2017年03月27日

亀田サイエンス〜奇跡を起こす音楽

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第967回目のテーマは…

亀田サイエンス〜奇跡を起こす音楽

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先日、僕が見ていたある音楽サイト
BARKS(2月21日付け)に、
うれしいニュースが載っていました。

その記事とは…

The 1975のシンガー、マシューの父で
俳優のティム・ヒーリーは去年の春、
ドラマの撮影中に気分が悪くなり、
その後、昏睡状態に陥ってしまいました。
その数日後、彼は意識を取り戻したそうですが、
実は、昏睡状態にあるとき、ティムの奥さんが、
息子のバンド音楽をかけ続けていたそうなんです。
ティムはインタビューの中で

「僕が昏睡状態にあるとき、息子の音楽をかけ続けてたって言われた。アルバムを繰り返し繰り返しね。数日後、僕は微笑み始め、意識が戻ったんだ。だから、僕をこの世に呼び戻したのは息子の音楽だ」

と、答えています。

BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
きょうは亀田サイエンスと題して、
音楽が起こす、素敵な奇跡について、
お届けします。

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続いて、こちらは、2011年におこった音楽の奇跡です。

イギリスで、7歳の女の子、
シャーロットちゃんは、脳出血で倒れ、
昏睡状態になっていました。
家族も、お医者さんも、
もう回復する事がないと思い諦めていました。
そんなとき、ラジオから、
シャーロットちゃんのお気に入りの
ADELEのRolling in the Deepが
流れて来たんですね。
お母さんは、シャーロットちゃんのために、
その曲を口ずさみ始めたとき、
なんとシャーロットちゃんは「微笑んだ」
そうなんです。
奇跡が起きた瞬間です。
数日後、シャートッロちゃんは、
ベッドから起き上がれるようになり、
退院し、障害は残ったそうですが、
ダンスのレッスンを受けられるまでに回復したそうです。

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アメリカで、認定音楽療法士の佐藤由美子さんは、
ホスピスで、音楽療法をおこなっていました。
佐藤さんは著書
「ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽」(ポプラ社)
の中でこう書いています。

佐藤さんは、アルツハイマーを患うハーブさんという
昔、ジャズシンガーだった80歳の男性に音楽療法を行います。
しかし、ハーブさんの症状は悪化し、
ほとんど話すこともなくなり、
言葉を認識する能力さえ失ってしまったそうです。

ところがある日奇跡が起こります。
佐藤さんがジャズを何曲か弾いたあと、
最後に「What a wonderful World」を唄い、
時間がきたので佐藤さんが帰ろうとしたとき、
「君のために唄うよ」と、後ろからハーブさんの声がした!
振り返ると、人懐っこい彼の笑顔があった。
最後のセッションから2日後、
ハーブさんが亡くなったという知らせを受けた。
この曲は、昔、ハーブさんが良く歌っていたと言う事でした。

では、こんな音楽がもたらす素敵な奇跡、1曲お届けした後、
現役の脳神経外科医の菅原先生に、
音楽が人間に影響を与えるメカニズムについて
伺います。

M. What a wonderful world / Lius Armstrong

20170327_fm.jpg

2012年のap bank fesで、
不慮の事故で半身不随になって懸命にリハビリ中の
rougeの奥野さんの動画と、ステージ上の僕ら
Bank Bandがセッションした大切な曲です。
ルイ・アームストロングのように歌う、
パワフルな奥野さんの歌声と、
櫻井くんの歌がひびきあい
「きぼう」と「愛」の波動を広げていました。

★ 菅原道人さん ----------------

菅原道人と申します。菅原脳神経外科クリニックで医院長をしています。専門は、脳神経外科をやっています。音楽が体に与える影響は、ある特定の音楽を聴くと、特定の情景を思い出す。音楽と言うのは、閉ざされた記憶の扉をあけるカギのような役割がある音楽を治療に使えないかと考えた方がいて、最初は第一次世界大戦のトラウマに関して使われたのが最初と言われている。その後、認知症や、その他の様々な患者さんに応用されている。
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お話を伺うのは、脳神経外科の菅原さんです。
よろしくお願い致します。
先生も言ってましたが、音楽を聴くと、
過去の情景を思い出す、
これはみなさん誰もが体験している事でしょう。
ぼくも、音楽と記憶ってすごいつよい結びつき
があるように思います。
続いては、菅原さんに、
人と音楽の関係性についても伺っています。

★ 菅原道人さん ----------------

音楽療法と言う分野があり、資格を持った、音楽療法師よって提供される治療法の一つ。音楽って言うのは様々な効果があり、高齢者の方に、なじみの音楽を歌ったり、演奏させたりすると、コミュニケーション能力が上がったり、認知力が上昇したりする作用がある、発達障害などの子供には、いい影響を与えたり寝たきりの方に、刺激を与えることがある。リウマチ、癌などの痛みや不安感が改善されるといわれている。
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また、先程、THE 1975にまつわるお話でも
あったように、音楽診療が多くの成果を
出している事についても伺っています。

★ 菅原道人さん ----------------

色々な音楽療法の成果がある。日本においては、音楽と運動を組み合わせた大阪芸術大学の野田先生と言う方がいらっしゃるのですが、その方が、くも膜下出血などで植物状態になった26人の方に音楽運動療法をおこない、大半の方が改善したと言うのが論文になっている。
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菅原先生がおっしゃっいた

「音楽と言うのは、閉ざされた記憶の扉を
あけるカギのような役割がある」

というのはとても合点がいきますよね。

誰もが、音楽を聴いて、昔の思い出や記憶や
匂いがフラッシュバックすることって
ありますものね。

そして、今回の取材を通して、
何よりも、音楽そのものが、
脳をすごく刺激する魔法に溢れている
ということがわかりました。

音楽は、「感動」という、「生きるエネルギー」を
人間の脳に焼き付けているのですね。
素敵な音楽を作らなければ!
と思います。

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明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
亀少年物語〜アーティストのトレードマークをお届けします。
お楽しみに!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:55 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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