベーションを持つって事が凄く大事だし、実技であったり、表現するって意味で知識であったりスキルっていうのも当然必要になってくるし、でも僕は音大行っていないですけど、やっぱり音楽って楽器もそうですし、のめり込めばのめり込むほどやればやるほど蓄積されて行って、本当にスキルや色んな感覚が磨かれていくものですから、受験に向けて頑張ることっていうのが本当に積み上げられていって、きっと素晴らしい人間形成にも繋がっていくと思うんです。もしかしたら初めは作曲を目指していて音大を行ったかもしれないけど、プレイヤーになったりとか、音楽の中からも広がっていくと思うのでこれは今度僕が榎本さんと葛西さんにお伝えしたいのは、みんなが想像している以上の広がりがこの音楽大学、音大生の先に待っているんじゃないかなってことは僕はみんなにお伝えしたいですね。と、いうところで、最後にお2人の夢「私はこうなる!」っていうのを聞かせていただきたいと思います。

葛西:僕は将来は絶対映画の曲を作るようになりたいので、自分が作った曲が乗った映画を見て、最後にエンドクレジットで自分の名前が流れて行くるのを見るっていうのが夢ですね!

亀田:うわ、最高だね!もしくは自分の作った曲が流れた瞬間に自分で泣いちゃったりね、いいですね!ありがとうございます!

榎本:僕はピアノ科なんですけど、将来はピアノだけではなくて今もやっているんですけど作曲とか、後は合唱の指導とかもやったり、ピアノだけではなくて音楽っていうのを総合してやりたいと思います。

亀田:音楽を色んな人に伝えていく子供たちであったりっていうのも凄く大切なことですもんね。実にキラキラしていて僕も今日気持ちが若返りましたよ。本当にありがとうございました!「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。今日は音大生のお二人、葛西さん、榎本さんをお迎えしました。ありがとうございました!!

2人:ありがとうございました!

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STAFF| 12:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月31日

J-POPで辿る電話ソング今昔!〜後編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第938回目のテーマは…

J-POPで辿る電話ソング今昔!〜後編〜

====================

コミュニケーションの手段として、
今も昔も大事な手段…それは「電話」。
公衆電話、家庭用の電話、家で1台だけだった電話も
子機を使って部屋ごとに通話できるようになり…
やがてポケベル、携帯電話など
個人の時代になっていきました。

昨日の「FM KAMEDA」では、
そんな電話が登場するJ-POPソング、
携帯電話が登場する前までをピックアップしましたが、
今日は後編。
電話を個人で所有する時代になり、
携帯が登場した後のJ-POPソングを
ピックアップしてみましょう。

ちなみに携帯電話が一般的に登場したのは、1985年。
と、いっても初めは肩にかけるショルダータイプで
3キロもあった大型のモノでした。
ただし自動車に付いた車載型の電話というのは、
もっと前から「一部の人に」使われていたそうです。

ちなみに僕が携帯電話を始めて持ったのは…
1994年だったかな?オクテです。
そんなワケで一般的に「携帯電話」が普及し、
多くの人が個人で所有するようになると
J-POPの歌詞の中でも「携帯電話」が
小道具としてイイ味を出すようになります。

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♪ BIRTHDAY CAKE / MISIA

約束の時間は遠すぎて 携帯電話また二つ折りにした

スマホになって、みんな指でサクサク!
って感じの平面デザインになりましたが、
色々なデザインがあるのも携帯電話のいいところ!
MISIAの「BIRTHDAY CAKE」で歌われているように
折り畳みの携帯電話なんていうのもお馴染みですね。
(かかってこない電話にため息をつきつつ、
パタッと閉じちゃう場面ですね、これは)

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♪ I CAN'T STOP LOVIN'U / 今井美樹

携帯電話のバッテリー切れてただなんて
見え透いた言い訳するところがあやしい

今井美樹さん、1997年の大ヒットアルバム
「PRIDE」に収録された「I CAN'T STOP LOVIN'U」。
(作詞・作曲は布袋寅泰さん!)
思わず"あるある!"と膝を叩いちゃう感じ?
あと、よくあったのが「地下で電波が通じなかった!」ってやつね。
最近では地下鉄でも電波が通じる時代!
ここらへんの言い訳は、なかなか通用しなくなりました。

それから携帯電話って、通話だけじゃなくて
様々な機能も追加されていきましたよね。
まずみんなが夢中になったのが…

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♪ 着メロ / 藤井フミヤ

明るい携帯の着メロ さっき別れた君からだ

藤井フミヤさんのズバリ「着メロ」という曲!
お気に入りの曲をダウンロードしたり、
彼女と友達と違う着メロにしたりね〜
皆さんも色々やったんじゃないですか〜
そして…

-------------------

♪ LAST SUMMER / 加藤ミリヤ

携帯に残した変顔の写真も

写真ね!「写メ」とか言いましたが…
考えてみりゃ電話で写真撮れるって画期的でしたよね。
声を送るだけじゃなく、その姿も送りたい…
考えたこと・思ったことが技術になっていくんですね。
あ、送りたいもの、他にもあった!

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♪ ナチュラルに恋して / Perfume

急がしそうにしている キミの携帯電話
ちょっと 誰から メール届いているの?

そう、届けたいのは「メッセージ」、
メール機能も携帯電話の特徴ですね。
(ある意味、ポケベル時代からの引きつぎ?)
ただ、文字だけのメッセージって感情のニュアンスが込めにくいので
色々誤解も生んだりするんですが…
そこで生まれたのが日本語が生んだ世界の共通言語
絵文字ですね。

そして携帯電話、まだまだ便利になりましたよ!

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♪ ひとつだけ / SCANDAL

きっと本当に欲しいものは
携帯のナビじゃ探せないものなの

SCCANDALの「ひとつだけ」という曲では、
"携帯のナビ"という歌詞が登場していますね。
今やあたりまえの地図機能。
これも便利だなぁ。

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♪ MAKE UP / 西野カナ

お気に入りのミュージック 携帯に詰め込んで
ねぇ、今日のシャドー 何色にする?

こちらは西野カナさんの「MAKE UP」。
お化粧を選ぶように音楽も選ぶ…この気軽な感じ!
そう、携帯電話では音楽を持ち運ぶ(より生活に密着?)
という革新的な機能もありましたね。
(音楽業界にとっても、重要なターニングポイントでしたよ)

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こんな感じで、いろいろと携帯電話ソング、
ピックアップしてみましたが
それらの機能も歌の中ではコミュニケーションの中で
大切な役割を果たす道具として
使われているようですね…
まさに携帯さまさまの時代です!

それでは、様々な携帯電話ソングの中から、
歌詞の中に「携帯」「携帯電話」がい〜っぱい登場している
人気バンドの曲、お送りしようと思います。
それは…SHISHAMO!
「手のひらの宇宙」「ごめんね、恋心」
「僕、実は」「夢のはなし」など
多くの曲で携帯電話が登場しているんですが…
ここでお送りするのはこちら!

M. 深夜のラジオ / SHISHAMO

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恋愛にとっては、「携帯=あなた」と言ってもいいくらい、
携帯がつなぐ世界が意味を持つ時代(世代)なのですね。

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♪ シティボーイなアイツ / 家入レオ

アイツ何してんのかな? まだ来ないのかな?
一向に既読にならないのは なぜ?

さて、携帯電話からスマホになると、
もはや電話というより"歩くオフィス状態"
ようするにパソコンと同じなのでソフト(アプリ)を入れれば
いろんな機能が楽しめるようになりました。

そして、その代表的なアプリといえば、「LINE」ですね。
この家入レオさんの曲で歌われているように、
「LINE」になるとメッセージが届いているのか
届いていないのか?
よりも「届いていたとしても読まれていない」
ということまでわかるようになっちゃいました。

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♪ 女の子は泣かない / 片平里菜

心細いよ 携帯気にしちゃうよ
好きだって認めていいの?

素晴らしい表現ですね。
ここまでくると携帯と向き合っている時間が、
もはやヴァーチャルではなく
リアルな恋愛の一部になってきていることがわかります。

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時代とともに、形は変われど大切な人との
つながり・コミュニケーションの手段となる
「電話(もしくは、電話に相当するツール)」
スマホやラインの時代になっても、
ダイアル式電話やポケベルなどの
今は影も形もないツールから、
なんとなく「せつない情景」が想像出来得るのも、
それが「思いを伝える手段」だからです。

早い話が「電話」を、「手紙」や「FAX」や
「伝書鳩」や「飛脚」に書き換えても、
切なさは通じるのです。
電話は、離れている時間と距離を埋めるだけでなく、
人の心と心をつないでいるということです。
ですから、「電話」にまつわるエトセトラは、
今後もラブソングにかかせない
「キューピッド」として登場し続けることでしょう。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は…音大生をスタジオにお招きして、
お話をうかがいたいと思います。
お楽しみに!

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STAFF| 16:16 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月30日

J-POPで辿る電話ソング今昔!〜前編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第937回目のテーマは…

J-POPで辿る電話ソング今昔!〜前編〜

====================

今日1月30日は「3分間電話の日」なんだそうです。
これ、どんな記念日かというと…
1970年、昭和45年の今日、1月30日、
公衆電話からの市内通話料金が3分で
10円になったことに由来しているんです。
ちなみにそれまでは1通話10円で、
時間は無制限だったそうですが…

と、ここまで聞いて「なんのことやら?」と思った
ティーンエイジャーの方もいらっしゃる事でしょう。
街角にあった公衆電話も今は見かけることが少なくなりました。
なんてったって、今は携帯電話の時代ですから。
でも、今も昔も「電話」は、大切なコミュニケーションの手段。
そんな「電話」の今昔をJ-POPナンバーで辿ってみたいと思います。

実は、この「電話」を用いたJ-POPナンバーって、
どの時代もたくさんあるんです。
そこで、このテーマ、今日と明日の2日間に渡ってお届けします。
まず初日、今日は携帯電話登場以前です!

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♪ 遠く遠く / 槇原敬之

いつでも帰ってくればいいと 真夜中の公衆電話で言われたとき
笑顔になって 今までやってこれたよ

今では電話会社のコマーシャルソングにもなっている
マッキーの「遠く遠く」。
まさに、この曲のなかに「公衆電話」というワードが登場しています。
この「公衆電話」最近ではめっきりみなくなりましたね。

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♪ コール ミー / RCサクセション

君に贈るよ テレフォンカード
2人の愛を確かめたいのさ

そう! 公衆電話に大事なのはテレフォンカード。
こちらは清志郎さんの歌詞がシンプルながらあったかい…
RCサクセションの「コール ミー」です。
〜テレカは、カードによって度数がありましたね。
あとデザインも大事だったなぁ。(「お宝」とか…)

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♪ ALONE / ECHOES

厚い電話帳で君を探した
昔 一度だけ 話したこと覚えているかい

そうそう!電話番号を調べるのにマストアイテムだったのが…
電話帳!黄色い電話帳!
いまは携帯のメモリー機能で、番号を覚えることさえしませんね。
ボクナンカ自分の番号ですら覚えてない…

この曲は、今や作家としてご活躍、
辻仁成さんのやっていたバンド、ECHOESの「ALONE」です。

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♪ 恋におちて / JUJU

ダイヤル回して 手を止めた
I'm just a woman Fall in love

昭和の大ヒット曲「恋におちて」。 
JUJUのバージョンですね。
オリジナルは小林明子さん。
「ダイヤル回して手を止めた…」。
大事な人へ"思い"を伝えようとするけど…ためらっちゃう!
この歌詞共感するアナタは昭和の人!

ちなみに、改めて説明すると昔の電話はダイヤル式だったんですよね。
その後プッシュフォンが出てきて…
(こんな説明ができる僕も昭和の人!)

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♪ ひとりぼっち / 藤巻亮太

5回鳴って留守電になった そしてまたひとりになった

こちらは藤巻亮太の「ひとりぼっち」。
そうなんです、「やっと通じた!」思ったら、留守電だった…
そんな経験誰もがありますよね。
ちなみに、昭和の時代には留守電は、
電話機についているテープが大活躍!
電話についているテープに、
自分の応答メッセージと、相手からのメッセージを
録音していました。相手の「生」の声が残る「留守電」って、
過去に相手吹き込んだ声を今聞いている。
まさに過去と現在をつなぐタイムカプセル的なロマンがありますよね。

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携帯電話が当たり前の現代では、
電波が届くか届かないか?を気にしますが、
そもそも昔の電話は電話線でつながっていた…
その「線」を伝って「思い」が届いていく…
そんな情景が歌われた矢野顕子さんの名曲です。
矢野顕子、「電話線」。

M. 電話線 / 矢野顕子

20170130_fm.jpg

「FM KAMEDA」、今日は「3分間電話の日」ということで
電話にまつわるJ-POPをピックアップしています。

さきほどまでの固定電話・公衆電話の時代から
電話を使ったコミュニケーション、徐々に変化したのが
「ポケベル」「携帯電話やPHS」の登場です。

恋人同士のコミュニケーション、
やり取りを描くのJ-POPにも「ポケベル」は登場しています。

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♪ ポケベルが鳴らなくて / 国武万里

ポケベルが鳴らなくて 恋が待ちぼうけしてる
ねえ あなたは 今 どこで 何をしてるの?

そう、あまりにも有名な昭和の名曲「ポケベルが鳴らなくて」、
「恋が待ちぼうけしてる」!!!
こちらの作詞は秋元康さん!(さすがです。)
さらに…

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♪ あなただけ見つめてる / 大黒摩季

あなたがそう 喜ぶから
化粧をまず止めたわ
どこにいても捕まるようにポケベル持ったわ

大黒摩季さんの「あなただけ見つめてる」。
この曲も、「いつも繋がっていたい…」
そんな気持ちを表していますね。
僕はポケベルを持った経験がないのですが、
当時はポケベルを持った女子高生が
公衆電話の前に行列をつくるという
今では考えられれない現象が起きていました。
アナログからデジタルへバトンが渡される瞬間だっだんですね。
ここから男女は「いつも繋がっていたい…」
という気持ちが増幅していくのです。

----------------

そして、この「ポケベル」と前後して
登場したのが携帯電話なんですが…
携帯電話が登場する楽曲というのも
たくさんJ-POPには登場します。
というワケで、この続きは、また明日!

明日は、今日紹介しきれなかった、
平成のキングオブコミュニケーションツール
「携帯電話」にまつわるJ-POPを特集したいと思います!

「FM KAMEDA」、今日は「3分間電話の日」ということで
電話にまつわるJ-POPをピックアップしました。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 16:08 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月26日

ネクストブレイクアーティスト特集〜Awesome City Club〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第936回目のテーマは…

ネクストブレイクアーティスト特集〜Awesome City Club〜

====================

亀田:今週は、酉年の今年、間違いなく羽ばたく!!そんなアーティストを日替わりでゲストにお迎えしてお送りしています。題して…「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」そして今日は、スタジオに、このバンドをお迎えしています。 自己紹介よろしく!

atagi:はい、AWESOME CITY CLUBというバンドのギターボーカルをやっています、atagiと申します。

PORIN:シンセボーカルのPORINです。宜しくお願いします。

亀田:オーサム来てくれましたね!

atagi:宜しくお願いしますー!

亀田:AWESOME CITY CLUBは2013年春、それぞれ別のバンドで活動していたメンバーが集まり結成。今のサウンドとちょっと懐かしいサウンドがミックスされた、テン年代、2010年代のシティ・ポップを鳴らす存在として注目が集まる中、2015年にメジャーデビュー。そして昨日、4枚目となるアルバム「Awesome City Tracks 4」をリリースしました!おめでとうございます。

PORIN:ありがとうございます。

亀田:アルバム聴きましたよ!

atagi:ありがとうございます。

亀田:てんこ盛りでカラフルで楽しいですね。

atagi:てんこ盛りですよね!

亀田:きた!こうきたか!次はこうくるか!

PORIN:忙しいですね!

亀田:うん、いやでも最高です。本当に。久々にこんなカラフルなアルバム聴かせていただいた気がします。ちなみにこのオーサムの場合ツインボーカルだったりするけど、どうやって曲は作られているの?非常に興味があります。

atagi:僕らの場合は完全に曲先なんです。

亀田:歌詞は後?

atagi:後ですね。

亀田:オケも後?トラックも後?

atagi:トラックは同時だったり同時じゃなかったり色々なんですけど、曲とメロディ、コードの伴奏なんかがまず出来て、それをメンバー全員で持ち帰って全員で歌詞を書く、みたいな。

亀田:え?ちょっと待てよ?え?それにこの歌詞にしよう!っていうのは誰が決めるんですか?

atagi:全員で決めます。

亀田:凄い民主的!かつ、バチバチしそうなパターンですね。

PORIN:そうですね。みんなライバル!

亀田:普通リーダー的な人がいて、その人が詞も曲も書いちゃったり、これで行くよ!なんて言って、お前が言うならしょうがないなあみたいに、僕の周りのバンドはそういうバランスなんですけど、面白いパワーバランスですね!

atagi:そうなんです。だから民主的といえば聞こえはいいんですけど、その分時間もかかるし結構大変な部分も多くて。だから毎回「ああでもない」「こうでもない」って言いながら、詞に関しては特に。

亀田:サウンドは?

atagi:サウンドは大体僕が曲アレンジをして、半分ぐらいギターのモリシーがアレンジで参加してくれてって感じですかね。

亀田:なるほど。オーサムの場合は、メンバーの演奏を活かしているんですよ。

atagi:うおー!めちゃくちゃ褒めてくれますね!

亀田:いや、本当です本当!基本僕は自分が褒められたいタイプなので!みんなのことも褒めるんですけど。でもそういうサウンドを聴いていると、それぞれのメンバーから出てくるフレーズやアレンジが比重が割と大きいんじゃないのかなと思ったりもするんだけど。

atagi:そうかもしれないですね。やっぱりそれぞれ聴いてきた音楽って違うし、クセも結構強烈にあって。広く浅くみたいなタイプじゃない不器用な人たちの集まりなんで、得意なことしか中々上手に出来ないとか、まあそれがいい意味にひょっとしたら反映されているかもしれないですね。

亀田:なるほどね。ではそんなAWESOME CITY CLUBの曲を聴いてみたいと思います。昨日4枚目となるアルバムが出ましたが、その中で僕この1曲目に入っているこいつがたまらなくカッコイイと思っているんですよ。

M. 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる / AWESOME CITY CLUB

20170126_fm1.jpg


亀田:もうこのサウンド痺れますね!なんかデュエットソングじゃないですか?

atagi:デュエットソングですね!最近デュエットソングってないなというところを、全く関係ない話のネタとしていたところで、そういえば僕ら男女ボーカルだしデュエットソング思い切って作ってみたらどう?っていうことになって、作ってみました。

亀田:それもう確信犯に作っていくわけ?

atagi:そうですね。

亀田:デュエットソングってそもそも歌う男女の間になにか芽生えていくみたいな、なんかあるじゃないですか。

PORIN:そういう歴史を私たちなりに塗り替えていこうみたいな。

亀田:なるほど。やっぱり本当に時代が1周2周3周してここにきている感じがするね。で、FM KAMEDAは音楽番組なんですけど、本日せっかくFM KAMEDAにいらっしゃってくれたということで、この機会に僕、亀田誠治に質問等あれば、バッチリ答えます。

atagi:まじですか?ちょっと僕聞きたいことある!ある?2人両方聞いてもいいですか!?

亀田:どうぞどうぞ!

PORIN:え!?どういう系?

亀田:どういう系!?

atagi:僕は音楽系かな。すみません、質問失礼します。音楽的なことで単純に興味本位で聞くので深い意味はないんですけど、自分の中で嫌いな自分の音楽的なクセってあります?あんまり好きになれないんだけど、クセになっているものとか、こういうトーンを選びがちなんだけどもっとこうしたいんだけどな、という気持ちはあってもクセのほうにいっちゃうとか。

亀田:そうですね。痛いところを突かれている気もしますけども、基本的に自分大好き。自分の作る音楽が大好きなので。あと僕は音楽プロデューサーなので自分1人で発信していくということはないので、必ず自分が大好きなアーティスト、または自分が惚れたアーティストと一緒に作っているので「ああ嫌な方向に行っちゃってるな」っていうのは音楽的な方向ではないです。ただ作り方として凄くイージーに人のフレーズを引用しちゃったりとか、会話とかになってくると、「うわしんどいな」「こういうやり方は嫌だな」と思うけれども、自分が作っていく中で自分のやり方に「これは嫌だ」という気持ちはなかったりします。逆に言うと、裏方だけど自分のやりたいことをいつもやれているというところがあります。

atagi:なるほど、ありがとうございます。

亀田:PORINさんは?

PORIN:プロデューサー目線として今後オーサムのどういう曲を聴きたいとかありますか?

亀田:オーサムのどういうところを聴きたいか?お〜。そうですね、1つは凄い皆さん演奏力があると思うので、1発ライブレコーディングとかそうして作ったものは是非聴いてみたいですね。

atagi:やったことないですね。

亀田:なんかきっと凄い化学反応が起こる気がする。

PORIN:やってみたい!

atagi:いいかも。

亀田:うん、頼んどきな?スタッフの人とかに。絶対カッコイイと思う!

atagi:本当にイイと思います。おもしろそう。

亀田:はい!まあそんなところでいいかな?では最後に今年2017年のAWESOME CITY CLUBの目標とか意気込みとかこんなことやってみたいとかあったら是非教えてください。

PORIN:でもアコースティックワンマンツアーを今回初めてやるんですよ。それをまず楽しみにしていて…

亀田:アコースティックは全員でやるの?

atagi:全員でやりますね。

亀田:おー凄い!さっき俺が言ったのと近いね!

PORIN:そうですね!しかもお客さんも座りでゆったり聴いてもらうことになるので凄いそれが楽しみなのと、ワンマンツアーもバンドセットでやるのでそれをまず頑張りたいですね。

atagi:そうですね。

亀田:このライブで届けて聴かせる躍らせる両方多分できる数少ないバンドだと思うので頑張って下さい。

PORIN:はい!

atagi:ありがとうございます!

亀田「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今週は「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」と題してお送りしました。今日は… AWESOME CITY CLUBからatagiさん、そしてPORINさんをお迎えしました。どうもありがとうございました!

atagi、PORIN:ありがとうございました!

【Awesome City Club】

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STAFF| 17:11 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月25日

ネクストブレイクアーティスト特集〜go!go!vanillas〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第935回目のテーマは…

ネクストブレイクアーティスト特集〜go!go!vanillas〜

====================

亀田:今週は、酉年の今年、間違いなく羽ばたく!!
そんなアーティストを日替わりでゲストにお迎えしてお送りしています。
題して…「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」
そして今日は、スタジオに、このバンドをお迎えしています。 自己紹介を!

牧:はい!go!go!vanillasのボーカルギター牧達弥と、

長谷川:ベースの長谷川プリティ敬祐です!宜しくお願いします!

亀田:2013年、インディーズでのリリースをキッカケにシーンに登場。2014年にはメジャーレーベルからアルバムをリリース。昨年7月には兄貴分、THE BAWDIESとのスプリット・シングルをリリースし話題。これカッコよかった!そして先週、18日に3rdシングル「おはようカルチャー」をリリースしました。ここまでこの流れを見ると順風満帆というか。

牧:そうですね!音楽的に充実しましたね。

亀田:牧さんと長谷川さんは中学からのお付き合い?そして他のメンバーは、柳沢さんとジェットセイヤさん。そんなみんなは曲作りは?

牧:基本的にはボーカルの僕が作ってます。

亀田:どれぐらいまで仕上げてくるんですか?

牧:結構仕上げてます。最近はDTMで作るようになったんですけど、ちょっと前までは弾き語りでボイスメモみたいな形で自分がスタジオに持って行って合わせながらアレンジを要望するみたいな。

亀田:リーダーは誰かいるんですか?

長谷川:リーダーは牧ですね。

牧:仮初めのリーダーなんですけどね。

長谷川:仮初めだったの!?

牧:誰もならないからみたいなね。俺フロントマンだし…

長谷川:じゃあ俺がなる、みたいなね。

亀田:例えばリーダーからのアレンジ指示に対して、異議を唱えるメンバーとかっていたりしないんですか?

長谷川:あーでも結構こっちのほうがいいんじゃないかな?って言って試したりはするんですけど、僕はベースこっちのほうがいいんじゃない?牧に言われてたまに喧嘩になったりとかはありますね。

牧:まあ、ここはこういうフレーズとかがいいとか、これ多いんじゃないの?とかってやりとりはありますね。

亀田:作った人は牧さんの頭の中でなっている音と、良くも悪くも誤差って絶対出てくるはずですもんね。

牧:やっぱりプレーヤーと曲作り側からのイメージって絶対違うんで。それも面白いですけどね。

亀田:そう!バンドはメンバーの縛りっていう中で作っていくのが楽しかったりするよね。いろんなプレーヤーが絡まることによって。

牧:結構メンバー3人の個性が強いので。なのでそこの個性はどんだけ消そうと思ってもめちゃめちゃ残るっていうね。だから極限まで消すんですけど、やっぱ残っちゃうんですよね。強烈なんです。

亀田:いいことですね。僕でもgo!go!vanillasの音楽ってどこか痛くないというか、耳に優しいトーンのサウンドだと感じるの。ギザギザしすぎていなくて、マインドがとんがっている感じはわかるんだけど、音がそれぞれの楽器のいい音がなっていて柔らかいな〜って気持ちによくなるんですけど。

牧:そうですね、俗に言う音圧重視みたいなそういうものをあんまり意識していないこともあるかもしれないですね。僕も洋楽が大好きだったし、古い音楽が好きだったので、その当時なんてそんなこと考えてなかったじゃないですか。っていう、純粋にいい音とか気持ちかったり普段聴いていてもストレスのないものっていうのを意識したりはしますね。

亀田:これ例えばライブをやるにしても、音源・CDを作るにしてもレコーディングするにしてもどんな人に届けたいとか、聴く人・お客さんの顔って見えたりするんですか?作るときは。

牧:もちろん見えますね。最初、僕が作り始めたときはもうがむしゃらに自分のことを知ってくれ!って感じだったんですけど。

亀田:わかる。それも大事!大事なんですよ!

牧:大事なんですけど、そこからやっぱりライブをしていくことによってどんどんお客さん増えるじゃないですか。それで何千人、何万人みたいなところになってくると、そのときに会話ができるような言葉だったりとか曲じゃないと、そこに響いてない感じがするんですよね。なので、その歌詞であればより自分は会話をする?何千人、何万人というよりは、一人一人、マンツーマンで会話をしているような感覚にできるようなことをちゃんと伝えていきたいし、曲に関してもやっぱり僕たちの1番ハッピーな部分っていうのを存分に見せるっていうところは凄い意識していますし、変わりましたね。

亀田:なるほど。そんなエッセンスがきっとたっぷりこもっていると思われるリリースされたばかりのシングルを聴かせてもらいたいと思います。

M. おはようカルチャー / go!go!vanillas

20170125_fm2.jpg

亀田:とても素敵な楽曲です。今回はストレイテナーのホリエアツシさんをプロデュースに?

牧:はい、そうなんです!

亀田:ホリエくんが持っている包容力みたいなものが全部広がって素敵な曲に繋がってよかったね!

牧:本当にありがとうございます。

亀田:そして今日はせっかくこのFM KAMEDAに来てくれたということで、この機会に僕に聞いておきたいことがあれば!音楽的なことでもいいし、それ以外でもいいし、なんでもお答えします!

牧:そうですね、うちのベース、長谷川プリティが。

長谷川:僕最近ベース友達と話しているときによく話題になるのが、今年ベースで流行るものっなんなんだろうみたいな!例えばプレべが流行るだったり。ちなみに僕はフラットの弦が流行るんじゃないかな?と思っています。

亀田:フラットワウンドっていう、つるつるの弦ですよね。ギザギザの弦に磨きをかけてつるつるで、ナイロン音源みたいな音で「ポンッ」「ブンッ」っていう音が出るんですよね。それが流行るんじゃないかと?

長谷川:流行るんじゃないかと思っているんですけど、亀田さん的にこれからは、これが流行っていくんじゃないかな?みたいなのって?

亀田:僕は今長谷川くんから聞いたニュースを応用したいと思います!(笑)考えてもみなかったよ!僕はちなみに、自分のベースのサウンドに関しては機材も20年前から変わっておらず、楽器も変わっておらず、多分20年前も今も20年後も多分僕は同じ音で弾き続けるんだと思います!

牧:そこで完成したってことですか?

亀田:そうなんか、これでいいって感じなの。ジャンルとか流行りとか曲によって楽器も変えないんですね。

牧・長谷川:えー!?そうなんだ…意外。

亀田:自分のベースでできることをやるっていう。僕の場合決めちゃっているので、浮気をしないという!弦もいつも使っているゲージに決めていて、これはすべてのベースに貼られていて、これも浮気をしませんということで僕の場合は改良改善されない。このまま行くんではないかなと思います。でもフラットワウンドの話はいいですね!ちょっとレンジがミッドに集中しますんで柔らかくて暖かい音が出ますので、音圧とギザギザした音が溢れてもうお腹いっぱいやー!みたいな音楽が多い中で、一服の清涼剤というか、大事なサウンドになっていく感じはします。ということで、逆に長谷川さん情報をありがとうございます!

牧:いいっすね、情報交換をしちゃって。

亀田:情報交換しちゃった!

長谷川:恐縮です。

亀田:後は、ここで今年2017年のgo!go!vanillasの意気込みやご予定を聞かせてください。

牧:そうですね。ツアーが決まっておりまして、対バンツアーをまず5本やりまして、その後にワンマンが4本あって、楽しみですね。

亀田:それは凄く楽しみです!かなりの飛躍が期待できるんじゃないでしょうか!

牧・長谷川:頑張ります!!押忍!

亀田:「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今週は「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」ということで、今日はgo!go!vanillasから牧さんと、長谷川さんをお迎えしました。ありがとうございました!

【go!go!vanillas】

20170125_fm.jpg

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酉年に羽ばたくアーティストを迎える今週の「FM KAMEDA」、
最終日の明日は、AWESOME CITY CLUBが登場! どうぞお楽しみに。

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STAFF| 13:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月24日

ネクストブレイクアーティスト特集〜Brian the Sun〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第934回目のテーマは…

ネクストブレイクアーティスト特集〜Brian the Sun〜

====================

さあ今週は、酉年の今年、間違いなく羽ばたく!!
そんなアーティストを日替わりでゲストにお迎えしています。
題して…
「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」


亀田:

今日は、スタジオにこの方をお迎えしています。
Brian The Sunのボーカル、森亮太さんです。よろしくお願いします!

Brian The Sun、実は今年結成10周年イヤーに突入した4人組バンド。
長きにわたるインディーズ時代を経て、
昨年2016年にメジャーデビューシングル「HEROES」をリリース。
そして今月11日、メジャー1stアルバム「パトスとエートス」をリリースしました。


森:
ありがとうございます。


亀田:
メンバーはどういう風に集まったの?


森:
ベースの治輝(はるき)とは同じ高校の軽音部で出会って、
ずっと一緒に活動をしていました。
その当時は同じ高校のメンバーでバンドを組んでいたので、
大学受験をきっかけにギターとドラムが抜けて、
今のギターはライブハウスに通っているお客さんだったんです。
バイクに乗って、金髪で、革ジャン着て、めっちゃ目立つんで、
声掛けたのがきっかけで一緒にやることになりました。


亀田:
え!お客さんに自分から声掛けたの?!


森:
なんかお客さんっていう自覚もないというか、当時まだみんな若かったんで、
地元のライブハウスに集まってる仲間みたいな感じだったんで、
自然と仲良くなっていきました。
それで、ドラムは別のイベントで一緒になっていたので
高校生のときくらいから顔は知っていました。
ある日ドラムできるやついたっけ?ってなって、探して連絡とって、
そこからはサポートで叩いてもらったのがきっかけです。
それがちょうど6年前ですね。


亀田:
こうやって集まったメンバーですが、
何か目標に向かって頑張るぞー!みたいな感じで活動していたんですか?


森:
20歳になったときくらいはそんな感じだったかもしれないですね。
活動を続けるにつれて、練習して音楽の道を極めるということは大前提として、
でもやっぱり生活を維持することが大変なんですよ。
バイトしながら、遠征費も自分たちで出してた時代もあって、
そういうときに、バンドの音が気持ち良いのはもちろんなんですけど、
みんなお互いのことをなんとなくわかってるよなっていう感覚で
過ごすことの方が大事だなあと考えていたんですよね。


亀田:
あ〜。お互い尊敬、尊重しあうってこと?


森:
尊重って言うとめちゃくちゃ良い言い方ですけど、
逆に言うと、諦め(笑)
こいつこーいう奴だし、しゃーないな。みたいな(笑)
そういうことができるっていうのが、逆によかったです。


亀田:
僕は今、40代後半くらいのベテランバンドの方もたくさんプロデュースしています。
彼らも中、高、大学生くらいから集まったメンバーで活動してるんだけど、
一番のポイントはそこですよ!
「あいつがああ言うならしょうがない!」とか、半ば良い意味での諦めみたいな。
でもその先に「あいつはちゃんとプレイしてくれるし」っていう信頼関係がある。


森:
そういうのは僕らにもあるかもしれないです!


亀田:
さあそれではここで、
リリースされたばかりのメジャー1stアルバム「パトスとエートス」から
1曲聞かせてもらいましょう。

M. パトスとエートス / Brian the Sun

20170124_fm1.jpg

亀田:
かっこいい!もう本当にやんちゃですよね。
お聴きいただいているのは、Brian The Sunで「パトスとエートス」。

これ話を聞いていたら、本当に一発録りなんだとか!


森:
そうなんです。
とにかくリズム帯が頑張ってくれてるんで、一発でいけましたね。


亀田:
"パンチ・イン"って僕らは言うんだけど、ちょっとした修正もしてないんでしょ?


森:
なるべくしないようにしました。
パンチ・インするときは
「ああ、するか〜。しちゃうか〜。
パンチ・インするならもう1テイクやりたい!」
みたいな気持ちになりますね。


亀田:
すばらしい!Brian The Sunがライブでも評価されていくし、
いろんなところに届いていくんだね。
だってなんかギザギザしてるもん!
お手入れしてない分、チクチクする感じ。
最後の仕上げをトリートメントしてない感じがすごい魅力だと思うんですよね。


森:
ありがとうございます。

亀田:
ところで、せっかくFM KAMEDAにいらっしゃったということで、
この機会に、僕、亀田誠治に聞きたいこと、
音楽的なことでもそれ以外でもOKなので、何かあればお答えしますよ!


森:
亀田さんは、ものを作ったり、人の作ったものに対して提案する立場じゃないですか。
そういうとき、自分と、ものを作るときの自分って違うのかなというところが気になります。
僕は音楽やっているときの自分って、なんかちょっと違うんですよ。
歌では本音を言ってるんですけど、
それが僕の心の奥底にあるものなのかどうかもわからないけど気持ち良いままやってる!
っていうのがステージ上の僕なんです。
でも普段の僕はまったくそういうことなくて。
結構平和なタチの人間なんですけど、ステージ上では尖ったことも言っちゃいます。
色々ある自分の中で、どれが本当の自分なのかっていうところが気になります。


亀田:
なるほど〜。
僕が作るときは、とにかくその作品が良ければ嬉しい!
作品がうまくいかないとが起こっていると、帰りの車の中では
「あーなんか今日のセッションうまくいかなかった!
なんであそこであのフレーズ磨かなかったんだろう!」みたいな感じになります。
なので僕はある意味、裏表がないというか、曲が良くなるためなら何でもやりたいし、
アーティストにも喜んでもらいたいし、僕自身も満足したい。
欲張りなんですかね。


森:
なるほど!もう全部、一生を通して作品のためにってことですよね?


亀田:
そう!もう全部がそこに向かっている感じ。

ということで色々お話しましたが、
今年2017年のBrian The Sunの意気込み、予定などあれば聞かせてください。


森:
はい。今年僕ら10周年ということで、
色々面白いことやっていこうぜっていう感じではあるので、
その一作目として「パトスとエートス」を出したので、
残り9個は何をやっていくんだろうなーっていうのをみんな楽しみにしていて欲しいです。

「パトスとエートス」も曲に思いがあって、
メジャーデビューしてから自分たちに求められているものがなんとなくわかったとき、
ただ「そうですね」ってやるんじゃなくて、
違う部分を見せたいなと思って作ったものでした。
そういう風にこれからもちゃんと自分の今踏みしめている場所をわかりながら、
みんなで音を鳴らしていきたいなって思っています。


亀田:
今年2017年のBrian The Sun、本当に楽しみです!


森:
ありがとうございます!


亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今週は「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」

今日は、Brian The Sunからボーカルの森良太さんをお迎えしました。
ありがとうございました!

【Brian the Sun】

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STAFF| 17:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月23日

ネクストブレイクアーティスト特集〜SHE'S〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第933回目のテーマは…

ネクストブレイクアーティスト特集〜SHE'S〜

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今週は、酉年の今年、間違いなく羽ばたく!!
そんなアーティストを日替わりでゲストにお迎えしてお送りしたいと思います。
題して…「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」

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亀田:
というわけで、今日は、スタジオにこの方をお迎えしています。
SHE'Sから井上竜馬さんです。よろしくお願いします!

SHE'Sは大阪出身、4人組のピアノ・ロック・バンド。
これまで数枚のミニアルバム、シングルをリリースしていて、
今年2017年、いよいよ1月25日に
メジャー1stアルバム「プルーストと花束」をリリースします。

実は僕、この番組の「もちこまレコメン」という、
ADのねぎちゃんという女の子が、
今おすすめ、これから来る若いバンドを
亀田さんに聴いてもらおう!
…という企画があって、
そこで初めておすすめされて聴いたのが
SHE'Sだったんですよ。


井上:
わー、うれしい!
ありがとうございます。


亀田:
確かそのとき、ねぎちゃんはピアノボーカル・井上さんの
ピアノを弾く指がセクシーだって言ってましたよ。
女の子は見ているところがちがう!(笑)


井上:
めっちゃ恥ずかしいですね、それ(笑)


亀田:
そのとき、ピアノボーカルのバンドも意味があるんだなと思って聴いていました。
でもピアノロックとはいえ3ピースではなく、
ギターもいて、しっかりとしたロックサウンドを聴かせてくれているな
なんて感想を当時、僕は述べた気がしますが…
今日はご本人が目の前にいるので、SHE'Sの魅力についてたくさん伺いたいと思います。

まず、バンド結成はいつ?


井上:
バンド結成は19歳、大学1年生になる頃なんですけど、
その少し前、高校生の終わる頃に各メンバーに声をかけました。


亀田:
そのメンバーはどういうアンテナに引っかかって集まったんですか?


井上:
そもそも人間として付き合いが長いことと、
音楽的にも好きな部分が一緒な人を選ぼうとは思ってましたね。


亀田:
てことは、小中学生からの同級生もいたりするの?


井上:
基本的に中学からですかね。


亀田:
でもその時代を、特に男同士でワイワイしてたことって、音楽に関わってきますよね。

ちなみに、井上さんはピアノボーカルですが、全部の楽曲を作られてますよね?
曲はどんな風に作るんですか?


井上:
基本ピアノで作るんですけど、ライブでギターを弾く曲はギターで作ったりもします。
結構ひとりで旅行に行くんですけど、
そのとき旅先で頭の中で作ったりすることも多いです。


亀田:
かっこいい!
インスパイアされて、みたいな?


井上:
そうですね。
自然のあるところとか、開放された場所に行かないと
全然出てこなかったりすることが多くて、
だから部屋でやっていて煮詰まったらどこかへ行くこともあります。


亀田:
なるほど〜。
まずは井上さんが曲を作ってからバンドメンバーのところへ持っていくんですか?


井上:
そうですね。


亀田:
その時点で歌詞もできているんですか?


井上:
そのときは仮歌詞ですね。
本チャンの歌詞はレコーディング直前までずっと手直しが続いているんです。


亀田:
例えば、井上さんが旅に出て受けたインスピレーションを持ってきたり、
部屋にいて煮詰まりながら作ったりしてできた曲を
バンドで鳴らす瞬間はどんな気持ち?


井上:
もうめっちゃ気持ちいいし、楽しい!
いい意味で、自分が予想していなかった方向にも行ったときとかは、
「うおー!」ってなりますね。


亀田:
はい、それではここで、
そんなSHE'Sの25日リリースされるアルバム「プルーストと花束」から
1曲聴かせていただきましょう!

M. Freedom / SHE'S

20170120_fm1.jpg

亀田:
もうめちゃくちゃかっこいい!
お聴きいただいたのは、25日リリースのアルバム「プルーストと花束」から「Freedom」。

やっぱりピアノもドラムもベースも、みんな見せ場があるっていうところが良いですよね。
これぞバンドサウンド!という感じがして、たまらんと思う!
本当にお客さんみんな好きになると思うなあ。

ところで、せっかくFM KAMEDAにいらっしゃったということで、
これを機会に、僕に質問があればワンポイントお答えします。
…って、この企画今知ったんだけど!(笑)
でも、どうぞ!


井上:
では…
アレンジ、よくされるじゃないですか。
そのアレンジのコツってありますか?
何曲も作っていると、自分の中でパターンとかが決まってしまって、
これ前もやったなと思うことや、アレンジに煮詰まることが多いんですよ。


亀田:
今もう飲みにいこうよ!みたいな気分にもなっているんですけど(笑)、
一言でいうと、僕はアレンジっていうのは「メロディの組合わせ」だと思ってるんですよ。
なので、このメロディに対してこういうメロディのフレーズを入れようとか、
例えばフレーズじゃなくても、このメロディに対してこういうドラムのおかずを入れよう、
とかすべてがメロディとメロディが絡み合っているっていう風に考えると、
あ、じゃあもう1パターンメロディを考えれば良いんだ!っていう風に
イメージが広がっていくので、クリエイティブに楽しく僕は作業できますね。


井上:
めっちゃ良いこと聞きました…


亀田:
だからメンバー全員、ギターもベースもドラムもそうやて会話をすると
そっちがそう来るんだったらこっちが良いかな、とか
逆もあって、メロディを聴かせるためだったらこっちは何もしない方がいいな、っていう
何もしないっていう選択肢も見えてくることもある。
ぜひ、試してみてください!


井上:
なるほど!ありがとうございます!


亀田:
でもこれ今日だけじゃ収まり切らないから、今度一緒にゆっくり話しましょう!

最後に、今年2017年のSHE'Sの意気込み、聞かせてください。


井上:
はい。
リリースとワンマンツアーが始まって、
飛躍できるチャンスに恵まれた1年かなと思っているので、
そこを逃さないようにしっかり努力して、良いライブをしていきたいです!

SHE'S One man Tour 2017 "プルーストの欠片"
というツアーがありまして、
3月4日、広島を皮切りに全国10箇所、
東京ファイナルが4月9日の赤坂BLITZです。


亀田:
これは楽しみですね〜
赤坂BLITZはお客さんとの距離が近くて盛り上がるんですよ!
これは絶対SHE'S最高だと思う!
2階席からはきっと、うちの番組ADのねぎちゃんが言っていた、
セクシーな指先が見えるんじゃないかと僕は予想しています。(笑)

というわけで「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
「2017年 さらなるブレイクが期待されるアーティスト大集合!」ということで、
今日は、SHE'Sから井上竜馬さんをお迎えしました。
どうもありがとうございました!

井上:
ありがとうございました!

20170120_fm2.jpg

【SHE'S】

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酉年に羽ばたくアーティストを迎える今週の「FM KAMEDA」、
明日は、BRIAN THE SUNをお迎えします。
どうぞお楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 13:36 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月19日

カラオケ・ランキングから見えてくるもの

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第932回目のテーマは…

カラオケ・ランキングから見えてくるもの

====================

年末の忘年会シーズンから新年会と…今の時期、
カラオケへ行く機会は、多いのではないでしょうか?
普段から友達や同僚と、そしてカップル、
はたまた、最近では1人カラオケを
楽しんでいる方も、多いですよね。

ところで、みなさんは、カラオケに行くと、
どんな曲を歌いますか?

今、カラオケでは、どんな曲が、
もっと多く歌われているのか?
掘り下げることで、これまでのJ-POPの変化や、
愛され続ける曲の傾向が、
見えてくるのではないでしょうか…

そこで、今回のFM KAMEDAでは、
最新のカラオケ・ランキング事情に迫ります。

今、僕の手元には、(1月13日付)の
JOY SOUND週間カラオケ・ランキングデータと、
(1月9日付)の、
オリコン週間CDシングル・ランキングデータがあります。

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<JOY SOUND週間カラオケ・ランキング>

1位 恋 / 星野源(2016年)
2位 前前前世 / RADWIMPS(2016年)
3位 海の声 / 浦島太郎(桐谷健太) (2015年)
4位 糸 / 中島みゆき(1992年)
5位 ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP) / ピコ太郎(2016年)
6位 世界に一つだけの花 / SMAP(2003年)
7位 ひまわりの約束 / 秦基博(2015年)
8位 PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)ロングver. / ピコ太郎(2016年)
9位 クリスマスソング / back number(2015年)
10位 なんでもないや/ RADWIMPS(2016年)
11位 トリセツ / 西野カナ(2016年)
12位 ハナミズキ / 一青窈(2004年)
13位 小さな恋のうた / MONGOL800(2001年)
14位 365日の紙飛行機 / AKB48(2015年)
15位 残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子(1995年)
16位 SUN / 星野源(2015年)
17位 奏(かなで) / スキマスイッチ(2004年)
18位 Story / AI(2005年)
19位 高嶺の花子さん / back number(2014年)
20位 千本桜 / feat.初音ミク(2012年)

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<オリコン週間CDシングルランキング>

1位 僕以外の誰か / NMB48
2位 QUARTET NIGHT / God’s S.T.A.R.
3位 恋 / 星野源
4位 不滅のインフェルノ / HE★VENS
5位 二人セゾン / 欅坂46
6位 世界に一つだけの花 / SMAP(2003年)
7位 Winter Wonderland / SHINee
8位 素晴らしきSekai / Pile
9位 Hey!Say!JUMP / Give Me Love
10位 Plastic 2 Mercy / GANG PARADE
11位 無敵*デンジャラス / B-PROJECT
12位 Don’t be Afraid / L’Arc〜en〜Ciel
13位 Vintage & New,Gift Shits / Hi-STANDARD
14位 サヨナラの意味 /乃木坂46
15位 あんさんぶるスターズ! ユニットソングCD / Valkyrie
16位 あいたい /林部智史
17位 NOROSHI / 関ジャニ∞
18位 サイレントマジョリティー /欅坂46
19位 『刀剣乱舞-花丸-』歌詠集 其の六 特装盤 / 愛染国俊(山下誠一郎),蛍丸(井口祐一),明石国行(浅利遼太),大和守安定(市来光弘),加州清光(増田俊樹)
20位 あんさんぶるスターズ! ユニットソングCD / Switch

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カラオケ・ランキング1位は、
ドラマでも話題になった星野源さんの「恋」、
そしてCDシングル・ランキング1位は、
NMB48の「僕以外の誰か」です。

こうやって比較してみると…
JOY SOUND週間カラオケ・ランキングデータと、
「CDシングルランキング」に入っている楽曲が、
ほとんど被っていません。
カラオケチャートと CDシングルチャート、
どちらにもチャートインしているのは、
星野源さんの「恋」と
SMAPの「世界に一つだけの花」の2曲のみです

カラオケ・ランキングの上位には、
ピコ太郎やRADWIMPS、SMAPなど
2016年、話題になった曲が並んでいますが…
(ここらへんは、みんなで盛り上がるので想像できますよね)
しかし、そのなかで4位に入っているのが、
なんと、中島みゆきの「糸」(1992年リリース)。

他にもカラオケ・ランキングTOP20のなかには、
一青窈の「ハナミズキ」、MONGOL800の「小さな恋のうた」、
AIの「Story」など、10年以上前に発売された曲が、
多数チャートインしています。

さらに、CDシングル・ランキングとの違いをみていくと…
CDシングル・ランキングには、AKB48グループの楽曲が
NMB48から1曲、欅坂46から2曲、
乃木坂46から1曲の計4曲チャートインしていますが、
カラオケ・ランキングにはシングルチャートに入っていない
AKB48の「365日の紙ひこうき」1曲のみです。

同じくジャニーズ関連の楽曲も、
CDシングル・ランキングにはSMAPとHey!Say!Jump!と
関ジャニ∞の3曲が入っていますが、
カラオケ・ランキングに入っているのはSMAPの
「世界に一つだけの花」のみです。
(不動の人気の嵐の曲もよくカラオケで
歌われてそうですが…入っていないんです)

また、CDシングル・ランキングには声優さんのユニット楽曲が
5曲もチャートインしていますが、
カラオケ・ランキングには一曲も入っていません。
(アニメつながりでみると、カラオケ・ランキングには、
エヴァンゲリヲンの主題歌
「残酷な天使のテーゼ」が15位に入っています。
こちらも長年歌われ続けている定番曲です!)

そのほか、カラオケ・ランキング20位に、
初音ミクの「千本桜」がチャートインいます!
ボカロも根強い人気のようです。

このように、ランキングを見ていると、
さまざまな発見があって面白いですね。
それではここで1曲お届けしましょう。

M. 世界に一つだけの花 / SMAP

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61t2zQ%2BApVL.jpg

お送りしたのは、
SMAPで、「世界に一つだけの花」でした。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今回は、「カラオケ・ランキングから見えてくるもの」と題して、
最新のカラオケ・ランキング事情を掘り下げています。

亀田さんが思う、新旧問わず
カラオケ・ランキングにチャートインする、
楽曲の特徴とは?

このリサーチから見えてくることは、
カラオケでに人気曲は大きく二つにわけられるということです。
一つ目は一青窈の「ハナミズキ」、
MONGOL800の「小さな恋のうた」、
中島みゆきの「糸」
AIの「Story」、エヴァンゲリオンのテーマ
「残酷な天使のテーゼ」など
長年歌われ続けているスタンダードとも言える楽曲。

そして、二つ目は
ピコ太郎の「PPAP」、星野源の「恋」、
RADWIMPSの「前前前世」、桐谷健太の「海の声」など、
今まさに、世の中的にブームになっている楽曲。
この二つにわけられるんです。

どちらも、新旧とわず、日本全国津々浦々、老若男女問わず
つまりお茶の間の隅々にまで届いている楽曲が
カラオケチャートの上位にランクインしているということが見えてきます。

僕の経験では、スタンダード曲は歌詞&メロディが秀逸で、
誰でも知っていることから、マイクを持った人の
「オンステージ状態」が生まれ、
上手に歌えると「歌のうまさ」をアピールするのに役立ちますよね。

一方、最新のブーム曲はダンスしたり、
サビを一緒に歌ったたり、
とにかくみんなで盛り上がるのにかかせません。
こうやって考えると、カラオケの楽しさって、
歌うことの楽しさだけでなく、「歌」を通じてみんなで、
時間と空間をシェアする楽しさだと思うんです。
そう、カラオケは誰でも参加できるコミュニケーションツールなんです。
さらに!一人カラオケの存在も見逃せません。
声を出すということはストレス発散になるだけでなくだけでなく、
一人なら周りを気にせず、
好きな歌を思う存分歌えるところがいいですよね。

アーティストの中には一人カラオケで自分の曲を練習する人もいますよ!
ここにコミュニケーションツールとしてではなく、
「個人としてのカラオケ」の魅力があるんです。

そしてみなさんお気づきでしょうが、
今は、CDの売り上げとカラオケで歌われる回数が比例していません。
カラオケチャートは、
アーティストよりも「楽曲」そのものへの支持が数字に表れるからです。
ですから、 CDチャートの上位に入らなかった楽曲でも、
カラオケチャートの常連ということもありえますし、
CDチャートのアイドル楽曲でも、
「楽曲」そのものが普遍的な魅力があって日本全国津々浦々、
老若男女に届いたならば、
カラオケチャートの上位に入ってくるわけです。
今のチャートでいう「世界に一つだけの花」や
「365日の紙ひこうき」などはその例ですね。
「楽曲」が時代を超えて変わらない強さを持っているのです。

余談ですが……宇多田ヒカルさんの曲
「Wait & See〜リスク〜」で、
「キーが高すぎるなら下げてもいいよ / 歌は変わらない強さ持ってる」という
歌詞がありましたが、まさしく言いえて妙!

最新のカラオケ・ランキング、いかがだったでしょうか?
カラオケで自分がよく歌う曲を書き出してみても、
面白い発見があるかもしれません。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、「カラオケ・ランキングから見えてくるもの」と題して、
最新のカラオケ・ランキング事情を紹介しました。
以上、「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」でした。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
さて、来週月曜日は、2017年さらなるブレイクが
期待されるアーティスト大集合!をお届けします!
お楽しみに!

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STAFF| 13:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月18日

eggman35周年

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第931回目のテーマは…

eggman35周年

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亀田:今日は、渋谷のライブシーンを長年に渡って支え続けているライブハウスにスポットをあててみようと思います。というわけで、本日はスタジオにゲストをお迎えしています。ライブハウス Shibuya eggmanの店長、鞘師至さんです。どうぞよろしくお願いします!

鞘師:よろしくお願いします。はじめまして。

亀田:eggmanが渋谷にオープンしたのは1981年ということで、35周年?

鞘師:今35周年です。

亀田:実はその35周年中の32、3年前、僕はこのShibuya eggmanによく出させていただいていたんですよ。

鞘師:ということですよね。伺ってビックリしました。

亀田:出来立てピカピカのライブハウスですよ。当時僕はいろんなユニットをやっていたりとか、バンドもやってましたし、夜からの時間帯を見ると有名なアーティストの名前が出ていていつかは俺たちも!みたいに燃えていた時代ですね。いわゆるeggmanって今大活躍しているプロミュージシャンもブレイクアーティストたちにとっても登竜門と呼ばれているライブハウスだと思うんです。

鞘師:そうですね。よく言われます。

亀田:必ずみんなここから飛び立っているみたいな。出るアーティストを選ぶ際にジャンルとか、何か基準はあるんですか?

鞘師:本当にジャンルということに関しては、昔以上に凄くいろんなジャンルもありますし、ライブハウスに出続けてレベルアップしていってというわけではないような、ニコ動出身のアーティストがいたり、活動スタイルも様々。ジャンルとしての縛りというのは、eggmanではあまり考えていなくて、今もキャスティングに携わっている人間が何人かいる中で、それぞれの得意な分野とか、好きな分野とか凄く造詣が深い分野というところを中心にプラスαいろんなところに手を広げてアンテナ張ってやっていきたいなということなので、そういう意味で言うと今のスタッフの感覚に正直なライブハウスのカラーにはなっているかもしれないですね。プラスα今まで紡いできたレジェンドたちの歴史というのも重く感じていますので、そのへんもクロスオーバーして温故知新でやっていきたいというのが今のライブハウスeggmanのスタイルですね。

亀田:その温故知新というところでは、eggmanからは本当に多数のアーティストが巣立っていますよね。安全地帯、レベッカ、プリンセス・プリンセス、斉藤和義、MAN WITH A MISSION。これ皆さんほんの一部ですよ!TRICERATOPSとかも確かそうだったかな!僕、トライセラがeggmanでやって入場制限がかかっちゃって、もう階段の上も人がにょろろろろろろと集まっている時に、僕は関係者みたいな形で見せていただいたりとか。そういうこととか覚えてます。もう20年近く前のことだと思いますけど。ということで本当にたくさんのアーティストが巣立っていった。これ、eggman出演アーティストにアドバイスとかって何かそういうこと言うんですか?

鞘師:そうですね、今もやっぱりアドバイス出来る時とか、出来るような会話になった時はもちろんそういう話は若いアーティストとかと色々しますし、この前eggmanの35周年おめでとうということで、色々アーティストの方々からコメントいただいた際に、久保田利伸さんからもお言葉いただいたんです。そのコメントを見させていただいたら、自分がデビュー前後とかで若造の頃に出た時にお客さんが入っているときでも入っていないときでも、そういう客入りに関係なく当時の店長さんとかが色々アドバイスをしてくれたことを覚えています。のようなことを書いてくださっていて、結局いくらメディアが発展してウィブサイトとかも今色んなことでツールとして活躍していますけど、それでも消えないアナログのライブハウスっていうシーンが今あるって意味はそこで。

亀田:なるほど。この音楽の発信基地としてだけではなく、ちゃんとその前の種を植えて耕すみたいな、そういうこともやっているのは、ライブハウスの良さですよね。それではここで、そんなeggmanに縁のあるアーティストの中から1曲聴いてみたいと思うんですけれども、鞘師さんなににしましょうかね?

鞘師:それではですね、ここ最近、ここ数年の中でのeggmanの縁という意味で新曲を1つ聴いていただきたいと思います。

M. Dead End in Tokyo / MAN WITH A MISSION

20170118_fm1.jpg

亀田:このアーティストもeggman出身だったんですね。

鞘師:2010年にデビューライブがeggmanだったんですよ。実は同じ年にmiwaさんのデビューライブもeggmanでやっていただいて、結構その年も凄く盛り上がって、そこから各アーティストがわーっと活躍していきました。

亀田:なるほど。

鞘師:はい。ちょっと僕的には思い入れがあってかけさせていただきました。

亀田:面白いですね!マンウィズのようなこういうパワーポップみたいなバンドから、miwaちゃんのようなJ-POPな感じとか。eggmanに通じているのはアーティストのきらめき度と、それぞれのアーティストのジャンルを超えた音楽性の高さですよね。マンウィズもそうだし、miwaちゃんもそうだし、やっぱり自分たちの世界観を持っている。そこがかっこいいんですよ。「FM KAMEDA」、今日は渋谷の老舗ライブハウス、Shibuya eggmanの店長、鞘師 至さんをお迎えしています。さて、eggmanでは、オープン35年周年を記念して日本武道館でのライブが決定しているそうですね。

鞘師:はい、実はそうなんです!ぶっ飛んだ企画をやろうと思っています。

亀田:凄いですね!「LIVE EGG BUDOKAN」!凄い!もうeggmanの次には武道館に飛んだっていう。こちらは2月19日(日)出演アーティストなど教えていただけますか?

鞘師:まずはeggmanのレジェンド的というか本当縁あって度々出ていただいていた、アーティストの中からNOKKOさん!

亀田:NOKKOさん!?これはレベッカからってことですね。

鞘師:そうですね。MAN WITH A MISSIONとmiwaさん。後は、今うちの音楽レーベルとマネージメントもライブハウス以外でもやっておりまして、そこに今所属しているアーティストからCzecho No Republic、SUPER BEAVER、sumikaということ3バンドが出演します。元キマグレンのISEKIさんも追加で出演してくださることになったりとか。このアーティストも本当によくeggmanに出ていただいているんですけど、32周年の僕らがやった記念ライブの時にもキマグレンが出てくださったりとか。後はプラスでスペシャルセッションバンドっていうのを今回考えていて、各出演者とか豪華なメンツが入れ替わり立ち替わりしながらセッションしたりとかちょっとお楽しみなコーナーも考えております。

亀田:eggmanならではのコラボがあると?

鞘師:ならではですね!世代を超えたというか。なので凄く楽しんでいただけるような内容になると思います。

亀田:ありがとうございます。Shibuya eggman、35年を超えて今後、どんな存在になっていくんだろう?

鞘師:そうですね、やっぱり昔のeggmanの歴史をいただいて僕らのスタイルとして時代に合ったという意味でより自由にということをコンセプトにしながらも、各アンテナを強く張ってスタッフの人間たちも当事者意識で今応援したい音楽っていうのを熱量持ってやっていくというのが目標なので、それを続けていきたいなと思っています。

亀田:なんかより自由にと、スタッフの熱量という言葉に僕は響いたな。マーケットリサーチとかそういう言葉が出てこなくて凄くいいと思う!本当にかっこいいと思いました!

鞘師:ありがとうございます。

亀田:「FM KAMEDA」、今日はShibuya eggmanの店長、鞘師 至さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。

【Shibuya eggman】

20170118_fm2.jpg

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2017年01月17日

HAPPY BIRTHDAY 坂本龍一

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
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普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第930回目のテーマは…

HAPPY BIRTHDAY 坂本龍一

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本日1月17日は坂本龍一さん、65歳の誕生日です。
YMOや映画音楽で「世界の坂本」と称される坂本さん。
最近も、映画「レヴェナント」の音楽を担当。
来月2月に開催されるグラミー賞にも
ノミネートされ話題となりましたね。

今日は駆け足ではありますが、
坂本龍一さんの功績を振り返りたいと思います。

1952年1月17日生まれ、幼少期から音楽教育を受け、
小学5年生の時から本格的に作曲の勉強をするようになります。

東京芸術大学音楽部作曲科に入学。
この頃にはスタジオミュージシャンの仕事を始め、
フォークシンガー友部正人さんのアルバム
「誰も僕の絵を描かないだろう」でピアノを弾き、
これが初めてレコーディングセッションだったそう。
そして、瞬く間に、山下達郎さん、大瀧詠一さん、
大貫妙子さんなど、70年代の日本の音楽シーンを牽引する
ミュージシャンと仕事をするようになります。
才能あふれるアーティストが
お互いを切磋琢磨した、素晴らしい時代ですね。

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●1978年には細野晴臣さん、高橋幸宏さんと共に
「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)を結成。
1980年代のテクノ、ニュー・ウェイヴのムーブメントを巻き起こし、
1983年に「散開」(解散)するまでの5年間で
世界的な人気を獲得しました。

●1983年には大島渚監督の伝説的な映画
『戦場のメリークリスマス』で音楽を担当。
この映画には、坂本さんご自身も出演し、
デヴィッド・ボウイ、ビートたけしらと共演しました。
坂本さんは、ここから映画音楽に関わってゆくことになり、
1987年の映画『ラストエンペラー』で
日本人で初めてゴールデングローブ賞を受賞。
アカデミー賞作曲賞も受賞し、
「世界の坂本」の誕生となります。

この頃のこと、良く覚えていて、
あのテクノカットのYMOの人がアカデミー賞まで制覇!
世界に轟く「サカモト」の名前。
本当に誇らしい気持ちになったものです。

●そして、1990年に活動の拠点をニューヨークに移します。
90年代の坂本さんは、バルセロナオリンピック開会式の音楽を作曲。
ダウンタウンの音楽ユニット「ゲイシャガールズ」をプロデュース。
1999年には「エナジー・フロー」を収録した
マキシシングル「ウラBTTB」がミリオンセラーを記録。
インストゥルメンタルとしては初の
オリコンチャート1位を獲得しました。

2000年代に入ると、地雷除去のための
チャリティーソング「ZERO LANDMINE」を作曲。
また、ボサノヴァトリオ「Morelembaum2/Sakamoto」を結成。
こちらはボサ・ノヴァの巨匠、
カルロス・ジョビンへのトリビュート。
ジョビンのバックを務めていたモレレンバウン夫妻等と共に、
ジョビンが生前愛用していたスタジオ、
楽器を使ってレコーディングしたという
音楽愛いっぱいのアルバムです。
日本とブラジルの友好に寄与したとして、
ブラジル政府より国家勲章を授与されます。

他にも小林武史さん、桜井和寿さんらと
地球環境保護を目指した「ap bank」を設立。
YMOとしても時折活動しながら、
フランス政府から芸術文化勲章や
文部科学大臣賞などその活動が評価されています。
ちなみにここJ-WAVEの番組
「RADIO SAKAMOTO」は2003年からスタートしています。

2012年には「脱原発」をテーマとした
日本のロック・フェスティバル「NO NUKES」を開催。
2014年には病気により療養を余儀なくされますが、
翌年山田洋次監督の映画『母と暮せば』で復帰されました。

---------------------

どうでしょうか?

坂本さんの音楽に触れたことがないという人がいないくらい、
多岐にわたる活動。影響力を持っているミュージシャンですよね。

それでは、ここで、坂本さんの手がけた曲を…。

僕が夢中になったアルバム、1986年「未来派野郎」から

M. 黄土高原 / 坂本龍一

20170117_fm.jpg

なんて美しい曲でしょう。
僕はそれまで、こんなに美しいメロディと
コードワークの曲を知りませんでした。
そして、どことなく香る大陸の香りが、
母の腕の中で抱かれているような気持ちになるんです。

坂本さんは、確かなクラシック音楽の教養をベースに、
クラシック音楽の枠の中に収まらずに
ジャンルレス、ボーダーレスに音楽を捉えています。
結果、世界に認められる作品を多数生み出したのです。

坂本龍一さんは日本のみならず、アジアの「今」を、
世界に伝えることのできる稀有な作曲家といえるでしょう。

〜ライディーン、戦メリ、TIBETAN DANCE 、ウラBTTB〜
島国日本でもない、大陸だけでもない、どこか特定できないアジア。
でも、そのメロディとサウンドから、
こんなにもアジアの美しい原風景が見えて来る作曲家って
ほかにいないと思いませんか?

遡れば、YMO時代から日本をアジアの一部として
捉えているところに先見の目がありました。
つねに、グローバルな視点を持って活動されている。
「木を見て、なおかつ森を見ている」のが坂本さんの音楽です。
それは、坂本さんの音楽以外での
政治的な発言や活動にも表れていますよね。

音楽と社会をしっかりと紐付けることができるのは、
坂本さんの奏でる音楽が主にインストゥルメンタルで、
歌詞の無い音楽であることも大きいかもしれません。
坂本さんの作る音楽は、聞き手の想像力にゆだねられ、
音楽そのものとして独立しているから、
その音楽が圧倒的な力で飛び込んでくるんです。
そして一方、発言すべきことは、しっかり言葉を使って発言する。
そんな坂本さんは唯一無二のアーティストです。

10代から20代の僕は坂本龍一さんの作品を聞き漁りました。
ソロ作品だけでなく、アレンジで坂本さんが関わっているだけで、
そのレコードを買って聞いたものです。
メロディと和音の調和、機械のビートと人間のビートの調和、
クラシックからワールドミュージックまであらゆる音楽の調和、

こうやって考えると、
坂本さんは、その全活動において
「調和」を目指しているのではないでしょうか。
そして、時には「不協和音」のような
「不調和」すらも受け入れなければいけないのが、
人間だということを教えてくださっているような気がします。

65歳になっても、創作のエネルギー、
作品のクオリティーが進化し続ける坂本龍一さん。
みなさんも、今日をきかっけに
ぜひ、坂本さんの音楽にふれてみてください。

【坂本龍一】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は35周年!ライブハウス「eggman」についてです!!

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STAFF| 19:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月16日

まもなく来日公演! ガンズ・アンド・ローゼズ

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第929回目のテーマは…

まもなく来日公演! ガンズ・アンド・ローゼズ

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ハードロック、ロックンロール、パンク…
ロックと名の付くもののカッコイイ部分を凝縮し、
サウンドもファッションも突き抜けた存在として
1987年に登場したガンズアンドローゼズ!
メジャーデビューアルバム
「アペタイト・フォー・ディストラクション」は、
アメリカ国内のみで1800万枚を売り上げ、
これまで、全てのアルバムの売り上げ枚数は、
世界中で合計1億枚以上を記録しています。

「ウェルカム・ト・ザ・ジャングル」
「パラダイス・シティ」
「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」

この3曲が入っている奇跡的なファーストアルバム
「アペタイト・フォー・ディストラクション」!
すでにデビューの時から
スタジアム・ロックになっています。

ロック・サウンドの移り変わりでいうと
この頃、デジタルとの融合を試みたいわゆる
「デジロック」が台頭しはじめますが
ガンズのサウンドは、あくまでヒューマンなノリ、
人間臭さを伴ったロックサウンド。
新しい時代のロックスターなんだけど
「ロックの基本をハズしていない」…
そんなイメージでした。

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デビューでいきなりトップに登りつめた
ガンズアンドローゼズ。
1988年にはミニアルバム「GN'R LIES」をリリース。
このアルバムに収められた
アコースティックなナンバー「PATIENCE」では、
ブルースやカントリーを感じる
サウンドの幅も聞かせてくれました。

そして1991年、「ユーズ・ユア・イリュージョン機廖
「ユーズ・ユア・イリュージョン供廚
2枚同時リリース。 ビートルズや
ボブ・ディランのカバーも話題になりました。
「ターミネーター供廚亮臑蟆里箸覆辰
「YOU COULD BE MINE」でも聞くことが出来る
アクセルのハイトーンボイスにみんなシビれたのでは?

この後、メンバーの脱退や交代を繰り返しながら
数枚のオリジナル・アルバム、
ライブアルバムなどをリリースしましたが
正直、ガンズの絶頂期は
「ユーズ・ユア・イリュージョン」まででした。

それでも、いまだにロックシーンのカリスマであり、
人気が絶えないのはさすがというべき!

そんなガンズアンドローゼズが、
まもなく来日公演を行います。
1月25日(水曜日)横浜アリーナ
サポートアクトはBABYMETAL

1月28日(土曜日)さいたまスーパーアリーナ
サポートアクトはMAN WITH A MISSION

1月29日(日曜日)さいたまスーパーアリーナ
サポートアクトはBABYMETAL

サポートアクトも含めアツいライブになりそうですが…
気になるメンバーですが…
ボーカルのアクセル・ローズ、
ギタリストのスラッシュ、そしてベースのダフ。
この3人のオリジナルメンバーの他、
ドラム、ギター、キーボードの
サポートメンバーを加えることが発表されています。

それでは、ここで1曲、
アツいガンズのナンバー、お送りしましょう。

M. Sweet Child O'mine / ガンズ・アンド・ローゼズ

20170116_fm.jpg

イントロ勝ち!の一曲。

伝統(マナー)も大事にしながら
"新しさ"を感じたロック・サウンドのヒミツは
その後のロックシーンにも影響を与えました。

ガンズは、70年代の伝統的な
ハードロックのマナーも大切にしながら、
キャッチーでメロディアスな楽曲で
時代のハートを掴みました。
このキャッチーでメロディアスというのが大切で、
抜群のスキルを持っているのに、
テクニック体育会系に走らなかったところがよかった!
ボーカルがカリスマ性を持って、
人気曲を高らかに歌い上げるところに
ロックバンドの醍醐味が濃縮されているんです。
ストーンズもそう、エアロもそう。
ヴァンヘイレンだってそうでしょ?

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アクセルのボーカルは、ハード・ロックの王道をいく
ハイトーンでパワフルな肉食系ボーカル。
火傷しそうなキャラはカリスマ性たっぷり!
そして、スラッシュのギターは、テクニック、
音色、弾きっぷり、とにかくスター性がありました。
エドワード・ヴァン・ヘイレン以来の、
ギターヒーローの誕生という感じがしましたよね。

アクセルとスラッシュ、ロクバンドのフロントに
2TOPがいるということは、
スタジアムクラスのロックにとても重要なことです。
ガンズは、常にフロントマンが2倍のパワーで
オーディエンスにエネルギーを
送ることができるということですから。

さらに、彼らにはバラードという武器がありました。
「November rain」、
「Knocki'n on Heaven's Door」…
ロックバンドはバラード曲でファンを掴んで
はじめて王者地位を手にします。
コンサートに行けばわかります。

バラードでスタジアムが一つになる瞬間って
鳥肌モノ!ですよね!
ハードロックのバラードは、
たとえばポップスのバラードに比べて
ダイナミックなんですね。
サビでバンドが入ってきて
ドッカーンという破壊力がハンパない!
何万人もの涙腺が崩壊し、大合唱になるんです。
キメのバラード一曲があれば、そのバンドは、
長く愛され、新しいファンを掴むのです。

さあ!改めてガンズアンドローゼズの来日公演
スケジュールを確認しておきましょう。

大阪、神戸の後、
1月25日(水曜日)横浜アリーナ
そして、1月28日(土曜日)、29日(曜日)が
さいたまスーパーアリーナとなっています。

【ガンズ・アンド・ローゼズ】

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「FM KAMEDA」、明日は…
偉大なる日本の音楽家、坂本龍一さんについてお話しします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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動画やリリース情報などなど
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STAFF| 15:47 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月12日

亀田トラベル〜世界のフェス編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第928回目のテーマは…

亀田トラベル〜世界のフェス編〜

====================

カメダトラベル、略してKTB(おなじみ)へようこそ!
2017年、今年も世界各国で、
さまざまな音楽フェスティバルが開催されます。
各音楽フェスの情報が徐々に解禁されているので、
フェスまで「もう待ちきれない!」という方も多いのでは?

そこで、今日は快適な空の旅をお約束する、
亀田エアーに乗って(航空会社まで亀田かい!)
一足早い、世界のフェスの旅へお連れしましょう。
では、テイクオフ!

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【コーチェラ・フェスティバル】

訪れたのは、ロサンゼルスから東へおよそ200キロ、
カリフォルニア州インディオの砂漠地帯、コーチェラ・ヴァレー。
この地で、毎年4月中旬に開催されるのが、
「コーチェラ・フェスティバル」。
「コーチェラ・フェスティバル」は2週にわたって、
金土日に行われるのですが、
フェスが開催される6日間の動員数は60万人で、
チケット売上は、なんと99億円!
「一生に一度は行きたいフェス」として有名です。

ライブパフォーマンス以外にも、会場内には
巨大な彫刻やアートが飾られているので、
"アートフェス"としても親しまれています。
今では数多くのフェスで行われている「アートとの融合」は、
ここコーチェラからはじまった感がありますね。

今年は、4月14日から16日と、21日から23日に開催され、
レディオヘッド、ビヨンセ、ケンドリック・ラマーが
ヘッドライナーとして出演することが、
発表されています。

そろそろ空港へ戻って、イギリスへ向かいましょう!

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【グラストンベリー・フェスティバル】

ロンドンから西へ、車でおよそ3時間、
到着したのはイギリス最大のパワースポット、
グラストンベリー!
この地で毎年6月に開催されるのが、
「グラストンベリー・フェスティバル」。
チケット争奪戦が繰り広げられることでも有名で、
2016年のチケットは、13万5000枚が、
発売開始からわずか30分でソールドアウト!
2017年開催のチケットも去年10月に発売されましたが、
発売開始から50分で完売しています。

広大な農地で繰り広げられる「グラストンベリー・フェスティバル」は、
ステージやエリアの数がおよそ90もあり、80組のメインアーティストをはじめ、
フェスに参加しているパフォーマーは800組以上!

今年は6月21日から25日の5日間開催され、
23日・金曜日のヘッドライナーにレディオ・ヘッドが
出演することのみ、発表されています。
ちなみに…来年2018年は、農地やフェスのスタッフを休ませるために、
「グラストンベリー・フェスティバル」をお休みするそうです。
(ちゃんと、環境問題と向き合って地域と共存しているんですね!)

では日本へ戻るために、空港へ急ぎましょう!

----------------

【フジロック・フェスティバル】

成田から向かったのは、新潟県の苗場スキー場!
ここで開催されるフェスといえば…
ご存知「フジロック・フェスティバル」!
毎年7月後半に開催されるフジロックは、
世界一クリーンなフェスティバルを目指していて、
ゴミの分別をはじめとする環境への取り組みが、
世界的に評価されています。
昨年末にイギリスのリサーチ企業が発表した
"世界の最重要「音楽フェスティバル」"では、
フジロックが、コーチェラ、
グラストンベリーに続いて3位にランクイン!
今年は7月28日から30日の3日間、
行われることが発表されています。

出演アーティストの発表が待ち遠しいですね!
それではここで1曲、お届けしましょう!

M. DARK NECESSITES / RED HOT CHILI PEPPERS

20170112_fm.jpg

そのほかにも……
オランダで開催され、会場がピンクに染まる
「ピンク・ポップフェスティバル」や
10日間に渡って行われ、出演アーティストが370組以上にもおよぶ、
メキシコの「BPMフェスティバル」などなど、
世界各国で音楽フェスティバルが盛り上がりを見せています。

日本はもとより、世界中で、
これほどまでになぜフェスが行われるのか?
ちょっと考えていってみましょう!

まず、みんな耳タコで聞いていると思いますが、
定額ストリーミング制度が浸透し、CDや配信といった
パッケージからの収益が激減した昨今、
「アーティストはライブやフェスで収入を得る」
というビジネスモデルが定着しました。

一度に多数のアーティストが出演するフェスは、
開催する側にも、アーティストにも、
お客さんの3方向に美味しいビジネスとして
成立するのです。
また、最近では、例えばフジロックなどは、
場所を提供する自治体にとっても年一回の
町おこしイベントとしてありがたい存在になっています。
つまりフェスは、今の時代にとっても
フィットした音楽イベントなのです。

とはいえ、同じようなフェスがばかり開催されても、
お客はすぐに飽きてしまいます。

ここで生まれるのが、健全なる競争で、いまでは
それぞれのフェスがその理念や特徴を
全面に打ち出すようになってきました。
場所、アーティスト、お客さんの「3つの顔」が
そのフェスの「顔」になる。
そんな「3つの顔」が見えるフェスが
長く愛されるフェスの特徴です。
みなさんも、お気に入りのフェスを思い浮かべてください。
場所の景色や、出演アーティストのラインナップや、
集まるお客さんの雰囲気が
一つになって思い出されるはずです。

それから、フェスのよいところ、
特に野外フェスの素晴らしいところは、
開放感。もっというと「音」の開放感ですね。
大空にひろがっていく音、山あいにこだまする自然の残響は、
ホールやライブハウスで聞く音とは違った、
心地よい自然な響きで聞く人を包み込んでくれるでしょう。

一度に複数のアーティストのステージが観れるフェスは、
ある意味パソコンで楽曲を視聴したり、
ザッピングする感覚ととてもよく似ています。
素晴らしいパフォーマンスをしているステージはどんどん人を集め、
イマイチなステージからは1曲も聞き終わらないうちに人が離れていきます。
こうやって考えると、アーティストにとっても、
切磋琢磨する場所がレコーディングスタジオから、
フェスのステージへと変わってきているともいえるでしょう。

ここで一番大切なのは、アーティストが自分の奏でる音楽を信じて、
常にクリエイティブなパフォーマンスをするということです。
ピュアな音楽がぶつかりあうフェスでは、
半端な音楽は一発で見抜かれてしまいます。

出演アーティストが発表する前に、
チケットが売り切れてしまうフェス
(コーチェラやフジロックなど)も多いですが、
フェスそのものの、
人気がなかなか衰えない理由はなんでしょう?

僕はそれが、フェスがベテランと新しいアーティストが
音楽をつないでいる神聖な場所だからだと思います。
上は70代のアーティストから下は10代のアーティストまで。
音楽が家族のようになって集まっている空間。
そして、フェスにいくあなたもその家族の一員です。
気兼ねなく、ありのままの自分で、様々な音楽が楽しめるのが
フェスの魅力ですね。

今回は、「亀田トラベル〜世界のフェス編」をお送りしました。
今年はどの音楽フェスに行くか、今から計画を立てるのもよし!
毎年、フェスに行きそびれてしまっている方は、今年こそ青空の下で、
音楽に触れてみては、いかがでしょうか!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
来週月曜日は、まもなく来日する、ガンズアンドローゼズを特集します!
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:39 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月11日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<Suchmos編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第927回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<Suchmos編>

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

★ HSU(Suchmos) ----------

亀田さん、J-WAVEをお聞きの皆さん、こんにちは。SuchmosのベースのHSUです。
-------------------------

20170111_fm2.jpg

今回は、J-WAVEで「THE KINGS PLACE」の
木曜ナビゲーターを務めています、Suchmosのベース、
HSUさん です!

同じベーシストからの質問は嬉しいですね!

