2017年03月23日

音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督 編〜(GUEST : 加藤マニ)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第966回目のテーマは…

音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督 編〜(GUEST : 加藤マニ)

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様々な専門職の方々の力で成り立っている音楽業界。
ラジオ局のスタッフ、レコード会社のスタッフ、
コンサートに関わるスタッフ… 様々ですが、
実際はどんな事をやっているのか? その仕事にどんな情熱を傾けているのか?
音楽業界のお仕事を「FM KAMEDA」が紹介する! そんな企画です。

今回注目するお仕事は… 『ミュージックビデオ監督』


亀田:近年、CDや配信サービスではなく、まずは、動画共有サービスで最新音楽を聞く!という方も多いのではないでしょうか?そのときの付きものというと"ミュージックビデオ”ですよね!今日は、そんなミュージックビデオを作っているお仕事に注目!…というワケで、この方にお話を伺いたいと思います。ミュージックビデオ監督の加藤マニさんです!こんにちは!

加藤:こんにちは。加藤マニです。宜しくお願いします。

亀田:ようやくお会いできました!

加藤:本当に嬉しいです。

亀田:今から僕の抑えきれないこの興奮を伝える為に加藤さんが1年間どんなミュージックビデオを手がけているか紹介しますね。加藤さんが今までに手がけたアーティストは、SISTER JET、Superfly、SOIL&"PIMP"SESSIONS、クリープハイプ、キュウソネコカミ、フレデリック、高橋優、GLIM SPANKY、夜の本気ダンス などなど、数多くのアーティストのミュージックビデオを手がけています!もうどれも素晴らしいですよね。

加藤:ありがとうございます。

亀田:加藤マニさんが、この仕事に就くことになったきっかけってなんですか?最初から目指していたんですか?

加藤:そうですね。自宅にビデオカメラが結構転がっているような家で、父親がそんなに専門職じゃなかったんですけど、当時のアナログのビデオカメラがなんとなく置いてあって、それを結構自由に触れるような環境ではあって、それで小学生ぐらいから。

亀田:小学生!?

加藤:そうなんです。自由研究どうやってやったらいいか、みたいなテレビ番組があって、それでコマ撮りのアニメをやったらいいんじゃないかっていうプログラムがあって、面白くてずっと作っていたぐらいから、あんまり将来の夢が変わらずいて、でも音楽のビデオは、今思い出そうとするとポケットビスケッツのイエローイエローハッピーが確かその時の番組で、バラエティ発信のバンドだったのですが、いよいよこの後プロモーションビデオ公開です。ってCMまたいで、その間なんでこんなにワクワクしてしまうんだって思ったのが、多分。

亀田:でもこれはお家にカメラが転がっていたっていうことですもんね。

加藤:そうですね。ラッキーだったと思います。

亀田:で、ミュージックビデオの監督っていうと、よく「カット!」とかそういうイメージでなんとなくお仕事をしているような雰囲気っていうのはラジオ聴いている人もイメージできると思うんですけど、どんなことを具体的にやっているのか教えていただけますか?

加藤:まず、曲と歌詞をいただいてそれを読んで、結構歌詞に合わせることが私は多いんですけど、それで歌詞からもどういうお話にするのか、それともお話じゃなくて光がどんどん足されていくとか、ビジュアルの方なのかお話の方なのかお芝居してもらうのかとかを企画をして、私絵コンテを描けないので文字で全部書くんですね。それで例えばイントロが0秒〜5秒までがイントロの一回し目で、5秒〜10秒までがイントロの二回し目とかで、その時にどういうことが起こるっていうこと…

亀田:文字で書く!?

加藤:はい。

亀田:絵コンテ使わないのはなぜなんですか?

加藤:絵コンテはそもそもデッサンとかが出来ない場合に遠近感とかが凄い正確に描けていたりすると絵コンテって意味がありそうな気がするんですけど、なんとなく棒人間が横に2人並んでますみたいに描いてしまって、安心してその通り撮っちゃうと、ちょっと構図的に間が抜けてしまうっていうか。

亀田:魂が注がれてないみたいな?

加藤:そうなんですよね。字だと「ケンカをしだす」って書いた時に、その場でどういう風な向きでケンカをしてもらうか決めちゃって、その人っぽいケンカをやってもらって、こっちから撮ろう!みたいにすることが多いです。

亀田:なるほどね。絵コンテにしちゃうと映像のイメージが具体的すぎちゃって演じるそのアーティストの方々がそれに縛られちゃうっていうか、それよりも本人がケンカをするっていうならば「俺たちこういうケンカだよな」とか自分のイメージでやったほうが面白いものが出来るっていうことなのかもしれないですね。ちなみに僕ね、加藤さんってバンドマンの表情とか弾きっぷりを引き出して撮るのが凄い上手だと思うんですけど、噂によるとご自身がバンドをなさっているという…?

加藤:そうですね。やっています。

亀田:バンドはどんな感じのバンドなんですか?

加藤:フォークなシューゲイザーみたいな感じです。

亀田:フォークなシューゲイザー!?なるほど!俯きがちですか?

加藤:そうですね。でも出来るだけ楽しく演奏しているように見えるようには演奏しようとはしています。

亀田:加藤さんにまつわる曲を1曲かけたいんですけど、多分加藤さんがミュージックビデオを撮っているアーティストはきっとミュージックビデオを見た方がはやいと思うので、今日聴く曲は実は加藤さんの活動されているバンドの曲を1曲聴かせていただきます。

M. beach / lowtide

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亀田:「FM KAMEDA」今日は「音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督編」。多くのアーティストのミュージックビデオを手がけている、加藤マニさんにお話しをうかがっています。これね、今日のラジオを聴いてもそうですし、加藤さんの撮られた作品を見て、いつかは私も僕もミュージックビデオの監督をしたいって考えている人もたくさんいると思うんですけど、まずそう人たちに向けて、仕事にしていく上で1番気をつけていることとか心得ってありますか?

加藤:”カメラ転がっている”で思ったんですけど、もう今ってどの家にもスマートフォンが転がっているから、全然今始められることではあるような気もしていますし、直接バンドと知り合いになれなくても何かしら、最近Twitterとかでも自主制作で作られている方とかもいらっしゃるので、皆さん見る機会は多いので、自分が作ったものとこの人が作ったもので随分差があるなと自分も思うことがあったんですけど、それで諦めて捨てちゃうよりはちゃんと今はこれが精一杯です!っていう感じで完成させることとか。

亀田:今の自分のベストをとにかくどんな環境でも作り遂げる!それを繰り返していくと「あっ!お前ちょっとうちのバンドのミュージックビデオ撮ってよ!」なんて言われたりしてそこから広がっていったりとかもあり得るってことですね。「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」今日は、「音楽仕事百科」と題して、ミュージックビデオ監督として活躍している、加藤マニさんにお話しをうかがいました。ありがとうございました!

加藤:ありがとうございました。

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【加藤マニ】

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最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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