2017年03月07日

美しき人生 〜ジョージ・ハリスン〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第957回目のテーマは…

美しき人生 〜ジョージ・ハリスン〜

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ビートルズのメンバーの中で誰が一番好き?
こんなことを問いかけられたら、
迷わず ジョージ・ハリスン!
と、僕は答えたでしょう!
で、"答えた"といったのは、なぜかと言うと、
僕は、THE BEATLESが好きになった少年時代、
ジョージ・ハリスンに夢中だったんです!
THE BEATLESの楽曲は、
本当にジョージから入ったといっても過言ではない。

ジョン・レノン、ポール・マッカートニーという
本来同じバンドにいるのが奇跡の様な二人を擁したビートルズ。
しかし、その二人にも引けを取らない
優秀なソングライターでありミュージシャンが
ジョージ・ハリスンでした。
ボーカリストとしても秀逸。

ジョンやポールのシャウトするボーカルに対して、
ジョージのボーカルは優しく、甘かった。
しかもどこか憂いがある。
だから、something や
while my guitar gentlyweeps
のような名バラードが生まれたのです。

残念ながらジョージは2001年に
この世を去ってしまいましたが
ビートルズを含め、ジョージの残した音楽遺産は
この先もずっと残っていきます。

そんなジョージ・ハリスンが残した13枚のアルバムが、
SHM-CD&紙ジャケット仕様で
リイシューされ明日リリースになります。
オリジナル・アルバムに加え、
1991年に行われたジャパン・ツアーの模様を収めた
「ライブ・イン・ジャパン」も!

…というワケで、今日は、
僕なりにジョージ・ハリスンの功績について
お話ししたいと思います。

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レノン=マッカートニーという世界で
最も有名なソングライターと同じバンドに在籍した
ジョージ・ハリスンでしたが、
そのビートルズでも多くの名曲を残しています。

「タックスマン」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」
「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」…

ポールのようなキャッチーさではなく、
ジョンのような実験性やメッセージでもなく
美しいメロディを書き、ギターを通じて
音楽を掘り下げるということに尽きるのです。
目立たなかったぶん、誠実に音楽に取り組んだ。

ビートルズ時代からミュージシャン同士の交流が
盛んだったと言われるジョージ。

ボブ・ディラン、レオン・ラッセル、
ビリー・プレストン、ラビ・シャンカール、
エリック・クラプトン、エルトン・ジョンなど、
ソロ・アルバムやコンサートには
優れたミュージシャンが参加しています。

とくにエリック・クラプトンとの友情は
知られているところで、
80年代にツアーをやらなかったジョージを
エリック・クラプトンが誘い、
17年ぶりのコンサートツアーを
なんと日本で開催しました!
(なかなかステージに立ちたがらないジョージを
励ましたのはエリック・クラプトンだったそうです。
涙…)

その優しく温和な人がらと、
イギリス人らしいユーモアのセンス。
何よりも、一番ハンサムでした。
僕は、青盤のジャケットで動物園で
ビートルズの4人が並んでいるショットがあるのですが、
幼ないながらにジョージって
ハンサムだなーって思っていましたよ。

M. クラウド・ナイン / GEORGE HARRISON

20170307_fm.jpg

1991年に日本で行われたライブから。
ちなみに、演奏は当時のエリック・クラプトンバンドです。

George Harrison - Lead vocals, guitars
Eric Clapton - Guitar, backing vocals
Greg Phillinganes - Keyboards, backing vocals
Nathan East - Bass, backing vocals
Steve Ferrone - Drums
Ray Cooper - Percussion

改めてジョージ・ハリスンの音楽の功績に迫ってみます。

ジョージ・ハリスンの最大の魅力は、
ソングライターとしての作曲のセンスです。
そしてそのセンスを生かして、
何よりも最高のメロディアスな
リードギタリストとしてビートルズを支えました。

交流のあったクラプトンや、ジミー・ペイジも
素晴らしいギタリストでしたが、
彼らの根っこにあるのはブルースギターです。

一方、ジョージはまるで歌メロのような
美しいギターソロを弾くのです。

ジョージのギタープレイは、アドリブではないんですね。
まさに、ギターソロまで作曲されているのです。
さらに、そのセンスはソロだけでなく、
バッキングギターにも生かされています。
ビートルズ時代からジョージのバッキングは、
アレンジされていて美しい響きを持っています。

そのバッキングがなければ、
その曲が成立しないギターを弾くんです。

さらに、ジョージは音楽的好奇心が強かった。
インドまで渡ってシタールをラビ・シャンカールに教わり、
ビートルズではいち早くシンセサイザーを導入。
このように、ビートルズ時代もソロになってからも
好奇心を音楽で表現したジョージ。
80年代になっても、トム・ペティや
ジェフ・リン、ボブ・ディランなどと交わり、
トラベリング・ウイルベリーズを結成。
ルーツミュージックをPOPに表現しました。
名脇役と主役の両方をはれるところが、
ジョージの音楽性そして人間性の
なせる技だったのです。

ビートルズ時代の作品も素晴らしいですが、
もしかしたらビートルズ時代、ジョンとポールという
二人の天才に挟まれ発揮できなかった才能が
いかんなく発揮された、ジョージのソロ時代の輝きに
改めて注目してみてはいかがでしょうか?

ジョージ・ハリスンがアップルレーベル、
そしてダーク・ホース・レコーズに残した
13枚のアルバム、
紙ジャケットでのCDリイシュー盤、明日発売です!

【ジョージ・ハリスン】

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最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:45 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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