そんなSuchmos HSUさんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

★ HSU(Suchmos) ----------

今回、亀田さんに聞きたい音楽のギモンは、ざっくり言うと、オーケストラの書き方?バンドに合わせたようなオーケストラの書き方をどうやって勉強したらいいかなと思って。将来的には、とりあえずストリングスとか書いてみたいんですけど、まぁ、バンドに対するフルオーケストラの書き方とか、わかりやすい教則本だったり、亀田さんがアレンジをする上で参考にしていた資料があれば、教えていただきたいなと思います。以上、SuchmosのベースのHSUでした!よろしくお願いしま〜す。
-------------------------

はい、HSUさん ありがとうございます!
HSUさんからの質問を要約すると

バンドに対するオーケストラの書き方など、
なにを手本に学んだのか???
と言う、質問ですね。

これね、ストリングスとか、ブラス、
ハープとかね、オーケストラの楽器、
これをバンドの中にどうアレンジして
組み込んでいくかって興味もあるでしょうし、
僕にできるのかなんて考えたりすると思うんですけど、
意外とできるんです!

それでは、そのヒントになる曲から聞いてみましょう。
こちら、バンドのメンバーからのリクエストで、
ストリングスを入れたいから
亀田さんにプロデュースをしたいと頼まれた曲です。

M. With You / THE BACK HORN

20170111_fm.jpg

こちらのストリングスセクションは、
ファーストバイオリンが4人
セカンドバイオリンが4人
ビオラが2人
チェロが2人
僕らは、通常4422っていうんですけど、
そういう編成に、ピアノも足して
オーケストラ的な雰囲気を作っていきました。

さて、今日は、Suchmosのベース、
HSUさんからいただいた、音楽のギモンに答えています。

僕は、自然にストリングスやブラスなどのアレンジを始めました。
今の時代と決定的に違ったのは、
自分の聞いてきた音楽に、必ずと言っていいほど生の
ストリングスやブラスが入っていたということです。
もはや、ドラム、ベース、ギター、
キーボードの次のメンバーはストリングス!
みたいな。

ですから、自分の頭の中で鳴っているサウンドには、
初めから結構な勢いでストリングス
が入っていた。そんな感じです。

というわけで、僕はアレンジを始めた
20代の半ばの頃から生のストリングスを使って
レコーディングをしています。

何を元に学びましたか?って聞かれるんですけど、まずは、
自分の鳴らしたいラインがあるかどうか?
頭の中でストリングスやブラスのフレーズが鳴っているかどうか?
ということです。
この、鳴らしたいフレーズがあれば、もう勝ったもどうぜん!
それを、演奏者に「伝える」ことができればいいわけです。
一番手っ取り早いのは譜面にすることですが、
今や、譜面が書けないとストリングスアレンジが
できない時代ではありません。
コンピューターで打ち込んで、
それを譜面化するソフトだってあります。

大体のライン(リードラインといいます)
を決めたら、あとは(僕たちのような)ストリングス
アレンジができる人に任せてもいいかもしれません。
厳密に言えば、生のオーケストラ楽器は、
楽器の音域や、特性、奏法の違いによって
感情をつけていくわけで、
「楽器しばり」による制約も多数あるのですが、
その「楽器しばり」から解放された
アイディアが新しい音楽をうみだすかもしれません。

いずれにせよ、弾く人は生身の人間で、生楽器なので、
最後はストリングスの音になって、
楽曲に彩りを与えてくれるはずです。

たとえば、ビートルズのストリングスアレンジは、
ジョージ・マーティンが行っていますが、
ポールやジョンは、鳴らしたいサウンドを、
「ここでジャーン!とか、
ここはティラララ〜」とか。
口で伝えてジョージ・マーティンに説明したそうです。
大切なのは、まずは「やりたいこと、やりたいフレーズ」が
あるかだと思います。

ちなみに、僕は20代後半にバイオリンの金原千恵子さんと、
ツアーを回ったことがあり、この時に、
金原さんと信頼関係ができたのが大きかった。
普通、大人数のストリングスセクションの譜面書き、
レコーディングするのは、
「失敗したらどうしよう」
って!不安になったりするもんだけど、
僕の場合最初から金原ストリングスがいたのは
とても大きかったです。

ブラスもしかり、僕の場合最初から近くに
サックスの山本拓夫さんや、
トロンボーンの村田陽一さんがいたんです。
だから、いつもスタジオで相談しながらレコーディングできた。
とてもクリエイティブなセッションの連続でした。

だから、HSUさんも最初は、自分と近い世代の
親しいミュージシャンと一緒にやってみるといいかも!

あとは、いくつか教則本はありますが、オススメは
「ドン・セベスキー コンテンポラリーアレンジャー」
こちらは鉄板です。
生のアレンジをする人は間違いなく持っています。

20170111_fm4.jpg

でも、本当の先生は、他に2人います。
一人目の先生は、「自分の大好きな曲」だと思います。
自分の好きな曲を分解して聞くのはとても楽しいものです。
いろんな楽器のいろんな関わり方が見えてきて、
自分のプレイにも役立つはず。

二人目の先生は「現場」です。
どんなに、コンピューター上うまくいっていても、
現場ではどうなるかわからない。
現場で出し合う知恵と経験に勝るものはありません。
さあ、勇気を持って現場にGO!

さて、
SuchmossのHSUくんのような若いバンドマンが、
ストリングスなどのアレンジに
興味があるなんて、ほんとに嬉いな!
これは、J-POPの希望だと思いますよ!
HSUくん!
自分のやりたいことが明確なら絶対大丈夫!
自信を持ってJust Do it!

【Suchmos】

20170111_fm3.jpg

-------------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
明日は、世界中のフェスを巡る!
「亀田トラベル〜世界のフェス編」をお届けします。
どうぞ、お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2017年01月10日

二十歳の誓い<GUEST : DAOKO>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第926回目のテーマは…

二十歳の誓い<GUEST : DAOKO>

====================

亀田:
今日は『アーティストに聞く二十歳の誓い』と題して、スタジオにゲストをお迎えしています。
この方です!

DAOKO:
ラップシンガーのDAOKOです!よろしくおねがいします!

亀田:
1997年生まれ!成人おめでとうございます!

DAOKO:
ありがとうございます!
実際に誕生日は、1997年3月4日なので、まだ19歳なんですけど…

亀田:
あ!早生まれの人の自慢話だ!

DAOKO:
(笑)
でも、二十歳は憧れなので、むしろ悔しいです!

亀田:
DAOKOさんはラップシンガーとして高校生の時から
大人の世界に飛び込んだじゃないですか?

DAOKO:
周りの方の年齢が倍くらい上だったりするので…
それが自分的には知識を吸収できるから、楽しいんですけどね。

亀田:
気持ち的に「大人に負けないように!」って感じ?

DAOKO:
大人への憧れというか…
高校の時から大人の方と会話することが多くて、
自分より倍の年数生きていると知識も経験も倍で、
お話し聞くと勉強にもなるし、
「自分の中で大人に近づきたい!」って気持ちはありますね。

亀田:
僕、DAOKOさん世代のアーティストにすごく興味があって。
いつから曲作りしたりラップしようと決心しようとするんですか?
僕らだと、始めは「バンドを組みました」っていう
明確なキッカケがあるんだけど、若い世代は
"どこからスタートしたんだろう"ってすごく興味があるんですよ。

DAOKO:
中学校の時からニコニコ動画にハマっていて、
そこに誰でも演奏模様をアップロードしていたりして…
最初はリスナーだったんですけど、
「やりたいって気持ちだけで音楽を始められるんだ!」って知ってからで…
そこには『ラップしてみた』という動画もあって…

亀田:
ラップは以前からやっていたわけじゃなくて、
投稿を観ながら「やってみようかな」って?

DAOKO:
いまは女性ラッパーや、女子ラップカルチャーが豊かになってきていますけど
当時は居なくて、「ここで私が投稿したら注目されるんじゃないか」
という野心もありながら、だったんです。
ラップは縁もゆかりもないジャンルだったんですけど
そこが逆に意外性があって、目標が居たわけではないので
自分のオリジナルスタイルが生まれたのかなって。

亀田:
誰かの背中を追いかけたわけじゃなくて、
自分で、手探りで始めちゃったから、そこが自分のスタイルになったんだ!
そのなかで「イケる!」って確信したのはいつですか?

DAOKO:
イケる、というより、投稿してみたい!って気持ちが強かったので、
昔からやってみたいことはやってみないと気がすまない性分だったので
そこが上手い具合に来たのかな、って…(笑)

亀田:
そして、デビューにつながっていくんだ。
迷いが起きたりしなかったんですか??
「大人には騙されない!!」みたいな!

DAOKO:
そういう気持ちすら、ひよっこ過ぎてわからないけど、
音楽は楽しさしかない、というか。

亀田:
その楽しさがDAOKOさんのチカラ、
エンジンになっているんじゃないでしょうかね。

DAOKO:
色んな人と繋がれる唯一の点だったので…!

M. BANG! / DAOKO

20170110_fm2.jpg

亀田:
今日の「FM KAMEDA」、タイトルが『アーティストに聞く二十歳の誓い』なんです!
…改めて(笑) DAOKOさんの「二十歳の誓い」をうかがいたいんですけど、
どんな感じですか?

DAOKO:
そうですね…、15歳から音楽を始めて、
ティーンの中に吸収と云うか、特に19歳の年は
自分の中で活字を取り入れてみたり映画を沢山観たり、
音楽に繋がる栄養を取り込んだ年だったので、
二十歳の今年は蓄えた分を放出する年にしたいと思っております!

亀田:
なるほど〜!花開く、芽が出る!

DAOKO:
花開きたいですねー!
蝶々になるような気持ちで…
サナギから孵化して飛ぶ!みたいな(笑)

亀田:
DAOKOさんの誓い「蝶々飛ぶ!サナギから飛び立つ」!
それだけ具体的なビジョンが自分の口から話せるのは
本当に素晴らしいことだと思うな。
何か自分の中で「イケる」っていう潜在意識があるというか。

DAOKO:
本当、二十歳のために用意してきたのかなって思うくらいの10代でした。

亀田:
DAOKOさんは2月からは『DAOKO 2017 "青色時代" TOUR』を行います。
どんなツアーにありそうですか??

DAOKO:
初めてのゲストを迎えたツアーになるんですが、
全国5都市で対バンをしていくんです。
私の好きなアーティストさんを読んでいて、
THA BLUE HERBのO.N.O a.k.a MachineLiveさん、
バンドのWienners、大森靖子さん、女王蜂という
大好きなバンドをお呼びします。
刺激的なライブにして、バチバチな感じのツアーに出来たらなと思っています!

亀田:
良いものがさらに良くなるね!
そして、ここJ-WAVEで夜11時30分〜のプログラム「SONARMUSIC」にも
ご出演されています!担当は火曜日!…今日の夜じゃないですか!
DAOKO、J-WAVE二本立てです!
新年二発目の生放送、頑張ってください!
「BEHIND THE MELODY FM KAMEDA」
今日は、これからがますます期待できる二十歳のアーティスト、
DAOKOさんをお迎えしました。 どうもありがとうございました!

DAOKO:
ありがとうございました!

20170110_fm.jpg

【DAOKO】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月05日

亀田ロードショー「SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第925回目のテーマは…

亀田ロードショー「SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日、ピックアップする作品は… 明日、1月6日(金曜日)から
新宿バルト9ほか全国の劇場にて15日間限定で公開される
矢野顕子 主演「SUPER FOLK SONG」ピアノが愛した女です。

1976年アルバム『JAPANESE GIRL』で
ソロデビューした矢野顕子さん。
オリジナル・アルバムを含め数々の作品、
そしてソロワークや、
様々なミュージシャンとのセッションも含め、
長きに渡りライブ活動を行い、
昨年、ソロデビュー40周年の
アニバーサリー・イヤーを迎えました。

それを記念して1992年に公開された
ドキュメンタリー・フィルム、坂西伊作監督の
『SUPER FOLK SONG 〜ピアノが愛した女。〜』が
デジタル・レストア(映像の修復)
&デジタル・リマスタリング(音質の再調整)をされて、
明日から15日間限定で劇場公開されることとなりました!
約四半世紀の時を経ての復活上映となります。

当時をふりかえって、矢野さんはこの映画に関して…

「当時の事を思い出すと、少々照れくさい気持ちになりますが、
改めて作品を観ますと40年の活動の中でこの作品は、
いまの自分造りの大きなターニングポイントに
なっていたのだなと感じる映画でした。
レコーディングの中で失敗したり、
成功したりする私を観て、ぜひ観客の皆様も、
一緒に曲を作っているかのようにお楽しみ頂けると嬉しいです。」

と語っています。

それでは、その映画サウンドラックから1曲お送りして、
この映画「SUPER FOLK SONG」ピアノが愛した女」の
亀田的見所をお話したいと思います。

M. 中央線 / 矢野顕子

20170105_fm.jpg

お送りしたのは、映画「SUPER FOLK SONG」ピアノが愛した女」の
サウンドトラックから THE BOOMのカバーで「中央線」 でした。
実はこの曲は、映画の中で大変重要な意味をもつ場面で歌われています。
どんな場面が待ち受けているか、みなさんぜひ映画で見てください。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は「亀田ロードショー」。
矢野顕子さん主演映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女』を
ご紹介しています。

観客のいない郊外のホールで、
一台のグランドピアノと矢野顕子さんだけで
作られたこのアルバムは音楽の真実に満ちています。
そして、その様子をカメラは、モノクロで、
静かに、現場を定点観測します。

録音するレコーダーは、ステレオのアナログテープレコーダー。
つまり、レコーディングスタジオのレコーダーのように、
足りない音を多重録音したり、あとからミスしたところをやり直したり、
やり直しがききません。

納得のいかないテイクに、
「陶芸家が窯で焼いた皿を自ら割って捨てるように」
自分自身と音楽に対して、正直に、きびしく臨んでいくその姿勢を
すべてのものづくりをする人に観てもらいたいです。ほんとうに。

初めからつまづいたり、最後の最後で失敗したり、
なかなかOKテイクが出せない中、
スタッフからの
「別のテイクを編集で繋いでみれば?」という提案に、
矢野さんは、「編集はしたくない。」
「もう1テイクやらせて欲しい。」と懇願します。
とりあえずレコーディングしておいて
「あとは編集まかせ」という今の時代の
プロダクションとは、真逆のやり方です。

ですから、この映画が教えてくれるのは、
歌の息遣い、ピアノのタッチ、テンポ感、
すべてのテイクが一期一会だということ。本当に生きている音楽。
素晴らしいテイクも、たった一つのミスでダメになってしまう。
そんな張り詰めた空気の中、アメリカから訪ねてきた、
ハービー・ハンコックやカルロス・サンタナなどを
手がけるエンジニア&プロデューサーの
David Rubinsonが矢野さんに、かける言葉が素晴らしい。

「ミスに気を取られて、いいところに気がつかないだけ。
どう聞こえるかなんて考えるのはもうやめて。
君はこんなに素晴らしい。特別なんだよ。」と。

そして、この映画は、中心にあるアーティスト矢野顕子さんだけでなく、
レコーディングエンジニアや、スタッフが忍耐強く、
いいテイクを引き出ししていく様子を、しっかり捉えています。
矢野さんが煮詰まってピリピリした空気になっても、
エンジニアとマネージャーさんは、次の奇跡を穏やかに待ち続ける。
過剰に気遣いすることもなく、空気繊細に感じ取りながら、
いい音楽を記録することだけを心がける。
「忍耐」と「愛情」と「厳しさ」と。
僕は、アーティストを支える側の人間として、
あらためて大切なことを教わりました。

ところどころに挿入される、鈴木慶一さん、
谷川俊太郎さん、糸井重里さん、
キングレコードの三浦さん、
THE BOOMの宮沢和史さんらの証言も的確かつ、
矢野さんへの愛情に満ちています。
素晴らしい音楽が、光と影、静と動、
を自由に行き来しながら
ずっと流れている。そんな映画です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今回は、明日から公開される
矢野顕子さん主演
映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女』を
ご紹介しました。

【SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜】

------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
来週月曜日は、成人の日で祝日ということで、
1月10日(火曜日)、今年、成人を迎える
DAOKOさんをゲストにお迎えします。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月04日

2017年の音楽業界どうなる!?<GUEST : ゲッターズ飯田>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第924回目のテーマは…


2017年の音楽業界どうなる!?<GUEST : ゲッターズ飯田>

====================

亀田:2016年は、音楽業界は激動の年でしたね。2017年の音楽業界は、いったいどうなってゆくのか?更に、2017年の僕、亀田誠治は、いったいどんな年になるのか?今日は、日本を代表する占い師、ゲッターズ飯田さんに、いろいろ占って頂きたいと思います。ゲッターズさん、よろしくお願い致します。

飯田:宜しくお願いします。初めましてですよね?

亀田:初めましてです!いやぁ、目の前でこの占いが始まるってもうワクワクしますね。

飯田:ずっと楽しそうですよね!

亀田:はい!でね、さっそくなんですけれども、2017年音楽業界にとって何か大きな出来事って起こるんですか?例えば去年はSMAPさんが解散したとか色んなことが去年は激動だったと思うんです。今年は、例えば100年に一度のアーティストが生まれたりとか、何かが起こるのかがすごく気になるんですけど、どんな年になるんでしょうか?

飯田:2017年が、ベテランが若手を引き上げるという時代です。なので、ちょっと苦労していたアーティストとか、頑張っていた人がやっと出てくる運気があるので、40代50代の人が出てくる流れになると思います。あと、40代50代のプロデューサーが10代後半を引き上げると。

亀田:あ、これ僕の仕事ですよ!

飯田:でも本当そうですよ。亀田さんがどう頑張るかが。

亀田:!!僕の頑張りにかかっている!?

飯田:かかるような流れがありますね。なので2016年もそうです、ピコ太郎さんや役者さんたち40代今結構出てきているので、アーティストもこういう流れにはなるんじゃないかっていう予測はたてられますね。

亀田:なるほど。さっき、大人たちがフックアップしてあげればいいって言っていましたけれども、今年、ブレイクしそうなアーティストというのは?

飯田:ブレイクがですね、本当は10代後半で多分出てくると思うんですけど、僕がアーティストをあまり詳しくないので、誰か全然分からないんです。そこが出てくるか、もうすでに今40代の福山雅治さん。あとは、ちゃんとギターを弾いているmiwaさんとか、Perfumeのあーちゃんは運気が良かったんで、このあたりは他の仕事で調べている中記憶があるアーティストとして来そうな人たち。福山さんはここ4・5年運気は微妙だったんです。ずっと良いように見えるんですけど、占い上、4・5年あんまりなんですよ。

亀田:常に最高にしか見えませんが!

飯田:そうですよね。そう思うんですけど、2017年いよいよ福山さん調子がよくなるんです。こんなこと言ったら怒られるかもしれないですけど。

亀田:これ以上調子が良くなったらもう大変ですね。

飯田:そうなんですよ。楽しみなんです。

亀田:楽しみですね。そんな福山雅治さんの曲を聴いてみたいと思います。お子さんも産まれましたし。

飯田:丁度勢いは良いですよね。

M. 家族になろうよ / 福山雅治

20170104_fm2.jpg

お送りしたのは、福山雅治で「家族になろうよ」でした。

亀田:ね、もう運気は今年最高潮に達するという福山雅治さんでした。さあ!BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA、今日は2017年音楽業界はどうなる!?と題して、占い師のゲッターズ飯田さんに大予想して頂いています。先ほど前半ではゲッターズさんに、様々な角度から2017年の音楽業界について占っていただきましたが、ここからは僕、亀田誠治の2017年を占っていただきたいと思います。目の前で占っていただく、これ非常に緊張します!

飯田:生年月日とお名前いただいておりますので、両手を…ああ〜

亀田:僕は1964年6月3日生まれです!なんですか!?そのああ〜って。

飯田:僕、生年月日と名前から手相をちょっと予測するんですけど、どれがどこにどう強く出ているかが…。では、亀田さん!基本的な性格から。基本、非常に根が真面目なのと、繊細で細かい事非常に気にするタイプなんですが、人は人、自分は自分でかなりマイペースなところと、妄想空想が非常に大好きなので常にいろんな事を考えるタイプですね。で、几帳面な割にはおっちょこちょいなので、先走る癖とか、ぶつけるとか雑なところはある。几帳面な癖に行動が雑っていうところが癖なタイプですね。

亀田:もう、当たりすぎてます。

飯田:それで亀田さん、心が中3から全く成長していないので15歳ぐらいからあんまり変わっていないですよね。

亀田:もうその時のままですね!

飯田:小学生でもなく、高校生でもなく、中学生で止まると。

亀田:夢でも中学3年生のときの夢ばっかり見るんです!本当です!あの時好きだった女の子とか、あの時聴いていた音楽ばっかり!

飯田:じゃあそのまんまなんですね。でもすごい良い星と几帳面。でもたまに言った事すぐに忘れるのと、同じ事すぐ繰り返すところがあります。でもそんな亀田さんですが、2017年、大きく前に進み始めます。それかここ1・2年ですね!14年の後半、15年、16年、正直ちょっと飽きているんです。あと人に振り回されているのと、自分がこれやりたいのとってグッと掴んでいない中、モヤっとしていると思います。

亀田:でもね、それは常々かもしれないけど、そういうところでもがき続けている感じはありますね。

飯田:それが、2017年の夏を越えて秋からやっとやる気になります。

亀田:や、やる気!?ありますよ!今でも!

飯田:もっと!元々真面目なのを受けてちゃんとやるんですけど、ぐって力を入れるっていう感じよりかは、ちゃんともっと勉強しようっていうことが非常に多い時期ですので、後半になると新しい仕事が増えるとか、幅が広がるので。2017年の後半の方がよりいろんなことが広がってくる時になります。

亀田:今年の後半だ!!僕は!行く!!!

飯田:そうですね。だから元々色々やってみたがる星は持っていますので。中学生なので。ここから2017年新たなスタートを切る。あと9年〜10年運気は上がり続けるので。

亀田:すごい!!やった!!ここから10年だって!やった!今日はやる気でますね!安全運転で帰ります!ゲッターズ飯田さん占いありがとうございます!ちょっとこれはポジティブな気持ちになりました!さあ、最後にゲッターズ飯田さんからのお知らせです。最新刊「開運レッスン」が、セブンイレブン限定で発売中。これはどんな?

飯田:これは僕がずっとブログ書いていまして、それをかなり良いようにまとめたもので、この本読むと本当心が優しくなれますよ。

亀田:心優しくなれるんだって!じゃあ皆さんもこの「開運レッスン」是非手に取ってください!後は「ゲッターズ飯田の五星三心占い 開運ブック2017年度版
発売中。こちらは?

飯田:こちらは、年間、今年どういう運気なのかっていう運気カレンダーがあったりとか、毎日の運気これで全部チェックできます。なので、見ていただければ。

亀田:さらにゲッターズ飯田の「縁のつかみ方
が発売中です。

飯田:やっぱ僕5万人ぐらい見ているんですけど、結局人間関係の悩みが多いので、人とどういう縁があってどうなのかって。まあ人生楽しめば良いみたいなことを書いているんですけど、どういう縁が大事でどういう縁がきらなきゃいけないかみたいなことを書いた本です。

亀田:これはリスナーの皆さんも興味があるんじゃないですかね。そして飯田さんはライブイベントをやられているんですって?

飯田:運気のいいアーティストを集めるっていうライブをやっていまして、本当アーティストの皆さんに悪いんですけど、運気が悪いとキャスティングしないっていう。これ、2月4日恵比寿ガーデンプレイスでやるんですけど、本当これ聴いているアーティストでもしかしたらオファー急にいくかもしれませんから。

亀田:でもオファー来たら運気のいいアーティスト!?

飯田:そうなんです。運気のいいアーティストにしか連絡しないっていう。だからそこをパワースポットにして、運気のいいアーティストの曲を聴くと運気があがるっていう、もう運のいい人に乗っかろうっていう考えでずっと生きていますので、だから運のいいアーティストを聴いてそこをいいところにしよう。で、これが第5回目なんですけど、前売りの人には相性をつける特別なチケットがありまして、会場に一覧で全員の相性を載せます。来ているお客さん。だから4・500人全員1回調べるという地獄のような作業するんですけど、これを壁に張り出します。受験番号みたいに。A1の方はB3の男性と相性いい!みたいにずらーっとやるんですけど、これが最初半分冗談だったんですけど、本当に今は1組結婚してこの前もう1組は出産してお子さんが生まれて、カップルはもう何組か出ていまして本当にパワースポットになるんじゃないかって。そんなライブイベントをやっています。

亀田:パワースポットライブ。はい、今日は色々2017年のことを占っていただきありがとうございました!

飯田:ありがとうございました。

亀田:今日のゲストは、占い師のゲッターズ飯田さんでした。以上、「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」でした。


20170104_fm1.jpg

【ゲッターズ飯田】
★最新刊「開運レッスン」セブンイレブン限定
★「ゲッターズ飯田の五星三心占い 開運ブック2017年度版」
★「ゲッターズ飯田の縁のつかみ方」

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明日、木曜日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
恒例企画、亀田ロードショー
矢野顕子「SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女〜」を紹介します。
どうぞ、お楽しみに!

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STAFF| 15:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年01月03日

年男、年女!紅白歌合戦

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第923回目のテーマは…

年男、年女!紅白歌合戦

====================

2017年、今年は酉年です。
酉年の酉には「とりこむ」に繋がると言われ、
商売に縁起が良い年と言われています!
なんとも嬉しい年!(もうかりまっか?)

アーティストの中にも
酉年アーティストがたくさんいます。
洋邦交えながら、年男・年女を迎えた
ミュージシャンをフラッシュでピックアップ!

--------------------

まずは1993年・平成5年生まれ、
今年24歳になるアーティスト!

白組は元ONE DIRECTION ゼイン、リアム、ナイル
続々、ソロデビューしてゆく、1Dのメンバーのほとんどが年男!

一方紅組は??

きゃりーぱみゅぱみゅ、
そして、僕がプロデュースに係わった山本彩、井手綾香さんも!
洋楽だと、アリアナ・グランデちゃんも年女!
24歳というと、音楽はもちろん、
ファッションリーダーとしても今をトキメク
アーティストばかり!みんな輝いているね!(^O^☆♪

さあ、続いて

1981年・昭和56年生まれ、
今年36歳を迎えるアーティストは??
白組はこちら!…

「恋ダンス」「紅白出場」!絶好調の星野源ちゃん。

そして、昨年「Cant't Stop The Feeling」が
大ヒットした、ジャスティン・ティンバーレイク
この二人が同い年!実は、この二人には意外な共通点があって…
どちらも、Youtubeで「ダンス動画」投稿が大ヒット!
みんなが踊った踊った!
そうダンスつながりの年男!

そして、対する紅組は??

アリシア・キーズ、ブリトニースピアーズ、ビヨンセ
すごすぎる!!!
3人とも、セレブ中のセレブ!強力な
ラインナップが続きます!(もうかりまんな!)

もちろん、ビヨンセと同い年の、
デスティニーチャイルドの元メンバーたち…
ケニーローランド(デスティニーチャイルド)、
ラトーヤ(デスティニーチャイルド)、
ラターヴィア(デスティニーチャイルド)
わすれてはいけません!

ちなみに、この36歳組は
子供の頃にマイケルの全盛期を目にしてきた世代。
音楽の興味が始まった時点で、
歌って踊れるマイケルがいるかどうかは大きな境目になるかも!

そして、次は1969年・昭和44年生まれ、
今年48歳を迎えるアーティスト!
白組からはこちら!

宮本浩次(エレカシ)/槇原敬之 / 宇多丸 / 福山雅治 /小山田圭吾/ BOSE/ hyde
そして、海外からは「マリリンマンソン!!

なんたる濃ゆ〜い48歳!!

紅組はこちら!

森高千里 / 大黒摩季

ふぅ。女子もめっちゃ濃いですね!!!
90年代から日本の音楽シーンを盛り上げているアーティストがずらり!
ちなみに1969年は東名高速道路全通。
人類初の月面着陸。
テレビアニメ『サザエさん』が放送開始した年です。
夢と希望にあふれていたんですね。

続いては…

1957年・昭和32年生まれ、60歳を迎えるミュージシャン!
スターダストレビュー 根本要(FM KAMEDAにも来てくれました!)
音楽プロデューサー 武部聡志
ベーシスト 櫻井哲夫

僕が尊敬する先輩たちがずらり!

洋楽だと、エドワード・ヴァンヘイレンも年男!
エディも還暦です!!

さあ、対する紅組は!!

グロリアエステファン、綾戸智恵、
山崎ハコも今年60歳を迎えるミュージシャンです。

さあ、まだまだ行くぞ!!

1945年・昭和20年生まれ、72歳を迎えるミュージシャン!
エリック・クラプトン、ニールヤング、
ロッドスチュワート、ヴァンモリソン

白組すごいですね!!レジェンドばかり!!
そしてこれに太刀打ちできるのは紅組この人しかいません。

水前寺清子さん!!!チータすごいですね!
ワン・ツー・パンチだ!

ちなみに72歳を迎えるミュージシャンには、
タモリさんもいらっしゃいます!
タモリさんのトランペットは本当に素晴らしいですよ。
タモリさんのトランペットが聞きたい!

続いては
1933年(昭和8年)生まれ、84歳を迎えるミュージシャン!
白組はサックスプレイヤーの渡辺貞夫、ウィリーネルソン
紅組はオノ・ヨーコさん、ペギー葉山
素晴らしい!みなさん今なお現役バリバリです!

それでは、年男、年女のミュージシャンから一曲聴いて見ましょう!
1978年、日本のジャズ&フュージョンブームの先駆けとなった
大ヒットナンバーです。年男になられた大先輩に敬意を表して…

M. カリフォルニア・シャワー / 渡辺貞夫

20170103_fm.jpg

それにしても酉年アーティスト。
どの世代にもパワフルなアーティストばかり!
しかも皆さん、年を重ねても輝いていらっしゃる方ばかりですね。

酉年のアーティストは、趣味性をとことん追求して、
人と人をつなぐ力がある人が多い気がします。
(星野源ちゃん、タモリさんなど)
そもそも、干支の「酉」は「鶏」のトリ。
鶏は「コケコッコー」と毎朝決まった時を告げるのだから、
几帳面で働き者です。
ちなみに、去年の干支は「猿」、来年の干支は「犬」…
つまり「犬猿」の仲の「犬」と「猿」の間に入って
繋いでいるのが「酉」なんです。
だから「酉」年の人は、人間関係をつなぐ
コミュニケーション能力が高い人が多いのかも!

年男、年女は、その年に活躍するといわれています。
今年の干支は「酉」。
「酉年」のアーティストから目が離せません!
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA
今年、2017年もよろしくお願いします!

--------------------

明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
占い師のゲッターズ飯田さんをお迎えして、
2017年の音楽業界を占います!どうぞ、お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:20 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月29日

亀田的総括2016

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第922回目のテーマは…

亀田的総括2016

====================

2016年も、今日を含めてあと3日!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
今日が、今年最後のオンエアとなります!

そこで今回は、僕・亀田誠治、個人の活動から2016年を
振り返っていきたいと思います。

今年も亀田誠治!さまざまなアーティストの作品にかかわりましたよ。
ここに、僕が今年参加させていただいた作品の
一覧があるので振り返ってみると…

<五十音順でいきます!>
赤い公園
いきものがかり
いであやか
大原櫻子
大森靖子
片平里菜
GLIM SPANKY
GLAY
シシド・カフカ
JUJU
スピッツ
ドラマチック・アラスカ
NEWS
The Back Horn
平井堅
The Human Breath
Flumpool
メガネツインズ
山下智久
山本彩
Little Glee Monster

ベーシストとしても、BANK BAND「こだまことだま」、
椎名林檎さん「ジユーダム」などの作品に参加!
そして、ライブイベントにも
いろいろと参加させていただきました。

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5月のGWは、六本木ヒルズアリーナで開催された
フリーライブ・イベント「TOKYO M.A.P.S」の
オーガナイザーを務めましたが…
「TOKYO M.A.P.S SEIJI KAMEDA EDITION」!
若手からベテランまで、
僕とJWAVEにゆかりのあるアーティストが集結
六本木ヒルズというステージで、音楽祭をやる喜びは格別!
フェスは地域(コミュニティ)と密着する時代です!

同じく5月に、さいたまスーパーアリーナで行われた
「VIVA LA ROCK 2016」!
スペシャルバンド企画「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」では、
バンマスを務めました。
こちらは、J-ROCKの名曲を、
若手アーティストでカバーしてお届けするという企画。
サポートするのは、ドラム:ピエール中野(凛として時雨)、
ギター:加藤隆志(スカパラ)、津野米咲(赤い公演)、
伊澤一葉(HIATUS)と、
僕亀田誠治のベースという、ゴキゲンバンド!

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7月30日31日は、宮城県石巻市で開催された
AP BANK FES× Reborn Art Festivalに、
BANK BANDのメンバーとして参加!
311の津波が襲った石巻市、雲雀野埠頭でのステージ。
心を込めて演奏をしました。
さらに BANK BANDは10月22日に、
熊本県南阿蘇にあるアスペクタでも演奏。
熊本地震からの復興支援のライブを、
阿蘇の大自然の中で行いました。

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11月11日、ベースの日には、赤坂ブリッツで
「THE BASS DAY LIVE 2016」が
行われました!今年2回目となるベースの日。
KENKEN、ハマオカモト、ミト、亀田誠治の4人が
ベースの楽しさと可能性を広げるスペシャルセッションを展開!
クリス・ペプラーさんも低音の魅力でMCをしてくださいました!

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ということで、僕・亀田誠治の2016年を振り返ってきましたが、
ここで、今紹介したイベント
「TOKYO MAPS」 の出演してくれたこのアーティストの
1曲お届けしましょう!
映画ワンピースの主題歌になったキレッキレのナンバーです!

M. 怒りをくれよ / GLIMSPANKY

20161229_fm.jpg

お送りしたのは、今年5月に行われたイベント
「TOKYO MAPS」から、
GLIMSPANKY で、「怒りをくれよ」でした。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今年最後となる今回は、「亀田的総括!」と題して
2016年を振り返っています。

-----------------

2月にはグラミー賞を見に行きましたよ。
TAYLOR SWIFTがRECORD OF THE YEARを
取った瞬間を見ましたよ!

プライベートでは、今年もN.Yやロンドン、
パリでミュージカルやコンサートを観てきました。
印象的だったのは、6月にベルギーで見たアデル。
大ヒット曲「Hello」で登場するアデルに、
オーディエンスは「待ってました!」の大喝采と大合唱!
歌えば神!でもひとたび喋ると、
その親しみやすい人間性に惹かれていく。
アデルはそんな素敵なアーティストでした。
来年2月のグラミーはどうなるのかな?

さらに、ロンドンは、ウエンブリースタジアムで見たColdplay。
9万人が大合唱する「VIVA LA VIDA」
は気絶しそうでした!
そして、9万人が作り出す演出!
今では、日本人アーティストのコンサートでも
頻繁にみられるようになった、
光るリストバンドも、実はコールドプレイが始めた演出ですよ。
最後に、N.Y.のブロードウェイで11月に観た、
ミュージカル「ハミルトン」。
今年はグラミー受賞もあり、「ハミルトン」は、
今一番チケットが取れないミュージカルです。
アメリカ建国期の歴史物語をラップで表現するその発想が面白い!
日本でいうところの幕末の志士の物語を
ラップでやるような感じでしょうか。

海外のライブは、圧倒的なエンタテイメント、
音楽が社会やスポーツと密接に
シンクロしていることがとても印象的です。
まさに成熟した音楽文化を肌で感じることができるんです。
だからこそ、その音楽が生まれた国で、
ライブを見るのはとても大切なことです。

-----------------

ところで、僕は、「音楽の素晴らしさを伝える」
という仕事もやっています。
今年1月にはNHK Eテレで「亀田音楽専門学校シーズン3」
が放送されました。
東京芸大や、立命館大学でも教壇に立ちましたよ。
もちろん、このFM KAMEDAも「音楽を伝える」
という大事な窓口です。

改めて、2016年も音楽に溢れたイイ年でした
僕らは、音源でも、ライブでも、作品を作ってなんぼ。
届けてなんぼです。
来年2017年も、コツコツと最高クオリティーの楽曲を
届けたいと思います。

-----------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今年最後となる今日は、「亀田的総括!」と題して、
僕・亀田誠治の活動から2016年を振り返っていきました!
来年も「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」を、
よろしくお願いします!
みなさん、良いお年を!!!

以上、「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」でした。

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STAFF| 14:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月28日

亀田誠治が振り返る2016年音楽シーン

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第921回目のテーマは…

亀田誠治が振り返る2016年音楽シーン

====================

今年もあと、残すところあと、4日(28日を含む)
いろいろありましたね。

*今年の漢字は「金(きん・かね)」
*新語・流行語大賞は「神ってる」(広島緒方監督が鈴木選手に対して)
*映画「シンゴジラ」、「君の名は。」の大ヒット!
*リオ・オリンピック
*イギリスのEU離脱
*トランプさんが次期大統領になったりと

そんなきょうのBEHIND THE MELODY FM KAMDEAは、
そんな2016年の音楽シーンを振り返ってゆきます。

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まずは、1月から
*デビッド・ボウイ死去

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2月は、
*グラミー賞(RECORD OF THE YEARはTAYLOR SWIFT)
*マドンナ来日公演(さいたまスーパーアリーナ2時間押し!ダンサーAYABAMBIさん)

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3月
*ジョージ・マーティン死去
*ONE DIRECTION活動休止
*THE ROLLING STONESキューバで初のライブ(3・25*オバマ大統領のキューバ訪問の直後。ストーンズが結成された1962年はキューバ危機があった年)

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4月
*BABYMETALのアルバム「METAL RESISTANCE」が全米チャート39位にランクイン
*プリンス死去

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5月
*富田勲さん死去(マイケルJにも影響を与えた)

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6月
*AVICII、やっと来日!

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7月
*ポケモンGO発売。世界中で大ヒット!
*ケイティー・ペリー、TWITTERのフォロワー9000万人アカウントに到達

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8月
スマップが年内をもって解散をすることを発表

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9月
*音楽のストリーミング配信サービスSPOTIFYが日本でのサービスをスタート
*映画「君の名は。」快進撃がはじまる!(新海誠監督)(RADWIMPSの主題歌もヒット)
*宇多田ヒカルのアルバム大ヒット!

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10月
*シェアラジオスタート(ラジオの新しい聞き方が生まれました!)
*ノーベル文学賞をBOB DYLANが受賞
*10月29日付のビルボードチャート77位にピコ太郎の「PPAP」(pen pinapple apple pen)がランクイン!(日本人の得意分野で勝つ)その後日本でも大ブレイク!

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11月
*朝本浩文さん死去

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12月
*L Rの黒澤健一さん死去
*ワム!のジョージマイケル死去

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大きく動いた1年でしたね!
ロックを作ってきた時代のレジェンドアーティストの訃報はもちろん、
これから、まだまだいける若い人たちの訃報も多かった。
残された僕たちは、がんばらなくてはいけないと思います。

97年にこのサウンド。ドラムンベースとロックの融合!
こんなサウンド聞いたことない!
まさに、UAを世に送り出しヒットさせながら、こんなにクリエイティブなこともやっていた!
くしくも11月に亡くなった、朝本さんのとてつもない才能を感じてください。

M. Melody / RAM JAM WORLD(朝本浩文)

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61E74QQefAL._SL500_.jpg

音楽的には日本人が自信を持てた一年でした。
リオオリンピック、パラリンピックの閉会式での
フラッグハンドオーバーでの素晴らしい演出。
ポケモンGOやピコ太郎の「PPAP」
(pen pinapple apple pen)の世界的ヒットなど、
「日本発信」が「世界」に受け入れられることが
当たり前になってきた。
素晴らしいこと。
ニッチだから受けているのではなく、
「地道に」「やりたいこと」をやっている人(コト)が認められている。
映画「君の名は。」のヒットもそう。
恋ダンスでおなじみの、星野源の「恋」もそう。
「売り方」や「しかけ」にたよらない、作品そのもののヒットが
まだまだ生まれるんだということが実感できる一年だったと思います。

トランプ氏がアメリカ大統領になり、イギリスがEUを離脱し、
世界情勢が「個」や「自分」を大切にする保守的な方向に向かっているが、
音楽だけは、自由で、平等で、生き生きとした、存在でいてほしい。
まさに、来年は音楽のパワーが求められる一年になるのではないか?

日本も、そろそろ、CDチャートに縛られた、
狭い椅子取りゲームのヒット構造を卒業する時がきている気がします。
来年は、ストリーミングサービスなどもさらに浸透して
音楽との距離感がますます近づくのではないか?

2017年が素晴らしい一年になることをいのっています。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、僕・亀田誠治、個人の活動から2016年を
振り返る、亀田的総括2016をお届けします!
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:02 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月27日

亀田リサーチ〜みんなが選ぶ2016年音楽ニュース

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第920回目のテーマは…

亀田リサーチ〜みんなが選ぶ2016年音楽ニュース

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恒例企画、「亀田リサーチ」。
街ゆく人にアンケート調査を実施。
「あなたが気になる、2016年の音楽ニュース」を
教えて下さいという質問をしてみました。
今年は本当に色々ありましたよね〜。

さあ、アンケートから、
TOP5ランキング形式でお伝えしますよ!
まずは第5!!!

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高校の時から好きだったRADWIMPSが今年の『君の名は』の映画で大ヒットしてテレビに出るようになったことですね。認知度が高まるのは、良い曲も歌っているし面白い曲も歌っているんで、みんなに知ってもらいたいって気持ちもあり…嬉しい半面、言葉に表せないけど、ちょっと…寂しい…何ていうんですかね。
---------------

映画「君の名は。」が空前の大ヒット!
紅白の出演も決まり、
今までメディアにあまり出ていなかった
RADWIMPSの名前を知ったという人も
たくさんいるでしょうね!

胸キュンのラブストーリーの中に、
つながりや結びという日本人らしい精神性が
こめられた素晴らしいアニメーション。絵もリアルで綺麗でした。
全てのカットが「詩的」で、
受け取り手の想像力をかきたてるんです。
「ヒットするということは、人に伝わるということ!」が
証明されました。
僕も劇場で3回、飛行機の中で
2回(こちらは英訳)計5回も見ちゃった!

さあ、続いて第4位は??

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RADIOFISHのヒットが一番自分の中で関心があります。もともとデビューしたときから好きだったっていうのと、あとはノリ。お笑いが好きっていうのもあって、曲とか踊りとか、ハロウィンで真似をしてみたりとか。スッと入り込みやすいっていう感じですかね。
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こちらも紅白に出場。
オリエンタルラジオの二人によるパフォーマンス。
本当にテレビでよく見ました。

中毒性のあるメロディーと踊り、
そしてアジア発信な感じがいいんですよ。
2012年のカンナムスタイルに通じるものがあります。
誰でもカンタンに披露できる、
宴会芸として即戦力感があるんですよ。

即戦力!???そうなってくると…
さあ、第3位は??

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やはりPPAPですかね。会社の部長が「ピコ太郎にお前似てるな」って言われて、そこから聴くようになって。っていうのが一番の今年のニュースですかね。一回だけ披露しました(笑)その時は資料不足でダメ出し喰らったんですけど(笑)またリベンジしたいなと。
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はい!こちらも芸人さんのネタですね!
ジャスティンビーバーが注目したことから、
一躍世界で大ヒット。
忘年会でやった人も多いのでは??
これもね、中毒性のあるメロディーと踊り、
そしてアジア発信な感じがいいんですよ。

続いて、第2位は!?

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星野源の『恋』。恋ダンスの流行が今年の中でデカかったです。ドラマがすごい良くて。その影響で周りでも恋ダンスを踊っている人もいっぱいいるので、社会現象になっていると思って。

星野源の恋ダンスってあったじゃないですか。結構話題性がすごかったかなと。Youtubeとか動画サイトでも「踊ってみた」とか、そういう動画を上げている人がいっぱい居たんで。いまパッと思い浮かぶのはそこかな。星野源の恋ダンスがすごい流行ったって。
---------------

ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のガッキーと源さんの
ダンスでこちらもブームに!!
マネした人多いはず!!

M. 恋 / 星野源

20161227_fm.jpg

シングルヒットが生まれる「希望」になりました。

さあ、亀田リサーチ「みんなが選ぶ今年の音楽ニュース

第1位はこちらでした!!

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生まれたときから好きなSMAPが年末で解散してしまうことです。ずっと生活の中で当たり前のように観てきたSMAPが解散となってしまって、SMAPというのがテレビから無くなる。ラジオ番組も名前が変わってしまうし…なんか信じられないというのが大きいかもしれないですね。来年を迎えてみないとわからない。

SMAPが解散するということで、CDの売上が伸びたっていうのが、今年一番の音楽ニュースだったんじゃないなかと思います。やっぱり国民に愛されてるなと思いました。
---------------

1位は「SMAP解散」
国民的人気グループ、SMAPが8月に「解散」を発表。
ファンによる「世界で一つだけの花」の購買運動や、
署名運動も話題となりました。

やはり、このニュースですか!!

結果、シングル「世界で一つだけの花」が
通算300万枚越え!(マッキーもホクホク!)
先日も、存続を求める37万人署名が
ジャニーズ事務所に届けられ
「ファンの皆さんのお気持ちは受け止めた」と
事務所側が回答していましたね。

国民的グループの解散が、
こんなにも大きな話題になるというのは、
多くの日本人の心の奥に、「夢」を求める気持ちが
くすぶっているということかもしれませんね。
せめて夢くらい見させてくれよ…
ということの表れのような気がします。

他には、

「ゲス不倫」
「ガンスアンドローゼス復活」(これディレクターさんの趣味入ってません?)
「ボブディラン・ノーベル文学賞」

などなど、話題にあふれていましたね。

RADIO FISHやPPAPなどを見ていると、
ヒットの中心にYoutubeなどの動画ソースと、
SNSなどの拡散ツールがセットで機能することが
標準装備の時代になったということですね。
こうなってくるとCDの売り上げ枚数だけでは、
もはやヒットは語れなくなっていますね。

映画「君の名は。」や星野源の「恋」のヒットは
最後に勝つのは、ある種王道で、今までの成果が実った
地道なクリエイティブだということを
証明しているような気がします。
2016年、僕はいろんな意味で勇気をもらえた一年でした!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は亀田誠治が「2016年、音楽シーンを振り返る
をお届けします!!

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STAFF| 13:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月26日

第59回グラミー賞・大予想

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第919回目のテーマは…

第59回グラミー賞・大予想

====================

世界が注目するアメリカ音楽業界最大のアワード。
幅広いジャンルの音楽の、優れた楽曲を作ったアーティスト、
その作品に関わったクリエイターを称える…
それがグラミー賞です。

現地時間で、2017年2月12日(日曜日)に授賞式が行われ
各賞の受賞者が決定、そして授賞式では
そこでしか見ることが出来ない
パフォーマンスが繰り広げられます。
(これが楽しい!)

そんな第59回グラミー賞、先日ノミネートが発表されました。
POP、ロック、R&B、JAZZ、カントリー、
ワールドミュージックなどジャンル別になった
候補者・候補作品を見ているだけでもワクワクするのですが、
注目は「主要4部門」と言われる4つのカテゴリー。

*優れた楽曲を作ったチーム(プロデューサーやエンジニア含む)に贈られる
「年間最優秀レコード(RECORD OF THE YEAR)」

*優れたアルバムに贈られる
「年間最優秀アルバム(ALBUM OF THE YEAR)」

*優れた楽曲を書いたソングライターに贈られる
「年間最優秀楽曲賞(SONG OF THE YEAR)」

*優れた新人に贈られる
「最優秀新人賞(BEST NEW ARTIST)」

これが主要4部門なのですが…
今日は、「RECORD OF THE YEAR」、
そして「ALBUM OF THE YEAR」を
チェックしてみましょう。

まずは「優れた楽曲を作ったチームに贈られるRECORD OF THE YEAR」、
候補となっている5曲を聞いてみましょう。

--------------------

♪HELLO / Adele

僕も今年ライブを見て、その素晴らしさを体感!アデルの「ハロー」

♪FORMATION / Beyonce

R&Bアーティスト、いや今や女性アーティストを代表する存在のビヨンセ
「フォーメーション」

♪7 YEARS / Lukas Graham

残念ながら来日公演はキャンセルになってしまいましたが、
この曲は世界で大ヒット!
デンマークで結成されたバンド、
ルーカス・グラハムの「セブン・イヤーズ」

♪WORK / Rihanna featuring Drake

いま一番カッコいいアーティスト!
と言ったらこの人かもしれません。
耳タコのようにラジオから流れ続けた大ヒット曲、
リアーナ・フィーチャリング・ドレイクの「ワーク」

♪STRESSED OUT / Twenty One Pilots

グラミーの前哨戦と言われる
アメリカン・ミュージック・アワードにおいて、
二部門で受賞したアメリカ、オハイオ州コロンバスの二人組、
トゥエンティ・ワン・パイロッツ。
この曲「ストレスド・アウト」は大ヒットしました。

--------------------

いかがでしょうか?
どの曲も、何度も何度もラジオでオンエアされた
"これぞヒット曲"!

それでは続いて…
いまのラインナップとも少しアーティストが被っている
「ALBUM OF THE YEAR」、
5作品をチェックしてみましょう。

--------------------

「25」 Adele

やっぱり強いアデル!
当然アルバム「25」もノミネート。

「LEMONADE」 Beyonce

もう一人の女王、ビヨンセのアルバム
「レモネード」も最優秀アルバムにノミネート。
これまでにも増して社会的な発言なども目立つビヨンセ。
もはやグラミー賞の常連!?

「PURPOSE」 Justin Bieber

ヒットアルバムといえば
この人の作品も忘れることはできません、
ジャスティン・ビーバーの「パーパス」。
音楽性も高かった内容のアルバムには、
いい意味で裏切られました。

「VIEWS」 Drake

世界に1億人のユーザーを持つスポティファイの調査によると、
2016年<世界で最も再生されたアーティスト>の
ナンバーワンとなったのは、この人、ドレイク。
全米ビルボードのチャートでも長期間にわたって
TOP5を維持しました。

「A SAILOR'S GUIDE TO EARTH」Sturgill Simpson

ん? この人だれ??
そんな風に思う方も多いと思いますが…
この人、今回のグラミーの台風の目になるかも???
といわれています。
ベースにあるのはカントリーミュージック。
それにプラスしてソウルなど、いわゆる
「アメリカン・ミュージック」を聞かせる
シンガーソングライターとして注目の人物!
スターギル・シンプソンの「A SAILOR'S GUIDE TO EARTH」。
憶えておいた方がいいですよ〜

--------------------

というワケで、第59回グラミー賞、そのノミネートの中から
「RECORD OF THE YEAR」、
そして「ALBM OF THE YEAR」をチェックしてみました。

ちなみに、すぐれた楽曲に送られる主要4部門のうちのもう一つ、
「SONG OF THE YEAR」にも
ADELE、Beyonce、Justin Bieber、
Lukas Grahamはノミネートされています。

(Adele、Beyonceは主要4部門中、「新人」以外の3部門にノミネート。
Beyonceはなんと9部門ノミネート!)

それでは、いま聞いていただいた
ノミネートの中から1曲聞いてみましょう。

M. Daddy Lessons / Beyonce

20161226_fm.jpg

今回最多の9部門ノミネートのビヨンセ。
しかし、この曲「Daddy Lessons
は、カントリー部門へのノミネートを、
グラミー賞側が却下したことで話題になりました。
ちなみに、先ほど紹介した
Sturgill SimpsonはBest Country Albumにも
ノミネートされています。

このようにグラミー賞では、すべてのアーティストに、
くまなく光をあてるため、
ジャンルに対しての扱いは常に繊細に審査されています。
さらに、ジャンルを表すカテゴリーの数は、
ラップや様々な音楽の登場で、
2000年代に急速に膨らみましたが、
2012年に、109から78に絞られました。
多様化する音楽の全てに公平にスポットを当てようとした結果、
カテゴリーの数が増えすぎてしまったので、
カテゴリーを再編成したのです。
ちなみに今年は、84のカテゴリーがあります。

逆に!主要4部門は、ジャンルの制限を受けません。
つまり「作品性」が高ければ、
どんなジャンルでもノミネートされるのです。
そういう意味でも、主要4部門はすべてのジャンルの頂点に立つ
最高の栄誉だと言えますね。

さて!
気になる亀田の予想は…
「RECORD OF THE YEAR」はズバリ!

Adellの「Hello」

「ALBM OF THE YEAR」も

Adellの「25」。

なぜなら、アデルの「25」は、このご時世にCDという
フィジカルの枚数でも、「Hello」は
シングルチャートでの1位の長さもダントツ。
さらに、UKながらもソウルフルな歌声、
シンプルかつ良質なアレンジ、
最新のサウンド、主要4部門が代表する
「ポップ」というジャンルを重層的に網羅しているからです。

その他の部門で気になるところは…
坂本龍一さんの、映画 「レヴェナント」の
サウンドトラックでノミネートです。
ノミネートされたのは、
「ベスト・スコア・サウンドトラック・フォー・ビジュアル・メディア」
というカテゴリー。
(ここでもジャンルが重要なのです!)

坂本さんは映画音楽をともに作曲したドイツの
音楽家アルバ・ノトさんと一緒にノミネートされました。

さらに、starRoという日本人プロデューサーが
「リミックス」というカテゴリーでもノミネート。
このように、グラミー賞は実に細かなカテゴリーがあるおかげで、
様々なジャンル、世界中のアーティストの音楽に
光をあてることができるわけです。
世界でもっとも権威があり、
音楽の専門家が数字ではなく「作品性」で認めるグラミー賞。

僕も、昨年、一昨年と現地でグラミー賞をみましたが、
受賞結果そのものより、会場の雰囲気、パフォーマンス、
その過程が面白いのがグラミー賞。

プレゼンテーターもアーティスト。
ゲストもアーティスト。
ここでしか見れないコラボも
すべてトップアーティストによるものです。
世界のトップアーティストが、エゴを捨てて
「音楽のために集まる祭典」という印象でした。

この一年に素晴らしい音楽を生み出したアーティストと、
何十年間にもわたり素晴らしい音楽を残したアーティストが
平等に称えられる。
誰が賞をとっても称えられる。
グラミー賞は、そんな「成熟した音楽文化」にささえらた、
素晴らしい祭典です。

--------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は…いよいよ今年も終わりに近づいてきたということで、
2016年の音楽ニュースを「街の声」と共に振り返ってみたいと思います。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:07 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月22日

クイズ!カメオネア!〜クリスマスSP〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第918回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!〜クリスマスSP〜

====================

フォーフォフォフォッ!!(リンリンリン♫)
メリークリスマス!1年ぶりの亀サンタじゃ!!

…はい!久しぶりに開催「クイズカメオネア」。
今回はクリスマスSP!!
クリスマスソングにまつわるクイズをやりますよ!
全問正解した方にはカメサンタから、
サインピックのクリスマスプレゼントもあるぞ!
応募方法はエンディングで!!

20161222_fm.jpg

さあ、問題は3択です!
あなたは何問、正解できるかな?
早速、一問目いきますよ!
「クイズカメオネア〜クリスマスSP〜」スタート!!!!!!

-------------------

1983年に公開された映画『戦場のメリークリスマス』。
今年の初めに亡くなったデヴィッドボウイも
出演していた伝説的な映画ですよね。
この映画の音楽を担当したのが、言わずもがな…坂本龍一さん。

この曲の主旋律は"ある音"をサンプリングして奏でられているのですが、
その音とはなんでしょうか?

A  ワイングラスを叩く音

B  拳銃を叩く音

C  水晶を叩く音

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…A ワイングラスを叩く音

そうなんです。「ワイングラス」を叩いた音を
サンプリングしたと言われています。
「西洋でも東洋でもない、他のなんでもない、わけのわからないもの」
という意図で作られた、この曲。
色褪せることのないクリスマスソングですね。
ところで、坂本さんは1989年に
映画「ラストエンペラー」のテーマ音楽でグラミー賞の
最優秀オリジナル映画音楽賞を受賞。
そして、映画『レヴェナント:蘇えりし者』で
第59回グラミー賞にノミネートされていますね!

では、続いての問題いってみましょう!!

-------------------

1987年にリリースされた、
アイルランド出身のケルティックパンクバンド、ポーグスの
クリスマスソング「Fairytale Of New York」。
30年近く経った今でも親しまれているUKの定番クリスマスソングです。
ここJ-WAVEでもOAされることが多いですよね。
歌詞中ではニューヨークに移り住んだ
アイルランド移民の男と女が昔を回想して語り合うという内容、
メインボーカルはメンバーのシェイン・マガウアンですが……
デュエットしているこの女性は一体誰でしょうか?

A シェイン・マガウアンの姉

B スタジオの前にたむろしていたファン

C プロデューサーの妻


さあ、答えはどれでしょうか??ファイナルアンサー?

正解は…C プロデューサーの妻

まず、この曲のプロデューサーはストーンズ、XTC、U2などを手掛けた
スティーヴ・リリーホワイト。そして、その奥さんがカースティ・マッコール。
彼女はシンガーとして1979年にデビュー。しかし、思ったようなヒットには
恵まれませんでした。コーラスとして、
ストーンズ、スミス、名だたるアーティストと共演。
スティーヴ・リリーホワイトがカースティ・マッコールの
「Fairytale Of New York」を歌う
デモをポーグスのメンバーの聞かせたところ気に入り、
デュエットという形になりました。

ちなみにこの曲には少し過激な単語が出てくるのですが、
BBCラジオ1では「歌詞の一部が人々の気分を害する恐れがある」
と判断し、9年前に編集したバージョンを流したところ、
リスナーから猛抗議がきて、撤回。
オリジナルバージョンを流したこともある、いわくつきの一曲でした。
素敵な歌詞なので、皆さんもぜひ手にとってみてください!
では、一曲聴いて最後の問題です。

M. If Every Day Was Christmasy / Cruz Beckham

さあ、最後の問題です。
1984年にリリースされたWham!の
最大のヒット曲「Last Christmas」。
こちらも世界中で今も歌い継がれる名曲ですね。
実は去年のクリスマスイブにこの曲にまつわる、
事件が起こりました。
オーストリアのラジオ局「アンテネ・ケルンテン」で
DJがこの曲を使ってあることをしたことから、
リスナーから抗議が殺到!さて、このDJは何をしたのでしょうか?


A 何度も繰り返し、「Last Christmas」をかけた

B こっそり、ボーカル部分をDJの歌声と差し替えて放送した(ないない!)

C 逆再生でまるまる一曲OAしてしまった

さあ、答えはどれでしょうか??

正解はA 何度も繰り返し、「Last Christmas」をかけた

はい、そうなんです。DJの名前はジョー・コールホーファーさん
番組OA中に、スタジオを封鎖して閉じこもり、
「人々がクリスマスの雰囲気に
十分浸っていない」として、なんとこの
「Last Chrismas」を24回も立て続けに放送!
2時間近く同じ曲が流れることに耐えきれず、
100人以上のリスナーから抗議の電話が寄せられたとか!なんという事件!

最終的にはコールホーファーさんの4歳の娘さんが
電話で「パパ、みんなおかしくなっちゃうわ!!」
との訴えたことによって止められたとか……
DJは「リスナーにいたずら」をしたそうですが…
編成長かはら罰としてクリスマスイブと
大みそかの勤務を言い渡されたそうです。
すごいですね…。いくら、良い曲でも24回連続って、
どんな気分になるんでしょうか?ちょっとやってみましょう!!

…。

冗談です。「ブラック亀サンタ」降臨!ですね

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
「クイズカメオネア〜クリスマスSP〜」をお届けしました。
あなたは何問、正解しましたか??

全問正解した方は、自己申告制でプレゼント希望とメッセージを書いて
BEAT PLANETまで送ってください。
抽選で3名様にサイン入りピックをプレゼントします。

(※プレゼントの募集は終了しました。)

さあ、もうすぐクリスマス!
皆さんはどんな風に過ごしますか?

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年12月21日

亀田ブロードウェイ<ミュージカル「RENT」>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第917回目のテーマは…

亀田ブロードウェイ<ミュージカル「RENT」>

====================

伝説のミュージカル「RENT」。
1996年にオフブロードウェイの
「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」
で初演が行われ、2ヶ月後には
オンブロードウェイで上演がはじまりました。

通常は、オンブロードウェイになる際に、
キャストも入れ替えるのですが、
初演が素晴らしかったので、
オフブロードウェイのキャストそのままで、
オンブロードウェイで上演されました。
つまり、それぐらい最初からパワーがあり、
作品性が認められたいたミュージカルということです。
その結果96年、すぐれた演劇に送られるピューリッツア賞や
トニー賞を多数獲得。
12年で連続公演5140回という歴代11位のロングラン記録を達成。
海外でのツアーも多数行い、世界中で何度も上演されている
超人気ミュージカルとなりました。

そして、今年2016年、20周年を迎える「RENT」が現在、
東京国際フォーラムで上演中です。
僕も先日観て来ました!
僕は2006年の新宿厚生年金会館での来日公演も見ていますが、
今回のRENTはキャストも若手を中心に、
フレッシュでパワーアップした印象でした。
とにかく、個性あふれるキャストによって
数々の名曲たちが歌い継がれていくところが感動的でした。

今でも絶大な人気を誇る「RENT」。
どんなミュージカルなんでしょうか??

----------------

舞台は1989年、クリスマスイブの
ニューヨークのイーストヴィレッジ。
イーストヴィレッジは、当時、
新進のクリエイター達が集まっていたエリアです!
ソングライターを目指すロジャー。
ビデオアーティストを目指すマーク。
家賃(=RENT)も払えず、貧しい暮らしを続ける二人を中心に
HIVやエイズ、ドラッグ、同性愛など…
マイノリティーに属する若者たちが登場し、
必死に生きていこうとする物語です。

----------------

作者はジョナサン・ラーソン。
子供の頃から親の影響でミュージカルに親しみ、
様々な音楽に触れ育って来ました。

大学では演劇科に進学。作曲も始め、
その後、ロウアー・マンハッタンで暖房のないロフトを住処に
アルバイトをしながら、
ミュージカルの脚本の執筆と作曲をして暮らす日々。
まさに「RENT」は彼の経験に基づいて書かれたものなんですね。

ジョナサン・ラーソンはアルバイトをしながら、
「RENT」を書き上げますが、
待ちに待ったオフ・ブロードウェイ、プレビュー公演の
1996年1月25日未明、
病気のため35歳という若さで亡くなりました。

RENTは音楽的に素晴らしい!
RENTの音楽は、伝統的なブロードウェイ・ミュージカルと、
80年代のMTV世代のために作り上げた
ロック・ミュージカルが融合した世界と言われています。
つまり、音楽性が幅広いのです。
フォーク、ロック、R&B、ラテンからゴスペルまで
多様性に富んだアメリカの音楽、
いわゆるアメリカーナミュージックが
ストーリーを盛り上げるのです。

多くのミュージカルでは楽団がオーケストラピットという
舞台の下に入って演奏するのが一般的ですが、
RENTは、実際ステージのセットの中に、
生バンドが組み込まれていて、
時にダイナミックに、時にしっとりと、
キャスト達と一体感のある音楽を演奏します。
こんなLIVE感も若者達に支持される所以ではないでしょうか。

そして、大ヒットミュージカルには、
そのミュージカルの顔になるような、
誰もがきいたことのある曲が生まれます。
古くはウエストサイドストーリーの「TONIGHT」、
CATSの「MEMORY」、アニーの
「TOMORROW」、王様と私の
「Sall We Dance」などなど、それらの名曲は、
ミュージカルから生まれたポップソングとして
僕らの生活の中に溶け込んでいます。

それでは、RENTから生まれた名曲…この曲を聴いてください。

M. Seasons Of Love / Rent Original Broadway Cast

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81reolbqVvL._SL1425_.jpg

泣ける!美しいメロディー、
愛のメッセージに溢れた素晴らしい歌詞、
クライマックスの大迫力のゴスペル、
まさに時代が生んだミュージカルの名曲です。

ちなみに、初代モーリーン役は、
「アナと雪の女王」の主題歌、Let It Goを歌った、
イディナ・メンゼルです。
このように、イディナ・メンゼルのような
スーパースターをも誕生させるんですね。

こうやって改めて、「Seasons Of Love」を聞いてみるとね、
歌詞に素晴らしい思い、フレーズが込められているんですね。

「何の数で一年をはかろうか?」
「愛はどうだろう?

「そうだ、愛の数で一年をはかろう!


素晴らしいと言葉だと思いませんか!!!
世界中で戦争や暴力が起こり、
マイノリティーへの差別があからさまに行われ、
分断の時代といわれている、まさに、
今の時代が必要としているメッセージだと思います。
RENTが発信しているのは、いつの時代にも存在する、
普遍的な若者の叫びなのです。
だから20年たった今でも僕らの心に届くのです。

ちなみに、ブロードウェイミュージカルは英語だし、
くわしいことわかんなくて、ちょっと敷居が高い!
と思っている皆さん!!
ブロードウェイミュージカルの日本公演は、
字幕でセリフや歌詞を追うことができます。
だからストーリーもラクラク理解できますよ。
本場アメリカで観る雰囲気も最高ですが、
若者向けのミュージカルはスラングも多く、
なかなか細部まで聞き取れないことが多いので、
字幕があるとホントありがたいです!

素晴らしいミュージカルは、普遍的なメッセージで、
僕らに「愛」の気づきを与えてくれます。優しくなれるんです。
ミュージカル「RENT」。
多くの人に見てもらいたい素晴らしいミュージカルです。
ぜひ、みなさんも足を運んでみてください!
12月31日まで東京国際フォーラムホールCで上演中。
詳しくは、RENTのオフィシャルウェブサイトをご確認ください。

20161221_fm.jpg

【RENT】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日はクイズ!カメオネア!〜クリスマスSP!!
お楽しみに!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:08 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月20日

相手を待つクリスマスソング

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第916回目のテーマは…

相手を待つクリスマスソング

====================

今週、日曜日は、クリスマス
もう街中が、クリスマス気分満載ですね!
J-WAVEでも、数々のクリスマスソングを
オンエアしていますが、
きょうのFM KAMEDAでは、クリスマスソングの中でも
ちょっと切ない、「相手を待っている
クリスマスソングにフォーカスします。

華やかなクリスマス。かといって、
みんなハッピーなわけじゃないんですよね…、
カップルや片思い中の人と、クリスマスに待ち合わせをして、
相手に長時間待たされた事がある人や、
来るはずのない人を待っている
(これって、ギリギリ妄想?)…、
そんな経験あるんじゃないですか?
さあ今日は、そんな時の気持ちを表現している、
せつないクリスマス曲を紹介してゆきます!

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まずは、

♪ クリスマスソング / BACK NUMBER

2015年リリースのシングル

「会いたいと毎日思ってて、それを君に知って欲しくて、
すれ違う人ごみに君を探している
こんな日は他の誰かと笑ってるかな」

残念ですけど、これ、待っていても絶対来ないケースですよね。
すれ違う人ごみに見つけ出す確率は、
「君の名は。」以上にむつかしいぞ!
でも、待ってしまうんですよね。
この気持ち…わかるなぁ〜

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続いては、

♪ KANのクリスマスソング / KAN

1992年のシングル「死ぬまで君を離さない」のカップリング

「こんなに待たされるのは、慣れていないわけじゃないけど、
今夜ひとりは目立つのに
君は、SILENT NIGHT , HOLY NIGHT」

とKANさん…歌っていますね

慣れるとかの問題じゃないでしょ!?
これもしかしたら、来ないパターンじゃない???

タイトルに自分のアーティスト名を
入れた理由についてKANさんは、

「自分の死後であっても、いつかクリスマスのスタンダードナンバーになってほしい」

という思いがあったそうですよ!

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続いては、

♪ ひとりぼっちのクリスマス・ソング / 尾崎亜美

1983年リリースのアルバム「POINTS」
(もともとは榊原郁恵に提供した曲)

「"必ず帰る"と指切りしたのに、
あれから2度目の寂しいクリスマス
"メリークリスマス"涙の中でキャンドルが揺れる」

こちらはなんと!
2年も待ってしまいました!
彼氏は待たせすぎ、彼女も待ちすぎです!
話し合いが必要です!

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続いては、

♪ 星のアルペジオ / BUMP OF CHICKEN

2004年リリースのシングル「車輪の唄」の
シークレットトラックです。

「もしもし〜?
今、こっち結構盛り上がってきた。結構ね
まぁ…まだ一人なんだけどぉ、
この留守電聞いたら電話下さい。
じゃあねん。」

ギターの増川くんのセリフですが…、
その、増川くんのクリスマスの
実話だそうでだと言われています!

こちらは、会話の距離感からいって五分五分か!?

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続いては、

♪ ジングルガール上位時代 / Tomato n' Pine

「ひらり、コートに白い粉雪、あなたの隣で観たいから
会いたい 一秒でも早く 大胆なスタイル」

こちらは、3人組アイドルユニット
Tomato n' Pineのシングルですが…
アイドルだって待つんですね〜。

とはいえ、大胆なスタイル…これはね、多分来ます。
それどころか彼氏の方が先に来て
待っているかもよ!?待ちぼうけさせないでね!

さて、待ちぼうけ、クリスマスソングをいろいろ紹介してきましたが、
きょうオンエアするのは、待ちぼうけクリスマスソング、
さらにクリスマスソングの王様!
この曲です。

M. クリスマスイブ / 山下達郎

20161220_fm.jpg

クリスマスは一年の中でもキラキラした最も特別な季節です。
ここでは、恋愛成就したラブラブのカップルが
いちゃいちゃしていても何のドラマもおこりません。
「はいそうですかー。あとはまかした!」
みたいな。

逆に僕は「心の遠近法」と呼んでいますが、
幸せに溢れている情景の中では、逆に孤独も演出しやすいのです。
つまり、キラキラした街、幸せそうな人たちで塗られた背景は、
待ちぼうけをしている人や、一人寂しくクリスマスを迎える人を、
くっきり浮き上がらせる効果があるんです。
だから、伝わる歌になるんですね。

--------------------

ところで、
相手を待つということは、
そこにかすかな「希望」があるということです。
そう、待ちぼうけソングは、
実は「希望」という心の動きに注目した
究極のポジティブソングとも言えるのです。

さらに、ポジティブといえば、こんな側面があります。
待ちぼうけソングは、
聴く人に「ひとりぼっちなのは自分だけじゃない。

ということを教えてくれます。
つまり、さみしいひとたちへの「応援ソング」にもなるんです。

ところで、恋愛的には安定期だったり、
仕事や受験勉強に燃えていたり、
クリスマスとはいえ、
今年は「いつも通り」の毎日を過ごしている、
そんなちょうど「中間
の人っていると思うんです。
そんな人たちにとって、切ないクリスマスソングは、
大切な人や、楽しかった日々を思い出させる「リマインダー
の効果があることも見逃せません。

こうやって、数々のクリスマスソングが
相手を待つことからはじまり、
多くの人の心に響いているのです。
さあ、あなたは今年のクリスマス、
どんな音楽とすごしますか?

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STAFF| 19:06 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月19日

亀田式ダイアリー活用術

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第915回目のテーマは…

亀田式ダイアリー活用術

====================

今日は12月19日。
いよいよ今年もあと2週間ほどになりました。
この時期、すでに買っている方もいるかと思いますが…
来年の手帳は用意できましたか?

手帳というと、予定を書き込み、
スケジュールを管理する(TO DOリストとかね)…
そんな使い方が多いと思いますが、
もうひとつ、その日起こった出来事をメモしておく、
記録しておく、そんな使い方もあります。

もっと正確に記録を残したり、記憶をとどめておきたい方は
日記(ダイアリー)を書いている方もいるかもしれませんね。
(厳密にいえば手帳とダイアリーは違いますけどね。)

そこで今日は… 上手な手帳/ダイアリーの使い方で
普段の生活や音楽ライフを充実させるお話し、
亀田式ダイアリーについてお話ししたいと思います。

ところで、J-POPの中にも「ダイアリー」が
登場する曲がいっぱいあります。
アーティストたちは「ダイアリー」という
小道具をどんな風に捉え、
歌の世界に登場させているのか?
いくつかピックアップしてみましょう。

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♪ 白いダイアリー / いきものがかり

「さよならの言葉をそっと この海に浮かべたら
あたらしい物語 はじめるよ さあ
この道を ただ進むの 新しい私で さあそっと
表紙を閉じよう 白いダイアリー」

こちらは、いきものがかりの「白いダイアリー」。
新しい自分になるために、
ダイアリーの「表紙を閉じよう」っていうところがいいですよね。
(水野さん、さすがです)

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♪ アイツを振り向かせる方法 / aiko

「ダイアリーを見直して 楽しい思い出に苦笑い
今では悲しい夢よ にっくき悪魔が笑っているわ」

女性の気持ちを歌わせたらピカイチ!
aikoの「アイツを振り向かせる方法」。

フラれたオトコへの恨み節を、コミカルに歌っています。

ダイアリーに記した「楽しい思い出」が、
今は「悲しい夢」という
時間の経過を上手に表現しています。

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♪ 未だ見ぬ明日に / ASIAN KUNG-FU GENERATION

「西日差す部屋の隅っこに
クシャクシャに丸めたダイアリー」

こちらはアジカンの「未だ見ぬ明日に」。
過ぎ去った過去と決別し、未来への希望を歌う…
ゴッチの歌詞が光ってます!

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♪ 木枯らしのダイアリー/ 松任谷由実

「ねえ 元気でいるの
変わってゆくの
悲しくて すすめなくなるの
木枯らしよ めくって ダイアリー」

数々の恋愛模様を歌ってきているユーミン、
松任谷由実さんの曲にも
「ダイアリー」は登場しています。
読み返すと辛くなりページをめくれなくなるダイアリー…
お見事です!

それでは、ここで1曲お送りしましょう。
(草野さんはどんな風にダイアリーを曲に登場させているのか??)
スピッツで「遥か」

M. 遥か / スピッツ

20161219_fm.jpg

「思い出からつぎはぎした 悲しいダイアリー」

この一行だけで、せつなくなりますね。

「FM KAMEDA」。
今日は、「亀田式ダイアリー」と題して
手帳の使い方、ちょっとしたコツについて、
亀田誠治がお話ししたいと思います。
(それにしても、さきほどからいくつか曲を聞いていると、
ダイアリー、ちゃんと書いた方が良いかも!って思いませんか?)

恋愛であろうと、夢であろうと
ダイアリーは、リアルタイムで記した「自分史」を、
時間がたってから客観的に眺める機会を与えてくれます。

日記を見ると、溢れ出す思い出。
でも、それは、思い出の多くは
「時の流れが解決してくれるという」ことの
裏返しなんですね。

せつないだけではない。胸がしめつけられるだけではない。
そこに人生の「救い」があるわけです。

だから歌の中でダイアリーが登場するだけで、
強い共感を持つことができるのです。

ちなみに、僕は、日記を書いていません。
小学校の時の絵日記以来日記は書いていないかも…!
いや、まてよ、高校の時、女の子と交換日記してたな…

しかも、手帳選びという意味では、
スケジュール表はパソコンで管理しているので、
いわゆる「紙」の手帳も持っていません。

僕は、普段から頭の中で「to do」を
イメージするようにしています。
頭の中でto doがイメージできていれば、
書面上の「to do」にしばられないので、
思いもよらないハプニングやリスケジュールにも、
余裕をもって対応できます。

というわけで、僕のスケジュール表は、
「to doリスト」という意味合いよりも、
何をto doするかを考えるための
「未来先取りメモ」という感じです。

たとえば、「12月19日」に「みかん」という曲の
レコーディングが入っている場合、
それにむけて、たとえば前日の「18日」に「みかん譜面チェック」

という予定を書き込むのです。
そうすることによって、「18日」のスケジュールも
検証することになり、
いろんな予定が立体的に繋がって見えてきます。
先手先手で能動的にスケジュールを確認するので、
うっかりミスもなくなります。
スケジュール表には、「予定の予定
を、「to doするためのto do
を書き込んでいくというわけです。


さあ、みなさんも「ダイアリー」を、
自分なりに活用して
ハッピーライフをお過ごし下さい!

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STAFF| 16:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月15日

心に残るメロディはいかにして生まれた?<GUEST : TAKURO(GLAY)>Part.2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第914回目のテーマは…

心に残るメロディはいかにして生まれた?<GUEST : TAKURO(GLAY)>Part.2

====================

亀田:さあ、スタジオには昨日に引き続き、この方をゲストにお迎えしています、GLAYのTAKUROさんです!

TAKURO:宜しくお願いします!GLAYギターのTAKUROです。

亀田:今日も宜しくお願いします!昨日、初のソロアルバム「Journey without a map」をリリースしたTAKUROさん。アルバムを聞いてみると、TAKUROさんの音楽性の幅広さを感じると共に“ゆっくり音楽を聞く楽しさ“みたいなものも感じさせてくれます。そこで今日は、「二大ギタリストが教えてくれる音楽の楽しみ!」こんなテーマでお話を伺おうと思います。

TAKURO:ありがとうございます。

亀田:もちろん、二大ギタリストは、TAKUROさんとそして、今回TAKUROさんのアルバムをプロデュースなさったB'zの松本孝弘さんです。

TAKURO:恐縮ですね、本当に。そんなこと言っていただいて。

亀田:今回ね、僕やっぱり松本さんの選ばれたミュージシャンたちの奏でる音も含め、それぞれのミュージシャンの音がとても生き生き絡まっている感じがしたんです。日本から曲作りましたアーティスト来ました!向こうのミュージシャンでパーン録りました!っていうもの以上の熱が込められているっていうのが、このアルバム1番の醍醐味だし、こういう音楽聴きたかった!と今の時代に思わせてくれる何かがあると思うんです。

TAKURO:松本さんとそう言ったロスの現地のミュージシャンたちも関係が長いっていうのがありまして、なぜ長いのかと色々話を聞いているとその中でも取り分け一流なわけですね。何が一流かというとプレイは当たり前なんですけど、姿勢が多分俺は違うと思ったな。もう曲を聴きこんでくるのは当たり前。譜面なんか見ないで出来ちゃうの当たり前。もうちょっと違うフレーズが欲しいって言ったら、「実は俺こういうアイディアも考えてきたんだよね」っていう、多分譜面を見て初見で出来ちゃう人なんだけれども、アルバムのTAKUROが何を言わんとしてるのかってことを色々と考えてきてくれて、理解しようとする姿勢も素晴らしかったですし、それこそ新人である俺の意見を凄い大切にしてくれて今のとさっきのとではどっちがいいと思う?っていうようなセッション感覚もありながら、どこまでもバンドメンバーのように丁寧な意識で来てくれたことは成功に繋がったかなと思いますね。

亀田:それはありがたいし嬉しかったですよね。

TAKURO:俺にとっての1番は松本さんで、松本さんがいなかったらGLAYが今ここにいたとは思えないです。それぐらい音楽に対する姿勢みたいなものを時には言葉で、時には無言で教えてくれて、この番組聴いてらっしゃる方みんな知っていると思うんですけど、B'zというその存在のちゃんと音楽に向き合っている姿勢っていうのは、やっぱ感じていると思うんですけど。

亀田:完璧のさらに完璧をいくようなことを。B'zのライブ見に行ったことあるけど、本当にそこだもんね!

TAKURO:プロフェッショナルでありながら、10代の頃に持っているそのロック少年の気持ちをずっと持ち続けながら、それを守るためにプロであり続けるというその姿勢を身体中で教えてくれたのがあの2人なので。本当に出会わなかったらもっとGLAYはチャラチャラしていたかもしれない。特に俺が。良かった。

亀田:ちなみに僕今回アルバムのタイトル「Journey without a map」地図のない旅って凄くいい言葉だなって思ったんですけど、これが意味することってなんなんですか?

TAKURO:1番は僕自身音楽に対して誠実でありたいって、ちゃんと前を向いて生きていこうと思っているけれど、でもそんなに毎日頑張っている俺ですら思いがけないことで悩んだり、躓いたり挫けたりっていう、地図を持っていてもいなくても人生っていうのは中々うまくいかない時はいかないし、かといってうまくいかないことばかりではないんだっていうもっとなんか大きな力によって僕は音楽によって導かれているような気もするし、逆にいうと、地図は持っていると思うの。ここに行きたいっていう場所はあるの。だけど地図が読めない時もある。どっちが北でどっちが南だったんだろうっていう、そういう自分で行きたい場所がわかっているくせにどうにもできないこともあるし、そういう意味では今回のアルバムを作ったことによって拙いギターでなんとかしてやろう、自分の人生をもっと楽しくしてやろうと思っているけど、70歳80歳になって「ようやくうまく弾けるようになった。
それを目指していけばいいのかなって逆に思っていました。

亀田:なるほど。ではTAKUROさんのソロアルバム「Journey without a map」からオープニングの曲なんですけど、いきなりこのサウンドが出てきて僕はもう「ヤホゥ!」って車の中で言いましたよ!

TAKURO:これ不思議なもんで今年の2月のライブやっている最中に「みんなちょっと待って、今メロディ浮かんだから、ちょっと曲作るからちょっと待ってて」ってお客さんに待っててもらって10分15分でテーマをかいてステージで作ったっていう初めての曲なんです。

亀田:ほう。地図がなくてもこうやって生まれる曲があるっていうことで、その曲をちょっと聴いてみましょうか。

M. Lullaby / GLAY TAKURO

20161214_fm1.jpg


亀田:なんかジャズのスタンダード曲になるようなキャッチーがテーマですよね。

TAKURO:これはキャッチーですね。これ歌ものでは中々できないかもしれない。

亀田:では最後に今回のアルバム、TAKUROさんとしてはどんな人に届けたいと思います?

TAKURO:本当に45歳にしてソロアルバムを出すっていうのは中々勇気がいることなんですね。もっと早くからやっておけばもっと上手になっていたんだろうけど、それでもやっぱりギターがうまくなりたくて40歳の時に楽器屋さんでギターの基礎からの本を買って、地獄のメカニカルフレーズなんとかとかメタルっぽいやつから、39歳からのブルース指南みたいなやつまで、やっててもたつくな〜とか色々あるんですよ。だけど、半年練習するとそれがスムーズになってたりするんです。「あっ40歳からでもこんなちゃんと1歩1歩前に進めるんだ!」って思うとき、いくつになっても挑戦すること1歩踏み出すことっていうのは悪くないし、人間ちゃんと昨日より今日、今日より明日ってなるんだなって。それを自分自身に改めて強く教えてあげたいことなので、誰か1歩踏み出せずに、どうしようかなって迷っていたら俺のように踏み出してみたらやっぱ変わりますよっていうのが届けばいいなって思いますね。

亀田:うーん、素晴らしいメッセージどうもありがとうございました。GLAYのTAKUROさんのソロ・アルバム「Journey without a map」、昨日リリースになっています。そして2月にはソロライブツアーがあるそうです。そちらはホームページの方をチェックしてください。GLAYでのTAKUROさんしか知らない方はもちろん、ギターの楽しさ、音楽の楽しさ、そして人生!Journey without a mapだよと!ということで全ての皆さんに届けたいアルバムです。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
昨日と今日の二日間にわたってGLAYのTAKUROさんをお迎えしました。
ありがとうございました!

TAKURO:ありがとうございました。楽しかったです。

【TAKURO】

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STAFF| 12:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月14日

心に残るメロディはいかにして生まれた?<GUEST : TAKURO(GLAY)>Part.1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第913回目のテーマは…

心に残るメロディはいかにして生まれた?<GUEST : TAKURO(GLAY)>Part.1

====================

亀田:さあ、今日と明日の2日間は、スペシャルなゲストをお迎えしてお送りします。GLAYのTAKUROさんです!

TAKURO:宜しくお願いします。

亀田:はい!今ね、僕たちは絶賛レコーディング中なんですよね!

TAKURO:毎日スタジオで顔合わせてますね。

亀田:そんな、2016年もう12月ですよ。

TAKURO:そうですね。早いですね。

亀田:GLAYにとってはどんな1年でした?

TAKURO:GLAYにとっては、今年ファンクラブを結成して20周年ということもあり、そういった特別な周年って感じでした。ツアーもたくさんありましたし、曲制作もたくさんありましたし、まあ充実した音楽活動ができたかな。

亀田:そんな大忙しのGLAYの活動と並行してTAKUROさんはご自身のソロアルバムを作られました。そのアルバム「Journey without a map」が、なんと本日リリースです。

TAKURO:本日なんですよね。ギターのインストゥルメンタルアルバムということで、ほとんど歌なんてないんですけれども。

亀田:でね、TAKUROさんといえば今までも何百曲ものヒット曲を世に送り出し、そんなTAKUROさんにボーカル曲とインスト曲で作り方は違いますか?っていうことを聞いていきたいと思うんです。僕もう興味津々ですよ。

TAKURO:正直言いますと、このインストゥルメンタルのアルバムを作ろうと思った時はギターインストの曲は作れませんでした。歌ものはいくつでも作れるのに、ギターだけの曲になるとメロディが作れないっていうところからスタートで。

亀田:ということはその時は結局どうしたの?まずは歌ってみてそれをギターのメロディに置き換えていくとか、そういうことをしたの?

TAKURO:そうするとまた僕の目指すところは違くなってしまうので、プロデューサーであるB'zの松本さんにまず相談しまして、松本さんの答えはB'zと変わらないって言ってたんですよ。B'z を作るのも自分のインストゥルメンタルを作るのも変わらないんだって言うんだけども、その意味がずっと分からない時代が長くて、ようやく去年ぐらいにこのアルバムに収録されている「函館日和」という自分の故郷を歌った、その最初のメロディを弾いたときにギターのインストっていうのはこうやって作るのかと発見したんです。だから完全に歌ものを書くとはまたちょっと違うんだなあと。

亀田:凄いTAKUROさんのセンスだとメロディってものに関していろんな形の引き出しを持っていて、ポンポン出てくるものかと思っていたけど、今回はギターのメロディを作るきっかけに至るまでは大変だった?

TAKURO:凄くわかりやすく言うと、ギターは弾けるけど、「ウクレレ渡すからハワイアン作ってくれ
っていうときの、じゃあハワイアンってなんなんだろうから入るあの感じに似てます。

亀田:ああ、僕踊りから、フラから入っていかなきゃ分からないみたいな。

TAKURO:フラから入るじゃないですか。それが僕でいうところの函館という、地元のルーツの風であり、空気であり、雰囲気だったんでしょうね。

亀田:なるほど。ということでこの曲は結局構想何年って感じですか?

TAKURO:構想自体でいうとずっと作りたいという、それはもうギターを持ったその日からだから20年以上、30年近くになりますけど、勇気がなかったんですよね。その背中を押してくれたのが今回プロデューサーをやってくれた松本さんであり、本当は50歳のときに記念アルバムとしてどうだろうな?と思ったら、「今すぐやれよ
って背中を押していただきまして、「もうとにかくどんな作品が出てもいいから作り始めなさい
というアドバイスをいただきまして。

亀田:松本さんらしいアドバイスですね。

TAKURO:良い悪いどうかっていうのは、できてからそんなことは考えればいいわけで、って。

亀田:はい、ではそんな中から1曲聴いてみたいと思います。その温めて温めて作った曲というものを1つ聴かせていただけますか?

TAKURO:先ほどメロディ作りが大変だって話をしたんですけど、函館日和という曲に続き、この曲ができたときにこのアルバムがうまくいくかもしれないと手応えを感じた曲。

M. Guess Who / GLAY TAKURO

20161214_fm1.jpg

亀田:本当、楽器が歌ってる。ギターが歌っているって感じですね。

TAKURO:そうですね。そこは凄く丁寧に作りました。

亀田:やっぱりボーカルがメロディを奏でる場合は歌詞があるけれども、インストゥルメンタルの場合は歌詞がないから、僕が凄く重要に思っているのはタイトル。

TAKURO:名前ですもんね。

亀田:函館日和って聞くだけで、「ん?これはきっとTAKUROさんの何かルーツを感じられる少年期のことなんだろうか?」とか、合ってる間違っているは置いといて、受け取る方は思いを馳せるんですよ。このアルバム、1曲目はLullabyから始まって、今日お聴きいただいたGuess WhoとかAutumn Rainとか色んなタイトルに、この曲から何が広がっていくんだろう、僕の人生に対してどういうものを与えてくれるんだろうみたいなのを、タイトルから信号をキャッチしている気がするんですよ。

TAKURO:それは素晴らしい視点。僕も今その話を聞いて気づかされることたくさんあったんですけど、結局そうですよね。その作品を受け取る側がどうイマジネーションを膨らませてくれるかっていう全てがインストゥルメンタル音楽の命のような気もするし、歌詞のある曲に関してでいうとある程度の説明はしないとダメですもんね。言葉によって。それによってその魅力で持っていくっていうところはありますけど、インストゥルメンタルの場合は聴き手側の想像力をいかに掻き立てるかによっているから、ある意味気が楽とも言えますね。僕にとっては。ずっと歌詞を書き続けてきた言葉の大変さ、危うさというのは気にしながら20何年やってきたのでそこから解放されるというのは、何より。歌詞書かなくていいなんて最高じゃないですか。ある意味世の中に対しての挑戦かもしれませんね。今タクシーに乗って10分の道のりですらスマホを出していじってしまい、街の風景、季節の変わり目を感じることなく目的地まで行く中で、歌詞でも説明しない、聴いていただいてもしかして感じていただけたかもしれないけど、ものすごいスカスカなんですよ。ギターが鳴っている後ろで鳴っているのが、ピアノ、ベース、ドラム、多くてこんなもん。サックスがたまに入ったり。その情報量の少なさであなたは何を感じてくれるのだろうか。もし長年TAKUROメロディを聴いてくださる方はお互い何を共有しようとしているかっていうことを分かってくれるんじゃないかっていうある種の信頼のもとだし、そうでない初めて僕の音楽を聴く人に対してお互い今まで何やってきたんだっけね?って、広がらない人もいるかもしれない。でも広がる人は、俺が思っている以上に広げてくれるかもしれない。

亀田:もう1回結びつく何かきっかけになるのかもしれない。

TAKURO:今自分が日々暮らしていて、その情報の渦の中で溺れているのを感じたからこそ、隙間っていうものや情報をちゃんと自分でキャッチしてそれを噛み砕いて咀嚼して自分のものにできるまで次の情報は来なくていいんだっていう、そういう思いで全編書いたかな。そこはとっても大切にしている裏テーマみたいなところです。

亀田:素晴らしい。ちょっとこの先もお話はいっぱい聞きたいので、この続きを是非明日もしていただいても宜しいですか。

TAKURO:ありがとうございます。宜しくお願いします。

亀田:「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」明日も引き続きTAKUROさんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。

【TAKURO】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年12月13日

スティングと亀田誠治のベーシスト対談 Part.2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第912回目のテーマは…

スティングと亀田誠治のベーシスト対談 Part.2

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今日は、昨日に引き続き
STINGをゲストに迎えて行った
この番組の公開収録の模様お送りします。
僕とサッシャ、二人でお話をうかがいました。

20161213_fm2.jpg

まずは、同じベーシストして、
こんなお話しからうかがいました。

--------------------
亀田:
僕もSTINGさんと同じくベーシストなんですよ。
さっき上で僕が自己紹介をして、
僕がベーシストで音楽プロデューサーもやっているとお話ししたら、
STINGさんは僕の指を見て「ちゃんとお前弾いてるか?」って顔してましたよ(笑)

STING:
ちょうど指紋がないか確認したんですよ。
良いベーシストは指紋がないんですけど、良い泥棒にもなれますよ(笑)

亀田:
今回もこのステージで弾いているフェンダーのテレキャスターベースなんですけど、
STINGさんはこれをずっと弾かれていますよね。
年数が経つにつれて色もどんどん剥げ落ちていくんだけど、
それを弾き込んでいるところにSTINGさんの音楽愛を僕は感じます。
そんな同じ楽器を弾き続けるのはなぜですか?

STING:
これは1957年のベースなんです。
ちょっと僕より若いくらいかな。
個性的で、大好きなんです。
ほら、触って!
あ、もうだめ!もう触っちゃだめ!(笑)

亀田:
実は僕も1966年製のフェンダーのジャズベースを持っていて、
こうやって塗装が剥がれるくらい弾き込んでいます。

STING:
楽器は弾けば弾くほど魂が宿ると思っているので、
同じように次第に音楽も良くなると思っているんです。
まるでヴァイオリンのストラディヴァリウスのように。
だから同じ楽器を引き続けているんです。

M. SHAPE OF MY HEART / Sting(LIVE)
● Mixed by Tony Lake at Permanent Waves.

20161213_fm.jpg

いやー!素晴らしい!
STINGとギターのドミニク・ミラーのアコースティックライブ。
「SHAPE OF MY HEART」をお届けしました。
本当に音楽に包まれて、素敵な気持ちになりました。
さて、トークの方に戻りましょう。
後半ではサッシャからSTINGさんにこんな質問もありました。

--------------------
サッシャ:
ちなみに、ラジオDJとしては最近の音楽はどうなのか、気になります。
最近の音楽は聴きますか?何が好きですか?

STING:
今一番好きなのは娘です!
エリオット・サムナーと言うんですけど、
アルバム発売中です。とても素晴らしい!
50%のDNAは感じるんですけど、あとの50%はよくわからないですね(笑)
The Last Bandolerosというバンドが
バックボーカルでアルバムに参加してくれているのですが、
来年のツアーを一緒に回る予定です。
そして…
6月に日本にも来ると思います!

でもまだ秘密なんです(笑)
ツイートしちゃだめですよ。
--------------------

なんと突然、来年6月の来日公演について
STING本人が喋り出してビックリ!
そんなサプライズもありました!

今回のツアーはバンドでやるみたいですね。
新しいアルバムはもちろん、
昔の曲を今のスティングがやると言っていましたね。
昔の歌を今のSTINGが歌うとどれだけ熟成された素晴らしいものになるか、
本当に楽しみ!色々なものがフラッシュバックするでしょうね。

STINGは門等に誠実で紳士で、ユーモアたっぷり、茶目っ気たっぷりで
まさにスティングが作り出す音楽そのものでした。

【Sting】

--------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日とあさっての2日間は… こちらもスペシャルなゲスト!
GLAYのTAKUROさんをお迎えして、たっぷりお話をうかがいます。
どうぞお楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:59 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月12日

スティングと亀田誠治のベーシスト対談 Part.1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第911回目のテーマは…

スティングと亀田誠治のベーシスト対談 Part.1

====================

今日と明日の2日間は、
先日、STINGをゲストに迎えて行った、
この番組の公開収録の模様お送りします。
僕とサッシャ、二人でお話をうかがいました。

公開収録は、STINGのニューアルバムを購入した方、
そしてJ-WAVEのリスナーの方の中から
ラッキーな約115名のお客様をご招待しておこないました。
当日は、STINGとドミニク・ミラーの
アコースティックライブがあったのですが、
もちろん、その模様もオンエアしますよ!

-------------------

まずはニューアルバム「ニューヨーク9番街57丁目」の
手応えについてうかがいました。

STING:
3か月でレコーディングしたんですよね。
短い時間だから嬉しいんです!
そうじゃないとスタジオの中でクレイジーになっちゃいますからね。

亀田:
9番街を南に下りていったところに57丁目にスタジオがあって、
その行き帰りに曲のイメージを膨らませていたって聞いたんですけど。

STING:
ちょうどスタジオが自分の住んでるところから15ブロック歩いて、
20分ぐらいのところにあったんですけど、
57番街を必ず越えていくんですけど、
そこがすごく忙しいところで、
信号を待っている間に瞑想して仕事のこととか、
人生のことを考えていたんですね、
あと自分がどれだけラッキーかってことを
考えていたんですけどそれを毎日往復しながら続けていたんです。

亀田:
そんなSTINGさんがニューヨークでアルバムを作って。
僕はSTINGさんが時にロンドンで、時にスコットランドで、
後はブルー・タートルの夢の時は、
パリのフランスのお城に行って曲を作ったじゃないですか。
僕はSTINGさんが場所場所で生まれるインスピレーションを
大事にしているんじゃないかって思うんですけど。

STING:
場所っていうのがアルバム自体のスピリットになるっていうか、
キャラクターになるわけですね、今回はニューヨークという
エネルギッシュでパワーのある街ですから、
もしこれが田舎でやったら、もっとリラックスした感じに
なるでしょうし、東京でレコーディングしたらどうなるんでしょうね。

亀田:
東京で作ってくれたら僕らは嬉しいですね!
ぜひ東京でも!!

STING:
メインはアタックが強いロックンロールアルバムなんですけど、
歌ってることは深い意味があったり、メッセージ性があったりするので
すごく静かに歌ってるんです。
でも、メインはテーマとしては、
アタックのロックであるっていうところですね。

亀田:
今回アルバムの中でInshallahって曲は、
ヨーロッパの移民について歌っていたり。
One Fine Dayって曲は気候変動のことについて歌ってます。
50,000って曲は、亡くなったプリンスにインスパイヤされたりとか。
STINGさんの歌には必ず時代を見据えた
メッセージが込められていてそれが多くの人に
届いていくと思うんですけど、そこら辺はどう思っていますか?

STING:
僕、第一はエンターテイナーなんですが、
その前の仕事は学校の先生だったので、
必ずそこに自分としても伝えるということをしているわけですけど、
それで学ぶことができればいいしもしできなかったら
それはいいんですけど、
第一はエンターテイナーであるっていうのが
第一であるってことですね。

亀田:
あとはニューヨークのファッショナブルな話も聞いてみましょうか。

STING:
いろんなところがあるんですけど、
ニューヨークの好きな場所はどこにでも
歩いて行けるってとこなんですよね、
もちろんクリスマス時期も素敵なんですけど
どこにでも歩いて行けるので、劇場に歩いて行ったり、
スタジオに歩いて行ったり、
公園に歩いて行ったりその歩く自由があるっていう本当に島なんですよね。
東京よりも全然ちっちゃくてマンハッタン島ですから
その島に歩いて行けるっていうところを選んでる理由なんです。

M. I CAN'T STOP THINKING ABOUT YOU / Sting(LIVE)
● Mixed by Tony Lake at Permanent Waves.

20161212_fm.jpg

新しいアルバムからの曲がシンプルな
アコースティックな形で聴けて最高でしたよ!
曲がかわっても、景色が変わっても、
何年たってもその声はかわらない。
ポリスの頃のSTINGの声なんですよ、
ちなみに会場ではお客さんも合唱していました。
何年たっても時を経てタイムスリップできる、
そんな音楽の魔法をSTHINGにかけられました!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日も引き続き、この番組の公開収録の模様、
そしてSTINGのドミニク・ミラーのライブの模様、お届けします。
お楽しみに!

【Sting】

20161212_fm2.jpg

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:49 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月08日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<岡崎体育 編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第910回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<岡崎体育 編>

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

------------------------
岡崎:
亀田さん、そしてJ-WAVEをお聞きの皆さん、こんにちは!岡崎体育です。
------------------------

今回は、「MUSIC VIDEO」が話題となった、岡崎体育さんです!

20161208_fm2.jpg

そんな岡崎さんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

------------------------
岡崎:
最近僕は、子ども向けのアニメのエンディングテーマを担当させていただきまして、そのときに、子どもたちに覚えてもらって、踊ってもらえるような曲にしようと思って色々研究して作ったんですけど、昔からそうなんですけど、爆発的に子どもの曲でヒットする曲ってあると思うんですけど、古くは、「およげ!たいやきくん」だったり、「だんご3兄弟」、最近だと「おしりかじり虫」とか、そういう子ども達向けの曲で、爆発的に火が付く曲の法則とかあるんかなと思って、考えていました。何か、爆発的なヒットを呼ぶ、亀田さんが思う法則などがあれば、ぜひ聞いてみたいです!よろしくお願いします!
------------------------

岡崎体育さんからの質問を要約すると、

「子ども向けの楽曲で、ヒットする曲の法則はあるのか???」

…と言う、質問ですね。
それでは、そのヒントになる曲から聞いて見ましょう。

M. たらこ・たらこ・たらこ / キグルミ

20161208_fm1.jpg

「およげ!たいやきくん」「だんご3兄弟」「お尻かじり虫」
この3曲に共通するのは、

歌詞が一見デンジャラスでナンセンス。
でも、人生の核心をついたことを歌っている、

「たいやきくん」は主人公がたいやきだからいいんです。
毎日鉄板の上でやかれるのが、いやになっちゃうのが、
ふつうの人間だったらイタすぎます!

「だんご3兄弟」もだんごの一家の人生だから楽しめる。
これがふつうの一家だったらプライバシーの侵害です!
「おしりかじりむし」も、「おしり」をかじられるから
子供たちも興味津々です。
お説教くさい生真面目ソングは子供にはウケません。
「勉強しなさい!」と言われても「勉強しない」のと同じですね。

1)
とにかく、リフレインにつきますね。
同じフレーズが繰り返されることが大切
「だんご三兄弟」は「だんご」、
「おしりかじりむし」は「おしりかじりむし

「たらこ・たらこ・たらこ」だってそう。
何度も何度も同じ言葉を繰り返しています。
ポイントは、これらの言葉が、口ずさみがいがあること。

2)
さらに短調(マイナー)の曲が多いですよね。
マイナーのメロディーは、民謡から演歌までいまだに
日本人のDNAに染み込んでいるのでしょうか。
ついつい浪花節のように口ずさんでしまうんです。
伝染力があるんですね。
これには、わけがあるんです。
明るい長調の曲より、暗い単調の曲のほうが、
情念がこめやすく、呪文のように「言葉」に
フォーカスがあたるんですね。

さらに楽曲に、アニメーションや
ダンス(振り付け)がつけば鉄板です。
耳から目から、体から、つまり五感を使って
子供たちに直感的にインプットされるのです。
それは、こどもソサエイティーで、
口コミどんどん広がっていきます。
それが、やがて大人たちに広がって、
ブームになるんですね。

そして、実は子供向けのヒット曲、そのほとんどは、
大人(特にママ?)が共感しているんです。
メロディ、歌詞、振り付け、ダンス、などなど
「しょうがないわね〜」なんて言いながら、
子供たちが夢中になる姿を大人が喜んでいる。
そして、デンジャラスなナンセンスを大人が一番楽しんでいる。

子供が興味津々で、大人も公認になれば、もう合格!
これが、僕が考える子供向けヒット曲のレシピです。

【岡崎体育】

------------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
来週月曜日は、先日、STINGを迎えておこなった
公開収録の模様をお届けします。
どうぞ、お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:39 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月07日

FM KAMEDAブライダル企画〜ご報告!〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第909回目のテーマは…

FM KAMEDAブライダル企画〜ご報告!〜

====================

憶えてらっしゃるでしょうか?
今年6月に、
「お二人のためだけに結婚式の音楽をプロデュース」と題して
リスナーの方の結婚式を、お手伝いさせていただく方を募集しました。

結婚式のいろいろなシーンで流れる「BGM=音楽」を
僕、亀田誠治が心を込めて選ばせていただこう!
という企画だったんですが
今年も、沢山のご応募をいただきました!
ありがとうございます!
その中から1組のカップルの結婚式を
お手伝いさせていただくことになったんですが…

具体的には…僕(亀田誠治)から
いくつか好きな音楽に関して質問させてもらって、
そのアンケートを元に選曲させていただきました。
選んだ曲は、全部で18曲。

お客様をお迎えする迎賓から、
エンドロールムービーまで新郎新婦さんと相談しながら
すべて選ばせていただきました!

そして今回、お手伝いさせていただいたのは、
新郎、リョウヘイさん。新婦、ユカリさんの結婚式。
先日、11月26日、無事に挙式が行われたそうです。

20161207_fm2.jpg

★お二人に電話をつないで、選んだ音楽が式でどんな感じだったのか伺いました♪

------------------------

お二人のために選曲したものの中から、
1曲お送りしましょう。
こちらは、新郎新婦の入場で盛大に流れた曲です。
選曲に際して僕は、

イントロから盛大に!
この曲でラブラブのお二人をHappyに演出。
J-POPより、洋楽のスタンダードがいいかも!

とメッセージを添えました!

M. 抱きしめたい / The Beatles

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71FCpmlIiBL._SL1280_.jpg

世界中で50年以上も愛され続けているナンバーに乗って入ってくる新郎新婦。
ちょっと型破りだけど、絶対幸せになれると思います。

リョウヘイさん、ユカリさん
いつまでも、お幸せに!

------------------------

≪亀田誠治プロデュース: リョウヘイさん&ユカリさん 結婚式選曲リスト≫

1:迎賓
「Jamaica song」 「夢で逢いましょう」「明日天気になあれ 大安」ハナレグミ

2:新郎新婦入場
「抱きしめたい」TheBeatles

3:乾杯
「君の瞳に恋してる」

4:新婦中座
「JOY」YUKI

5:新郎中座
「イージューライダー」奥田民生

6:プロフィールムービー
「やさしさにつつまれたなら」ユーミン

7:お色直し入場
oasis & blurメドレー

8:ケーキ入刀
「チェリー」スピッツ

9:ご両親へ手紙
「糸」BankBand

10:花束贈呈
「いとしのエリー」サザンオールスターズ
  
11:新郎新婦退場
「Top of the world」Carpenters

12:エンドロールムービー
「ウィスキーがお好きでしょ」ハナレグミ

------------------------

『BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA』、
明日は、アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"。
岡崎体育さんからのギモンにお答えします!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:46 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月06日

J-POPの歴史、そして未来!?<ゲスト : 村井邦彦>Part. 2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第908回目のテーマは…

J-POPの歴史、そして未来!?<ゲスト : 村井邦彦>Part. 2

====================

昨日と今日の二日間は、
「J-POPの歴史、そして未来!?」
そんなテーマでゲストの方にお話をうかがっています。
今日もスタジオにはプロデューサー村井邦彦さんをお迎えしています。

村井:
どうぞよろしくお願いします。

亀田:
60年代に作曲家としてデビューなさった村井さん。
タイガースやテンプターズといったGSのグループに曲を提供、
トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」や、赤い鳥の「翼をください」といった
国民的なヒット曲も作曲なさっています。

村井さんの作曲された楽曲、エバーグリーンで
今でも沢山の曲が歌い継がれています。
今も作曲活動はなさっているんですか?

村井:
やっております。
一つは、【日本歌曲集】という…
山田耕筰さんの年代が書かれていた曲を継ぐ曲。
「翼をください」を書いた作詞家の山上路夫さん、
僕たち来年でコンビ50周年なんですけど(笑)
未だに書き続けていて、これが来年の暮には
発表できる機会があると思いますが、
今は色んな歌手の方にインタビュー、オーディションをしている最中です。
あるいは、一部を古くから活動されている方、
一部を若い人に歌ってもらったり…
例えば森山良子さんなんかに…
こっちで勝手に考えて良子さんには話していないけど(笑)

または、劇の音楽やテレビ映画の音楽。
最近では『カリオストロ伯爵夫人』という、アルセーヌ・ルパンのお話。
その劇音楽を書いたり、
クラシック音楽のピアニスト、関孝弘さんから
「ピアノ曲を書いてください」と云うことで10年くらい書いているんです。
徐々に発表していて、これも来年楽譜集が出版されます。
そんなことで、毎日音楽漬けで生きています。

亀田:
素敵ですね!
それは、ピアノに向かって、作曲されるんですか?

村井:
そうです。朝起きるとまずコーヒーを持って
ピアノの横に座る生活です。

亀田:
素晴らしい…!
作曲活動50年以上のキャリアを持つ村井邦彦さんですが、
実は世界にも飛び出していった日本が誇るグループ、
YMOを仕掛けたのも村井さんなんですよね。
YMOが生まれる瞬間とはどんなキッカケだったんですか?

村井:
細野晴臣くんとはずっと仲良かったんです。
だけど彼らはレコード会社の契約が他社だったんです。
「ぜひアルファレコードに来てくれ」、と話をしていたのが一つ。
それから、その時期にアルファレコードは
A&Mレコードの日本ライセンス契約をしました。
そこでA&Mレコードに持ちかけたのは
「僕たちA&Mレコードを一生懸命日本で売るから、
代わりに僕たちアルファのレコードを世界中で売って欲しい」
という契約を結んだんです。
それと同時進行で細野晴臣くんに「こっちに来てくれ!」とお願いしたんです。
で、細野くんと相談して"ワールドワイドで売れるプロダクトを考えてくれ"と言って
試行錯誤の末に出来上がったのが、YMOだったんです。

亀田:
なるほど…本当に「MADE IN JAPAN」ですもんね。
その後の世界ツアーにも同行されていたんですよね?
70年台〜80年台にかけて、どんな景色でしたか?

村井:
A&Mという協力者が居ますから、
これはロンドンに行こうがパリ、イタリア、アメリカに行こうが
サポート隊に現地の人たちが付いていましたので
すごく良かったですね。
これは日本人だけじゃできないですよ、現地のサポーターがいないと。

M. RYDEEN / YMO

20161206_fm1.jpg

亀田:
やっぱり村井さんの関わってこられた音楽は
時代を超える…本当に素晴らしいことだと思います。
そういう音楽を作られてきた村井さんに改めてお伺いたいんですが、
「音楽プロデューサーに必要なこと」ってなんですか?

村井:
自分の好みを持つこと。
その好みが良くなければいけない。
技術的なことは必須ですよね。音楽をよくわかっている。
それからもう一つは、一般教養ですよね。
文学、映画、諸々について知れば知るほど良いですね。

亀田:
なるほど!僕もそのうちの… 頑張ります!(笑)
満たせているかどうか…ん〜…
今回、村井さんのお話を聞いて、
改めて「音楽プロデューサーってこういう事してるんだ」
「こういうことに心砕いているんだ」と
伝えることが出来た気がします。本当にありがとうございます。

村井:
こちらこそありがとうございます。

亀田:
村井さんに伺いたいこと、まだまだあったのですが、
そろそろお時間となってしまいました…

さらに村井さんのことを知りたい、という方、
『アルファの伝説 音楽家 村井邦彦の時代』という書籍が、
河出書房新社から出ています。
こちらは著者の松木直也さんが、
村井さんや関係者の方々への取材を交えて執筆されたもので
僕、亀田誠治も読ませていただきました!僕のバイブルとなっています!
折り目がいっぱい!村井さん見てください!

村井:
わあ、すごい(笑)

亀田:
村井さんが手掛けてきたアーティストがスゴい方たちばかり…というだけではなく
今の音楽界につながるキーワードが散りばめられています。
そして未来の音楽に僕らが何をしないといけないのか。
この本が教えてくれた、そんな本です。僕もこの本に感謝しています。

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
昨日と今日の二日間は、作曲家、編曲家、
そして音楽プロデューサーの村井邦彦さんにお話をお伺いしました。
本当にありがとうございました!

村井:
こちらこそ、ありがとうございました。

20161206_fm2.jpg

【村井邦彦】
★松木直也さん・著書「アルファの伝説 音楽家 村井邦彦の時代」河出書房新社から発売中!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:52 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月05日

J-POPの歴史、そして未来!?<ゲスト : 村井邦彦>Part. 1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第907回目のテーマは…

J-POPの歴史、そして未来!?<ゲスト : 村井邦彦>Part. 1

====================

今日と明日の2日間は、ゲストに村井邦彦さんをお迎えして
「J-POPの歴史、そして未来!?」 
そんなテーマでお話をうかがいたいと思います。

村井さんは慶應大学在学中の1967年、
ヴィッキー「待ちくたびれた日曜日」で作曲家デビュー。
「エメラルドの伝説」、「ある日突然」といったヒット曲をはじめ
札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」や、
合唱の定番曲「翼をください」も村井さんの作曲した楽曲です。
そして、1969年音楽出版社「アルファミュージック」を設立、
フランク・シナトラで有名となった楽曲「マイ・ウェイ」や、
キャロル・キング、ニール・セダカ、
バート・バカラックなどの楽曲を管理。
プロデューサーとしては、荒井由実、YMO、赤い鳥、サーカス、
ハイ・ファイ・セットなどを手掛けてらっしゃいます。

亀田:
ご紹介しましょう!村井邦彦さんです!

村井:
こんにちは、村井邦彦です。

亀田:
僕はもう村井さんの作った音楽で育まれてきた人間です!
もう体の何パーセントかは村井さんの音楽で出来上がっている感じです!

村井:
ありがとうございます、もうロサンゼルスに引っ越して25年経ちますんで
日本で何が起こっているのかほとんど浦島太郎みたいになって、
亀田さんのような優秀な音楽家がいるというのは知らないでいたんですけど
番組の前にちょっと聞きました(笑)素晴らしいです!

亀田:
ありがとうございます!
今、日本にはどれくらいの割合で戻ってらっしゃるんですか?

村井:
年に4回ぐらいで2週間ずつ来てます、ですから合計1ヶ月くらいで残りはロサンゼルスにいます。

亀田:
その一瞬を使って今日ここに来ていただいているという、本当にありがとうございます!
まずは、プロデューサーとしてのお話を伺っていきたいんですよ、
村井邦彦さんといえばユーミンさんを荒井由美を発掘して世に出されたプロデューサーとして
認識しています。あとはYMOですよ!なのでユーミンというJ-POPの双葉、
J-POPが生まれる瞬間を作られそしてYMOのように日本で作られた音楽が
世界に出ていくっていう、その瞬間を作られたっていう本当に素晴らしい功績を残された大先輩だと思っています!

村井:
ありがとうございます。

亀田:
ここでお聞きしたいのが一番最初にユーミンさんを見つけた時、
その作品を聴いた時どの部分に将来性と言うか可能性を感じて
この子をうちから出そうと思ったんですか?

村井:
音楽出版社をやっていると多い時は1日に多い時は200〜300曲
どんどん聞くわけなですねそれを全部聞くわけじゃないんですね、
頭の8小節で「はい、これダメ」という風に聞くわけですけど

亀田:
みんな聞いといてよ〜世の中厳しいよ!

村井:
ユーミンの音を初めて聞いたのはビクターのスタジオで、
加橋かつみさんがユーミンの曲を録音してまだ当時中学生か高校生だったユーミンが書いた曲を
加橋かつみさんが歌ってるプレイバックを聞いて8小節聞いてこの人紹介して!
すぐ契約したいって言ったんです。

亀田:
もう運命の出会いですね、加橋かつみさんはザ・タイガースのボーカル

村井:
そうですね

亀田:
沢田研二さんとこう…なんていうんですかね

村井:
せっていた

亀田:
そう!せっていたっていうね
みなさんそういう時代の話ですよ!
中学生、高校生くらいのユーミンさんはやっぱりその時にはそれほど光るものが
あったということなんですね

村井:
はい、ありました

亀田:
それはメロディーですか?声ですか?

村井:
音楽の構造ですね

亀田:
音楽の構造?

村井:
その当時流行っていた所謂歌謡曲から飛び抜けて西洋音楽に近い曲だったんですね。

亀田:
それまでの日本の音楽の流れの中に歌謡曲とも違う演歌とかも違うフォークとかも違う
全く違った流れがそこに突然変異というか、そこにパンッと生まれてきた感じなんですね。

村井:
そうです

亀田:
そして荒井由美さんが世に出したアルバム「ひこうき雲」これは本当に
その後の日本のポップスの道標になった作品と言っても過言ではないと思うんですよ。
このアルバムを作られた時のことって覚えてらっしゃいますか?

村井:
もちろんよく覚えてますよ!

亀田:
どんな感じだったんですか!?

村井:
まずユーミンのレコード作ろうって時にバックをどうするかっていうことですよね、
ユーミンは自分のバンドでやりたいって言ったんですけど僕がダメですよって言って
細野に頼んで、キャラメルママって当時言ってましたけど鈴木茂とマンタと…

亀田:
松任谷正隆さんとドラムが林立夫さん!

村井:
この4人で録音が始まって録音が始まっちゃえばもうこっちは言うことないけど
このキャスティングをしたことが一つと、その時にスタジオAという
当時日本で最先端のレコーディングスタジオを作ったんですね、
そこのこけら落としの録音だったんですね、
だから僕がレコーディングに貢献してるのは最先端の技術を持ったスタジオと
最先端の音楽をやっているグループをユーミンにくっつけてあげたと、

亀田:
例えばユーミンさんの「ひこうき雲」もそうですし村井さんの関わる作品は
エヴァーグリーンっていうか時を経ても新鮮に常に聴けるっていうそういう力強さを
持っていると思うんですけど。

村井:
自分で美しいと思わない曲とかアーティストはやらないんですね、
いつも最高な音楽、最高の音を求めてやってるんですよ、
ですからこうやったら売れるとか一切考えたことがない、
ともかく自分が最上と思う物を作り、それをプロモーションしないと売れませんから
後から考えるんだよねどうやってプロモートすかは、でも先にあるのは良いの音楽だと思うよ

亀田:
まずは最高の音楽を作ってそれが出来たらそれをどう売るかっていうことを
考えていくってことですね、これ日本中の音楽ファンと音楽業界の人に
この話を聞いてもらいたいです。それでは荒井由美さんのアルバムの中から

M. ひこうき雲 / 荒井由実

20161205_fm2.jpg

亀田:
本当に素晴らしくって何度聞いても涙が出そうになるし、
この時ユーミンさんがこの曲に閉じ込めた思いとそしてバンドのメンバーそして村井さん。
そして有賀さんっていう名物ディレクターがいらっしゃってその方が細かく歌のに対しての指導をしたっていうのを僕は本を読んで知って、やっぱりクオリティーをとにかく大切にするっていうレコードというものは作品というものは永遠に残っていく物それに対してアーティストや一緒に作るクリエーターたちっていうのは全責任を持って…

村井:
そうですね妥協してはいけないんですね。

亀田:
っていうことを改めて教わっている気がします。
なんか今の世の中ある程度のことはその後のポストプロダクション、
要するに機械での処理でいろんなことが片付いていったり修正できたり、
ある意味冒険もできるっていう時代になった中でこう言う原石をしっかり磨いてその種を植えて、
双葉が開いてちゃんと大きな花を咲かせるっていうことを作品上でやられていた時代に
僕は心から敬意を表したいと思います。
まだまだ村井さんにはお話しをたくさんうかがいたいんです!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日もプロデューサーの村井邦彦さんをゲストにお迎えします。
宜しくお願いします!

20161205_fm1.jpg

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 16:27 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年12月01日

亀田ロードショー「JACO」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第906回目のテーマは…

亀田ロードショー「JACO」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日・12月1日は、伝説のベーシスト、
ジャコ・パストリアスの生誕日!
ということで、今回は、12月3日・今週土曜日に公開される、
新作映画「JACO」をご紹介しましょう。

多くのベーシストがリスペクトしてやまない、
孤高のベーシスト、ジャコ・パストリアスの
生涯を描いたドキュメンタリー映画「JACO」。

一足先に公開されているアメリカでは、
すでに数々の映画祭で賞を獲得しています。
日本でも、11月11日、ベースの日に、
映画「JACO」の公開に先駆けて、
日本の凄腕ベーシストたちがジャコの楽曲をカバーする
トリビュート・イベント「JACO NIGHT」が行われました…

いまだに世界中の音楽ファンから
愛され続けているジャコ・パストリアスは、
1970年代半ばに、ジャズ・フュージョン界で頭角を現し、
わずか35歳の若さで生涯を閉じたベーシストです。
彼の異名は「ベース界の革命児」。

当時の音楽シーンでは、ベースは目立たない存在でした。
しかし、1976年に発売されたジャコの
1stソロ・アルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」が、
これまでのベースの概念を大きく変えたのです。

ベースはリズム楽器の役割だけではなく、
ソロ楽器としても可能性を秘めている

アルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」は、
それを証明した作品でした。
アルバムの発売とともに、ジャコは
ジャズ・フュージョン・グループ「ウェザー・リポート」に加入。
キーボードのジョー・ザビヌル、
サックスのウエイン・ショーターの奏でるリード楽器に
戦いを挑むようなジャコのメロディアスで豪快なベース!
作曲の才能もあったジャコの加入は、
バンドそのものの方向性を変えるほど、
大きな影響を与えました。

1982年に「ウェザー・リポート」を脱退したジャコ。
その頃からお酒やドラッグに溺れるようになり、
更生施設への入退院を繰り返しながらも、音楽活動を継続。
そして、1987年9月、クラブのガードマンと乱闘の末、
昏睡状態となり、そのまま、わずか35年の生涯を閉じたのです。

そんなジャコの軌跡を辿るこの映画は、
およそ4年の歳月をかけて制作。
劇中ではジョニ・ミッチェルや、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト・フリー、
スティング、カルロス・サンタナなどのアーティストが出演し、
ジャコの魅力について語っています。

ベースの新境地を開拓したジャコ・パストリアス。
それでは、彼が残した作品の中から、
私、亀田が選んだ1曲をお届けしましょう。

M. ドナリー / ジャコ・パストリアス

20161201_fm.jpg

たくさんのジャンルを超えたミュージシャン、
アーティストの愛あるコメントからジャコの奏でたベースが
本当に多くの人に愛されていたことがわかります。
そして、ジャコをジャズ・フュージョンブームの
スーパースターに仕立てようという音楽業界の思惑と、
あくまでも純粋な表現者、挑戦者でありたいというジャコとの葛藤は、
アートとコマーシャリズムの永遠の命題だと感じました。
そして、頂点をつかんだスーパーベーシストの
あまりにも早すぎる人生の転落と、
あまりにも悲惨な人生の終わりに、胸が引き裂かれそうになりました。
ジャコの最後については僕も知っていたのですが、それにいたるまでに、
悲しい出来事や人間模様が
複雑に絡みあっていたことをこの映画で知りました。

今のベーシストでジャコの影響をうけていない人は
いないと言っていいと思います。
ジャコの存在は、それほど、エレキベースの可能性と、
音楽性を高めたのです。
万が一あなたがジャコを知らなくても、
いや、アンチジャコだとしてもその影響をうけているのです。
なぜなら、ジャコがエレキベースの表現の幅を広げた第一人者だから。

正直僕は、ジャコみたいに早く、正確に、
表情豊かにプレイすることはできません。
そのかわり、不器用な僕は、ベースという楽器に、
一音一音に感情を込めることをジャコのプレイから学びました。
そう、ベースで「歌う」プレイをジャコから教わったのです。
ジャコと出会ってから、ベースは僕の「声」になりました。

この映画から伝わってくるのは、
ジャコ・パストリアスという、マイアミ生まれの少年が
わずか10年余りのキャリアの中で、
ベースという楽器の可能性を広げ、音楽そのものの裾野を広げ、
たくさんのミュージシャンに夢を与えたこと。
そんな僕も、ジャコから夢を与えてもらった一人です。

そして!
純粋で魂のこもった音楽は、
アーティストが亡くなっても永遠に生き続けるということ。
〜そんな、わかっちゃいるけど、
ついつい見失いがちな大切なことに改めて気が付きました。

「FM KAMEDA」、今日は、明後日、
12月3日・今週土曜日に公開される、
ジャコ・パストリアスの生涯を描いた
ドキュメンタリー映画「JACO」を紹介しました。

【JACO】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
来週の月曜日は、音楽プロデューサーの
村井邦彦さんをゲストにお迎えします!
おたのしみに!

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2016年11月30日

ザ・ローリング・ストーンズのニューアルバム「BLUE & LONESOME」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第905回目のテーマは…

ザ・ローリング・ストーンズのニューアルバム「BLUE & LONESOME」

====================

世界最高のロックバンド、THE ROLLING STONESが
あさって、12月2日にニューアルバム
「BLUE & LONESOME」をリリースします!
オリジナルアルバムは、なんと11年ぶり!
ファンのみならず、全世界が待ち望んだ新作です!

THE ROLLING STONES!みなさん、ご存知だとは思いますが、
もしかしたら、ストーンズを知らない若い世代も
ラジオを聞いているかもしれないので、改めて紹介しましょう。

THE ROLLING STONESは、1962年、ロンドンで、結成。
当初のメンバーは、ブライアン・ジョーンズ、
イアン・スチュワート、ミック・ジャガー、
キース・リチャーズの4人。
その後、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツが参加します。
そして、ブライアン・ジョーンズの脱退後、ロン・ウッドが加入し、
ビル・ワイマンが脱退。今のストーンズに至ります。

エアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズ、
オアシスなどをはじめ、ローリング・ストーンズを
崇拝するアーティストは数知れず!!

1989年にロックの殿堂入りし、
現在までの全世界での売り上げは2億枚を超えます。

1962年の結成から、1度も解散することなく、
トップアーティストに君臨する…、
要するに名実ともに世界最高峰の
ロックバンド~ KING OF KINGということです!

そんなローリング・ストーンズは、
あさって、12月2日に、ニューアルバム
「BLUE & LONESOME」をリリースする訳ですが、
今回のブルースアルバムの制作経緯にあたって、
ニューヨークタイムズに、こんな記事が載っていました。

***************************

<ニューヨークタイムズの記事より>

ストーンズはアルバム制作のため、新曲のレコーディングを開始したが、新しいスタジオの音に慣れるために、キースがブルース曲を演奏してみようと提案してみたところ、ミックが乗ってきて12曲演奏し、結果的にできたのが、このアルバム『ブルー&ロンサム』だったそうです。

***************************

なんと、スタジオの雰囲気に慣れる為に、
ブルース名曲をセッションをしたら、
どれもがいい感じで、そのままそれが、
アルバムになっちゃったってことでしょうか?????

このアルバムのレコーディングは、
若かりしストーンズがブルース・バンドとしてキャリアを
スタートしたリッチモンドから目と鼻の先にあるロンドン西部の
ブリティッシュ・グローヴ・スタジオズでおこなわれたそうです。
まさに、彼らの原点回帰というわけです。

しかも、レコーディングは、たったの3日間でおわったそうです!!!

さらに、このアルバムの中の2曲は
偶然にも隣のスタジオでアルバムをレコーディング
していた旧友のエリック・クラプトンが参加。
クラプトンもそのルーツはブルースですから、
ロックの生みの親はブルースで、
ブルースがつなぐ音楽の縁を深く感じますね。

では、彼らの魅力、そしてニューアルバムの魅力は、
この曲を聴いた後で、お話しましょう!

M. Just Your Fool / THE ROLLING STONES

20161130_fm.jpg


オリジナルは1960年のリトル・ウオーター。
素晴らしいのはね!ブルースのスタンダードのカバーをやっても、
ちゃんとストーンズの音になっている!
チャーリー・ワッツのグルーブ、
キースとロニーのギター、ミックのボーカル!
ストーンズ全員の顔が見えるよね

*ちなみに!彼らのアルバムへのアプローチは衝動的で、
オーバーダブなしで生演奏されたそうです。

これって、明らかに「今の時代へのストーンズなりの回答
だと思います。
いつの時代にも、音楽に一番大切なのものは
「衝動」だと思います。
「衝動」が「感動」を生むんです。
もちろん他のアーティストも衝動から音楽を作っているのですが、
その衝動をよりストレートに「最短距離
で、バンドという「音楽再生装置」で
鳴らしたのがこのアルバムだと思います。


多様化する音楽の中で、新しい音楽を取り入れるのも
時代と向き合う一つの方法ですが、
僕は、時に、原点を見つめ直すことも、
次の時代につなげていくために
大切なことだと思います。
ストーンズからしてみれば、
「俺たちがやらなくて、一体誰がやる?
そんな気持ちの表れなのではないでしょうか?
なによりも、彼らにとって、
一番居心地が良い音楽がこの「ブルース
というわけです。
70歳越えのストーンズが、少年のように楽器を鳴らし、
バンドを始めたあの頃と同じように、
無邪気にブルースと戯れた出来上がったのが
このアルバムというわけです。

そんな彼らの現場を知り尽くした、
プロデューサーのドン・ウォズのコメントが
素晴らしいですよ!

「このアルバムは、彼らの純粋な音楽作りへの愛情の証であり、そしてブルースはストーンズにとってやること全ての源になっている。」

(涙!)
ちなみに、引き続きストーンズは、
新曲のレコーディングを精力的に行っているとのこと。

永遠に転がり続ける、最高のロックン・ロールバンド。
ローリング・ストーンズから目が離せません!

今回の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
THE ROLLING STONESの
ニューアルバム「BLUE & LONESOME」
の魅力をお届けしました!

【THE ROLLING STONES】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、亀田ロードショー!
12月3日公開の孤高のベーシスト、ジャコ・パストリアスの
ドキュメンタリー映画「JACO」の魅力に迫ります。

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STAFF| 13:48 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月29日

尾崎豊がJ-POPに残したもの

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第904回目のテーマは…

尾崎豊がJ-POPに残したもの

====================

「盗んだバイクで走り出す…」
あまりにも有名なこの一節でお馴染みの「15の夜」。
今日11月29日は、この曲を書き、
歌ったシンガーソングライター、
尾崎豊さんの生誕日です。

残念ながら1992年に26歳という若さで
この世を去った尾崎さんですが
今日の「FM KAMEDA」では、
尾崎さんが今の音楽シーンに残してくれたものについて、お話ししてみたいと思います。

---------------------

尾崎さんがデビューしたのは1983年12月1日。 
シングル盤のレコード「15の夜」とアルバム
「十七歳の地図」(こちらはレコードとCD)、
同時発売という形でした。

このCDとレコード、両方リリースというところに、
時代を感じますね。
CDが登場して、メディアがまさにレコードから
CDへ移り変わろうとしている時でしたね。

尾崎さんのデビューアルバム「十七歳の地図」。
今では多くの方が知る作品となり、
現在までにリリースされた再発盤も含めると
およそ300万枚の大ヒット作となっていますが、
当初プレスされたのは2000枚程度だった…と言われています。

そんな尾崎さんが本格的なブレイクをするのは
1985年にリリースシングル「卒業」でした。

卒業シーズンを前にした1月後半という時期にリリースされたこの曲、
同じ世代の若者たち、まさに卒業の時期を
迎えようとしていた若者たちの心に響き
ヒットしました。
「卒業」がヒットする中、1985年3月にリリースされた
セカンド・アルバム「回帰線」は
アルバムチャートで首位を獲得しました。

当時僕は21歳。(憶えていますか?)街じゅうで
「卒業」が鳴り響いていました。
アルバム「回帰線」の駅貼りの広告もすごかった。
まさに「時代が尾崎豊を求めていた!」という感じでした。

そして、驚くべきことに尾崎さんはこの年1985年、11月に
もう1枚のアルバム「壊れた扉から」をリリース。
その日、11月28日は… そう、尾崎さん「十代最後の日」でした。

「卒業」というキーワードや、十代のシンガーソングライターという存在。
ここだけを見ると、今でいうところの"共感"が
ヒットに結び付いたと考えられますが…
そこにはやっぱりに歌詞、メロディ、歌…
楽曲のクオリティの高さがありました。
純粋に音楽として素晴らしかったのです。


それでは、ここで1曲お送りした後、
尾崎さんがJ-POPに残してくれたもの、
について考えてみたいと思います。

M. I Love You / 尾崎 豊

20161129_fm.jpg

曲の前には、十代最後のアルバム
「壊れた扉から」までを振り返りましたが
その後、尾崎さんは3枚のオリジナルアルバムを残しました。
活動休止宣言や渡米、思うようにいかない創作活動…など
尾崎さんの活動は、順風満帆ではなかった部分もあったようですが
ここでは、その部分には触れずに、
「音楽面からみた功績」について考えてみましょう。

尾崎豊の歌は、歌詞を追わなくても歌詞が飛び込んで来て、
聴く人の「記憶の中の情景と感情」と、ぴったり一致します。
それは、人一倍純粋で繊細な尾崎さんの感性が、
リアルなもの以外を一切拒絶し、
赤裸々で、ストレートな言葉を選んだからだと思います。
尾崎豊は、みんなを代表して鋭い完成で人生の矛盾、
喜び、悲しみをキャッチして、
それを言葉とメロディに変換して自分の中から、
絞り出したのです。
それは身を削るような作業だった思います。

ギター1本、ピアノだけでも表現できるシンプルなメロディながらも、
一流のアレンジャー、一流のスタジオミュージシャンを起用し、
最先端で最高のクオリティを追求した
サウンド・プロダクションもみのがせません。
尾崎さん登場前の、ちょっと湿ったフォークソングとは、
一味もふた味も違った洗練されたメッセージソング。
東京の真ん中から発信される孤独、愛、
葛藤といったヒリヒリした強いメッセージが
POPミュージックとして食べやすく調理され、
日本中の共感を生んだのです。

シンガーソングライター尾崎豊のブレイクは
CDというメディアの浸透にも、
大きな役割を果たしました。
CDという新しいメディアの登場直後の音楽シーンの中で、
若者が共感するアーティストのCDを手にし、
携帯型プレイヤーやクルマの中で、音楽を楽しむ…
そんな生活が加速したのです。
その後1988年ごろに登場する
「J-POP」の土台を作った、
先駆者ともいえるのではないでしょうか。

ひとりのアーティストが、作品やライブを通して
多くのファンの「人生を変えてしまう」ほどの共感を得て、
その人たちの心の中に生き続ける。
 
80年代後半、尾崎豊というエンジンが、
全速力で時代を駆け抜け、多くの若者の心を
動かしていた…そんな印象です。
 
さあ、今日11月29日は、尾崎豊さんの生誕日。
改めて、その作品に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

---------------------

「FM KAMEDA」、明日は…
今週末リリースになるザ・ローリングストーンズのアルバムについて
お話ししたいと思います。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年11月28日

カセットテープを使ってみよう!

こんにちは!亀田誠治です。
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そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
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そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第903回目のテーマは…

カセットテープを使ってみよう!

====================

最近、よく「カセットテープ」が
盛り上がっているというニュースを目にしますよね。

2013年にはイギリスで
「カセット・ストア・デイ」がスタートし、
ここ日本では1966年に国内で初めて
カセットテープを製品化した日立マクセルが、
「UD」デザインを復刻したカセットテープを先日、
数量限定で発売したというニュースもありましたね。

音源をカセットテープでリリースする
というアーティストも最近出てきています。

そもそもテープやプラスティックケースの手触りや
匂いがいいですよね。
テープにはビニールや磁石の、ケースや
ラヴェルにも紙やプラスティックの匂いがある。

アイフォンのボイスメモも便利だけど、
今でもカセットにフレーズを吹き込んだりしますよ。
今日は僕も持ってきました。
ちゃんとステレオで録音できます!

当時使っていた人には懐かしく、
今のデジタル世代の人には新しい「カセットテープ」。
なぜ、現代になって、また見直されているのでしょうか??

この謎を探るために
中目黒にあるカセットテープ専門店「waltz」に行ってきました。

M. PERFECT / FAIRGROUND ATTRACTION

20161128_fm.jpg

本日のFMKAMEDAでは「カセットテープ」を特集しました。

お聴きの皆さんも是非、カセットテープに触れてみてください!
中目黒 WALTZ 店長の角田さん、ありがとうございました!

【waltz | カセットテープ & レコード from 中目黒】
★12月9日から池袋のパルコミュージアムで
『日本発 アナログ合体家電 大ラジカセ展』開催!!
こちらに「waltz」のグッズも出品されるます♪

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、伝説のシンガー尾崎豊に迫ります。

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2016年11月24日

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.3>

こんにちは!亀田誠治です。
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メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
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第902回目のテーマは…

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.3>

====================

今週は… 先日、11月11日「ベースの日」に行った
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様をお届けしています。

20161121_fm.jpg

RIZEのKenKen、オカモトズのハマ・オカモト、
そしてクラムボンのミト、そして亀田誠治。
それぞれのベーシストがゲスト・ミュージシャンを
迎える形で、次々とステージに登場、
一夜限りのセッションライブを繰り広げた
「THE BASS DAY LIVE 2016」。

二回目の開催となった今年は赤坂BLITZを会場に
満員のお客さんに集まってもらいました。

トップバッターはKENKENがドラムの中村達也さんとのステージ。

二番手は、クラムボンのMITOが、チェリストの徳沢青弦、
サウンド・アーティストの澤井妙治、
さらにドラムの石原雄治を迎えた編成で登場。

そして、三番手に登場したのがオカモトズのハマ・オカモト!

ザゼンボーイズのべーシスト吉田一郎との
ベーシスト二人でのステージは、笑いあり、
ちょっとマジあり?ってかシュールあり?
それはそれは聞きごたえタップリのライブでした。

それでは、さっそくその模様、聞いてみましょう。
ハマ・オカモトと吉田一郎で「法螺」

M. 法螺 / ハマオカモト×吉田一郎

baseday2.jpg

ハマくんがベースでボトムのグルーブを出し、
そこに吉田一郎くんが、ラップや超絶ベースをのっけていく。
ユルトークとエッジのラップ?歌?お経?がとびかう、
最高にハッピーでシュールな空間。
でも、お客さんを置いていかないところが、
会場をどんどん巻き込んでいくところが、
二人のキャラの素晴らしいところ。
お客さんも大喜びでした。
ちなみに、吉田一郎くんは、
僕も、ハマくんも、KenKenもずっと
呼びたいと言っていたスーパーベーシストです。

ハマくんのことは、ハマくんが10代の頃から知っていて、
なんでも、東京事変でのぼくのベース(「雪国」)を聞いて、
初めてJ-POPのベースにしびれたそう。
そんなことを伝えてくれるハマくんのことが
なんだか息子のように可愛くて。

フェンダーベースを使った、
グルーヴィーなベースは、若手ナンバーワン!
なにせ、知っている音楽のアーカイブ量が半端ない!
星野源ちゃんの「SUN」でのプレイは、日本のグルーヴベースの
未来を切り開いたんじゃないかな。

時代が、ベースに追いついた!
多様性の時代と、ベースという、ボトムを支え、
リズムを奏で、メロディも弾けるという
楽器がみごとにシンクロしたと思う。

今回は、それぞれのベーシストが、思う存分自己表現をした。
面白いのは、亀田、ハマ、KenKen、ミトの誰もが、
なんの打ち合わせもせず、手の内を見せず、当日集結して
みごとに、かぶりもなく共存したこと。
これって、まさに多様性ということに集約されるとおもう。

【ベースの日】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
来週月曜日は… 最近またその存在がアツい!
カセットテープ、カセットデッキの人気を探るため、街に出ます!
どんなことになるのやら? お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年11月22日

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.2>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
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昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
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第901回目のテーマは…

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.2>

====================

今週は… 先日、11月11日「ベースの日」に行った
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様をお届けしています。

20161121_fm.jpg

昨年はリキッドルームで行われた「THE BASS DAY LIVE」も
今年は会場がちょっと大きくなって、赤坂BLITZでの開催でした。
当日券も含め、チケットはおかげさまでソールドアウト!

さらに前日からTWITTERでも「ベースの日」がザワザワしてましたね〜

さて、この「THE BASS DAY LIVE」ですが、
RIZEのKenKen、OKAMOTO'Sのハマ・オカモト、
そしてクラムボンのミト、そして亀田誠治。
それぞれのベーシストがゲスト・ミュージシャンを
迎える形で、次々とステージに登場、
一夜限りのセッションライブを繰り広げる…というもの。

昨日、ライブ音源をお送りしたKENKENは
ドラマー、中村達也さんとのセッションでしたが、
今日は、クラムボンのベーシスト、
MITOのステージをお届けしましょう。

まさに「ベースという楽器の可能性」を音で聞かせてくれたMITO。
ステージには、チェリストの徳沢青弦、
サウンド・アーティストの澤井妙治、
さらにドラムの石原雄治という変わった4人編成で登場しました。

それでは、さっそくライブの模様聞いてみましょう。
聞いていただくのは、MITOが大ファンだという
スクエアプッシャーのカバー曲。
「Iambic 9 Poetry」です。

M. Iambic 9 Poetry / MITO

baseday2.jpg

はじめはウッドベースとチェロの、絡み合う
前衛的な音楽ではじまった、ミトのステージ。
もう、それは現代彫刻のようなアートのようでした。
そして、それが、いつのまにかに、
エレキベースのダイナミックなプレイに。
「みんな4弦なのに、ぼくだけ6弦ですみません!」
なんて楽屋で言っていました。

ミトくんはクラムボンの中枢頭脳。本当の意味でのアーティストです。
もはや、その活動はベースという枠にとらわれていない。ピアノも弾くし、
どんなことだってやる。そして、つねに「美しいもの」を追求している。

実は、ぼくはクラムボンの「サラウンド」という楽曲をきっかけに
一年がかりで一緒に「ドラマチック」というアルバムを作った仲なんです。
あの頃の音楽少年ミトはいまでも健在です。

今回は、スクエア・プッシャーのカバーなど、
マニアックな側面で表現しましたが、
本人は、アニメから、クラシックから、小室系まで
すべての心に刺さる音楽を愛している。生粋の音楽ラバーです。
だから、みんなにあいされるんです。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日はホリデースペシャルのため番組はお休みです。
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様、あさって木曜日は…
ハマ・オカモトくんのライブ音源、お送りします。 お楽しみに!

【ベースの日】

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動画やリリース情報などなど
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STAFF| 17:04 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月21日

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.1>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第900回目のテーマは…

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.1>

====================

今週はスペシャル!!
先日、11月11日「ベースの日」に行った
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様をお届けします。

20161121_fm.jpg

「ベースという楽器をもっと広く知っていただきたい!その魅力に気づいてほしい!」

そんな思いを込め、2014年、皆さんご協力のもと、
クラウドファンディングサービス
「J-CROWD MUSIC」を通じて制定された
「11月11日 ベースの日」。
さらに、「ベースという楽器の魅力、
可能性を生で体感していただこう!

と、いうことで行われたのが
「THE BASS DAY LIVE 2016」です。

第二回となった今年は、赤坂BLITZで開催!
おかげさまでチケットもソールドアウトでした。
(来てくれた皆さん、ありがとうございました。)

このライブ、
改めて出演者をご紹介すると…
RIZEのKenKen、OKAMOTO'Sのハマ・オカモト、
そしてクラムボンのミト、そして亀田誠治。
それぞれのベーシストがゲスト・ミュージシャンを
迎える形で、次々とステージに登場、
一夜限りのセッションライブを繰り広げました。

今週は、このライブの模様を各アーティストのライブ音源と共に
お届けしましょう。

今日は、ライブのトップバッターで登場したKENKENです。
KENKENは、ドラムの中村達也さんと2人でステージに立ち、
いきなり会場をヒートアップさせました!
早速、その模様、聞いてみましょう。

M. Free Session / KenKen × 中村達也

baseday2.jpg

トップバッターとして、会場の期待に見事に応えてくれた。

中村達也さんと繰り広げる、瞬間瞬間の即興演奏。
スリル満点。花柳凛さんとの日本舞踊とのコラボも素晴らしかった。
そして、圧倒的なテクニックはもちろん、
エフェクトを縦横無尽につかって、
重低音から、きらびやかな高音もで、
ベース一本とは思えないカラフルな音色が
会場いっぱいに響き渡る。
まさに、ベースの可能性を証明してくれた。

実は、僕はKenKenが16歳でStarsバンドデビューした時、
プロデューサーだったんですよ。
そんなKenKenは、ベースの日はもちろんあらゆる活動において、
音楽愛と、人間愛、ベース愛、というヴィジョンをしっかり持って、
ベースという楽器を広めているカリスマベーシストだと思う。

抜群のテクニック、奇想天外のアイディア、豪快なライブパフォーマンス。
数々のフェスで鍛えられた、先輩にも、後輩にも優しい、幅広い人脈。
KenKenは、まさに、未来のベース界をになう、ベーシストだと思います。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日は、「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様から
MITOくんのライブ音源、お送りします。 お楽しみに!

【ベースの日】

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STAFF| 13:49 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月17日

ワインと音楽の秘密

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第899回目のテーマは…

ワインと音楽の秘密

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今日、11月17日は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!
日付変更線の関係上、日本は世界でもっとも早く、
フランス・ボジョレー産の新酒を味わうことができます!

午前0時に楽しまれた方も多いのかな?

ということで、今回の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
"ワインと音楽の秘密"を、探っていきたいと思います。
実は、ワインと音楽の関係について、面白い研究結果があるのです!

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1)"ワインと音楽のマリアージュ"

人間の脳は、ワインを飲みながら聴く音楽によって、
ワインの味が微妙に違うと感じる

これは、イギリス、「ヘリオット・ワット大学」の
心理学者たちの研究結果によるものです。

なんと、ワインを飲むときに聴く音楽によって、
脳内の刺激を与える部分が違ってくるそうです。
その結果、ワインの味も変わったように感じるそうです。

なるほど!聴く音楽によってワインの味が変わるのか!

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さらに、日本でも、この様な面白い結果が!

2)ワインを作る過程で、ワインに音楽を聴かせることで、ワインそのものの味が変わる!

この実験を行なったのは、
「体感音響研究所」というところなんですが、
"酒類・食品にスピーカーで音楽を聴かせても効果はない"という考えから、
酒類、食品にも理解できる音楽の聴かせ方を考えたそうなんです。

すごい、酒類、食品にも理解できるだって!
もう生き物としてとらえていますね。

音楽は周波数Hzで表せられる、低音から高音までの振動です
そこで、音楽を「情報を持った振動エネルギー」として捉え、
ワインの醸造過程で、醸造タンクに機械振動変換器を取り付けて、
音楽を、スピーカーを使わずに、「物理的振動エネルギー」に変換!
醸造中のワインに音楽振動を与えたんだそです。

すると…!!!
音楽振動により、酵母菌の細胞分裂が促進され、
糖のアルコールへの転化率が高まり、
発酵期間を短縮することに成功したそうです!

さらに、
「振動による熟成の効果」で
「水の分子集団が小さくなったことによって味が良くなった」と推測され、
「音楽振動熟成ワイン」が、ワインの専門家から
高い評価を得ることができたんだそうです。

ところで、「サウンドヒーリング協会」のwebサイトをチェックすると、
「音の振動が微生物におよぼす音の影響」も明らかになっています。

音楽を聴かせることにより、ワインでは善玉菌の働きが活性化され、
より短い日数で発酵しフルーティーで、
さらっとした味のワインができることが分かったそうです。

美味しいワインを作るために、ワインに音楽を聴かせる。
「まさにワインの胎教」ですね。

さあ、「ワインと音楽の秘密」がわかってきたところで、
ここで一曲、ワインの定番曲を聞いておきましょう!

M. Red Red Wine / UB40

20161117_fm.jpg

僕だったら、ワインを作るときに、この曲を聴かせたいですね!
お送りしたのは、UB40 / Red Red Wineでした。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今回は、今日、11月17日がボジョレー・ヌーヴォー解禁日ということで、
「ワインと音楽の秘密」について紹介しています。

ところで、ギターなど楽器にも、
音楽を聴かせると良いといウワサがありますが、本当なのか?

これ、本当なんです!
ギターやベースなども、agingといって、
ギターを材料の木材の時点で、
音楽を聴かせると、音楽の振動を「木材」が感じとって、
倍音が豊かになり、よく鳴る楽器になるんです。

さらに弾きこんだ楽器がよく鳴るのも同じ原理ですね。
楽器本体が自分が出す振動によって、倍音が豊かになり
良い音になっていく。

たとえば同じ年代に作られた、ヴィンテージの楽器でも、
何年にも渡ってよく弾き込まれた楽器はとても良い音がしますし、
コレクションとして、弾かれずに飾ってあっただけの楽器は、
ぜんぜん良い音で鳴らないのです。

もう、楽器は生きているとしかいいようがありませんね。

ワインと同じように、楽器にも音楽をきかせると
音楽の振動、つまり幅広い周波数の波動をキャッチして
細胞が活発化するんですね!

今日のキーワードは、音楽のもたらす周波数と振動。
ワインも音楽も、そして人生も、いい音楽の波動に包まれると
美味しく熟成されるのですね!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、ボジョレー・ヌーボーの解禁にちなんで、
「ワインと音楽の秘密」について特集しました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
来週は、11月11日「ベースの日」におこなわれた
THE BASS DAY LIVE 2016の音源をたっぷりOAしていきます。

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STAFF| 14:43 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月16日

スマフォで「フィールドレコーディング」選手権

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第898回目のテーマは…

スマフォで「フィールドレコーディング」選手権

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「フィールドレコーディング」とは屋外で録音を行う事です。
今日、11月16日は「録音文化の日」、
皆さんは自分の携帯についている、「ボイスメモの機能
使ったことありますか?
普段、我々、音楽のお仕事やラジオのお仕事は
"録音すること"が作業の一つです!

今回の「スマフォでフィールドレコーディング選手権」では
録音の楽しさをもっと広めよう!ということで、
短かなスマフォのボイスメモで、野外録音した音素材を使って、
曲のイメージがどう変わるのか試してみよう!…という企画です。

では、早速行きましょう!先ずはベースとなる音はこちら!

(♪ FMKAMEDAテーマ曲)

はい!このFMKAMEDAのテーマ曲ですね。
ピアノの音、一つですが、この音に合うように、
フィールドレコーディングの音をつけて、
曲を作ってみます。

録音するのはFM KAMEDAのスタッフ4人!
自分が普段使っているスマフォで自由に
フィールドレコーディングしてもらい
曲を作ってみました。

さあ、今から4つの曲を聴いてもらい、
僕、亀田誠治がNO.1を決めます!
それでは一つずつ聴いてみましょう!!

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●エントリーNo.1「秋の海」

録音場所:海

夏が去ったあとの秋の海の波の音に、どことなく人恋しさを感じます。
風の音がゴボっとかぶるところがリアルでいいですね。

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●エントリーNo.2「沐浴」

録音場所:箱根の山の中

木々の葉っぱのざわめきに癒されます。

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●エントリーNo.3「生きていける理由(ワケ)」

録音場所:赤ちゃんのいるお家

これはすごい!誰の赤ちゃんでしょう!?
生きていく力を感じます。もらえます。

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●エントリーNO.4「追いカメっこ・ボーイズ」

録音場所:公園

少年時代にもどるようなノスタルジー。

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…さあ、いかがだったでしょうか?
海の音、山の音、赤ちゃん、子供の声、色々ありましたね。
僕がこのメロディーに一番合うと思ったのはこちらの曲でした!

はい!エントリーNO.3の「生きている理由」でした。
なかなか良かったです!

それでは一曲聞いたあとで、
フィールドレコーディングが曲にもたらす効果を解説してゆきます。

ちなみに、僕がフィールドレコーディングを取り入れた曲!

M. 実録 −新宿にて− 丸の内サディスティック〜歌舞伎町の女王 / 椎名林檎

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41P07BN8FXL.jpg

当初は歌舞伎町の雑踏の中で、
ライブでレコーディングしようとしたのですけど、
あまりにも、現場の喧騒がうるさくて、
演奏が聞こえないので、
雑踏の音は歌舞伎町でフィールドレコーディング。

アコギと歌は、当時の東芝EMIのスタジオの屋上で、
フィールドレコーディングしたものなんですよ。
つまりフィールドレコーディングと
フィールドレコーディングのかけあわせが、
こんなにリアルなサウンドを作り出しているんです!

さあ、今日は「フィールドレコーディング」について、
お送りしています。

ズバリ、フィールドレコーディングによってもたらされる効果とは!?
お話していきたいと思います。

生活音(公園の音、子供の声、電車の音など?)、
環境音(波の音、鳥の声)を
足すことで、楽曲のイメージの決定的にする力があります。

生活の中にある音が、楽曲の情景を明確にしてくれるんですね。
そして、その生活音は、今まで自分が聞いたことがある音。
歌詞で情景を、聴く人は自分の記憶の中の出会いや別れ、喜怒哀楽を
たどることができるんです。
その昔は、ヴィヴァルディの「四季」やベートーベンの「田園」のように、
楽器やメロディや、アレンジで「春のせせらぎ」とか
「小鳥のさえずり」といった情景を
表現していたところが、録音機器の発達によって、生活音や環境音を、
音楽にミックスすることができるようになったのです。
おかげで、映画の効果音ように、情景をリアルに作り出すことが
できるようになりました。

・街の雑踏で一気に都会感が!
・キッチンの音であったかい生活感が!
・マッサージでボサノバとかに、波の音が乗っているやつとか!

ある意味フィールドレコーディングで足された音は、
SNSの絵文字のような役割を果たしているんですね。
生活音が、楽曲の世界観を強調する絵文字というわけです。


僕たちは、毎日、無数の音の中に囲まれて生活をしていて、
それをあたりまえのように、無意識に聞いています。
そして、そんな様々な音に囲まれて、人を好きになったり、
仕事を頑張ったり、何かに夢中になったり、
つまり「生きている」わけです。

というわけで、人生の一コマを形成する
生活音が音楽にトッピングされると、その音一つ一つが楽曲に
リアリティーを与えてくれるのです。
あたかもその音が鳴っている場所に、音楽が連れて行ってくれる。
自分が、まさにその楽曲の情景の中にいるように感じる。
つまり、聴く人が、楽曲の一部になるのです。


今の時代、携帯にボイスメモがあるのは当たり前なので、
ラジオの前のみんなでも、
簡単にフィールドレコーディングをすることができますよ!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は「ワインと音楽の素敵な秘密」に迫ります。
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:42 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月15日

亀田薬局〜のどのケアについてかんがえよう〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第897回目のテーマは…

亀田薬局〜のどのケアについてかんがえよう〜

====================

最近、めっきり寒くなってきましたが、皆さん、
体調はだいじょうぶでしょうか?
咳が出る、喉が痛い、そんな人いませんか?
風邪じゃなくても、乾燥していて咳き込んだりしちゃいますよね。

さあ、今日からオープンした「亀田薬局」。
薬剤師の資格を持たない、私、亀田が処方できるのは"健康術"のみ!

体が資本の各界のプロフェッショナルから聞いた、
健康に役立つ知識をあなたに処方します!
今日は「のどのケア」について考えてみましょう!

--------------------

ノドを使う仕事をしているといえば…、
僕が普段仕事場で接っしている
「歌手」
の方達ですよね。
ライブやレコーディング前はシビアになることも…。

エアコンを使わない、加湿器を使う、
花粉の季節じゃなくても、
つねにマスクをする、
ライブの前日はお酒を飲まないなどなど、
僕の周りにもたくさんいますよ!
ミュージシャンもそうですが、
ここJ-WAVEのナビゲーターさんも、
もちろんノドを仕事にしているお仕事。
ということで、
ナビゲーターお二人にコメントを頂きました。

まずは…、
毎週月曜日から木曜日、夜11時30分からOAの番組、
「SONAR MUSIC」のナビゲーター、藤田琢己さんです。

ロックバンド界隈と繋がりの深い、藤田琢己さんは
普段からバンドのボーカリストと
喉のケアについては話すことが多いそうです。
琢己さんは普段、
どんなことに気をつけているのでしょうか??

--------------------
<藤田琢己>
・2012年 声帯結節を患い、ONE OK ROCKのTAKAくんに病院を紹介してもらった。
そこから、ノドのケアに気を使うことに…
・とにかく、「うがい」を入念にする。実はこれは他でもない、亀田誠治さんに教えて頂いたこと!(JUJUさんの話から)
--------------------

うがい!これは基本です。
JUJUさんのうがいはすごいです。
「Gruoooooooooo」

うがいの音が遠くから聞こえてきて、
JUJUさんがいることがわかるという!!
しかも、ほんとにうがいした後の声の調子っていいんですよ。
これが!

さあ、続いては藤田琢己さんに
普段から常備している「ノド ケアアイテム」
についてお訊きしました

--------------------
<藤田琢己>
・喉の炎症を抑える薬(病院から処方されたもの)
・「龍角散」、青いパッケージのもの。常に持ち歩いている。
・(病気になったこともあり)普段から喉のケアには人一倍気を使っている。何かノドのケアで困ったことがあったらぜひ、僕に訊いて下さい!
--------------------

たしかに、症状をみてもらって
病院から処方された薬を使うことは大切かも。
みんなも琢己さんに聞いちゃおう!
藤田琢己さん、ありがとうございました!

…では、一曲聴いた後、
引き続きJ-WAVEナビゲーターの方に
ノドケアについてお聞きします。

M. 恋に落ちて / JUJU

20161115_fm.jpg

ちなみにJUJUさんと僕の間には
「唐揚げ作戦」というのがあってね…
唐揚げの油分が、「ぬるっと」のどにいいらしいんですよ。
というわけで、レコーディング最中に声がつかれてきたら、
「そろそろ唐揚げタイムする?」なんていって、
のどにうるおいを与えりします。

--------------------

さあ、続いては日曜日のお昼1時からOAしている
「TOKIO HOT 100」のナビゲーター、
クリス・ペプラーさんです!

クリスさんは一体、どんなノドケアをしているのでしょうか??

--------------------
<クリス・ペプラー>
・家に帰ったら、「うがい」をする
・「のどふん(のどのふんどし)」、タオルを三つ折りにして、ふんどしの様にして、のどを温めて寝る。
・のど飴、プロポリス
・(スタッフ:J-WAVEナビゲーターの喉ケアを調べたところ、男性に比べて、女性があまりケアをしている人が少ないと感じました。)女性に比べて、男性は声を張る場面が多いので、のどを消耗するんだと思います。
--------------------

「のどふん」!!クリスさんオリジナル!!
確かに、ラジオ番組では男性の方が叫んだり、
大きな声を出すことがあるかも。

クリス・ペプラーさん、ありがとうございました!!

--------------------

ボーカリストはのどを酷使するお仕事ですよね。
とにかくみなさんノドケアします。

龍角散、マヌカはちみつ、ハーブティー、
プロポリススプレー、生姜…
色々、アイテムがありますが

・椎名林檎さんはプロポリスキャンディーをなめていましたね。
(これがね、ついつい美味しくて、僕らもなめちゃうんですよ。結果まるまる太りましたー)
・平井堅さんは、はちみつと、生姜をつねに持ち歩いています。
・GLAYのTERUくんはのどスプレーを使っていますね。
・あと、スピッツのマサムネくんは、オリーブオイル!で潤していました。

特にツアー中では色々な環境に対応して、
自分のノドを守らなくてはいけません。
ミュージシャンはツアー先では
どんな対応をしているかといいますと…

まずは、のどを乾燥させないこと。
みなさん、マスクは標準装備。部屋には加湿器、
ハンディの吸入器でのどをつねに潤していますね。
これは、風邪の予防にもつながります。

龍角散をはじめ、
お医者さんから処方されたのどスプレーなど、
お気に入りの「のど薬」は
みなさん必ず持ち歩いていらっしゃいます。
さらに、ハチミツや、ハチミツ漬けの生姜、
ハチミツ漬けのきんかん、
ハチミツ生姜入りスペシャルドリンク!
などハチミツはマストかも!
オーガニックなアイテムもよく見かけますね。

そして、一番のどのコンディションを保つのに必要なのは、
俗に声出しと呼ばれる
「ウオーミングアップ」ではないでしょうか?
アーティストによっては、本番前、
ずっと楽屋にこもって、声出しをしている人もいます。
あとは、筋肉をリラックスさせるための
ストレッチもかかせません。
Flumpoolの山村くんはストレッチポールや、
バランスボールなどを
スタジオに持ち込んでいます。

最近では、ステージで歌い終わった後に、
のどをアイシングする
というアーティストもよく見かけます。
疲労を明日に残さない。
声帯も「筋肉」という考え方ですね。

さらに、ステージの前日はお酒を飲まない
(案外、ロックなあの人もそうです!)
打ち上げで開放的になって、
大声でしゃべらない…など
いろいろ実践していますよ。

さて、亀田薬局のオススメの健康術。

いちばんよいのどのケアは、
普段からのどを大切にすること。
につきると思います。
クリス・ペプラーさんの声だって、
のどふんでケアしているから、
あの低音の魅力がキープされているんです。
まさに、プロフェッショナルとして意識をもつことが、
自然にのどのケアに
つながっていくのではないでしょうか?

さて、「亀田薬局」、いかがだったでしょうか?
今日は、ノドケアについての知識を
処方させて頂きました。
今日の放送のように、情報交換によって、
病気から身を守るのも大事ですよね!

どうぞ、お大事に!!

--------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、iphoneを使って録音の楽しさを知ろう!
「フィールドレコーディング選手権」開催です!
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:01 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月14日

ニュー・アルバムをリリースしたSTINGに注目!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第896回目のテーマは…

ニュー・アルバムをリリースしたスティングに注目!

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スティング:
「HI,KAMEDA-SAN THIS IS Sting. HOPE YOU ENKOJ MY NEW ALBUM 57TH&9TH」

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THANK YOU, Sting!!
うれしい〜「スティングからKAMEDASANって言われっちゃった!」
先週金曜日にニュー・アルバムをリリースしたスティング。
ちなみに先週金曜日は11月11日!ベースの日だよ〜
まさか、みなさんはスティングが、80年代に大人気を誇ったバンド、
ポリスのベーシストだったのはご存知ですよね?

自ら「新作は、ここ数作よりも、よりロックなアルバム」と
コメントし、マネージャーも
「スティングが、こんなにロックなのは、
ポリスの"シンクロニシティ"以来ではないか」
と言うスティングのニュー・アルバムのタイトルは
「ニューヨーク9番街57丁目」。

ミュージカルのために書いたアルバムや、
過去曲をオーケストラで再現したアルバムなど
しばらくロックサウンドから遠ざかっていたスティング。
そんな スティングが久々にストレートな
ロックでポップなアルバムをリリースしてくれました。

みんなも(僕自身も)、
どこかでスティングのロックなオリジナルアルバムを
待っていたのではないかな?

スティングは、なぜ、このタイミングで
ロックなアルバムを作ったのでしょうか?

--------------------------
スティング:
ただみんなを驚かせたかっただけだ。それだけのことなんだ。何が最も意外かを考えて作った。次のアルバムもそういった考えの基に作ろうと思っている。まだ具体的にはどのようなものにするかはわからないけどね。(1、2年は考えなくてもいいことだし)驚きは、どの音楽にとっても、最も重要な要素なんだよ。

--------------------------

みんなを驚かせるために作った?
と、いうスティングのロックなアルバム。
僕もさっそく聞かせていただきました!
ここで1曲お送りしたあと、
どんなアルバムになっていたのか?
お話ししたいと思います。

M. 50,000 / スティング

20161114_fm.jpg

いいでしょ!?今回のスティング!

「FM KAMEDA」。
先日リリースになったスティングのニュー・アルバム
「ニューヨーク9番街57丁目」をご紹介しています。

ちなみに「ニューヨーク9番街57丁目」というアルバム・タイトルは
どんな風に付けられたのか? スティングはこんな風に語っています。

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スティング:
アルバムの曲の多くはニューヨークのことを歌っているわけではないんだ。ニューヨークの雰囲気やエネルギーが今作の色、特質となっている。毎日自宅から仕事場まで歩いていたんだが、57thストリートと9thアヴェニューまで南へ15ブロック歩いて通っていて、その間にインスピレーションを得ていたんだ。ニューヨークはとてもドラマチックな街で、建築も文化もそうだし、ノイズ、車の往来や人々が作り出す街の喧騒もその一部。だから、ある意味、このアルバムに切迫感を与えたと思う。僕がそれをスタジオに持ち込んだんだ。曲を聞くとそういった要素を感じることができる。

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はい、57丁目まで、南に15ブロック
ということは、スティングの家は、
72丁目あたりということになります。
72丁目といえばジョン・レノンが住んでいた
ダコタハウスがあるというとても落ち着いたところです

スティングのいうとおり。
N.Yほど創作意欲を掻き立てられる街は、
なかなかないんじゃないのかな?
雑多な人種、そこで生活する人達と
観光客が生み出すパワフルな喧騒、
空高くそびえる摩天楼、
四季折々で表情を変える美しい公園、
ブロード・ウエイに代表される
何十軒もあるミュージカルシアター、
新旧の文化がクロスするソーホーの
カッティングエッジな感じ、
まさに、街のすべてが、
創作のエネルギーにつながっていきます。
僕も、毎年ニューヨークに行くのは(仕事じゃなくても)、
このエネルギーを注入するためです。

何よりも世界経済の中心地であり、
世界のエンタテイメントの中心地であるNY。

そこは、どんな人にも扉が開かれた街。
誰もが自分の夢を追いかけることができる街。
NYは、アメリカ中、いや世界中から成功を夢見て集まる
「ドリーマー達」のるつぼなんです。
だから街にとてつもないエネルギーがある。
だから、スティングをはじめ
多くのアーティストがNYを愛してやまないのですね。

さて、スティングのニューアルバム「ニューヨーク9番街57丁目」。
まさに、インタビューでスティングが言っていたとおり、
このアルバム自体が、驚きの連続になっています。
ポップと言っても、
いわゆる時代のメインストリームのポップサウンドには、
決してのっかっていません。
一度聞いた人の「心をゆさぶってはなさない」
という意味でのポップなんです。
タイトな8ビートのロックナンバーから、
サイモン&ガーファンクルを思わせる
シンプルなアコースティックナンバーまで、
陰影があって、エッジのあって、洗練されていて、
まさにNYの景色が見えてくるようなアルバム。

35年前ポリスというバンドで、世界中を席巻し、
ソロ活動でも大人気を誇ったスティングが、
NYという街で、気心の知れたミュージシャン仲間に囲まれて、
のびのびと歌い、ロックする、
まさにNYの街のような折々のグラデーションを感じる
大人のロックアルバムです。

【スティング】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
明日は、亀田薬局オープン!?
アーティストやナビゲーターが、この季節、
喉のコンディションをどのように保っているのか?
そんなお話しです。 ボーカリストは必聴ですよ!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 17:10 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月11日

11月11日はベースの日!「J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016」開催!

※大成功に終わった2度目のTHE BASS DAY LIVE!
この日の模様・ライブ音源は11/21(月)週の「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA(1:25pm頃〜)」でオンエア予定です!
お聴き逃しなく!

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日本を代表するベーシストの、
亀田誠治、KenKen(RIZE、Dragon Ash、LIFE IS GROOVE…)、
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、ミト(クラムボン)が、
それぞれジャンルレスにセッション相手を迎え、
一期一会のパフォーマンスを展開するライブ・イベント、今年も開催!

baseday2.jpg

詳しくはこちら→【J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016】

STAFF| 17:22 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月10日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<[Alexandros]>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第895回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<[Alexandros]>

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

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川上:
亀田さん、J-WAVEをお聞きのみなさん、こんにちは、[Alexandros]のボーカル、川上洋平です。
---------------------

今回は、[Alexandros]の川上洋平さんです!
フェスで一緒になったり、Jwaveでもよくお会いするんです。
あ、それから、川上さんとは、お気に入りのラーメン屋さんが一緒で
ばったり会ったりします。

そんな[Alexandros]の皆さんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

---------------------
川上:
今回…音楽の疑問ですが、以前、亀田誠治さんによるプロデュース作品、何度かもちろん、たくさん聞いているんですが、そのアーティストの方にお会いする機会がありまして、亀田さんは、まず、最初に歌詞を作ってきてほしいとおっしゃっていたそうなんですね。僕もたしか、本で読んだことがあって、あーそうなんだなって思って、で僕がですね、いつも歌詞、一番最後なんですよ。曲を作ってアレンジして、でメロディ乗っけるって時に、その時に作るので、いつも最後になってしまうんですが、やっぱね、歌詞、最初にあったほうが、世界観とか、わかったほうがいいんですかね。歌詞が最初に持ってきて欲しいという利点みたいのがあれば、教えてください。
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[Alexandros]の川上さんからの質問を要約すると
楽曲制作をするときは、歌詞が先にあった方が良いのか???
と言う、質問ですね。

僕が言っているのは、
「歌詞を先に書いてそれにメロディをつける」
ということではなく、
「オケをレコーディングするときまでには、歌詞があったほうがいい」
ということなんですね。

なぜかというと、歌詞があるほうが、バンドメンバーみんなで
全体の出来上がりが(着地点)が、イメージしやすいんです。
これは「別れ」の歌なのか!とイメージしながら演奏するのと
「出会い」の歌なのか!とイメージしながら演奏するのでは、
当然演奏のムードだったり、音色だったり、テンポだったり、
感情のスイッチがいろいろ変わってくるはずです。
しかも、歌詞ができていると、一緒に演奏するバンドメンバーに限らず、
レコーディングするエンジニアさんだったり、
スタッフの思いも一つの方向に向かって
集中できるので、エネルギーの強い作品が出来上がるというわけです。

さらに、歌詞がアレンジの際にできていると、
「歌入れの日までに、歌詞をかかなきゃ!」
「歌入れなのにまだ歌詞ができていない!」
というボーカリストならではの、あの、孤独な時間、
心のストレスが解消されます。
ボーカルは一番センシティブで生身の人間が一番でるパート。
寝ないで朝まで歌詞書きして、そのまま歌入れのスタジオになっちゃ、
よいコンディンションで歌入れできませんよね。
歌詞があらかじめできていると、
歌入れの日に、リラクッスして「歌う」ことに集中できるので、
これまた、力強いエネルギーが注入されるというわけです。
早い話が、よいトラックが仕上がるということです!

とはいえ、こればっかりは、アーティストによりけりです。
サウンドから浮かぶ情景をイメージしながら
歌詞を書きたい場合だってあるでしょう。
歌入れまでの数日間、悩み抜いて、過ごした時間だけ何か
人生の発見があるあもしれません。
川上さんもそうかもしれませんが、
バンドでもソロでも、まずは、かっこいいトラックを作って、
そこからメロディを考え、
歌詞を考えるというやり方のアーティストも増えてきました。

というわけで、最近は僕も大人になったので
「いろいろあるよね〜」て感じで、歌詞がオケ録りのあとになっても
OKというスタンスを取っていますよ。
でも、
「歌入れの前日までには、必ず歌詞を書き上げてね。歌詞見せてね。」
という約束は変わりません。
だって、歌入れの日の、スタジオは歌詞の創作ではなく、
奇跡のテイク、最高の歌を取るということに集中したいのです。
そうやって、健康的にレコーディングが進めば、
スタジオ終わりのご飯やビールがうまい!というわけです!

M. Feel Like / [Alexandros]

20161110_fm.jpg

ちなみに、歌詞が先にあることによるデメリットはありません。
まれに、歌詞が先にあると、
言葉に縛られたサウンドになってしまうのでは?
なんて意見もありますが、センスのいいアーティストは、
歌詞に縛られたり、歌詞とは真逆のサウンドをぶつけたり、
そこも楽しみながら音楽を作っています。

というわけで、今日のアーティストの疑問…
「歌詞が先か、サウンドが先か」ということですけど、
僕流の答えを言わせていただきますと、
オケをレコーディングするときまでには歌詞があると、
いい(かもよ!)というお話しでした!
[Alexandros]川上さん、これからも自分のやり方で
自由に音楽の羽を広げてくださいね!

今日、疑問をくれたAlexandrosですが、
きのう、9日に6枚目のアルバム『EXIST!』をリリースしました。
ちなみに本日、『EXIST!』のリリースイベントが
ここ六本木ヒルズアリーナで行われます!無料イベントということですが、
詳しくは[Alexandros]のWEBサイトをチェックしてみてくださいね!

【[Alexandros]】


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STAFF| 18:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月09日

ホワイトハウスと音楽

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第894回目のテーマは…

ホワイトハウスと音楽

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アメリカのみならず、世界が注目した、第45代アメリカ合衆国大統領選挙。

女性初の大統領候補のヒラリー・クリントン氏か、
過激発言で、話題を集めるドナルド・トランプ氏か、
こんなにも話題になる大統領選ははじめてではないでしょうか?

今回の選挙戦では、KATY PERRYや、ARIANA GARANDE、
そしてマイリー・サイラスなど、多くのアーティストが、
各候補への支持をアピールしていますが、
今回は、ホワイトハウスと音楽の関係、
アメリカの政治と音楽についてお話してゆきます。

いったい、どういう話なのか、
イマイチ、ぴんとこないリスナーさんもいらっしゃると
思いますが、実はアメリカ大統領が住む、ホワイトハウスでは、
数多くのミュージシャンが大統領に招かれ、ライブをしているんです!

ホワイトハウスでは、毎年7月4日の「アメリカ独立記念日
には、アメリカの退役軍人やその家族を招待しバーベキューや、
花火を楽しめるライブフェスを行っています。
過去にはFUN、そしてBRUNO MARS、今年は、ケンドリック・ラマー、
ジャネール・モネイがパフォーマンスしています。

また、長期に渡りポピュラー音楽に貢献してきた作曲家/パフォーマーに贈られる
「ガーシュインアワード」もホワイトハウスで開催されます。
2010年ポール・マッカートニーが受賞した際は、
スティービー・ワンダー、ジャック・ホワイト、
コリーヌ・ベイリー・レイ&ハービー・ハンコック、
エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロールら豪華ゲストが
「Drive My Car」「Blackbird」「The Long And Winding Road」
「Penny Lane」などのビートルズ・コレクションをプレイしました!
豪華ですね!

さらに、2015年には、
「アフリカン・アメリカン・ミュージック・アプリシエイション月間」
の一環で、オバマ米大統領が500人ほどのゲストを招き
ホワイト・ハウスで開いたプライベート・パーティーで、
プリンスがパフォーマンスしました!
こちらは、過去にアレサ・フランクリンやジョン・レジェンドが
パフォーマンスした由緒ある「イースト・ルーム」で行われました。

また、先日、こちらもニュースになっていましたが、オバマ大統領は、
ホワイトハウスでの晩餐会にチャンス・ザ・ラッパーと
フランク・オーシャンを招待しライブを堪能したそうです。
もはやホワイトハウスは、
大統領と一緒に音楽を楽しむライブハウスのようですね!

このように昔から、ホワイトハウスでは、
数多くのミュージシャンがライブを
披露しています。日本では、あまりなじみがない、
政治と音楽の結びつきについて、さらに、深く、お話するため、
現地、アメリカ在住で、エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家の
渡辺由佳里さんに、お電話をつないで、いろいろ、お話を伺ってゆきます。
では、その前に1曲、今回の選挙戦でも注目を集めました!

M. Roar / Katy Perry

20161109_fm.jpg

亀田:では、渡辺由佳里さんに、電話がつながっています。
渡辺さん、宜しくお願いします!

渡辺:宜しくお願いします!

亀田:今回、番組のテーマが大統領選から見えてくる政治と音楽の関係ということなんですけれども、まず今回の選挙戦では、どんなアーティストが、選挙活動に参加していますか?

渡辺:トランプ側の方がほとんどミュージシャンが参加していない状態で、1人だけテッド・ニュージェントという70年代のロックスターがいらっしゃるんですけれども、猟銃が好きな方で、拳銃愛好家なもので彼は共和党を応援している方なんです。でもヒラリーの方は、本当にスター揃いで1番目立った方がケイティ・ペリー。あとはビヨンセ、ファレル・ウィリアムス、レディー・ガガ、シェール、ジェニファー・ロペス、マーク・アンソニー、スティーヴィー・ワンダー、ボン・ジョヴィ、もう本当にスター揃いでした。

亀田:そうそうたるメンバーが民主党を応援しているということですよね!

渡辺:そうなんです。もうたくさんありすぎて数え切れないくらいです。私も選挙イベントが大好きなもので共和党のイベントにも行きましたし、民主党のほうも行ったんですが、それぞれの候補に色々特徴があるんです。トランプのイベントは、ローリング・ストーンズとか私が行った時にはアデルの「ローリング・イン・ザ・ディープ」とか、「スカイフォール」とか、エアロスミスの「ドリーム・オン」とかそういうのが流れていて、このミュージシャンたちは応援しているのかな?と不思議に思っていたら、そういうわけではないと。ヒットソングが多かったです。

亀田:どちらかというと今時の流行りの音楽で盛り上げようとしている感じですね。

渡辺:そうみたいですね。それと、ノリがいいんですよね。ヒラリーの方は、女性のものが凄く多かったんです。ケイティ・ペリーの「ロアー」って凄く流行ったじゃないですか。あれが本当のテーマソングになっていましたね。そしてみんなが一緒に歌うんです。

亀田:ということは選挙イベントなどで流れている音楽に対して、支持者の反応も違ったりするわけですね。

渡辺:そうです。どういう方を呼び寄せたいかというのもあるみたいです。

亀田:それは票をとっていくためにですか?

渡辺;票をとるというか、自分がターゲットにしている方が来た時に共感してくれるようなものみたいですね。ですから、音楽を選ぶことにも凄く注意を払っているみたいですね。

亀田:そしてどうしてアメリカではこのように音楽と政治が近い距離にあるんですか?

渡辺:やはり歴史的なものもあるかもしれないですね。音楽を通じて抗議活動など行ってきたので。ですから、そこに人々が惹かれていったというところもあると思うんです。メッセージを伝えるのに音楽が1番多くの人に直接呼びかけることが出来るんですよね。それで、アーティストが好きですと、そういう方たちにとっては、例えばアーティストが「私はこの人を信頼していますよ」と伝えるとなびく人も多いですよね。

亀田:自分が好きなアーティストがこの人を応援しているとなると、自分も応援してみようと惹かれていくということですね。

渡辺:そうですよね。ですからミュージシャンにとっても世界を変えるというか、やりがいのあることだと思んですよね。

亀田:なるほどなるほど。

渡辺:面白い言葉なんですけど、例えば選挙にフリーコンサートをするというのがありますよね?コンサートを通じてその人たちのファンを狙いたいときにコンサートをしていただくということもあるんです。ドアをノックする地上戦というのにも参加する方もいるんです。

亀田:アーティストがですか!?

渡辺:アーティストがなんです。私もちょっと体験取材をしたことがあるんですが、ドアをノックしてどういうふうに投票するおつもりですか?みたいな感じで。

亀田:そこに例えばケイティペリーがいたりするわけですか?ドアを開けると。

渡辺:そう。戸を開けると、キャロルキングがやっていたんですよ!それで、キャロルキングはニューヨークでやっていたんです。凄いですよ!ドアノックしてドアを開けたらキャロルキングが居たらびっくりしますよね!

亀田:凄いですよね。でもこうやってアーティストと候補者との関係によって支持者とのつながりがちゃんと見えてくるという仕組みは面白いですね。文化の違いですかね。こうやって全く日本とは違う政治と音楽の関係があって今回の選挙戦は特に僕も刺激になっているというか、勉強になっていて、色々時代が進んでいるんだなと強く感じます。

渡辺:そうですね。日本ですとやはりアーティストが参加するには難しい感じがしますよね。

亀田:そういう空気感があるんですね。

渡辺:そう。やはり誰かを応援してしまうと、その人を応援していない人を敵にまわすようですし、気を使ってしまうところがあると思うんです。

亀田:なるほど。渡辺さん色々ありがとうございました!これはとても参考になる意見です。

渡辺:楽しくお話しさせていただきました。ありがとうございました。

亀田:ありがとうございました。

-------------------

そんな渡辺さんは、
今回のアメリカ大統領選挙について、
おもしろくレポートした、渡辺さんの著書
「暴言王トランプがハイジャックした大統領選、やじうま観戦記」が、
10月31日からkindleの電子書籍で発売が始まりました。
こちらもあわせて、お楽しみください。

アメリカでは、音楽はジャンルを問わず
「文化」としてとらえられ、大切に扱われていて、
エンタテイメントとしてだけではなく、
音楽自体が思想を共有するための「メッセージ」として、
アーティストはそのメッセンジャーとして存在している
ということが見えてきます。
だからこそ、ホワイトハウスでは
音楽が大切な役割を果たしているんですね。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、アーティストの疑問、
【Alexandros】の疑問にお答えします!お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:13 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月08日

亀田文庫「いきものがたり」著:水野良樹(いきものがかり)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第893回目のテーマは…

亀田文庫「いきものがたり」著:水野良樹(いきものがかり)

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亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今回、僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介する一冊は…
水野良樹さんの「いきものがたり」 です。

そう、いきものがかりのリーダー、水野良樹さん。
素晴らしい音楽を生み出す彼が、文章で自分たちを記した
自伝的ノンフィクション、それが、この「いきものがたり」。
小学館から先日発売されました。

メンバーのこと… デビューまでの道のり…あの名曲について…
さらには、アーティスト活動の裏側まで、
かなり赤裸々に書いちゃっている本で
僕、亀田誠治も…ちょっぴり登場します!

それでは、ここで1曲お送りした後、
この本「いきものがたり」について、お話ししましょう。

この本に書かれているすべての出来事はこの歌に繋がっています。

M. ぼくらのゆめ / いきものがかり

20161108_fm1.jpg

もう、どこを切っても、いきものがかりサウンドというか、
いきものがかりというJ-POPのジャンルがあるようですよね。
実は、この曲、僕のプロデュースなんですけど、
この曲をレコーディングしているときは、この歌詞の一言一句に
水野くんが書き溜めていたいきものがたりへのメッセージがあるとは
とても考えていなかったです。

「FM KAMEDA」。
僕 亀田誠治が選んだ1冊をご紹介する「亀田文庫」、
今回は、水野良樹さんの「いきものがたり」という本をご紹介しています。

この「いきものがたり」は、デビュー10周年をむかえるにあたって
実は1週間に一回くらい、水野くんが、
いまから「"いきものがたり"やるよ〜」と
Twitterでコツコツつぶやいた文章をまとめたものです。
僕も、リアルタイムでTwitterのタイムラインを見ていて、
「水野くんマジ?本気で自伝をTweetし続ける気なの?」と、
密かに心配していたwものです。
実は、アーティストのエッセイや自叙伝は、
インタビューに基づいて構成作家と一緒に
書き上げるものが多いのですが、この本は違います。
140文字の投稿を何千回と繰り返した集大成、
それが450ページもの大作になったという
一言一句、100%水野くん本人の言葉なのです。

ですから、
実際の水野くんは、この本の中に出てくる水野くんそのものです。
そして、吉岡聖恵ちゃん、山下穂尊くんも!
まさに、現場で見せるいきものがかりの3人そのものです。
それだけでなく、様々な人出会い、
レコーディング現場、登場するミュージシャン、スタッフ、
見に行ったライブ、登場するアーティスト、
どのシーンを切り取っても、僕が知る限り
とてもリアルで、鮮明です。

この見事なまでに客観的で、繊細な観察力が、
水野くんのアーティストとしての
力強いエンジンになっているのでしょう。
だからこそ、いきものがかりの作品は、
J-POPのど真ん中をいきながら、日本全国津々浦々、
老若男女に愛されるのだと感じました。

さらに、この本には、水野くんがその人生の中で見聞きした、
たくさんの素晴らしい言葉が登場しています。
小田和正さんをはじめ、先輩アーティストの言葉、
現場でのスタッフの言葉。
そのどれもが、的確で、あったかくて、愛に溢れています。
読む人の生きるヒントになるのではないかな?

この「いきものがたり」の中で、僕が印象に残った言葉、一節は、
東日本大震災の直後、日々伝えらえてくる想像絶する
厳しいニュースを目の当たりにして、
アーティストとして、何をすべきかという葛藤の中、
被災地の避難所で、現地の中学生が「YELL」を歌って、聞く人が
涙を流してそれを聴いているのを見たとき、
水野くんがたどり着いた思いをのべています。

「自分などという不完全な存在よりも、よっぽど歌そのもののほうが、
強い悲しみに襲われた人々の近くにまで寄り添って、
誠実にその心に手を伸ばしている。
自分よりも、歌の方が、信じられる。」

とても勇敢で誠実な言葉だと思います。

「いきものがたり」、
どんな人に読んでほしいかというと、
この「いきものがたり」は、
たくさんのアマチュア路上時代を経て、
デビューからブレイクにいたるまでに出会った、
たくさんの、音楽関係者、音楽現場、
が克明に描かれています。
作品がCDになって世に出ていくにはどのような過程を経るのかとか、
アーティストの毎日はどうすぎていくのか、
コンサートにはどんなスタッフがかかわっているのか、
レコード会社のディレクターがどんなことするのか、
僕ら音楽プロデューサーがどうかかわっているのか、
などなど、実際の現場に寄り添って詳しく描かれているので、
リアルな音楽業界の仕組みが、
一般の読者の方にも、簡単にわかるようになっています。
まさに、このFM KAMEDAでやっている
「音楽仕事百科」の集大成ともいえるでしょう。
J-POPのあらゆる側面が見えて来ますよ。
ですから、音楽ファンだけでなく、
アーティストを目指す人、音楽業界を目指す人
にも読んでもらいたい。

「亀田文庫」、今回は小学館から出版されている
水野良樹さんの「いきものがたり」をご紹介しました。

【いきものがかり】

20161108_fm2.jpg

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 21:56 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月07日

アートを奏でる音楽家たち<GUEST : 蓮沼執太>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第892回目のテーマは…

アートを奏でる音楽家たち<GUEST : 蓮沼執太>

====================

スタジオには"アートを奏でる音楽家"!
この方をお迎えしています。蓮沼執太さんです。

蓮沼:
よろしくお願いします!お久しぶりです!

亀田:
お久しぶりですね!TOKYO MAPSぶりですね。
あの節はありがとうございました。
今日はアートの話を伺いますよ!

蓮沼:
僕で良ければ、と思います!よろしくお願いします!

亀田:
蓮沼さんはご自身の作品の他にも、坂本美雨さんのプロデュースなど
いわゆるポップ・ミュージックとしての音楽もたくさん作ってらっしゃいますね?
音楽活動はいつ頃から始められたんですか?

蓮沼:
大学卒業した後なので、23歳くらいからですね。

亀田:
ええ!23歳くらいから音楽活動?!

蓮沼:
そうなんです。
最初にレコーディングをしたときから始まっているんですけど、それが23歳なので…

亀田:
それまでは?楽器とかは?

蓮沼:
楽器は幼稚園のときにエレクトーンとかやっていたんですんけど
それ以前は全然やっていなくて。
バンドも組んだことなくて、大学卒業するくらいに
「ちょっと音楽始めようかな
ということで始めたんですよ。

亀田:
なるほど!
その頃からアートには関心があって、
アート関連づけた音楽を作るみたいな活動はしていたんですか?

蓮沼:
そうですね。
小さいときから音楽と美術、アートは同じくらい好きだったので、
たくさん見たり聴いたりしていました。
そのときのアートは、
例えばサウンドアートって名前があるんですけど、電子音で作って表現するとか、
環境音、フィールドレコーディングを録って、そのままそれが音楽になるっていう。
普通の人が聴いたら「ただの外の音じゃないか!」みたいな感じなんですけど、
ただよく聴くと、普段っでは感じられないリズムが入っていたり、
集中して聴くような音楽と接していました。

亀田:
ほお〜
なぜそれらを作品にして残していこうと考えたんですか?

蓮沼:
そうですね。
最初、そういったいわゆる
アンビエント系ミュージックみたいなところから始まって、
例えばライブとかレコーディングとかしていたんですけど、
それだけじゃ収まらないというか、
もっと色々な音楽をやりたいと感じたんですね。
そのときにアートや美術の様式というか、
フレームが僕にとってちょうど良くて、
美術の展覧会でも音楽として発表していこう!っていう風になっていきました。

亀田:
アートに音楽を重ねていく喜びみたいなものを感じたんですね。

蓮沼:
そうですね。刺激的だし、作り終わった後に達成感があるというか。
ライブを一生懸命やって汗をかくとか、
根詰めてスタジオにこもってレコーディングするとか、
そういうのあるじゃないですか。
それと同じような感じで展覧会をするときに、
違う新しいパッションや集中できる要素があるんですよね。

亀田:
なるほど。
では、そんな蓮沼さんのアートを意識した楽曲の中からひとつ、
今日は聴かせていただけますか?
というか、僕がリクエストしてもいいですか?(笑)

蓮沼:
はい、もちろんです!

亀田:
はい、これは素晴らしい曲で、
僕はこの曲を聴いて自分が広がっていくイメージを受けました。
ということで聴いてください。

M. Niagara Shower 311 / 蓮沼執太

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516PjYykqjL._SS500.jpg

亀田:
アートを作る、音楽を作る、っていうのは
意識的に違いあるんですか?
それとも同じものに乗っかっているんですか?

蓮沼:
やっぱり違うところもあれば同じところもあるっていう感じです。
僕の場合は、そもそもアートと音楽を分けていなくて、
音楽の延長としてアートがあるという感じなんですね。
なので、同じような意識でやっているんですけども、
どうしても展覧会っていう風になると、実際に作品を作って設置するとか、
展覧会は空間を使ったインスタレーションも多いので、
空間を見て、感じて、「ああいう作品を作ろう」という風に想像するので、
具体的な違いは当然あるんですけどね。

亀田:
僕もインスタレーションの場所が好きで行ったりするんですけど、
そこで流れている音楽を聴くと、やっぱり電子音楽って似合いますよね。
これは何でだろう?って考えてみたんです。
電子音楽ってやっぱり、
今までには無い楽器や音をイメージして作るじゃないですか。
そのプロセスが、もしかしたらインスタレーションや
アートでモノを作り上げていくっていうことと
非常にオーバーラップするのかなって思ったんです。

蓮沼:
そうかもしれないですね。
電子音楽って実は手作業で波形をいじっていくんですよね。
粘土みたいにいじって作っていくので、とても人工的なプロセスなんですけど、
割とハンドメイド感があるんですよね。
その感じって彫刻作品みたいな感じで、
美術館のスペースにはすごく合う気がしますね。

亀田:
瞬間的に電子音にフィルターをかけたり飛ばしたりするように、
アートでも瞬間的に行うものってあるじゃないですか。
そういう即興性みたいなものもお互い呼び合っているような感じがして、
相性が良いのかなと思います。

蓮沼:
そうですね、シンクロすると思います。

亀田:
このフィールドとポップ・ミュージックはどれくらい重なっていくんだろう?

蓮沼:
うーん、難しいー!(笑)
僕が考えるに、現代は色んなアートと音楽があって良い気がするんですね。
なので、時には一緒にやっていたりとか、
時には水と油のように反対方向にいっているっていうのも
現象としてはすごく面白いし。
せっかく生きているなら色々体験したいなと思います。

亀田:
なるほど。
生きているならば体験できるっていう場を与えてくれるのが
アートと音楽の素敵な関係なのかもしれませんね。

蓮沼:
亀田さんのそういうアプローチも聞いてみたいなあ。
体験したいなあとか思っちゃいます!

亀田:
蓮沼さんにそう言われると、まんざらでもなくなって来ましたよ!(笑)
そんな蓮沼さんの今後の活動予定などあれば聞かせてください。

蓮沼:
来年の話ですが、
1月4日(水)から6日(金)まで森山未来くんとダンス公演がありまして、
それの音楽と演奏で僕が出演します。
横浜赤レンガ倉庫1号館で行います。

亀田:
これは蓮沼さんもステージ上に立たれるんですか?

蓮沼:
そうですね。
これは再演なんですけど、今年も未来くんたちと一緒に出ました。
ステージに出たり、出なかったり。
あとライブのダンスに合わせてライブで演奏したりもします。

亀田:
素晴らしい!
即興性とかもあったりするんですか?

蓮沼:
あります!

亀田:
かっこいい!素敵です!

蓮沼:
「JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ」という作品で、
太宰治の「駈込み訴え」を題材にしたものです。

亀田:
ああ!僕、太宰さんは好きで読んでいたのでわかります!
小説が大好きなので、舞台も見てみたいです!

蓮沼:
森山未来くん、エラ・ホチルドさんと僕が出演しますので、是非いらしてください。

亀田:
はい!
というわけで、今日は蓮沼執太さんをお迎えして、
「アートを奏でる音楽家たち」というテーマでお話を伺いました。
蓮沼さん、どうもありがとうございました!

蓮沼:
ありがとうございました!

【蓮沼執太】

20161107_fm.jpg

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:52 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月02日

亀田ロードショー「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第891回目のテーマは…

亀田ロードショー「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、
「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」を
ご紹介しましょう。
この映画は、今年の3月に公開され、
9月にDVD、BLU-RAYも発売中です。

20161102_fm1.jpg

「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」。
この映画は、U2、レディー・ガガ、ローリング・ストーンズ、
マドンナ、デヴィット・ボウイら世界のトップ・アーティスト達が
絶大な信頼を寄せる、エンタテイメント界のカリスマ、
アーサー・フォーゲルを通じて
音楽業界の過去と現在、その進化を追いかけながら、
音楽業界の内側を赤裸裸に描いた
音楽ドキュメンタリーです。

「アーサー・フォーゲル」その名前を
初めて聞いたという人も多いでしょう。
恥ずかしながら、僕もこの映画に出会って
その存在を知りました。

アーサーの名前を知らなくても、
彼が会長をつとめる「ライブ・ネイション」という
会社の名前なら聞いたことがあるかもしれません。

マドンナには「不可能を可能にする人物」として、
ボノには「業界で最もビジネスをしやすい人物」として、
さらにスティングには

「ミュージシャンをビジネスの<コマ>ではなく、
きちんとアーティストとして扱ってくれる
ミュージシャンでありビジネスマン」

として高い信頼を得ているアーサー。


アーサー・フォーゲルは、カナダのオタワで育ちました。
その後、トロントに移住し、ドラマーとしてバンドで活動。
(ここが重要!)
ツアー中に出逢ったプロモーターに認められ、
80年代からはプロモーターとして活動。

インターネットの影響で大きく変化していく音楽業界で、
「最も稼げるのは世界ツアー」
という常識が定着する中、
数々の世界ツアーのプロモートとプロデュースを手がけ、
1公演あたり大きな利益をもたらす大規模ツアー
いわゆるスタジアム・ツアーを仕掛けることによって、
音楽だけでなく、様々な形での商品化を通して
巨大な収益をアーティストにもたらしました。

2000年代からは、U2、スティング、マドンナ、
ラッシュのツアーを手がけて大成功をおさめ、
15年以上に渡る関係を築き上げています。

またデヴィッド・ボウイとの長い友情関係でも知られ、
過去25年に渡りツアーのプロモーターを務めています。
さらに近年ではレディー・ガガの世界ツアーでも
大成功に導いたのも彼の功績です。

それではここで、1曲お送りした後、
映画の見どころ、そしてアーサー・フォーゲルの魅力について
お話ししましょう。

M. ロクサーヌ / POLICE

20161102_fm3.jpg

2007年のポリスの再結成は、
アーサー・フォ-ゲルなしではあり得ませんでした。
お互い顔をみるのも嫌なくらいになった、
犬猿の仲の3人を再結成へと向かわせたのは、
駆け出しの頃のポリスを、カナダのライブハウスで応援した
若き日のアーサー・フォーゲルが、
声をかけて再び3人をまとめたからです。

「3人は、再結成?そんなの今更ないよ!」
とたかをくくっていましたが、
アーサーのプロモートする再結成ライブツアーのチケットが、
秒殺で完売した時に、
「これは、僕たち頑張らなくては!」
と勇気をもらったそうです。

-----------------------

アーティストのやりたいステージ、やりたい演出を、
つまりアーティストの「夢」を親身になって
必ず叶える、粘り強い共同プロデューサーとしての姿勢です。
そんな理解者がいてくれたとしたら、
アーティストにとってこんなに心強いことはありません。

さらに、U2のボノは
「アーサーは、決して踏ん反り返って人の話をきくようなタイプではない」
と言っています。
自らバンドのドラマーとしての経験があるアーサーは、
アーティストやミュージシャンの気持ち
(特に裏方の気持ち)を、本能的にわかって対応するのです。
U2の密着シーンでも、ボノやエッジだけでなく、
アダムやラリーにもフランクに語りかける
アーサーの姿はちょっと感動的です。

そして、アーサーは、
アーティストのどんなに突拍子もないアイディアにも
「No」と言わないと言っています。
「あの、曲の途中で風船500個飛ばしたい」
と当日アーティストが言い出したりします。
普通は、「できない!」と答える
しかしアーサーは違います。
「5分考えて結論を出す」と言っています。
その間に、あらゆるネットワークを使って、
風船を500個調達する方法を段取ってしますのです。
仕事がデキルとは、まさにこういうことですね。

さらに、アーサーにとって、
「お金はあとからついてくる。」ものだそうです。
「まずはコンサートをどれだけ夢のあるものにするか?」
だけを考え、「予算ありき」という常識をとっぱらったところから、
アイディアを練るというのですから、
当然圧倒的なスケールのライブショーが生まれるわけです。
それを、また見たいと思うお客さんがチケットを買う。
こうやって、ポジティブスパイラルが生まれていくのです。

-----------------------

こうやってみると、僕の仕事音楽プロデューサーと、
アーサーの仕事プロモーターには共通点が見えてきます。

それはとても単純なこと。
「アーティストの夢を叶えるために、
最も良い方法を瞬時に見つけ出していく。」
ということの繰り返しななのです。
僕は、この映画から勇気をもらいました。

時代はストリーミング!CDはもう古い!音楽はタダの時代!
音楽業界は、今、まさに、転換期にきています。
だからこそ、コンサートで稼ぐ時代が到来した…
多くの人が口をそろえこう唱えるでしょう。

ところが、僕は、日本が、アーサーが作り上げた
世界のショービジネスの「仕組み」、
つまりハードの仕組みだけを
後追いで輸入しているところが気になります。
たとえば「コンサートで稼ぐ時代」は正しいとして、
日本には、アーサー・フォーゲルのような、情熱的で、
献身的で、音楽的で、ジャンルを越えて国を越えて
リーダーシップを取れる人がどれだけいるでしょうか?
ともすると、日本は形式というハードを固めていくばかりで、
肝心の「人」や「音楽そのもの」という
ソフトの重要性を忘れているような気がします。
アメリカの音楽ビジネスは、アーサー・フォーゲルという一人の人間が
「音楽のために戦い、アーティストを守る」という「思い」で、
音楽業界の危機をチャンスに転換させたのです。

映画、「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」
レディー・ガガ、マドンナ、ローリング・ストーンズ、
U2、ポリス、デヴィッド・ボウイ、ラッシュ、
トップアーティストのインタビューで見せる、
アーティストの素顔、本音がとても純粋で感動的です。

そして、何事も続けているからこそなし得るという
人生の基本にあらためて気がつくことができる素晴らしいドキュメントです。

「FM KAMEDA」、今日は、今年の3月に公開され、
9月にDVD、BLU-RAYも発売になった
映画「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」を紹介しました。

20161102_fm2.jpg

【アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日、11月3日は、ホリデースペシャルのため、お休みです。
来週月曜日は…「蓮沼執太さん」をゲストにお迎えしてお送りします。

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2016年11月01日

亀田コーヒー 〜紅茶ソングとロックの関係〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第890回目のテーマは…

亀田コーヒー 〜紅茶ソングとロックの関係〜

====================

亀田:
「いらっしゃいませ コーヒー、一筋!!
亀田コーヒーへようこそ。
お好きな席に、どうぞ。
あ、良かったらカウンターへ…。

ご注文は何にしましょうか?
…あれ、お客さん、初めての顔だけど、私の長年の勘から、
かなりのコーヒー通と見ました。
実は、最近、良い豆が手に入りましてね、
ブルーマウンテンの…」

謎のお客:
『「アールグレイ」をいただこうか…』

亀田:
「え?」

謎のお客『「アールグレイ」をいただこうか…』

亀田:
「(心の声)ア…、アールグレイ??紅茶??え〜コーヒーちゃうや〜ん!!」

------------------

はい、まさかの「亀田コーヒー」で今日は「紅茶」を注文されてしまいました。
恒例企画「亀田コーヒー」ですが、今日11月1日は「紅茶の日」ということで、
「紅茶ソング」、特にイギリスミュージシャンと「紅茶」 について考えたいと思います。

イギリスのミュージシャンは数多くの「紅茶ソング」を出しているんですよ。
こちらを聞いてください。

Paul mccartney「English tea」

イギリスを代表するアーティスト、ポールマッカートニー。
イギリス人が「tea」といえば「紅茶」のことですが、
海外に言って、カフェやレストランに行った時に、
「tea」と注文しても「どんなお茶が良いですか?」と聞き返された
ということから作った曲。

The Police「Tea in the Sahara」

「サハラ砂漠でお茶を」
ポリスのラストアルバム『シンクロニシティー』から。

The Who「Tea & Theatre」

UKを代表するバンドTHE WHOにも紅茶ソングありますね!

Led Zeppelin「Tea for one」

ツェッペリンにもこんなブルースな曲で紅茶ソングを歌ってるんですね。
ミュージカルのスタンダード「Tea for Two」から
インスパイアされたのかもしれません。

さあ、今、聴いていただいた通り、
多くのイギリスのミュージシャンが「紅茶」ソングを作っています。
それでは、一曲聴いて、イギリス人と紅茶の関係を考えてみましょう

タイトルにはTeaはつかないけど、
「Tea」=紅茶がいかに、イギリスの生活の
身近にあるものかがよーく伝わってくる曲です。

M. Dogsy's Dinner / Oasis

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ご機嫌な紅茶ソングでしょ!この歌詞を訳すと

「素敵な人生になりそうだね
君が僕の家にお茶を飲みに来てくれるのなら
3時半に君を迎えにいくよ
そしたら、二人でラザニアでも食べようよ」

イギリスでは、二人のデートもお茶を飲むことからはじまるのです。

イギリス人にとって「紅茶」とはどんなものなのでしょうか?

イギリス人にとって、紅茶は切っても切れないもの。
1日の中で本当に多くの紅茶を飲むタイミングがあります。

<アーリーモーニングティー>
<ブレックファストティー>
<イレブンジズ (11時に楽しむ紅茶)>
<ランチティー>
<ミッディ・ティーブレーク>午後4時に飲む紅茶 ショートブレッドとミルクティーを楽しむ
<アフタヌーンティー>こちらは同じ午後4時に飲むお茶ですが、休日や来客時に飲む紅茶。
<ハイティー>午後5時頃から夕食と一緒にいただく紅茶。
<ファイブオクロック>軽食の場合はこの言い方になるそうです。
<アフターディナーティー>
<ナイトキャップティー>就寝前の紅茶。

もちろん、みんなが全部のタイミングで飲む訳ではありませんが、
こんなにたくさんあったら、もう習慣ですね。

セックスピストルズのジョニーロットンも
1日に20杯は飲むとインタビューで語っていました。

僕の持っているビートルズ本には、
ビートルズのメンバーが、いつもレコーディング中に
紅茶を飲んでいる写真が載っています。
ビートルズといえば、先日見た映画「Eight Days a Week」で、
人気が沸騰し忙しすぎる毎日をすごすビートルズが、
「これじゃ、紅茶を飲む暇もない!」と
本音を漏らすシーンがあります。
ほんとうに、生活の一部なんですね。

イギリス人にとって「お茶を飲む時間」は、
自分らしさを取り戻す時間なのかもしれません。
そして、さまざまなタイミングで「紅茶」を飲む。
ティーブレイクは
まさに、音楽でいう休符のよう…

ちなみに、イギリスでは、スタジオの
アシスタントのことを「ティー・ボーイ」と呼びます。
そう、録音ボタンを押す前に、
まずは紅茶を淹れる係からはじまるんですね。

こうやって考えると、UKの音楽は「紅茶」が
作っていると言っても過言ではないかも!?

数々の音楽を彩る紅茶。
みんさんも、Teaブレイクで、ほっとひといきされてはいかがですか?

お相手は、おいしいも紅茶もお出しする
「亀田コーヒー」のマスター亀田誠治でした。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、亀田ロードショー!お楽しみに!

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2016年10月31日

The Road To THE BASS DAY 〜「ベースの日」への道 番外編!〜ベース川柳 5・7・5

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第889回目のテーマは…

The Road To THE BASS DAY 〜「ベースの日」への道 番外編!〜ベース川柳 5・7・5

====================

「ベースという楽器をもっと広く知っていただこう、
その魅力に気づいてほしい!」

そんな思いを込め、2014年、皆さんご協力の元、
クラウドファンディングサービス
「J-CROWD MUSIC」を通じて制定された
「11月11日 ベースの日」
昨年に引き続き、今年の11月11日(金曜日)も、
さらに「ベースの日」を盛り上げるべく、赤坂BLITZ、
目黒BLUES ALLEY JAPAN、ブルーノート東京の都内3か所で、
ベースを主役にした多彩なライブ・イベントを開催します。

そう! 気がつけば「ベースの日」まで、あと11日!
そこで今日の「FM KAMEDA」では、
「ベースの日への道」 番外編!として、
こんな企画をおこないます!

題して…『ベース川柳 5・7・5!』

この1年で、ずいぶん「ベース」という楽器への理解が
みなさんから得られたとは思いますが…
まだまだ「ギターとベースの差がわからない」
「なんで、ソロをとらないの?」
「ライブで音がよく聞こえない」など、
たま〜に悲しい思いをしているベーシスト達。

というわけで、今日は、ベーシストの方に
「ベースにまつわる5・7・5」といったお題で、
川柳を考えてもらいました!
ベーシスト達が詠んだ、ベースについての喜怒哀楽、
たっぷりお楽しみください。

-----------------------------

まずは、この方!
KANA-BOONの飯田くん!

「何弾くの? ベースと答えど 分かられず」

ベースあるあるですね。

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続いては、こちら!
夜の本気ダンスのマイケルさん

「お立ち台 立てど目線は ボーカルに」

お立ち台に上がっても、誰も自分をみていなくて、
目線がボーカルに行っているときのあの「悲しさ」!

-----------------------------

続いては、超絶テクニックを誇るベーシスト、
IKUOさんの575!

「ミストーン グリッサンドで ごまかせた」

グリッサンドは音をくぎることなく滑らせて動かす奏法。
超絶テクのIKUOさんだからできるリカバーです!

-----------------------------

続いては、女性ベーシスト行ってみましょう!
J-WAVEでは、番組ナビゲーターとしても活躍中。
Gacharic SpinのFチョッパーKOGAさんの作品です。

「支えるか 派手にいくかは 自分次第」

コガさん深いですね。
ていうか、女性の情念を感じるようなべーす魂を
受け取りました。

-----------------------------

次は、グッドモーニングアメリカのベース、たなしん!

「呼ばれたい 職人よりも ヘンタイと」

大丈夫!タナシンさん、もうクリアしてますよ!

-----------------------------

どんどんいくよ!続いては、たくさん送ってくれました、
パスピエのベース 露崎義邦さん。

「無理をして 和音を弾いて 却下され」
「間違えた? 分数コードにしたまでだ」

露崎さん、ベースで積極的にバンドのサウンドに貢献しているんだなぁ。

M. 永すぎた春 / パスピエ

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日は、"ベース"という楽器にまつわる喜怒哀楽を575でベーシストが表現!
「ベース川柳5・7・5」をお送りしています。

後半戦も、どんどんいきましょう!

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まずはフレットレスベースでお馴染み! 織原良次さん。

「フットレスト フレットレスに 空目がち」

ベースに人生かけてる人の日常の一コマ

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04 Limited Sazabysのボーカル&ベース、GENさん。

「心臓と 子宮に響け 低い音」

ベーシストの魂の叫び、というかスローガンですね。

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さて、次は大御所!
桜井哲夫さんからもいただきました!

「低音が 良ければ女子の 腰揺れる」

ちょっと!櫻井パイセン!あんなに超絶テクなベース弾きながら
そんなこと考えていたんですすか?

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次も大御所!っていうか…まさかのマーカス・ミラーさんから!(575じゃないけど…)

「Lots of people ask me why I chose the bass instead of the guitar. They feel like the guitar is the more obvious choice. But where I grew up (in NYC)  the BASS was the cool instrument and the coolest guys played the bass.
The girls could dance to the bass, they couldn't dance to the guitar!」

「女の子はギターじゃ腰をふらない。ベースじゃなきゃだめなんだ。」
てな感じでしょうか!
「ニューヨークでは、ベースが一番koolな楽器で、イケてるやつはBassを選ぶんだ」
とも言っています。

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そして、僕、亀田誠治からも…

「ベースの日 ニューヨークでも やりたいな」

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さて 「ベース川柳5・7・5」。
続いてが最後のエントリー。
Suchmosのベーシスト、HSUさん。

「伸ばしたら ぎりぎりで切る 楽しいよ」
※補足:ベースは音価がとても自由自在な楽器なので、その楽しさを伝えたい川柳です。

音の長さで、重いグルーブにも、軽快なグルーブにもなる!
Suchmosのあの、グルーヴィーなサウンドは、
スーさんの、ベースが生み出しているんですね。

-----------------------------

みなさん、ベースという楽器に少し親近感を持っていただけたでしょうか?

今回参加いただいたベーシストの皆さん、ありがとうございました!
いただいた「ベース5・7・5」は、「ベースの日」のウェブサイト、
そしてFM KAMEDAのウェブサイトにも掲載させていただきます。

-----------------------------

いよいよ迫って来た11月11日、「ベースの日」。
今年は赤坂ブリッツで行われる「"THE BASS DAY" LIVE 2016 」をはじめ
都内3か所で、ベースが主役のスペシャルライブが開催されます。
みなさんも11月11日は"低音の魅力"にハマってみてはいかがでしょうか?

【ベースの日】

日本を代表するベーシストの、
亀田誠治、KenKen(RIZE、Dragon Ash、LIFE IS GROOVE…)、
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、ミト(クラムボン)が、
それぞれジャンルレスにセッション相手を迎え、
一期一会のパフォーマンスを展開するライブ・イベント、今年も開催!

baseday2.jpg

詳しくはこちら→【J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016】

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STAFF| 15:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月27日

学園祭へGo<早稲田祭2016>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第888回目のテーマは…

学園祭へGo<早稲田祭2016>

====================

亀田:今日は、10月27日。10月も、もう後半です!各大学などでは、まさに今ぐらいから11月にかけて本格的な学園祭シーズンに突入します!毎年、様々な学校が思考を凝らし、面白い学園祭を行っていますが、今回は、中でも毎年、大注目される早稲田祭にフォーカスしたいと思います。ということで、スタジオには、「早稲田祭2016」運営スタッフ代表の久保田さん、そして、広報担当 岡野さん、そしてテーマソング担当の里村さんにお越し頂きました!

3人:宜しくお願いします。

亀田:宜しくお願い致します。フレッシュですね大学3年生!早稲田は僕も母校ですからね。

3人:はい。存じ上げております。

亀田:今日はOBとして僕も張り切っていきたいと思います。改めまして、運営スタッフ代表の久保田さん、今年の「早稲田祭 2016」はどんな感じになりそうですか?

久保田:今絶賛準備中でございまして、11月5日(土)6日(日)に開催予定です。

亀田:また良い日だねこれ。11月の頭!

久保田:そして、企画数(出し物)がなんと450企画!只今準備しています。来場者数は約16万人を見込んでおりまして…

亀田:2日間で16万人?すごいですね。これ巨大フェスよりも人数集めてるよ!今年のテーマはあるんですか?

久保田:キャッチコピーとして「今こそ、挑戦の時。」という言葉を掲げています。

亀田:初々しい!こういうの好きです僕。

久保田:ありがとうございます!説明させていただくと、早稲田ってよくカオスとか、多様性があるって言われると思うんです。何もしていないと平凡だと言われると思うんですけど、挑戦してみんな色んなことをやっているからこそ、多様性があるとか、カオスだと言われると思って、そういった"挑戦"が一堂に会する場を「早稲田祭 2016
にしたいと思ってこのテーマにしました。

亀田:なるほど。ちょっと深い想いがあるんだね。そのテーマに基づいて11月5日と6日に行われる延16万人を動員する早稲田祭、それをみんなに知らしめていく広報担当の岡野さんは、広報としてはどういうやり方で人々に伝えていくんですか?

岡野:最近は公式サイトだったりSNSやYOUTUBEなどインターネットの媒体が充実していて無料で使えるので、学生として積極的に利用させていただいてます。

亀田:そういった広報をするスタッフは何人もいるんですか?

岡野:そうですね。公式サイトだったらウェブ専門のスタッフがいて、その人たちが1年間かけて準備をしたり、それぞれ担当に分かれてやっています。

亀田:ちなみに僕らの時代はインターネットもパソコンもなんにもなかったので、張り紙オンリーだったね!紙が配られる時代でしたよ。そして早稲田祭、音楽を使った盛り上げはどんな感じになっていくんだろう?

久保田:結構音楽と密接に関わらせていただいておりまして、いわゆる早大生がライブ企画を行うというのも1号館7号館学生会館といった建物でそこに集結している企画などをやっていまして、他にも先ほど話したキャッチコピーを基にしたテーマソングをつくって早稲田祭を音楽で盛り上げています。

亀田:なるほど。ライブとか実際にやるイベントとテーマソングもつくって、音楽がこの早稲田祭の中には軸にあるんですね。

久保田:そうですね。ジャズ、民族音楽やJ-POPなど幅広い音楽を早稲田祭では取り上げさせていただいています。

亀田:学園祭に行くと、いわゆる学生さんたちがやっているサークルだったりバンドのライブと、プロの方が来てやるライブがあるじゃないですか、これはどんな感じで集まってくるんですか?

久保田:これは早稲田祭の魅力だと思っているんですが、まず学生たちで行われる企画は、学生たちが自分でお金を出して自主努力で行っておりまして、プロのアーティストさんたちを呼ぶときも同じで我々運営スタッフとか大学は1円もお金を出していないので、サークルさんたちが自分たちでお金を集めて自分たちでアーティストさんに企画の説明をしてブッキングをしています。

亀田:なるほど。じゃあお金はチケット代で還元するんだ?

久保田:そうなんですけど団体さんによってはチケット代もいただかないんです。もう本当にこういう企画がやりたくて多くの人に見ていただきたいからチケット代は取りません!という方もいるので、お金とかは抜きにモチベーションを持ってやっている学生が早稲田にはいます。

亀田:アツいですね。早稲田アツい!ということで今年の早稲田祭2016にはこのアーティストの方もこられるそうです。井上苑子で「だいすき。」今年の早稲田祭に歌いに来てくれるそうです。

------------------

亀田:BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、今日は、「学園祭へGO」、ということで、注目の「早稲田祭2016
にフォーカスしています!さて、テーマソング担当の里村さん!今年の早稲田祭のテーマソングが決定したということですが、何というアーテイストですか?

里村:早大生を中心としたバンドのPLUS ONEさんの「スタートライン」という曲になります。大体「早稲田祭 2016
のキャッチコピーの「今こそ、挑戦の時。」とかテーマカラーの"蒼"というところから爽やかさや力強さのインスピレーションを基に、早大生から楽曲を募集し、今年もたくさんの応募があって、その中からPLUS ONEさんの「スタートライン」になりました。

亀田:これは「今こそ、挑戦の時。」というキャッチコピーとかテーマカラーの"蒼"などをお伝えして書いてもらうの?

里村:はい。サイトの方にそういうことが載っていて、それを基にみなさんに楽曲をつくってもらいました。

亀田:すごい!僕らのプロの発注書よりも厳しい!ハードルの高い注文ですね!そしてこれをどうやって選考するんですか?

里村:今年は12曲集まって、その中から「早稲田祭 2016
運営スタッフの中で、まず1次選考、テーマに合っているかという形で選考して、楽曲のクオリティも見つつ4曲に絞りました。今度はその4曲を公式サイトに載せて外部の人も含めた投票を行った上で選ばれました。今年だったら総得票数7104票集まったうちで「スタートライン」が2709票獲得して1位に選ばれました。

亀田:でもこのオーディションシステムはもう一般的な社会で僕らがやっているような、選考のやり方と全く同じだね。

里村:1曲1曲みんなで聴いて、これはこの部分がテーマに沿っていないね…などと見つつ聴きつつ。

亀田:これは素晴らしい経験になりますね。じゃあその今年のテーマソング、PLUS ONEの「スタートライン」を聴かせていただけますでしょうか。

M. スタートライン / PLUS ONE

亀田:すごい!キャッチコピーの「今こそ、挑戦の時。」も歌詞に入ってる!これすごいね!しかも夜から朝になるとかちゃんと曲のイメージも蒼だし!やりますな〜。PLUS ONEさんやり手ですよ。

里村:すごい研究してきたってPLUS ONEさん自身もおっしゃっていました。

亀田:でも面白いね早稲田祭。すごく音楽が中心にあるし、やっぱり運営スタッフのアツい想いであったりが伝わってきます。今みなさんが経験されているということが多分どんな仕事をやるときにも、結局は人と人を繋げていって人に伝えていくっていうことは共通することなので、それを早稲田祭という場で経験できてるみんながとても羨ましく思います。

3人:ありがとうございます。

亀田:ということで、改めて最後に「早稲田祭 2016」
のPRをしてください。

久保田:「早稲田祭 2016
は、普段は違うフィールドで活躍している早大生たちが一堂に会する唯一にして最大の早稲田文化の祭典です。どれひとつとして同じ企画はありません。きっとあなたの心を揺さぶる企画が、挑戦があるはずです。早大生たちの挑戦に出会いに是非11月5日、6日の「早稲田祭 2016
にご来場ください!

亀田:どうもありがとう。皆さん頑張ってください!今日はありがとうございました。

3人:ありがとうございました。

【早稲田祭2016】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週月曜日は、「ベース川柳575」をお届けします。
お楽しみに!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 14:21 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月26日

読書の秋〜ライナーノーツを読もう!<GUEST : 吉岡正晴>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第887回目のテーマは…

読書の秋〜ライナーノーツを読もう!<GUEST : 吉岡正晴>

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亀田:読書の秋です。みなさんもたくさんの本を読んでいるでしょうが、その中に、ライナーノーツを加えてみてはいかがでしょうか?と、言う事で、きょうのFM KAMEDAはゲストに、数多くのライナーノーツを手がける、音楽評論家で翻訳家、そしてDJの吉岡正晴さんをお迎えしました。こんにちは!

吉岡:こんにちは。吉岡正晴です。

亀田:吉岡さんさっそくですけど、まず、このご時世、もしかすると、ライナーノーツを知らないリスナーの方もいるかもしれないので、吉岡さんからライナーノーツって何か、教えてもらえますか?

吉岡:ライナーノーツというのは、レコードやCDについている解説書。あるいは、そのアルバムに誰が入っていて、ミュージシャンが誰か書いてある文章、それがライナーノーツです。だけど最近、僕らがレコードを買いだした頃は必ずレコードを買ってライナーノーツを読んで、そのアーティストがどんなこと考えているのかとか、このアルバムはどんなアルバムなのかを文字で読んだりしていました。

亀田:僕もレコード、CD世代なので本当にライナーノーツにお世話になったんです。ライナーノーツから知り得る知識、情報。しかも今聴いている音楽のアーティストのバックグラウンドやルーツが見えてきたり。そこから今度はミュージシャンやプロデューサーの音楽絵巻が見えてきて、本当に僕らにとってみればライナーノーツは教科書だったんですよね。

吉岡:僕もそうでした。だってそれしか情報がなかった。

亀田:しかもあれは1回買うと更新されないので、何回も読んで暗記できちゃうんですよね!歴史の教科書みたいにね!いつからライナーノーツを手がけるようになったんですか?

吉岡:僕が1番最初に書いたライナーノーツは、1975年のMajor Harrisの「My Way」っていうアルバム。「Love Won't Let Me Wait」という非常にセクシーな曲が入ったアルバムで、当時ワーナー・パイオニアというところから出て、アトランティックレーベルだったんですが、元デルフォニックスのリードシンガーだったMajor Harrisの「Love Won't Let Me Wait
が入った「My Way」というアルバムが初ライナーでした。

亀田:そして、吉岡さんのライナーノーツと言えば、冒頭で必ず言う名文句があるじゃないですか。言っていただいてもいいですか?

吉岡:「今度あなたのCDライブラリーに加わることになった一枚のCD・アルバムをご紹介します」これです。

亀田:かっこいい〜!これに引き込まれて、名前は大抵下に書かれているんだけど、あっ吉岡さんが書かれているんだなってここで分かるんですよ!本当にお世話になりました!

吉岡:恐縮です。

亀田:でもこれってどういうきっかけで生まれたんですか?

吉岡:これは75年最初に書いたアルバムから使っているんですけど、小学校の時の国語の藤本先生が「文章というのは書き出しが大事なんだ!書き出しがすべてなんだ!」と教わったんです。それで、ライナーノーツの依頼が初めてきたときに、書き出しが大事なんだと思って、なにかフォーマットを作ったほうがいいのではないかと思いついて、毎回それで始めようと決めたんです。だから、そのときの国語の先生のおかげですよね。

亀田:これを約41年貫かれたんですね。では、吉岡さんが数多くてがけたライナーノーツの中から、1曲お届けしたいと思うのですが、今日は吉岡さんの選曲で是非宜しくお願いします。

吉岡:Kashifというニューヨークのサウンドメーカー、プロデューサーがいるんですが、彼が出した「Love Changes
というアルバムがあって当時出たときに僕がライナーを書いたのですが、そのアルバムを引っ張り出してきました。個人的にもすごく仲良くなってて彼の死去というのは大ショックでした。

亀田:本当に数日前にお亡くなりになって。

吉岡:そうなんです。まだ59歳とかで60歳前なんですよ。これからまだまだというところだったので、その彼にトリビュートを込める意味でしかも僕が1枚ライナー書いたのでそのアルバムから1曲紹介したいと思います。

M. Love Changes / Kashif duet with Meli'sa Morgan

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/5147rUtJPdL.jpg

亀田:さあ「FM KAMEDA」、今日は、ゲストに、数多くのライナーノーツを手がける、音楽評論家で翻訳家、そしてDJの吉岡正晴さんをお迎えしています。サブスクリプションなどの配信の影響でライナーノーツを目にする機会が減ってきていますが、このような状況を吉岡さんはどのように考えていますか?

吉岡:やっぱりライナーノーツって、そのアーティストについての情報が凝縮されている読み物なので、そのアーティストが今までなにを聴いてきたかとか、そのアーティストのルーツはなんだとかっていうことは、ライナーノーツから読むことが凄く多かったですよね。それでそのアーティストが昔、だれだれを聴いていたと言ったらだれだれのCDを買ったり、昔への繋がりができていたんですよ。なんですけど、今は配信とか1曲買いだけして解説がないとそういう繋がりが途切れてしまう気がするんですよね。だから、是非そういうのを読んで歴史的なもの、そして俯瞰してそのアーティストがどういう位置にいるのか理解するのは音楽を楽しむ上で重要だと思います。

亀田:今そういう活動を吉岡さんはSNSやブログなどいろんな形で行われていますよね。そういった意味ではこのライナーノーツだけではなく、吉岡さんがなさっている役割というのは音楽全般にわたる信用できる案内人。掲示板のような。なにか分からないことがあればあそこの掲示板を見に行こう!みたいな。そんな感じがします。過去の音楽を今のみんなに伝えて、今の音楽を未来に残していくっていう本当に重要なポジションにいらっしゃると思うんです。

吉岡:ありがとうございます。頑張ります。

亀田:ということでたくさんの音楽ファンがきっと知らず知らずの内に、吉岡チルドレン、またはライナーノーツチルドレンになっているのではないかなと思います。最後にお知らせがあるそうなのですが。

吉岡:実は、10月28(金)、29日(土)、東京ドームシティホールで「BEST HIT 80'S meets SYMPHONY
が開催されます。これは日本のソウルバンドと40名以上のオーケストラが合体した夢のような共演みたいなライブ。それで80'sのヒット曲をゴージャスアレンジで聴かせるというイベントなんです!ここにスペシャルゲストでJODY WATLEYとSHEENA EASTONが登場して。MCには小林克也さんをお迎えします。

亀田:BEST HIT USA世代にはもう堪らん企画ですね。

吉岡:ファンキーなバンドとフルオーケストラで80'sの洋楽HITを聴こうというイベントをお手伝いしているので、是非皆さんに来ていただきたい。

亀田:こちら見逃せませんね!「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今日は読書の秋!ライナーノーツを読もうということで音楽評論家で翻訳家、DJの吉岡正晴さんをお迎えしてお送りしました。ありがとうございました。

吉岡:ありがとうございました。

【吉岡正晴】
10月28、29日、東京ドームシティホールで
BEST HIT 80'S meets SYMPHONYが開催されます。
80年代のベストヒットをオーケストラのゴージャスアレンジで!
JODY WATLEY、SHEENA EASTON、MCは小林克也さん

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、学園祭へGOと題して
早稲田祭運営委員の学生さんをお迎えします。お楽しみに。

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2016年10月25日

偉大なるソングライター、ロッド・テンパートン

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第886回目のテーマは…

偉大なるソングライター、ロッド・テンパートン

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先日、また、偉大なる音楽家の訃報が音楽ファンの間を駆け巡りました。
マイケル・ジャクソンの一連の大ヒット曲の他、
数々のソウル、ディスコ・ナンバーを書いた
ソングライター、そしてプロデューサーの
ロッド・テンパートンがお亡くなりになりました。

アメリカのソウル、ディスコ・ナンバーを
数多く手がけているのでアメリカ人かと思いきや
「イギリス生まれ」のロッド・テンパートン。
学生時代にバンドでドラムやキーボードを担当した後、
ヒートウェイブというバンドに所属。
自らのペンによる「BOOGIE NIGHTS」
「GROOVE LINE」「ALWAYS&FOREVER」などで
バンドをヒットに導き、優れたソングライティング能力を発揮。
特にHEAT WAVEを代表する、大ヒット曲「Boogie Nights」は、
当時リアルタイムで小学校6年生の亀田少年の元気ソング!!!
この曲のおかげで僕は、Boogieな気持ちを発散することが出来、
グレずにすみました!

ファンクとジャズとポップが見事なまでに融合したHEAT WAVEの活躍で、
その才能が認められクインシー・ジョーンズのプロジェクトに参加、
数多くのアーティストの作品、
中でもマイケル・ジャクソンへの提供したヒット曲の数々は
彼の名前をさらに有名なものにしました。
「ROCK WITH YOU」「OFF THE WALL」「BABY BE MINE」
「THE LADY IN MY LIFE」 そして「THRILLER」…
マイケルの最高傑作と言われるアルバム
「OFF THE WALL」、そして「THRILLER」。
この2枚に収録された重要なヒット曲は
全てロッド・テンパートンが書いています。

そんなロッド・テンパートンがソングライターとして手掛けた楽曲、
マイケル以外のモノもいくつかピックアップしてみましょう!!

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♪RAZZAMATAZZ / QUINCY JONES (VOCAL PATTI AUSTIN)

クインシーのアルバム「THE DUDE」に収録、
ベースラインが超かっこいい!

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♪STOMP / BROTHERS JOHNSON

ディスコソングを代表する1980年のヒット曲です!
スラップベースのお手本のような曲!

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♪GIVE ME THE NIGHT / GEORGE BENSON

数多くのカバーも生んだ名曲!AORとR&Bの架け橋になった名曲!

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♪BABY COME TO ME / PATTI AUSTIN & JAMES INGRAM

クインシー門下生2人によるラブバラードのデュエット。
この時代はファンクから、AOR色の強いサウンドに変化するも、
ロッド・テンパートンの誰でも口ずさめるメロディは健在!

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このように素晴らしい功績を遺した
偉大なソングライター、ロッド・テンパートン。
その中から1曲…というのはなかなか難しいのですが
僕、亀田誠治は、この曲を選びました。

M. Thriller / Micharel Jackson

20161025_fm.jpg

「FM KAMEDA」
今日は、先日惜しくもこの世を去った偉大なるソングライター、
ロッド・テンパートンについて、僕、亀田誠治がお話ししています。

マイケルの姉、ラトーヤ・ジャクソン、
ナイル・ロジャース、マーク・ロンソンなども
彼の死を悼み、TWEETしていました。
そうなんです、ロッド・テンパートンは、
まさに70年代以降のブラックミュージックの
教科書のような存在だったのです。

そんなブラックミュージックの教科書、ロッド・テンパートン、
実は…白人だったのをご存知ですか?
しかも、アメリカ人ではなくイギリス人なんです!

ここにヒットのヒミツあり!
そんなロッド・テンパートンの書くメロディの根っこにあるのは、

ブラックミュージックを、黒人としてではなく、
イギリス人として「音楽ファン」の目線で俯瞰してみていた、
まさに、ブルーアイド・ソウルならぬ、ブルーアイド・ファンクの魂なんですね。

だから、ブラックミュージックの美味しいところと、
POPミュージックの美味しいところが
絶妙にブレンドされているのです。

ロッド・テンパートンの音楽性の幅広さを信頼したのが、
当時マイケル・ジャクソンのプロデュサーだった
クシンシー・ジョーンズだったのです。

アルバム「スリラー」を作った時、
自身の書いた33曲にベースラインやカウンターラインをつけた完璧な
デモテープを仕上げてクインシーに渡しました。
そんなロッド・テンパートンに対し
クインシーは、こういってます。

「ロッド・テンパートンは最高のパートナーだった。
常に完璧に準備し、戯言は一切口にしない。
彼は戦場で誰もがそばにいてほしいと願う強者のような存在だった。」

最高のメロディを書くソングライターとしてだけでなく、
プロフェッショナルとして、常にアーティストや
プロデューサーを支えたロッド・テンパートン。

多くのファンは、アーティストやクリエイターに、
閃きや直感で行動する、ぶっとんだキャラをイメージしがちですが、
実はロッド・テンパートンのような、
まじめで実直で、約束を守り、時間に正確で、
安定してハイクオリティーな仕事をするという、
いわゆる「職人」に、
第一線の現場はどれほど救われていることか!!!

思い出してみれば、僕は今までの人生で、
たくさんの時間をロッド・テンパートンが書いた
メロディと過ごしていることに気がつきました。
でも、浮かんでくるのは、歌っているアーティストの顔や、
ミュージックビデオ…
しかし、そのビハインド・ザ・メロディには、
まさにロッド・テンパートンがいたのです。

30年にもわたり、素晴らしいメロディを
書き続けたロッド・テンパートン。
僕も、彼のような、本当の意味での
プロフェッショナルでありたいと思っています。

ロッド・テンパートンの、
ご冥福をこころよりお祈りいたします。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日のテーマは、「ライナーノーツを読もう!」。
音楽ライターの吉岡正晴さんをお迎えしてお話をうかがいます。

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2016年10月24日

HAPPY BIRTHDAY!! 〜木村カエラさん〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第885回目のテーマは…

HAPPY BIRTHDAY!! 〜木村カエラさん〜

====================

今日、10月24日は、木村カエラさんのバースデー。
僕も、お仕事させていただいた事もあるカエラさん。
いつのまにか10年以上の活動歴を誇る、アーティストとなりました。

今日は、そんなカエラさんのこれまでを振り返りつつ
アーティストとしての魅力について、少しお話しさせていただこうと思います。

元々、モデルとして活動、その後、テレビ番組の人気MCとして
みんなの"気になる存在"となっていった木村カエラさん。
そのテレビ番組の企画としてインディーズでCDをリリースしたところ、即完売し
本格的にアーティストとして活動するようになりました。

そして2004年にリリースしたセカンドシングル「Happiness!!!」がスマッシュヒット、
その後リリースした「リルラリルハ」、そして奥田民生さんプロデュースの「BEAT」と
ヒットを続け、女性アーティストとしてのポジションをグイグイ押し上げていきました。

そんな中、2007年にリリースしたサードアルバム「SCRATCH」は
オリコンでもナンバーワンを記録。 初の日本武道館公演も行いました。
(このアルバム僕も関わらせていただいています。曲ごとにプロデューサーを立てた、
素晴らしいアルバムです!)

そして2009年にリリースになったのが大ヒット曲「Butterfly」。
親友の結婚式のために書き下ろされたこの曲は、ロングヒットとなり、
カエラさんの代表曲の一つとなりました。

その後、ご結婚、出産などを経て、
2013年には、自らのプライベートレーベル「ELA(エラ)」を立ち上げ
翌2014年には、8枚目のオリジナル・アルバム「MIETA」をリリース。
そして、つい先日、最新アルバム「PUNKY」をリリースされました。

バンドではなくソロの女性アーティストとして
音楽はモチロン、ビジュアルやセルフ・プロデュースの部分で、
こだわりを持ち、常に(ロックなマインドで)カッコよくやっているのが、
木村カエラさんの印象。

それではここで1曲お送りして、
さらに木村カエラさんの魅力についてお話ししたいと思います。
ニューアルバム「PUNKY」から…

M. 向日葵 / 木村カエラ

20161024_fm.jpg

今日の「FM KAMEDA」は
本日、バースデーを迎えた木村カエラさんの魅力、お話ししています。

カエラさんの音楽には、明確なカエラ色があります。
何色にも染まらない、凛としたカエラ色。
だから、どんなにPOPな楽曲でも、
予定調和で終わらないオルタナティブな
かっこよさがあるんです。
だから、いわゆる「ありがちなJ-POP」におさまらない。

で、どうしたら、そんな音楽ができるのかというと…
「自分のやりたい音楽を、自分の大好きなミュージシャンと一緒に作り上げる。」
という、極めてシンプルな図式なのです。
つまり、カエラさんの音楽は、
クリエイターの純粋な音楽マインドから滲み出た、純度100%のPOPミュージックです。

その姿勢に、おのずとファンも共感するんです。
「自分のやりたいことを、何者にも染まらず、思い切りやる。」
そんなカエラさんの生き様に、ファンのみんなは感動するのだと思います。

そして、奥田民生、石野卓球から、インディーズで活躍するアーティストまで
幅広いアーティストともコラボしていますが…
これは、カエラさんの方から、コラボに大物や個性派を求めていったのではなく、
大物や個性派アーティストの方から、
凛とした「カエラ色」に引き寄せられているのだと
思います。クリエイターマインドをくすぐるとでもいいましょうか?
「木村カエラ」というキャンバスで、
自分自身の作品を思い切り描きたいという気持ちでいっぱいでしょう。
その証拠に、どんなアーティストとコラボをしても、
「カエラ色」は決して薄まらず、そしてコラボした相手の持ち味も、
いい感じに引き出されています。
木村カエラ作品は、常に、クリエイター同士の相思相愛の相乗効果によって、
育まれているのです。

今回の新作「PUNKY」は、H ZETT Mが楽曲提供やプロデュースをてがけ、
くるりの岸田繁、會田茂一、蔦谷好位置なども、
超音楽的なトップクリエイターが楽曲提供に参加。
常に、自分の最高のパートナーを得て、最高の音楽を生み出している。
作品ごとに、新しい木村カエラに生まれ変わるその強い求心力に、
音楽の未来を感じます。

【木村カエラ】

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STAFF| 23:46 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月20日

女性ボーカルの魅力とは?<GUEST:山本彩>Part 2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第884回目のテーマは…

女性ボーカルの魅力とは?<GUEST:山本彩>Part 2

====================

本日もゲストにこの方をお迎えしています!


山本:山本彩です。宜しくお願いします。

亀田:はい、山本彩さんです。来週26日アルバム「Rainbow」でソロデビュー。そしてそのアルバムのプロデュースを僕が担当させていただきました。なんと実は今回収録している13曲中7曲が山本彩さんのかかれた曲なんです。彩さん自身は自分の歌や声に関してどう感じているんですか?

山本:そうですね、はじめは私こんな声じゃなかったんです。

亀田:え?どんな声だったんですか?僕はこの声になってからしか知らないんで。

山本:もっと嗄れていて、昔はお母さんにも「この子は歌はダメだな」って言われるぐらいハスキーだったんです。今よりももっと。それでレッスンしていくうちに声が変わったのか、歌い方が変わったのか、自分の中でしっくりきたのが今の形。

亀田:なるほど。活動をしていく中で変わっていったんですか?

山本:そうだと思います。昔は歌う習慣がなかったんですけど、日々こうやって歌っていくうちに自分の歌い方ができていったというか。

亀田:でもその歌い方がオリジナルになったのが良かったね。「これ誰?」って思わせる歌だし、山本彩っていうボーカリストの魅力があります。それがあったから秋元さんから連絡があったときも「是非やらせてください」って、「山本彩さんのプロデュースをしたいと思います」って言ったんだ。歌があったから。彩さんは今回7曲かいている。残りの6曲、楽曲提供してくれたのは、スガシカオくん、GLAYのTAKUROくん、そして百田留衣くん、蔦谷好位置くん、作詞に協力してくれたのはいしわたり淳治さん、そして僕も1曲提供させていただきました。そしてアルバムの後半には秋元さんからも1曲歌詞のプレゼントが届いて。スガくんとの作業はどうでした?

山本:素晴らしい楽曲の上に素晴らしい対応をしていただいたので。

亀田:びっくりしたよね、詞も曲もかいてもらっているから、ここはこのメロディって。またスガメロディでふわりとかが難しいんだよね。

山本:歌詞が良い意味でハマっていなかったりとか。

亀田:そこに対してこうやって「こうやって歌うといいよ」っていうのをスガくん本人から彩さんに「こう歌うといいよ!かっこいいよ!」って。

山本:そのおかげがあってその楽曲に凄くイメージがついたのでやりやすかったです。

亀田:僕はあんなマメなスガくんは見たことありません。あれは彩スペシャルだと思います。絶対スガくんも山本彩にはこういう歌を歌ってほしいと思ってかいたんだと思うんですよね。なのでそのこだわりが歌い方マニュアルだったり、いろんなメッセージだったりということで彩さんのところに届けられたんじゃないのかなと思うんです。じゃあそのスガくんがかいてくれた曲を今日はかけようか。

山本:そうですね。

M. メロディ / 山本彩

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亀田:今回、GLAYのTAKUROくんとかもそうだし、いろんな人とコラボしてどう思いました?そもそも秋元さん以外の歌詞を歌ったりすることが中々ないでしょ?

山本:ほとんどないですね。普段は秋元さんがかいてくださっているので、でも曲1曲にかいてくださった方の音楽感がしっかり残りつつ、それは私のイメージはこんな感じなのかなって、その人から見た自分の客観的なイメージ図がなんとなく見えた気がして凄く面白かったです。

亀田:今回は僕が声をかけたTAKUROくんなんか電話でその場で交渉して「山本彩さんがアルバム出すんだけど1曲かいてくれないか?」って言ったらTAKUROくんが電話の向こうで「さや姉ですか?やります!」ってすぐね!即断即決。

山本:その真横でドキドキしていました!

亀田:山本彩っていうボーカリストに自分の曲をどう歌わせたいかというのを多分、全員全力でぶつけてきていると思う。アルバムをつくるにつれて曲がどんどん増えていくじゃない?その中で自分的にアーティストとしてここはもっと踏み込まなければいけないとか思った瞬間はある?

山本:今回のアルバムをつくりながら凄く思いました。やっぱりNMB48というグループをやりながら、やるということに意味を持たせないといけないなと思ったので、自分が普段うちに秘めているネガティブな部分は、あまり出さないようにしていて、それを楽曲にした時に、キラキラした私を見てくださっている方がちょっと戸惑ってしまうのではないかなというのがあったんですけど、それを曲にしてこそシンガーソングライターなのかなというので、アルバムにはそういう曲も入れようと思って思い切りました。

亀田:ここはでも本当に1番最初からトライしていたよね。落ち込んでいる状況を歌詞にしてきて、メロディも曲調もそういうものが多かったりして。

山本:そうなんですよね!気がついたらそんな曲ばっかり。

亀田:もっとアッパーなやついこうかとか言うと、「いや、今こういうモードなもんで…」って割とクールな対応をされて、なんか俺が山本彩に導かれているのかというのも感じて…でも芯の強いアーティストはみんなそうですからね。はい、そして、このアルバムを引っさげてのツアーも決まっています。来月、11/2名古屋からスタートして、東京は11/8 ZeppTokyo。ファイナルは大阪で2DAYSです。ソロとしてのライブですよ。もう周りにはメンバーがいませんよ?

山本:メンバーがいないんですよね。

亀田:でもバンドのメンバーがいるよ!

山本:そうですね。いち早くその方々と打ち解けたいなと凄く思っていて、1人でのステージっていうのに本当に慣れていないので、不安なところはありますね。

亀田:僕が極上のバンドメンバーを仕込んでいますので!是非みんなとはじけて素晴らしいライブをやってきてください。

山本:ありがとうございます!

亀田:「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」山本彩さんをお迎えして、2日間お届けしました!ラジオを2人でやるとは思わなかったですね。

山本:緊張しました!ありがとうございました。

亀田:僕は楽しかったです。どうもありがとうございました。

【山本彩】

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STAFF| 22:55 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月19日

女性ボーカルの魅力とは?<GUEST:山本彩>Part 1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第883回目のテーマは…

女性ボーカルの魅力とは?<GUEST:山本彩>Part 1

====================

本日はゲストにこの方をお迎えしています!

山本:みなさんこんにちは!NMB48の山本彩です。宜しくお願いします。

亀田:はい、山本彩さんです。彩さんはNMB48のメンバーとして活躍していますが、実は来週26日、アルバム「Rainbow」でソロデビューします。そして、そのアルバムのサウンドプロデュースを僕、亀田誠治が全面的に手掛けています。というわけで今日は、シンガーソングライターへの道、そしてミュージシャンへの道、いろんな話をたくさん聞かせていただきたいと思います。山本さんはアイドルとして活躍する一方、シンガーソングライターになりたいという夢をずっと持っていたの?何年ぐらい?

山本:はい。今23歳なんですけど、「やりたいな〜」と思い始めたのは、小学校高学年とか中学生ぐらいですね。

亀田:きっかけはなんですか?

山本:きっかけは兄が始めたのと同じタイミングで自分もギターを始めて、その当時にアヴリル・ラヴィーンさんを聴いていたので将来はこんな女性シンガーソングライターになりたいなと思ったのがきっかけですね。それが多分5年生、6年生ぐらいだったと思います。

亀田:なるほど、それはライブとか見に行ったんですか?

山本:見に行きました!

亀田:その時にガツン!ときたんだ?こうなりたいって?

山本:きましたね。その時はこうなりたいというかは、純粋にかっこいいな〜と思ってどんどん曲を聴いているうちに変化していきました。

亀田:さっきも言っていたけどお兄ちゃんと一緒にギターを始めたの?

山本:タイミングこそは一緒だったんですけど、お兄ちゃんはお兄ちゃんで勝手に自分で独学でやり始めて、私は逆になにもわからない状態でギターを習いに行かせてもらいました。

亀田:習いに行っていたんだ!その時はアコースティックギター?

山本:いや、エレキギターです。

亀田:エレキギター先なんですか!?

山本:そうです。買ったのもエレキギターが最初で、そこから入りました。

亀田:それで曲作りはいつから始めたの?

山本:曲作りを始めたのは中学校2年生とか3年生です。習っていたところで発表会が定期的にあって、1人ずつ歌わせてもらえる機会があったんです。そういうときに1人でもできる曲って言ったら自分でつくって自分で演奏やんな〜と思って、その頃からアコースティックで歌を歌うようになりました。

亀田:ちなみにどんな曲?ラブソングだったり?

山本:あ、そうです!

亀田:僕の経験上、女子はすごく若いときからラブソングかくんですよ。"好きで好きでしょうがない"みたいなこととか。

山本:…そうですね。まさに真っ直ぐな!

亀田:そう?超真っ直ぐな曲を中学生の頃から女の子はかくんですよね!男の子はそれを素直にかけないんですよ。

山本:かけないんですか?じゃあ恋愛ソングじゃないほうがかきやすいんですかね?

亀田:そう。なので男の子たちはぶっとばせ〜!とかパンク〜!青春!みたいな方に行くけど、女の子は恋の歌がかけるんですよ。

山本:なるほど、そこに男女の差があるんですね。

亀田:そう。しばらくて20歳ぐらいになるまでずっとその差は続くんだ。なので女性シンガーソングライターってやっぱり若い年齢でいっぱい生まれてくるじゃないですか。あれには必然性があるんですよ。例えば、NMB48の活動と並行しても曲作りは普段から?

山本:でもNMBに入ってからは、しばらくアイドルとしての活動にどっぷりハマったというか、それ以外考えられなかったので少ししてなくて、入ってからやりはじめたのは2年前とか。再開した感じです。

亀田:活動の間に曲をかき溜めるって大変じゃないいですか?

山本:形にするのは大変だったんですけど、やっぱグループにいると感情をたくさん揺さぶられるというか、喜怒哀楽の起伏が激しいので、そのつどいろんな感情で曲をかけるというか、メンバーからの情報で生まれやすかった。

亀田:すごい、そこにインスピレーションが湧くってことなんだ。そして今回のアルバム、僕と一緒に作った「Rainbow」では、なんと半分はご自身で作られた曲です。7月8月、曲作りの思い出しか僕たちは無いよね。

山本:なかったですね。ちょっと苦しかったぐらいの。

亀田:本当に週何回か山本さんが僕のスタジオにギターを担いでやってきて、「曲できてるかな?」って聞いたら「う〜ん」みたいな芳しく無い返事が来て、でもちゃんと考えてきていて、すごく慎重ですよね。さや姉と呼ばれているだけあって、勢いで出てきたものをもう1回自分で俯瞰で見て、よく会話したのが「亀田さんこれサビの持っていき方、イケてますかね?」なんていう。

山本:でもそれ自分の性格の嫌なところなんですよね。勢いでバーっといったほうが、案外繋がったりするのに、勢いでいけない。1つ1つを自分が思い描くままにきちんと作り上げていきたい!みたいな。

亀田:そう。なのでちゃんと設計図もかいて、1つ1つそこに柱を建てて家をつくっていくような感じで1曲1曲つくってきました。ではアルバム「Rainbow」から山本彩さんがつくった曲を今日は聴きたいと思います。

M. 雪恋 / 山本彩

20161019_fm1.jpg

亀田:そういえばさっき曲を新たにかく気持ちになったのは2年前って言っていたけれど、なぜそこでかこうと思ったの?そこが1番聞きたい。

山本:グループにいながら改めて自分の夢を考え直したときに、やっぱり自分は歌を歌っていきたいなと思って、将来的にソロデビューができたらいいなと思っていて、改めて秋元先生にそういうお話をしたときに「じゃあ曲をつくりなさい」って言っていただいて、「そうか。じゃあ曲をつくらないといけないな」と。そのときはデビューが決まっていたわけではないんですけど、勝手にその時の為につくっていこうと思って。

亀田:だって着地点は見えていないけれどかき始めたんだ?

山本:そうです。

亀田:すごいね、その決心は。そのつくった曲は誰かに聴かせていたんですか?

山本:仲の良いメンバーとかに聴いてもらいました。客観的にどう思う?って軽いノリで。

亀田:すごいですね。階段を真っ直ぐ登るシンデレラストーリーというよりは、いろんな道をたどりながらここまで来て、シンガーソングライターの道が開けてきたというところですよね。僕も秋元さんから電話もらって頼まれたんです。「亀田さん、山本彩を僕は、アーティストだと思っている。アーティストとしてリリースしてほしい。ということで今回のプロデュースに関しては全て亀田さんに一任するから。」って連絡を5月頃もらって…とはいえいきなり振られても、どうしようかなと思ったよ。でも結果素晴らしいアルバムもできたし、集中して取り組んでその成果が表れていると思います。本日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は山本彩さんをお迎えしました。明日はアルバム「Rainbow」についてじっくり迫っていきます!明日もよろしくお願いします!!

山本:宜しくお願いします。

【山本彩】

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STAFF| 21:13 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月18日

MANNISH BOYSの斉藤和義・中村達也を迎えて : Part 2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第882回目のテーマは…

MANNISH BOYSの斉藤和義・中村達也を迎えて : Part 2

====================

スタジオには昨日に引き続き、ロックなゲストをお迎えしています。
MANNISH BOYSの斉藤和義さん、中村達也さんです。

斎藤、中村:
よろしくお願いします!

亀田:
いよいよ明日発売になるMANNISH BOYSの3枚目のアルバム「麗しのフラスカ」
アルバムの中でも、ドラムよ!すごい!!達也さんのドラム!!
本当に様々な形のビートがあって、お祭りのようなそんな感じがする。

例えばMANNISH BOYSでやる時って初めはセッションじゃん?
まだ上に乗っかってくる歌とか見えてなかったりするけど、
そういう時ってその曲が例えば歌が乗って返ってきたりすると、
また違った気持ちになったりするもんですか?

中村:
やっぱり2つだけの音の場合には、埋め尽くしちゃってるかもしれないな、と思って…
5年前を振り返ると、ドラムが「俺が俺が
みたいな、
今は気持ちはそうなるんだけど
「隙間を作っとこう」…な〜んて、思ってないかも(笑)

亀田:
これは思ってます!思ってるから言ったと思う(笑)

中村:
自分の存在は置いといてこれから起こることに対して隙間を…

亀田:
それでも素晴らしい、でも今回のMANNISH BOYSのアルバムはそういう瞬間が
多々ある気がする。すごい転がっていくビートで、
グルーブが転がってくるんだけど、瞬間瞬間に"おいでよ"みたいな。
例えば和義さんの歌であったりギターであったりに
"おいでよ"って言ってるような瞬間が聞こえてきますよ。
そういう行間というか隙間ある感じがする。

斎藤:
確かに最近の達也さんのドラム、隙間がある気がしてきた

亀田:
達也さん隙間認定されましたよ(笑)

中村:
まあ50を過ぎるとね、歯もスカスカになってくるしね(笑)
じゃないけど、自然とそうなるかもしれない。

亀田:
自然とそうなってくるかもね、でも僕も自分自身で感じたりもする。
ベース弾いてて伸ばしてるだけとか、切った瞬間が気持ち良かったり…
そう言った引き算の喜びみたいなのあるかも。
そういえば達也さんは11月11日に赤坂ブリッツで行われる
THE BASS DAY LIVE 2016にも出ていただきます。
これKenKenと一緒にセッションするんでしょ?これは見ものじゃないですか?

中村:
KenKenとは…2009年かなぁ。
奄美大島でスティーブエトウさん誘われてアシビってところで
初めて会って初めてセッションして3時間ぐらいやり倒して。

亀田:
セッション3時間(笑)

中村:
でも、あれからしばらく時間が経って、
最初の頃はKenKenとは『スピーダーエックス』って
名前でやろうって2人でバトルみたいなやつやってきたんだけど、
だんだん俺が後ろからスペースを明け渡すというかような感じに
最近なってるんじゃないかな。

亀田:
なるほどやっぱりここでも。

中村:
なーんちゃって、わかんないよ?そんなのやってみないと
お客さん次第、可愛い子ちゃんがいたら
「おら!こっち見ろバカ!!」みたいなね?
「バカって言ってすいません
って言うけどね

斎藤:
3人でドキドキ中毒ってやったね

中村:
やったね

亀田:
KenKenと和義さんと達也さんで?うわぁ!面白そう!!

中村:
略してドキ中っていう、あれもうめちゃめちゃだったね
ジャムる?3人で。

亀田:
今度、僕も混ぜてもらおうかな…

M. ONLY YOU / MANNISH BOYS

20161017_fm1.jpg

亀田:
なんと、この曲も初めっからギターの弾き語り で作ったのかと思いきや、
これもジャムセッションの一部。

中村:
そうなんです。

亀田:
どっかからこのパーツがあって。

中村:
そうです、たぶんちゃんと覚えてないけど
この前までは激しい感じのセッションしてて途中でフーッと。

亀田:
チカラが抜けて。

中村:
一瞬やってまたワーって戻ったんですよね。

亀田:
ラジオ聞いてる皆さんでね、
もし楽器をやったりバンドをやったりしてる人がいるとしたら
本当にこういう音楽の作り方とか遊び方ってやってみると楽しいかもよ?
そっから生まれるものって、
一人じゃできないことが二人でできてそれが時間が経って
もっと別の物に膨らんでいく、みたいなね。
そういう音楽の芽が双葉が開いてくみたいな、すごく楽しいよね。

さて、MANNISH BOYSは、この後11月から全国ツアーがスタートします。
11月3日(木) 横浜Bay Hallを皮切りに30か所30公演!すごい数!?
ちなみに、東京は来年1月27日(金) Zepp Tokyoです。
これは前回のツアーはメンバーに堀江さんを加えて3人編成?

中村:
そうです

斎藤:
今回もそうです

亀田:
今回も堀江さん入りで

中村:
ですね、増えるの?

斎藤:
どうなんだろう〜。

亀田:
さらに増えるかも?

斎藤:
どうだろう〜〜〜…

亀田:
このお二人だから恐ろしいほどのミュージシャンネットワークありますから
みんな来ちゃいますよ、俺も万が一通りがかっていて「ん!?MANNISH BOYS?」
ったらふらっと引いてく(笑)許されるならね?

中村:
やりましょう!

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
昨日と今日の2日間は、
MANNISH BOYSの斉藤和義さん、中村達也さんをお迎えしました。楽しかったです!
ありがとうございました!

斎藤、中村:
ありがとうございます〜

【MANNISH BOYS】

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STAFF| 16:22 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月17日

MANNISH BOYSの斉藤和義・中村達也を迎えて : Part 1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第881回目のテーマは…

MANNISH BOYSの斉藤和義・中村達也を迎えて : Part 1

====================

さあ、今日と明日の2日間は、スタジオにロックなゲストをお迎えしています。
MANNISH BOYSです!

斉藤:
こんにちはー、斉藤和義です!

中村:
こんにちは、中村達也です!

亀田:
ありがとうございます!
今週水曜日に3枚目のアルバム「麗しのフラスカ」をリリースします。
大人が本気で遊ぶと こんなことになるんだ!という感じですね。

斉藤:
それは褒めていただいてるんです、かね?

亀田:
めちゃくちゃ褒めてます!

斉藤:
ありがとうございます。

亀田:
和義さんはソロアーティストとして、
そして達也さんは様々なバンドやセッションに参加されていますが、
2人にとってMANNISH BOYSというバンドはどんな存在なんですか?

斉藤:
うーん、なんですかね。
存在は知ってたんですけど、飲み屋さんで知り合って。
そこで盛り上がってやろうってことになりました。

中村:
元々は犬猿の仲なんだからね。

亀田:
いやいやいや、今のは聞き捨てならないね!(笑)

斉藤:
それで僕の方のレコーディングに来てもらって、
叩いてもらったり、ジャムセッションしていたら、
それがすごい楽しくて、「バンドにしよう」って話になって始まりました。

亀田:
なるほど!どちらが言いだしっぺというわけではなく、
これはいけるな!という感じだったのかな?

斉藤:
そうですね。ずっとジャムっていられるなあ、
という感じでした。

亀田:
なるほどね!そういうところで波動が合ったんだ。
それで、結成してずっと2人じゃないですか。
他にメンバーが入るとかは考えずに、ずっとこれで行こうと決めていたの?

中村:
2人でやるので良いと思ってて、
いっぱい居るのも良いけど…うーん

斉藤:
ジャムや即興で曲を作ったりするので、
2人の方が自由度が高いというか。
コード楽器が2つあると、「どっちがどっち行くの?
みたいになるじゃないですか。
2人だとどこまでも自由だし、制約が無いというか。

亀田:
弾け合い、みたいな。
大人たちが遊んでいるとこんなに面白い音が飛び出してくるんだって。

中村:
あと、「こんなの出してもいいの?!
みたいなものも平気でやってるかもね。
危険な感じというか、「めちゃめちゃじゃん、この演奏。
みたいな(笑)
それはないか(笑)

亀田:
いやいや!それがすごく良いよ!
良い意味での行き当たりばったり感が満載で、
それが今の、他の音楽を聴いてると
なかなか得られなかったりするものなので。
僕も"一ミュージシャン"として開放感というか、
自分が解き放たれる感じがして、
「うおー!やってくれたなー!楽しいなー!
と思うんですよね。

中村:
おー!やったー!

斉藤:
スタジオで、「何か音出したら録っておいてね
ってエンジニアには言っていました。
今回は1st、2ndと作ってきて、
この5〜6年でジャムってきた音源が大量にあったので、
それをちゃんと聞き返して、まだ曲の原石みたいなものがたくさんあるから。
今回は20〜30分くらいの時間ジャムってたものを、
人に…例えば蔦谷好位置くんとかに渡して
「好きな風に作り変えていいよ
って。

中村:
丸投げ、だもん!

亀田:
じゃあ、「これ蔦谷くん好きにしてー!」って?
彼のお兄さんへの愛も練られて作られてくるって…すごいですね!
あ、思い出した!
僕、達也さんにジャム・セッションの音を聞かせて貰ったことある!
20分間、ただただセッションしているだけなんだけど
「亀ちゃん、これ面白いでしょー?」って聞かせてくれて。
確かに面白いし、どこまで何が続くかわからない。永遠、ジャムしてる。
そういう原石が作品になっていくのが、MANNISH BOYSの醍醐味だね。

斉藤:
そうですね。
それで「この辺は曲になりそうだね」とか、
「ここは曲として出来上がっているね」みたいなところを抜き出して…
抜き出さずにそのままの場合もありますけど。
そこに二人で詞を書いてメロディつけて歌ものにするって感じですかね。

亀田:
え、ジャム・セッションの時点では歌メロは無い場合が多い?

斉藤:
そうですね。達也さんたまに歌ってるけどね。

亀田:
面白い作り方…
これが今、他に無いんだよな。

中村:
お、なんと、じゃあ良いじゃん!

斉藤:
いえーい。

M. グッグッギャラッグッグ / MANNISH BOYS

20161017_fm1.jpg

亀田:
いま、「どうやって歌詞作るの?」って聞いたら、
まぁ色々だそうですよ。

斉藤:
これは蔦谷くんから上がってきた音源の仮歌が
彼の声でこう言っているように聞こえたんですよね。
二人で「これなんて言ってるんだろうね?」って。
「「麻布、ロンドン、〜〜〜って聞こえるよね」」って感じで広げていったんです。

亀田:
いちいち作る工程に遊びがあって楽しいね。
スパイシーだし。

斉藤:
普段も達也さんいつも言葉とか絵とか描いているので
見せてもらって。

中村:
和義さんが物語を作る中で「ここの四文字なんだろう」とか。

亀田:
このまま作っている空気感がそのままパワフルで…
他の人の邪念が入っていないから。
その強さがMANNISH BOYSの魅力だと思いますよ。

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
MANNISH BOYSの斉藤和義さん、中村達也さんをお迎えしていますが、
お二人には明日も引き続き、今回のアルバムについて
お話を伺いたいとおもいますので、よろしくお願いします!

二人:
よろしくお願いしまーす!

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【MANNISH BOYS】


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STAFF| 23:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月13日

『ジャネット・ジャクソンと80'sディーバたち』<GUEST : 西寺郷太>Part 2

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第880回目のテーマは…

『ジャネット・ジャクソンと80'sディーバたち』<GUEST : 西寺郷太>Part 2

====================

亀田:今日も、この方をゲストにお迎えしています。
音楽プロデューサー、作家・脚本家としてもご活躍!
ノーナ・リーヴスの西寺郷太さんです!

西寺:宜しくお願いします。今日もありがとうございます。

亀田:宜しくお願いします。昨日に続いてジャネット・ジャクソンをキーワードに80年代以降の音楽を掘り下げていますけど、考えてみると1986年「コントロール」、89年「リズム・ネイション1814」。

西寺:89年の「リズム・ネイション1814」は、翌90年のビルボード年間アルバムチャート1位なんで、つまり90年に1番売れたアルバムで、86年の「コントロール」もその年、その翌年とずっとチャートのトップ10には入ってるんで、93年のジャネットぐらいまでは、ずっと売れていたということですね。

亀田:でも2001年の「オール・フォー・ユー」も?

西寺:大ヒットしましたね。

亀田:ちょっと1回沈んだ?って訳ではないけども、もう1個深いサンプリング技術とか色んなテクノロジーの発展も含め、この2000年代に入って加速してく感じが2001年の「オール・フォー・ユー」だったかな?

西寺:そうですね。あの「オール・フォー・ユー」は、それまでのジャネットの良いところを総括した様なアルバムだったので、僕も好きなアルバムでした。例えば、安室奈美恵さんとか宇多田ヒカルさんとか、SPEEDだったり90年代にいわゆるディーバ系といわれた女性アーティストが、日本でもどんどんナンバーワンがた増えた時代がくるじゃないですか。その時にゴスペル出身の歌い上げる、高音がどれだけでるか、というわけじゃないリズムとビートにボーカルをふっと乗せていく様なスタイルの歌手がどんどん増えたのが90年代中盤。安室さんなんかも1枚のCDの合間にインタールードが入っていたり「スウィート・ナイティーン・ブルース」とか。

亀田:そうでしたね。あれも「リズム・ネイション1814」からヒントを得ているかもしれないですよね?

西寺:そうですね。やっぱりジャネットといっても今詳しく語る方ってそんなにいないんですけど、ご本人が大好きだということで、90年代から2000年前半にかけて日本の音楽にも影響を与えた人ではないかなと思います。

亀田:そうですね。しかも昨日から出てきているプロデューサーのジャム&ルイスのつくるサウンドっていうのは、世界中に飛び火してみんなが真似することによって、R&Bだけではなくてコンピューターでコントロールされてる色んな音楽のクオリティがあがったと僕は思うな。そんな80年代を代表するジャネット・ジャクソン、西寺さんのほうからこの曲!という曲を1曲選んでもらってこのままかけたいと思うんですけど。

西寺:そうですね、昨日は「コントール」という出世作の中から亀田さんに選んでいただいたのですが、ちょっと時代を飛んで、2001年「アメリカ」っていうグループの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」っていう曲をサンプリングした「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラバー」をかけたいんですが、ちょうどジャネットやマイケルが元々住んでいたロスの離れ「エンシノ」、東京でいうと田園調布のようなところに高級住宅があって、ロスのダウンタウンからそこまでに行く道がヴェンチュラ・フリーウェイという道なんですよ。僕もマイケルのお兄ちゃんのティト・ジャクソンと2、3年前にロスで会ってたまたまティトの今住んでいるところに行こうとして、ヴェンチュラ・フリーウェイに乗ったらエンシノってプレートが出てきたんですね。その前にどっか行きたいところはあるかって聞かれたんで、「ここで降りてエンシノの家に行ってみたい」って一か八かで言ってみたら連れて行ってくれて、ここでアメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」サンプリングしていて、これ自体はジャム&ルイスが好きな曲として、ジャネットはそんなにアメリカに思い出があったわけではないらしいんですけど、「なぜか私すごく懐かしいの」って言っていたらしいんですよ。でもその「ヴェンチュラ・ハイウェイ」っていう曲は、ジャネットの近所の世界を歌っている曲だったんですよね。だからそういう意味でもこの「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラバー」という曲は、ジャム&ルイスのアメリカっていうグループへの愛とジャネットの幼少期やその地域のことを歌っている歌がミックスされていてすごく素敵な曲だと思うので聴いてほしいです。

M. SOME ONE TO CALL MY LOVER / JANET JACKSON

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亀田:これ僕の記憶によるとただサンプリングしたのではなくて、スタジオにギターの人を呼んで音のクオリティの良さ?ただレコードから引っ張ってきて張っているだけじゃない音だよね。あと曲の途中のフレーズが何回も引用されているじゃない?このコラージュの感覚!でもあらゆる音楽へ愛情表現していると思うし、しかもジャネットの歌っている歌とか、歌詞、リリックを邪魔しないんですよ。

西寺:なるほど。凄いですね。プロデュース目線で!

亀田:なのでジャム&ルイスのジャネットに関する作品は、本当にオートクチュール!ジャネットの為にここに柱を建てました!ここにリビングをつくりました!キッチンはここです!みたいなそういう音の配列がされている感じがするんです。

西寺:昨日の話もそうなんですけど、ジャム&ルイスの他のプロデュース作品で好きなものもあるんですけど、ここまで両方の柱がしっかりしているものって、ジャネットとの化学反応によるものだと思う。特にジミー・ジャムが音楽を担当して、テリー・ルイス今ベーシストですけど、作詞っていういい感じのそのトリオが足りないところを補っていいものをつくっているという感じがします。なんかこの曲はジャネットが長年付き合っていた恋人と別れて、「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラバー」で誰か私のことを恋人と呼んでくれる人いるかな?みたいな。別れていたんだけど、なんかポジティブな時期のジャネットだったらしいんですけど、そういう長年側にいるからこそ分かる世界観の共有みたいなのは、本当にプロデューサーとアーティストの素敵な形だなって思いますね。

亀田:ところで西寺さんはこういった洋楽本を書くのはこれで最後と宣言されていますけど。

西寺:そうですね。本という意味では、グレープフルーツぎゅって絞ったのが4つあって、僕の中の1番燃えられるところっていうのがこのマイケルだったりプリンスだったり、ジョージマイケルだったり、ジャネットだったりっていうことなので、一旦本という形では、ね。ライナーとか色々こう話は続けていくんですけど、大変なんですよ本は。3ヶ月ぐらい他の仕事をストップするようになってしまうので、ちょっと一旦これで「。」ってついたなと思うので、是非4冊を読んでほしいです。

亀田:西寺郷太さんの著書「「ジャネット・ジャクソンと80'sディーバたち」は星海社新書から発売中です。というわけで、2日間に渡って、西寺郷太さんにお話をうかがいました。

西寺:ありがとうございました。やっぱり亀田さんは女性アーティストのプロデュースもずっとされていて、日本でオーバーグラウンドに活躍されているプロデューサー故の視点というのも僕も勉強させていただいたので、ありがとうございました。

亀田:西寺さんの本を読むと1番すごいのは、結局曲が聴きたくなってCDをかけちゃうんですよ。そうやって繋がっていくのが僕はとても素敵なことだと思います。というわけで西寺郷太さん2日間に渡ってありがとうございました!

西寺:ありがとうございました。

【ノーナ・リーヴス】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
来週もゲストが登場! 月曜日と火曜日は…
斉藤和義さんと中村達也さんのロックンロールユニット、
MANNISH BOYSをお迎えします。お楽しみに!

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STAFF| 14:11 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月12日

『ジャネット・ジャクソンと80'sディーバたち』<GUEST : 西寺郷太>Part 1

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第879回目のテーマは…

『ジャネット・ジャクソンと80'sディーバたち』<GUEST : 西寺郷太>Part 1

====================

亀田:今日は、スタジオにゲストをお迎えしています、西寺郷太さんです!

西寺:どうも。お久しぶりです。

亀田:この番組への出演は3度目みたいですよ?

西寺:3度目ですか。ありがとうございます。

亀田:そして西寺さんといえば、これまでマイケル・ジャクソン、プリンス、そして「WE ARE THE WORLD」。それぞれを通して見た1980年代の音楽。あとワムを題材にした小説など、数々の音楽本を発表してきましたが、先日、新しい本「ジャネット・ジャクソンと80'sディーバたち」という本を星海社から出版されました。読みましたよ!ほら、ここにある!

西寺:本当にもうボロボロじゃないですか!ちゃんと読み込んだ、受験生の参考書みたい。

亀田:僕の中でも色々新しく発見があったんですね。大好きです、ジャネット・ジャクソン。でね、今日聞きたいのは、なぜこの2016年このタイミングで西寺さんがジャネット・ジャクソンについての本を書いたのか、というところなんですけど。

西寺:去年2冊出た本が「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」という本と、「プリンス論」という本なんですが、特に「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」という本は1985年でアメリカのポップスというもののそれまでのスタイルが終わったんじゃないかってことを書いてたんですが、そこでスポンって本としてわざと終えているんですね。じゃあ85年に終わったって言うなら、そのあと何があったんだっていうことを説明しないままにわざと終えたんです。それを説明できる何かを早く書かなきゃいけない。自分の中で見つけたその何かが、ジャネット・ジャクソンという人がすごく重要な動きをしたのではないかと86年以降の我々が好きなポップス。その大きな象徴のような形でいる人物は、誰も言わないけど実はジャネット・ジャクソンなのではないかっていうことで、これを書いたことで僕の中での80年代って戦国時代みたいなものなんです。織田信長がいて、豊臣秀吉がいて、江戸時代が長く続きます。その徳川家康みたいな場所にいるのがジャネットで、その幕府の中に日本も洋楽もあるんじゃないかなって思います。でもそれがあまりにもスムーズだったが故に、その幕府を誰が開いたかが見えなくなっているんじゃないかな。

亀田:なるほど、ジャネットが?

西寺:今の音楽を作った。それでジャネット・ジャクソンの後ろにいるプロデューサーがジャム&ルイスっていう方で、ずっと長い間タッグを組んでプロデューサーチームとアーティストという形で、僕は椎名林檎さんと亀田誠治さんの関係に似ているんじゃないかなって僕は思っています。

亀田:なるほど。

西寺:長い間いろんなパターンで特にデビューする前から!とか。ベーシストだったり、ジミー・ジャムはドラムもやるし、キーボードもやるんですが、そういうリズムセクション担当の人が1人の女性の人を何回もの作品にあたって、ぶつかっていく。それでもちろんその女性の人が天才だったからなし得た革命というか、音作りであるのはもう確実なんですけど、亀田さんはこの本読んだらどう思うかなっていうのは、実は途中から書く上での原動力になっていたんですよね。

亀田:確実に言えるのは、天才たるアーティストが実はプロデューサーの方も引き上げるんですよ。僕らプロデューサーチームもそのアーティストの良さ、そして今までになかったものっていうのを世に知らしめるために最善の努力を図るんですけど、でも実は引っ張り出してくれているのはアーティストのほうなんじゃないかなって僕は感じながらやっていましたね。

西寺:まさにそれで、ちょっとマイケル・ジャクソンの話をすると、マイケルとクインシー・ジョーンズの関係って、もうクインシーはジャズ時代からの大プロデューサーで二十歳前後のマイケルと出会ってプロデュースするじゃないですか。最初はその師匠と弟子のような関係にあるんですけど、やっぱり力のあるアーティストの場合、そのアーティストがプロデューサーを対等に思ってパワーバランスが変わってくるじゃないですか。ここで生まれたプリズムみたいなものは、単にクインシーが名プロデューサーだからってもので片付けられない。その対等のパンチが打てる間柄にならないと。ジャネットとジャム&ルイスもお互いが本当に理解していると思うんです。

亀田:やっぱり初めて聞いた時の「コントロール」の衝撃が僕は忘れられないです。何もかもが新しいサウンドと新しい歌声だったんです。その「コントロール」というアルバムの中から1曲、どうしても聴きたい思い出の曲です。この曲がヒットした時は僕はまだアマチュアでした。でも夢中になってこんなサウンドが作れるなら!って思いながら聴いたアルバム。

M. LET'S WAIT AWHILE / JANET JACKSON

20161012_fm1.jpg


亀田:この和音感、音数の少なさ、サウンドとボーカル。決してシャウトしないし、抑えていくっていう音楽がブラックミュージックの中から出てきた喜びや感動を覚えています。

西寺:それまでホイットニー・ヒューストンとかゴスペルから出てきたような人たちは歌い上げてなんぼっていう。

亀田:エモーションが入ってて、エモーションの度数を歌にかぶせてなんぼっていうところだったのが、ジャネットの登場によってなにもかもが変わったっていう感じがします。まだまだお話聞きたいのですが、この続きは明日!後篇として。

西寺:いいんですか?ありがとうございます。まだコントロールの話しかしてないですからね。

亀田:まだまだあるからね。というワケで、「FM KAMEDA」、今日はゲストに、アーティスト、音楽プロデューサー、そして作家の西寺郷太さんをお迎えしてジャネット・ジャクソンについてお話を伺いました。西寺さん明日も宜しくお願いします。

西寺:お願いします。

【ノーナ・リーヴス】

20161012_fm2.jpg

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さて、今日のJ-WAVEでは、11月11日(金曜日)、赤坂ブリッツで行われるライブ、
「THE BASS DAY LIVE 2016」のチケット先行予約を実施しています。

11月11日、「ベースの日」を記念したイベントであり、
ベースという楽器の可能性、楽しさをたくさんのベーシストがライブで表現します。
ここでしか聞くことのできないスペシャルなセッション、みなさんも体験してください。
赤坂ブリッツで待ってます!

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動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 21:55 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月11日

シェアラジオスタート

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第878回目のテーマは…

シェアラジオスタート

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さあ、BEATPLANETでもお伝えしている通り、
本日から radikoの「タイムフリーサービス」がスタートしました。
(※過去1週間までであれば、遡って聴けます)
このタイムフリーサービスの中に付随する「シェアラジオ」によって、
ラジオから得られた情報をSNS上でシェアして、
実際にその音声をたくさんの人に拡散することができるようになりました。

また新しく「ラジオ」というメディアが生まれ変わりました。

今日のFM KAMEDAでは改めて、ラジオと音楽のつながり、
その可能性について考えてみたいと思います。

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これは、亀田少年の話です。
ネットもない時代は最新の音楽を聴くには「ラジオ」しかなかった。
特に僕の少年時代の1970年代はね、
「エアチェック」と言ってね、ラジオから流れてくる音楽を、
ラジオの前で待ち構えて、カセットテープに録音するのが流行ったの。
タイマー予約なんてできないから、ずっと、ずっと待ち構えて、
「キタ!この曲!」なんて、ラジカセの録音ボタン押してね。
いい獲物が獲れた時なんて
もう、一週間も一ヶ月も幸せですよ!

それから、今ではネットで検索できちゃうけど、
FMラジオの番組表と、オンエア楽曲まで掲載されている雑誌があってね。
いわゆる、新聞のラジオテレビ欄の、詳細まで載っているバージョン。
今でもJ-WAVEもネットやフリーペーパーでやっていますよね。
FMレコパルとか、FMファンとか、週間FMとかね。
それを確か隔週だっけ(?)買いに行くのが楽しみで…
それから、僕はAMも好きで、
関東圏ではFENという810Hzの米軍の放送局があって、
今でもAFNと名前を変えてあるんだけど、
そこでたくさんのお気に入りのDJ
(今で言うところのナビゲーター)を見つけてね。
はっちゃけのウルフマン・ジャック、
ポップなチャーリー・ツナ、ロック姉さんメアリー・ターナー、
それからケイシー・ケイサムのアメリカン・TOP40を聞いては
毎週カウントダウンされるチャートを、
ノートにメモしていたなー。

でも、インターネットってすごいですね。
僕が当時、ドタバタしながら青春かけてやってたこと全部、
今では、スマホやパソコンがあれば
誰でも簡単にできる世の中になっています!

そして、ここJ-WAVEは1988年、10月1日に開局。
当初は洋楽のみしかOAしていませんでしたが、
「J-POP」という言葉を生み出し、洋楽の影響を感じる邦楽をOA。
「渋谷系」がムーブメントになったり…

こだわりの選曲のセンスと、
ナビゲーターのみなさんの個性あふれるトークが、
ほんと素敵でした。ほかのFM局では叶わなかったことが
J-WAVEでは叶っていましたね。

亀田さんがラジオで聴いて好きになった曲を…

M. How Deep Is Your Love / BeeGees

20161011_fm.jpg

耳から入ってくるメディアという意味で
音楽とラジオは、根源的に結びついていると思います。
やはり音楽家としては、耳から聞いた音楽で人を感動させたい。
きっとそう思っているのではないでしょうか?
どんなにクロスメディアが進んでも、
ダンスでも、映像でも、その真ん中に「音楽」というエンジンがあって
そのエンジンの、一番高いポテンシャルの性能が現れるのが
ラジオというメディアのような気がします。

音楽を作ったアーティストの思いがって、
オンエアする楽曲を選ぶ人の思いがあって、
楽曲を紹介するナビゲーターの「思い」が重なって、
その先にはたくさんのリスナーの「思い」に繋がっていく。
こんな、シンプルなコミュニケーションが
シェアできるラジオというメディアが僕は大好きです。


今回のタイムフリーサービス、シェアラジオについて、
僕は、例えば、電波塔の出力が
強力にパワーアップしたと考えてみてはどうでしょう。
アナログの時代には、
「それが何キロワット上がったから遠くまで届く!」
みたいなことでしょうけど、
ネットは時間と距離の、縦軸横軸両方を広げてくれたのです。
そんなポジティブなイメージを持っています。
ところでSNSでシェアして拡散されたものにも、
いいね!とか、ダメ!のコメントがつくでしょう。
今後、そのデータのリサーチが、
コンテンツの良し悪しの判断になっていくかもしれません。
でも、気をつけなくてはいけないのは、
すべての良し悪しが数値で判断されて、
作り手の「思い」と、
リスナーの「思い」が重なる瞬間を見逃してしまうことです。

タイムフリーサービス、シェアラジオ。
これがきっかけで、新しい音楽と出会えるチャンスが増え、
音楽を好きになる人が増えますように!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、恒例企画亀田文庫。お楽しみに。

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STAFF| 17:55 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月06日

Nコン開催!合唱の魅力とは?

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第877回目のテーマは…

Nコン開催!合唱の魅力とは?

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学生たちにとって、秋の行事といえば、合唱コンコール!

今年も10月8日、明後日・土曜日にNHKホールで
NHK全国学校音楽コンクール「Nコン2016」が開催されます。

Nコンとは、小学校の部、中学校の部、高等学校の部の3つの部門があり、
全国各ブロックで予選を通過した代表11校が、NHKホールで合唱を披露。
この3つの部門には、それぞれ課題曲があるのですが、
この10年間を振り返ってみると、中学校の部では、
ここ10年、J-POPのアーティストが、
書き下ろしている課題曲が増えてきています。

そしてNコンのために書き下ろされた曲が、全国各地に広がり、
各学校で合唱されることが多いようです。
今旬のアーティストの曲が歌えるなんて、幸せだなー
〜僕らの時代は「大地讃頌」とか定番で、「翼をください」とかが
若者の音楽からもエントリーされるくらいだったなーみたいな…

時代の流れとともに、変化を遂げている合唱曲。
ここでは、Nコンの課題曲を振り返ってみましょう。

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●森山直太朗「虹」

2006年に開催された、第73回Nコン、中学校の部の課題曲。
課題曲を書き下ろすにあたり、
直太朗さんはとにかく合唱しやすい曲を作ることを
心がけたそうです。
印象的なフレーズ「僕らの出会いを 誰かが別れと呼んだ」、
そして「僕らの別れを 誰かが出会いと呼んだ」へと続きます。
これは"別れは次へのスタートでもある"という、
直太朗さんから中学生へのメッセージが込められています。

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●アンジェラアキ「手紙」

2008年に開催された、第75回Nコン、中学校の部の課題曲。
この曲は、アンジェラアキさん自身が15歳の時に、
自分宛に書いた手紙が、30歳の誕生日に
お母さんから届いたことをきっかけに、作られました。
15歳で抱えている悩みを、30歳の自分に向けて手紙で書くことで、
今を生きようとする姿を描いています。

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●いきものがかり「YELL」

2009年に開催された、第76回Nコン、中学校の部の課題曲。
こちらは、いきものがかり自身の楽曲が、
合唱用に編曲されています。
「サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐYELL」
というフレーズが印象的ですが、リーダーの水野良樹さんが
自身の中学生時代の体験を踏まえて、作詞しています。

--------------------

●flumpool「証」

2011年に開催された、第78回Nコン、中学校の部の課題曲。
東日本大震災が発生したこの年、
合唱曲に掲げられたテーマが「仲間との絆」。
ヴォーカルの山村隆太さんが、
人と支え合うことの大切さについて書き下ろし、
力強いメロディに乗せています。

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それではここで「Nコン2016」、
今年の課題曲をお届けしましょう。
miwaさんが、仲間と一緒に時間を共有して
大きな夢に向かってチャレンジすることの
素晴らしさをメッセージに込めた曲です。
miwa で結―ゆいー

M. 結-ゆい- / miwa

20161006_fm.jpg

お送りしたのは、miwaで、「結-ゆい- 」でした。

今日のFM KAMEDAでは、「Nコン開催!合唱の魅力とは?」と題して
お届けしています。

時代を象徴するようなアーティストが、課題曲を書き下ろすというのは、
それを歌う生徒にとっても、それを聞く人にとっても大変魅力的なことだと思います。

なぜなら、合唱曲は、それを歌う生徒一人一人が、
その歌に共感して「思い」を込めなければ、力強い合唱にはならないからです。

一緒に時代を生きている、ちょっと先輩のアーティストが
自分の学生時代のリアルな経験に基づいた言葉で書いた曲は、
まさに、先輩から後輩へ贈る言葉です。
歌う生徒の背中を強く押してくれるでしょう。

先ほども何曲か紹介しましたが、どこか共通する雰囲気がありませんか?
そうなんです。合唱曲は、3つのルールに則って作られています。

<1歌詞>
それは、多感な時期を生きる若者の、
背中を押すプラスのエネルギーに溢れた曲でなければいけないからです。
もちろん、多感な時期特有の破滅的な気持ち、退廃的な負のエネルギーだって
あるはずですが、それはわざわざ合唱して発散させなくてもいいですよね。

<2メロディ>
誰でも口ずさめるシンプルなメロディが一番大切。たとえ印象的でも、
あまりにも細かいメロディや複雑な歌い回しは絶対さけられています。
ドラムやベースなしの、ピアノ伴奏でも、息がぴったり合うように作られています。

<3アレンジ>
合唱というと、ハーモニーが醍醐味ですよね。
かといって、あまり複雑にして難易度を上げても、いいハーモニーは生まれません。
シンプルでお互いのパートを生かし合うコーラスアレンジに注目です。

声を合わせて歌うということは、とても気持ちがいいものです。
たくさんの声が一つになって響き合うとき、合唱曲は
歌う人、聞く人のちょうど真ん中に「感動」という大きな波動を生み出します。
そんな瞬間、僕も何度も経験していて、毎度鳥肌が立ちます。

僕が考える合唱曲の定義とは、
歌詞、メロディ、アレンジ
この3つが大切なのはどんな音楽も同じ。
合唱は、その3つの卵を温めて、日々練習して、育んでいく。

自分だけうまく歌えても、いい合唱にはならなかったり、
練習すればするほど響き合っていくことを実感したり、
何よりも、声を合わせることは楽しいことです。
ここで歌った楽曲は一生の宝物になるでしょう。
合唱の、そんな一コマ一コマが、みんなを成長させるのだと思います。

ということで、今回は今週土曜日にNHKホールで開催される
NHK全国学校音楽コンクール「Nコン2016」を前に、
「合唱の魅力とは?」というテーマでお届けしました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週月曜日10日は、祝日のためお休み、
ということで、11日・火曜日は、
「ラジオの魅力」についてお届けします。

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STAFF| 14:59 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月05日

ノラ・ジョーンズ ニューアルバム『DAY BREAKS』

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第876回目のテーマは…

ノラ・ジョーンズ ニューアルバム『DAY BREAKS』

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全世界で5000万枚以上を売り上げ、グラミー賞を9度受賞と
名実共に世界最高峰の女性アーティスト、
ノラ・ジョーンズがおよそ4年半ぶりにニューアルバム
「デイ・ブレイクス」を、今日リリースしました!

今作では、デビューアルバム以来、
15年ぶりにピアノ弾き語りスタイルに回帰したと言う事で
彼女の原点とも言える、一枚となっています。
このアルバムの解説の前に、まずは彼女の歴史を辿ってみましょう。

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ノラ・ジョーンズは1979年3月30日ニューヨーク生まれ、
テキサス育ち。
母親の膨大なレコード・コレクションを聴いて育ちます。
そして5歳より教会の合唱団でヴォーカルを、
7歳よりピアノを始めます。
(やはり、早熟だったんですね)

ノース・テキサス大学でジャズ・ピアノを専攻するも、
1999年、一ヶ月だけのつもりで訪れた
ニューヨークにそのまま在住し、
大学にはもどらず音楽活動を始めます。
まもなく「ドント・ノー・ホワイ」の作者である、
ジェシー・ハリスらとグループを結成。
そこでブルース・ランドヴァルの目にとまり、
ブルーノート・レコードと契約。
そして2002年2月26日、
巨匠アリフ・マーディンのプロデュースで
デビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』
(原題: 「Come Away With Me)をリリース。
このデビューアルバムが大ヒット!
全米アルバム・チャートで1位を獲得!
ブリット・アワードにて最優秀洋楽新人賞
さらに、第45回グラミー賞にてノミネートされていた
主要4部門を含む8部門全てを受賞。
この8部門は83年のマイケル・ジャクソンと並ぶ
史上2位のタイ記録です。
このアルバムは、
全世界で2000万枚を超える売り上げを記録しています。

そして、前作、「LITTLE BROKEN HEARTS
以来、4年半ぶりのニューアルバム
「デイ・ブレイクス」を今日リリースしました。
タイトルにも表れているとおり、彼女の現在の意気込みが詰まった、
「ノラ・ジョーンズ第2章の幕開け=夜明け(Day Breaks)」
な作品と言われています。

さあ、それでは一曲聴いて頂いた後に、
さらにこのアルバムを探っていきましょう。

M. Burn / ノラ・ジョーンズ

20161005_fm.jpg

さあ、今日は本日リリースの、ノラ・ジョーンズのニューアルバム
「デイ・ブレイクス」を取り上げています。

今回のアルバムの最大の注目点は、
ピアノと向き合って作られたこと。これについてノラは、

「これまではギターで曲を書くことが多かった。ギターはそこまで上手くないから、不思議とギターで曲を書く方が簡単なの。けれど、ここ数年はピアノを弾くことが増えて、それがすごく楽しく感じた。」

と語っています。

アルバムには、サックス奏者のウェイン・ショーター、
オルガンのドクター・ロニー・スミスなどの巨匠たちも参加。
(親子共演といっていいほどの年の差!
ノラは堂々と余裕のピアノと歌声をヒリウしています。)
恋愛から社会的/政治的テーマまでを描いたオリジナル9曲と、
ホレス・シルヴァーの「ピース」、デューク・エリントンの
「アフリカの花」、といったジャズの名曲。
そして、ニール・ヤングの「ドント・ビー・ディナイド」の
カヴァー曲3曲を収録しています。
カバーの選曲も、幼いころから音楽に囲まれて育った
ノラらしい、音楽通のシブい選曲です!

このアルバム「デイ・ブレイクス」は、
本気で彼女のルーツであるピアノを弾き、歌い、
アコースティックなジャズ、
リズム&ブルースに向き合ったアルバムです。
今まで、カントリー、ロック、ジャズ、
エレクトロなど様々なジャンルの音楽と
ミクスチャすることで、
オーセンティックながらもポップフィールドで
カラフルなサウンドを纏ってきたノラ・ジョーンズが、
はじめてシックなモノクロのサウンドを纏った、
そんな印象のアルバムです。

ノラのハスキーでスモーキーな歌声が、
透き通るようなピアノの音色の上で
心地好さそうにひらひら舞っています。
ノラ自身が、リラックスしているから、
聞いている我々も心地よい!!
このアルバムは、聞く人だれもが、
リラックスした極上の時間を味わえるのではないでしょうか?

しかも、全編アコースティック楽器で奏でられ、
まさに、アナログレコードを聞いているような
心地よい波動を感じることができます。
ここらへんもCDや配信などデジタルの時代を、一通り体験して、
アナログに辿り着いている「今の時代」っぽいんですよ。

考えてみれば、ノラはアルバムごとに
必ず新しい挑戦をし、進化してきました。
そして、今作はその「進化」を、あえてシンプルに自分のルーツを
掘り下げるというところに持ってきたのです。

2000年代の初頭に、ブルー・ノートという、
ジャズの老舗レーベルから
ジャズの新しい時代を切り開く歌姫、
いいかえれば時代にアップデートした聴きやすい、
コンテンポラリー・ミュージックの歌姫として
鮮烈なデビューを飾り、
一躍トップアーティストに踊りだしたノラが、
今、まさに、本来のブルー・ノートらしい、
オーセンティックなジャズに向き合っている。
この輪廻に僕は奇跡すら感じます。
そんなことができるのも、
ノラ・ジョーンズというアーティストの
素晴らしい才能があっての話。
ノラ・ジョーンズの、ニューアルバム「デイ・ブレイクス

ノラにとっても、ジャズシーンにとっても、「原点回帰」
という最も大胆な「進化」
を見せてくれた、素晴らしいアルバムだと思います。

【Norah Jones】

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「FM KAMEDA」、明日は…
Nコン特集〜合唱の魅力をひも解きます

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STAFF| 20:59 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月04日

エンジェルソング

こんにちは!亀田誠治です。
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この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第875回目のテーマは…

エンジェルソング

====================

さあ、今日は10月4日。10と4で、「天使の日」。
「エンジェル」は歌の世界でも、
タイトルや歌詞で用いられることの多い単語ですよね。
なんとも幸運が訪れそうな
「エンジェルソング」を本日は特集したいと思います。

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♪ Angel Of Mine / Eternal

モニカがカバーしてヒットしたこの曲。

あなたは天から私の人生に送られて
私が希望を失ったとき私に愛を教えてくれた
〜私の天使

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♪ Angel / Sarah McLachlan
映画『City Of Angels』の挿入歌

天使の腕に抱かれてここから飛び立つといいわ
この暗くて冷たいホテルの部屋からそしてあなたが恐れる悪循環から

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♪ Angel  / Aerosmith

君はオレのエンジェル
オレのところへ来て救って欲しい
君はオレのエンジェル
オレのところへ来て大丈夫なようにしてくれ

80年代の日本のロックバンドっぽい歌詞w

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♪ どうしようもない僕に天使が降りてきた /槇原敬之

揺れるたくさんの白い羽根
君はきっとどうしようもない 僕に降りてきた天使

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♪ 天使と悪魔 / SEAKI NO OWARI

悪魔と天使の世界で あちらが正しいとか
間違ってるとか解らないんだ

それでは「エンジェルソング」から一曲…

M. There Must Be An Angel / Eurhythmics

20161004_fm.jpg

ところでみなさんは天使というとどんな絵が浮かびますか?
森永のエンジェルみたいな?羽を持った子供?
それで矢を持っている???
あれは「キューピッド」って言うんです。

はい、FM KAMEDAでは、エンジェルと
キューピッドの違いについて調べてみました。

エンジェルは、キリスト教の聖書に登場する
「神の使い」のことです。
「神の使い」で天使。

西洋画で天使「ミカエル」は勇ましい絵で描かれたり…
マリア様に受胎告知をする、天使「ガブリエル」は
西洋画では女性に翼が生えた姿で描かれることが多いですよね。

一方、キューピッドとは、ローマ神話に登場する、
愛の神「エロス」のことで、
弓矢を手に持つ「幼児の姿」であらわされています。

つまりエンジェルは神の使い。
キューピッドは弓矢を手に持った恋愛の神様なんですね。
なんだか、我々一緒くたになっていませんでしたか?
「天使(エンジェル)」は神の使いということで、
我々を何かに導いてくれる存在ということは、
歌の世界でも間違いないようです。

なんといっても「天使」は、純粋無垢、
イノセントの象徴です。

-------------------

歌詞の中での「エンジェル」の用法。一番多いのは、
恋愛の対象を「エンジェル
に例える場合です。
「エンジェル」は神に準じて、完成性の高いところにあるため、
そこから、「美しさ」の最上級として、
美男・美女などを「天使」に例えると、
恋愛の対象としてイメージしやすいのです。

また、天使は「嘘」が付けない存在であることから、
心の無垢な人や、善意に満ちた人の象徴として
使われることがあります。
イノセントの象徴ですね。
歌詞の中では、たとえば「君はエンジェル
というだけで、
君に対する「ピュアな思い」が伝わってきます。

一方、1212や2222など印象的な数字が並ぶと、
エンジェル・ナンバーと呼んだり、
雲の切れ間から美しい光がさす様子を、
エンジェル・ラダー(天使の梯子)と呼んだり、
「エンジェル」は、天からのメッセージ、
奇跡や幸運の象徴としても使われます。

現実社会でも、赤ちゃんや幼い子供を
「天使みたいだね」と呼んだり、
あるいは看護婦さんなどを
「白衣の天使」などとも呼んだりしますね。
キリスト教に基づく欧米では、
エンジェルはとても身近な存在で、
その人を守り導く守護天使(ガーディアン・エンジェル)が
一人一人についているとも考えられているそうです。

こんなにもあるエンジェルの活用法!
しかも、総じてエンジェルには良いイメージしかありません。
エンジェルは純粋無垢で、美しくて、
天から幸せを運んでくる存在として
歌の中で活躍するのです。

-------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、ノラジョーンズのニューアルバムを特集します!
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 13:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年10月03日

ROAD TO THE BASS DAY〜 〜「ベースの日」への道〜(GUEST : mito)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第874回目のテーマは…

ROAD TO THE BASS DAY〜 〜「ベースの日」への道〜(GUEST : mito)

====================

亀田:
「ベースという楽器をもっと広く知ってもらおう、その魅力に気づいてほしい!」
そんな思いを込め、2014年、皆さんご協力の元、
クラウドファンディングサービス「J-CROWD MUSIC」を
通じて制定された【11月11日 ベースの日】。
1・1・1・1をベースの4本の弦に見立てて、ベースの日。
見事に記念日制定されました!

今年の11月11日(金曜日)も、
さらに「ベースの日」を盛り上げるべく、赤坂BLITZ、
目黒BLUES ALLEY JAPAN、
ブルーノート東京の都内3か所で、
ベースを主役にした多彩なライブ・イベントを開催します。
そして、今日は、赤坂ブリッツで行われる
「J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016」に出演する
この方をゲストにお迎えしています。
クラムボンのミトさんです!

ミト :
ご無沙汰しております〜

亀田:
いらっしゃいませ!
去年の3月にゲストで来てくれたミトくん。
そのとき、近いうち何かやろうね!なんて言ってましたけど…
今回それが叶いましたよ!

ミト:
いやいやいや…もう小躍りしてます(笑)

亀田:
しかもお互いの本職ですよ!
ベースに特化したイベントでご一緒するというね。

ミト :
ありがたいことです。

亀田:
俺らいつも何かやろうって言っても結局飲み会だったり、焼き鳥食べた、
とか、そんなことになりがちだったんっだけども、
今回は本当に一緒にイベントができることになりました!

ミト:
音楽鳴らせられるっていうのがグッときますね。

亀田:
ミトさんは、実はベースだけでなく
色々な楽器を弾きこなすことができるじゃないですか。

ミト :
はい…。どうなんだろう?

亀田:
いやいや!
だって僕、一緒にクラムボンやったときのミトくんは
もう鍵盤から何から何まで全ての楽器をこなしてましたよ!

ミト:
いや、でも僕、鍵盤習ったことないですよ。

亀田:
いやでもアイディアがすごくて…
なんでこんなにアイディアが出てくるんだろう?って
一人でもじもじジェラジェラしてました。(笑)

ミト :
いやいや、ジェラるのは一緒ですから!(笑)
同じところじゃないところでジェラってますから!

亀田:
そんなミトくんから見て、ベースの魅力ってどこにあると思います?

ミト:
ん〜どこだろう!
でもやっぱりベースって、すごい相対的な楽器っていう感じがしていて、
メロディのラインもいけるし、リズムもいけるし、
ベースを弾いていると全部を教えてもらっているような感じがあるんです。
4本の弦だからこそ外から色んな情報を吸収できる、みたいなイメージありませんか?

亀田:
なるほどね〜。
そのイメージはありますね。
メロディやリズム、歌、楽器、色んなものの接着剤、
シェアしている繋ぎ役にもなっているし、
色んな本数の弦の人がいるけども、
シンプルな楽器の形が逆に色んなものを受け入れる土台になったりもするよね。

ミト :
そうですよね。
ベースって逆を言うと、全部を聴かないとできない楽器っていうのもあるじゃないですか。
当たり前のようにメロディを聴きつつ、和声を聴きつつ、リズムを聴きつつ、
そこにあてていかないとならないと言うと、
普通のギターの人だともうちょっと和声寄りになれるし、
歌の人は歌に専念できるだろうし、
だからベースってそういう意味ではすごく俯瞰が必要というか。

亀田:
だからなのか!
ベースの人がバンマスだったり、
プロデューサーになったりすることが多いんだよね。

ミト:
そうだと思います。
だから僕も本当の和声学って習った記憶がないんですけど、
でも結果的に自分が聴きたいとか作りたいとか思っているところで、
探っていくようになったのはベースをやっていたから、入り口が広かったですね。

亀田:
入り口からベースなんですか?

ミト :
そうです。父親が楽器弾きだったので、楽器・ベース、ただ一本のみ。
ベース一筋なんです。

亀田:
そんなミトくんのベースが久しぶりに聴きたいなと思っているんですけど、
今日ここ最近のミトプレイを聴かせていただけないですか?

ミト:
はい。新居昭乃さんの最近出したセルフカバーアルバムの中で、
声優の悠木碧ちゃんのシングル「サンクチュアリ・アリス」のセルフカバーを
新居さんがなさって、そのベースを僕が弾かせていただいているので、
それを是非聴いてください。

M. サンクチュアリ・アリス / 新居 昭乃

20161003_fm2.jpg

亀田:
ここで聴けるのは、ミトくんの歌うベース。いいですねえ!

ミト :
もう「どれがベースだ!
って話にもなるんですけどね(笑)

亀田:
さあ色々お話を伺ってきましたけども、このBASS DAY LIVE、
ミトくんはどんなことをしようと企んでいるんですか?

ミト:
実はもうメンバーは決まっていて、
先々月くらいに京都交響楽団と、JAPANのスティーブ・ジャンセン、
エレクトロにかのギタリスト、クリスチャン・フェネス、Aimerちゃんとか
色んな人と一緒にちょっとしたライブ・イベントをやったんです。
そのときに一緒だった、チェロの徳澤青弦さん、
アコーとかのプログラミングをやっている澤井妙治くんの二人と、
僕とで何かやってみようかなと。

亀田:
おもしろそう!すごい!
エレクトロニカ的なものと、生楽器のチェロと、そこにベースが合わさるんですね。

ミト :
4弦ということでウッドだったり、6弦といってもバリトンギターだったり、
ベースといっても特異な部分をさわれたらいいかなと思っています。

亀田:
これはミトくんらしい表現ができるかもね。
他のメンバーは僕と、KenKenと、ハマ・オカモトくんです。

ミト:
リズムチームやグルーヴチームはそっちにパスしますんで(笑)
わたくしそっちはお手上げです!

亀田:
ええー!じゃあ色彩を創り出すチームのリーダーとして頑張ってください!

ミト :
はい!

亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日はクラムボンのミトさんをお迎えして、
今日は、11月11日に赤坂ブリッツで行われる
「J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016」のお話を色々伺いました。
ベースの話もたくさんしてくれてありがとうございました!

ミト:
こちらこそ、ありがとうございました!

【クラムボン】

20161003_fm.jpg

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月29日

米津玄師さんをお迎え

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第873回目のテーマは…

米津玄師さんをお迎え

====================

さあ、僕が今、会いたいこの方を迎えています!
米津玄師さんです!

米津:
よろしくお願いします。

亀田:
よろしくお願いします!
僕、アイネクライネ『YANKEE』の時に米津さんの作品に出会いまして、
私は青天の霹靂のような、なんだ!この人は!!と。
音楽が良いし、アートワークもやって、
この人ボカロPもやってるの!? みたいな、
何から何まで自分でコントロールして作り上げるすごい世代の登場で…
眩暈がするような出会いだったんですよ。
作品を通じて、ですけどね。
それで今日は是非スタジオに来て米津さんに音楽の話を聞けたらいいなと
思って、来ていただきました。

こういう表現の仕方をなさる米津さんの音楽経験っていうのは
一体どんなものだったんですか?

米津:
最初に音楽に触れたのが中学生とか
小学校から中学校に変わるくらいだったんですけど、
その時は日本のロック…BUMP OF CHICKENとか
スピッツとか聞いて、それに影響されて音楽をやり始めました。

亀田:
手に取った楽器は?

米津:
ギターですね

亀田:
それまでは、小さい時は英才教育でピアノ習っていたとか

米津:
全然ないですね(笑)

亀田:
ないんですか?そんなことあるのかと聞こうと思っていたんですけど、、

米津:
姉がピアノやってたんですけど、姉がそんな特別上手くなくって、
で、横で間違えながら弾いてるのをずっと聞いてたってのはあったんですけど。
自分で弾いたことは無いです

亀田:
でもお姉ちゃんが間違えながら弾いてる間違いが解るっていう、
何かしらの子供ながらに音感があったってことじゃないですか?
お姉さまのおぼつかないピアノが何かの引き金になってるのかもしれないですね!

そして、聞いたところによると
専門学校時代はバンドを組んでいてベースボーカルをなさっていた…?

米津:
そうですね、ほんと一瞬でしたけど…!

亀田:
一瞬ってどれくらいですか?

米津:
学校行ってたのが1年くらいなんですね、
1年行ってやめちゃったんですけどその間だけですね。

亀田:
歌はいつから始めたんですか?

米津:
歌は中2の時に。
バンドをそこで初めて組んで。それは自分で曲を作って…

亀田:
中2で曲も作ってボーカルもやっていた、曲っていうのは作詞作曲両方?

米津:
そうですね

亀田:
やっぱ早熟ですわ…
そして米津さんは昨日約1年ぶりとなるニューシングル
『LOSER/ナンバーナイン』をリリースされました。
僕見ましたよ「LOSER
のMV。踊ってらっしゃるじゃないですか!

米津:
恥ずかしいですけどね

亀田:
いやいやいや、僕も"某"東京事変というバンドで
ちょいちょい踊らされて、出来てんのか微妙なムーンウォークを
人前で披露してきた経験があるので…
本当に素晴らしいダンスだと思いました。

米津:
ダンス自体は昔から興味があって
高校生くらいの時に若干学校で流行っていて、
踊っている人たちを端から見てて「かっこいいな」って思ったんですけど。
そこが最初にあって、ずっとなんとなく
やりたいなと思いつつタイミングがなくズルズルやってきた、
ココのタイミングでよくわからないけどやることになって(笑)
良い機会だなって感じでした。

M. LOSER / 米津玄師

20160929_fm.jpg

亀田:
ちなみに米津さんは10月5日に中田ヤスタカさんとコラボした
『NANIMONO FEAT.米津玄師』がリリースされます。

米津:
はい

亀田:
これは、ボーカリストとしての参加?

米津:
そうですね、歌詞を書いて歌を歌うっていう
自分が作ってないっていうのは初めてですね

亀田:
どういう作業をして作られたんですか?

米津:
最初にそのデモがきて、それがなんとなくのメロディーラインが乗っていて…

亀田:
なんとなく?

米津:
なんかふにゃふにゃ歌っている感じの

亀田:
中田さんがご自身の声で歌っているんですね。

米津:
日本語なのか英語なのかよくわかんないって感じで
歌っているメロディーラインがあって、
それに対して言葉を乗せてくださいというお願いをされて、
乗せて返してもらってみたいな

亀田:
トラックはその時点では出来上がっているんですか?

米津:
トラックは…言うとアレなんですけど
5分作ったみたいなトラックが最初にきて、「これ大丈夫なのかな?
って。

亀田:
天才によくあるやつだよね(笑)
声と歌詞とかを聞いて、サウンドの肉付けをきっとされていくんですね

米津:
そうですね。
レコーディングした後に大丈夫かな?と思いつつ、
その翌日くらいになったら完パケみたいな状態で返ってきたんですけど
それがものすごいクオリティで返ってきたから、
この人すごいんだなって思いましたね。

亀田:
あれじゃないですか?米津さんの自分の作品にもそういう経験っていうのが
フィードバックされてくかもしれないですね

米津:
そうですね。
ものすごい影響は受けましたね。

亀田:
なるほど!そして11月からは"米津玄師2016TOUR/はうる"がスタート
11月23日豊洲ピットからスタートです、で12月8日Zepp Tokyoでファイナル、
これはどんなツアーになるんですか?そもそもバンドとかいるんですか?

米津:
バンドでやってますね。
どんなツアーにしたいかって言われると、
こないだ夏フェスに出て、山中湖のSweet Love Showerっていう
フェスに出たんですけど、それで大事故起こしちゃって。
セットリストの半分くらい声が全く出ないことになっちゃったんです。
それが、すごい自分の中にしこりとして残っていて、
それを払拭したくてしょうがないって状態です。

亀田:
なるほど!そんな同じことなんども起こらないでしょう、絶対うまくいきますよ!
ということで、これは米津さんにとっても、
すごくやりがいがあるツアーになりそうですね!
当然新しい楽曲たちも入ってくる感じですか?

米津:
はい、やります。

亀田:
すごく、楽しみです!
この時間は米津玄師さんをお迎えしました。
ありがとうございました!

米津:
ありがとうございました。

【米津玄師】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年09月28日

亀田リサーチ〜どこまでPC使いますか?〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第872回目のテーマは…

亀田リサーチ〜どこまでPC使いますか?〜

====================

番組が集めたデータ、リサーチの元、
ひとつのテーマについて分析する「亀田リサーチ」。
今日、テーマに選んだのは…
アーティストはどんな風にPC/パソコンを
使っているのか?

作曲、アレンジ、歌入れを含むレコーディング、
シンセの演奏、ミックス…
全ての行程を行う事も可能となっている今のPC環境。
さすがに全てをPC1台でやっているのは
ダンス・ミュージック系など一部だと思いますが、
それでも今やアーティストにとっても欠かせないPCの存在。

では、実際にどんな風にPCを使っているのか?
今日は3組のアーティストへのリサーチと共に、
僕、亀田誠治がお話ししたいと思います。

まずは…PC使いこなしてる雰囲気あります。
この方!

★ DAOKO -------------

亀田さん、リスナーの皆さん、こんにちは。ラップシンガーのDAOKOです。私は楽曲制作の時、歌詞を起こすときにはiPhoneのメモ帳でメモした言葉を、テキストエディットというソフトで調整、膨らませて制作します。ツルッと上から下まで書いていく感じで。そして仮録音のデモを作る時にMac付属のガレージバンドを使っています。それはずっと、始めて録音をした時から変わりません。そしてその後エディット(編集)は、Cubaseを使っています…こんな感じです。いつかまた、亀田さんと番組でお会い出来るのを一つの夢にして楽しみにしています!ありがとうございました!

-------------------

DAOKOさん、ありがとうございます。
それでは続いて…ぼくと同じベーシスト、この方!

★ ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) -------------

亀田誠治チルドレンのハマ・オカモトでございます。ウチのバンドは曲を作る人がボーカルとギターなのでデモが届くんですが、その状態の時は音楽ソフトを使ってリズムを打ち込んで、その上に歌と、手で弾いたギターやベースが入った状態で来ることが多いので、楽曲制作陣に関しては、ある程度音楽ソフトを使っていますが…割りとアナログというか、スタジオに入って「せーの」で叩くと、その日の気分や、それまでに仕入れたネタでデモとかけ離れたドラムを叩いたりベースを弾いたりギターを弾いたりがあるので、あまりガチガチにソフトを使ってデモを作ることは、ウチのバンドはありません。で、僕の場合は、フレーズはiPhoneのボイスメモに何のリズムもなく思いついたものを録ってありますけども、9割ボツになりますが…(笑)。大概そんな感じで録音しております。ただまぁ最近はバシバシ使う方もいっぱいいらっしゃるそうで、そういう技術を身につけないと今後やっていけないのかなと、不安があります。亀田さんもバシバシ使われていたので、今度使い方を教えてください。以上、ハマ・オカモトでした。

-------------------

ハマくん、ありがとうございます!
PC講座、今度やりますか?
それでは、ほとんどボツになる…という
ボイスメモの中から、採用された数少ない例が
OKAMOTO'Sの新曲のベースラインでは
採用されているそうなので、
その辺に注目して聞いてみましょう!

M. Burning Love / OKAMOTO'S

20160928_bp.jpg

「FM KAMEDA」。
今日は「亀田リサーチ 〜どこまでPC使いますか?」
と題してお送りしています。
先ほどは、割とバリバリPC環境を使いこなしているDAOKOさん。
一方、基本的にはボイスメモぐらいで、
これから使いこなしたいと仰るハマオカモトさん。
二組のアーティストへのリサーチを紹介しました。
それでは、もう一組、この方たちに聞いてみましょう。

★ GLIM SPANKY -------------

松)亀田さん、リスナーの皆さんこんにちは!GLIM SPANKYです。ギターボーカルの松尾レミと…
亀)ギターの亀本寛貴です!
松)楽曲制作でどれくらい機械を使うか…私が基本的に作詞作曲をしていて、機械はほぼ使いません!ノートと鉛筆とアコギと録音する機械があれば何でも良いです!一曲に対してノート一冊くらいは使ってずっと同じ言葉を書き続けます。で、最後にパソコンの文字で第三者的な視点で見て、最後にジャッジを下す感じですね。それで曲の柱を全部作って、ギター亀本にアレンジとして回します!そして?
亀)僕はほぼ必須ですね。基本的にドラムを全部打ち込んで、ベースとギターを自分で弾いて作業する感じ。でもレミさんも音素材を拾ってきて「ここに貼ってみよう!」みたいな(笑)。
松)実験が好きなんで、それはやります!でも基本的には曲が生まれるその時は、ノートと鉛筆と録音できる何かがあればOKって感じです!…どうなのこれ? 参考になったら嬉しいです!それでは、以上、GLIM SPANKYでした!亀田さんバイバーイ。
亀)バイバーイ!

-------------------

GLIM SPANKYのレミちゃん、
亀本くん、ありがとうございました!

超アナログ派の松尾レミちゃん、一方、
基本パソコンを使って作業する亀本くん。
その後は僕と亀本くんはデータをやり取りして
プロデュース作業をするのです。
様々な作業ができるPC。
エンジニアリングはさておき、
楽曲制作に絞って考えてみましょう。
たとえば、僕とアーティストは
どんな風にPCを使って楽曲制作しているのかというと…

ぼくにとってPCは、ずばり共同制作者!
創作のパートナーです。
作曲、作詞、アレンジ、レコーディング、
すべての作業をPC を使って行います。

PCを使うといっても、それはtool(道具)という意味で、
もちろん、クリエイティブなアイディアや閃きは
自分の中から生まれてくるのですが、
PCに楽曲を記録することによって、
メロディや歌詞、アレンジを客観的に見ることができるし、
PCは、テープや譜面といった
アナログなツールと違って「編集」が簡単にできるので、
自分でコントロールできる範囲が、飛躍的に広がるんです。

さらに、海外のアーティストやツアー中のアーティストと
いながらにして24時間体制で、
データのやりとりができるのも便利ですよね。

一方、PCで制作することでのマイナス面は、
昔だったら、ギター一本、ピアノ一本でも、
ラジカセに「がちゃん!」と録音して、
「今ココ」で作曲することができたし、
いいメロディーをふと思いついた時、
速攻、ラジカセや自分の留守電(!)に録音したものですが、
作曲にPCを使うようになってからは、
まずは電源オン!さてソフトを立ち上げて、
ファイルに名前つけて、テンポ入れて…
みたいな、作業の段取りに時間をとられ、
ひらめいた瞬間のエネルギーが
どんどん冷めてしまうということもあると思います。
PCの恩恵で一番大きいものは、その編集能力です!
我々は、PCの編集能力によって
「音程とリズムの壁」から解放されました。
編集して音程やリズムのズレやアラを、
修正することができるからです。
でもね、便利になったからといって、
音程やリズムは音楽の最低限のエチケット。
PCの編集に頼ってばかりでは、本当の意味で歌や、
楽器や、うまくなりません。
なによりも、音楽は人間が奏でるものですから、
揺らぎがあって当然です。

一方、PCで作り上げる音楽が、
マンパワーを引き上げることもあると思います。
編集で「上手に仕立てられた歌」を聞いて育った世代は
音程もリズムも「機械のように」正確に歌うことができるのです。
もしかしたら、ボーカロイドを聴きながら育った世代は、
ボカロのように、歌える人もうまれてくるかもしれません。

昔と違いマシンの性能も上がったし、PC自体が安く身近になって、
簡単に扱えるソフトも増えました。
今後、思いもよらぬ形の楽曲や、
意外な才能を発揮するアーティストが登場する可能性も
あるかもしれないですね!

-------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は…僕が会いたかったアーティスト、
ゲストに米津玄師さんをお迎えします。お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年09月27日

スポーツの秋〜運動会ソング〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第871回目のテーマは…

スポーツの秋〜運動会ソング〜

====================

芸術、食欲、読書、スポーツ…
みなさんは、どんな秋を楽しんでいるでしょうか?
そして来月には、体育の日もやってきますが、
秋といえば運動会のシーズンでもあります。

でも、もし運動会が「無音」だったら…
盛り上がらないですよね?

昔から、応援と共に運動会を
盛り上げるのに必要なのが、音楽なんです!
今日は、そんな「運動会の音楽」について
お話ししてみましょう。
おや… どこかの学校で運動会が始まったようですよ?

亀亀小学校、続いての競技は4年生による徒競走です。
直線の先にはカーブが待っているちょっと難しいコース。
無事にゴールできるかな? みんなで応援しましょう!

♪ トランペット吹きの休日

あるある… どこの学校からも聞こえてくるこんな光景と曲。
かけっこが早い子も、遅い子も、転んじゃう子もいて…
そんな光景を盛り上げてくれるのが「トランペット吹きの休日」。
どこか和やかな感じもいいですね!

さぁ続いては、今年初めての運動会!
1年生による「玉入れ」です。
かごをいっぱいにできるのは赤かな? 白かな?

♪ ギャロップ

なんでしょうか、この高揚感!
玉入れでもいいけど、大玉転がしとか、借り物競争とか…
ちょっとユニークな競技に合いそうなのが、
カバレフスキー作曲の「ギャロップ」。
(なんだかこちらまで走りたくなってきた…)

次は6年生による団体競技「騎馬戦」です。
力技でいくか? 頭を使った作戦を立てるか?
お兄さん、お姉さんの活躍を期待しましょう!

♪ カルメン

はい、こちらもよく聞きます!
「カルメン」ですね。
壮大なスケール、勇敢なイメージが、
騎馬戦とか棒倒しとか、大玉ころがしで
バッチリ合いそう!

さぁ、運動会もいよいよ最後の競技になりました。
1年生から6年生まで代表選手によるリレーです!
応援もきっと選手を後押しします!
みんなで選手を盛り上げましょう!

♪ ウィリアム・テル序曲

徒競走と同じく、疾走感と随所にハプニング感が溢れる
運動会の花形競技「リレー」。
こちらも、いろんな曲が使われますが、
この亀亀小学校では「ウィリアム・テル序曲」が
使われているようです。

と、いった感じで、「運動会の音楽」、
いくつかピックアップしてみましたが
聞いているだけで盛り上がってきますね。
これをバックに競技できるなんて…運動会って最高の行事!?

では、ここで1曲お送りした後、
さらに運動会の音楽について考えてみたいと思います。

M. 「天国と地獄」終曲 / キング シンフォネット

20160927_fm.jpg

子供から、おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、
おばあちゃんまでがあつまる運動会。
このイベントを盛り上げるには、
世代を超えた音楽が必要不可欠です。

つまり、「ジャンルという横の軸」、
「時代という縦の軸」を超えることができる
スタンダード性が求められるわけです。

今まで聞いた楽曲は、日本全国津々浦々で行われる
運動会で長年使われてきました。
かけっこをする我が子を見て、親もうん十年前の自分に
タイムスリップすることができる。

運動会は究極の「地域密着型エンタテイメント」、
まさに日本の「ドメスティックな伝統芸能」なのです。

一方、よさこいやソーラン節を踊る学校もあります。
これは、「祭り」的な盛り上がりを演出するにはもってこい!
こちらも、誰もが一度は聞いたことがあったり、
踊ったことがあるから、
一緒に手拍子をしたり、掛け声をかけたり、
全員参加型のムードが簡単につくれるんですね。
こうして、運動会で使われる音楽が、心のバリアを解き放ち、
目の前で繰り広げられる競技をみんなで楽しめるわけです。

運動会では、その時代の流行歌、
今でいえばJ-POPが使われることもあります。
たとえば「だんご三兄弟」がアレンジされたもの、
「WAになっておどろう」、
そして定番は「エレクトリカル・パレードのテーマ」など。
最近は、三代目J-SOUL BROTHERSの
「R.Y.U.S.E.I」を流して、
みんなでランニングマンを踊る…そんな学校もあるそうです。

これですよ!これ!
我々の間で「運送会で使われたら国民的なヒット曲の証。」
という鉄則があります。
みんなが知っているし、運動会という公共の場でも楽しめる。
まさに、日本全国、津々浦々、老若男女に届いている
「今年一番」の楽曲だということなんですね。

運動会の音楽。あらためて聞いてみると、深い!!!
運動会には、音楽の演出が欠かせませんね!

-----------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は…恒例企画、亀田リサーチ。
パソコンと音楽の関係を紐解きます。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 21:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月26日

まもなくリリース〜宇多田ヒカルのニューアルバムに注目!

こんにちは!亀田誠治です。
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この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第870回目のテーマは…

まもなくリリース〜宇多田ヒカルのニューアルバムに注目!

====================

皆さん待ちに待った、宇多田ヒカルさんの
ニューアルバム「Fantome」が
あさって9月28日発売されます。
オリジナル・アルバムとしては
6枚目となるこのアルバム、なんと8年ぶりとなります。

すでにトラックリストは公開になっていて
このアルバム、僕は一足先に聞かせていただきました!
これまでリリースにされている「花束を君に」
「真夏の通り雨」「桜流し」の他、
すでにラジオなどでオンエアされている新しい曲「道」や、
椎名林檎さんをフィーチャーした「二時間だけのバカンス」など、
盛りだくさんな全11曲となっています。

今日は、宇多田ヒカルさんの歴史を辿りながら、
ニューアルバム「Fantome」の魅力をさぐります。

1998年、鮮烈なデビューを飾った宇多田ヒカルさん。
この曲「Automatic」は、ミュージックビデオも話題になり、
いきなりダブルミリオンセールスを記録!
トップアーティストとなりました。

そして、3か月後、1999年3月にリリースされた
ファーストアルバム「First Love」は
CDセールスの日本記録を樹立!
日本だけでも870万枚を超え、
いまだにその記録を破られていません!

その後のアルバムは、すべてチャートの1位を記録し
2007年にはシングル「Flavor Of Life」が
発売当時、ダウンロード世界記録を樹立。
宇多田ヒカルが新曲を出す、いや、なにか動きを見せること自体、
世間をザワザワっとさせる現象が続きました。

そんな中、2010年に「人間活動」を宣言し、
アーティスト活動については、一時休止期間に入った宇多田さん。
その間、特例として「桜流し」のリリースはあったものの、
「人間活動」を貫いていましたが、
今年2016年春、「花束を君に」
「真夏の通り雨」のリリースにより
アーティスト活動を本格的に再始動しました。

というわけで、あさってのアルバム・リリースが
待ち遠しいわけですが
ここで、そのアルバム「Fantome」から、
1曲お送りしましょう。

M. 二時間だけのバカンス / 宇多田ヒカルft.椎名林檎

20160926_fm.jpg

●一足先にアルバム全体を聞いた亀田さん。

「宇多田ヒカルさんは、アルバムの可能性を信じているのではないか?」
という印象を持ちました。
大型タイアップのついたシングル曲をちりばめながらも、
この「Fantome」に入っている、自由奔放、
変幻自在に鳴り響くヴァラエティーに富んだ楽曲は、
宇多田ヒカルというアーティストの、
ここ数年間の「思い」の集合体です。
もはや、「R&B」というジャンルで
くくることはできなくなっています。

先ほどお聴きいただいた椎名林檎との
ゴージャスなコラボだけでなく、
小袋成彬、KOHHといった個性派アーティストを
フィーチャリングしたり、
多くの楽曲に海外のミュージシャンを起用したり、
宇多田ヒカルというブランドと実績を持ったアーティストが
過去のスタイルをなぞらずに、
新しいチャレンジをしていることが素晴らしい。

ある意味、宇多田ヒカルは、
ユーザーの目線に立って音楽を作っていない。
自分の感覚を信じて音楽を作っているだけなのだと感じます。
ここが大事!!!
結局は、これができているアーティストが、
常に先駆者としてブレイクし、
長続きするのだと思います。
聴く人の心の奥に届くのはアーティストの
「強い思い」にほかならないのです。
このアルバムは、今の時代にアーティストが
大切にしなければいけないことを
教えてくれています。

それにしても、宇多田ヒカルさんの楽曲が、
みんなのハートを掴み、
感情移入するのはナゼでしょう?

まずは「声」。宇多田ヒカルさんの「声」はワビサビのかたまり。
ハスキーな声、深いちりめんビブラート、泣いているような歌い回し…
いたるところに、我々日本人が、
昭和歌謡から脈々と受け継いでいる日本的な温度感、
湿度感がある。(いや、あったんです。)
そして、このNEWアルバムでは、宇多田印の、
この「湿度感」が少しづつ薄まってきて、
「柔和」な表情を見せはじめている。
歌が昔よりもつるっとしているのです。
僕は、これが、「今」っぽいと思うんです。

情念よりも、素直な感情、まっすぐな歌が求められる時代。
そんなフェイズに入ってきているのではないでしょうか?
宇多田さんの新しいアルバムを聞いて僕は、
ふと、そんなことを感じました。

そして、アルバムを通して聴くと、
彼女が、最高のソングライターだと思います。
メロディー、歌詞どれをとっても、飛び込んでくる。
自分自身も含め、よく人間観察して作られているんだと思うんです。
そんな歌詞は、人間本来の愛情、
友情、欲望、感情に基づいているから、
どんな時代にも通用するのです。
つまり古くならないのです。

だから、宇多田ヒカルさんの音楽は
アナログ〜デジタル〜配信のような音楽フォーマットの変化、
世の中で流行っているサウンドやジャンルの移り変わりといった変化、
そんな中にも、周りの影響を受けない
唯一無二の存在で居られるのではないでしょうか?

【宇多田ヒカル】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は…スポーツの秋、運動会ソングを特集します。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 16:01 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月21日

女性アーティストのドライブソングに注目

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第869回目のテーマは…

女性アーティストのドライブソングに注目

====================

数あるドライブソングの中から、
女性目線で歌われているドライブソングを
選んでみたいと思います。

目線は助手席ではなく、運転席。
そんなつもりで、いくつか聞いてみましょう。

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♪ プレイバック Part / 山口百恵

緑の中を走り抜けてく深紅なポルシェ
一人旅なの 私気ままにハンドル切るの

女性目線のドライブソングと聞いて、
思い浮かんだのは、まずコレ!
山口百恵さんの「プレイバック Part供廖
道路でのイライラ、個人的なイライラがシンクロした
運転中の心理が見事に描かれた曲でした。

-----------------

♪ ワゴンに乗ってでかけよう / 松任谷由実

荒井由実時代の名曲「中央フリーウェイ」では
助手席から見えるドライブの風景を見事に描いたユーミン。
こちらは1980年発表のアルバム「SURF & SNOW」から
「ワゴンに乗ってでかけよう」という曲。
"ハンドルを握ればどこへでも行ける…"
そんなドライバー目線のフリーな気持ちが伝わってきますね。

-----------------

♪ 走れゎナンバー / 椎名林檎

環状線脱出したい。JCTは大渋滞。
止まんないで。運んで行って何処へでも。

はい、こちらは椎名林檎さん、
2014年のアルバム「日出処」から「走れゎナンバー」。
林檎さんの作品なので、
そのままストレートにドライブソング、
というワケじゃないと思いますが…さて真相は?

-----------------

それでは、ここで…
女性シンガーが運転席目線で歌ったこの曲、お送りしましょう。

M. トーキョードライブ / 土岐麻子

20160921_fm.jpg

天元寺橋、明治通り、ラフォーレ、
東京の地名テストのようです。
こうして本当に運転しているんだなというのが分かります。

「FM KAMEDA」、今日は
女性シンガーが歌うドライブソングに注目しています。

さて… ドライブソングって色々ありますが、
実は、女性が歌っているもので多いのは、助手席目線の歌。

♪ ドライブに連れてって / 今井美樹

"コンバーチブルの助手席は 私だけの 指定席よね?"

今井美樹さんの「ドライブに連れてって」のような、
助手席ソング、非常に多いんです。

ラブラブな関係や、ちょっと気まずい関係、
などなど運転席に座る相手との
心の距離感を、「助手席」という座席の距離感で表している。
そんな恋にまつわるエトセトラが見えてくるのが、
この助手席目線のドライブソングです。

一方それに対して、運転席目線で歌われる
ドライブソングから、読み取れるコトとは?

運転する女性は、「何かわけがあって」
自分でハンドルを握っています。
「恋人と別れてしまった。」「いまある日常から離れたい。」
「自由気ままな時間をすごしたい。」
とにかくいまある状況から飛び出したい!
そんな「一人でいる」こと、「一人になること」が
必要なシチュエーションにいるんです。
さらに、運転する女性は、一人の意思ある女性、
独立した女性の象徴にもなっています。
ハンドルを握り、アクセルを踏み、
クルマという道具を自由自在に操って、
どこまでだって飛んでいける。
そんな誰もが「輝くスーパーウーマンになれる」
ということを伝えているのです。
心は傷ついていても、恋にときめいていても、
運転席目線の歌では、一人の女性として、
強く、前を向いて生きて行く。
目に映る景色、心地よい風、
カーラジオから流れてくる懐かしい音楽、
聞き手に「わかる〜その感じ!」と思わせる演出ができる。

そして「その先にはきっといいことがあるかも!」
「私だって大丈夫!」という具合に
「新しい自分に出会える」という、
聞き手の自己肯定感アップの特効薬になるのが、
運転する女性のドライブソングなのです!

なんといっても、ドライブをしていると、
いろんな情景が見えてきます。
僕も運転する時間が大好き。もちろん音楽を聴きながら!
なにはともあれ、女性も男性も、
今日も安全運転でお願いします!

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2016年09月20日

超絶ギターテク! Reiを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第868回目のテーマは…

超絶ギターテク! Reiを迎えて

====================

今日はこの方をゲストにお迎えしています。
超絶ギターテク、シンガーソングライターReiさんです!こんにちは!

Rei :
こんにちは!

亀田:
久しぶりですね。
デザイナーズウィークにReiさんはゲストで来られていて、
僕は壁の横からこっそり見ていて、あのときの歌とギターすごいと思いました!
しかもエフェクターも自分でいじっているみたいな話もされいていて、、
裏で音楽の話も色々しましたよね。
今年の夏はいかがでしたか?

Rei :
いくつか音楽フェスに出演させていただいて、北海道の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO
や、「東京スカパラダイスオーケストラ presents トーキョースカジャンボリー vol.6」、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016」。
山中湖には2回も行って、富士山も見れました。

亀田:
本当に綺麗に景色が見えるよね。
そんなところにReiさんのギターと歌が響いたんですねぇ。
そして、まだデビューして1年ちょっとなんですけども、順調に活動をされていて、
この1年間はReiさんにとってどんなスピード感で進んでる感じ?

Rei :
あっという間ではあるんですけど、
アルバムの作品作りも一つずつ丁寧にやれている自覚はあるので、
コントロールが効かないほど進んでいるスピード感ではないんですよね。

亀田:
しっかりしすぎ!
どうしたらこんなにしっかりした音楽少女が生まれてくるんでしょうね…!
そして自分の納得いきながら丁寧に作っている話でしたけども、
なんとReiさんは明日、21日に3rd Mini Album「ORB
をリリースします。
1作目が「BLU
、2作目が「UNO」、とこれは3部作みたいなイメージですか?

Rei :
そうですね。
最初からこういったトリオロジーの構想はあったんです。

亀田:
それも自分で考えていたの?

Rei :
そうですね。
自分の存在を示すような3枚を作りたいと思っていて、
もちろん最初から3枚目のイメージまで固めていたわけではなかったんですけど、
でも3枚作りたいとは思っていました。
1枚目のアルバムは亀田さんとも繋がりのある長岡亮介さんと一緒に作って、
そのときに色々教えていただいたり、刺激をいただきました。
たとえばアレンジの部分だったりとか自分にない発想をいただいたので、
1枚目で自分のルーツを見せるようなアルバムでありながら、
自分の方向性を示すものでした。
2枚目はそれを受けて、ほとんど一人で、ドラム以外は自分で演奏して作ったんです。
3枚目に来て、1枚目、2枚目のライブや作品を通じて出会った人たちの繋がり、
そして縁を終結して、色んなアーティストの方々に参加していただきました。

亀田:
なるほど!
演奏してもらいたいミュージシャンはご自分で決めるんですか?

Rei :
そうですね。相談しながらですけど、Base Ball Bearのベース・関根さんや、
Flower Flowerというバンドのベース・真舟さんと一緒に演奏させていただきました。
音楽は人間同士のぶつかり合いだから、
やりたいという気持ちだけでお願いするよりも自分で伝を手繰り寄せて
一緒に音楽をやったほうがずっと音楽がシンクロするような実感が
自分の中であったので、それだけは気をつけていました。

亀田:
それは具体的には、お手紙とか書くの?
それともライブに行ってご挨拶したり?どうやってやるの?

Rei :
似たような感じです!
スタジオに入りませんか?とか、セッションしませんか?と言うのが多いですね。
まず一緒に音楽で遊んでから、です!
やっぱりまず一緒にやってみないと相性もわからないし、
一方的に聴くのは好きでも奏でてみると感覚が違ったり。

亀田:
でもそれはよくあることなんですよね!
自分の憧れのミュージシャンと、「よし、やろう!」と思って
いざ一緒にやってもらったら
「あれ?こんな感じだったっけ?」みたいなことはありますよね。
僕、ベーシストとして呼ばれてそういう風になったこともあるし。

Rei :
え!そうなんですか?

亀田:
うん。「亀ちゃんらしいいつものプレイして!」って言われて
一生懸命弾いてるのに、みんなが喜んでない感じ。(笑)
うちらのバンドで亀田さんが弾くとこうなっちゃうんだ!みたいな。
でもこればっかりはやってみないとわからないし、
音楽の一番面白いところですよね。

Rei :
はい、そうですね。

亀田:
そうやって、音楽の経験を本当にいい感じのスピード感で積んでいるReiさん、
3rdミニアルバム「ORB」から1曲お届けしたいと思うんですが何にしましょうか?

Rei :COCOAという曲なんですが、今目の前に広がっている景色から
目を背けているとまでは言わないけど、直視しないでその瞬間を味あわずに
日々のスピード感に飲み込まれて目の前の景色を見ていなかったり、
逆にデジタルの世界やスマホに夢中になっていて会話をちゃんとしていなかったり、
対面しない感じを身近で見てもったいないと思う機会があって、
それを曲に出来ないかなと作りました。

M. COCOA / Rei

20160920_fm2.jpg

亀田:
これ歌詞書くのとかってパッとできる?
初めは英語で作るの?

Rei :
そうですね。
そういうこともありますし、私はアメリカにずっと住んでいた経験があって
英語も喋れるんですけど、日本にも長く住んでいるので日常会話でも
混ぜこぜになることがあって、その要領で!
混ぜこぜで出てきちゃうこともあります。

亀田:
へえー!
だから言葉にもすごいグルーヴがありますよね。
あとシーンのチェンジがすごい素敵!
だからReiさんの音楽ってすがいスリリングというか、
そういう雰囲気が伝わってくるんだと思う。

Rei :
でも日本語と英語だと言葉の美しい部分が全然違うじゃないですか。

亀田:
そうだね。両方に良さがあるよね。

Rei :
そうなんですよね!
だから両方のおいしい部分をちょこちょこ取れないかなとはいつも思っています。

亀田:
なるほど!
さあ、夏は色々な音楽イベントにご出演されたReiさんですけども、
ご自身のライブが、12月9日に渋谷 WWWであるということですが、
これはどんなことをたくらんでいますか?

Rei :
これはCDを出させていただくときに、もちろんCDの上でしか表現できない部分、
ライブでは表現できない部分があるじゃないですか。
ミックスだったりとか、バンドの編成だったりとか。
そういうCDならではの部分っていうのをすごく気をつけているんですけど、
ライブはライブで解き放たれて、全然違うアレンジでするのが大好きなんです。
なので、CDを聴いてくださった方が全然違いエキサイトメントが味わえるような
ライブにしたいなとは思っています。

亀田:
や〜楽しみですね〜
ちなみにこのライブは大阪でもあります。
大阪は、12月16日、心斎橋、PANGEAであるそうです。

BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
今日はシンガーソングライター、
そしてスーパーギタリストのReiさんをお迎えしてお送りしました。
どうもありがとうございました!

Rei :
ありがとうございました!


20160920_fm.jpg

【Rei】

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STAFF| 20:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月15日

亀と鹿のJ-POPバンザイ!<後編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第867回目のテーマは…

亀と鹿のJ-POPバンザイ!<後編>

====================

昨日に引き続き、昨今のJ-POP、そしてこれからの
J-POPや音楽シーンについてゲストと一緒に語ろう!
そんな企画です。
今日もスタジオには、この方をお迎えしています。
鹿野淳さんです!

鹿野
こんにちは!

亀田
こんにちは!

鹿野
昨日喋りすぎちゃったから今日はないんじゃないかって思ったんですけど(笑)
今日も続いて良かったです。

亀田
全然喋りたいこといっぱいあります!

鹿野
頑張ります!

亀田
ところで、聞きたかったんですけど、鹿野さんが音楽ライターをスタートした
90年代っていうのは、CDもバカ売れ、ミリオン連発の時代でしょ?
あとはとにかくJ-POPイケイケの時代だったと思うんですけど…
その頃と今、シーンと言うよりもアーティストと対峙されてきた鹿野さんから見て、
アーティストは変わりましたか?

鹿野
すごい変わったと思います。
まずアーティストは今、夢よりもリアルを追求していると思います。
90年から僕はこの仕事をしているんですけど、2000年代の中ぐらいまでは
アーティストは『成功する』ってことに対しても夢を持っていましたし、
その夢っていうのはものすごく大きい夢だったんですよね。
簡単に言えば、マンションが5つ6つ買えちゃう、家が3軒4軒建っちゃうような…。
でも今、音楽でデビューして行って、
音楽を仕事にしてそういう夢を持つっていうのがすごく難しい時代です。
それを分かった上で音楽をやる人たちは
やっぱり何のために音楽をやるのかっていうのがだいぶ変わっていて、
すごく冷めた目線で、客観的に自分が「音楽をやる
ってことを見つめている感じがします。
昔は自分のために音楽をやっていた。
今は「音楽を自分のためにやる=リスナーのためにやることなんだ

「リスナーのためにやる」=「自分のためになるんだ
っていう、
そういうエンターテインメント心というかホスト心が、
自分が音楽をやるっていうことの真ん中みたいなところにあって、
その意識っていうのが、この10年前と今とで大きく変わったなと思います。

亀田
例えば、2010年以降キャリアをスタートさせたアーティスト達。
このアーティストライフみたいななのはどう変わっていくんだろうか?

鹿野
僕らの時代までアーティストは音楽活動できなかったし
僕もライターとかできなかったんだけど、
今50歳ぐらいで音楽をやれてる人って多いし、まず増えてきてると思うんですよね。
それこそ奥田民生くんとかエレカシの宮もっちゃん(宮本浩次)とか。
スピッツとかMr.Childrenが50歳を超えて急に失速することなんて
今考えられないじゃないですか。やってくれると思うしね。
そういう時代になった。
それが90年代以降デビューしたアーティストの一つの価値だと思うんですよ。
これが2000年代後半からデビューしてきたアーティスト達が
どう考えるのかは、多分今から2、3年で決まるんですけど、
僕は2つの道があると思います。
まず、音楽を作るのにお金がかからなくなったじゃないですか。

亀田「かけられない、かけてくれない」

鹿野
それこそパソコンの中の"ガレージバンド"っていうアプリで
何十万枚のヒット曲をさらに埋める(作る)時代が
これからやってくるから、そういう意味ではお金をかけないで
音楽を作れることによって、音楽家がカジュアルに長生きをしていく可能性は
一つあると思うんです。
例えば、最近デビューしたアーティストはね
『僕らあと2、3年でいいかな〜って思ってます。』って最初からいう人すごく多いんです。
つまりは、自分たちの長い人生の中で
「セカンドライフは違うことをやろうと思ってる」
「でもまず表現家としてアーティストとして、ここで何年間か音楽っていうもので
自分の第一歩を世の中にするんだ」という人が、すごく多くて、
そういう人達が主流になってくる可能性がある。
極端に短いのかもしくは極端に長くなるのか。
もしかしたら両方の道がはっきりと示されて音楽シーンっていうものが
続いていく可能性はあるなと思ってます。
その生き方も僕は大きく分けると2つあると思っていて。
亀ちゃんとよく2人でJ-ROCK 、J-POPっていう話をするじゃないですか。
僕この2つによってここからのシーンの流れって変わってくると思うんですよ。

まずロックってなんなのかって意味でいくと、やっぱストーリーだと思うんですよ。
そのストーリーということで自分達の活動、そして音楽、メッセージ…
全部をどう繋いでいくのか。その繋いでいったものが絶やさないで
どれだけ色んな人達の心の中に流れていくのかっていうことが
すごく大事な活動だと思う。
ポップっていうのは、僕はそのストーリーというよりは
「どれだけのエポックメークを作るのか
ってことだと思うんですよ。

つまりロックっていうものが線であれば、
ポップっていうのは点だと思うんですよね。
そのエポックメークっていうのを、どれだけこの時代に打てるのか。
ネット、そして色んなメディアの中で
どんどん点をどれだけ打てるのかっていうことがポップの1つの可能性だと思うし、
J-ROCKはJ-ROCKらしくストーリーを。
J-POPはJ-POPらしくエポックメークを連発していく。
これをこの時代の中でどこまでやっていって、
最終的に「良い曲だな
っていう風に思ってもらえるかっていうのが
今の時代の課題かなって思いますけどね。

亀田
僕は星野源ちゃんが、その両方を自分なりの解釈で突き進んでいる
素晴らしいアーティストだと思うんですけど。
今日は源ちゃんの曲を鹿野さんに選んでもらおうかな〜。

鹿野
僕はやっぱり目の前に"亀田誠治"というプロデューサーがいるということは
やっぱり星野源と亀ちゃんが「こういうコラボレートをしたんだ!」っていう
見事な音楽の結晶を聞いていただきたいと思うので…

M. ギャグ / 星野源

20160915_fm2.jpg

亀田
僕が、源ちゃんが1回目の体調崩してその直後に
一緒にコラボレーションして作った曲です。
ちなみに、9月15日に出るMUSIKAの表紙が星野源ちゃんらしいですね。

鹿野
やったーーーー!!コラボレートしたーーー!!
聞いてる方、書店に行ってください!(笑)

亀田
ところで、話変わりますけど鹿野さんは
次世代の音楽ジャーナリズムを伝える
若い音楽ライターや評論家を育てる活動も行っていますよね。

鹿野
寺子屋みたいな感じに【音小屋】って言ってね。
10人ぐらい目の前にして「ジャーナリズムとはなんなのか
って事とか、
「みんなこの仕事楽しいからやってみなよ」っていうオススメをしている学校なんです。
僕は、あと5年したら音楽ジャーナリズムって無くなるなって思ってて。

ネットって、ものすごい可能性を持ってると思うんですけど、
でもネットのメディアってブログと、ネットの中で作られているメディアの違いを
今の音楽リスナーは感じてない人も多いんですよね。
で、感じてないまま音楽ジャーナリズムに入って来たいって人も多くって。

そうやって考えると、メディアってものは
どうやって編集をしていくんだ。
どれだけ音楽っていうもの自体を頭の中で客観的に見て、
それを自分の言葉として編集をしながら、
人に読んでもらう見てもらうためにどんなことをして世の中に出すんだ。
ってことがわからないことが多くて。
それを今、僕は頑張って伝えてるんだけど、
でも今のこのままだと、音楽ジャーナリズムが無くなっていく可能性もあるなと思って。
【音楽ジャーナリズム】って1つの形…
もっと言うと、過去に有った形みたいなものに思われるかもしれないんだけど…
人は音楽のガイドを未だに求めてるんだなってことは
52歳になって未だに物書いたり、喋ってる自分にとってはわかるわけで。
それをもっと、僕よりもエネルギッシュで若い、
青臭い人たちがやるっていう形のバトンを渡したいし、
それを彼らがやるっていうフォーマットにやっぱり音楽の語り部として
新しい可能性があるんじゃないかなと思います。

亀田
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
亀と鹿のJ-POPバンザイ!
二日間にわたって、鹿野さんと一緒にJ-POPについてお話しました。
鹿野さん、ありがとうございました!

鹿野
ありがとうございました!

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【MUSICA】

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STAFF| 22:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月14日

亀と鹿のJ-POPバンザイ!<前編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第866回目のテーマは…

亀と鹿のJ-POPバンザイ!<前編>

====================

「FM KAMEDA」では、洋楽、邦楽、ワールドミュージック…
様々な音楽についてお話ししていますが、
今日と明日の2日間は、昨今のJ-POPについて
たっぷり語ろう! そんな企画です。
そして、僕と一緒にJ-POPを語ってくれるゲストを
紹介しましょう、鹿野淳さんです!

鹿野:こんにちは。亀と鹿のJ-POPバンザイって花札みたいですね。

亀田:鹿野さんは、雑誌「MUSICA」を発行する出版社の社長さんであり、音楽ジャーナリスト。さらに音楽フェス「VIVA LA ROCK」なども手掛けています。昨今の音楽話を伺いたいんですけれども、もう今や1年中フェスがありますよね。鹿野さんも「VIVA LA ROCK」を手がけていますが、こういったフェスが得られる手応え、フェスから広がっていく未来へのビジョンは感じますか?

鹿野:僕は「VIVA LA ROCK」というタイトルでも分かる通り、ロックフェスをやっているんです。今、ロックは凄く斜陽がかっているというか、ロックを目指すというのがどういうことなのか、ロックバンドってかっこいいのか、もしくはアイドルのほうがかっこいいのかなんなのかよく分かんなくなっていて、日本で70年代以降ある種の憧れだったロックというもののフォーマットが無効化しつつあるなと感じます。そのロックというものをハッキリさせたいなと思い始めたのが「VIVA LA ROCK」で、ある意味フェスとはメディア。そのフェスに来る人は、そこに来ることによって今の音楽を知ったり、今のロックはこれだ!と提示されたり、色んなものがある。そうなったときにフェス自体がメディアとなって、1つのフリーペーパーや雑誌などの情報源となっていくことが凄く大事で、そういう意味では1年間かけてフェスがあるっていうことは悪いことではないと思う。ただ今は「フェスだ!フェスだ!ライブだ!ライブだ!」という時代になって、じゃあお客さんがフェスやライブにお金を使いすぎてそこで得た音楽を聴くってことをしなくなっているとか、YOUTUBEでさらっと見てその音楽やアーティストを知った気になったところで終わるというのは凄く残念だと思っていて、僕はフェスが増えれば増えるほどフェスのビフォーアフター、例えばラジオで音楽を紹介したり、メディアやアーティストが発信したことに注意深くキャッチしやすい環境を作っていくことが凄く大事だと思う。

亀田:僕は「VIVA LA ROCK」の中で、今年と去年「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」という鹿野さんが考えてくださった企画で、若者を含めた往年の名曲たちを僕らのバンドで演奏して、ゲストボーカルを招いて愛すべき音楽を聴いてきた世代が歌うということを始めました。

鹿野:「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」っていう、日本のロックを改めて丁寧にしっかりと真摯にカバーすることによって、我々なりに提示しようというライブじゃないですか。例えば今年に関しては宇多田ヒカルさんが「traveling」からTHE BLUE HEARTSの「リンダ リンダ」。

亀田:「traveling」はスガシカオくんが歌ってくれたんだよね。

鹿野:そして「リンダ リンダ」は10-FEETのTAKUMAが。亀田さんにとって、ああいうのをやって得られるものが、楽しい以外になにかあるとしたらどういうものなのかをオーガナイザーとして聞きたいですね。

亀田:まず僕はミュージシャンであり、プロデューサーでありますけれども、それ以前に音楽ファンなんです。もうとにかくヒット曲が好きだったり、チャートに入ってくる曲が好きだったり、CDショップ・レコードショップに行くのが好きだったり、それだけで人生の大半を費やしてきているんです。ということはリアルタイムでその時に自分が街で聴いてきた曲、テレビの向こうから流れて聴いていた曲を自分の仲間たちと一緒に見て、演奏して、今あの時代のみんなに届けられるということに本当に喜びを感じます。

鹿野:ほとんどのみんなが言うのが、このバンドをバックに自分が歌を歌えたら、そして一緒に何度もリハーサルをできたってこの財産は比べ難いものがあるという話をしてくれていて、やっぱりプロフェッショナルであるという意味合いをそのバンド自身がちゃんと持っている、そういう人たちと一緒にやることと、特にバンドマスターの亀田さんのベースって物凄い。なにが物凄いかと言うと歌っている人に対して投げかけてくるメッセージがあのベースは半端ないんです。

亀田:そういう音楽の会話があるということがこのフェスの舞台で行われていて僕は素晴らしいことだと思います。

鹿野:本当にそうなんです。だからフェスって盛り上がる、一体感が描かれる、それが凄くフェスの美徳とされていて、もちろんそれは凄く大切だし、そうやって盛り上がったから音楽を好きになったこともあると思うんですけど、なにより音楽って素晴らしい、音楽って凄いと思わせる力は音楽自身になくちゃいけないと思うんです。盛り上がるということよりも、音楽がスゲー。その音楽がスゲーということを音楽フェスはもっとこれから追求しなくていけないと思うし、今「VIVA LA ROCK、「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」では、僕は亀ちゃんと一緒に追求できていることが本当に有り難いし、良いことだと思っています。

亀田:そんな中、色んなアーティストを鹿野さんは見てきているわけではないですか。ここでもし一押しのアーティストがあればご紹介いただけますか?

鹿野:僕はSUCHMOSをみんなに聴いていただきたいです。

亀田:お!僕大好きですよ。

鹿野:最高ですよね。SUCHMOSって言ってみればあんまりフェス向きではない音楽と思われているんですけど、フェス向きというのはそもそもまずなんなんだ!と。フェス向きという言葉で音楽の幅を狭くしているんだったらやっぱり、フェスも音楽ももっと素晴らしい幅をみんなに提示しなくてはいけないと思っている。そういう中で1歩今年の夏に抜き出したのがSUCHMOSで、やっぱり音楽ってムードが大切。

亀田:1番大事!

M. MINT / SUCHMOS

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亀田:やっぱかっこいいっすね!

鹿野:ね!ムードがあるからライブ感がバリバリ!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
「亀と鹿のJ-POPバンザイ!」
明日も引き続き、鹿野さんと一緒にJ-POPについて語ります、
鹿野さん、よろしくお願いします!

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【MUSICA】

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STAFF| 16:27 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月13日

月ソング

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第865回目のテーマは…

月ソング

====================

明後日、15日は「中秋の名月」。
日本では月見だんごを作ったり、ススキの穂をお供えしたりして、
お月様を祀る日ですよね。

以前、このFMKAMEDAでも
J-POPの月ソングをご紹介してきましたが、
今回のFMKAMEDAは洋楽の「月ソング」に注目してみたいと思います!

本当にたくさんの「月ソング」がありますよ。
いくつか聴いてみましょう!

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♪ Fly Me To The Moon / フランクシナトラ

大名曲!!ジャズのスタンダードナンバー。
シナトラ・バージョンの録音テープは、アポロ10号11号にも積み込まれ、
人類が月に持ち込んだ最初の曲になりました。

「私を月に連れてって、星たちに囲まれて遊んでみたいの」
ロマンチックな歌詞です。
クインシー・ジョーンズのアレンジがノーベル賞ものですね。

--------------------

♪ Mr. Moonlight / The Beatles

R&Bナンバーのカバーです。
冒頭のジョンのシャウトが印象的ですね。

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♪ Harvest Moon / ニールヤング

「Harvest Moon」とははまさに「中秋の名月」のこと。
「月の光の下 ふたりで踊ろう
音楽が流れてる場所は知ってる
一緒に出かけて この夜を感じよう」

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♪ Walking On The Moon / Police

レゲエ調のポリスの名曲。
「君の家からの帰り道は、
月の上を歩いているみたい。」
最高ですね。

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♪ Ozzy Osbourne / Bark at the moon

これもある意味月ソングの名曲です。
さすが、オジー!これぞ、不吉な「月」のイメージ!

どうでしょうか?
「月ソング」どれも名曲ばかりでしたね。
それでは、ここで僕、亀田誠治が選ぶ「月ソング」を聴いて下さい!

2015年にグラミー賞、album of the yearを
受賞したアルバム「Morning Phase」から。

M. Blue Moon / Beck

20160913_fm.jpg

「真実を照らし出す月が空にかかったら、
それまで闇に隠れてたお前の影もハッキリわかる」

今日のFMKAMEDAは「洋楽 月ソング」を特集しています。

「月」というのは西洋と東洋では感じるイメージが、異なります!
西洋では、昔から月には神秘的な魔力があると信じられ、
不吉な存在として月の光を恐れられてきました。
満月で変身する狼男とかまさにそうですよね!
(そうそう、マイケル・ジャクソンのスリラーのMVとか!
満月の夜は何かが起こる!ことの象徴ですよね。)

そして最近、twitterなどで「スーパームーン」の時は
写真がタイムラインに次々と流れることも…。
普通の満月もの時もインスタやfecebookにバンバン写真があがります。
やはり満月は特別なもの。神秘なパワーがあるものとして皆、信じていて
みんなとシェアせずにはいられないんですね。

満月のパワー、人体への影響は、はっきりとした科学的根拠はどれも無く
迷信であったり神秘的な解釈といわれています。

ところが、科学では説明できない、この「神秘的な解釈」というのが
人々の心に夢や希望を与えるのです。
生きている限り、人間は数多くの説明できないことに出会います。
これが現実ですよね。

つまり満月の存在は、まさに幻想と現実の両方を満たしているんです。
ファンタジーであるとともに、リアリティーでもあるわけです。
これは、歌の題材にはもってこいですよね。

ちなみに、「神秘的」といわれている、満月には
次のような効果があるとも言われています。

・出産率が高くなる(実際に多いというデータがあります。ほほう…)
・眠りが浅くなる
・感情が高ぶりやすくなる(狼男のアレだ!)
・衝動的な行動をとってしまう

根拠としては、大きく2つの「仮説」があります。
あくまでも「仮説」ね。

(1)
満月の時、月と太陽と地球が一直線上に並びます。
この時、地球に及ぼす重力が強くなって、潮の引きが大きい大潮となります。
同じように、引力の影響で、70%が水分で出来ていると言われる人体にも
影響を及ぼしているという説があります。

(2)
満月は月の光で夜が最大限に明るくなることで、
人体にもなにかしらの精神的な影響を及ぼしているという説。(ほほう!)

音楽の中で思うのは、満月に出会えるのは月1回。
しかもその間に、満月に向かって月が大きく丸くなっていったり、
満月を過ぎて月が欠けていったり…
満月にはbefore afterに、時の流れを感じさせるドラマがあるんですね。
ここが、また人感情の動きを表すメタファにななるんですよ。

さあ、明後日は中秋の名月。晴れるといいですね。
満月を見ながら、音楽を聴くのも良いかもしれませんよ!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、音楽ライターの鹿野淳さんを迎えてのアツい音楽対談、
「亀と鹿のJ-POPバンザイ!」です。
お楽しみに!

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STAFF| 13:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月12日

ライブマナー講座

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第864回目のテーマは…

ライブマナー講座

====================

亀:「ユキヒロ先輩、遅いな〜…あっ、きた!」

ユキヒロ:「おう!亀、わりい、わりい、いろいろ準備してたら遅れちゃったよ!」

亀:「ライブに行くのに、そんな荷物入ります??リュックパンパンっすよ

ユキヒロ:「バキャロー!ライブで他の人より、ひとつ前に出るには、
色々、準備が必要なんだよ!」

亀:「人より、前って…アーティストでもないのに…」

ユキヒロ:「まぁ、いいや!そんなことよりライブに遅れるから、急ぐぞ!」

-----------------

〜ライブ会場〜

亀:「うぁ〜、すごいお客さんの数ですね〜…ユキヒロ、先輩…スマホ見ながら、
何やってるんですか?

ユキヒロ:「何って、そこら中に、
モンスターがたくさんいるんだよ!あっあそこにもいる!」
亀:「先輩!何しに来たんですか!ライブはマナーか電源OFFが鉄則ですよ!」

-----------------

亀:「そろそろアーティストが出てきますね!!」

ユキヒロ:「おっそうか!じゃ三脚をセットして!そこに登って、スマホで動画をON

亀:「せっ先輩!何やってるんですか???」

ユキヒロ:「何って、動画を撮って、SNSで日本中に拡散するだよ!
フォロワー813人もいるんだよ!すごいだろ!?」

亀:「三脚で後ろのお客さんみえないし、
ライブを動画で拡散って、言語道断ですよ!」

ユキヒロ:「本当、亀は真面目だな!そんなんじゃフォロワー増えないぞ!
俺みたいにギリギリ攻めないと!わかる??」

亀:「ギリギリって、全然OUTですよ!そんなのバレたら、会場から出されますし、
アーティストもいい迷惑ですよ!このライブ会場に集まったみんなと
アーティストが一緒になって楽しむのがいいんじゃないですか!」

ユキヒロ:「もういいよ!わかった!わかった!それより9曲目ってこれだっけ?」

亀:「えっ!何ですか?このリスト??」

ユキヒロ:「これは、思い出にライブのセットリストをデータにして、SNSで…」

亀:「ユキヒロ…何回言えばわかるんだ…これ全国ツアーで、まだまわるんだぞ…
いいか…それ…みた全国のファンはどう思う…ユキヒロ…おい…」

ユキヒロ:「すっすっすみませーーーーーーーーーーん!(泣)」

〜ライブでの、スマホゲーム、動画の撮影・配信、またネタバレとなるような行為はやめましょう。ライブ講座事務局からのお知らせでした。〜

M. FORMATION / BEYONCE

20160912_fm.jpg

BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
今日は、「ライブマナー講座」をお届けしています!

自分の感動をみんなとシェアしたくて、よかれと思ってついついやってしまう
セットリストのネタバレ。こんな経験誰でもありますよね。

シェアの概念が進んでいる海外では、セットリストを自ら公開したり、
ライブの映像をアップしてしまうアーティストも多いですが、
礼儀や儀式を重んじる日本では、まだまだ抵抗がありますよね。
日本人は、懐石料理のように「感動のプロセスを楽しみたい。」
完璧な「おもてなしをうけたい。」そんなところがあるのだと思います。

動画撮影においては、アデルのライブでも実際に話題になりました!
昨年11月に発売したニューアルバム『25』、
そんな、大ヒットアルバムを引っ提げ
行われたワールドツアー中、事件が発生。

イタリアのヴェローナで行われたコンサートで、アデルが、
ステージ近くで三脚を立ててライブを撮影、そして録音していた女性を指差し、
「ビデオカメラで撮影するのをやめてくれない!?」と、訴えたんです!
彼女は…
「私は、実際にここにいるの。そのカメラを通してじゃなくて、ライブを現実で楽しめるはずよ。だから、その三脚を畳んでくれない? これはDVDじゃなくて生のショーなの。外には、このコンサートに来たくても来れなかった人達がたくさんいるのよ」
とコメント。
会場は、彼女のメッセージに拍手を送ったそうです!

アデルの気持ちわかります。
この頃はスマホで撮影OKのライブも増えてきましたけど、
あれ、どうなんでしょう!?OKやNGということではなく、
一生懸命動画で撮影したライブ、家帰って観たことあります?(僕は皆無)
その時の雰囲気を伝えたくて一瞬動画に収めたい気持ちもわかりますが、
スマホがあるおかげで、「映しとかなきゃ!」という使命感だったり、
なんとなく回しているということに満足しているというのが本当のところでは…

いいこと教えてあげます!
アリーナやドームなどでアーティストが豆粒みたいに小さく見える場合、
ついついビジョン越しにコンサートを観ているあなた。
たとえ豆粒のようにアーティストが見えていても、ステージ全体を観てください。
だって、ビジョンを観ながらだと、
カメラ越しの限られたパフォーマンスしか見ていないんです。
ステージ全体に繰り広げられている素晴らしいパフォーマンスに感動しましょう。
会場全体に鳴り響いている音や光にふれあいましょう。

ライブとは、演奏、照明、演出、全ては
アーティストとプロフェッショナルなスタッフが想いを込めてつくったんです。

だから先ほどのスマホ問題もそう。一生懸命スマホに録画したとしても、
その会場でおきている、大切な「イマココ」を失ってしまっているかもしれません。
せかっくのライブ。 音楽という一期一会のパフォーマンスを大切にしたいですね。

ということで、みなさんライブを楽しむ時は、会場一体となって、
アーティストにも良い環境でライブを行ってもらうため、マナーを守りましょうね!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は… 月にまつわる洋楽が大集合!
「月ソング」でアーティストは何を歌っているのでしょうか? お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:01 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月08日

HAPPY BIRTHDAY P!NK

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第863回目のテーマは…

HAPPY BIRTHDAY P!NK

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今日、9月8日は、シンガーソングライター
P!NKの37歳のバースデー。
アメリカでは、レディー・ガガや
ビヨンセと並ぶ大スターです。

今年4月に、リリースされたシングル
「ジャスト・ライク・ファイア」は、
この夏に公開された映画
「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」の
主題歌に起用され、世界中で話題を呼んでいます。

破天荒でぶっとんだキャラクターと、
時にメディアの前で過激な発言をするP!NK、
メッセージ性の強い楽曲と圧倒的なパフォーマンスで、
音楽ファンのみならずアーティストからも
絶大な支持を得ているP!NK。

今回の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
キャリア16年を誇る、
シンガーソングライターとしてのP!NKに、
スポットを当てていきたいと思います。

ペンシルバニア州最大の都市、
フィラデルフィアで生まれたP!NKは、
音楽好きな父親の影響で、
ボブ・ディランを聞いて育ちます。

クラブで歌い続ける日々が続くなか、
P!NKはレコード会社の目に止まります。
その後、楽曲を制作する過程で
R&Bシンガーとしての才能を開花させた彼女は、
ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、
マドンナなどをプロデュースしてきた、
敏腕プロデューサー・アントニオ"LA"リードに、
デモテープでアプローチ。
彼女の曲を気に入ったLAリードは、
P!NKとソロ契約を結びます。

2001年には、マイヤ、クリスティーナ・アギレラ、
リル・キムと歌ったコラボシングル
「Lady Marmalade」は、
映画「ムーランルージュ」の主題歌として人気を博し、
ビルボードで1位を記録。
デビューから1年、この曲でP!NKは
グラミー賞を獲得します。

瞬く間にスーパースターへと躍り出たP!NKは、
シンガーソングライターとしての道を歩んでいくなかで、
R&Bからロック色の強いサウンドへとシフトチェンジ。

そして、彼女の代表曲となる、
2008年にリリースされた「So What」は、
爆発的なヒットを記録。
"旦那に逃げられちゃったみたい"と、
出だしからインパクトのある歌詞とメロディが
人気を呼び、P!NKのソロ名義で、初の全米首位を獲得しました。

これまでアルバムは全世界で6000万枚以上を売り上げ、
そしてグラミー賞3冠に輝き、
トップ・アーティストとして不動の地位を獲得したP!NKは、
あるインタビューの中でこんな言葉を発しています。

「私が負け犬だってことは永遠に変わらない、
でも負け犬でいることがうれしいの。
モチベーションを与えてくれるから。」

今を生き抜く女性の代弁者として、
強く歌い上げるシンガーソングライターP!NK。
今日はそんな、彼女の楽曲の中から
この1曲をお届けしましょう。

P!NKで「Just Like Fire」

M. Just Like Fire / P!NK

20160908_fm.jpg

お送りしたのは、P!NKで、「Just Like Fire」でした。

今回は、今日9月8日に37歳の誕生日を迎える
シンガーソングライターP!NKを特集しています。

ところで、P!NKは、アメリカでは
超がつくスーパースターでありながら
日本では評価がいまいち低い印象があります…

その理由をお答えしましょう!

P!NKは、その過激なルックスとパフォーマンスと楽曲で
MTV世代を釘付けにしました。
そして、その楽曲はMTVからラジオに広がり全米を制覇したのです。
つまりTVとラジオの両方を味方に付けたのです。

まさに、MTV全盛の時代に、
ミュージック・ビデオというメディアを
フルに活用して成功したアーティストの先駆けでしょう。
これは、プロデュサーのL.Aリードの
手腕によるところが大きいのです。

90年代半ばから2000年代はじめのことです。
TLCもNeyoもアブリルもL.Aリードが、
桁違いのミュージック・ビデオの
制作費をつぎ込んで、ヒット作を連発していきました。

ミュージック・ビデオでアーティストのリアリティー。
ラジオで楽曲の良さを伝える。
この手法は今もアメリカの
ヒット曲誕生の基本になっています!

これに対して、日本は、同じTVでも、
アーティストが表現するミュージック・ビデオではなく、
ドラマやCMのタイアップや歌番組から広がる
ヒットの構造になっています。
だからアーティストのリアリティーが見えてこないし、
純粋に音楽だけが届いてこないのです。
さらに、ラジオから聞こえてくる音楽を、
クルマの中で聞いたり、口ずさむという生活文化が、
アメリカほど強くないんですね。
なんだか、残念ですね。

僕はL.A.リードの自叙伝「Sing To Me」に
L.A.リードが初めてP!NKに会ったときの模様が
リアルに描かれていて、驚きました。

デビュー前から、写真を見るまでは
黒人かと思うほどの抜群の歌唱力を持っていて、
一発で契約をしたそう。
でも、それは「目をつぶって聞けば」天才現る!状況だったとか。
そう、その時のP!NKのルックスは、
髪型はロングドレッド、ジーンズにTシャツをはおり、
ガソリンスタンドでバイトをしている、
どこにでもいるような女の子だったそう。
レストランでは、ナイフやフォークの使い方も
知らなかったとか…

そんなPINKにL.Aリードはアドバイスをします。
「君が必要なのはエチケットスクールに行くことだ」と。

ところが、2回目に会った時は、
ドレッドはばっさり切られ、その髪はピンクに!
ファッションも急にとんがって、
まさに今のP!NKの原型が出来上がっていたそう。

そして、自分から
「私をMr.PINKと呼んで!」と言ったそう。
ここからPINKの伝説は始まったのです。
P!NKは、たぐいまれなセルフプロデュース能力で、
自分改革をおこなったんですね。

R&Bブーム真っ只中の2000年初頭、
P!NKとアブリル・ラヴィーンの登場が
シーンをポップにカラフルにしました。

さらに、P!NKの歌う、自分自身の感情を
ありのままにさらけ出す歌詞と、
その自由奔放でキュートなパフォーマンスは、
多くの若い女性ファンを
ひきつけました。
これが、レディ・ガガ、ケイティー・ペリーらに
つながっていくんです。
そして、その白人離れしたソウルフルなボーカルは、
アデルなど、多くのアーティストにもつながっていきます。

MTVというメディアを通じて時代が生んだスーパースターP!NK。
そして次の時代の後継者を生んだP!NK。
P!NKは今のミュージックシーンのキーパーソンです。
これを機会に、みなさんもP!NKの
ミュージック・ビデオやサウンドを楽しんでみて!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、今日9月8日に37歳の誕生日を迎える
シンガーソングライターP!NKを特集しました。

【P!NK】

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STAFF| 14:50 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月07日

亀田ロードショー「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第862回目のテーマは…

亀田ロードショー「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」

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僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、最新作からのピックアップです。
今週末、9月10日(土曜日)に公開となる

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」
をご紹介しましょう。

20160907_fm1.jpg

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」、この映画は
27歳の若さでこの世を去ったアーティスト、
ジャニス・ジョプリンの生涯を追ったドキュメンタリー映画。
僕も大好きなアーティストで、
一足先に作品を見せていただきました。

1943年、アメリカ、テキサス生まれのジャニス・ジョップリン。
ごく普通の中流の家庭で生まれたジャニスは、
容姿へのコンプレックスや元来の内気で繊細な性格から、
学校になじめず、他の生徒から孤立を深めていくようになります。

しかし、やがてブルースやフォークに出会い、
自分でもバンドを組み歌い始めます。
1963年、フラワー・ムーヴメントの中心地
サンフランシスコへ単身で趣き、
そこで圧倒的な歌唱力から歌手としての存在感を高め、
1967年のモンタ レー・ポップ・フェスティバルでの
ライブで一夜にしてスターダムにのし上がってゆきました。

マドンナ、ピンク、シンディ・ローパー、
エイミー・ワインハウス…など、
後の女性アーティストにも強烈な影響を及ぼし、
没後半世紀を経た今も20世紀の
ポップ・ミュージック史における
不滅のアイコンであり続けているジャニス。

この映画では、遺族の全面協力により
バンドメンバーや親しい友人、昔の恋人、家族といった
生前ジャニスの最も身近にいた人々からのインタビュー映像と、
故郷を離れロックスターとして大きな注目を浴びるようになっても、
変わらずにずっと書き続けていた両親や兄弟、
恋人へのパーソナルな手紙を軸に、
ロックスターとしてのジャニス・ジョプリンではなく、
一人の女性としての「ジャニス・ジョプリン」が
立体的に浮かびあがってきます。

それではここで、1曲お送りした後、
映画の見どころ、そしてジャニス・ジョプリンの魅力について
お話ししましょう。

M. Me and Bobby McGee / JANIS JOPLIN

20160907_fm2.jpg

なんといってもジャニスこそが
最初の白人ブルースシンガーです。

シャウト(絶叫)やスクリーム(悲鳴)を交え
ありのままの感情を生々しくさらけ出す歌。
情熱ほとばしる歌は、それまでの「きれいに歌う」「上手に歌う」
「可愛らしく歌う」といった女性歌手の概念を飛び越えたのです。

そうなんです、ジャニスは、今までにない
女性アーティストの形を生み出したのです。

しかも、その歌唱は決して荒々しいだけじゃないんです。
ついついそのエモーショナルなパフォーマンスに目や耳がいきがちですが、
実は、ジャニスの歌はピッチだって、リズムだっていつも正確です。
ミュージシャンとしての音感やスキルがずば抜けて優れていて
どんな環境でも決してぶれることはありまあせんでした。

だから、ジャニスの真骨頂はライブパフォーマンスで発揮されました。
モンタレー・ポップ・フェスティバル、
ウッドストックでの伝説のライブを生み出したのです。
そして、そのキレッキレのパフォーマンスは多くの人を、いや、
時代までを巻き込み、永遠に輝く存在になったのです。

この映画からこみ上げてくるもの。
僕は、サブタイトルに込められた
「リトル・ガール・ブルー」の意味に
思いを馳せずにはいられません。
短い生涯を駆け抜けた偉大なジャニス。

その裏で彼女はどんな風に音楽を愛し、
人生を楽しみ、そして悩んでいたのか?
彼女が両親や恋人に宛てた手紙や、
バンドメンバーや多くの友人の証言から、
ジャニスの優しい人柄、孤独な日々、
そして音楽だけが彼女に、
生きている実感を与えてくれる存在だということが
浮き上がってきます。

この映画で、27歳で亡くなる伝説を改めて思い知らされました。

ブライアン・ジョーンズ
ジム・モリソン
ジャニス・ジョプリン
ジミ・ヘンドリクス
カート・コバーン
エイミー・ワインハウス

27歳で、その命を落とした、音楽の星たち。
全てに共通するのは、ステージから降りた時間の「孤独」です。
20代前半に若くしてほとばしる才能が開花、
それがメジャーシーンでの成功を経て、
レコーディング、ツアーという怒涛の時間に巻き込まれ、
繊細な彼らは、自分自身のありのままの姿を見失い、
アルコール、ドラッグに溺れ、
心身ともにその負荷のピークがくるのが
27歳という時期なのではないでしょうか?

ジャニスが教えてくれたことは、
「自分の感情にありのままに生きる」ということだと思います。
そして、「ありのままに生きる」ということは、
決して難しいことでも、恥ずかしいことでもない。
それを伝えるために、ジャニスはシャウトし続けたのだと思います。

歌うということで自分自身とオーディエンスの両方を解放したジャニス。
南部の田舎街育ちの一人の女性が、魂の叫びで音楽の歴史を変える
偉大なシンガーになったのです。

「FM KAMEDA」、今日は、
今週末、9月10日(土曜日)から公開される
映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』をご紹介しました。

【ジャニス:リトル・ガール・ブルー】

20160907_fm3.jpg

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日9月8日は、明日が誕生日!アメリカの偉大なアーティスト、
PINK!の魅力についてお話しします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年09月06日

アーティストが"ブラック"に込めた思いとは?

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第861回目のテーマは…

アーティストが"ブラック"に込めた思いとは?

====================

はい、説明するまでもないですが…
今日9月6日は、語呂合わせで「クロの日」。
これ、ちゃ〜んと記念日として制定されています。

そんなワケで、音楽界の黒というと、
まず思い浮かぶのがブラック・ミュージック。
ファンク、ブルース、ゴスペル、ジャズなど、
アメリカの黒人音楽を総称して
括られることもありますが、今日はそうではなく、
単純に「黒/BLACK」という単語が入る
曲、アルバム、アーティスト名を並べた時に、
なにか見えてくるモノがあるのか?
探ってみたいと思います。

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BLACKSTAR / DAVID BOWIE

今年、惜しくも亡くなったロックスター、デヴィッド・ボウイ。
彼の最後のアルバム、そのタイトルが「ブラックスター」でした。
実際は文字で綴られたタイトルではなく記号で表されたこのアルバム、
闇、悪、そして死… 自分の最期の時間を感じていたボウイは、
何を思い、このタイトルをつけたのでしょうか?
(黒=死=喪服)

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When 2 R In Love / Prince

ボウイと同じく、今年星になってしまったプリンス。
パープル(紫)のイメージが強いプリンスですが、
1987年に「The Black Album」を制作、
発売直前になって発売中止となってしまった作品で、
のちに正式にリリースされました。
ジャンルの飛び越え、自由な世界を創造したプリンスの作品の中でも、
かなり実験的な作品でした。
(黒=実験)

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Back To Black / Amy Winehouse

プリンスもお気に入りだった、という…
こちらも悲劇のアーティスト、エイミー・ワインハウス。
セカンドアルバムにしてラスト・アルバムとなったのが
「Back To Black」でした。
彼に振られた主人公が
「暗闇 暗闇 暗闇 私が戻るのは…」と歌うこの曲。
そこで歌われる「黒」は、やはりネガティブな色でした。
(黒=闇=光のない世界)

-----------------

それでは… ここで1曲お送りしましょう。
この曲では、目の前に出てくるものが
「黒」で塗りつぶされてしまいます。

ローリング・ストーンズ、「PAINT IT BLACK(黒く塗れ!)」

M. Paint It Black / The Rolling Stones

20160906_fm.jpg

「FM KAMEDA」。
今日は「クロの日」ということで、
音楽界の「黒/BLACK」に注目しています。

バンド名に「黒」がつくバンドもありますね、
BLACK KEYS、ブラックサバス、BLACK CROWS…
日本のバンドでも、黒夢、ACID BLACK CHERRYなど。

なんだか、「黒」という色には共通のイメージがありますね。

僕らは光の中で生きています。
ていうか、光があって存在が認知され生かされているんですね。
色を光としてみるとき、「黒」は光がまったくない状態です。
だから、「黒」といわれて一番強く感じるのは
「闇」のイメージではないでしょうか?
そこから派生して、「絶望」や「死」などが連想されます。
「悲しみ」はブルーだけど、「絶望」は黒なんです。
というわけで、音楽の中で「黒」は、その多くは
ネガティブな感情の最上級を表すことに使われています。

ちなみに、ネガティブなイメージといえば、
ブラック企業とか、ブラックマーケット、
あと刑事物のドラマで犯人のことを
「あいつはクロだ」とかいいますよね。

大切なのは、日本と欧米では、それぞれの
「黒」のイメージの違いがあるようです。

たとえば日本では「黒」はお葬式や喪服など、
「負」の落ち着いたイメージになりますが、
欧米ではフォーマル、優雅で崇高なイメージがあるようです。
黒=シックというイメージは欧米由来ですよね、

でも「悪魔系」などはやっぱり「黒」。
メタルやハードロックが基本「黒」基調なのは
欧米由来です。「デスメタル」とはよくいったものだ!
メタルはライブ行ってもオーディエンスも黒系ですもね。
そうだ日本でも、たとえばXジャパンはドーム全体が真っ黒になる。
一方、黒には「存在を消して」しまうという側面もあります。
「黒子に徹する」なんて言いますよね。
バンドもサポートメンバーは
「黒系の衣装にしておいてね。アーティストより目立たないで!」
なんてね、よく言われますよね。
これは自らの存在を目立たなく消して、
センターで歌うアーティストにフォーカスを当てているのです。

一方、「黒」という色のイメージの持つ
パワフルな側面もわすれてはいけません。
問答無用の「黒」。
重厚な威圧感で、なにもかも塗りつぶして全部始末してしまう感じ。
社長さんの車は黒ですよね。
フォーマルを通り越した、権力の証の「黒」ともいえるでしょう。

このように考えると「黒」という色は、非常にパンチがある。
音楽の中で、心情や情景を一発で限定する力を持っているのです。
皆さんも、ブラックソングを探してみると楽しいかも?

ちなみに今日、9月6日は色黒のアーティストでも知られるアノお方、
「松崎しげるの日」でもあります。
(しげるさん、お元気ですか?!)

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は… ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画、
「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」についてお話しします。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 13:44 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月05日

亀田文庫<宮下奈都・著「羊と鋼の森」>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第860回目のテーマは…

亀田文庫<宮下奈都・著「羊と鋼の森」>

====================

亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今回、僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介する一冊は…

文藝春秋から宮下奈都さんの「羊と鋼の森」です。

20160905_fm2.jpg

今年2016年、全国の書店員さんが
"いちばん売りたい本"を選ぶ
「本屋大賞」に選ばれた「羊と鋼の森」。

主人公の青年は、ある日高校のピアノを調律に来た
調律師の弾くピアノを耳にし、
その音色に心を奪われてしまします。
そして、調律師を目指し、人として成長していく…
そんな姿を追った作品です。

本屋さんでこの本を見かけたことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
楽譜の上に羊が何頭か放たれている…
そんな本の表紙に目が引きます。

それにしても、
「羊、鋼、森」…それらは何を表しているのか?
この本からどんな音楽が聞こえてくるのか?
ここで1曲お送りした後、
この本「羊と鋼の森」について、お話しします。

M. 結婚行進曲 / メンデルス・ゾーン

「FM KAMEDA」。
今日は、僕 亀田誠治が選んだ1冊をご紹介する「亀田文庫」、
宮下奈都さんの「羊と鋼の森」という作品をご紹介しています。

ピアノを弾くとき鍵盤を叩くと、鍵盤に連動した
木製のハンマーが連動して弦を打つことで
ピアノの音が鳴るのですが、
木製のハンマーの先にはフェルトがついて、
このフェルトは羊の毛で出来ているんです。

というわけで、「羊と鋼の森」の
「羊」はフェルト
「鋼」は弦
森は、88個の鍵盤からなる、ピアノという
「音の森」から生まれる世界。
そしてそれに関わる人達の、さまざまな
「人生という森」という意味を表しているのです。

調律師になるために日々格闘と挫折をくりかえす主人公の外村が
才能が足りないと思位悩む中に、
同じく調律師の先輩が一声かけてくれます。

「才能っていうのはさ、ものすごく好きという気持ちじゃないのかな」
「どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、
闘志とか、そういうものと似ている何か」
これって、どんな仕事にも通じますよね。

さらに、ピアニストになりたい双子の少女が、母親に

「ピアノで食べていける人なんて一握りのひとだけ」

とたしなめられたときに、少女はこうこたえます。

「ピアノで食べていこうなんて思っていない。
ピアノを食べて生きていくんだよ」

好きなものへの純粋な情熱に心が震えます。

そもそも、「音」や「音色」を
言葉で表現するのは大変難しいことです。
その「音」の表情をこの本は、弾き手、
聞き手の心情と重ね合わせて
あたかも、本当に音が聞こえてくるような描写をしています。
たとえば、
「それは基準音となるラのはずだったのだけど、
音の伸びる方向にすうっと景色が開けるのが見えた。
銀色にすんだ森に、道が伸びていくような音」

これだけで、この瞬間、
いかに澄み切った音が鳴ったか伝わってくるでしょ?

このように、この本では、読者の視覚と聴覚を
美しい言葉がつないでくれるのです。
これがね、心のデトックスになるんですよ!

そして、何かに憧れて夢を持つ。
その夢を叶えるのにはたくさんの時間がかかるかもしれないこと。
もしかしたら、あきらめなければならないこともあるかもしれない。
でも、その時間経過の中で、たくさんの出会いや、
成長や挫折を繰り返し、人間は強く、
やさしく、たくましくなっていくこと。
そんな穏やかな人生観がこの本には始終流れています。

「羊と鋼の森」。
美しい言葉で、どこにでもいるような人達が重ねていく毎日を、
ピアノを通して描くあたたかいヒューマンドラマです。
ぜひ読んでみてください。

「亀田文庫」、今回は文藝春秋から出版されている
宮下奈都さんの「羊と鋼の森」をご紹介しました。

20160905_fm1.jpg

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は…「クロの日」
黒にまつわる楽曲を紹介していきたいと思います。

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STAFF| 15:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年09月01日

もちこまレコメン

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第859回目のテーマは…

もちこまレコメン

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「TOKIO HOT 100」のコーナー"持ち込みレコメン"。
評論家、プロデューサー、CDショップのオーナーなどが、
イチオシの楽曲を紹介する名物企画。
(僕もよく出させてもらっています。)

ここFMKAMEDAでもなんと、この企画が勝手にスタート!
僕亀田がオススメの楽曲を持ち込む…
のではなく、持ち込まれるという…。
題して「もちこまレコメン!」(2回目です!)

誰が持ち込むのかというとこの人です。
番組の新人AD、ネギちゃんです。

ADネギちゃんは春から番組に参加した新人スタッフ。
日頃、足しげく色々なライブハウスに通う、21歳の女の子。

お仕事を始めてまだ日の浅い、
音楽好きのネギちゃんが等身大で選ぶ曲。
一体、どんなものを選んでくれたのでしょうか…。
それでは、早速、「持ちこまレコメン」スタートしましょう。

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ネギ:
はい!まず最初にご紹介する曲はこちらです!

【リアクション ザ ブッタ】


安定感がありココロ落ち着くボーカルに、ダイナミックに響くサウンド。楽曲全体で聴いている人を包み込んでしまうような"許してくれる曲"。「もっと売れてもいいのに…」とファンからの賞賛が寄せられ続けているリアクション ザ ブッタは注目のバンド。

M. WONDER RULE / リアクション ザ ブッタ

20160901_fm1.jpg

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ネギ:
では、続いてはこちらです!
いじめられっこがラップで人生を逆転!13歳ラッパー

【けーご】

渋谷駅前で外人ラッパーに挑む中学生日本男児として話題に。普段は徹夜で勉強をする一般的な中学生。路上では即興フリースタイル。今までにまったく聴く機会のないジャンルではあったが、渋谷の街で出会い「13才のリアル」を聴いた際にはうるっとしてしまった。自分を極めていじめがなくなった経験の持ち主。

M. 13歳のリアル / けーご

亀田:
エミネムの「8miles」から15年!時代が巡ったね。
日本の場合貧困層から立ち上がってきていないかもしれないけど、
生きていく葛藤は同じ。スキルアップが素晴らしいね。

--------------------

ネギ:
では、最後はこちらです!

【にゃんぞぬデシ】

まるで何を話しているか分からない個性的なMCからは一変、落ち着いた大人な雰囲気溢れる弾き語りからは、普段伝えることのできない想いがジンジンと胸に伝わってくる。SSWはこうでなければ!といった型から飛び出した、振り幅の大きい中毒性のある女子高生アーティスト。

M. BTB海岸 / にゃんぞぬデシ

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ネギ:
以上、3組のアーティストを紹介させて頂きました!

亀田:
はい、ADネギちゃんありがとうございました。
「もちコマレコメン」。
次回の持ち込みも期待しています!!
どんどん、持ち込んでください!

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【ベースの日】
★2016年11月11日、ベースが主役のスペシャルライブが 今年は都内3か所で同日開催決定!!


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STAFF| 13:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月31日

仮タイトル

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第858回目のテーマは…

仮タイトル

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楽曲には、必ずタイトル、曲名があります。
しかし、曲の製作途中では、
まだ歌詞のイメージがまとまっていなかったり、
アレンジやサウンドが出来上がっていく時点で、楽曲のムードや
アーティストの、心境が変わったりして、
タイトルがまったく違ったモノになっていくことが多くあるのです。
というわけで、楽曲のタイトルは、
はじめ決まっていなくて「仮タイトル」が
ついていることがよくあります。
「(仮)」ってやつですね。
そんな訳で、アーティストの楽曲制作を間近で見ている僕、
亀田誠治が、仮タイトルの秘密をひも解いてゆきます。

みなさんの知っているあの曲も、
実は仮タイトルから始まっている!
たとえば…。

まずは、最近、活動を再開した宇多田ヒカルさん
昔のヒット曲なんですが、仮タイトルは、こちらです。

「安くておいしいミカン」!

このタイトルから、本当の楽曲わかります?
実は、この曲なんです。

♪FLAVOR OF LIFE

製作中に、ミカン食べたのかな?
みかんの香りが、愛の香りだったのか???

さらにヒッキーは、復帰作「花束を君に」も
素晴らしい仮タイトルをつけています。
その名も

「差し入れカプチーノ」!

イタリア人のダンナさんが、
楽曲制作中に…持ってきてくれたのかな?

--------------------

続いては、BOOWY
実は、彼らの楽曲は、仮タイトルの宝庫です。

「CLOUDY HEART」

の仮タイトルは、

「ロックンロール」

まんまやん!
でもツエッペリンの「ロックンロール」からとっているのかもね!

その他にもいろいろあるのですが、

「RAIN IN MY HEART」

は、なんと

「四十肩にはまだ早い」

どういうこと!?

--------------------

そして、ユーミンです。
タイトルは、

「土用波」

土用の丑の日の、土用ですね。
ちょっと、ユーミンのイメージとは違う様な…タイトルですが、
これは、アルバム「パール・ピアス」に収録されている

「DANG DANG」

です。
実は、この曲は歌をきけばピンときますね!

(歌詞)『だんだんと哀しみよ高く押し寄せて 土用波のように、DANG DANG とDANG DANG D-DANGと派手に砕け散って』

実は、歌詞の中に、仮タイトルが入っていたんですね!
これはよくあるケースですよ。

そして、僕もプロデュースに携わっているGLAY
かれらも、叩けば、いろいろ出て来ました。

「口唇」は、「野性の口唇」

「FRIED CHICKEN&BEER」は、「カツ丼ビーフ」

「グロリアス」は、「モーターバイク」

さらに、TERUさんの名字、小橋ネタなんてのもあります。

「Fighting Spirit」は、「小橋が海に出る頃」

「卒業まであと少し」は、「小橋からの卒業」

もう完全にネタになっています!

--------------------

そして、こちらも僕が在籍していた、東京事変も、
仮タイトルの宝庫です。
まずは、僕のつけた仮タイトルでこの曲を聴いて下さい。

M. フード(閃光少女) / 東京事変

20160831_fm.jpg

閃光少女の仮タイトルとは、「フード」でした。

これは…
真冬の夕暮れに、フカフカのフードのついた
ダウンジャケットを着て、
ランドセルを背負った少女が、
屈託なく走りながら家に帰っていくのを見たんです。
そのときに、僕は、この少女の未来はどうなるんだろう、
どんな恋をするんだろう。
幸せになってほしい、なんて気持ちを込めて書いた曲に、
椎名林檎さんが素晴らしい歌詞をつけてくれました。

さて、今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
アーティストの楽曲の仮タイトルをテーマにお届けしていますが…

いったい、仮タイトルにはどんな効能があるのか?
お答えしましょう!

多くの場合、歌詞が完成する時点で、
タイトルは大体決まります。
それは、サビの一言だったり、
歌詞全体のストーリーを象徴するものだったり、
歌詞の内容にまったく関係のない言葉遊びだったり…
そう!あたかも「だるまに目を入れるように…」。
タイトルを書き込む。
この瞬間!つまりタイトルが決まって、
はじめて一つの楽曲が「作品」になるのです。

ちなみに、タイトルがなかなか決まらなくて、
迷って迷ってトラックダウンの段階でも決まっていなくて、
歌詞カードを印刷所に入れる、
入稿ギリギリで決まる場合もありますよ。

そんな時に、頼りになるのが「仮タイトル」
仮タイトルに引き寄せられて、素晴らしい演奏や
パフォーマンス、ジャケットが生まれる
と言っても過言ではありません!
たとえば、同じ曲でも「バラード1」という仮タイトルで呼ぶのと
「君を待つ渚」という仮タイトルで呼ぶのでは、
イメージが全然違いますよね。

「バラード1」じゃなんの景色も見えてこない。
言葉の持っているエネルギーが全然ちがいます。

「君を待つ渚」は、胸キュン度が増すでしょ?
このように、仮タイトルは、良い作品に成長していくための
守護神なんです。

アーティストが作曲するときに、煮つまらないように
笑えるネタを使ってくる場合もあります。
「決算は金曜日」とか
「さよならはパイパイの調べ」
なんていうのもありましたよ。
(もう、放送事故ギリギリのやつもあります!)
最終的には、まったく違う歌詞の世界観になっても
こんな仮タイトルだとレコーディングも楽しいですよね。
M1とか、M12とか、じゃ味気ないですよね。

早い話が、アーティストもミュージシャンも、
ゴキゲンな仮タイトルがあると、
レコーディングのモチベーションが、
大きく上がるんです。
そしてエネルギーも高い作品になっていく。

それくらい、作品に名前をつけてやるということは、
大切なことなのです。

たとえば、サッシャも「君」とよばれるより
「サッシャさん」と呼ばれると、嬉しいですよね。
「ママ〜」と呼ぶのでなく、
「まさみ」とか奥さんを名前で呼んであげると、
夫婦仲も円満になるっていうでしょ。
そうなんです、名前の持つエネルギーは絶大です。
まさに、名前は「言霊」なんですね。

仮タイトルから生まれる、数々のストーリー!
音楽って、本当に面白いですね。

--------------------

この番組では、
皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「バック・トゥ・ザ・チャート」にオーダー、お待ちしています。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽チャートを
賑わせていたのか!?聞いてみたい人は
「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて
FM KAMEDAのウェブサイトからオーダーしてください。
あなたの思い出と、そのとき流行っていたヒット曲、
僕が丁寧に解説します!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:56 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月30日

ROAD TO THE "BASS DAY"〜「ベースの日」への道(GUEST : ひなっち)

こんにちは!亀田誠治です。
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そして、その曲が愛されるのには、
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昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
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第857回目のテーマは…

ROAD TO THE "BASS DAY"〜「ベースの日」への道(GUEST : ひなっち)

====================

11月11日は「ベースの日」。
2014年、クラウドファンディングサービス「J-CROWD MUSIC」を通して
皆さんの賛同をいただき、正式に記念日に制定されたこの日は、
「ベースという楽器をもっと広く知っていただこう、その魅力に気がついてほしい!」
そんな思いを込めて作られた日です。

そして昨年2015年、11月11日は、ベーシストを中心としたイベントも開催!
リキッドル-ムで、KENKEN、ハマオカモト、TOKIE、中尾憲太郎、そして僕も参加して
「ベースの日元年」を祝したライブ・パフォーマンスを繰り広げました。

そして今日は!改めてベースという楽器の魅力について、
この方と一緒にお話ししたいと思います。

ひなっち:
ベース弾いてます、ひなっちです!

亀田:
ひなっちこと日向秀和さんです!
ひなっちといえば、今やストレイテナー、Nothing's Carved In Stoneの
ベーシストとして大活躍中!どうですか、二つのバンドをバリバリ…

ひなっち:
すごい必死に頑張ってます(笑)
前までフェスも日程が被ることなかったんですけど、
最近同じ日に「2バンドやってしまおう」みたいなノリになってしまって(笑)

亀田:
(笑)
そして、ひなっちは、「ベースの日」制定委員会のメンバーなんです!
その節はありがとうございました!
去年は"ベースの日"のジングルもJ-WAVE用に作って頂きました!
一粒で4度も美味しい!素晴らしいジングル!
今年もベースの日がやってくるので、盛り上げていきたいんですよ。
若いベーシストから支持を得ているひなっちから、
何か、「こういうことやったら面白いんじゃないの?」とかってあります?

ひなっち:
すごいベーシスト勢ぞろい!って日を1日作れると
アクションとしては面白いですよね。
なので年に一回ではなく、スケジュール合う限りは
イベントをやってしまって良いのではないかと!
年に2回くらいあるとって、僕、漠然と思ってました。

亀田:
これは委員会に言っておきます!
…僕、月一でも良いかと思ってる(笑)

ひなっち:
マンスリーでも良いと思います!(笑)
アクション的にも良いですよね。意見も出るし。

亀田:
良いかも知れない…
もう一個記念日を作らなきゃ!ぜひ取り入れたいと思います!
そんなベースを盛り上げていく、ということで、
素晴らしいひなっちのベースが聞ける曲を
ここで一曲聞かせて頂きたいんですけど…

M. Allternative Dancer / STRAIGHTENER

20160830_fm2.jpg

亀田:
今、曲を聴きながら話してたんですけど、
例えば、石巻の「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」に
僕とひなっちが居た訳じゃないですか。
これ、ベーシスト同士が同じフェスにいることはたくさんある!
そこで、「ベースデイ・ステージ」みたいな…

ひなっち:
小さくても良いからさせて頂けたら面白いと。

亀田:
これはぜひやってみたいですね!
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日は「ベースの日制定委員会」のメンバーでもある
ベーシスト、ひなっちこと日向秀和さんをゲストにお迎えしています。

ところで、この番組によく寄せられる音楽に関する質問があるんだけど…
「バンドでなかなかグルーブが出ない/ノリが出ない」といった質問をもらうんだけど
ひなっちは色んなバンドでドラマーと組んだり、
セッションを経験しているじゃないですか。
これ、どういう風に考えれば良いですか?

ひなっち:
僕、いま亀田さんに教わりたい(笑)

亀田:
(笑)
僕は、「我が道を行きながら周りの音を聞いて合わせる」けどね。
ベースとドラムだけの問題じゃないからね。

ひなっち:
でも、「ちょっと遅くする」というか、ちょっと後に仕掛ける感じだと、
おっ、ってなる気がするんです。
30歳を超えてきて、「次5フレットから2フレットまで行きますよ!」っていう時に
「意地でも5フレットぎりぎりまで居て、遅れて2フレットに入る!」みたいな、
そんな感覚が駆け引きでてきるようになりました。
ベースに限ってですが。

亀田:
みなさん、そういうことも挑戦してみると良いかも!
そんなひなっちは、STRAIGHTENERで【Step Into My World TOUR】が始まり…

ひなっち:
これから後半戦に、転がりまくる感じで、
頑張ってやっていきたいなと。

亀田:
そして9月28日(水)にはNothing's Carved In Stoneが
【Nothing's Carved In Stone Live at 野音】のDVDが発売!
これはもしかして、ひなっちのベースがバリバリ見れちゃう!?
手元アップ!?

ひなっち:
バリバリやってます!
手元アップも多分写しているかと思います。

亀田:
やった!!
僕、教則映像として見ちゃうもんね!
ひなっちのタッチが大好きなんです!

ひなっち:
勘弁してください(笑)
ありがとうございます…!

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今日は11月11日のベースの日に向けて、
ベーシスト、ひなっちこと日向秀和さんをゲストにお迎えしました!
どうも、ありがとうございました!

ひなっち:
ありがとうございました!

20160830_fm1.jpg

【ひなっち】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月29日

大森靖子さんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
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この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
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第857回目のテーマは…

大森靖子さんを迎えて

====================

今日は、この方をゲストにお迎えしています、
シンガーソングライターの大森靖子さんです!

亀田:ようこそ「FM KAMEDA」へ!よろしく!

大森:よろしくお願いします!ありがとうございます。

亀田:僕と、靖子さんのつながりというと、ここ1年ぐらいで急接近じゃない?

大森:VIVA LA ROCKの時に一緒にライブで、JUDY AND MARYさんの「そばかす」をカバーさせていただいて。

亀田:そう。僕がバックバンドやって。

大森:そしたらそのすぐ後に私のシングルの「愛してる.com」をプロデュースしていただきました。

亀田:などなどここ1年間急接近でなんか楽しい日々だね。この間も石巻で一緒にap bank fesでセッションしました。

大森:東京事変の「閃光少女」を歌わせていただきました。なんという!!

亀田:あれはみんな驚いたと思うよ!でもみんな凄い幸せそうに聴いてくれててね。そうやってここ1年僕と靖子さんは色々つくったりしていますが、そんな大森さんは先週ニューシングル「ピンクメトセラ」をリリースしました。これね、カッコイイというか凄いサウンドだった!

大森:ありがとうございます!

亀田:今回もいつもながらカロリー高めというか、バラエティに富んでいる。色で言うと何色だこの大森靖子ワールドは!って感じ。本当にカラフルで、でも胸に刺さってくる良いシングルでした。3曲入り。

大森:ありがとうございます。

亀田:それで、ピンクメトセラ。これはまた世界観や伝えたいことが凄くくっきり歌われている作品ですね。

大森:そうですね。でも元がアニメの主題歌ということが決まっていて脚本を頂いたので、その脚本を輪郭付ける言葉とか。

亀田:なるほど。サウンドをつくっていくときにはどういう感じに?

大森:結構絵をいっぱいプロデューサーのサクライさんに渡しました。まどかマギカの魔界で出てくるオバケのようなカラフルさで、怖いけどドキドキワクワクする。けどやっぱり怖い!みたいなそんな森の中。元は、現実でも夢でもない森の中で自分じゃないなにか、でも自分の血がつくりだしたなにかから逃げているっていう話なんです。それを私の歌詞のときはiPhoneとかみんなの手元にあるものと世界に落としこんで、それで林檎の森ってことにして。

亀田:なるほど。でもこれサクライケンタさんは僕も靖子さんに紹介してもらいましたけども、若手の敏腕プロデューサーですよね。どれだけ絵を届けたの?

大森:バンバンLINEとかで送りました。

亀田:それで彼はそれを見ながら音楽のイメージをつけて。

大森:あとぷよぷよが消えていく感じとか、そういった動画を送ったりしました。

亀田:それは靖子さんのほうから一言一言細かく言葉を添えるんですか?

大森:そうです。

亀田:実は靖子さん、いつもすごく自分の楽曲に対して明確な行き先を描いていますよね!僕と一緒につくるときもそうだった。色んなリクエストを出してきて、ここはこう!っていう。しかも、抽象的じゃなくて具体的だった。

大森:でも結局最後は、バーっと!とかって言っちゃう。

亀田:そうそう!最後は力で寄り切るみたいなところもあるけどね!ということで、この間出たアルバム「TOKYO BLACK HOLE」もそうですし、これまで本当に色んなプロデューサーの方とサウンドクリエイターの方と関わってきていますけれども、靖子さんが彼らに求めるものってなんですか?

大森:求めるものというか、小室さんが好き。小室さんがテレビでプロデューサーっていうのはどんなお仕事ですか?って聞かれていたときに「夢を叶えるお手伝いをする仕事です」ってさらっと言っていてちょっと震えた。

亀田:良い言葉ですね。さすが小室さんですね。

大森:でも私は曲ごとに違うので、1曲1曲ごとに叶えてもらっている。そういう感触があります。

亀田:曲が出来たごとに「この曲はこの人にプロデュースしてもらいたい!」みたいな?

大森:曲が夢を持っているみたいな感覚が。

亀田:曲が教えてくれる感じなんだ!

大森:でも小室さんとかの場合は1人の女性とかだったりするのかもしれないですけど。有名になりたい!とか。私はそこじゃなくて、自分は楽曲ごとにプロデューサーさんにお願いするので、この曲の夢をかなえてくれるのは誰かな?ワクワクっていうのでお願いしています。

亀田:実際に僕もTOKYO BLACK HOLEで「愛してる.com」と「生kill the time 4 you…♡」の2曲をやらせていただいたときも、僕がこの曲に求められているんだなという気持ちを感じながらつくらせていただきましたよ。というわけで色んなプロデューサーと交わりながら今回はサクライケンタさんとつくりあげたという、「ピンクメトセラ」。その新曲を聴かせていただきたいと思います。

大森:聴いてください。大森靖子でピンクメトセラ。

M. ピンクメトセラ / 大森靖子

20160829_fm1.jpg

亀田:お聴きいただいているのは、先週、大森靖子さんの「ピンクメトセラ」でした。これ途中で変拍子みたいなのが入りますね。

大森:これサクライケンタ節で、彼はMaison book girlっていうアイドルを主にプロデュースしているんですけど、私の曲だと私が曲を書いてアレンジをしてくださるので大体間奏が変拍子になっているんですけど、彼のプロデュースしているアイドルだともうAメロもサビも全部変拍子になっている。それに対してオタクも5拍子のコールを入れたり、どんどん進化している感じです。

亀田:なるほど、すごい啓蒙しているんだね。

大森:しかも彼はなんというか音楽オタク的に変拍子のオタクというわけでもなくて、結構それでいてエモーショナル。それで歌詞も書いているんですけど、「許さない 許さない 許さない」とか。

亀田:わかる!だから4とか8の倍数じゃないけど、5・7・5みたいな言葉がそこにあって必然的に拍子が必要になっているっていう感じが凄く伝わって来るから、やっぱり突き刺さってくるよね。

大森:そう。カッコイイです。

亀田:そして大森さんにとって音楽を届ける場、ライブ。靖子さんのライブパフォーマンス最高ですよ。そんなライブも大事な要素だと思いますけど、秋からは全国ツアーがスタート。大森靖子2016年全国ツアー「TOKYO BLACK HOLE TOUR」。東京は11月18日(金)Zepp Tokyoです。チケット発売中。ということは僕が一緒につくった曲たちもやったりとか?

大森:やります!このツアーのバンド編成は自分がインディーズ時代に出会ったバンドとか、インディーズ時代に対バンしていたバンドのみんなでやろうかなって思っています。

亀田:なんか靖子さんのつくっている音楽がハブというか、中心になって色んなアーティストが色んなところでうごめいているような感じがして、僕はいつも本当に注目しています。

大森:本当ですか?全然自覚がないです。

亀田:今のバックバンドの話もそうだし、あとはツイッターで絡みましたけども可愛いアイドルの女の子たちいっぱい紹介していて、ああいったことも新世代のアーティストだなって感じがするな。

大森:単純に勿体ないじゃないですか!こんなに可愛い女の子が自分から発信したいって言ってくださっているのに、発信できないなんて勿体なさすぎる!

亀田:なるほどね。ということで大森靖子さんは本当に今の時代、音楽の司令塔ですね。そんなふうに僕は感じています。これからも良い音楽をつくり続けてください!一緒にまたやりたいですね!

大森:やりたいです!!

亀田:僕もやりたいです。「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、今日は大森靖子さんをお迎えしました。どうもありがとうございました!

大森:ありがとうございました。

20160829_fm2.jpg

【大森靖子】


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:16 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月25日

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜インド編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第856回目のテーマは…

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜インド編〜

====================

今週の一週間、このFMKAMEDAでは
「世界の音楽を感じることができる、東京のCDショップ」に注目!

各CDショップの方におすすめ作品をセレクトして頂きます。
普段、あまり触れることのないジャンルの音楽に
ぜひ、出会ってください!

そして、世界各地から生まれた、それらの音楽は、
ポップ・シーンにどんな影響を与えたのか?
紐解いていきたいと思います。
さあ、本日注目するのは…「インド」!!
ご紹介いただくのは、このお店です!

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渋谷にあります、EL SUR RECORDSの原田尊志です。
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はい!渋谷の「EL SUR RECORDS」、
原田さんに今回はセレクトして頂きます。
まずは、原田さんが思う「インド」の
名盤をお訊きしました!

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インド音楽というと、やっぱりクラシックですね。古典音楽がすごく盛んなんですが、皆さんシタールやタブラはご存知だと思うんですけど、今日はそのシタールやタブラにも負けないインドの重要楽器・「バンスリ」、つまり横笛なんですが、その巨匠であるHari Prasad Chaurasiaを選びました。一番基本になるバンスリの曲は、ゆったりとした雰囲気で楽しめるかと思いまして、「Raga Desi:Alap,Part 1」を選びました。古典音楽ですから悠久の歴史の中でずーっと続いてきた音楽なので、『巨匠たちがいる世界』と考えてください。
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M. Raga Desi:Alap,Part 1 / Hari Prasad Chaurasia

さあ、続いてはここ最近ので注目すべき、
アーティストを紹介して頂きました。

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続いては、もう一つのジャンル。インドというと、ポップ・ミュージックは映画音楽なんですね。映画音楽の「プレイバックソング」と言いまして、役者が(劇中で)吹き替えで歌うような音楽を一般の人達は楽しんでいるんですね。これは、先ほど申し上げたような『悠久の古典音楽の世界』とは全く別に、日常的な世界で楽しまれて聞かれているジャンルなんですが、その中から一つ、日本でも『きっと、うまくいく』というタイトルで封切られた映画、インドでは『3 Idiots』ですね。それのテーマソング「Aal Izz Well」という曲を選んでみました。
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M. 3 Idiots / Aal Izz Well

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61L%2BDB--B2L._SY355_.jpg

さて、続いて、原田さんにインド音楽の移り変わり、
最近の傾向などお聞きしました。

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インド世界は色んな物を貪欲に消化していますけど、本質的には変わらない。例えば、日本人がロックをやるとなるべく「向こうのロックを真似しよう」となっちゃうと思うんですけど、インドの人たちがロックをやるときは自分たちのフィールドにロックを引き込んじゃいますので、ロックに聞こえなくなる音楽になってしまう。そういうバイタリティ、自分たちのアイデンティティを常に失わないところは、やっぱりすごいなと思います。
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「渋谷・EL SUR RECORDS」原田さん、
ありがとうございました!

それでは、ここからは僕の出番です!
インド音楽がポップスに
どんな影響を与えてきたのか、お答えしましょう!

ポップスチャートに入るようなインドの曲を、
ちょっと聞いてみましょう。

♪「ノルウェーの森」THE BEATLES

やはり、ビートルズの功績は大きい…!
ジョージハリスンが、
ラビ・シャンカールに弟子入りした話は有名。
シタールなどの楽器演奏だけでなく、
「瞑想」なども体験します。
ビートルズは西洋のポップミュージックに、
インド音楽を紹介する親善大使を果たしました。

♪「GET UR FREAK ON」ミッシー・エリオット

プロデューサー ティンバーランドの仕掛け。
当時、ティンバーランドは
インドテイストをよく楽曲に活かしていました。

♪「WANT ME,WANT ME」安室奈美恵

コレはモロです!インド音楽のサンンプルが入るだけで、
本格的R&B感がアップします!

♪「ソレデモシタイ」平井堅

PVだけではなくサウンドも!
なんちゃってじゃなかった!

このように、60年代はビートルズ、さらに2000年以降は、
サンプリングの発達で、数々のアーティストが
インド音楽の楽器やインドの音階を取り入れています。
特にサンプリングを得意とする、
R&Bのアーティストやトラックメーカーは
こぞって、インド音楽、
そして中近東の音楽を導入しています。
なぜなら、インド音楽の楽器が、
それまでの一般的なドラムやリズムマシーン、
ピアノやギターといった西洋の楽器ではだせない
「怪しい雰囲気」「エキゾティックな雰囲気」を
醸し出すことができるからです。

そもそも、このエキゾティックな雰囲気は
どこからきたのか?というと
まずはインド音楽の持つ旋律に理由があります。
インド音楽には、「ラーガ」と呼ばれる、
旋律を構築するための規則があり、
音の並びだけでなく、メロディーの
上行・下降の動きまで細かく決められているのです。
「ドレミファソラシド」という明確な音程と、
組み合わせが自由に奏でられる西洋音楽と
根本的に違う「響きの構造」を持っています。
だから、インド音楽は一発聞いただけで、
「インドっぽい響きだ!」って感じるのです。

ところで、ぼくもこのインドのエッセンスを
取り入れたサウンドを使っています。

M. 裏切り御免 / The Three(亀田誠治 KREVA 布袋寅泰)

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51vrpIP8sWL._SY355_.jpg

この頃、ティンバーランド プロデュースの
「GET UR FREAK ON」のヒット全盛の2008年頃、
ぼくもインドや中近東のサンプルにはまっていたんです。

多くのアーティストが、刺激をもとめて
インド音楽のエッセンスをロック、R&Bといったジャンルを超えて
自分たちのサウンドに取り入れていったというわけです。

【EL SUR RECORDS】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
「世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!」
いかがでしたか、ぜひ、あなたも東京で
「世界の音楽」に出会いに
CDショップへ足を運んでくださいね!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月24日

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜ケルト音楽編

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第855回目のテーマは…

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜ケルト音楽編

====================

今週の一週間、このFMKAMEDAでは
「世界の音楽を感じることができる、東京のCDショップ
に注目!

各CDショップの方におすすめ作品をセレクトして頂きます。
普段、あまり触れることのないジャンルの音楽に
ぜひ、出会ってください!

そして、世界各地から生まれた、それらの音楽は、
ポップ・シーンにどんな影響を与えたのか?
紐解いていきたいと思います。
さあ、本日注目するのは…「ケルト音楽
!!
ご紹介いただくのは、このお店です!

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銀座山野楽器本店地下一階の洋楽フロアのマネージャーをやっています、小林と申します。
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はい!銀座の「山野楽器本店」
小林さんに今回はセレクトして頂きます。
まずは、小林さんに「ケルト音楽」の
代表格のアーティストをご紹介頂きました!

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ザチーフタンズの「ベストオブチーフタンズ」を選んでみました。こちらはアイリッシュ、ケルト音楽では欠かすことのできないザ・チーフタンズのヒストリー的ベストルバムとなっていまして代表作がほとんど入っている2枚組の良いアルバムです。まあ活動歴がすごく長いんですけど、彼らの特徴はアイリッシュ音楽が基本となっているのですが、他のアーティストとコラボしていろんな色々なジャンル音楽を取り入れるという非常に世界で有名なアーティストとなります。
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M. 勝鬨の声~アーカンソー・トラヴェラー~ワイルド・アイリッシュマン
(with ジェリー・ダグラス) / ザ・チーフタンズ

20160824_fm1.jpg

楽器も多彩で楽しい。
日本でも矢野顕子さんや
忌野清志郎さんらとコラボしていますね。

さあ、続いてはここ最近ので注目すべき、
アーティストを紹介して頂きました。

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バンド名が「We Banjo 3」という4人組のバンドです。昨年発売となった「Gather the Good」というアルバムを選んでみました。このバンドがまだ若いバンドなんですけど、非常にテクニックがある、名前の通りバンジョーを主体とするバンドです。
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M. Shove the Pig's Foot a Little Further in the Fire / Fine Times At Our House / We Banjo 3

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61roKkIgYwL._SX355_.jpg

バンジョーもケルト音楽由来。
アメリカから逆輸入されたものです。

さて、続いて、小林さんにケルト音楽の移り変わり、
最近の傾向などお聞きしました。

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もともとは地元の人たちがダンスミュージックとして楽しむものだったのが、アメリカに移ってカントリーの源流になるんですけど、最近、注目されてるのがアメリカで発展したブルーグラスやカントリーがアイルランドに戻ってきて、新しいアーティストが最近で言うとアメリカーナを経たアーティストが育ってきたのが今のシーンではないかと思います。ケルト音楽の物悲しさ、その2極が成立しているのがケルト音楽の魅力だと思います。
---------------------

アメリカーナ!っていうんですね。
逆輸入ということですね。
逆輸入しても愛される、ケルトミュージック!

銀座山野楽器本店 小林さん、ありがとうございました!

それでは、ここからは僕の出番です!
ケルト音楽がポップスにどんな影響を与えてきたのか、
お答えしましょう!

♪ I Will Wait / Mumford & Sons

デビューアルバムの『サイ・ノー・モア』は
全世界で800万枚以上という
驚異的な売り上げを記録し、
グラミー賞やNMEアワードの最優秀新人賞に
ノミネートされるなどしているバンド、
マムフォード&サンズ

「Runaway ザ・コアーズ」(1995)

デヴィッド・フォスターがプロデュースした、アイルランドの兄弟バンド、コーアズ。
伝統的なケルト音楽とアメリカンポップスのミックスがキャッチーでした。

その他、
ポールマッカートニーの「夢の旅人」
(バグパイプの音がノスタルジック!)
など。

♪ BOY FRIEND / 相馬裕子

僕は1991年と1992年の2回
アイルランドのダブリンで
レコーディングをしたことがあります。

その時感じたのは、アイルランドの人達は、
とにかく素朴で人柄が穏やかなのです。
「ケルト音楽」には、そんなケルト民族の素朴で
おだやかな音楽性が表れてていると思います。

我々がよく耳にするケルトミュージクは、
アイリッシュ音楽、スコットランド音楽なんですけど、
これらの音楽にはケルト民族のそんな素朴な
民族性が滲み出ているのです。
だから、メロディーもシンプルです。

「蛍の光」の原曲は、スコットランド民謡
「Auld Lang Syne オールド・ラング・サイン」
「Amazing Grace」も!

そもそも、「ケルト音楽」というジャンルはなく、
ヨーロッパに広がったケルト民族が奏でる
伝統音楽のことを指します。
ただ、今まで聞いてきたケルト音楽の代表例のように、
使用している楽器などが特徴的で、
一発でケルト音楽共通の匂いがあります。

サウンドもアコースティックギター、バンジョー、
アイリッシュフルートという木製のフルート、
ティンホイッスルと呼ばれているブリキの笛、
フィドルと呼ばれているバイオリン、
バウロンという片手で持てる
タンバリンのようなバスドラムなどなど、
誰でも手軽に弾ける彼らの生活に
溶け込んだ楽器で演奏されています。

そんなケルトミュージックですが、
19世紀に多くのアイルランド系移民がアメリカに渡り、
アメリカのカントリーミュージックに
ケルト音楽は大きな影響を与えました。
そして、そのカントリーミュージックは
リズム&ブルースと混じり合い、
現代のアメリカンロックやR&Bの源泉になったのです。

ところで、みなさんは、映画「タイタニック」で、
船の中のダンスホールでケルト音楽に合わせて
乗客たちが踊るシーンを覚えていますか?
生活の中から生まれた、ケルトの伝統的な音楽の多くは、
「踊るための音楽」として発展していったのもの多いです。
ワルツやポルカといったみんなが気楽に
「踊れる」要素を多分に含んでいます。
まさに、フォークダンスの源ですね。
でも、ヨーロッパの宮廷音楽ほどは気取っていない。
ここがポイントですね。

人々の生活に溶け込んだ「元祖パーティーミュージック
がケルト音楽なんです。
だから、世界中のさまざまな音楽に溶け込んで愛されているのです。

【銀座山野楽器】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
「世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!」
明日はどんな音楽に出会えるかな?
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 22:13 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月23日

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜レゲエ編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第854回目のテーマは…

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜レゲエ編〜

====================

今週の一週間、このFMKAMEDAでは
「世界の音楽を感じることができる、東京のCDショップ
に注目!

各CDショップの方におすすめ作品をセレクトして頂きます。
普段、あまり触れることのないジャンルの音楽に
ぜひ、出会ってください!

そして、世界各地から生まれた、それらの音楽は、
ポップ・シーンにどんな影響を与えたのか?
紐解いていきたいと思います。
さあ、本日注目するのは…

「レゲエ」!!

ご紹介いただくのは、このお店です!

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渋谷ファイヤー通りにある、ココアイルミュージックマーケットの中村かずきと申します。
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はい!渋谷の「Coco-isle Music Market」、
中村さんに今回はセレクトして頂きます。
まずは、中村さんが思う「レゲエ」の名盤をお訊きしました!

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やはり、ボブマーリーを外すことはできないでしょう。中でもボブマーリーのアルバムでご紹介したいのが「Soul Rebels 」というアルバムです。ボブマーリーというとアイランドレーベルと契約し、世界的に進出し、成功を収めたのですが、その世界進出前夜、録音されたアルバムで。リーペリー、最近、来日も果たしたのですが、そのリーペリーがプロデューサーとして、Bob Marley & The Wailers とタッグを組んで、それぞれのものすごい個性がぶつかって作られたアルバムでして、ボブマーリーの一番、ピュアな部分が詰まっているので聞いて頂きたいです。ではそのアルバムからタイトル曲で「Soul Rebels」
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M. Soul Rebels / Bob Marley & The Wailers

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51WFH0451XL.jpg

すごい!このクラシック感!とレジェンド感!
ちなみに、アイランドレーベルは、
ジャマイカで設立されたレーベルで、
イギリス領だったジャマイカからの移民を
大量に受け入れる政策をとった
1960年代にイギリスに移転して大成功を収めるたんですよ。
ジミー・クリフ、ボブ・マーリーの
世界的なヒットを生み出しました。

さあ、続いてはここ最近ので注目すべき、
アーティストを紹介して頂きました。

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ジャマイカのレゲエで注目すべきアーティストで一人、「Chronixx」というアーティストをご紹介します。すごく若いのですが、今、ジャマイカの若い世代の中で、ルーツリバイバルという、70-80年代のレゲエを現代にリバイバルし、新しい音楽を作ってゆくブームメントがあるのですけど、その旗手であり、一番手であるアーティスト。この間も来日して見にいったんですけど、そのオーラというか、落ち着きというか、本当にトップアーティストの一人ですね。「Dread & Terrible」というアルバムから「Here Comes Trouble」
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M. Here Comes Trouble / Chronixx

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51FzmucoW9L._SS500.jpg

先ほど聞いた、Bob Marley & The Wailersにくらべて、
音が断然新しいですよね。
実は、90年代以降、レゲエのリズムは、
急速にデジタル化していくんです。
当時のサウンドは、ドラムもいち早く
ドラムマシンを取り入れています。

さて、続いて、中村さんにレゲエ音楽の移り変わり、
最近の傾向などお聞きしました。

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どんどん変わり続けるのが「レゲエ」なのですが、逆に変わらないルーツの部分、そういうところが今、注目されていて、良い部分が受け継がれている。そういう所が魅力だと思います。
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渋谷「Coco-isle Music Market」、
中村さん、ありがとうございました!

それでは、ここからは僕の出番です!
レゲエがポップスにどんな影響を与えてきたのか、
お答えしましょう!

・最近だと、カナダ出身のレゲエポップバンド「MAGIC!」。

・ジャマイカのダンスホール・レゲエ歌手Sean Paul。
2000年代以降ヒットアルバムを量産!

・クラプトンの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」。
レゲエ楽曲としては初めてBillboard Hot 100チャート1位を獲得!
この曲のヒットが、レゲエを世界中に紹介する役目を果たしました。

そしてこの人も!
・エルヴィスコステロ「ウォッチング・ザ・ディテクティヴズ」

もちろん、このバンドも!
・クラッシュ「リヴォリューション・ロック」

・ポリス「ロクサーヌ」

70年代の終わり、
パンクロックシーンに与えた影響は大きいですよね。

Bob Marley & The Wailersの登場以降、
レゲエは世界中に広がります。
特に、ロックミュージックとは
素晴らしいマリアージュを生み出しました。
当時の欧米の「既成のロックの壁をぶち壊そう!」という
パンクムーヴメントとぴたりと重なったんですね。

さらに、ジャマイカの首都キングストンで発展した
サウンドシステムという、
レゲエのレコードをアウトドアでリスニングする
システムは、海を渡りDJ文化やHIP HOPの誕生にも
大きな影響を与えました。
先ほどの、Bob Marley & The Wailers
「Soul Rebels」の「Rebel」は「反抗、反逆」という
意味を持ちます。このようにメッセージ性の高いレゲエの歌詞は、
社会、政治、植民地主義などについて
歌われることが多かったようです。
民衆発信の音楽、ストリート発信の音楽、
ここらへんもパンクロックやHIP HOPの
スピリットに深くつながっていることが見えてきます。

そして、レゲエの特徴とは、なんといってもその「リズム」に
あるのではないでしょうか?

♪THREE LITTLE BIRDS / BOB MAREY

4分の4拍子の第2・第4拍目をカッティング奏法で刻むギター、
各小節の3拍目にアクセントが置かれるドラム、
うねるようなベースラインを奏でるベースなどの音楽的特徴を持つ。

ある意味、レゲエほどリズム縛りの強い音楽はないと思います。
2・4拍目をンチャッ・ンチャッとカッティングで刻むギター、
ワンアンドオンリーのリズム。
大変特徴的ですよね。

そしてBob Marley のカリスマ的存在は圧倒的でした。
そして、そのメッセージがサウンドと相まって、
束縛からの解放、反逆の象徴として、
世界中のアーティストに強い影響を与えたのです。

さらに、サウンドシステムや、ダブといった
サウンドテクニックに代表されるいうに、
レゲエは、常に進化し、最先端の機材や
テクノロジーを取り入れていくことによって、
創造性豊かな、ダンスフロアミュージックと成長していきました。
だからこそ、根っこにある、あの2拍4拍を強調したシンプルに
「あ、レゲエだ!」とわかるビートが今、
まさに気持ちいいのかもしれません。

ちょっとしたバーなんかにいくと、必ずあるレゲエの名盤。
体を揺らすもよし、どっぷりひたるもよし、
みなさんも、レゲエの魅力にぜひ触れてみてください!

【Coco-isle Music Market】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日も「世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!

さて、どんな音楽が待っているのでしょうか?!
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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動画やリリース情報などなど
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STAFF| 21:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月22日

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜ブラジル音楽編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第853回目のテーマは…

世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!〜ブラジル音楽編〜

====================

今週の一週間、このFMKAMEDAでは
「世界の音楽を感じることができる、東京のCDショップ」
に注目!

各CDショップの方におすすめ作品をセレクトして頂きます。
普段、あまり触れることのないジャンルの音楽に
ぜひ、出会ってください!

そして、世界各地から生まれた、それらの音楽は、
ポップ・シーンにどんな影響を与えたのか?
紐解いていきたいと思います。
さあ、本日注目するのは…「ブラジル音楽」!!

日本人選手の活躍に感動をもらった「リオデジャネイロオリンピック」!
そんな全世界中から注目を集めた、ブラジルで生まれた音楽を特集します。
ご紹介いただくのは、このお店です!

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こんにちは大洋レコードの伊藤りょうすけです。
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はい!ブラジル、アルゼンチン音楽のセレクトCD専門店、
神楽坂にある「大洋レコード」伊藤さんです。

まずは、伊藤さんが思う
「ブラジル音楽」の名盤をお訊きしました!

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新譜中心のお店なのでここ10年くらいで名盤を…。この10月に8年振りの来日公演を行う、日系ブラジル人の「Fernanda Takai」の名盤「彼女の瞳が輝く処」から、「Com Açucar, Com Afeito 」。
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M. Com Açucar, Com Afeito / Fernanda Takai

20160822_fm1.jpg

フェルナンダ・タカイさん
ナラ・レオンのバージョンも聞いてもましょうか?

(♪ Com Açucar, Com Afeito / ナラ・レオン)

たしかにシンプルなボサ・ノバですね。
なるほど!こういうブラジル音楽にもこんな進化が!

さあ、続いてはここ最近の
注目すべきアーティストを紹介して頂きました。

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ブラジルで最も都会的なのがサンパウロ。ここで新しい作曲家たち「ノーヴォス・コンポジトーレス」というムーブメントが巻き起こってきています。この中でもマレチプレイヤーでシンガーソングライター「TO BRANDILEONE」はアーバンで洗礼された表現で注目を集めています。
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M. Meu curacao e o seu / TO BRANDILEONE

20160822_fm2.jpg

かつてボサノヴァが生まれたころのムーヴメントように、
新しい作曲家たち"ノヴォス・コンポジトーレス"によって
サンパウロを中心に新たな音楽シーンが築き上げられている。
"ノヴォス・コンポジトーレス"=「新しい作曲家たち」
という意味。

さて、伊藤さんはブラジル音楽の移り変わり、
最近の傾向、どんな風に感じているのでしょうか??

------------------------
リオオリンピックの開会式を観てもわかるように、一口にブラジル音楽と言っても、「ショーロ」、「サンバ」、「ボサノバ」と言ったところから、「アシェー」「ファンキ・カリオカ」そういうようなダンスミュージックに、古くは「ランバダ」最近は「テクノブレーガ」というものまで多様な人種と文化が入り混じっています。以前はブラジルのポミュラー音楽というと、アントニオ・カルロスショビンやミルトン・ナシメント、スタンダートとなっている楽曲をカバーするインタープリーターというスタイルが主流でしたが、"ノヴォス・コンポジトーレス"という自作自演でやる人たちも増えてきています。うちみたいなCDショップに置いてあるものはご存知ないかもしれませんが、視聴機に入ってないものも視聴してお買い上げ頂毛ますので、ぜひ神楽坂に来た際はお立ち寄りください。
------------------------

神楽坂「大洋レコード」の伊藤さん、
ありがとうございました!

改めて聞くと、我々の耳に届いてきているのは、
ほんの一握りのブラジル音楽
だということがわかります。

それでは、ここからは僕の出番です!
ブラジル音楽が世界のポップスに
どんな影響を与えてきたのか、お答えしましょう!


♪セルジオメンデス / TIMELESS」

ご存知、ブラジル音楽を代表する
ボサノヴァミュージシャン、セルジオメンデス。
「TIMELESS」では
will I amをプロデューサーに迎えました。

♪We Are One (Ole Ola) / PITT BULL

(2014ワールドカップ公式テーマソングでしたね)
このビッグ・アーティストのこの曲も
サンバのリズムを取り入れていますよ。

♪Another Star / Stevie Wonder

…スティーヴィー流サンバ??

♪風になりたい / THE BOOM

日本の曲でも「風になりたい/THE BOOM」はわかりやすく
「サンバ」を取り入れています。

♪カーニバる? / ナオトインティライミ

ナオトインティライミの曲もサンバかも。

このように世界中のアーティストが、
ブラジル音楽を、自分の感覚で解釈して、
咀嚼して新しい音楽を生み出しています。
こうやって海を渡ったこれらの楽曲こそ、
ブラジル音楽のエッセンスが
にじみ出ているのかもしれません。

共通して言えるのは…
マイナー調の楽曲では、哀愁とか、郷愁。
メジャー調の楽曲では、カーニバルのダンスのような
エネルギッシュな明るさ。
なんだか、ブラジル音楽ってすごく、
我々日本人にも馴染み深い感じがしませんか?

実は、ブラジル音楽特有の、
哀愁のあるメロディーや、コード感は、
ポルトガル語でいうところの
「サウダージ」という感覚、誰が持つ、
「郷愁、哀愁、切なさ、思い出」、
といった感覚に基づいていているんです。
これは、日本でいうところの、
ワビサビといった感覚に非常によく似ていて、
日本人にも深く共感できるんですね。
だから世界中のアーティストのみならず、
数々のJ-POPアーティストも、
このブラジル音楽のエッセンスを
取り入れているんですね。


リオ・デジャネイロ オリンピックも最高に盛り上がって、
今、世界中が、とても身近に感じているブラジル。
ブラジル音楽は、我々J-POPととても相性のいい音楽です。
みなさんも、ぜひ、今年の夏は、
「東京で楽しむブラジル音楽」に
ひたってみてください!

【大洋レコード】

---------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日も「世界の音楽を東京で楽しむ!CDショップへGO!
さて、どんな音楽が待っているのでしょうか?!
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月18日

歌姫、Salyuを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第852回目のテーマは…

歌姫、Salyuを迎えて

====================

今日は、この方をゲストにお迎えしています、Salyuさんです。 こんにちは!

Salyu : こんにちは〜
お邪魔します、ありがとうございます!遊びに来させていただいて

亀田 : ごくごく最近ぶりですね、先月行われた、Reborn-Art Festival × ap bank fes2016に一緒出演してたくさん一緒にステージに立ちましたね!

Salyu : はい!

亀田 : 俺も自慢じゃないけど50何曲演奏したんだけどSalyuちゃんは何曲歌ったの?

Salyu : 数えてな〜い(笑)

亀田 : でも数え切れないぐらいのいろんなアーティストと絡んでくれて…

Salyu : 亀田さんには敵いませんよ(笑)ずっとステージから降りたら手を冷やしてアスリートみたいなねトライアスロンのような戦いをされてたと思うんですけど。

亀田 : Salyuちゃんの声のよく響くこと、空に向かって毎度ながらですけど、
僕はSalyuちゃんの歌を聴いてるといつもね天から授かるままに歌を歌っているようなそんな気持ちになるんです、すごく純粋な気持ちになるというか実際のところSalyuちゃんはどういう気持ちで歌っるんだろうなって、こんな話したことないけど

Salyu : どんな気持ちで歌ってるんだろうね〜、なんかいろんな時がありますよ。「もう自信な〜いもう上がりた〜い
って時もあるし、でも基本的に曲の中で歌を担うっていうのは楽曲に恋愛をしていくことだと思う、私は自分で作ってないから恋をしていくというかハーモニーにコードがあったりルートだったりそういうものとメロディの関係性を楽しむていう恋かなって思います。

亀田 : なんだろ、音楽として音符とっていうか空気、波動として音楽に戯れて最終的な音の出口がSalyuちゃんにとっては声なんだなっていうことを僕はいつも感じます。

Salyu : ありがとうございます!

亀田 : で、そんなSalyuさんは今月終わりに東京でライブがあるそうですね。そちらのお話は一曲お送りした後でゆっくりお伺いしたいと思うんですけども、一曲Salyuちゃんの曲を聴かせてくださいよ

Salyu : はい!そしたら結構好きな歌が(笑)

亀田 : 自分の歌が好き!一番いいこと素敵なこと大好き最高です!

Salyu : それ聴いてもらおうと思います。

M. THE RAIN / Salyu

20160819_fm2.jpg

亀田 : 去年の曲ですねこれね

Salyu : そうなんですよ!去年アルバムを春に出したんですけどね、その中の一曲なんですよ。

亀田 : もう自分で大好きと?

Salyu : 大好き!

亀田 : 今年の夏は僕ともですけど様々な音楽イベントにご出演されたSalyuさんですけどもご自身のライブが8月29日(月)に恵比寿のLIQUIDROOMであるということで

Salyu : そうなんですよ

亀田 : こちらSalyu Live 2016 Sonorous WavesというタイトルがついていますけどこのSonorousのSonoっていうのは音のSonoなのかな?

Salyu : そうなんです、【深い響き】ってことみたいです。人に相談に乗ってもらってつけました(笑)

亀田 : Salyuちゃんらしい素晴らしい

Salyu : なんでかっていうと対バンライブなんですよ、スリーマン

亀田 : そうなんですね〜

Salyu : 女子の対バンライブなんですよ

亀田 : 女の子が三人集まるという

Salyu : 深い響きが波のように円していくっていうかそういうイメージだったので、こう言うタイトルにさせていただきましたが…

亀田 : なるほど、今回は大阪と東京のみでの開催で大阪はもうなさってきたんですよね

Salyu : そうなんです!こないだ終えてきましたがとっても楽しかったです。

亀田 : 東京でのSonorous Waveはどんな感じになってくんだろ?

Salyu : まず、私は基本的に出演するんですけど(笑)

亀田 : そりゃそうだろ(笑)

Salyu : HARUHIって素晴らしい新人がいるんですけど、彼女にオープニングアクトを飾っていただいて東京は片平リナリナ、リナリンコちゃんが出ます。

亀田 : リナリンコちゃんって呼んでるの?

Salyu : 一度も呼んだことありません(笑)まだ敬語でしか話したことありません(笑)

亀田 : それは楽しみだ!

Salyu : 心の中で友達だから、、

亀田 : これはすごいライブになりそう、ていうか里菜さんは僕も何曲か一緒に曲作ってるのでやばいことになると思う、もうSonorousまくるねWaveしまくるかも。

Salyu : 里菜ちゃんも純粋でどこまでも響くどこまでも真っ直ぐな歌声で…

亀田 : ちなみにこれ東京のライブではどんな形で?バンド形式でやるんですか?

Salyu : バンドではなくて舞台に立つ人は、ギタリスト、ピアニスト、ボーカリスト…

亀田 : ギターとピアノはどんな方が?

Salyu : ギターは名越由貴夫さん。そして,キーボードはワッチ。

亀田 : 伊澤一葉!? (笑)ちょっとこれはますますやばい!

Salyu : やばいでしょ?楽しみ〜

亀田 : 僕はもう元バンドメイトですから

Salyu : 亀田さんを通じて出会えたっていうかねワッチも

亀田 : それこそ去年の夏にやったJourney back Homeのイベントでね

Salyu : あれがご縁ですから

亀田 : 本当に!?お役に立てまして、良かったです

Salyu : ありがとうございます!

亀田 : これは本当に楽しみです。というわけで、今年の夏大活躍のSalyuちゃんは8月29日(月)に東京恵比寿LIQUIDROOMでSonorous Waves女の子三人で大盛り上がりでこの夏を締めるってことで、非常に僕も楽しみです。

Salyu : ありがとうございます!

亀田 : 今日はお歌の話とかいろんな話が聞けてとても楽しかったです。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
今日はSalyuさんをお迎えしてお送りしました。
ありがとうございました!

Salyu : ありがとうございました!

20160819_fm.jpg

【Salyu】

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STAFF| 14:10 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月17日

亀田リサーチ「バンドあるある・後編」<GUEST : WHITE ASH>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第851回目のテーマは…

亀田リサーチ「バンドあるある・後編」<GUEST : WHITE ASH>

====================

亀田:
今日も、昨日に引き続きWHITE ASHの のび太さん、
山さんと一緒にバンドあるある!について、考えていきたいと思います!
宜しくお願いします。

のび太・山さん:
宜しくお願いしまーす!

亀田:
今年で8年目のWHITE ASHですが、バンド続ける中で悩むってことある?

のび太・山さん:
たくさんありますよ。

亀田:
手応えを得るために色々試行錯誤して、それが向上心となって
次のステップへ行けるからね。
でもね、今日聞くのは街のバンドマンの悩みです。
色んな言葉が聞けるみたいです。
街でバンドを組んでいる男女にバンドを組んでいるからこその
悩みを聞いてきたので、みんなで考えていきましょう!
まずは、大学に入ってバンド活動を始めた女の子からの悩み。
これは、初心者あるあるかも。

---------------------
<女性>
組んでいる奴がすげー奴らばっかり。
CDデビューをしていたり、曲を自分で作っていたり、
凄すぎてついていけるかが不安。

---------------------

全員:
おお…・凄いですね。

亀田:
周りにCDデビューしているメンバーがいるかどうかは置いといて、
今まで僕らも経験してきたことだと思わない?
周りが自分より全部うまく見えちゃうの!

のび太・山さん:
確かに!それはある!

亀田:
俺なんてもう…・みたいにモジモジしていた!

山さん:
亀田さんもそんなことを思っていたなんて、勇気もらうね。
亀田さんでもそうなんだ!ってさ。

のび太:
僕らWHITE ASHは、みんなが楽器を始めたタイミングが
ほぼ一緒だったんですよ。
だから誰かが巣凄いうまいとかではなくて、
みんなスタートラインが一緒。
だからこのバンドにおいては、そういう悩みはなかった。

山さん:
でも、その子はこのメンバーにいること自体凄くない?
だってそこに自信を持った方がいい。
そこでその子に魅力がなかったら一緒にやってないわけじゃん。

のび太:
例えばその凄いうまい人だったり、CDデビューした人も
一緒にその子とやりたいと思ったっていうことは…・

山さん:
その子に何か光るものがあったってことだよ。

亀田:
これは自信を持って頑張って続けてほしいですね。

のび太:
頑張ってください!

亀田:
そして、続いては、バンドを始めてまだ半年。
というギターをやっている大学生3年生の女の子からです。

---------------------
<女性>
自分ではあんまり上手くなっている感じがしない。
早弾きができるわけでもないし、そこが上手くなりたい。

---------------------

のび太:
これどうなんですかね?実際、自分が音楽をやるようになって思うのは
上手いことももちろん大事だとは思うんですけど、
でも、本当に大事なのはそこじゃないなって思う。
だから例えば、凄い上手いわけじゃないけど、
惹かれるような凄い魅力的な人がいると思う。
僕自信早弾きができたり、ギターのテクニックがあるわけじゃないけど
自分が音楽やってて楽しいと思うことや、好きなことを続けていると
結果的にそれがその人の魅力になるんじゃないかな。


亀田:
早弾きとかそういったテクニックというのを
実際僕らが音楽を表現するときに使う場面って少ないよ。
本当にそんなにないから。

のび太:
だって僕らも今、8年目だけどその早弾きのタイミングは1回もない!

亀田:
それでもやっぱり、ちゃんと作品は作れるし、
人を感動させることもできるし、笑顔にさせることもできるんですよ!
この世にバンドをやっていると悩むことも多いんですけれども
その悩みが結局は自分やバンドの成長に繋がっていくんで、
みんな頑張って欲しいです。
それではここで、今日リリースになったWHITE ASH、
3枚目のミニアルバム『QUEST』から
悩みに悩んで作られた1曲をオンエアしたいなぁって思うんだけど…?

のび太:
これね「QUEST」の1曲目に入っている「Monster」って曲なんだけど、
この曲はモンストグランプリという大会の
テーマソングとして作るんですけど、疾走感であったり、
青春感が欲しいと言われて作ったんですけど、
音楽担当の方が、もうそろそろこの方向性だと作りづらいのかな?
と思われて別のアプローチを提案されたんです。
だけど僕はそれが凄い悔しくて、本来その方向性で完成したら
それが1番良かったはずなのに、自分が曲できなかったから
別のアプローチでって言われたのが凄い悔しくて
ラストチャンスで元々の方向性で作らせてくださいと言って
最後ひねり出したのがこの曲。

M. Monster / WHITE ASH

20160816_fm.jpg

亀田:
今日、3枚目のミニアルバム『QUEST』が発売されました!
これはどんな感じですか?

のび太:
勢いのある曲からグルーヴィーな曲だったり、
ロックンロールな曲だったり聴かせるバラードがあったりと
バラエティに富んだ、フルアルバムに近いような満足感がある。

亀田:
だけど、その裏には悩みや、このバンドあるあるもありつつの
ということなんですね。
さらに、ツアー「Sympathy For The Monster」も
11月4日(金)TSUTAYA O-EASTからスタート!
年末の予定までビッチビチじゃないですか。

のび太・山さん:
いや、ありがたいですね。
2本ツアーがまわっているので、いろんなところに行けて嬉しいです。

亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
昨日と今日はWHITE ASHののび太さん、山さんをお迎えして、
バンドの魅力、一緒に考えてみました!
本当にありがとうございました!

のび太・山さん:
ありがとうございました!

20160817_fm.jpg

【WHITE ASH】

---------------------

バンドについて考えてきたFM KAMEDAですが…
明日は、ソロでもバンドでも大活躍中の
SALYUさんをゲストにお迎えしますよ!どうぞお楽しみに♪

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:02 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月16日

亀田リサーチ「バンドあるある・前編」<GUEST : WHITE ASH>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第850回目のテーマは…

亀田リサーチ「バンドあるある・前編」<GUEST : WHITE ASH>

====================

亀田:
恒例企画、「亀田リサーチ」。
音楽にまつわるちょっとしたギモン、気になることを
街の意見を交えて考えていきたいと思います。
今日と明日は「バンドあるある」を、
この人たちと一緒に考えたいと思います!
WHITE ASHの、のび太さん、そして 山さんです!
こんにちは!

のび太:
どうも!WHITE ASHギターボーカル、のび太です!

山:
ギターの山さんです!

2人:
よろしくお願いします!

亀田:
よろしくお願いします!
さあ、WHITE ASHは2008年に結成されたロックバンド。
今日は街行く人に色んな「バンドあるある」を取材してきたので、
バンドの先輩としてアドバイスをください!

2人:
大丈夫かなあ…できるかなあ…
はい!不安ですけど頑張ります!

亀田:
まずは、バンドを組んでいて「良かった!」
と思うことについて聞いてきました!

---------------------
・女性
「普段人と関わることが少ないんですけど、親友みたいな感じで、
好きな音楽を共有出来るので、やっていて楽しいですね。」

・男性
「バンドがお客さんに評価されたりレスポンスがあるとき、
作ってきて良かったなとか、練習して良かったな、とか思いますね。」

・男性
「自分で作った曲がかっこいいって言われたときとか、
CDくださいって言われたときが一番嬉しいです。」

・女性
「仲間が好きになって"一生一緒に居たい"って思う!」


・女性
「今までバンドを組んでからライブに行くようになったんですよ。
それで生で音楽を聴いて、"音楽で感動をする"ってこういうことなんだ!
って思ったりしました。」

・女性
「物を見る時に違う全然視点から見られるようになった!
歌詞を書く時に本を読むようになって、この言葉良いなって発見もありました。」

・男性
「生活が充実しました。スケジュールがバイトだけじゃなくて、練習やライブ、曲を作るなど、精神的に充実してます!」


・男性 会社員
「基本みんなサラリーマンなんで平日は活動できないんですけど、週末に向けて平日を生きる力になるというか、仕事も頑張ろう!って気持ちになりますね。」

---------------------

亀田:
のび太さん、山さん、どうですかこれ?

山さん:
すごい!いい話すぎて涙が出ちゃいますね。

のび太:
うんうん。いやあ本当にそうだなと思いますよね。

亀田:
でも一番多いのは、音楽の喜び自体もそうだけど、
やっぱり仲間ができたとか仕事が頑張れるようになったとか、
あと、よく言われる「モテるようになった」とか意外となかったね。

2人:
ああ!そうですね!

のび太:
実は僕バンドを始めたきっかけがモテたかったからなんですよ。

亀田:
そしてモテましたか?

のび太:
モテなかったです!

山さん:
これは都市伝説だよね。

のび太:
そうそう。
僕、中学・高校と卓球部で全然モテなくて、
それで大学入って軽音楽部でバンドやったらモテるんじゃないかと思って
入ったんですけど、全然モテなかったですね。

亀田:
ううーん。
WHITE ASHのお二人はどんなときにバンドやってて良かったなと思う?

のび太:
やっぱりライブをすると、自分たちの曲を楽しんでくれるお客さんを目の前にしながら
演奏すると、やっぱり幸せだなと思いますね。

山さん:
うんうん。確かにねえ。

亀田:
やっぱりそうだよね。
それは50になった僕でもそうですよ。
小さいライブハウスでもそうだし、大きなフェスに行った時でも
お客さんの顔見えるもんね。

のび太:
もちろん曲を作ることもすごく楽しいんですけど、
それを誰かに聴いてもらって初めて「いいの作ったな」って気持ちになれるんですよね。

亀田:
なるほど。曲を作って誰かに聴いてもらうっていうことを、
もうWHITE ASHはプロのアーティストなので、ずっとやってるわけですけども、
ミニアルバムが明日発売になるそうですね!
じゃあそこから一曲聴かせてください!
みんなに届け!みたいな感じで!

M. Strike / WHITE ASH

20160816_fm.jpg

亀田:
お聴きいただいたのは、WHITE ASHで明日発売のアルバム「QUEST」から「Strike」
タイトでかっこいいじゃないですか。

のび太:
ありがとうございます!やったー!

亀田:
きっとこういうビートにバンドやってる若者は憧れるんですよ〜

山さん:
ありがたいね。コピーしてもらいたいね。

亀田:
というわけで「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日はWHITE ASHからのび太さん、山さんをお迎えして、
街の声を聞きながらバンドあるあるを考えています。

前半では「バンドやってて良かった!」という良いところを考えてみましたが、
後半ではバンドって、面倒だなぁって感じることについて考えますよ。

のび太:
バンドもやもや!
まあーそれは色々後で語りましょう(笑)

亀田:
まずは街の声を聴いてみましょう!

---------------------
・女性
「メンバー内で喧嘩したり、「バンドやらない!」とか、違うところの人間関係に巻き込まれてバンドが消滅したり、練習しない、するで揉める…

・女性
「ボーカルが楽器陣の苦労を考えてくれないってことはあります」

・男性
「新曲が出来て新しいパート教える時に全然出来ないっていうのがすごいストレスで、それで3,4時間かかっちゃうんですよね。」

・男性
「曲作りの中で「そのフレーズ違う」って嫌な顔されたり、逆に自分が違うって言われて嫌な顔して空気悪くなっちゃうっていうのは結構ありがちなこいざこざだと思います。」

・男性
「社会人だからお互いの時間が合わなくなったときに、練習する時間が設けられるか…
この曲を弾きたいけど相手は違う曲が好き、などの趣味の違いとか…」

---------------------

亀田:
あ〜。なるほどね!
なかなか赤裸々ですね。
でもこうやって聞くと、人間関係に集約される感じはありますね。
これWHITE ASH的にはどうですか?

のび太:
人間関係はすごくいいんじゃないかな。どう?

山さん:
僕らはバンドメンバーとしてはすごく仲が良くて、
でも曲作りでぶつかることはあるじゃないですか。
そういうところでの言い争いというか、お互いプライドがあったりとか。

亀田:
それはみんな意見ははっきり言い合うの?

のび太:
そうですね。のび太と山さんの、この僕ら2人が一番言い合いますね。

山さん:
今そういう感じ全然見えないですけど、曲作りだとすごくぶつかります。

亀田:
気に入らないフレーズをぶっこんで来たらなんていうの?

のび太:
山さん、ちょっとそれ嫌だな、違うのが良いって(笑)

山さん:
でも本当にこんなテンションなんですよ!

のび太:
でもこれ、大事なことはメンバー全員がより良いものを作るっていう目的を
共有しているからこそ言えることであって、誰かの好みに合わせたりすると、
誰かが我慢をしたりしなくちゃいけなくなっちゃうわけじゃないですか。
だけど、いいものを作るためにはお互い気に入らないところをハッキリ言って、
それをどうやってクリアしていこうかってみんなで考えて作っていくっていうのが
一番バンドとして健康的だなと思っています。
だからそこは喧嘩をしないっていうよりか、喧嘩してでも良いものを作るほうが
最終的には聴いてくれるお客さんがこの曲いいなって思ってもらえるのが
一番良いですもんね。

亀田:
こうやって考えていくと、バンドっていうのは小さなコミュニティですね。
だから音楽をただ奏でて音楽だけで繋がっているのではなくて、
人間関係も円滑にしていくことも大事なんじゃないかなということも今日は学べました。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日はバンドあるあるをWHITE ASHの
のび太さん、山さんと一緒に考えてきましたが…
明日も引き続き、バンドの魅力について考えて行きたいと思います!
お二人とも、明日も よろしくお願いします!

【WHITE ASH】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:18 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月15日

メッセージを歌に乗せるアーティストたち/「ブライダル企画」当選者発表

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第849回目のテーマは…

メッセージを歌に乗せるアーティストたち

====================

今日8月15日は、「終戦の日」です。
戦没者を追悼し平和を祈念する(祈る)…
この気持ちは、世界のどの国、どの人でも同じ。
戦争に限らず、争いや憎しみの連鎖はさらなる悲しみを生んでしまいます。
そんな悲劇に警鐘を鳴らすため、
アーティストたちは時に音楽で自分のメッセージを伝えてきました。

例えば…

♪Masters of War / Bob Dylan

メッセージソングといえばこの人!
そう、ボブ・ディランです。
公民権運動、キューバ危機、ベトナム戦争…
そんな1963年にリリースになったアルバム
「フリーホイーリン」に収録されているのが
「Masters of War(戦争の親玉)」。
いわゆる「死の商人」を指したこの曲の他にも、
アルバムには「風に吹かれて」「はげしい雨が降る」
「第3次世界大戦を語るブルース」など
反戦のメッセージをのせた歌が収録されています。
ディランの音楽は日本のフォークミュージックの
黎明期にも、大きな影響を与えました。

♪For America / Jackson Brown

抒情的なラブソングから人種差別や社会問題をうたった曲まで
自分の言葉と歌でメッセージを
放ち続けるアーティスト、ジャクソン・ブラウン。
南アフリカの人種差別、反核や環境保護などを、
その活動を通して訴えてきました。
こちらは自身が住む国、アメリカの姿を憂う…
そんなメッセージが含まれた
「フォー・アメリカ」という曲です。

♪Give Peace a Chance / Plastic Ono Band

1969年、ベトナム戦争に反対する反戦歌・平和のメッセージとして
ジョン・レノンが書いた「Give Peace a Chance(平和を我らに)」。
いうまでもなく、いまでも反戦のメッセージを
掲げる場面で歌い継がれているこの曲ですが、
一方で、"平和に生きることを想像することで世界はひとつになれる"
というメッセージが込められた「Imagine」も、
静かですが力強いメッセージソングです。
ジョン・レノンが生きていたら、今の世界の状況をどのように思い、
どのようなメッセージを発信するのでしょうか?

♪Fight The Power / Public Enemy

戦争ではありませんが、人種差別や黒人の生きる権利を訴えた
ラップ・グループといえば、パブリックエネミー。
こちらは、彼らの曲の中でも最も人気のある曲のひとつ、「Fight The Power」。
強烈なリズムとラップ、そしてショーアップされたステージングは
黒人のみならず多くの人々を熱狂させ、ラップの存在をさらに知らしめるものとなりました。

このように… 発言するアーティストたちは、いつの時代にも
老若男女、世界中のみんなに届くメッセージを発信し続けています。

残念ながら、今の時代でも、国同士の問題、人種の問題、差別…
それらは後を絶ちません。

今年6月に起きた「フロリダ銃乱射事件」にも
多くのアーティストが反応しました。
そんな中から
"愛する対象や肌の色、そんなことであなたに対する扱いが決まるべきじゃない"
というメッセージを伝えた1曲、お届けしましょう。

M. Change / Christina Aguilera

「希望を失わないで、未来は変えられる」
というメッセージがこめられたこの歌。
アギレラ自身も、虐待や、
マイノリティーとして差別を受けた経験があり、
マイノリティーを応援するアクションを
常に起こしていますよね。

批判するばかりでなく、自分の活動、
態度で示すアーティストの姿勢を考えてみましょう。

例えば僕が6月にベルギーで見た、アデルのコンサートは、
このフロリダの銃乱射事件が起きた日、
事件の3時間後に始まったんだけど、
その時アデルは、いち早く
「悲しい事件がもうおこりませんように」と
ステージ上で自分の意見を述べました。

感じたこと、考えたことを音楽やアートという
「作品」という形にするのがアーティストです。
そんなアーティストが、コメントやメッセージを発信するのは、
普段の創作活動と同じベクトルの活動なのです。

そして、アーティストの発言は、顔が見える発言です。
匿名の発言とは訳が違います。
そこには、確固たる意志と大きな責任がともなっています。
研ぎ澄まされた繊細な感覚を持ったアーティストたちは、
人が傷付け合い、憎み合い、悲しみや憎悪が連鎖する状況が
耐えられないのです。

だからアーティストは平和な世界のために
自らアクションを起こすのです。
たとえ、初めの一歩は、小さなアクションだとしても、
音楽に乗って拡散するメッセージは、
だんだん共鳴共振し、やがて大きなうねりとなって
世界を動かすことができるかもしれません。
少なくともそう信じてアーティストは歌うのです。

何かを伝える時、「言葉」だけで伝えきれないことがたくさんあります。
「人を好き!」という気持ちも、
歌に乗せると音楽が代弁してくれることってあるじゃないですか!?

ですから、反戦や平和のためのメッセージも、
音楽やアートという「作品」にして発信すると受け取る側の心を開いて、
すっと入っていくことができます。
しかも、「作品」は時空を超えてたくさんの人と共有できる。
音楽は、「平和」をメッセージで伝えるための、
親しみやすい架け橋になってくれるのです。

---------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
さてここで、6月から募集をしていた
「亀田誠治、今年もあなたのブライダルを応援します!」
企画の当選者を発表したいと思います。

ご当選したのは…
杉並区の「もちもち」さんです!!
おめでとうございます!!!

もちもちさんは、塩竈神社で挙式後、
松島のホテルで披露宴。
海と山に囲まれた場所で
アットホームな式を挙げたいということ。
もちもちさんからいただいた応募メッセージの中で、

「今まで育ててくれた家族、
支えてくれた友人への感謝を素直に伝えたい」

という言葉が、僕の中で深くささりました。

しかも実は、新郎からも応募がきていて、
二人の思いを大切にしつつ、
選曲をしたいと思います。

そして、皆さん沢山のご応募、ありがとうございました!
お応えできなかった方も皆さんも
お幸せになりますよう、心より願っています。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日と明後日は「バンドあるある」に注目した亀田リサーチ。
ホワイトアッシュのメンバーと一緒にお送りします!

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STAFF| 22:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月10日

林立夫さん、沼澤尚さんを迎え銀座三越「銀座テラス」から公開生放送!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第848回目のテーマは…

林立夫さん、沼澤尚さんを迎え銀座三越「銀座テラス」から公開生放送!

====================

亀田:「今日は、ここ銀座三越9階 銀座テラスからお送りします。
そして、ゲストには、この方をお迎えしました。
AFTER SCHOOL HANGOUTのメンバーで日本が世界に誇る、ドラマー!
林立夫さん、沼澤尚さんです。
よろしくお願いします。」

2人:「宜しくお願いします。」

亀田:「この巨匠2人を相手に、僕はどういった話をしようかとドキドキしながら
きました。そして、実は林さんとは今日初めてお会いしました!
でも僕は林さんがユーミンで叩かれていたドラムとか、
松田聖子さんで叩かれたドラムのレコードを聴きながら
レコードの上の林さんのドラムに学生時代自分のベースを合わせて
弾いていたので、今日本当に光栄でございます。」

林:「レコードと言ってわかる人はいるんでしょうか?」

亀田:「大丈夫!じゃないかな?」

沼澤:「レコード今流行りですからね!」

亀田:「そして、このお二人が中心のAFTER SCHOOL HANGOUT、
このバンドってどんなバンドなんですか?」

沼澤:「そもそもは立夫さんと沼澤が大貫妙子さんのライブの時に必ず
ツインドラムだったりするので、2人ドラムがいるから
ドカドカやるんじゃないっていうそのアンサンブルを聴かせるものを
披露するなんかできないかって話をずっとしていて、
そこに亀ちゃんもよくご存知、森俊之、沖山優司
っていうのが僕の世代から来て、鈴木茂、高橋幸宏
あとLeyonaを呼んで、みんなが学生時代に好きだった楽曲のカバーを
あえて今やるっていうコンセプトでやっている。」

亀田:「なるほどね。AFTER SCHOOL HANGOUTって
直訳すると放課後の溜まり場みたいな?」

沼澤:「そう。放課後のつるみ?みたいな。」

亀田:「ミュージシャンのちょっと力の抜けたところで。」

沼澤:「そもそもそうやってやり始めたよね?みたいな。」

亀田:「僕たちの音楽の出発点はそういうところから始まったね、っていうのが
この林立夫さん、たかさんの世代でLeyonaさんとかも…
まあ、筋ジェネレーションですよね?」

林:「そういうことになりますね!」

亀田:「集って音楽を奏でてらっしゃるという。
そして、ドラマーの林さんには先ほどどんだけ好きだったかということを
告白してしまいましたけども、
林さんは、伝説のバンド、ティン・パン・アレーのメンバーとして、
そしてユーミンや井上陽水さん、「氷の世界」のドラムもそうですよね。
数々の作品で40年、50年代日本の音楽シーンを
引っ張ってきてくださったドラマーです。
皆さんも必ずやそのドラムを聞いているはず!」

沼澤:「間違いないですね!

亀田:「そして沼澤さんは、シアターブルックのメンバーとしてはモチロン、
スガシカオさんなど、様々なアーティストの作品でドラムを叩いてきました。
僕、1番はじめにたかさんとやったセッションは
平井堅くんの「瞳をとじて」ですね。覚えています!
あの説はありがとうございました!おかげさまで大ヒット曲になりました!」

沼澤:「いえいえとんでもないです。」

亀田:「という、スーパードラマーのお2人が
このドリームバンドを結成しようと思ったキッカケは?
なにかモチベーションがあったんですか?」

林:「基本的に力まず楽しい音楽をやろうという合言葉でみんなが集まり、
特にポイントにしているのは、自分たちのルーツを
今の自分がどんなふうにして料理をしたらおもしろくなるかなという感じで
集まっていますね。」

亀田:「なるほど。そのルーツって心の真ん中にある音楽って感じですよね?」

林:「そうそう。キュンって感じですね!」


亀田:「素晴らしい表現ですね!キュン!
誰にでもそういう音楽がありますよね。
ちなみに林立夫さんにとってキュンとくるルーツミュージックって?」

林:「いっぱいありますね。幼稚園の頃からずっと色々聴いてきて、
7つ上の兄貴の影響が大きいかな。
僕が1番心に残っているのはエルヴィス・プレスリーですかね。」

亀田:「リアルタイムでしたか?」

林:「思いっきりリアルタイムで聴いてましたね。」

亀田:「羨ましい!!!!
僕らにしてみると、あの白黒の画像で腰をくねらせて歌うプレスリーとか
映画の中のプレスリーっていうのが、あとからの体験なんですけど、
リアルタイムのプレスリーの音楽的な衝撃はどんな感じでした?」

林:「幼稚園生の僕は、ついほうきを持ってギターに見立て歌い出したくなるっていう。
ほうきで仰け反ってましたね。」

亀田:「エアギターならぬほうきギター!
その頃はドラムは?」

林:「いやドラムって楽器知りませんでしたよ!」

亀田:「そうなんですか!
では、そんな林立夫さんに選んでいただいたルーツミュージック、
プレスリーの楽曲を1曲聴いてみましょう。」

M. JAILHOUSE ROCK / ELVIS PRESLEY

20160810_fm2.jpg

亀田:「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA、
今日は日本を代表するドラマー、林立夫さんのルーツミュージックということで
選んでいただきました。かっこいいですね!」

林:「痺れますね!胸キュンでしょ?」

亀田:「胸キュン!今、林さんとお話ししていたのは、
今この曲がそこで演奏されていたらみんなもう鷲掴みにされますよね!」

林:「世界中でこういう音がもう存在しなくなりましたからね。新鮮です。」

亀田:「すごいですね。そして、続いては沼澤尚さんのルーツミュージック。
たかさんはアメリカにも行って勉強されてるじゃないですか。
そういうことも関係しているんですか?」

沼澤:「僕はなんかドラマーになろうと思ってアメリカ行ってないですからね。
僕は遊びに行っているだけで、アメリカに住みたかっただけ。
全然日本にいるときは音楽やっていないし。
僕は立夫さんを見に行っていただけですから。」

亀田:「じゃあ、そこまでは僕とたかさんは同じなんだ!」

沼澤:「そう。でも、楽器弾いてないですから。
僕は野球しかやっていなかったんで。」

林:「人生わからないですね。」

沼澤:「そんなミュージシャンになれるとは思わないじゃないですか。」

亀田:「そんな沼澤さんのルーツミュージックっていうのは?」

沼澤:「僕はもうさっきの立夫さんと同じで、
5つ上の兄貴がいたんで隣で洋楽がよくかかっていた。
もう、Jackson5ですね。
小学校の4年、5年のときに。
Jackson5が初来日したのが1973年で、
初めて見に行ったのが、初来日の武道館。小学校のときに見に行った。
もう前から2番目でマイケル見たよ。」

亀田:「だいたいみんな知ってる?
Jackson5にはマイケルジャクソンがいたんだよ!
っていうことももしかしたら知らない世代かもしれないよね!」

沼澤:「僕が高校生の頃兄貴が隣の部屋で洋楽を聴いていて、
自分が8時だよ全員集合みたいな。Jackson5が流れてた時に
兄貴に何の曲か聞いて、お年玉で買いに行った。そこがはじめですかね。」

亀田:「でもそこでは、ドラムという楽器は?」

沼澤:「全然。もう音楽が好きだった。コンサート行ってレコードを買う。
それで大学生の頃はディスコで遊んでいるタイプ。」

亀田:「でもちょっと面白いのは、林立夫さんも沼澤尚さんも
音楽が好きになった瞬間にはまだ楽器は始めていないというところ。」

林:「確かに。共通ですね。」

沼澤:「確かにそうですね。」

亀田:「だから楽器から入っていったのではなくて、音楽や、
その音楽が持っている空気だったり、そのキラキラしたキュン!」

林:「キュンです!今日のキーワードですね。」

亀田:「キュンに痺れてその音楽が好きになって、
好きなっていったその途中で楽器との出会いがあって。」

沼澤:「そうですね。僕は全然やると思ってなかった。
そう思ってアメリカ行ってないし、83年から2000年までいたんですけど
それも全然どうしようとか思ってないですね。
音楽学校に行って、英語喋って日本に帰ってきて
就職しようと思ってた、ただそれだけ。
そしたら、やらない?と言われてじゃあやり始めたら
色々やり始めるようになっちゃって、
17年間アメリカに居て…みたいな。」

亀田:「なるほどね。人生何があるか本当にわからないですね。
そんな沼澤尚さんのルーツミュージック。」

M. ABC / JACKSON 5

20160810_fm3.jpg

亀田:「もうご機嫌!最高ですね。
沼澤さんは初めて行ったこのJackson5のライブのチケットと…」

沼澤:「パンフレットとパイプ椅子も席の番号も全部とってあります。」

亀田:「今でもとっといてあるんだって。
なんか僕やっぱり今日お話し聞いていて嬉しいのは
スーパーミュージシャンのお2人が
スタートの地点は本当に音楽が好きで音楽にキュンとしてきた世代だ、
そこがきっかけだっていうことが本当に素晴らしいと思います。
最後にもう一度…
林立夫さん、沼澤尚さんのバンド、AFTER SCHOOL HANGOUTが出演する
「WORLD HAPPINESS 2016」。
8月28日(日曜日)夢の島公園陸上競技場で開催されます。
AFTER SCHOOP HANGOUTは、12:30からセンターステージに登場します。
最後に意気込みをお願いします。」

林:「是非、金メダルとりたいと思います。」

亀田:「今日のメダルは林立夫さんが持って行きましたね。たかさんは?」

沼澤:「いやそれ言われたら何も言えないじゃん。
本当に極上のポップをお聴かせしますよ。」

亀田:「本当にみなさん楽しみにしていてください。」

沼澤:「この日は特別なんですけど、矢野顕子さんがここに入ってきます。一緒にやります。」

亀田:「これはとんでもない素晴らしいステージになりそうですね。
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今日は、林立夫さん、沼澤尚さんをお迎えしました。」

20160810_fm1.jpg

【AFTER SCHOOL HANGOUT】
★8/28(日)夢の島陸上競技場「WORLD HAPPINESS」出演!

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STAFF| 18:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月09日

永六輔さんからの贈り物

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第847回目のテーマは…

永六輔さんからの贈り物

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今日8月9日は、長崎に「原爆が投下された日」です。
広島・長崎の様な悲惨な歴史は繰り返してはいけません。
次の世代に戦争の悲惨さを伝えると共に
平和であることの大切さに感謝しなければいけません。

そんなことを考えたとき、僕は一人の人を思い出しました。
永六輔さんです。
残念ながら先月7月7日にお亡くなりになりましたが
ラジオ番組のパーソナリティとして、
随筆家として、発言する表現者でした。
直接お目にかかったことはありませんでしたが、
永さんの発言、そして発言する姿勢を観ながら育ってきました。

そして、僕たち音楽を愛する者にとっては偉大な作詞家として
素晴らしい歌の世界を残してくれました。

例えば…

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♪見上げてごらん夜の星を / 坂本九

作曲はいずみたくさん、そして歌っているのは坂本九さん。
「見上げてごらん夜の星を」。
平井堅、槇原敬之、最近ではゆずなど、
多くのアーティストにカバーされている曲です。

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♪いい湯だな / ザ・ドリフターズ

えっ、この曲も!?
そうなんです、ザ・ドリフターズの
「いい湯だな」も作詞は永六輔さん。
これぞお茶の間を代表する流行歌です。

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♪こんにちは赤ちゃん / 梓みちよ

1963年にリリースされた梓みちよさんの
「こんにちは赤ちゃん」。
この曲の作曲は、中村八大さんです。
永六輔さんとは「六・八コンビ」などと呼ばれ
数々の作品を世に送り出しています。
ちなみにこの曲、中村八大さんにお子さんが生まれたときに、
永さんが中村さんに送った曲だそうです。

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♪遠くへ行きたい / デュークエイセス

テレビ番組のテーマ曲として僕も聞きました!
「遠くへ行きたい」
こちらも「六・八コンビ」です。
知らない街を 歩いてみたい
どこか遠くへ 行きたい
という永さんの歌詞が、旅番組として
これ以上ぴったりなものはない!
と思わせます。

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そして、この曲も、永六輔さんの作詞した作品。
時代を超えて歌い継がれる名曲ですね。

M. 上を向いて歩こう / 坂本 九

20160809_fm.jpg

「FM KAMEDA」
今日は、偉大なる表現者、永六輔さんについて、
僕、亀田誠治がお話しています。

ちなみに永六輔さん、中村八大さん、
坂本九さんの3人は「六・八・九」
トリオと呼ばれ、昭和の時代を元気づける
流行歌をたくさん生み出しました。
「上をむいて歩こう」は60年安保闘争の
真っ只中に作られた歌です。
敗戦後15年しかたっていないんです。
モーレツに働き、自由を求めた、
僕らのお父さんやお母さん世代、
リスナーのみなさんのおじいちゃんやおばあちゃん世代の、
毎日に夢と希望を「歌」でとどけたのです。
ほんとに日本中にたくさんの人々に
「幸せ」を届けてくれましたね。

永さんの書く歌は、やさしさにあふれています。
インパクトのある言葉、
ファッショナブルな言葉を使わなくても、
多くの人に響き、
50年100年愛される歌を書かれたのです。
「空」「星」「涙」「こんにちは」…
(キーワードがほんとに、やさしい言葉ですよね!)
どんな人の心の中にも、すっと入っていける言葉、
つまり「ごく当たり前の毎日」&「特別じゃない日常」を
受け取ることの大切さが永さんの書く言葉からあふれてきます。
そして、この「特別じゃない日常」が、
「人々が笑い合い、愛し合い、尊敬し合う」
世界の上に成り立っているということを、
教えてくださっているような気がします。

そんな人々のかけがえのない幸せを奪うものに対して、
永さんは常に声をあげて反対の姿勢を示してきました。
永さんが亡くなる直前まで、
日本の未来を憂いていらっしゃったのは、
かけがえのない幸せを守るためだったんですね。

時代に左右されない長く愛される作品をつくること。
大衆に愛されるということは、
大衆にこびるということではないということ。
そして、命ある限り発信しつづけるということ。
永さんからたくさんの生き方を教わりました。

永六輔さんのご冥福を心からおいのりいたします。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日はBEAT PLANET公開生放送!
ということで、僕も現場で放送を行います!

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STAFF| 22:29 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月08日

亀田ロードショー『ALL THINGS MUST PASS』

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第846回目のテーマは…

亀田ロードショー『ALL THINGS MUST PASS』

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日ピックアップするのは…

音楽ファン必見の作品、
「ALL THINGS MUST PASS」。

20160808_fm2.jpg

この作品の主役は、
世界的大手レコードチェーン、「タワーレコード」。

かつて5大陸30カ国に200の店舗を有する
レコードチェーン店であった
「タワーレコード」のスタートは1960年。
アメリカの小さな町の小さなレコードショップからスタートし
1999年には10億ドルを売上げるほどの成功をおさめ、
世界的な大企業となりました。
しかし音楽業界、音楽の聴かれ方の変化もあったのか、
2006年に倒産しました。

そんなタワーレコードの栄枯盛衰を追った
ドキュメンタリー作品が「ALL THINGS MUST PASS」。
タワーレコード限定、DVDで販売されています。

ちなみに、日本のタワーレコードは、
アメリカ法人から独立した法人で、
言うまでもなく現在も日本中で音楽ソフトを扱っています。
黄色地に赤のTOWER RECORDの文字!
みんなもおなじみでしょ?
今、タワレコは実際に音楽に触れることのできる、
貴重な場所のひとつですね!

それではここで、1曲お送りした後、
この映画の見どころ、
僕、亀田誠治が感じたことについてお話ししましょう。

M. All things Must pass / Geroge Harison

20160808_fm1.jpg

「FM KAMEDA」、今日は「亀田ロードショー」。
アメリカ、タワーレコードの栄枯盛衰を追った
ドキュメンタリー映画
「ALL THINGS MUST PASS」をご紹介しています。

こういうドキュメンタリー映画では、
人はどうして倒産にいたったかという、
ネガティブな側面に興味が行きがちですが、
タワレコの歴史を追ってみていくと、
タワレコが、いや、80年代から
90年代にかけて「音楽業界」が、
なぜ、あんなに元気だったのか!?
というポジティブな側面が見えてきます。

タワレコが80年代に飛躍的にセールスを伸ばした3つの理由は、
1つ目は MTV登場により音楽の楽しみ方が広がったこと。
(MTV見て、ミュージックビデオのお気に入りを見つけて、
お店にCDを買いにいく!そんなサイクルがありましたよね)
2つ目はマイケル・ジャクソンの「スリラー」の大ヒットによって、
POPミュージックが全世界で愛される音楽に成長したこと。
(カリスマアーティストの存在って重要なんです!!)
そして3つ目はCDの登場が高音質&コンパクトという
リスナーの長年の夢を叶えたこと。
今では、CDのセールスはデータにとってかわられ、
アナログレコードなどが再注目されていますが、
あの当時CDの登場は本当に
エポックメイキングなできごとでした。

このように、音楽業界を活性化させた
3つのポイントが80年代に集中し、
世界中の音楽ファンがタワレコへと足を運んだのです。

まさに、アナログレコードから
CDへ移り変わるの音楽の黄金期です。
ダウンロードやストリーミングはもちろん、
アマゾンなどの通販やウォルマートなどの安売り量販店も
なかった時代なんですね。
こんなところに、未来の音楽業界や
音楽の楽しみ方のヒントがあるような気がしますよ。

この映画には数々のスターも登場。
見どころです。

ブルース・スプリングスティーン、
エルトン・ジョン、デイヴ・グロールなど
豪華アーティストが、タワレコの思い出を語ってくれます。
特に、デイヴ・グロールはタワレコで働いていたこともあるそう!
日本に来た時にまだタワレコがあるのを見て、大感動したそうです。

我々日本人にとって感動的なエピソードも出てきます。
たとえば「No Music,No Life.」というキャッチは
日本のタワレコから生まれて世界に広がったんですよ!
いい感じじゃないですか?日本!!

さらに、現在のタワレコ渋谷店と平和島のタワレコ本社に、
創業者のラス・ソロモンが訪れるラストシーンには、
涙が止まりません!

それにしても、日本にはタワレコがあって良かった〜!!!
と思います。
音楽発信をする場が、僕たちの住む街にある幸せを、
もっと大切にしたいですね。

この映画は、見る人に、その人自身の
ミュージックライフを思い起こさせてくれます。
なんだか、自分の歴史を
たどっているような気持ちになるんですよ。

実際のところ、音楽プロデューサー亀田誠治も、
タワレコに育てられたといっても過言ではありません。

タワレコのあのなんともいえない店舗の匂いが好きです。
ゲットしたCDを帰りの車の中でビニールを破って聴く!
これが至福のひと時だったなあ。
海外に行けば必ず現地のタワレコを覗きに行きました。
アーティストと一緒に数え切れない程のインストアライブを
日本中のタワレコでやりました。
東京事変時代には、
新宿店でエプロンを羽織って1日店員もやりました。
今でも僕のプロデュースしたアルバムの発売日には
「ヒット祈願」を兼ねて
自分でCDをタワレコに買いに行きます。
もちろん、ポイントカードも作っていますよ。
忘れられないのは04年に開催された
タワレコ25周年のイベントで
「プロデューサーに感謝!」賞をもらったことです。
こちらの盾は今でも誇らしく僕の部屋に飾ってあります。

映画『オール・シングス・マスト・パス』。
音楽業界に関わる全ての人に
見てもらいたい感動のドキュメントです。
今後の音楽業界のヒントになることも
たくさんみつけることができますし、
何よりも音楽を愛する人たちがたくさん登場する、
あたたかいヒューマンドキュメントです。
タワーレコード限定DVDで販売されています。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:10 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月04日

ニューカマー対談 〜ぼくのりりっくのぼうよみ〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第845回目のテーマは…

ニューカマー対談 〜ぼくのりりっくのぼうよみ〜

====================

亀田:
さあ、今日は僕がいま一番会いたい新人アーティスト
「ぼくのりりっくのぼうよみ」さんを
スタジオにお迎えしました!初めまして!

ぼくりり:
初めまして!

亀田:
何と呼んだらいいですか?

ぼくりり:
「ぼくりり」という略称でいちおう…

亀田:
ぼくりり!ぼくりりさん?ぼくりりくん?
僕は去年くらいなんですが「sub/objective」という曲の映像を
YouTubeで見た瞬間にぶっ飛びましてね。

ぼくりり:
ありがとうございます。嬉しいです。

亀田:
そしたら、なんとぶっ飛んだのは僕だけじゃなくて、
僕の周りのアーティストやミュージシャン全員が
「ぼくりりがヤバイ!」って言っていて。
ある人は「ぼうよみくん」なんて言っちゃったりして、
「ぼうよみくんヤバイ!ぼうよみくん知ってる?」みたいな話もされましたけど(笑)
こんなに瑞々しい感性のアーティストが登場したということを本当に嬉しく思いました。
元々はどんな音楽を聴いていたんですか?

ぼくりり:
僕は小さい頃から母親の影響で、
EGO-WRAPPIN'とかUAとかMONDO GROSSOとか、
そういう系のものを聴いていました。

亀田:
ほおー!それは自分で楽器とかは、されてたんですか?

ぼくりり:
いや、僕は何にもできないです。

亀田:
DTMっていうか、録音の打ち込みみたいなものは?

ぼくりり:
それは一応ソフトの使い方や基本的なことがわかるくらいな感じです。
トラックは全部人に作ってもらっていて、
僕は歌詞を書いてメロディだけ作るっていう感じです。

亀田:
それは、音楽を実際に作り始めたのは高校生くらい?中学生?

ぼくりり:
高校生くらいですかね。中学卒業して高校入るくらいのタイミングで。

亀田:
曲とリリックを作って、そのときのサウンドイメージは誰かに伝えて作ってもらうの?
お友達が一緒にやってくれたんですか?

ぼくりり:
っていうか何ていうんだろう。
僕動画サイトに動画投稿してっていう感じでやってきてたので、
そのカテゴリーの中で、自分でトラックだけ作って投稿する人がいて、
それを自由に使ってください。みたいな。
で、使う人はこういう曲を作りましたみたいな。という風になる文化があり…

亀田:
そういう文化の真っ只中できっと生まれてきた育ってきたんだね。

ぼくりり:
そうですね。

亀田:
物凄くやっぱり「ぼくのりりっくのぼうよみ」って言うくらい
リリックに破壊力や威力があるんですよ。
こんな50歳のおじさんが聴いても、本当に刺激を受けるんですけども、
それはじゃあトラックを先にもらってから考えるんだ!
先にリリックがあったりするわけではなかったんですか?

ぼくりり:
最初のアルバムはそういうのが多くて、最近はテーマがあって、
じゃあこういう曲にしようかなーという風に色んな作り方をしてみています。

亀田:
なるほどー!今ぼくりりさんがおっしゃった写真、最新EP 「ディストピア」。
これ僕来るときに車で聴いていたんですけど、4曲入りなのにEPって感じがしなくて、
アルバム聴いているみたいな感じがするの!

ぼくりり:
えー!ほんとですか!

亀田:
物凄い密度が濃くて!
1枚目の1stアルバムに比べて、やっぱりサウンド感が変わりましたよね。

ぼくりり:
そうですね。だいぶ違う音を入れました。

亀田:
ストリングス的なものや生の音も入っていたり、
あとはぼくりりさんのボーカルみたいなものがちゃんとフューチャーされていますよね。

ぼくりり:
そうですね。
今回歌の比率をかなり高めにしました。

亀田:
それがね、歌にしても届いてきますね。
では、僕が今日EPなのにアルバムくらいの重量感を感じて感激したアルバムから…
アルバムじゃない!(笑)
EPから1曲聴いてみたいと思うんですが、どれにしましょうか?

ぼくりり:
「Newspeak」という曲で。

M. Newspeak / ぼくのりりっくのぼうよみ

20160804_fm2.jpg

亀田:
はい!お聴きいただいているのは、
ぼくのりりっくのぼうよみさんが7月20日にリリースした
1stEP『ディストピア』から「Newspeak」。

今回、言葉の部分で言うと、このEPにはなんと!
ぼくりりさんが書き下ろした小説が付いているんですよ。
これがですね、非常に深いところに、心の奥に来る感じですね。

ぼくりり:
あ、ほんとですか。

亀田:
これを18歳のぼくりりくんが、どういうものを読んできて、
どういう人生経験を積んできたら書けるのか?こういう言葉が出てくるのか?
っていうのはやっぱりすごく興味があります。
やっぱり普段から言葉のインプットとか、
言葉に対してはすごく貪欲にしているんですか?

ぼくりり:
そうですね。やっぱり本とかはめっちゃ読みますね。

亀田:
さっき、トラックはトネットでラックメーカーと交換して、
会ったこともない人もいるんだという話をされてましたが、
こうやって自由自在にネットを通じて色んな情報ややりくりができるこの時代、
ぼくりりさんにとって音楽の時代やジャンルってもはや関係ない感じなんですか?

ぼくりり:
時代っていうのがあまりよくわかっていなくて…

亀田:
そうだよね。
ありとあらゆるカテゴリーが色んなレイヤーでピックアップできちゃうもんね。

ぼくりり:
そうですね。「これが流行ってる!」みたいなのって
結構なくなってきてるじゃないですか。
その特定の集団の中だけで流行ってる、みたいな。全体がないというか。
みんながこれを聴いてるみたいなのが多分あったじゃないですか。

亀田:
ありました!
今でもそうやって聴かれている方もいると思いますけど、
でもそういったところから離れたところで自分のチョイスで
自分から発信してるっていうところが、
やっぱり「ぼくのりりっくのぼうよみ」っていうアーティストが
今これだけ注目されてる一番の理由なんじゃないかなと思うんですよね。
今後はどんな風な活動をしたいですか?

ぼくりり:
今後は色々やりたくて、今回書いた小説は短いんですけど、
もっと長いのもちゃんと書きたいと思っています。

亀田:
読んでみたい!この短編ですらずっしりと来ますからね〜

ぼくりり:
ちょっと頑張ろうかなと思います。
あと、僕最近映像とかも興味がありますね。
この前MVの監督をちょっとやってみました。

亀田:
えーほんとに!見てみたい!

ぼくりり:
さっきの「Newspeak」という曲で、YouTubeで見れます。

亀田:
へえー!そうなんだ!すごいね!
自分に枠を決めないで活動していくのがいいかもしれないね!

ぼくりり:
そうですね。
これはできなさそうだなと最初から決めつけちゃうのは
すごいもったいないかなと思って。

亀田:
とても素晴らしいと思います!
因みにこのEP「ディストピア」に付いてきている小説の後ろの方に、
2ndアルバムに受けての豊富が手書きで書いてあって、これちょっとキュンとします!
話しちゃうとネタバレになっちゃうので、
是非みなさんEPを手に入れたら必ず小説まで読んでみてください!

ぼくりり:
ぜひ!初回限定版だけなので。

亀田:
初回限定版だけだって!みんな急げ〜!
どうぞ、本当にこのまま突き進んで欲しいなと思います。

ぼくりり:
頑張ります。

亀田:
今日はありがとうございました!

ぼくりり:
ありがとうございました!

20160804_fm.jpg

【ぼくのりりっくのぼうよみ】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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動画やリリース情報などなど
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STAFF| 14:04 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月03日

あまーい!!!はちみつソング

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第844回目のテーマは…

あまーい!!!はちみつソング

====================

きょう、8月3日は「8と3、はち と みつ」の
語呂合わせで、はちみつの日なんです!

実は、はちみつ、アーティストとは切っても切れない間柄なんですね!
はちみつは栄養価が高く、粘膜に優しく働きかけるのが特徴で、
喉の痛みなどを和らげてくれると言われています!
というわけでボーカリストの中には、レコーディングやライブ中に、
ず〜っとハチミチをなめている「お前は熊のプーさんか!?」
みたいなアーティストもいますよ!

そんな訳で、きょうは、はちみつにまつわる曲を紹介してゆきます。

-------------------

まずは、

<はちみつ / chara>

目と目の奥で溶け合う 蜂蜜みたいに甘い

とcharaが歌っていますが、
もう一番わかりやすいハチミツの使用方法ですね!
溢れ出すラブラブな気持ちが伝わってきます。
甘い、sweet、恋愛、みたいなキーワードがすぐに浮かびますね!

-------------------

こちらも、あま〜いです〜。

<はちみつ / 木村カエラ>

ホットケーキと、とけたアイスクリームを、あ〜ん
1つのスプーンで分け合って、はちみつのように、
とろとろに、大きな手の中
また、ウトウトと…、

ホットケーキ、アイスクリーム、
そしてハチミツ…どんだけ甘いラブソングやねん!
愛のカロリーもたかそうですね!あとはまかした!

-------------------

<ハチミツ / aiko>

想ってた真ん中痛い程、
苦い苦いハチミツ忘れないように、
二人の証残して

本来甘いはずのハチミツを、「苦い苦い」
とたとえるところに、
主人公の思いの深さ、この恋のせつなさを感じますね。
そしてaikoさんの、ずばぬけた表現力が伝わってきます。

-------------------

<東京ハチミツオーケストラ / チャットモンチー>

夢が夢でなくなる東京、おいしそうな花のミツ、
私はまだまだ世間知らず、甘い匂いに負けそう

と、橋本絵莉子さんが歌っていますが、
地方から上京してきた子が、「はちみつ…東京の甘い誘惑」
に負けちゃいそうと例えています。

-------------------

さて、いろいろなハチミツソングをお届けして来ましたが…

M. ハチミツ / スピッツ

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41H2K7FT6NL.jpg

心の中のハチミツを溶かしてくれる、そんな恋人の登場。
ハチミツが溶けていくときって、
ゆっくり時間をかけて溶けていくじゃないですか?
その情景だけで、恋に落ちていく情景が見えてきますよね。

さあ、ハチミツソング、どんな効果があるのか探っていきましょう!

ハチミツは、小さいミツバチが花から花へ飛んで、
蜂の巣に帰ってきてがんばってこしらえた
手間暇かけて作り出した宝物です。
同じ「甘〜い」でも、瞬発力のあるお砂糖の「甘さ」にくらべて、
「甘さ」を感じるまでに、ストーリーがあるんですよね。

そんな、時間をかけて熟成したストーリーに、
人々は、自分の気持ち、つまり恋心を重ね合わせるのです。

さらに、「あま〜い」味だけでなく、
「とろーり」としているその質感も
恋のモーションを表すのにぴったりですよね。
「蜜の味」というだけで、
あま〜いうっとりするような口づけを表すことができますからね!
このように、ハチミツを使うと、
歌の中で恋のイメージが持続するんです。
現在完了形のように継続する恋のモーションを
描写することができるんです。

それから英語では、ハチミツを表す「HONEY」は、
「蜜のように甘いもの」という意味から転じて、
恋人へのよびかけにもなっています。
「Come on Honey!」
みたいなね。ちなみに、J-POPにもそんな用法の曲がありますよ。

<HONEY / L'Arc〜en〜Ciel>

かわいた風をからませ、あなたを連れてゆくのさ、honey so sweet
限りない夢をこの両手につかんで

さすがHYDEくん、相手のことをHONEYなんて呼んじゃっています。

でも、これって、歌ならではの世界ですよね。
たとえば、日本で電車の中で、
恋人のことを「HONEY」なんて呼んだら、
他のお客さんみんなが振り向きますよ!
でも、歌の中なら、そんなラブラブ、アツアツの気持ちを
「HONEY」の一言で表現できちゃうんです。

というわけで、歌の中で歌われるハチミツは、
「とろけるよう」な、出会い、思い、誘惑、
そして「恋人そのもの」といった
たくさんの「恋愛ワード」とシンクロするのです。

ただ、甘いだけじゃない。
透明で、口の中でとろ〜りとろけて…
子供の頃から馴染みがあって…
ハチミツって、カラダだけでなく、音楽にとっても、
即効性と持続性のある万能薬なのです!

だから、アーティストは、さまざまな場面で
ハチミツを使った歌を作るのです!

----------------

BEHIND THE MELODY 「FM KAMEDA」、
あしたは、ゲストに、ぼくのりりっくのぼうよみをお迎えします。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年08月02日

「お茶の水 クロサワ楽器店 ドクターサウンド」から出張公開生放送!<GUEST : 石崎ひゅーい>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第843回目のテーマは…

「お茶の水 クロサワ楽器店 ドクターサウンド」から出張公開生放送!<GUEST : 石崎ひゅーい>

====================

さて今日はここ、クロサワ楽器店Dr.Soundから生放送でお送りしています。
そして、ゲストにはこの方をお迎えしています。
石崎ひゅーいさんです! よろしくお願いします!

石崎:
よろしくおねがいします。

亀田:
僕とひゅーい君はどこで…?

石崎:
風とロック芋煮会ですかね?

亀田:
そうだね。福島で一緒にやって、
後は表参道ヒルズでファッションショーしたことあったよね。

石崎:
そうですね。ファッションショーもしましたね。
モデルウォークされてましたね。

亀田:
ひゅーい君はキラッとするのよ。
モデルさん張りに颯爽と歩くんだけど、俺はいったい何だったんだろうね。
いちごのジャージ着てね(笑)
そうそう。この間は、そうだ!アーティストの疑問を僕に投げかけてくれてね。

石崎:
はい。番組の方に。そしたら物凄く感動するアンサーが返ってきて…

亀田:
僕のですか?
皆さん、この僕のアンサーがブログに残っているのでチェックしてくださいね。
それで、今日僕らはギターにぐるっと囲まれて、アコギがいっぱいありますよ。
ひゅーい君は、ギターはいつから弾き始めたんですか?

石崎:
僕は中1くらいですかね。
学校の教室にガットギターが置いてあって、

亀田:
あるある!音楽室にね。
しかもみんなが弾くためにガットギターがいっぱい置いてあるの。

石崎:
そうなんです。学校にいっぱい置いてあるから、いっぱいパクってきて、
教室の裏で弾いてましたね。

亀田:
それがきっかけなんだ!
どんなものを弾いていたの?

石崎:
最初はLED ZEPPELINの「天国への階段」の一番最初の部分ですね。
それを弾けるとかっこいい!みたいな感じでやってましたね。

亀田:
学校にあるギターって先輩とか色んな人が使うから弦とか錆びてて、
そのあと手の臭いとか嗅ぐとおえってなるよね。

石崎:
あー、そうそうそう。鉄の臭いですよね。

亀田:
鉄の臭いと、人の臭いがね。
今使っているギターは?

石崎:
これMARTINのD-18っていうやつなんですけど、
それこそこの間、クロサワ楽器店・池袋店のMARTINがいっぱいあるコーナーで
色々弾かせてもらった中で、これを選びました。

亀田:
おっこれが一番のお気に入りなんだ!
ってことは、これは若いギターですか?

石崎:
若いと思います!

亀田:
新しいギターを今ひゅーい君が弾くことによって育てられていくんだね。
実は僕もD-18持ってるんですよ。

石崎:
そうなんですか!

亀田:
僕は大学生のときに手に入れて、そのときは新品だったんだけど、
僕と共にヴィンテージになったんだよね。
もう20年、30年弾きこんでて、もう飴色で。

石崎:
音変わります?

亀田:
音は良くなった!
だからひゅーい君も育てていくと良いかもしれないですね。

石崎:
はい!頑張ります!

亀田:
どういうこだわりを持ってそのときギターを選んだの?

石崎:
そのときは古くさいというか、ヴィンテージっぽい音がするなって思って選びました。
あんまり艶がない音がするなと思って。その方がいいなと思って。

亀田:
あれ、よく言うやつ?
楽器の方から呼んでくれたみたいな?

石崎:
そうですね。弾いた中ではこれでしたね。
でも、値段の話するとアレなんですけど、
これ20〜30万円くらいで、他にも100万円とかのギターも弾いたんですよ。
でもこれが良いと思いましたね。

亀田;
自分にとってしっくり来るギターがいいよね。
でもそうだよね。値段じゃなかったりするよね。

石崎:
そうですね。値段じゃないんだ!って思いました。

亀田:
そんなD-18、ひゅーい君のお気に入りのギターを弾いて一曲、
みんなひゅーい君の歌が聴きたいですよね?
今日はなんと、石崎ひゅーい君が生演奏を披露してくれます。
さあ何を歌ってくれますか?

石崎:
J-WAVEで結構歌わせてもらっているんですけど、
「花瓶の花」っていう僕の5月に出したアルバムのリード曲を歌います。


M. 花瓶の花(LIVE) / 石崎ひゅーい

M. タイトル / 名前

20160802_fm2.jpg

亀田:
いやー、素晴らしいね。
ギター1本でも泣けますね。
ミュージックビデオも結婚式のシーンで印象的で、結婚式定番ソングになってるかもね。

石崎:
そうなんですよ。
ファンの方の結婚式に内緒で行って歌ったりとかしましたね。

亀田:
わあ!それは嬉しいね!

石崎:
はい、サプライズで行ったんですよ。

亀田:
それは素晴らしい思い出になりますね。
それで。今度はひゅーい君自身が役者デビューするという話を聞きましたよ!

石崎:
そうなんです。
去年映画の撮影をしていまして、今年の12月に上映する松居大悟監督の
「アズミ・ハルコは行方不明」という作品に出させてもらいました。

亀田:
こちらは「花瓶の花」と色んなことが共通してるんだね!
映画でも蒼井優さんが主演をされて…

石崎:
そうですね。そこで優ちゃんと松ちゃんと一緒に仕事をして、
物凄く良い現場で映画が撮れました。
音楽だけやってると、他の現場に行くとすごく新鮮じゃないですか。
だからすごい新鮮で楽しくて、
それを自分の音楽のフィールドに持って行きたい!と思って二人に頼んだら、
やってくれたんですよ。
「花瓶の花」を作ろうって言ってくれて。曲も気に入ってくれて。

亀田:
なるほど〜。色んなものが自分の音楽にフィードバックしてくるってことなんですね。
そして!石崎ひゅーいさんは新曲「ピノとアメリ」を8月24日にリリース!
これ、ちょっとタイトルいい感じなんですけど、どういう意味を込めてるんですか?

石崎:
この曲は「NARUTO」というアニメに書き下ろした曲だったんですけど、
その話自体がアニメの登場人物・ナルトとサスケ2人の愛とか友情とかが
テーマにあったので、僕の中では「2つ」というイメージが僕の中ではあって
「ピノとアメリ」とつけました。

亀田:
なるほど。それで「ピノとアメリ」。
このあとこの楽曲はCDでOAさせていただきますけど、
なんだか最近、石崎ひゅーい作品ってバラードの定番というか、
「ひゅーい印」みたいなものが世の中に広がっていってるような感じがしますよ。

石崎:
あ、ほんとですか。嬉しい…
僕デビューして4年経つんですけど、最初の方はアップテンポのものやガン!
としたロックを打ち出していたような気がするんですけど、
亀田さんが作っている曲も小さい頃から聴いていたので、
本当は自分が歌っていて気持ち良い、
グッと来るコードでバラードを歌うのが好きだったんです。
だから、やっとそれを自分の芯にして外に出れてるなって感じがして嬉しいです。

亀田:
本当にたくさんの人に届いている感じがします。
というわけで、そろそろお時間となりました。

今日のゲストは石崎ひゅーいさんでした、ありがとうございました。

石崎:
ありがとうございました!

20160802_fm.jpg

【石崎ひゅーい】

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STAFF| 19:08 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年08月01日

亀田トラベル〜音楽で世界旅行!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第842回目のテーマは…

亀田トラベル〜音楽で世界旅行!

====================

カメダトラベル、略してKTBへようこそ。
8月に入りましたね! 長いお休みをとって旅に…
そんな方もいるのかな?

そこで今日の「FM KAMEDA〜亀田トラベル」は
音楽で巡る世界旅行!おなじみの亀田誠一くんが、
優雅に、オシャレに、素敵な音楽の旅へ出かけるみたいですが…

-----------------

ユ:おい、亀!
亀:あれ! ユキヒロ先輩?
ユ:いま話を聞いてたら、「優雅に、オシャレに、素敵な音楽の旅へ」なんて行ってたけど…
そんなことなら俺様に任せろ! ミュージック・ジャーニーへお連れするぜ!
亀:ミュージック・ジャーニーって… 先輩、海外旅行に行ったことあるんですか?
ユ:はあ? そんなこたぁどうだって言いんだよ。 オレはハートで旅してんだ!
さぁ出発するぞ!

♪WELCOME TO NEW YORK / TAYLOR SWIFT

ユ:ヒャッホ〜! ニューヨーク! ビッグ・アップル!
亀:セ、センパイ…なんかテンション高いけど… なんでTシャツまで着替えたんですか?
しかも「NYC」って(みなさん見て笑ってますよ…)
ユ:イッツ・ジョーク!
亀:ジョークって… ホント冗談じゃないよー
でも、この曲はサイコーだなぁ。テイラーちゃんの「WELCOME TO NEW YORK」。
テイラーはニューヨークに来てどんなこと感じたのかなぁ…

♪CALIFORNIA LOVE / 2PAC

ユ:ワッツア〜〜〜ップ! ウェストサィ〜ド!
亀:セ、センパイ… やめてください。怖い人が睨んでますよ…
ユ:ダイジョブダイジョブ、オレのブラザーだから。
それにしても、この曲、2PACの「CALIFORNIA LOVE」、
カリフォルニアの太陽の下、ブリンブリンで聴くのはサイコーだなぁ、亀!
亀:もはや言ってる事、よくわからないッス。

♪LET'S BOSSA / HUASKA

亀:おっ、心地いいボッサなリズムが流れてきた… ということは、ブラジルですね!
ユ:そう! でもな、亀、ボッサなリズムって思っているけど、
ブラジルはボサノバやサンバだけじゃないんだぞ、ロックもあるんだ!
亀:そういえば、ビートが8ビートだぞ、この曲。(…と思ったら、だんだん激しくなってきたぁ)
ユ:これはブラジルのロックバンド、ウアスカっていうんだ、
ボサノバやサンバにヘヴィメタルを組み合わせたサウンドでいま注目を集めてるぞ!
亀:(先輩、たまには"まとも"なこと言いますね〜)

M. LET'S BOSSA / HUASKA

20160801_fm.jpg

♪PARIS / ZAZ

亀:はぁ、やっと落ち着いた街に来たなぁ、花の都パリ。
ザーズの「パリ」をバックにシャゼリゼ通りでも歩こうかなぁ
ユ:ボンジュ〜ル
亀:出たっ! やっぱりついてきたんですね、ユキヒロ先輩。
ユ:オゥ! でもなんだかオシャレ過ぎて調子でないんだよなぁ…
同じヨーロッパでも最近何かと話題のあの街、行こうぜ! イギリス、ロンドンだ!

♪LONDON BRIDGE / FARGIE

亀:数々のロックが生まれた町、アーティストが生まれた町、僕の憧れロンドン!
ユ:イエス! ロック最高! ミュージック最高! ファージー最高!
亀:ファージーじゃなくて、ファーギーですよ。 ファーギーの「ロンドンブリッジ」。
ユ:おぅ亀! なんだかロンドン詳しそうだな、こっちでライブ見たことあるらしいじゃねーか!
亀:はい、去年はU2、ついこの間も、
コールドプレイのライブをウェンブリースタジアムで見ましたよ。先輩は?
ユ:(だまる先輩)
亀:あれ、センパイ?
ユ:か、亀! もう日本帰るぞ!

-----------------

はい、というワケで、つかの間の世界旅行、音楽の旅にお連れしました。
日本に戻ってきた…ということで、COLDPLAYの「LOVERS IN JAPAN」ですね。

今回は、ざっくりと世界の大都市を回ってきました。

たとえばニューヨーク、ロンドン、パリ…、
映画でも、音楽でも、小説でも…都市が持つイメージは、物語の背景を豊にしてくれます。

なぜなら、歴史、文化、伝統、ファッション、もちろん音楽もそうですが、
その都市から見えてくる景色は、
そこに住む人にとっては究極の「日常」であり、異国人にとっては究極の「非日常」なんです。

そんな日常と非日常がクロスオーバーする都市は、
ラブソングでもメッセージソングでも、音楽を引き立てる最高のステージになるのです。

毎年のように、世界の都市や国をテーマにした楽曲が生まれるのは
場面設定が明確になるからなんですね。

さあ、みなさんも音楽の旅してみませんか!?
KTB カメダトラベルがご案内しますよ!

-----------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は… BEAT PLANET公開放送!
僕も、現場にお邪魔してサッシャと一緒にナビゲートします。
ゲストは、石崎ひゅーいくん!お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:46 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月28日

ポップスってなんだろう?<GUEST : 沖井礼二(TWEEDEES)>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第841回目のテーマは…

ポップスってなんだろう?

====================

亀田:
音楽のシーンでよく聞く「ポップス」という言葉、
音楽以外の場面でも「ポップ」という言葉はよく使われますよね。
でもこれって実際どんなものなのだろうか?
というわけで、今日はポップスをこよなく愛し、
ポップミュージックを本当にその音楽活動で実践しているアーティスト、
TWEEDEESの沖井礼二さんをお迎えしました。

沖井:
こんにちは、よろしくおねがいします。

亀田:
沖井さんは90年代後半にCymbalsで活躍。
その後ソロプロジェクトやバンドを経て、
昨年、ボーカルの清浦夏美さんとバンド・TWEEDEESを結成。
僕と同じベーシストであり、音楽プロデューサーです。

沖井:
そう言われると緊張しますね、(笑)

亀田:
今日はポップスについて話をするんですけども、
まず先週リリースされたTWEEDEESのセカンドアルバム、
『The Second Time Around』。
これがね〜、聴かせていただいたんですけど、すごい!
これだけポップスという言葉が似合うアルバムはないかも!

沖井:
嬉しいなあ。ありがとうございます!

亀田:
TWEEDEESは自らを表現するときに
「王道」っていうキーワードをよく使っていらっしゃいますよね。
沖井さんの中で「王道」とはどういう感覚なんですか?

沖井:
「どの時代に聴いても」っていうのはあると思うんですよ。
60年前に作られたものでは今聴いてもポップスとして普通に成立しているものって
たくさんあると思うし、今作ってるのでもそういうものってたくさんあると思うんですね。
そのときの流行りではなくていつ聴いてもいいものっていう風には考えています。

亀田:
なるほどね〜。味が長持ちするというか…

沖井:
そうですね。賞味期限っていうのはいつも考えますね。

亀田:今回このTWEEDEESさんのセカンドアルバムを聴かせていただいたときに、
60年代、70年代のA&Mのレコードを思い出しました。
ハーパーズ・ビザールとか、ロジャー・ニコルズとか、
あとはクロディーヌ・ロンジェとかもそうかな。

沖井:
ありがとうございます。そんな嬉しいことを…

亀田:
なんか本当にキラキラした音楽なんですよ。宝石箱のような…

沖井:
もう褒めすぎです(笑)
褒められると伸びるんで今日もう、どんどん伸びちゃいます。

亀田:
伸びてください!(笑)
でも、いつからかポップスの中にどんどん毒っ気のあるものとか、
良い言葉でいうと魂とか情念とかそういうものだったりもするんですけど、
TWEEDEESが追求している音楽はそういうものではなくて、
「声」単体、「音」単体、「言葉」単体でキラキラ輝いてる。
そんな音楽な感じがするんですよね。

沖井:
嬉しいですね。
さっき亀田さんがポップスに毒っ気が入ってきたというお話をされましたが、
例えば90年代くらいまでってそれが続いていた時代、
ロックの時代だったなって僕は思うんです。
でもそれもポップスの中にロックが内包されていて、
ロックの方にそういう要素があったと思うんですけど、
それが21世紀に入ったあたりから風向きがガラッと変わった気がしていて。
「キラキラ」とか「単体で楽しく」とかいうものが求められているような気がするし、
僕自身が聴きたいものでもあるので、
多分そういう気持ちでこうなっていると思うんですけどね。

亀田:
では、そんな沖井さんの作られた最近のポップス、
TWEEDEESの中から聴かせていただきたいと思うんですけど…
どれいきましょうか?

沖井:
それではTWEEDEESのこの間出したセカンドアルバム
『The Second Time Around』から…

M. PHILLIP / TWEEDEES FEAT. IKKUBARU

20160728_fm2.jpg

亀田:
いやーもうこれはね、なんていうんだろう。洗練されているにも程がある!

沖井:
僕自身がこんな人間で申し訳ないんですけど…

亀田:
本当に素敵ですね!
おしゃれとか都会的とかそういう言葉では片付かない、なんだろう…夢ですね!
これは夢に繋がっていく音楽だと思います。

沖井:
一番嬉しいですね。

亀田:
でね、僕が気になるのはボーカル・清浦夏美さん!素晴らしいですね。
清浦さんはおいくつなんですか?

沖井:
26歳で、私の21歳下なんですけども、彼女は90年代、平成生まれで、
私は63年生まれなので、もう共通言語がほぼ無いんですね。

亀田:
でも1周、2周くらい回って合ったりとかしないんですか?

沖井:
いやー、多分ないですね(笑)

亀田:
なるほど!それは面白い!

沖井:
だから、僕がこれ良いよと思って言ったものとか、
絶対良いもんだと思って紹介するものを「古い」の一言で片付けられちゃうんですよ。
それでも、モータウンは反応してくれたかな?
おじさんが言ってるから信用しないのかもしれないけど、
だけどそれでも彼女の中でピンと来るものがあるときは変な反応の仕方をしていて、
その彼女の反応のいいところから僕が素材を拾って、
それをヒントに曲を作ってるようなこともあるんです。
だから僕は自分の意思でっていうより
彼女に影響を受けて曲を書いてる感じがありますかね。

亀田:
今のこのTWEEDEESのメロディっていうのは、
清浦さんの存在、パーソナリティから引き出されてるんですね。
お互いが映し鏡なんてすごいですね。お互いがプロデュースし合ってるみたいな。

沖井:
ユニットというかバンドだと思っているので、
意見を何か持っていてもそこは対等ですね。
僕が曲書いてもバンバン没にされるし(笑)

亀田:
A&MはだめでもR&Bやモータウンは大丈夫だっていうのは、
やっぱりR&Bをナチュラルに経てる世代だからなのかなあ。
抵抗なく16ビートとかブラックミュージックとかのベースを、ね。

沖井:そうなんですよ。もう鼻歌がファンキーなんですよ。
それがもう僕らの世界にはないもので、
それを見て「あーそうかー!
って思って。
モータウンが良いならフィラデルフィアも良いのかなとか思うと
割りと良い反応が返ってきたりとか。
そういうのをヒントにはするんですけど、
やっぱりポップスって若い人のためのものじゃないですか。
だから、僕が歌わせるとか押し付けるというよりじゃなくて、
彼女が歌いたいものを歌った方が正解のポップスには近いなと思うんです。

亀田:
なるほど!じゃあ今世に出て行くものとしては
もしかしたら源泉のアイディアは沖井さんから取り出してきたものかもしれないけど、
そこに清浦さんのボーカルを経て、触媒によって増幅されて、
ポップがポップを生む!みたいな…
ポップの遺伝子だ!

沖井:
彼女がそうやって育っていくのが僕は見ていてすごい楽しくて。
最近は彼女も曲を作り始めていて、「PHILLIP」は僕と彼女の共作なんです。
僕が20年、30年曲を作っているのとは違う、
非常に新鮮な、曲を作り始めた人特有の輝きっていうのがあって。
もちろんダメなのもたくさん作るんですが、
でもその輝いてるものっていうのは今しかできないことだから、
それは絶対記録しておかなきゃなっていう気持ちもありますね。

亀田:
ポップスの遺伝子が受け継がれていく感じが今日すごく伝わってきました。
結局、この「ポップスって何だろう?」の回答は、もう一言じゃ言えないですね。

沖井:
もう、荒れちゃいますから(笑)

亀田:
最後にTWEEDEESについてのお知らせです。
セカンドアルバム『The Second Time Around』リリース記念ライブ
「ショウほど素敵な商売はない vol.2」
8月10日(水) 渋谷TSUTAYA O-WEST で行われます。

これはどんな感じでやられるんですか?

沖井:
これは6人編成ぐらいのバンドで、僕フーが好きなので…大きな音でやりたいです(笑)

亀田:
(笑)
さっき僕らキラキラとかポップスとかロック的な部分が云々とか言っておきながら、
結局また混ざってくるのがポップスの良さですよね(笑)

沖井:
もう仕方がないですね。

亀田:
ポップスを語るのは難しい!
でもポップスって本当に僕は素晴らしいと思います。
ありがとうございました!

沖井:こちらこそ、ありがとうございました!

20160728_fm.jpg

【TWEEDEES】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
来週月曜日は、「亀田トラベル」、音楽で巡る世界旅行の旅へ…
お楽しみに!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 15:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月27日

スピッツのニューアルバム「醒めない」制作秘話<後半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第840回目のテーマは…

スピッツのニューアルバム「醒めない」制作秘話<後半>

====================

今日、スピッツの15枚目のアルバム
「醒めない」がリリースされました。
昨日に引き続きこのFMKAMEDA では
ニューアルバム「醒めない」を特集していきます。

今回のレコーディングはいつも12時からはじめて
夜の8時には終わっていました。
とても健康的なレコーディングです。

桜の季節は目黒川が花見の人であふれて、
道行く人を眺めながら、
スタジオに通ったのが忘れられません。

昔とちょっと、変わったのは、
みんなスマホをいじるようになったことぐらい!

レコーディングの合間のおしゃべりも、
楽器のことや、音楽のこと、など
永遠のバンド少年が感じられて
とてもいつも、おだやかで愉快です。
煮詰まって、固まる時間なんて一度もありません。

ちなみに、バンドサウンドにこだわった今作は、
今主流のハードディスクではなく、
アナログテープを回してレコーディングしています。
理由は、一個一個の音をナチュラルに太くレコーディングして
できる限り、楽器を重ねない、
ダビングをしない、という考えからです。

テープがキュルキュル回るレコーディング。
コピペができないレコーディング。
まさに、「今しかない、スピッツ!」
一期一会のプレイがうまれる予感の中、
ワクワクしながらレコーディングスタジオに通いました。

さらに、レコーディングの最終工程で、
マスタリングという、アルバム収録曲の曲を並べた時の、
レベルを揃えたり、音質を整えたりする作業があるのですが…
その、マスタリング、いつもは、
LAのスティーブ・マーカッセンという、
名マスタリングエンジニアにやってもらっていたのですが、
今回は、レコーディングエンジニアの高山徹さんご自身が、
ミックスの後、そのままマスタリングまで行いました。

トラックダウンをした時、
その時レコーディングスタジオで「OK!」
を出したそのままの音が、最後まで作品に残っている。
マスタリングエンジニアが入って、
化学反応がおきて「ナイスサウンド!」
になることもあるのですが、
今回は「今、スタジオで鳴っている音」にこだわりました。
つまり、メンバーの初期衝動が、
最後まで貫かれているということです。

さらに、ミーティングは、必ずフェイス・トゥ・フェイス。
メールやデータのやりとりだけで、進むこともめずらしくない
昨今のレコーディングで、僕が唯一こだわったのは、
この実際に相手の顔を見ながら、
一緒に音を聞いて、意見交換するというところです。
結局そのほうがメール飛ばして、
意見交換するより、「早い」し「確実」。
ていうか、なにより「気分がいい」。
フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーション。
ぜひ、みなさんもとりいれてください。
幸せになりますよ。

では、そんな幸せいっぱいの現場から生まれた
この曲を聞いてください。

M. ハチの針 / スピッツ

20160726_fm.jpg

デジタルの最新技術を取り入れたり、
アナログテープに戻ったり、

「進化するということは、
さまざまな多様性を受け入れていくこと」
なんだなということを強く感じます。
これって、音楽だけじゃなくて、人生そのものですよね。

マサムネくんの唯一無二の声
田村くんのベース、
テツヤのギター、
サキちゃんのドラム、

その全てがスピッツというバンドを構成している、
欠かせないピースになっている。

メンバーの友情と、愛情に支えられているからこそ、
どんなときも自分たちの音楽を見失わず、
一歩一歩進んでいける。
スピッツの永遠の甘酸っぱさは、
こんなところから生まれているのです。
だから、真似しようと思っても真似できない。
考えてみれば、周りを見渡しても、
スピッツ以外にスピッツっぽい音楽ってないですよね。

そんな、スピッツは、ワンアンドオンリーの、
日本の音楽界の「宝物」だと思います!

このアルバムを引っさげて
「SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 "醒めない"」
を来月からスタート!!
まずは、今日発売のアルバム「醒めない」を
しっかり聴いて予習してきてください。
アルバムの楽曲をLIVEで聴けるのもお楽しみに!!

【スピッツ】

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2016年07月26日

スピッツのニューアルバム「醒めない」制作秘話<前半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第839回目のテーマは…

スピッツのニューアルバム「醒めない」制作秘話<前半>

====================

明日、27日、スピッツの15枚目のアルバム
「醒めない」がリリースされます。
僕もプロデューサーとして参加しています。

今日と明日のFMKAMEDAでは、2日間にわたって
このニューアルバムを特集したいと思います。
まず、前半の今日はアルバムが
どんな過程で作られていったのか
お話してゆきたいと思います。

今回のアルバムは足掛け、
1年半にわたる制作期間を経てじっくり作られています。
その時々で、メンバーのモードがあるので、
一曲一曲、つどつどサウンドの方向性を
話し合いをして進めていく感じです。

例えば、10年ほど前の「魔法の言葉」あたりでは、
スピッツもストリングスを入れたがっていましたし、
15年前の「三日月ロック」の頃は、
打ち込みとの合体を楽しんでいました。
そして、一緒にタッグを組んでから15年。
ここに来て、バンドサウンドというものに
本気で原点回帰したのです。

一番最初は、マサムネくんから曲のデモが届くんです。
このデモが、昔はドラムマシンにギターくらいだったのですが、
前作あたりから、マサムネくんが、DTMを導入して、
デモの中に、方向性を決定づける
フレーズやアイディアが入っているんです。
つまり、曲の完成が見えるデモになっている。

そのマサムネデモを踏まえて、
「こうしたい」「ああしたい」など、
方向性をミーティングで話し合い、
メンバーの意見を吸い上げた上で、
今度は「カメダデモ」を作る。
ここで、僕の思いつくアイディアを入れたり、
一曲としての構成が出来上がる。
こうして、イントロや間奏などが
くっきりとした、設計図が出来上がる。

さらに、このカメダデモをもとに、
リハーサルスタジオに入って
3、4日かけて、演奏を磨くんです。
で、そこがバンドの面白いところで、
メンバーが自分のアイディアや解釈を入れて、
プレイすると、
もう、スピッツの音になっている!

そして、レコーディングスタジオで「せーの!」で
全員一緒にレコーディングする。
と、これがバンドマジック!
もうダビングなんてしなくていいんじゃない?
ってくらいにほとんど完成形になっている。

表題曲「醒めない」は、歌詞からも分かるように、
ロックの初期衝動、青春時代、
若い頃に受けた影響を現在もこれからも
持って行くという内容。
決意を表した歌です。

(MVではライダースジャケットを着てパフォーマンスする4人の姿も)

それではアルバム「醒めない」から…

M. 醒めない / スピッツ

20160726_fm.jpg

ちなみに、この曲で印象的なフレーズを奏でるトランペット。
このトランペットを入れたいというのも
マサムネくんのアイディです。

イギリスのバッキンガム宮殿の
衛兵交替式で聞こえてくるような、
素朴なファンファーレのような響きにしたい
ということで、
トランペットも2本同時に生でレコーディングしました。
こういう生楽器のアレンジをしたり、譜面を書いたり、
スムースにレコーディングが進むように仕切っていくのが、
スピッツの現場での僕の仕事の重要な部分です。
楽曲が生まれて、作品として出来上がるまで、
サウンドのあらゆる面をサポートする。
そんな感じです。

ある意味、ビートルズでいうところの、
ジョージマーティンのような関わり方でしょうか。

なんせ、15枚目のアルバム!!!
このアルバム「醒めない」には、
スピッツの大きな決意が込められています。

【スピッツ】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日も引き続き、スピッツの
ニューアルバム「醒めない」に迫ります。
お楽しみに。

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STAFF| 14:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月25日

アルバム再現ライブ、なぜ?

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第838回目のテーマは…

アルバム再現ライブ、なぜ?

====================

1枚のアルバムを 曲順に沿って再現、
演奏していくコンサート、
それが「アルバム再現ライブ」。

通常、ライブ・コンサートとは…
ニューアルバムを中心に!とか、
今までのヒット曲を織り交ぜながら、
時に「アレンジ」や楽器編成やサイズなども変えて、
そのコンサートのために考えられた構成を楽しむもの…
という感覚がありますが、

最近、多くのアーティストがリリースした
アルバムを忠実に再現するライブを行い
ちょっとしたブームになっています。

今日は、この"アルバム再現ライブ"について、
考えてみましょう。

-----------------------

BEACH BOYS

記憶に新しいのは、今年の4月に行われた
ブライアン・ウィルソンの「ペット・サウンズ」
50周年アニバーサリー・ジャパンツアー
このライブに行った番組スタッフによると、
本当に忠実に再現されたコンサートだったそうで、
効果音で使われている犬の鳴き声なども、
レコードのままだったとか!
コアなファンは、うなずきながら聞いていて、
ご満悦だったそう!

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KRAFTWERK

ファンの度肝をぬいた"アルバム再現ライブ"といえば…
2013年に行われたクラフトワーク。
過去に発売された8枚のオリジナル・アルバムを
日替わりで再現するという規格外のライブでした。
ただしこのライブは、音の再現だけではなく、
新しい試みも導入されていて
観客は3D眼鏡を着用、映像を楽しみながら過去の名作を聴く…
そんなコンサートだったそうです。

-----------------------

くるり

今年の秋にバンド結成20周年を迎えるくるり。
彼らは2015年から「NOW AND THEN」という
ライブシリーズを行っています。
VOL.1は、ファーストアルバム
「さよならストレンジャー」と、
セカンドアルバム「図鑑」。
VOL.2は、サードアルバム「TEAM ROCK」と、
4枚目の「THE WORLD IS MINE」。
さらに、先日終了したVOL.3では、
5枚目の「アンテナ」をプレイ。
20周年という区切りを、
過去のアルバムをプレイすることで振り返る…
これはある意味納得できる"アルバム再現ライブ"です。

-----------------------

コーネリアス

こちらは最新型の"アルバム再現ライブ"。
1997年に発売されたコーネリアスの
アルバム「Fantasma」がアメリカでリマスターされ
アナログ盤で発売されることを記念して
8月にアメリカでのみ
"アルバム再現ライブ"が行われるそうです。
これは日本から見に行っちゃうファンもいそう。
海外でも再現ライブが注目されているということですね!

…といった感じで、様々なアーティストが、
様々な事情で"アルバム再現ライブ"を行っています。

アーティストは、なぜ"アルバム再現ライブ"を行うのか?
ここで1曲お送りした後で、考えてみたいと思います。

この方も2014年にアルバム再現ライブをやり
圧倒的な存在感を見せてくれました。

M. 氷の世界 / 井上陽水

20160725_fm.jpg

「FM KAMEDA」、今日は
"アルバム再現ライブ"について考えていますが…
ここでアーティスト側の意見を聞いてみましょう。
コメントしていただいたのは、
TRICERATOPSの和田唱さん。

この夏、8月から全国数か所で行われるコンサート、
「IN A LIFETIME 2016 presents GRAPEVINE×TRICERATOPS」。
これは、ともに1997年デビューの
GRAPEVINEとTRICERATOPS、両バンドが
ファーストアルバムの再現ライブで対バンする!
という企画なんです。

そこで、このライブを行うTRICERATOPSの和田さんに、
アルバム再現ライブに向かう意気込みなどうかがいました。

-----------------------
今回のこのVineからのお誘いが無ければ多分考えてなかったので、ライブのセットリストをいつもやっているとつい忘れがちなんですけれどもアルバムもアルバムで、ものすごい曲順って考えて作っているのでよくよく考えてみたら、アルバムの曲順をそのまま上からやるっていうのは結構正しいっていうか、いい曲の並びになってるはずなんですよね。だからきっとちゃんとした流れになるんだろうなっていうのは今話しながら思ってますね。後は、今回僕らとVineはファーストアルバムの再現ライブなんですけれども、ファーストアルバムってもちろん青いところもいっぱいあるし、若い無知だったところはいっぱいあるんですけども無知がゆえの良さっていうのがすごくあって、逆に僕なんか今振り返って昔のアルバムを聴く場合3枚目4枚目ぐらいの方が恥ずかしいっていうか1枚目2枚目ぐらいっていうのは逆にすごくいいんですよ、もうもはや出せない味わいというか若さ、無知ゆえの良さっていうのがすごくあって、それを今の僕らが再現する場合、プレイそのものは絶対上手くなっちゃってるし、ノリは絶対進化しちゃうんですよね絶対、注意しなきゃいけないのはやっぱり歌だったりとか、いい意味での淡白さを意識してやった方がいいかなっていう、あれを本当に上手にやってやろう今のバージョンでやってやろうって意気込みすぎると、結構違ったものになっちゃう可能性があるので、ノリは今のトライセラトップスでもスピリットの面では、当時を思い出しながらやりたいなっと思ってます。もしかしたらハマっちゃってもしものすごく楽しめたら、じゃあ次は何のアルバムやろうかってことになるかもしれないですよね、はい。(和田唱)
-----------------------

今日ピックアップしたアーティストって、
とても音楽にこだわりのあるアーティストだと思いませんか?
そうなんです!再現ライブは、オンデマンドが進み、
アルバムの重要性が薄れてきた
「今のご時世、アルバムを聴いてほしい!」という、
アルバムにこだわるアーティストの熱い思いが伝わってくる、
音楽そのものにプライオリティーがおかれた
純度の高いライブなんです。

今までのライブって、照明や演出で
ショウ的要素を入れたり、アレンジを変えたり、
ヒット曲のメドレーをやったり、
アーティストがそのツアーのために、
「お客さんがおいしく召し上がれる"コースメニュー"」を
お出ししていたんですね。
でも、このやり方だと、「中盤はしっとり聴かせて」とか、
「後半は盛り上げて」とか、
アンコールはフレンドリーに!などなど
どのアーティストも、似たり寄ったりの
コースメニューになってしまうんですね。

ところが、アルバム再現ライブは、アルバムの細部を再現して、
内側に向かって掘り下げていく、
作品の「レシピを楽しむ」ライブなんですね。
アーティストの作品作りの本質を感じることができる。
つまりアーティストの「思い」と、
ダイレクトにつながることができる
ライブといってもいいのではないでしょうか?

お客さんが聞き込んできたアルバムを「静止画」とすると、
そのアルバムに、目の前でアーティストの
生の息吹が吹き込まれて、
「動画」になって生まれ変わる。
そんな達成感をえることができるのが、
アルバム再現ライブなのではないでしょうか。

イヤフォンやコンポで聞くのとは違う、生演奏の音圧で、
目の前いるアーティストが曲を辿っていく。
しかも、アーティストにもちゃんとした演奏スキルがないと、
やりぬくことが難しいはず!
お客さんとアーティストは、通常のコンサートに比べ、
より濃い関係性で同じ空間をシェアしているのです。


SNSなどで情報があふれている、このご時世に、
シンプルにアーティストと思いを重ねる。
アルバム再現ライブは、まさに、
今の時代の音楽の楽しみ方だと思います。

-----------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日とあさっての2日間は、
いよいよリリースされるスピッツのニューアルバムに注目!
制作に関わった僕、亀田誠治が、
他では聞けないアルバム制作秘話、お話しします。
お楽しみに。

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STAFF| 14:44 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月21日

お仕事百貨〜スカウト編〜<GUEST : 加茂啓太郎>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第837回目のテーマは…

亀田仕事百科〜スカウト編〜

====================

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日は音楽に携わる様々なお仕事の裏側に迫る「亀田仕事百科」!
今回は、輝く原石、スターになるべく才能をいち早く見つけ、磨く…
そんな仕事をされる方、いや才能発掘人に注目してみたいと思います。

亀田:
スタジオには僕も大変お世話になっているこの方をお迎えしております。

加茂
こんにちは加茂啓太郎です!

亀田:
こんにちは!加茂さんといえば業界の伝説ですよ!
これまで本当にたくさんのアーティストの方を発掘なさって、
1998年当時の東芝EMIの中に新人発掘部門の
グレートハンティングを立ち上げ
多くのアーティストを発掘されてきました。
僕が知ってる中でもBase Ball Bear、ナンバーガール、
フジファブリック、氣志團、そして赤い公園…

加茂:
最近だとShiggy Jr.とかMrs.GREEN APPLEとか
My Hair is Badとかもそうですね。
僕のところで経由してデビューしたっていう感じですけど。

亀田:
加茂さんの門を叩いていない人はいないんじゃないかっていう。
その昔はウルフルズさんとか…

加茂:
そうですねSUPER BUTTER DOGとかね。

亀田:
そして今、加茂さんは?

加茂:
今、会社は変わったんですけど
引き続きアーティストを見つけてきて
メジャーデビューできるまで育成して
サポート、面倒をみるっていう仕事のスタンスは変わってないです。

亀田:
単刀直入で言うと、例えば今出たナンバーガールもそうですし
林檎さんもそうですけどあれから
もう20年近くずっと活動してるわけじゃないですか。
加茂さんの目で見てずっと活動を続けていけるアーティストとか
バンドに共通するものってなんだと思いますか?

加茂:
やっぱり音楽に対する情熱と愛情じゃないですか。
当たり前ですけどナンバーガールの向井くんとかも会ってもそうだし
Base Ball Bearの小出くんに会ってもそうだけど、
やっぱりその情熱が衰えることってないですよね。

亀田:
その情熱を実はキープすることが難しかったり…
加茂さんは情熱を持ってるような
情熱を持ち続けられる原石を見つけるアンテナが
すごく鋭い気がします。

加茂:
人間1つぐらい取り柄があってよかったなって思いますけどね(笑)

亀田:
前に僕に言ってくれたのは、デモテープが送られてきたとして
デビュー出来るのは、何本に一個でしたっけ?

加茂:
大体3000に1個ですね。

亀田:
3000に1個!?

加茂:
当時年間9000本ぐらいのデモが来てたんですよ。
それで年間3アーティストくらいがデビューしてたんで、
そこから考えると3000のデモを聞けば
1人メジャーデビューできるアーティストがいるっていう感じですね。

亀田:
すごいですね〜、3000聞くって1日何時間聞かれるんですか?

加茂:
いやいや、語弊はありますけど、
食べ物と同じでちょっと食べて不味かったらいいじゃないですか(笑)

亀田:
みんな聞きましたか!?
デモテープ作る時はド頭から気合い入れて!
いつも言うんですけど、イントロから気合い入れなきゃダメだし
言い訳とか絶対ダメですよね。
なるほどちょっと聞けばわかる、わかりました。
じゃあここで1曲お送りした後に輝く才能を見抜くコツ、
その真理眼についてさらに加茂さんに伺ってい来たいと思います!
さあ、加茂さん今日は加茂さんが発掘したアーティストの中で
1曲おかけしたいと思いますけども、どうしましょうか?

加茂:
Mrs.GREEN APPLEっていうバンドですね。
3年前かな…本当にたまたまライブハウスで見て、
全然ヘタクソだったんだけど、なんか「この子達持ってるな
って思って、
ずっとサポートしていて。
メジャーデビューして最新シングルがベスト10に入ってって感じかな

亀田:
実は、その直後に僕は見せていただいてまだ元貴くんが高校生頃でした。
今日は加茂さんが発掘されたアーティストを聞いてみましょう!

M. サママ・フェスティバル! / Mrs. GREEN APPLE

20160721_fm2.jpg

亀田
今日は、音楽に携わる様々なお仕事の裏側に迫る「亀田仕事百科!」
新し才能を発見する"スカウト"的な、お仕事について
加茂啓太郎さんにうかがっています。
数々のアーティストを発掘なさってきた加茂さんが初対面のアーティスト、
もしくはバンドを見るときテェックする部分っていうのはなんですか?

加茂:
亀田さんもおっしゃっていたんですけどやっぱり声ですよね。
聞いた後に頭の中で声がなるかどうか見たいな事はやっぱり思いますよね。
亀田さんの前で恐縮なんですけど…コード感。
僕そんなに詳しくないんですけど、
なんか不思議鳴り方してるギターを弾いてるとか、
コードのバッキングが違ったり、
ピアノのバッキングが違ったりとかする子いるじゃないですか。
同じメロディでもコードのつけ方っていくらでもつけられるから、
そこで何か不思議な鳴り方してたりすると、
「この子なんか持ってるかな」って。
人と違うものをやりたいんだなって気がするんですよね。
例えばナンバーガールの向井くんって
コードがディスコードしまくりなんですけど、
要は、彼の精神がディスコードしてるから良いんですよ。

亀田:
なるほどね、要するにコード感などにも、
声ももちろんなんですけどアーティストの本質が見える、と。

加茂:
Base Ball Bearってマイナーシックスみたいな響きが多いんですよ。
マイナーシックスって"曖昧なコード"じゃないですか。
小出の歌詞って「曖昧
って言葉がすごい出てくるんですよ。
「お前曖昧な歌詞多すぎないか?」って言ったら、
要するに彼は"曖昧なことが言いたい"んですよね。
多少こじつけはありますけど。
やっぱり歌詞で言いたいこととコードで伝えたいことが何か表裏一体、
これ亀田さんに聞きましたけど林檎ちゃんって、
ナインスが多いんですよね?

亀田:
そうなんですよ!

加茂:
ナインスのヒリヒリした感じって
林檎ちゃんの世界観とマッチしてるじゃないですか。

亀田:
ちょっとはみ出したところなんですよ。
ぴったりとしたところに着地しないんですよね。
すごい今日はアカデミックな話ですね。
声とコード感とあとは?

加茂:
あとは1回聴いて覚えられるメロディーがあるかどうか。
ライブハウス見に行って、曲覚えてるケースってなかなかないんですよね。
Base Ball Bearの「ELECTRIC SUMMER
って曲が出来た時に
1回聴いてサビのリフレインがキャッチーですぐに頭に入ってきたから、
やっぱりそういう曲ができると
基本的な何か大勢に訴えかけるものを作る力があるんだなっていう風に思います。

亀田:
なるほど。
そっから先は加茂さんは自分の中だけで判断していくんですか?
それとも誰かに相談したり?

加茂:
それこそ亀田さんだったりとか
「もうちょっとブラッシュアップしたいんですけど
ご相談にのってくれませんか
みたいな感じですよね

亀田:
なるほどね、そこからの伸びしろっていうか、
将来性はどうやって見つけるんだろう?

加茂:
バンドの子でいうと週2回スタジオ入って練習して
月2回新曲作って月2本ライブを2年間やってみろっていうんですよね。
それをやってみて才能と運があれば次の世界が開けてくるし、
それで何も変わらなかったら考え直したほうがいいっていう。
Base Ball Bearとかフジファブリックとかそんな感じですよね。
粛々とそれをやり続けてちょっとずつじっくり上がってきて。

亀田:
昔と今、時代で何か変わってきたものってあります?

加茂:
宅録の技術が上がったから
恐ろしく綺麗にちゃんとしたものがみんな作れますよね。
逆にセンスが問われる。
全部プリセット音源でコードも勝手につけてくれちゃうし、
アレンジも勝手にしてくれちゃうじゃないですか。

亀田:
そういう中で出てくるアーティストは飛び出てきますよね。
SNSの使い方とかアピールの仕方は?

加茂:
アピールの仕方はみんなこちらの想像を超えたことを
やってくれる方、楽しいですよね。
逆にSNSの使い方が下手な子もいるんですよね。
そうすると、音楽は良いのに
この子損してるなって思うこともあるし。
好材は両方あるような気がしないでもないですね

亀田:
音楽業界新人発掘する目から見て、今後どうですか?

加茂:
音楽をやりたいって子が減ってる印象は全くないですよね。
CD売れないとか音楽では儲からないよ、とか、
そういう話結構入ってくるじゃないですか。
それでも俺音楽やめて別の仕事しようっていう子が増えてるかっていうと
それは全くないから、そういう意味で新しい才能は出てくると思う。
僕も日に日に「おっ」って思う子に出会うから、それに関しては楽観的ですけどね。

亀田:
なるほど、新しい世代が未来の音楽を動かしていくので
加茂さん今後とも見つけまくって発掘しまくって
新しい才能をどんどん引っ張りあげてください!
今日はありがとうございました!

加茂:
ありがとうございました!

20160721_fm.jpg

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週月曜日は、最近よく聞く「アルバム再現ライブ」について考えてみます。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 16:56 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月20日

亀田リサーチ! 〜バンドTシャツ

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第836回目のテーマは…

亀田リサーチ! 〜バンドTシャツ

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BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
きょうは恒例企画、「亀田リサーチ」です。

気になる今日のテーマは『Tシャツ』。

夏真っ盛り! Tシャツは何枚持っててもOK!
でも、ちょっと人とは違うものを着たいなぁ…
なんてみなさん思っていませんか?

特に音楽ファンにとっては、
CDやコンサートグッズの定番、
いや王様といえば間違いなくTシャツ!

今日の「FM KAMEDA〜亀田リサーチ」では、
Tシャツについて考えてみようと思います。

まずは、スタッフが街で聴いてきた
「Tシャツについてのあれこれ」、聞いてください。

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*22歳 プログラマー 男性
バンドTシャツは主にパスピエの物が多いです。柄が可愛いので観た瞬間ビビッと来たものを買う。ホントにお気に入りだと色違いで2枚購入。それ以外はあまり無い。好きなバンドだとそれを着て次のライヴに行きたいと思って行っちゃいます。

*19歳 学生 男性
いま着ているのもフジファブリックのTシャツで…。フジファブリックのツアーは毎回行っているので、その都度買っている感じですね。例えば町中で好きなバンドのバンT着ていると「あ、この人このアーティスト好きなんだ」って、アガるポイントになっています(笑)

*20歳 栄養士 女性
ライブのタイトルが書かれていた方が親しみやすいのかなと思いますね。期間限定になっちゃうじゃないですか、やっぱり記念だから、そのフェスやライブのために買うって感じですね。

*29歳 事務員 女性
基本的には1枚しか買わないですね、いっぱい溢れちゃっているので。ハードコア寄りなものもあって、マリリン・マンソンとかも持っていたり、幅広く持っていますね。やっぱりバンTが一番着れますね、季節関係なく。服の中で一番使えると思います!気付いたら寝間着になってるとかもありますね(笑)

*たまたま渋谷にいた、ハリー杉山さん(!)
ハローハロー!!夏を楽しむしかナナナナイスワーーーン!!ハリー杉山です!バンドT、フェスTですか?家にせめて30枚はありますかね。ライブに行ったら絶対絶対Tシャツを買うんですよ。Tシャツを着るだけでライブを改めて振り返ることが出来るし、だから今年もフジロック・サマソニあるじゃないですか。個人的な楽しみはそれほどメジャーじゃないバンド、アーティストがメジャーになる前によく来るじゃないですか。その時のバンドTをゲットして10年後のサマソニでセンターステージ飾っている時に、見せちゃう?

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街で実際に行ったアンケートを改めて振り返ってみると
いくつかわかったことがありましたね。

*好きなバンドであれば、やっぱり着ていきたい
*ツアーごとにTシャツを購入
*街中でバンドTシャツ来ているのを見るとアガる
*普通に着れるものも多いので購入

それでは、ここで1曲お送りした後、
アーティストとTシャツの関係、
なぜこんなにTシャツは重宝されるのか?
お話ししましょう。
フジロックのヘッドライナーをかざる…

M. Dark Necessities / Red Hot Chili Peppers

20160720_fm.jpg

さて、今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は
亀田リサーチ「Tシャツ」を調査しています。

TYシャツはとにかく、雛形があれば
大量に生産できるので作りやすいんです。
一方、Tシャツに、どんなデザインを刷り込むか?で
そのアーティストのセンスやフェスの雰囲気が見えてくる。
そんなところに、お客さんが
こだわりっているんだと思います。

最近では素材の質感にこだわったものふえてきています。
さらっとした木綿のTシャツから、
薄手厚手といった生地感。さらに
サッカーウエアのようなスポーティーな素材まで、
その素材選びで、Tシャツの時代感が出てくるから面白い。

あと、なぜだかアーティストは、
アンコール前にTシャツに着替えてくるのか…
まあ、「帰りにグッズを買ってくださいよ
ということですよね。
しかもTシャツは看板、目玉商品で、
アーティストサイドの本音を言うと
「Tシャツだけでなくほかのものも買ってちょうだいよ!
という期待も込めています。

先ほどのリサーチでも、フェスやアーティストのツアーごとに
毎年、毎回購入する人多かったですよね。
だって、フェスやツアーそのものが、
「Tシャツの新着コレクション」になっているのですもの。
アルバムのデザインなんかとシンクロしているときの一体感!
なんだかワクワクしますよね。

そして、今やミュージックビジネスは、
コンサートにそのウエイトを置いています。
だから、グッズはもはやアーティストにとっては、
大事な収入源なんです。
その中でも手軽な値段で買えるTシャツは、
最大の目玉商品です。
実は、Tシャツはその原価も安く、
非常に「利ざや」が大きいんですね。

さらに、Tシャツは、サイズさえ覚えていればだれでも、
「黒のMサイズ!」とかいってポンと出てくるでしょ!
サッサっと買えるTシャツは売る時の時間効率もよいので
短い時間でたくさん売ることができるのですよ。

さあ、今年のフェスの思い出も、ある意味Tシャツ次第!
どんなTシャツを着て行って、
どんなTシャツを買って帰るかを
考えるだけで、ワクワク気持ちが上がりますよね!

亀田リサーチ。
今回は「バンドTシャツ」について徹底研究しました!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月19日

FM KAMEDA 2016年夏のプレイリスト

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第835回目のテーマは…

FM KAMEDA 2016年夏のプレイリスト

====================

今日から「J-WAVE SUMMER OF MUSIC」がスタートしました。
この夏を音楽で彩り、思い出深いものにするために、
各番組のナビゲーター、スタッフなどが、
選りすぐりのアルバム100枚を選びました。
(僕も参加しています!)

今日7月19日から31日までの第一弾は、
ロックで暑さを楽しむ「ROCK'N ROLL CIDER」。

この夏にオススメのロックな曲を
ガンガンお届けしていきたいと思います。
ちなみに僕が選んだのは、
CHEAP TRICK「Cheep Trick at Budoukan」、
RED HOT CHILI PEPPERS「Californication」
です。

みなさんROCK'N ROLL CIDERのほうもお楽しみいただきつつも、
今日は、FM KAMEDAがセレクトした夏の王道。
鉄板の夏洋楽10曲をお送りしたいと思います。

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まず1曲目は…

THE BOYS OF SUMMER / DON HENLEY

イーグルスのメンバー、ドラマーのドン・ヘンリー。
ドラマーながらイーグルス時代から
メインボーカルをとることもあって、
あの「ホテル・カルフォルニア」のボーカルもこの人!
そんなドン・ヘンリーが1984年に放ったヒットが
「THE BOYS OF SUMMER」。
夏の終わりの切ない気持ち、
誰にでも共感できる甘酸っぱい歌詞で大ヒットして
グラミーのベスト・ロック・ボーカルも受賞しました。

当時、僕はハタチ。
このカリフォルニアから届いた、
MTVに胸をときめかせていたぞ!

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2曲めは…

SURFER GIRL / BEACH BOYS

夏の名曲数あれど、やっぱり欠かせないビーチボーイズ。
この曲の入ったアルバム
「サーファーガール」のジャケット写真には
サーフボードを抱えたメンバー達が写っていますが、
肝心のサーフィンは出来なかった…そんな逸話も残っています。

60年代のアメリカの青春を、
そのままスナップショットに収めたような
素晴らしいサウンドですね。

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3曲めは…

Breezin' / George Benson

偉大なギタリストでありボーカリスト、ソングライターでもある
ジョージ・ベンソンのもっとも有名な曲のひとつが、
このインストナンバー「ブリージン」。
ギターのカッティング一つで、青い海。青い空。
そんな夏の爽やかな海辺に吹く風を
見事にイメージさせてくれます。

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4曲めは…

サマーブリーズ / シールズ&クロフツ

1970年代に人気だった男性2人組ソフトロック・デュオ、
シールズ&クロフツ最大のヒットが「サマーブリーズ」。
こちら、1972年にヒットした曲でしたが、
その後アイズリー・ブラザーズがカバー。
こちらのバージョンで馴染のある方もいるかもしれません。
素敵な思い出に満ちた夏の日を惜しむ切ないナンバー。
洗練されたメロディーとハーモニー。
AORの黎明期を感じさせますね。

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5曲めは…

Summertime / Janis Joplin

1970年、27歳でこの世を去った女性ロックシンガー、
ジャニス・ジョプリンの「Summertime」。
(なんだかエイミーと重なるなぁ)

元々はジョージ・ガーシュウィンが
オペラのために書き下ろした曲。
ジャニスは、自分の人生を振り絞るような
素晴らしいパフォーマンスで僕らの心を揺さぶります。
ちなみにこの秋、ジャニスのドキュメンタリー映画が
日本でも公開されます。
音楽ファン必見ですよ!

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6曲めは…

Summer of ‘69 / Bryan Adams

永遠の18歳。 カナダのロッカー、ブライアン・アダムス。
実際の年齢が56歳になった今でも現役バリバリで活躍中ですが、
そんな彼がヒットを連発していた80年代、
1985年のシングルヒットが
「SUMER OF '69 (思い出のサマー)」。
青春時代だった"あの夏の日"を回想する歌詞…
「安物のギターを、指に血がにじむまで弾いた」
って歌詞が超青春してて泣ける!!!
共感しちゃうんですよね〜。

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7曲めは…

クラブ・トロピカーナ / ワム!

今でいうと、1D?ジャスティン・ビーバー?的な???
当時はアイドル視されていたけれども、
その後、アーティストとして評価された
ジョージ・マイケルが相棒、
アンドリューと組んでいたグループ、ワム!
ワム!といえば、冬の大ヒットとして
「ラスト・クリスマス」は永遠に歌い継がれる名曲ですが…
彼らの夏の大ヒットといえば、
こちら「クラブ・トロピカーナ」です。
海辺に打ち寄せる波とか、カクテルとか、
サンゴ礁とか、トロピカルな
「夏」のキーワードが満載!!!

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8曲めは…

サマータイム・ブルース / エディ・コクラン

ロック創成期、1950年代から60年代にかけて
活躍したロカビリーシンガー、
エディ・コクラン。
こちらはその後、ザ・フーやブライアン・セッツァーから
RCサクセションもカバーした、
ロックンロールのスタンダード「サマータイム・ブルース」!
実は、夏の日(サマータイム)の憂鬱(ブルース)を歌った、
ある意味「やってらんねえ」的な「夏の愚痴りソング」です!

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9曲目は…

Lost in love / air supply

AORブーム真っ只中の1980年、
日本でも大ヒットしたオーストラリアのバンド、
エア・サプライのヒット曲が「ロスト・イン・ラブ」。
なんてったってバンド名がエア・サプライ!!
清涼感あふれる空気清浄機のようなボーカルが、
夏を涼しくしてくれた記憶があります。
ちなみにこの曲の入ったアルバム。
ジャケットのカバーがオリジナルでは
都会的なビルをバックにメンバーが立ったものでしたが、
日本で発売されたものは、
真っ青な海に気球が浮かんだもの…でした。

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さあ、最後10曲目にお届けするのは…

時代を超えて、夏を楽しむ気持ちはみんな同じ!

M. Good Time / Owl City and Carry Rae Jepsen

20160719_fm.jpg

Owl City(アダム・ヤング)と
カーリー・レイ・ジェプセンの夏のパーティーチューン。
こうやって聞いてみると、
ビーチボーイズが60年代に提案した、
若者の「夏」が、いつの時代にもしっかり
受け継がれていることを感じます。

今回は夏の名曲をセレクト。
70年代80年代のヒット曲も多かったので、
もしかしたら、若いリスナーの人は
知らない曲もたくさんあったかも!?

でもね、どの曲も、みんなのお父さんやお母さん、
おじいちゃんやおばあちゃんたちが、
デートやドライブの最中聞いていて、
夢中になった洋楽の夏ソングです。
せっかくの「夏」。
今年の夏は一度きりです。みんなで楽しまなきゃ!!!
そんな、夏のさまざまなシーンを盛り上げてくれる
ゴキゲンなサマーソングを選びました。

『FMKAMEDA 2016年夏』プレイリスト。
いかがでしたでしょうか?

こちらブログにもアップしておきますので、
チェックしてみてください。
是非、この夏を音楽で楽しみましょう!!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は恒例企画、亀田リサーチです。
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:19 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月14日

フレンチポップス初級編

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第834回目のテーマは…

フレンチポップス初級編

====================

今日、7月14日は「フランス革命記念日」です。
毎年この日にパリ祭が開催され、
花火の打ち上げ、軍事パレード、
エッフェル塔での音楽祭などで、パリを中心に大盛り上がり!

また、フランスの夏といえば
"長いバカンスと音楽祭"と言われているほど、
街に音楽が根付いています。

そこで今日は、"フレンチポップス初級編"と題して、
フランスで生まれた数々の名曲を
紹介していきたいと思います。

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フレンチポップス初級編、まずはコチラ!

●クレモンティーヌ「男と女」

パリ生まれのシンガー、クレモンティーヌ。
日本ではおしゃれなカフェなどで、
彼女の歌声を耳にする人も多いのでは?
1966年に公開されたフランス映画「男と女」の
大ヒットテーマ曲を、
おしゃれなアレンジでリメイクしたことで、
この曲が再び大人気となりました。

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●シルビィバルタン「あなたのとりこ」

現在71歳、パリ育ちのシルビィバルタンは、
ロック、ジャズ、バラードなど
ジャンルを超えて歌いこなすシンガー。
この1968年に発売された「あなたのとりこ」は、
世界的に広くリリースされ、
日本でも有名になりました。
日本では特にCMに起用されることが多く、
ここ数年間の間でも、
CMに起用されたのは、なんと5社以上!!
まさにCM音楽の女王!

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●ジプシーキングス「Volare(ボラーレ)」

この曲はビールのCMソングとして、
日本でもお馴染みの曲ですよね。
ジプシーキングスは
1978年にフランス南部の都市アルルで結成。
メンバー8人全員がギター奏者で、
フラメンコに南フランスのラテンの要素が入った
情熱的なサウンドが特徴的です。

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●Deep Forest「Sweet Lullaby」

ディープ・フォレストは、
エレクトロと民族音楽を融合させて大ヒット。
彼らの出世作となるのが、この「Sweet Lullaby」。
この曲が収録された彼らの
ファースト・アルバム「アフリカン・コーリング」は、
1993年にグラミー賞を受賞しています。

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●ダフトパンク「Get Lucky」

日本でも大人気のフランス発
テクノポップユニット、ダフトパンク!
2001年にリリースされた「One More Time」は、
フロアアンセムとして、
日本でも長年愛されています。
そして、ファレル・ファレルウィリアムスを迎えて
2013年にリリースした、この「Get Lucky」は、
2014年のグラミー賞で5冠を達成しています。

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ここまで駆け足でフレンチポップスを紹介してきましたが、
ここで私・亀田誠治がセレクトした
"フレンチポップス"をお届けしましょう。
ちょっと懐かしいところで

M. 夢見るシャンソン人形 / フランス・ギャル

20160713_fm.jpg

お送りしたのは、フランス・ギャルで、
「夢見るシャンソン人形」でした。
こちらも、当時の日本の歌謡曲に多大な影響を与えました、
CMでも使われていましたよね!
なぜだか、CMタイアップ率が高いフレンチ・ポップ!

今日7月14日がフランス革命記念日ということで、
フランスの音楽をフィーチャーし、
フレンチポップス初級編を紹介してきましたが…

フランスの国土に比べて、
音楽のジャンルが幅広いのはなぜでしょう。
お答えしましょう!

その昔フランスは、世界中に植民地を持ち、
そのおかげで、たくさんの人種がフランスに流入しました。

さらに、今、イギリスのEU離脱で
何かと話題になるヨーロッパですが、
フランスの隣は大まかにいうと
スペイン、イタリア、ドイツ、スイス、
ルクセンブルク、ベルギーという国と地続きで
人と文化の交流が盛んであったことも見のがせません。
島国気質、ガラパゴス状態の日本と
真逆の条件にあるんですね。

しかも、海をはさんで隣はロックの国イギリス!
そんな地理的、そして歴史的バックグラウンドが
フランスの音楽を豊かにしたのです。

さらに、キリスト教音楽の深い関わりや、
何百年も前の繁栄した王朝時代から、
クラシックやオペラなどが大変盛んでした。
これは、今でもフランスに行くとわかるんですけど、
ありとあらゆる芸術が守られている。
それは、クラシックからDJまであらゆるジャンルの音楽や芸術を
楽しむというフランス人の気質として強く残っています。

パリは、パリコレなど、モードの中心でもあります。
とにかく、昔からたくさんの芸術家、
作家、アーティスト、などが集まった街、
パリは、今でも新しいモードを発信する波動に
満ち溢れています。
さらに、フランス語の響きが、「柔らかくてしなやか」な、
独自の雰囲気を作り出していますよね。
この、言語が生み出す影響って大事です。
縦のリズムを強調するのではなく、
横にしなやかに流れていくフランス語のグルーブが、
音楽や文化にも見事に生かされていると思います。

とはいえ、グローバル化の影響でしょうか。
フランス発の音楽も、フランス語ではなく
英語で歌わたり、DJ文化として様々な音楽をミクスチュアして
世界に発信されることが多くなりました。
最近ではパリっ子でも英語を話せる人が増えています。

60年代70年代のように、
「フレンチポップ=フランス語=おしゃれ」という
方程式は成り立たなくなっています。
逆に、「フレンチ」=「おシャレ」という潮流よりも、
「フレンチ」=「ミクスチュアor最先端」
という潮流が目立ってきました。

今や、フランスの都パリは
ヨーロッパの音楽の中継基地=ハブになっているのです。

----------------------------

僕が感じるフランスの
ミュージックシーンを総括すると、
大きくは3つ。

1 )常に、洗練された新しい自由を追求していること。
2 )その新しさの中に、美しく華やかなものを愛する伝統と歴史が生かされていること。
3 )アフリカ系移民、ラテン系移民という、民族のルーツの集合体が音楽に、とてつもなく大きなうねりとエネルギーを与えていること。

そんなフランスの音楽が、クラシックにはじまり、
ポップ、ダンスミュージックまで、
世界の音楽を、音楽産業を柱としたエンジンではなく、
音楽芸術を柱としたエンジンでひっぱってきました。

つまり、フレンチミュージックには、
根っこに、音楽や芸術、(そしてスポーツもかな!)を
愛する気質が流れている。

僕はそんなフランス発の文化が大好きです。

"フレンチポップスに触れてみたい!"という方は、
ぜひ今日の初級編でご紹介した
楽曲を入門編として聞いてみてはいかがでしょうか。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
さて、来週火曜日、7月19日は、
FM KAMEDAが選ぶ、夏ソングをお届けします!
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:39 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月13日

亀田ロードショー「AMY」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第833回目のテーマは…

亀田ロードショー「AMY」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、最新作からのピックアップです。
今週末、7月16日(土曜日)に
公開となる「AMY」をご紹介しましょう。

「AMY」、この映画は
27歳の若さでこの世を去ったアーティスト、
エイミー・ワインハウスの生涯を追ったドキュメンタリー映画。
僕も大好きなアーティストで、
一足先に作品を見せていただきました。

-----------------------------

1983年、イギリス生まれのエイミー・ワインハウス。
10代でレコード会社と契約を結び、
デビュー・アルバム『Frank』を20歳で完成。
続くセカンド・アルバム『Back To Black』は、
全世界1200万枚のセールスを記録、
シングル「Rehab」の大ヒットもあり、
2008年のグラミー賞で5部門受賞!
一気にスターに登りつめました。

ミック・ジャガー、レディ・ガガ、
ジャスティン・ビーバーからアデルまで
多くのアーティストからも絶賛され、
そして世界中の音楽ファンから愛されたエイミー。
この作品では、ギターを弾きながら歌詞を考えている様子…
プライベートなパーティー…
ライブ直前のバックステージなど、、
貴重な映像や家族や関係者へのインタビューなど、
見応えタップリの作品でした。

それではここで、1曲お送りした後、
映画の見どころ、そして
エイミー・ワインハウスの魅力について
お話ししましょう。

M. Rehab / AMY WINEHOUSE

20160713_1_fm.jpg

依存症のリハビリを歌に。
強烈な歌詞ですよね。

やはり、エイミーの魅力は、その「声」でしょう。
通称僕ら業界でいうところの「声オバケ」です。
その声だけで、エイミーということがわかり、
その声だけで、聴く人を一発でとりこにしてしまう。
つまり、その歌声からエイミーの人生が見えて来る…

さらに、天性なのか、努力して身につけたのか、
JAZZを知り尽くしたグルーブ感。
JAZZ独特の、ブールーノートのような
微妙な音程も自由自在にコントロールし、
自由奔放かつ、常に安定した
素晴らしいボーカルを披露するエイミー。

その実力はビリー・ホリデイや
エラ・フィッツ・ジェラルドの再来と言われたほどです。

気になる映画の中身ですが、
スキャンダラスな部分がニュースになりがちな
エンターテイメントの世界。
その裏で彼女はどんな風に音楽を愛し、
人生を楽しみ、そして悩んでいたのか?

映画の中でエイミーは、自分の人生を
衝動的に歌詞にして、歌にしていただけの少女。
世の中に溢れかえった、作り物の歌に飽き飽きしていた少女。
そんなエイミーは、自分で歌う道を見つけると
もう、それは、音楽の神様にみちびかれるように、
唯一無二の楽曲と、歌声で、瞬く間に世界中を虜にします。

ドラッグ、アルコールへの依存。
恋人と一心同体の関係、
家族のミュージックビジネスへの介入。
瞬く間に、エイミーは、
パパラッチの標的になっていきます。

アーティストだって、
プライベートのある一人の人間なのに、
「正義」と「真実」の旗をかかげて、
傷付いているエイミーをしつこく追い回す、
マスコミとパパラッチ。

この映画の中では、
マスコミの取材やまとわりつくパパラッチに、
どんどん疲弊していくエイミーの姿が収められています。

とはいえ、どんなにつらいことがあっても、
音楽に没頭しているときが一番いきいきとしていたエイミー。
彼女にとって、曲を作り、歌うということが、
まさに生きていることの証だったのです。

トニー・ベネットとのデュエットの収録のスタジオで
リスペクトする超大物アーティストを目の前に、
緊張して、うまく、歌えずナーバスになるエイミーを、
トニーは
「エイミー、やるたびに、よくなっている!一緒に最後まで頑張ろう!」
と励まします。
そんな、エイミー・ワインハウスという
稀有なアーティストを通して、
素晴らしいアーティスト同士の
ハートフルなつながりが観れる貴重な映画ですよ。
友人に愛されたエイミー。
家族を愛したエイミー。恋人を愛したエイミー。
なんといっても、音楽を愛したエイミー。
ほんとうにピュアな女性です。

そして、利益と名声を重視する、
エイミーの父親のマネジメントへの介入。
幼い頃から理想の父親との関係に恋い焦がれていたエイミーは、
父親のいう通りに、無謀な契約やツアーを、
疲弊した体に鞭をうちながら挑んでいきます。

そしてその辛さが、さらにアルコールや
ドラッグの引き金になってしまう悪循環。
その悪循環の中で、エイミーのカラダは悲鳴をあげ
アルコールとドラッグの過剰摂取で、
彼女の心臓は止まってしまったのです。
この映画を見るまで、エイミーの死に、
こんなにも長期にわたる悲しいビハインド・ストーリーが
あるとは想像もつきませんでした。

エイミーの死は、最高のミュージシャンを
失ったことを意味します。
ほんとうに悲しいことですが、
彼女の歌声は、作品になって永遠に残っています。

「FM KAMEDA」、今日は、
今週末、7月16日(土曜日)から
角川シネマ有楽町、
ヒューマントラストシネマ角川ほか、全国ロードショー。
映画『AMY』をご紹介しました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日7月14日は、「フランス革命記念日」ということで、
フレンチミュージックの魅力についてお話しします

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年07月12日

亀田文庫「はじまりの日〜FOREVER YOUNG〜」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第832回目のテーマは…

亀田文庫「はじまりの日〜FOREVER YOUNG〜」

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亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、
感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介しましょう。
今回ピックアップしたのは…
ボブ・ディランの名曲をモチーフに作られた絵本、

「はじまりの日〜FOREVER YOUNG〜」です。

20160712_fm1.jpg

『Forever Young』は、1974年発表の楽曲。
息子ジェイコブ・ディランへ向けて書かれたものですね。
この絵本は、その『Forever Young』の
歌詞のストーリーをそっくりそのまま、
絵本にしたものです。
絵はポール・ロジャース、それに詩人アーサー・ビナードの
日本語訳詩が加わって、子供から大人まで読める、
希望あふれる絵本になっています。

この本は、今年の誕生日に、妻の友人からプレゼントされました。
はじめは「僕に絵本?」と思ったのですが、
実は、ちょうどその頃辛い気持ちになっていた僕の気持ちを、
まるで読み取っていたかのような、
気持ちが救われる、素晴らしい内容でした。

カントリーミューッジックの世界では、
友情と尊敬の証として、一人のアーティストが
自分の大切なギターをもう一人のアーティストに
プレゼントする伝統があります。
この絵本は、一人の少年がそんなふうに、
街角のおじいさんから、一本のギターを渡されるところから
ストーリーがはじまります。

そこからはじまる、少年の人生の旅。
この人生の旅が、『Forever Young』の歌詞に乗って、
様々な登場人物や、歴史的事件、音楽の聖地、
素晴らしい絵とともに進んでいくのです。
ギターを持って、歌い、メッセーッジをかかげて、
毎日を生きて大人になった少年。
さあ、最後にこの少年は、何をするのでしょう。

今日の「FM KAMEDA」では、
ボブ・ディランの楽曲『Forever Young』を
モチーフに作られた絵本「はじまりの日」
をご紹介しています。
ここで1曲お送りした後、
僕、亀田誠治がこの本を読んで感じたこと、
受けたメッセージについてお話しします。

M. FOREVER YOUNG / BOB DYLAN

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「FM KAMEDA」、
一冊の本から素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今日はBOB DYLAN作の絵本。
「FOREVER YOUNG 」をご紹介しています。

心に刻んだ素敵な言葉を少しご紹介させてください。

この絵本の中では、何度も繰り返される言葉があります。

「毎日が きみの はじまりの日
きょうも あしたも
あたらしい きみの はじまりの日」

実は、これは、

「Forever young, forever young, May you stay forever young.」

という「Forever young」で
ディランが繰り返し歌ったことの
意訳なんですね。
なんて素晴らしい解釈なんでしょう!

さらに
「きみの手が ずっとはたらきつづけますように
きみの足が 遠くまで 走っていけますように」
ともあります。

悲惨な事件、憎悪の連鎖のような事件が
毎日のように繰り返される毎日。
僕たちは、こんな「無償の愛」を、
今、僕たち人間は忘れてしまっていませんか?

そこにあるのは、ディランの目から見た、
人生観だったのかもしれないけれど、
それを、そっくりそのまま僕らの人生にあてはめると、
人生もっと楽しくなる。
まさに、ディランの音楽に触れたくなります。

ちなみに、この本には絵本ならではの仕掛けや遊び心が
絵になってちりばめられています。
そこには、60年代から70年代の時代を動かした
「人」、「物」、「こと」が
鮮やかに描かれていて、音楽ファン、
ディランファンには、絵の中に隠された、
たくさんの遊び心を探すのも楽しいですよ。
しかも、巻末にその答え合わせもついていますから、
そっちも読んでみてください。

どんな人に読んでもらいたいかというと、
今、ちょっと落ち込んでいる人には、「元気の素」
として、
なんだか幸せな人には、「感謝の素」
として、
大人が読める、大人がさわやかに泣ける、
希望に溢れた絵本です。

もちろんお子さんにも読んであげてください。
親子で一緒に、大きな愛と夢を持って、
自分らしく生きることの
大切さを教えてくれる、とても素敵な絵本です。

「亀田文庫」、
今回は、ボブ・ディラン作
「はじまりの日〜FOREVER YOUNG〜」を
ご紹介しました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、エイミーワインハウスの映画「AMY」を特集します。
お楽しみに。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 17:44 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年07月11日

ヒット曲製造マシーン! マックス・マーティン

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第831回目のテーマは…

ヒット曲製造マシーン! マックス・マーティン

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マックス・マーティン。
アーティストではありません、音楽プロデューサーです。
いまバックで流れているテイラー・スウィフトの
「SHAKE IT OFF」をはじめ
数々のナンバーをヒット、いやメガヒットに導いている
スウェーデン出身の音楽プロデューサーで、現在45歳。

その活躍は、ACE OF BASEの
プロダクションに関わったことからスタートしていて
J-WAVEでも彼の手掛けた曲がオンエアされない日はない!
と断言してもいいほどヒット曲を量産しています。
それでは改めてどんな曲を手掛けているのか、聞いてみましょう!

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♪I WANT IT THAE WAY / BACKSTREET BOYS
♪BABY ONE MORE TIME / BRITNEY SPEARS
♪IT'S GONNA BE ME / N'SYNC
♪IT'S MY LIFE / BON JOVI
♪SINCE YOU BEEN GONE / KELLY CLARKSON
♪SO WHAT / P!NK
♪TEENAGE DREAM / KATY PERRY
♪WHAT THE HELL / AVRIL ALVIGNE
♪WE'RE NEVER EVER GETTING BACK TOGETHER / TAYLOR SWIFT
♪CAN'T FEEL MY FACE / THE WEEKND
♪DANGEROUS WOMAN / ARIANA GRANDE
♪SEND MY LOVE / ADELE
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いかがですか? スゴいでしょ!
そして、もしかしたら意外な曲も
マックス・マーティンの手掛けた仕事と
再確認したものがあったのでは?

それでは、ここで…
マックス・マーティンの手掛けた作品の中から1曲お送りしましょう。

M. Teenage Dream / Katy Perry

20160711_fm.jpg

さぁ、ここからは、
マックス・マーティンのすごさを説明していきますよ。

まずは…
マックス・マーティンの魅力、その 屮櫂奪廛垢らの引用」!

<♪ CAN'T STOP THE FEELING / JUSTIN TIMBERLAKE>

この曲、初めて聞いた時、僕は鳥肌が立ちました。
実はこの曲、ビージーズの「ジャイブ・トーキン」への、
アツいオマージュが込められているんです。
ちょっとビージーズのジャイブ・トーキンを聞いてみましょう!

イントロの16ビート。
ベースライン。
キャッチーな「踊ろう」メッセージ。

ビー